<   2012年 03月 ( 35 )   > この月の画像一覧




会社との面談を欠席する

就労後の聴覚障害者問題(Q社)

2012年3月30日(金)

朝から一日中、立ち上がるとめまいが続いたので、
仕方なく寝たきりだった。
会社に連絡を入れる必要があったが、座っていても
頭がふらつくので、何もせず、すぐ寝た。

今の日記も、夜10時を過ぎてから、打っている。
今からでも、会社にも簡単に打つことにした。



==========================


M 様

今晩は。
本日は体調がかなり悪く、行けませんでした。
朝から何度か起きましたが、その度にめまいが非常に激しく、
歩くこともできないので、外出そのものが無理です。
座っていても、かなりふらつくほどです。

薬をたくさん飲んでいるので、血圧は正常値を保っていますが、
副作用のためではないかと思うので、
安静にして様子を見てから、
どこかの病院に行こうと思います。

ですので、まずは体調の回復を優先させていただきたいと思います。

以上、ご連絡までに。
外出できるほどに体調が回復しましたら、再メールさせていただきます。




==========================
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-30 18:00 | C.クレジットカード会社

障害者は、永遠の子ども?

『哀れみはいらない―全米障害者運動の軌跡』(著者: ジョセフ・P. シャピロ /現代書館)

 →http://booklog.jp/users/miyamatsuoka/archives/4768434185

(参考)臼井久実子
 →http://www.yuki-enishi.com/guest/guest-020529-1.html


「彼女の意志は「保護」の名のもとに尊重されなかった。「障害者が子ども扱い」
されていることに他ならないのではないだろうか。障害者の権利を擁護してきた
弁護士、故ティモシー・クックは言った。
永遠の子どもとしてしか、私たち障害者はみられていないのです」」



「職場内障害者授産施設」という言葉を
聞いたことがありますか?

実は、この言葉は、障害者の就労後問題が書かれている
本に載っていました。
健常者の考えた、目には見えない障害者授産施設のことで、
つまりは、おかしな、不当な「特別扱い」です。

健常者は障害者に対し、特別に優しくしてあげている
つもりだったのかもしれませんが、障害者本人にとっては、
それは非常な精神的苦痛だったという告白がなされていました。

私も今の会社で、同様の経験をし、精神的苦痛を味わってきました。
自分だけ他の人と違う仕事で、誰にでも出来る、
ごく単純な仕事ばかりを与えられて

「ゆっくりやっていていいですよ」

という言葉をかけられた自分の気持ちは、むしろ屈辱的でした。

「なぜ障害者だけ、そのように扱われなければならないのだろうか?」

そう思って、会社の上司をはじめ、先輩にも、何度もわけを聞きました。

しかし、そのわけは誰も話してくれませんでした。
なぜか「人事に聞いて」と言われ、そして人事に聞くと今度は

「上司に聞かなければわかりません」

と言われました。
そして、上司が苦し紛れに言った言葉には、
今度は一貫性がなく、言っていることとやっていることとが違う、
と感じました。
だから、私のこの疑問に対する答はずっと、
会社ではたらい回しにされ続けていたのです。

とうとう私は不審に思うようになり、

「健常者は口にこそ出さないが、これは障害者差別なのだろう」

と感じました。
それは、ある本に載っている「職場内障害者授産施設」を
話した障害者の状況と、同じだったのです。

健常者は、障害者を永遠の子どもとしてしか、
見ていないのではないでしょうか。
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-28 00:48 | 哀れみはいらない

会社から、嫌な面談の通知

就労後の聴覚障害者問題(Q社)

2012年3月27日(火)

