カテゴリ:聴覚障害( 132 )


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13203431458


聴覚障害の方に質問です。耳マークは役に立っていますか?

ID非公開さん
2019/2/1319:26:31

聴覚障害の方に質問です。
耳マークは役に立っていますか?
私は、ろう者の学生で、通学用のカバンの他に外出ようの
カバンにも耳マークをつけはじめましたが、
耳マークは、どんなことに役立ちますか?
私は、聴覚障害と 分かってもらうためにつけました。




========================




耳マークとは?
https://www.zennancho.or.jp/mimimark/mimimark/



これと同じ類のことを、以前に友人の聴覚障害者と
議論したことがあります。
そうしたら、耳マークを提示しても健聴者から

「耳マークって、何?」

という反応をされるだけ、の場合が多かったという。

だからもし私だったら、これを聴覚障害者に聞くより、
健聴者に

「耳マークって、ご存知ですか?」

と聞いたほうが、認知度やお役立ち度の現状がよくわかっていい、
と思う。

「見たことならある」

という人はいても、意味についてはほとんどの人が
知らないと思う。
せいぜい、

「ああ、キミは聴覚障害者なのか。
もうわかったよ」

という程度の反応しかないと思う。
「わかったよ」という反応をしつつも、何の配慮も思いつかないのか、
その後は全く相手にされなくなってしまう場合がほとんどです。
自分がお客様の立場とかでない限りは。
聴覚障害者からお金を頂く時だけなら、
筆談してくれると決まっているようなものでした。


職場で耳マークが公認になっている事業所もありましたが、
そこでも同じく、何の役にも立っていませんでした。



·〈障害者差別解消法〉形式的合理的配慮とは? ―順天堂の違法事例
[ 2018-04 -23 23:01 ]
https://bunbun6610.exblog.jp/238476849/




参考に、全日本ろうあ連盟では、別のマーク(手話マーク・筆談マーク)
を考案し、普及活動を行っています。

https://www.jfd.or.jp/2016/12/01/pid15854



ついでに、世界ろう連で認めている団体のマークは、これらしい。

http://www.wikiwand.com/ja/%E8%81%B4%E8%A6%9A%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85


しかし、マークばかり増えてて、聞こえない人たちへの理解や、
マークの普及までは難しい、というのが現状のようです。
これが、

「聴覚障害は理解されにくい障害」

ということなのです。
車椅子障害者へのバリアフリーは目に見える形で現れるので
わかりやすいし、行政から予算さえ出れば実現が可能なのだが、
聴覚障害者へのバリアフリーは、かなりの「相手個人頼み」だと
いえるし、理解にはやはり、膨大な時間がかかるバリアフリー
なのです。


私の場合は、上記のような不都合があるので、
今では耳マークは全く使用していません。
それよりも、私の場合はしゃべれる聴覚障害者なので、
自分で

「耳が不自由なので、これに筆談でお願いします」

と直接相手に伝えて、自分の携帯用筆談ボートを差し出しています。
このほうが相手の理解も速いし、問題解決するので。
耳マークを使う、提示することよりも、聴覚障害者バリアフリーを
具体的に伝える伝道師になったほうがいいと、私は思います。

欲を言えば、国が聴覚障害者に身体障害者手帳を交付するだけでなく、
公認のマークも一緒につけたら、社会にもっと聴覚障害者理解が
深まると思うのですけれども、国はまだまだそこまでは考えていない
ようで・・・。
その点は非常に残念なのではないかと思います。
by bunbun6610 | 2019-02-15 23:30 | 聴覚障害

昨日、『たけしの家庭医学 名医のセカンドオピニオン』
(TBSテレビ、毎週火曜日放送)
https://www.asahi.co.jp/hospital/
を観た。
毎週観ているわけではないが、毎回よくある筋で、
患者が病院を転々として、本当の病名と適切な治療法を
探す経験が結構ある。
最初にかかった病院で診断された結果を、
「ファーストオピニオン」というらしい。



