カテゴリ:雑談( 53 )

見ていると、すごく腹が立ってくるテレビ番組だけど・・・・




https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2018/180928-355.html



金曜プレミアム『実録!金の事件簿』
·10月5日(金)19時~21時55分




お金にまつわる悪い奴ら・ズルい奴らを徹底的に追い詰める人気特番の第5弾!今回も税金滞納者のあきれた言い訳&逆ギレにスタジオは騒然…さらに、渾身の取材VTRに坂上忍さんらは怒り心頭です!ゴミ屋敷がニュース映像などに流れることはあっても、その内部を撮影するのは極めて珍しいことですが、この番組ではゴミ屋敷に暮らす謎の親子を徹底追跡。税金徴収の担当者たちがどうやって中に入り、親子と話し合うのか完全密着しております。衝撃の内部映像と、差し押さえできるものがあるのか?そして最終的に税金の徴収ができるのか必見です。
さらに、去年放送し物議をかもした香川県議の海外視察取材を覚えていますでしょうか。視察とは程遠い、観光三昧のあきれた実態が明らかになりました。あれから1年―。今回も、とある地方自治体の政治家ご一行のヨーロッパ視察を追跡。そこで取材班が見たものとは?視察について数々の疑問・疑惑を彼らに直撃すると…さらに驚きの答えが返ってきました。
そして、東京都が発注している日雇い労働の実態も追跡しました。日給8500円とうたう仕事がどんなものなのか…カメラがついていくと―。そこには、日給どころか、時給8500円なのでは?と目を疑ってしまう驚きの光景が。日雇い労働といえば、雇用の機会を作る、これからの仕事のきっかけとなるよう自治体が目的を持って行なっているはず…しかし、なぜそのような事態になってしまったのか?徹底取材しました。




コメント
坂上忍
Q.収録の感想は?
「いつにも増して幅広いネタでしたね。ゴミ屋敷に始まり道路交通法もありました。印象に残ったのは、ご近所トラブルと時給8500円のアルバイトです」
Q.ご近所トラブルについては?
「知り合いでも結構くらっている人がいるんですよ。僕は逆にご近所に助けられているのですが、身につまされるというか、人ごとと思えないですよ。だって3500万円のマイホームのローンを組んじゃっているわけですからね、今更どうにもならないですよね」
Q.取材VTR全体の印象は?
「ディレクターの取材のしつこさが、これまで1番すごいんじゃないですか!(近くにいた取材ディレクター男性に)すごいわ!お疲れ様でした!」
Q.初参加のゲスト(戸田恵子、ハイヒールリンゴ、川合俊一)について
「見ているVTRが他人事じゃないので…3人とも初めて来たっていう感じがなかったですね。特にリンゴさん、(河合)俊ちゃんは、自身もトラブル抱えているからね!笑。僕らくらいの年代になると、多かれ少なかれ(トラブルの経験が)ありますよ、笑」







番組概要
タイトル
金曜プレミアム『実録!金の事件簿』
放送日時
10月5日(金)19時~21時55分
※地域により放送時間・内容が異なります
出演者
MC
·坂上忍
·伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
·椿原慶子(フジテレビアナウンサー)
ゲスト※50音順
·岡本夏美
·川合俊一
·戸田恵子
·ハイヒールリンゴ
·浜谷健司(ハマカーン)
·森脇健児

専門家ゲスト
·本村健太郎(弁護士)
·佐藤弘幸(税理士)

スタッフ
プロデューサー
森政貴

演出
広瀬陽一

編成
赤池洋文

制作著作
フジテレビ





「フジテレビよ、よくやった!!」

と言いたくなるようなスクープだった!

でも本当は、こんなことばかり知ると不快になってくる。
それでも、ちゃんと事実を知って正すように求めていくことが、
民主主義だと思う。
でも、日本はまだ、そこまで成熟した社会になっていない。


日給8500円のはずが、時給8500円になっていた?!
東京都の12億円清掃事業の酷さ?!

北九州市議会議員の海外視察。視察も確かにあったが、
飲食パーティー、ショッピング、観光旅行?!