人事総務部から面談通知があった。
正直、自分は行きたくない。
そこでまた精神的な抑圧、苦痛を受けるから。

おそらく会社は、私を辞めさせるつもりだ。


===============================



■ 様

お疲れ様です。
表題の件、3月の面談を以下にて実施いたします。

          記

1.日時 :3月30日(金) 15:00~
     15:00に受付前ソファーにてお待ちください

2.場所 :社内

3.面談 :Y部長、M

よろしくお願いいたします。
                    以上
∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥∴‥
株式会社■
人事総務部 人事グループ  M
電話   :     (内線:)
社用携帯:
FAX:
mailto:

■区■町■-■-■ 


===============================
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-27 18:00 | C.クレジットカード会社

六本木ヒルズ回転ドア事故から8年

今日は六本木ヒルズ回転ドア事故から8年、溝川涼君の命日です。
事故現場に設置された献花台に花が供えられていました。

森ビルは、毎年、涼君の命日に業務中、全従業員が黙祷を捧げ、
役員は妙定院へ供養にも行っていると思います。
こうして、事故を永久に風化させない努力を続けていると思います。

昨夜のニュースでも、東京大学名誉教授・畑村洋太郎氏が
主催している危険学プロジェクト
(→http://www.kikengaku.com/public/aisatsu/top.htm)
の研究成果として

「本質安全を考えていなかった」

と話していました。
万一挟まれた場合のことを考えて設計(本質安全)しておらず、
「事故を防げばいいんだ」というセンサー(制御安全)のみに
頼りすぎていたことが、死亡にいたる重大事故を招いてしまった、
という見方です。
安全性を調べるテストが不十分だったと考えられ、
回転ドアの稼動後になってから、そのセンサーにも死角が見つかり、
メーカー側は改善の必要に気づいたのですが、
今度は管理会社の森ビルが

「回転スピードをもっと上げろ」

と言って聞かなかったとか。

営利目的優先、大人の身勝手なことが招いた死亡事故です。

安全の考え方には本質安全、制御安全の両方が必要ですが、
実用化には本質安全が真っ先に大切でした。

原発と同じです。
万一、全電源喪失した場合、どうやって速やかに冷却させるか、
という本質安全にかかわることを、日本の技術者はあまり真剣に
考えていなかったわけです。

森稔前社長が3月8日に亡くなられたという。
前社長は六本木ヒルズ安全対策本部長でしたが、あの事故後

「二度と回転ドアは使わない」

と言い、森ビル管理下の全てのビルから、回転ドアを速やかに撤去し、
安全性の高いスライド式ドアへ変更しました。
それからは、施設の安全を回復できたと思います。

原発は、そう簡単にはいきませんが、周辺に住みたいと思った
人は減ったのかもしれません。
そういう影響も考えられると思います。
原発のある地域は、果たして、何の影響もなしに存続し続けられる
でしょうか。

a0196876_21195133.jpg

a0196876_2120498.jpg

[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-26 21:26 | 六本木ヒルズ回転ドア事故

洋菓子技術講習会での情報保障はどうするか?

聴覚障害者がパティシェを目指すには、
健聴者よりもいろいろな努力が必要です。

例えば、修業中、自分の仕事場で技術を磨くだけでなく、
仕事が休みの日にも、洋菓子技術知識を増やすために
洋菓子技術講習会に通うことも、努力方法の一つです。
そのときに情報保障はどうしますか?

手話・要約筆記通訳は原則、主催者が準備・費用負担する
ことになっていますが、何も知らない相手にいきなり

「情報保障をお願いできますでしょうか?」

と頼んでも、向こうは聴覚障害者情報保障について、
何も知らないわけだから、うまくいくはずがありません。
相手方が準備に失敗して、自分が損するのは目に見えています。

ですから、やはり自分で情報保障を準備するつもりで、
講習会に申し込んだほうがいいでしょう。

この場合、できれば要約筆記のほうがいいのではないか、
と思います。
なぜなら、講師の実演と手話通訳の両方を見ながら覚え、
理解する自信がありますか?
さらに、講師配布のレジュメも見ながら、ノートも取れますか?