ファースト・オピニオン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファースト・オピニオンとは、検査や治療を受けるに当たって、
患者が主治医から聞く意見のこと。
第1の意見。
主治医から見た場合には、検査や治療を開始するとき患者に
行う説明のこと。
セカンド・オピニオンと対比される言葉。
医療分野以外でも使われることがある。

インフォームド・コンセント(説明と同意)またはインフォームド
・デシジョンのためにファーストオピニオンは重要である。
主治医との話し合いという側面があり、ファーストオピニオンは
1回きりのものではなく、場合によっては2回目、3回目もありうる。

各種臓器のがんでは、主に生検組織診で病理診断がなされ、
画像診断の結果等も総合して確定診断となる。
部位等の条件によっては細胞診断が確定診断となることもある。
主治医から病理診断結果を含む確定診断が説明され、
治療方針等が伝えられるがこれが、ファーストオピニオンに
相当する。

たとえば病変部の臓器を摘出する場合は、摘出前に、
根拠となった病理診断を確認することが重要である。
病理診断を担当した病理医が病理診断科等で顕微鏡像を
示しながら病変を説明する場面も増えており、
これもファースト・オピニオンの一種である。

ファースト・オピニオンが十分であったとしても患者にとっては
他の専門家にも確認したいという要望が生じるのは当然であり、
別医療機関の専門家に求める意見がセカンド・オピニオンである。
なお、同一医療機関内での専門家の意見を聞くことは、
チーム医療の範囲であり、ファースト・オピニオンと呼ぶほうが
適切と考えられる。



しかし、ファーストオピニオンで完治しない、それどころか、
命にも関わるのではないかと思うぐらい重症化してしまう
ケースもある。
そこで疑問に思った患者は、別の病院の医師にも診てもらいたい、
と思うようになる。
それが、「セカンドオピニオン」であり、
『たけしの家庭医学 名医のセカンドオピニオン』の
事例だそうだ。


昨日の内容も、病気こそ違っても、過去に観た事例と同じ
パターンだった。
ファーストオピニオンでは、科学的な根拠もなく、
医師の汎用的な治療経験(これに凝り固まってしまって
いるみたいだった)、勘や推測だけで判断し、
様々な治療法を試してみるだけ。
「数撃ちゃ、当たる」方式だ。

私のかかりつけの医師も、そういうろくでもないやり方で、
毎回、下らないアドバイスをしては、次第に薬の種類や量を
変えたりするだけ。
それで一向に良くならない。
信用できないので、もうやめてしまった。

しかし、名医は可能性のある病気全てを想定し、
それを調べる検査を必ずしている。
つまり、客観的論理的に、まるで犯人を見つけるかのように、
正確な病名を探し当てていたのである。
そして、その結論から、適切な治療法を選び、
患者を治していたのだった。

名医は本人だけでなく、付き添っている奥さんからも
問診(もんしん)し、よく注意して聞いていた。
「白髪が急に増えていた」
「顔が真っ青になっていた」
など、一見、胃の病気とは全く関係のないことまでも
思い出させていたのだった。
緻密な問診の結果、再度の内視鏡検査でも、
緻密に調べたところ、病名を突き止める証拠を見つけ出したのが、
この名医の業だった。

このテレビを観ていると毎回、子どもの頃から聴覚障害だった
自分のことも思い出す。

もうだいぶ昔のことだが、私も、最初の医師からは
「耳の中を掃除すれば治る」
と言われた。
それから後の医師も
「治せない。補聴器を試してみなさい。
ここを紹介するから」
と言って、新宿リオンを紹介された。
しかし、当時の補聴器は性能が低すぎていて、
どうにもならなかったのを、今でもよく憶えている。
さらに、後でわかったことだが、この医師は身体障害者認定医
だったのである。
それでも、聴覚障害のことは一言も伝えられなかった。
そして、私が就職できず、短時間アルバイトを掛け持ちして
生活していた頃に、テレビドラマでの手話ブームがあり、
それを知って、耳の聞こえない人が世の中には他にもたくさん
いること、その人たちはろう者(聾唖者)と呼ばれていて、
手話という言語を話す、ということも知った。
そして、それを覚えるには、手話サークルなどがある、
ということも知った。
そして私は、手話サークルに行ってみることにした。
当時の手話サークルは、今よりもずっと高レベルだったのを
思い出す。
ろう者が指導に直接関わっており、その指導は厳しかった。
しかし、厳しいといっても、諦めずに何度もやり続けるろう者の
姿勢の方が、ずっと大変だっただろう。
そのうち、ろう者が何度もやって見せるのは大変なので、
ビデオカメラで撮影し、一度やった後は、ビデオを繰り返し見て、
わからない部分はどこか探し出して、そこだけをまたろう者から
解説してもらう、というやり方に変わっていった。
今の時代では、ろう者は指導に関わらなくなってきているらしい。
だから、健聴者が教えやすい、日本語対応手話が圧倒的に
なってきているのではないか、と思う。