北九州市市議会議員・奥村祥子(よしこ)氏

https://fukuoka-jimin.jp/kksigidan/%E5%A5%A5%E6%9D%91%E3%80%80%E7%A5%A5%E5%AD%90/

帰国後にフジテレビから、自分の事務所でインタビューをされると、
眉間にずっとシワが寄りっぱなしだったね。

いろいろと視点を疑うような行為がひどく目立っていた。

家族親族による生活保護のネコババ事件もあったね。


ではそのうち、障害者雇用の差別実態とか、
障害者雇用助成金の使途なども、
テレビで暴き出してくれないだろうか?
これも、国のお金から出ているわけだしね。

でも、スポンサーになってくれるのが企業なんだから、
企業を暴くというのは無理かも?

まぁ、その役目ならもうすでに、このブログがやっているが、
テレビなどで、あのインパクトで多くの視聴者に見せてくれたらな、
と思っている。
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by bunbun6610 | 2018-10-05 22:24 | 雑談

映画『時計じかけのオレンジ』

『時計じかけのオレンジ』
https://renote.jp/articles/11286


この映画は、観終わると

「人間の心に潜む悪を、さんざん見せられる映画」
「性悪説」
「目には目、歯には歯」
「因果応報」

といった言葉を想起させる。
「報い」とは、こういうことなのかと思えてくる。
決して、気分が良くなる映画ではない。



ストーリーの間にある演技やセリフ(意味が全く不明)に、全く理解できないところがたくさんある。
タイトルも意味不明かと思いきや、そうではないらしい。


『映画『時計じかけのオレンジ』はなぜカルト映画になったのか』
〔2018.02.05〕

https://renote.jp/articles/11286

「そしてタイトルの『時計じかけのオレンジ』。これは原作者アンソニー・バージェスが一時期住んでいたマレーシア語では人間を『オラン(ORAN)』と読んでいたことに由来する。つまり『時計じかけのオレンジ』とは『時計仕掛けの人間』の意味でもある。時計仕掛けの人間とは、国家の奴隷を指す意味である。アレックスは自身の暴力性の衝動を政府に操作されてしまい、人形状態なってしまう。国家に操れ、空っぽの人形のようになったアレックスこそが時計仕掛けのオレンジであるのだ。
現代社会の問題と重ねて見れるからこそ、「時計じかけのオレンジ」は古びない映画なのである。」



なるほど。
確かに、現代でも相模原障害者施設殺傷事件とも共通点がある。


神父は博士に質問した。


「本人の自己決定権や、選択する能力はどうなった?」
「彼を醜悪な自己卑下に駆り立てるんだ」
「(そこには)誠意のかけらもない」
「非行は防げても、道徳的選択の能力を奪われた生き物に過ぎない」

と、ルドヴィコ式心理療法を批判する。
博士は言う。

「我々の目的は犯罪抑圧です。
刑務所の過密状態の緩和です。」

博士の、この健全者・健常者中心の経済学的な考え方は何と! 相模原障害者施設殺傷事件の植松 聖の考え方と酷似していたのだった。



·夢破れ突然の変貌 相模原障害者施設殺傷
[ 2016-07 -27 22:07 ]





·『「重度障害者を死なせることは決して悪いことではない」自民党NSC会員ブログ:名もなき投資家氏」
[ 2016-08 -02 23:44 ]




ルドヴィコ式心理療法で改善させられたアレックスが暴力をふるい、人格を傷つける言葉を吐く相手の靴底を舐める様子は、明らかに自尊心まで破壊されているかのようだった。

ヌード女性が目の前に現れても、無理に性欲を抑えつける作用が働く仕組みが、アレックスの身体に備わっているかのようだった。

ルドヴィコ式心理療法はアレックスに、悪いことを考えたり、しようとすると、気分が悪くなる身体の仕組みにしたのだ。
それは、悪意が出なくなったのではなく、それが出てこようとすると、吐き気がしてくる仕組みになっただけのことだった。

普通の人間にはない、何かの力が働き、邪悪な欲望を阻止しているだけ。それは、良心ではない。



フランクはルドヴィコ式心理療法の被験者となったアレックスに同情する。だが、実はフランクにも政治利用されていた。しかしやがて、アレックスこそ妻を自殺に追いやった犯人だったことにも気づき、さらにアレックスの弱点にも気づくと、それを利用した拷問をアレックスに与える。