できる人ならば、この問題はありませんが、
出来ないという人はやはり、隙を見てチラッと見ることができる
ノートテイク要約筆記のほうが断然いいです。

この他に、手話通訳者だと目立つので、他の受講生が気になって
集中できなくなる、と言われてしまう可能性もあると思います。

洋菓子講習会は、まずとにかく、実演をしっかりと見ることが
非常に重要です。
それは他の受講生だって同じで、会場内で目立つ手話通訳が
全員に気になってしまうのは問題だと思います。

けれども要約筆記だと、自分の目を離せる時だけ、
いつでも情報保障をチラッと見れるので、
安心して実演を見ることに集中できますし、
他の受講生も全く気にならないので、
他の人へ配慮する心配もいりません。

また、洋菓子講習会は午前と午後にまたがる、1日講習会になる
場合が多いのですが、それでも午前1名、午後1名の派遣で充分です。

普通の講演会などでは2名派遣で途中交代するのですが、

洋菓子講習会は実演が多く、そのときは講師もあまり喋らないので、
要約筆記者は1名で足りるわけです。

他に注意したいことは、どのような情報保障をして欲しいか、
派遣センターへ事前に依頼しておくことです。
その分野が得意な要約筆記者を選んでもらうためにも、です。

特に通訳で注意して欲しい点を、きちんと要望しておくことも大切です。
要約筆記だと、説明を全文で筆記することはできないので、
何かは省かれると思います。
例えば原文が

「このように、メレンゲの気泡をできるだけつぶさないように、
ていねいに混ぜます」

という説明文だったとしましょう。
これを、要約筆記だからといって、

「メレンゲを混ぜる」

だけだったら、大変な抜け落ちになってしまいます。
洋菓子講習会の場合、手法や結果(結論)だけ書けば
いいものではないと思います。
技術習得で重要なのは、特に過程も、できるだけ詳細に
知ることだと思います。
これが何も書かれていない通訳では、技術講習会に参加する意味も
半減してしまいます。
何割ぐらい混ぜるのかも、書いてあるのとそうでないのとでは、
講師とそれを見ている受講生とで、意味の取り方、
重要度も違ってきてしまいます。

この場合、最低でも

「メレンゲをできるだけつぶさないように混ぜる」

の説明は必要です。
ですから、「どのように」の説明もできるだけ盛り込んでもらうように、
通訳者に要望してみましょう。

実演を見るだけでわかる場合もありますが、講師は見ただけではわからない
ポイントを声で説明している場合だってあります。
それに、着席場所によっては、受講生にはよく見えない場面もあります。

「生クリームを4分立てにする。
「4分立て」とは、ホイッパーですくい上げたときに、
ホイッパーのワイヤーに、クリームがわずかに引っかかって
見えるぐらいです」


は、ほとんど見えないので、この音声説明があったら、
聞こえる人だけにしかわかりません。
通訳にきちんと書いてもらうしか、知る方法はありません。


この場合、理想の通訳は
製法を先に書いて、後に余っている時間で、
「どのように」を書いてくれることです。

「生クリームを4分立て
          ↑
      ホイッパーのワイヤーにわずかに引っかかって見えるぐらい。」


それと言い忘れていましたが、専門用語を説明しておくこと、
通訳の質を上げるためにも略記の工夫もしておくこともよい手段です。
耳の聞こえる通訳者でも、初めて聞く言葉は聞き間違えたり、
書けなかったりすることがあるからです。
要約筆記者でも、フランス語表記は苦手でしょう。
講習会が始まる前に、レジュメに目を通してもらうことも必要です。

このように、聴覚障害者も通訳の上手な使い方も身につける必要があります。
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-21 22:54 | 情報保障・通訳

聴覚障害者に通訳を用意しなかった警察署の理由とは?