話が本題から反れてしまったが、実はこの手話サークルが、
私の聴覚障害にとってのセカンドオピニオンになったのである。
サークルに行くと、手話指導・学習はそっちのけで、

「あなたはろう者ではない。
難聴者だ。
でも絶対、聴覚障害者だと思う。
もう一度、聴覚の検査をしてもらったら? 
今度は役所の福祉課に言ったほうがいいよ」

というアドバイスをしてくれたのである。
そして役所でも身体障害者認定医ではなく、
県のリハビリセンターへ私を連れてゆき、
聴覚の検査を受けさせた。
その結果、すでに聴覚障害者になっていたことが
判明したのである。

こんなケースが私のほかにも、まだまだたくさんある
のではないだろうか。
この情報が参考になれば幸いである。





【関連記事】


·身体障害者手帳のない聴覚障害者(難聴者)は、どうやって就職するのか?
[ 2013-01 -16 18:00 ]
https://bunbun6610.exblog.jp/17137010/




·身体障害者認定医がいる病院を調べるには
[ 2013-01 -17 18:00 ]
https://bunbun6610.exblog.jp/17155683/
by bunbun6610 | 2019-02-06 07:39 | 聴覚障害


Fの随想録
『“聴覚障害者と音楽パフォーマンス”』
〔2018年09月25日(火) 18時05分33秒〕



私の場合で言えば、以前に

「実は、自分は音楽が大好きだ」

と書いたのは、

「聞こえなくなってしまった今となっては、
健聴者のようにステレオやBGMなどで、
音楽を耳で聴く行為」

という意味ではなく、

「昔聴いたことのある音楽を頭の中で再生
する行為が好きだ」

という意味なのである。
だから、健聴者が言うような「音楽が好き」とは、
意味が異なってしまって(変容してしまって)
いるのだ。
これは、中途失聴者に近い者ならではの感想
なのかもしれない。



下の話も、音と重要な関連がある事実だと思う。



Fの随想録
『“損する聴覚障害者 ~ホラー映画~”』
〔2018年8月14日(火)21時22分44秒〕


昨日は台風24号の列島縦断がありましたね。
健聴者は怖くて眠れなかったのかもしれませんが、
暴風の音が全く聞こえない私はむしろ、
ぐっすりと眠れました。
by bunbun6610 | 2018-10-01 08:56 | 聴覚障害

難聴の疑似体験

難聴の疑似体験


·聴覚障害者を疑似体験する方法
[ 2013-02 -28 18:00 ]




これは当ブログではよくランキングに入るほど、
アクセス数が多い記事だ。
しかし、下の記事も読んでみて下さい。


他の聴覚障害者の説明例。


香聾館
『25.疑似体験』
http://blue.ribbon.to/~korokan/exhibition/essay/25.html


>「ろう者の聞こえは、感音性難聴か、あるいは混合性難聴だ。伝音性難聴のろう者というのは、まずいない。ところが、だ。手話教室の一部では、耳栓をして、聞こえにくい状態の疑似体験をさせることがある。これは、伝音性難聴の疑似体験だ。感音性・混合性難聴の疑似体験にはならない。ろう者への理解に対して、一体どれほど効果がある疑似体験だというのか?」



>「実際には,耳栓をして音が小さく聞こえる状態イコール難聴の状態,というような単純なものではありません。難聴の種類にもよりますが,たとえ音が聞こえてもその音は歪んで聞こえるため,何の音なのか弁別することが難しいという問題があります。そのため,残念ながら耳栓の使用だけでは本当の意味での難聴疑似体験とはいえないということを踏まえておいてください。」