それは、第九を聴かせ続けて苦しみを与え、自殺に追いやろうとする手段。
しかし、アレックスの飛び降り自殺は失敗し、病院に入院する。
その時にフレデリック内務大臣が、アレックスを味方につけようとする。
そして、第九を聴かされたが、もう吐き気をするどころか、彼にはなぜか欲望が蘇生し、エクスタシーを感じるようになっていた。
ルドヴィコ式心理療法の効果が消えてしまったのだ。

この映画を観ているともう、人間を信用しようとは思わなくなってくる。
この映画を観たら、「自分も暴力をするのはよそう」と思うようになってきた。
観ている人まで、ルドヴィコ心理療法にかかってしまっているかのようだった。

ラストシーンでベートーベンの第九が流れていたことは、聴覚障害者の私には気づかず、後でインターネットの感想レビューを読んで、初めて知った。健聴者はあのシーンを観て、アレックスはルドヴィコ式心理療法から治ったと悟ったわけだったのか。


この映画は、キューブリック監督と主演俳優マルコムによって、本当に信じられないような映画作品になっている。まさに、マルコムの適役、才能開花作品だった。人格が変わっていくが、そのコントラストがすばらしい。最初はとにかく暴力性にばかり注目してしまうものだが、何度も観ると、暴力性以上に目を引いてくるものがある。

画家ロートレックは「観る人によって、絵は変わる」と言ったそうだが、この映画も、ホラーなのか、ブラック・コメディなのかわからない曖昧さがある。しかしそれを逆に考えると、それがこの作品を観る人に一定の距離感を与えて、様々に受け止められる余地を生んでいるように思う。

老作家の顔(表情)演技が非常に面白くて、これも見ものだ。リアルな暴力を描いた映画なのに、一方ではコメディ作品かと思ってしまう。



実は、この作品のレンタル用ブルーレイ版には「ドキュメンタリー」という項目があり、それには映画製作の様々な裏話がある。
それによると、原作には「最終章」があって、そこで主人公が真に人間として更正していく結末が描かれているらしい。しかし、キューブリック監督がそれを映画に入れなかったので、原作者はそのことを責めているらしいのだ。このことも、あの映画が特に、暴力性に注目された原因になったのかもしれない。

ルドヴィコ式心理療法は、罪を償うことを忘れ、ある条件反射で意図的に肉体的苦痛を与えられるようにしたことで、被験者は苦痛から逃れるために、暴力をふるわなくなっただけだった。
その心理療法で行動が改善し、犯罪が減少したとしても、被害者や遺族の心の傷は治らない。
信頼関係の回復には、長い時間をかけた努力が必要だ。この心理療法は、それをないがしろにしている。政府と希望者本人のエゴが原因なのだ。
原作を読んでいないが、原作者は自分の妻のレイプ事件を元に描いているそうだ。原作者にとってはおそらく、犯人の真の更正についてが最も重要で、この小説を描いた目的だったのかもしれない。だから、その部分を映画に描かなかったキューブリック監督を責めたのかもしれない。
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by bunbun6610 | 2018-08-22 08:04 | 雑談

映画『THE WAVE』(デニス・ガンセル ドイツ映画)

『THE WAVE(ウエイヴ)』(デニス・ガンセル ドイツ映画)

映画『THE WAVE』



本、映画、音楽で高まるブログ♪
『映画『エス~es~』 『THE WAVE』~実際に起きた心理実験の映画化~』

〔2012年04月23日〕

https://ameblo.jp/muramomuramo/entry-11228838919.html



この映画は観ている人に考えさせる内容となっている。
社会性があって、是非、一度は観てほしい映画だ。
『es』のリメイク版と呼ばれるアメリカ映画がたくさんあるらしいが、描き方がアメリカ映画とは全く違う。ヨーロッパ作品のほうが、リアルなのである。










ネタバレを含むあらすじ・感想

高校のライナー・ベンガー先生は、学生の選択実習を担当する。テーマ・内容は「独裁」だった。他では「無政府主義」が行われていたが、「独裁」のほうが面白い、と生徒たちに大評判になった。

ベンガー先生の実習の進め方が、日本とは違い、変わっている。先生がいろんなことを生徒たちに投げかけて答えさせ、一緒に答えを見つけ出していくやり方だった。これは、映画を観ている側にも、考えさせられてしまう。皆で議論しながら学んでいっているわけだ。