聴覚障害者に対する情報保障の問題点(日記から)

2012年1月11日(火)

『聴覚障害者に通訳を用意しなかった
S警察署の理由とは?』

自殺未遂事件で警察署の取調べを
受けていたときのことである。

警官Aは残り、警官Bは去った。
そして警官Cが入ってきて、私に何かしゃべり
出した。
しかし、私はCが何を言っているのかわからない
ので

「紙とペンを持ってきて」

と頼んだ。
Cは持ってきて

「ほらよ!」

という感じで、私に紙とペンを渡そうとした。
それで私は、言った。

「私が書くんじゃない。
話をするあなたが書くのです」

と言ったら、嫌がって怒っていた。
それで私も怒った。

双方、噛み合わない口論をしたような感じになった。
そこで私は「通訳を呼んで」と言った。
警官Cはそれも嫌がった。

そこで、神奈川県警で、ろう者への職務質問に
手話通訳を拒否し、一方的、勝手に聴取を進めて
いた失態があった、という話しをした。

「このまま通訳も筆談もなしで聴取を続けるという
ならば、私は後でマスコミに言うぞ」

と言った。
それを言ったら、通訳を呼ぼうとしていたらしい。

ところが、警官Aが

「補聴器を持っていないの?」

と聞いて、私のカバンの中を調べ、補聴器を探し
出したので

「つけろ」

と言った。
警官Aは

「聞こえるか」

と聞いた。
私が

「聞こえる」

と言った途端、その警官は

「通訳は要らない」

と言った。
ところが、その次にネクタイをした警官Dに交代し、
Dが話し始めたら、何をしゃべっているのかわから
なかった。
それで私は、

「聞き取れないので、ゆっくり話して下さい」

と頼んだ。
しかしDはうなづくだけで、全然その通りにはして
くれない。
もう一度頼んだ。
それでも、Dはゆっくりとしゃべってくれなかった。

少し聞いた後、さらにもう一度、頼んだが、
それでもゆっくりと話してくれなかったので、
私はもう諦めた。

聞いているフリをするだけだった。

このDは、私が補聴器で聞こえている、
と思っているらしい。








============================


〔参考記事〕


聴覚障害者の交通事故被害
 神奈川県警、手話通訳要請を放置


 先月十一日午後、中原区井田中ノ町で、聴覚障害のある
女性(48)=同区=が交通事故に巻きこまれた際、女性が
県警の「メール一一〇番」や現場の警察官に手話通訳者
派遣を何度も要請したにもかかわらず、要請が放置されて
いたことが十三日、分かった。

聴覚や言語に障害がある人が事故などに巻き込まれた場合、
県警の通訳センターが手話通訳を派遣するシステムがあり
ながら、稼働しなかった。

 現場は片側一車線の県道。中央線を越えた対向車が、
女性が運転する乗用車と接触した。
中原署は事故相手の男性(71)を自動車運転過失傷害の
疑いで書類送検した。

 女性は事故直後、県警の「メール一一〇番」に、計三回、

「今、事故がありました。
私は耳が聞こえません。
手話通訳を派遣してください」

と携帯から送信したが、「どうしましたか」という返信が来る
だけで、手話通訳者は来なかった。
現場に来た警察官にも、何度も手話通訳派遣を頼んだが、
通訳は来なかった。

 取材に対し、中原署は

「現場の警察官は手話通訳を派遣する制度を知らなかった」

としたうえで

「筆談と身ぶりでコミュニケーションは取れた」

と説明している。

 一方、女性は

「身ぶりで事故状況を説明しようとしたが、警察官が私の顔の
前で手を振ったり、人さし指を口にあてて『しーっ』という身ぶり
をした。
圧迫を受け屈辱的だった。
差別されたと感じた」
としている。

 女性が所属するNPO法人「川崎市ろう者協会」が十二日、
聴覚障害者の知る権利や発言する権利が奪われ、人権を侵害
したとして中原署に抗議文を提出。
手話通訳派遣制度の周知徹底などを求めた。
同署は

「おわび申し上げる」

と陳謝したが、県警通訳センターの対応も問題化しそうだ。

(2011.8.14 東京新聞)



============================

[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-21 19:00 | 情報保障・通訳

就労後ミスマッチ―職域差別は誰の責任か?