>「もちろん、聞こえに問題がある人々の全てが感音性・混合性難聴ではない。伝音性難聴の人々もいる。彼らを軽視するのは良くない。さりとて感音性・混合性難聴の疑似体験は、できないのだから仕方がない、というのも間違っているように思う。聞こえの疑似体験は難しいが、言語習得の困難さの疑似体験は、簡単にできる。」




>「ラジオ: まいにちロシア語……周波数をずらして、ひずんだ音声を聴く」





私も、これを読んで「素晴らしい」と思った。
やはり、聴覚障害のことは、聴覚障害者が著した著作物の方が、
圧倒的に優れている。



さらに、他の難聴者・中途失聴者の説明では、例えば、

「不完全なパソコン・キーボードで打ち込まれた文字を
見ているような感じ(聴覚情報)になる」

とかもあった。


難聴でも成功できる
『「よく聞こえない世界」とは?~難聴を体験する』
https://nancho.mimiral.com/index.php?%E3%82%88%E3%81%8F%E3%80%8C%E8%81%9E%E3%81%93%E3%81%88%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F


これは、森 達也監督『FAKE』にも出演されている
聴覚障害者が著したブログだ。


私の場合は、子どもの頃は

「壊れたラジオ
(というか、同調が不完全なラジオ番組。
昔のラジオはデジタル式ではなく、
同調するまでダイヤルを手動で調整するタイプだった。)
を聴いているような感じ」

だと、周囲の人に説明していたが、
健聴の大人には納得してもらえなかった。
健聴者は多分、

「そもそも、壊れたラジオから音が出るのか?
音が出ていることがわかるなら、なぜ聴こえないのか?」

と疑問に思っていたのだろう。



大人になって社会に出てから、私は会社の上司に勧められて、
ドラゴンスピーチを初めて試したことがあった。
その結果が、実は下の記事に収められている。



·健聴者が感音性難聴障害を、音声認識ソフトで疑似体験する
[ 2012-01 -15 23:08 ]




このドラゴンスピーチの認識力と、私の聴覚障害
(ただし、補聴器を装用した場合でのケースで)
が、かなり一致するのである。
健聴者が、難聴障害における聴こえの体験をすることは
難しい。
だが、聴こえていても理解できない、ということが実際に
起こりえる、ということはわかるだろう。
ドラゴンスピーチの場合は、ソフト側の問題点に起因している。
このソフトの不具合が、聴覚障害者の聴神経とか、
その他の聴覚障害の原因に相当していると考えてよいのでは
ないだろうか?
以上、私なりの仮説ではあるが。



しかしまぁ、「難聴の疑似体験」をインターネットで検索して
調べたことを参考に論文を書き、大学に提出していたなんて、
ガッカリだ。
学者などの卵と呼ばれる人(健聴者)たちが、
そんなセコいことをしているとは。

聴覚障害者の大学生が自らの体験で論文を書いたほうが、
よっぽど障害者福祉の役に立つと思うが。
by bunbun6610 | 2018-09-15 00:49 | 聴覚障害

聴覚障害者には手話を?

一般財団法人 全日本ろうあ連盟
『厚生労働省へ聴覚障害者の福祉施策ならびに労働及び雇用施策について要望書を提出』
掲載日:2016/01/15

https://www.jfd.or.jp/2016/01/15/pid14467

より、一部抜粋。(以下)



「現・手話協力員要領
(イ)手話協力員の委嘱に当たっては、所期の目的を達成しうるよう、都道府県民生関係部課ろうあ者の団体等の協力を得て、適格者の選定を行い、ろうあ者に対する就職指導業務の計画的かつ円滑な実施を図ること。
 ↓
修正意見
(イ)手話協力員の委嘱に当たっては、所期の目的を達成しうるよう、都道府県民生関係部課、聴覚障害者団体等の協力を得て、適格者の選定を行うとともに、都道府県民生関係部課もしくは聴覚障害者情報提供施設、聴覚障害者団体等を手話協力員の派遣窓口とし、聴覚障害者に対する就職指導業務の計画的かつ円滑な実施を図ること。」