特に生徒たちが「今のドイツでは独裁なんて、ありえない」と言ったことがきっかけとなり、「では、ナチスもネオナチも?」とベンガー先生が生徒たちに真剣に問うところが、面白い。


思えば、昔(戦前)の日本もそうだった。
戦争が終わってからも、昭和時代はまだその影が残っていた。
日本人の高い集団行動性、団結力は、今年行われたロシア・ワールドカップでも、「日本代表は組織力が高い」と評判だった。
日本もナチスと共通点があるからこそ、日本人ならこの映画を観てみる価値はあるのだ。


「独裁(団結)のメリットは?」と、ベンガー先生が生徒に問う。
すると、生徒たちはいろいろな答えを言い出す。
面白い。
それらを、ベンガー先生がまとめる。
「全体レベルの底上げにもなる」(無政府状態よりもいい)

「独裁の特徴は?」
「制服がある」「画一性」
だから、団結(独裁)組織にはメリットもある。確かに、客観的に見ても、それは言えている。
しかし、私は観ているうちに、違和感も芽生えてきた。
明らかにおかしくなっていくのがわかるのだ。
ベンガー先生の提案で、「独裁の生徒だけ、この実習が行われている2週間だけ、制服を白ワイシャツと決める」ことにした。すると次の授業から皆、そうしてきたのだが、従わなかったカロという生徒だけは、赤い色の私服。それと、もう一人の女子生徒も。そこから、仲間外れのようになっていき、カロはそこに居づらくなっていった。

さらに、皆にチーム名を提案したところ、「THE WAVE」に決まった。そこからさらに、ロゴマークやホームページも発案。次第に一つの組織が形成されていく。
決して、恐ろしくは見えない。これらはむしろ、学生から主体的、建設的な行動を引き出しているように見え、生徒たちが生き生きとしている。しかし、この過程を冷静に分析してみれば、恐ろしいことがわかる。

WAVEのメンバーの一人ティムは、不良グループにヤクを分けていた。しかし、それをもう、断り始めた。WAVEに入ってから、ティムは明らかに変わった。それを見た不良はケンカを売る。それを見ていたWAVEの仲間が駆けつけてきて、ティムを助けた。これが「団結」の成果だ。確かに、良い面ではある。
ここを観ていても、ティムがヤクをする仲間と関係を持ち続けるよりも、WAVEのほうがずっと良いと、誰もが思うことだろう。表面的には。しかし・・・・。

演劇の練習でも、まとまり出す。ただし、WAVEのメンバー同士だけでらしい。「独裁」の特徴「団結力」が強くなった結果だ。
一方、主役だったカロは離れる。

WAVE独自の敬礼ポーズまで発案した。これも、子どもにまで影響する。
カロや、カロの兄妹まで、仲間外れになる。
カロはWAVEに賛同しなかったからだ。
WAVEのメンバーはカロに、グループに残るかどうか、選択を迫る。

2週間だけ白ワイシャツ(WAVEで決めた制服)のはずが・・・・。

「ナチスが暴徒化していった理由」は、この映画に描かれており、よくわかる。
ナチスだけではない。戦前の日本や、今の北朝鮮だってそうだろう。

ティムは、WAVEのロゴマークの宣伝のために、ビルに登る。そして、スプレーでロゴマークを描いた。
それを新聞で知ったベンガー先生は驚く。周囲の人には異常さに気づく者も出てきた。
しかし、それでもベンガー先生とWAVEのメンバーは・・・・。

カロは「この実験はもう制御不能」と、ベンガー先生に伝えたが、ベンガー先生は中止案を拒否する。

これは映画『es』のような視覚的な恐怖はなく、むしろ心理的な恐怖が大きい。『es』は実験室内での実験だったが、『THE WAVE』は、この実験を社会の中で実践したらどうなるか、そのシミュレーション映画のようなものだった。

カロはWAVEに留まっている恋人マルコにも、WAVEの危険性を警告する。だが、マルコはWAVEに心酔したままで、二人は分裂し始める。このところは、異端宗教「エホバの証人」と同じだ。宗教でも家族が分裂するのだから、現実でも起こりえることだ。