就労後の聴覚障害者問題(Q社)

2012年3月21日(水)

『就労後ミスマッチ―職域差別は誰の責任か?』

私がQ社に入社したのは、2010年10月です。
その一ヶ月前に、二次面接があって、それが終わってすぐに、
就業場所を見学させてもらいました。

そこでの仕事が、私が入社してから行う仕事だと
説明してくれました。
ですから、そこにいる皆と一緒に働くのだと思って
いました。

10月に私と同時入社した人もいました。
その他に9月から入社していた人もいたようですが、
それは入社時期の個人の都合のためだったようです。

私よりも後に、他部署からの異動で入ってきた人も
いました。
そんな状況で、初めは皆で一緒に(先輩も後輩も
あまり関係なく)
仕事をしていたのですが、日が経つにつれてすぐに、
私だけが他の人とは違い、初日と同じ単純労働
ばかりをやらされていることに気づきました。

私は次第に

「これは職域差別ではないのか」

と、疑問に思うようになりました。
そこで、S課長にこのことを聞いてみたのです。

けれども、S課長の言うことには一貫性がなくて
納得できず、その疑問はむしろ、
職域差別であるとの確信へと変わってゆくだけ
でした。


『聴覚障害者が、就労後に直面する職域差別』
〔2011-07-28 20:49〕
参照。


『課長の聴覚障害者に対する職域差別』
〔2011-09-14 22:08〕
参照。

『会社側と3対1の面談 結果は、聴覚障害者の大幅譲歩に』
〔2011-09-27 20:38〕
参照。


『聴覚障害者は、健聴者の仕事道具か?』
〔2011-10-08 23:06〕
参照。

残念でしたが、ここから会社と私との間に溝が
出来始めていたのだと思います。
事実は否定できません。

しかし、その事実を受け入れるということは、
被害者にとっては大変な苦痛なのです。
それを会社は全然わかっていません。

会社はそれにも気づかず、そのままコミュニケーション
を取り続けていたために、両者の間にある溝は
どんどん深くなっていきました。
差別による被害者と加害者とでは、
こんなにも違うんだな、
と感じさせられてしまいました。

確かに、人事の人の言うことや、
入社時の会社の説明では、

「今ここで見せている、こういう仕事をやっていただく」

ということは、理解できます。

しかし、そこには健常者向けの仕事内容と、
障害者向けの仕事内容とに仕切られている、
ということまでは、入社して働き続けるようになる
までは気がつきませんでした。
「職場内障害者授産施設」の存在に気がつかないほうが
当たり前です。


『障害者は、永遠の子ども?』
〔2012-03-28 00:48〕
参照。


会社によっては、後になってこういうトラブルに
ならないために、雇用契約書に主な仕事内容を
具体的に明記しているところもあります。

しかし、Q社の場合は、雇用契約書に仕事内容は
明確に記載していませんでした。
そして、見学での期待とは反対に、
障害者の職場内授産施設として、
目には見えない枠を設定し、
そのなかに障害者を押し込んでいたのだと思います。

これが、Q社の障害者職域差別だと思います。
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-21 18:00 | C.クレジットカード会社

企業が障害者を雇う最大メリットとは



企業が障害者を雇う最大メリットとは


就労後の聴覚障害者問題(Q社)

2012年3月19日(月)

会社の人事部長に、

「あなたを雇用し続けるメリットはありません」

と言われたことがあります。
リストラです。

しかし、それはどうしてなのか、
すぐにはわからなかったので、
しばらく考えていました。
そして、事業者への障害者雇用助成金の
支給要件を思い出して、やっとわかりました。

ある障害者は、次のように言っています。

「就労後、2年までは大切にしてくれる。
(雇用してもらえる、という意味)」

私も、ちょうど2年になります。

今は自宅待機命令期間で、労働はしていませんが、
会社の命令なので給料はもらえることに
なっています。
そしてそのまま、おそらくは長くても今年の
雇用契約期間満了までは、自宅待機命令が
続くらしい。

ということは、会社はそれまでは給料を払い続ける
ことになります。
会社はなぜ、このようにするのだろうか?