「⑤ 難聴者、中途失聴者の情報保障のために、要約筆記の活用にも同じように助成金が利用できるようにしてください。」

手話を第一言語とするろう者にとって、1対1の場面(面接等)では、口話・筆談だけのコミュニケーションでは自分の思いを十分に伝えることが出来ません。1対複数の場面(朝礼・会議・研修・資格取得等)では尚更です。
 聴覚障害者にとって、職場における情報アクセスの保障やコミュニケーション・意思疎通の保障は、就労継続上、必要不可欠です。この障壁から仕事内容の幅が広がらない、昇給・昇進の機会が奪われ、強いては人間関係にも大きく影響を及ぼします。
 しかし、「手話通訳担当者の委嘱助成金の制度」は、聴覚障害者の情報保障の唯一の制度であるにもかかわらず、現在の助成内容では、時間が長くなる会議や研修の場合、事業所負担が重くなり、本人のスキルアップのための研修が受けにくい現状にあります。
 また、年間助成額に上限があるため、情報保障の範囲も限られたものになり、複数の聴覚障害者が複数の部署に配属されている場合は、更に情報保障される内容が限定されています。それぞれの聴覚障害者が自分の能力を十分に発揮できるように、1回の助成額と年間利用額の見直しが急務です。
 事業所は障害者雇用率をきっかけに採用しているため、2014(平成26)年4月改定以降、聴覚障害者に情報保障が必要と気づいても、雇用後10年を過ぎていた例がいくつもあったことから、事業所や職業安定所に利用の周知徹底が必要です。」


「6.聴覚障害者等ワークライフ支援事業を国の制度として新設してください。
また、雇用・労働分野における聴覚障害者専門の相談支援体制の整備拡充のために、聴覚障害者情報提供施設でも職場適応援助者(ジョブコーチ)事業を拡充してください。
(1)現在、大阪府の独自事業として実施されている聴覚障害者等ワークライフ支援事業は、就職前後の聴覚障害者(重複聴覚障害者を含む)に対して、個々のニーズに応じた雇用・労働相談・支援を行い、聴覚障害者の職場定着に成果を上げています。
聴覚障害者の就労面での相談支援機能の充実を図るため、聴覚障害者等ワークライフ支援事業を国の制度として実施してください。
(2)聴覚障害者が就職してからの職場定着支援として、ジョブコーチ支援事業を現在、全国50ヶ所の都道府県に設置されている聴覚障害者情報提供施設でも実施できるようにしてください。
(3)聴覚障害者の職場定着を確実なものとしていくために、聴覚障害者がコミュニケーションや意思疎通に不安を感じることなく、職場定着指導や職業相談などが受けられるよう、ジョブコーチの条件に「手話ができる」ことを明記し、ジョブコーチ養成のカリキュラムに「手話」を取り入れてください。

「7.全国に約300ヶ所設置されている障害者就業・生活支援センターが聴覚障害者にとって利用しやすくなるよう、聴覚障害者の相談や職業訓練等のために手話通訳者を配置する派遣費を予算化し、情報アクセスの保障やコミュニケーション・意思疎通の保障の体制を整備してください。
(説明)
 聴覚障害者にとって、公的な就労相談の場所である職業安定所と障害者就業・生活支援センターでは、筆談対応が中心とした支援が多く、手話を第一言語とする聴覚障害者にとっては利用しにくく、相談支援機能が十分とは言えません。聴覚障害の特性に理解を持った手話通訳者の配置を整備してください。」




================================





以下、「何で?」と疑問に思ったこと。


この団体が用いている「ろうあ者」「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」「聴覚障害者」の言葉の定義とは?
適切に使い分けているのだろうか?
有名障害者団体の声明によって、社会に誤解が起きると困るが・・・・。

聴覚障害者ジョブコーチには手話を?
では、要約筆記ができるジョブコーチは?
「現在はいない」と聞いているが・・・・?
要望はなし・・・?
要約筆記では仕事が少ないから、手話通訳者になり変わる人も、
いるんだよねぇ・・・。
そうなってしまう責任は誰?