「エホバの証人」とは。
以下、ウィキペディアより」引用。
「エホバの証人(エホバのしょうにん、英: Jehovah's Witnesses)は、キリスト教系の新宗教[2][3][4]。ものみの塔聖書冊子協会などの法人が各国にあり、ほぼ全世界で活動しており、「神の王国」という国境なき世界政府の確立を支持している。聖書は主に新世界訳聖書を使用している。
また、キリスト教主流派が重要視する基本信条を否定しているため、主流派から異端とされている[5][6][7][8][9]。一般的には熱心な伝道活動を行うこと[証人 2][10]、輸血を拒否すること、戦争に参加しない事などで知られている[11][12][13]。」




「エホバの証人」公式サイト
https://www.jw.org/ja/





ティムも、ベンガー先生からというよりも、「独裁」の思想によって洗脳されていることを自覚できずにいた。この無自覚状態のままでいることが、危険だった。


手話学習でも、「刷り込み」がある。「北朝鮮」という国の手話があるが、ろう者はテレビ・ニュースの軍隊行進を何度も見させられているうちに、それが「北朝鮮」を意味する手話として使うようになる。言語がメディアからの視覚情報に影響されているのだ。
WAVEも、性質は全く違う組織だが、「エホバの証人」と同じだった。
カルト宗教団体「オウム真理教」とも同じだ。
多くのカルト宗教団体が、この「独裁」を応用し、映画『WAVE』のような手法、入信プログラムを実行し、少しずつ洗脳(マインド・コントロール)しているのだと思う。


「独裁」実習の最終日。
全員にレポートを書かせた。

その後、水球の試合が行われたが、ここでも異変が起きた。WAVEのメンバーは来場者に「自校の応援席で観たければ、WAVEのマーク、敬礼を」と強要した。マルコを応援に来たカロは拒否し、アウェー側がら会場に入った。試合中に対戦相手と乱闘が起き、会場の観客席でも暴動が起きた。カロたちも、「WAVE反対」のビラを大量にばら撒いたのだった。

ベンガー先生の家庭にも異変が起きる。妻が夫(ベンガー)の「WAVE」実習に反対し、出て行ったのだ。

マルコは恋人カロに暴力をしてしまった。その時、やっとマルコのほうも、自分の人格が以前と変わってしまっていたことに気づく。
そして、マルコはそのことでベンガー先生に相談した。実験の中止を訴えたのだ。

だがそれでも、ベンガー先生が制御するはずだったのが、制御不能になってしまう。それでも、「独裁」の実習を最後までやり遂げる。

WAVEの最後の集会で、ベンガー先生は敬礼をした後、レポートを3つばかり読み上げた。どれも肯定的感想だけだった。そしてWAVE存続を宣言した。
(これは独裁政治の誕生と同じだが、メンバーは気づかない。無論、指導者も。)
その場にいたマルコはWAVE存続に、即座に反対した。一人だけで。
マルコはリンチになりかける。
これはまさに、ナチスのようだった。
その時、ベンガー先生が生徒たちに、真実を告げる。
このラストシーンが驚きで、面白い映画になっている。
WAVEに心酔しきってしまっていたティムが放心状態になり、銃を出して発砲。その結果、一人重傷、ティムは自殺。
ベンガー先生は逮捕された。


映画『es』を観た友人が言っていたが、『THE WAVE』の「独裁」実習や、『es』のような心理実験もまさに「パンドラの箱」だった。


多くの国には「信教の自由」がある。それでも、本当はやっていはいけないものもあると思う。それが、カルト宗教ではないだろうか。

宗教だけでなく日常のささいなことでも起こりえる。友人が「子どものいじめでもある」と言っていた。私もそう思う。職場でもある。障害者雇用は、健常者集団の中にたった一人、障害者をぶち込む「計画」だ。国も公認の「計画的犯罪」だと言ってもいい。そこで障害者へすべき配慮も十分に手を尽くしていなかったなら、障害者はどうなってしまうだろうか。『es』や『THE WAVE』などで観た、これらの心理実験は実際に、障害者雇用でも実証しているのだ。そしてそれは、こどものいじめでもある。「起こりえる」のではなく、実際にすでに「起きている」のである。