理由がないのにこのようにすることは、
絶対にありえません。

労働基準監督署に相談しても

「このようなことはありえない」

という。
だから、これには必ず理由があるのだ。


〔当ブログの参照記事〕

『労働基準監督署のアドバイス』
〔2012-02 -10 18:00〕


『ハローワークに報告・相談』
〔2012-02-24 21:10〕


その理由こそ、会社は障害者雇用助成金の
支給要件を満たし続けて、
助成金を確保するためなのだとわかります。

雇用して最大2年間は助成金がもらえるので、
それを利用しきりたい、というわけでしょう。
その間は、障害者へ支払う給料の半分以上が、
助成金が財源だから、というわけなのです。

当ブログ

『障害者雇用助成金の問題点』
〔2012-02-01 19:47〕


参照。


もし会社が、その財源を捨てるようなことを
すれば(=障害者を解雇すること)、
会社は全額負担で障害者に給与を払わなければ
ならなくなります。
だから、会社は雇い入れた障害者は2年間、
籍だけでも残しておきたいのだろう。
そうやってハローワークに助成金申請をするつもりだ。
こう考えれば、全てのつじつまが合う。

要するに

「助成金が出なくなる2年を超えてまでは、
障害者を継続雇用するメリットはない」

という意味で、人事部長は言ったのだろう。
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-19 18:00 | C.クレジットカード会社

すれ違う理解

Q社での就労後問題(日記から)

2012年3月18日(日)

後悔しても何もならないが、Q社に入っていなければ、
私はこんなに傷つくことはなかった。
Q社は、聴覚障害者のことを何もわかっていなかった。
今だって、わかろうともしない。

職場実態は(財)全日本ろうあ連盟が、
その著書に書いている通りだった。
しかし、これがこんなに自分を傷つけるとは、
私も始めは想像できなかった。




========================



「身体障害者の雇用についての法律は1960年、
身体障害者雇用促進法の制定があります。
しかし、積極的に障害者を雇用する企業もあれば、
義務ではないので我関せずという企業もありました。
そこで1976年には納付金を納めることになったのです。
この為、多くの企業が特に新しく設備を作る必要のない
聴覚障害者を積極的に雇用し始めます。
しかし、しばらくすると聴覚障害者雇用の難しさに
気付き始めます。」
(厚生労働省手話奉仕員養成講座『手話教室 入門』
財団法人 全日本ろうあ連盟出版局
/2003年7月25日 第11版発行)




========================




私がQ社の面接を受けたのは、2010年8月上旬の、
ハローワーク・ミニ面接会が最初だった。

それから約1ヵ月後の9月上旬に二次面接があり

「9月16日から就労できますか?」

と聞かれた。
私は、そのときに勤めていた会社を辞めなければ
ならないので

「10月16日からにしたいです」

と伝えた。
つまり、会社には聴覚障害者の受け入れ準備に
十分な期間があったと思う。
しかし、いざ入社してみると、聴覚障害者対応と
言える合理的配慮は全くなかった。
会社側は、それを平等と考えていたのかもしれない。
これは、何も特別な配慮ではなく、東京大学にも
女性用トイレをつくるのは当たり前なのと同じことなのだ。