【関連記事】


·なぜ手話ができない聴覚障害者が多いのか?
[ 2014-07 -19 18:30 ]






·聴覚障害者についての誤解と、手話言語法
[ 2014-06 -22 18:30 ]







1.平成17年版 障害者白書の概要 - 404 Not Found - 内閣府
www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h17hakusho/gaiyou/sy05...
2018/09/01 · 視覚障害者のうち点字を使用する者は10.6%で、重度の視覚障害者でも17.3%に止まっており、音声での情報提供が不可欠な者も多い。 聴覚障害者のうち手話を使用する者は15.4%で、重度の聴覚障害者でも23.0%に止まってまって ...






2011年1月
·NOTES 「聴覚障害・難聴に関する学習の現状と効果」
研究開発室 水野 映子
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/note/notes1101a.pdf





REPORT
Spring 2010.4
聴覚障害・加齢等による難聴に対する理解
―コミュニケーションに関する一般生活者の知識・意識と対応―
研究開発室 水野 映子
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/report/rp1004b.pdf





·要約筆記者って、どんな勉強・練習をしているの?
[ 2018-05 -09 18:30 ]




>「現・手話協力員要領
(イ)手話協力員の委嘱に当たっては、所期の目的を達成しうるよう、都道府県民生関係部課ろうあ者の団体等の協力を得て、適格者の選定を行い、ろうあ者に対する就職指導業務の計画的かつ円滑な実施を図ること。
 ↓
修正意見
(イ)手話協力員の委嘱に当たっては、所期の目的を達成しうるよう、都道府県民生関係部課、聴覚障害者団体等の協力を得て、適格者の選定を行うとともに、都道府県民生関係部課もしくは聴覚障害者情報提供施設、聴覚障害者団体等を手話協力員の派遣窓口とし、聴覚障害者に対する就職指導業務の計画的かつ円滑な実施を図ること。」



そういえば近年、ハローワーク専門援助第二部門では、
手話が出来ない職員が増えている(手話が出来る職員がかなり減っている)。
そのため、手話を使う聴覚障害者(主に、ろう者だが)にとっては、
確実かつ円滑な相談業務を受けられないケースが増えている。
こうした現状から、各地でもろう者から要望があった可能性も
否定できないだろう。




>「聴覚障害者にとって、職場における情報アクセスの保障やコミュニケーション・意思疎通の保障は、就労継続上、必要不可欠です。この障壁から仕事内容の幅が広がらない、昇給・昇進の機会が奪われ、強いては人間関係にも大きく影響を及ぼします。」


上記の問題点の実例と判例(大阪)
·三菱東京UFJ銀行の聴覚障害者差別裁判の判決(2009年4月)
[ 2012-04 -03 21:26 ]

by bunbun6610 | 2018-09-08 08:57 | 聴覚障害

北海道大地震で思うこと

北海道大地震の犠牲者の方へ、
お祈り申し上げます。
各地の一日も早い復旧を願います。


北海道の地震が震度7と知って、驚いた。
2011年3月11日の東日本大地震規模だ。


大規模停電と聞いて、

「自分がそこにいたらどうすればいいのか?」

と考えてしまった。

聴覚障害者にとって最大の問題は情報障害、
コミュニケーション障害だといわれている。
それは健聴者とは違い、目から情報を得ることに
依存している。
だからもし、暗い時間に停電まで起きたら、
どうするのか?
懐中電灯があれば大丈夫だと言えるのか?
決して「大丈夫」だとは限らないだろう。

仮に、健聴者が親切に筆談をしてくれたとしても、
それは暗い場所では見づらいだろう。
懐中電灯を使ったとしても、見づらいだろう。
つまり、音声のようにいつでもどこでも、
すぐに確実に伝わるとは限らないのだ。

電気を使う電光・液晶パネルからの情報も、
完全に失っていた。
その時、どうすればいいのかわからなくなってしまう。

聴覚障害者だけ自然と後回し、そして放置されてしまう
ことも十分にありうる。


もし、山で生き埋めになったら、もう終わりだ。
助けを呼ぶ声は出せても、救助者の声は聞こえない。
終わりだ。
その時は、私はあっさりと、生き延びるのを諦めよう。

いざという時には、自分で逃げられるのが聴覚障害者だが、
自分がこうなると、あっけなく死んでしまう。
意外と弱いんだなぁ、聴覚障害者は。





【参考情報】

https://ameblo.jp/mikiandou/entry-11873673352.html



読売新聞記載のお知らせ
「聴覚障がい者災害時の困ること
 S・O・S~災害時支援マニュアル」

2014-06-08 13:24:18
テーマ:
聴導犬 聴覚障害者
本日の朝、ある生徒さんの母親から数年ぶりのメールが届いた。

「安藤先生に会うことができてうれしいです」

え?会っていないのに、何を言ってるのかな?と思ったら・・・

「読売新聞に載っている安藤先生を見て、嬉しかった」とのことでした。

あ!そうだった!あわてて、読売新聞を購入に走りました。

この生徒さんの母親からお願いされたお陰でMAMIEを設立したのです。

このお母さんのメールの力ってすごいですね。。。。
私はいろんな人に支えられてきました。本当にこのお母さんをはじめ、いろんな方々に支えられて・・・本当に恵まれております。

読売新聞の記者である本部さんも何度かメールを頂き、いろいろ考えて下さり、このような記事ができたのはお礼を申し上げます。

新聞の力というのは昔から変わっておりません。
現在は新聞紙だけでなく、ネットでも見れるようになっており、探せば、この記事が出てきますので新聞の力はすごいと思います。

(読売新聞の記事は下記の通りです)


生まれつき耳が聞こえない豊中市のイラストレーター、安藤美紀さん(45)が、災害時に聴覚障害者が直面する問題などをまとめた支援者向けの冊子を大阪市淀川区社会福祉協議会と共同で作った。救助の声やサイレンの音に気づかないことなどをイラスト付きでわかりやすく記しており、福祉施設などから注目を集めている。(本部洋介)

 安藤さんは幼い頃から絵を描くのが好きで、高校生の頃に漫画雑誌で新人漫画賞努力賞を受けたという。現在、障害のある子供らに絵やパソコンを教えるNPO法人「MAMIE」(大阪市淀川区)の代表を務めるほか、聴覚障害者の耳代わりとなる聴導犬を紹介する漫画を描いたり、講演をしたりしている。

 冊子は、南海トラフ巨大地震などの発生が懸念される中、聴覚障害者が普段の生活でどんなことに困っているかを知らない人が多いことから企画。3月にあった災害支援のセミナーに合わせて800部作った。

 タイトルは「聴覚障がい者災害時の困ること S・O・S~災害時支援マニュアル」で、かわいらしいタッチの登場人物などを通して障害者の悩みや支援の方法を紹介。災害時には防災無線などが聞こえないことから、「肩をたたくなどして呼びかけ、ジェスチャーを交え、『つ・な・み』など口を大きく開けて避難を伝えてほしい」としている。

 また、倒壊家屋の下敷きになった人を助ける際、聴覚障害者が巻き込まれているかもしれないという視点で、「ライトを点滅させるなど救助を知らせる工夫を」と求め、聴覚障害者にも「笛の用意を」と呼びかけている。避難所で陥りやすい心理状態として、放送が聞こえず、周囲の人が一斉に動き出すと、「何が起きたの」と心配になることを示し、支援を求めている。

 安藤さんは「聴覚障害者はなかなか情報を得られず、孤独を感じやすいが、周囲の人が必要な情報を紙に書いて示すなど、ちょっとした支えで安心につながる。冊子を通じてそれを知っていただけたら」としている。

 冊子はB5判19ページで、各地の福祉施設から注文があるという。約50部残っており、先着順で希望者に無料で配る。郵送希望者は着払いで応じる。問い合わせは同協議会(06・6394・2900)へ。

by bunbun6610 | 2018-09-07 22:29 | 聴覚障害




「目が見えないということは、あなたを物から孤立させます。
耳が聞こえないということは、あなたを人々から孤立させます」
          (イマニュエル・カント〔18世紀ドイツの哲学者〕)