なぜ、会社は聴覚障害者を雇用すると決めていながら、
受け入れ準備をしなかったのだろうか。

それから私は問題点を指摘し、要望を続けていった結果、
会社も労組も事の重大さを理解したのか

「障害を持つ方にも気持ちよく働いてもらうために」

と改善に乗り出していった。
しかし、会社も労組も、またも私の言っていることを
勘違いした。

聴覚障害者差別を職場環境と勘違いしたのだ。

このせいで、一層理解とは難しいものであり、
またすれ違いが私の心を大いに傷つけていった。
それが健聴者には、誰にもわからない。
誰も理解してくれないという事実が、私を一層孤独感に
沈めてしまい、苦しめていた。
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-18 18:00 | C.クレジットカード会社

会社で聴覚障害者が情報・コミュニケーション保障を求めると…

『難聴者の生活goo』

 →http://blog.goo.ne.jp/hearingrabbit

のラビット氏は

『働くことのコミュニケーション保障』
(2012-03-18 10:45:51)

のなかで、次のように言っています。

「自分は33年間務めて要約筆記がついたのはたった3年だけだった。」


「(ようやく情報保障がついたのは)永年勤めたご褒美のようなもの」

だとの感想が、以前にも吐露されていました。

私は、勤務一年間の実績ですが、情報保障が得られたのは、
たった1回です。
その後、会社を実質的にクビになりました。
(名目上は「雇用契約の更新なし」という「雇止め」か、勧奨退職)

情報・コミュニケーション保障の要望は正しいが、
最終決定権を持つ会社役員は聴覚障害者と接点がなく、
理解が乏しいため、真剣に考えようとしないようです。
人事部や労働組合に説得するだけでは、どうしようもない。

障害者雇用も、もともとは法定雇用率がなくて、
障害者雇用がさっぱり進みませんでした。

ところが、法定雇用率&違反金&助成金が設定される
ようになってからは、ようやく1.6%台に上がりました。

(それでも、法定雇用率は1.8%で、30年以上もの間、
一度も達成されていません)

職場での合理的配慮は当然ですが、
そのためにお金のかかる情報保障を求めると、
厄介者扱いされるだけでなく、
真っ先にリストラ・メンバーに入れられる可能性があります。

また、厚生労働省は他の障害者の雇用支援については、
様々な目的の支援金制度があるのに、
聴覚障害者の情報・コミュニケーション支援を目的とした
支援金制度が用意されていないのはなぜなのだろうか?

厚生労働省の支援体制と会社の姿勢との両方に、
問題がありそうです。
[PR]



by bunbun6610 | 2012-03-18 17:55 | 情報保障・通訳(就労)

ある聴覚障害者から見た世界
by bunbun6610

カテゴリ

全体
はじめての方へ
街風景
自然風景
祭典
動物
食べ物
食べ物(ラーメン)
食べ物(カレー)
sweet
製菓の話
お酒
観光(北海道)
観光(関東)
観光(四国)
観光(中国)
観光(九州)


薔薇
紫陽花
聴覚障害
聴覚障害者心理
ろう者世界
難聴・中途失聴
難聴の記憶
手話
コミュニケーション能力
手話言語法
補聴器、福祉機器等
情報保障・通訳
情報保障・通訳(就労)
情報保障(テレビ字幕)
国連・障害者権利条約
社会
人権、差別
障害者問題・差別
原発問題
六本木ヒルズ回転ドア事故
バリア&バリアフリー
医療バリア&バリアフリー
障害者の経済学
運転免許制度への疑問
哀れみはいらない
だいじょうぶ3組
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』
就職活動・離職
就労前の聴覚障害者問題A
就労後の聴覚障害者問題B
C.クレジットカード会社
D.伊レストラン
E.大手カー・ディーラー
F.最大手パチンコ店
G.順天堂
H.カラオケ店
就労後の聴覚障害者問題I
M.大手ディベロッパー
R.五つ星ホテル
Z1.クレジットカード会社
職場の回想録
ブラック企業と障害者雇用
聴覚障害者版サムハル
Eテレ『バリバラ』
生活保護を考える
年金・無年金障害者の問題
人気記事(再掲)
雑談
未分類

検索

ブログパーツ