もし、生まれ変わることができるなら、
もう二度と、もう二度と、
聴覚障害者には生まれたくない。

聴覚障害があることが苦しいのではない。
この世に障害者差別があることが、
聴覚障害者を苦しめるのだ。
この社会で一生を生きなければならないのは、
何と残酷なことか。
運命を恨まずにはいられない。
親に感謝とか、周りに感謝とか、神に感謝なんて、
できっこない。


「耳が聞こえないということは、あなたを人々から孤立させます」

というのは

「健聴者のほうが聴覚障害者から離れていく」

という意味なのだろう。

もしくは

「健聴者が聴覚障害者を差別し、聴覚障害者を離す(遠ざける)」

ということをするのだろう。
これは、聴覚障害者にとって辛いことだ。





【関連記事】


『『障害とは何か?』(木島英登バリアフリー研究所)』
〔2017-04 -06 20:00〕




·聴覚障害者を疑似体験する方法
[ 2013-02 -28 18:00 ]

by bunbun6610 | 2018-08-17 21:37 | 聴覚障害

ATARIMAE PROJECT
障害者があたりまえに働けるニッポンへ!
障害者とともに働くための基礎知識
教えて! 障害のこと
第2回 聴覚障害
『7.聴覚障害者の就労の状況は?』
http://www.atarimae.jp/oshiete/2008/07/post-14.html



>「平成18年度の調査(※2)によると、18歳以上の
聴覚障害者の就業率は20.7%である。
調査対象となった聴覚障害者の年齢構成比は
60歳以上が77.2%と圧倒的で、
働き盛りの18歳~59歳の割合は20.6%である。
これは聴覚障害が老齢期に急増するためだ。
従って、18歳~59歳の就業率は実際には20.7%より
かなり高いことが推測される。」



これは、手話が出来る聴覚障害者の数が少ないことの、
裏づけにもなっている。


『なぜ手話ができない聴覚障害者が多いのか?』
[ 2014-07 -19 18:30 ]








>「また、就業形態は常用雇用、いわゆる正社員が39.1%と
最も高く、次いで会社・団体の役員として働く者が18.4%、
自営業主が17.2%と続く。」


いや、今の時代では、正社員で働けている聴覚障害者は、
そんなに多くはないんじゃないかな?
聴覚障害者が就業している仕事は、製造関係が多いそうだ。
そういう仕事では正社員ではなく、
パート・アルバイトの雇用形態がほとんどだ。
だからこの資料は、あまり正確な情報とはいえそうにない。
by bunbun6610 | 2018-08-04 00:13 | 聴覚障害

『漫画を通じ聴覚障がい者と聴者のマナーの違いを伝えたい。』
安藤美紀

https://readyfor.jp/projects/3742/announcements/24248


漫画は誰にでもわかりやすいね。


そういえば、過去には下のような記事を書いていたのを思い出した。


『「聴覚障害者はマナーができない?」』
〔2016-02-26 21:37〕


『ろう者と“音のマナー”』
〔2013-11-18 18:00〕



学校の先生も親も、ろう児たちが将来、
社会に出た場合のことを考えて、
結構苦労しているらしい。
しかし、なかなか簡単には直せないようだ。


私も失聴まで聴力が落ちた後はついつい、
大きな物音を知らずに立ててしまうようになってしまった。
だから

「もう少し静かにドアを閉めて下さい。
お願いします。」

とか書かれた紙を、ドアポストに入れて知らせてくださる、
親切な方がいる。
紙にハッキリと書いて教えてくれると、
今度は自分もなかなか忘れないで、
注意するように変わる。
なぜだろうか?
視覚情報だと、理解・記憶しやすくなるからだろうか?

しかし、大抵はそんな親切な人はいなくて、
誤解されて人間関係が悪くなってゆくことが多いようだ。
日本語が普通に話せるので、
アジア系在日外国人と間違えられることもある。

「日本人なのに日本人に理解されない」

というのは残念だ。
by bunbun6610 | 2017-10-24 18:11 | 聴覚障害

ある聴覚障害者から見た世界