誰かが誰かにレッテルを貼る行為からも、『es』のようなことは起こりえるのである。決して、役割だけではない。「弱虫」や「障害者」というレッテルも、そうだ。子どもが何気なくするいじめも、その典型例だ。こうやって人間は差別し、分裂するのだ。
パチンコの有名店「マルハン」もWAVEに似た会社組織だと思った。優れた統率力を持った会社ほど、そうなるのだろう。それは悪いことではない。しかし、一方で、その手法は優れたマインド・コントロールでもあるということも、事実なのである。だから、これらの映画からは、私たちが学ぶべきことがたくさんあると思う。
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by bunbun6610 | 2018-08-17 08:28 | 雑談

映画『エクスペリメント』(アンドレアス・リンケ)

『エクスペリメント』(アンドレアス・リンケ)

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88-DVD-%E3%83%9E%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3/dp/B000BX4DY0





·映画『es』
[ 2018-08 -10 23:08 ]



のリメイク版かと思っていたが、全く違った。『es』のような視覚的・心理的恐怖や、重い社会感はなく、ヒューマン・ドラマっぽい映画作品だった。
どうせ観るならばやはり、『es』か『THE WAVE』がオススメだ。

教官は厳し過ぎるゆえ、表面では人間味がない人だが、本物の教官なのだから、受刑者に規則を強制するのは当たり前。『es』で描かれた実験とは無関係だった。だから本当にこの作品は、つまらない映画だった。










ネタバレ

刑務所囚人の希望次第で、厚生施設に入ることが出来る(選抜試験もあったが)。厚生施設で4ヵ月間を耐え抜けば、社会復帰が出来るという特例付きだった。
そこでアレックスが教官を殴ったシーンがある。規則違反の累積で刑務所戻りになるはずだった。
作業現場で下敷きになったラシッドを誰も救助せず、教官が「立て」と命じるだけの状況に苛立ったアレックスが、その教官を殴ったのだ。

アレックスと同僚の2人は、連帯責任があった。つまり、3人の中で誰か一人でも違反をすると、全員が罰を受けなくてはならなかった。だから3人とも、刑務所戻りになるのが規則になっていた。

ザイデル先生(受刑者の心理療法を担当)
レーバー教官(受刑者の矯正責任者)


レーバー教官;
「教官の話だと“アレックスがいきなり殴った”と。」

ザイデル先生;
「殴った理由は?」

レーバー教官;
「理由は関係ない。教官を殴ったのは事実だ。」

ザイデル先生;
「ですが― 真相を究明するのも私たちの務めなのでは。」

レーバー教官;
「その必要はない。3人は(刑務所へ)送り返す。君と議論するつもりもない。」

ザイデル先生;
「あなたは失格です。善悪の区別もつかないなんて。」



その後、絶望したラシッドが自殺しようとしているのを、ザイデル先生が偶然発見する。病院に搬送したところ、間一髪で命は助かった。その時、事故当時に負った腹部のアザも見つかった。そこで初めて、事故当時の教官の対応も問題にされるようになり、問題の教官はクビ。



>レーバー教官;
「理由は関係ない。教官を殴ったのは事実だ。」

こうしたことは、障害者が働く会社でもよくある。
ろう者が上司に手を上げた、という事件があることを、ハローワークの支援員がこぼしたことがあった。私も経験がある。



·障害者の懲戒処分(1/2)
[ 2015-10 -03 19:30 ]





·障害者の懲戒処分(2/2)
[ 2015-10 -05 19:30 ]







「理由は関係ない。殴ったりした事実がある」だけで、そこだけを責められ、辞めさせられたこともある。しかし、そうした罰を繰り返しても、本人は反省するだろうか。
反省などしない。自分だけが悪かったのではないのだから。悪いのはむしろ、差別をしておきながら、人事部や上司の背中に逃げてしまう、そいつらのほうだ。

この映画を観ていて気づいたことは、役割、役職だけではなく、独裁的な人格者は誰にでもなりうる可能性があるということだ。独裁者(規則なのか、それとも上司なのかは、本人に聞かないとわからないが)の下で働いたレーバー教官がいい例だったかもしれない。人間社会に存在する「独裁者」とは、決して人間だけではなく、法であってもこの原理は成り立つ、ということを証明しているのが、この国の障害者雇用なのだ。この法律もある意味、独裁者だということだ。この世に存在する、本当の「独裁者」とは一人の人間だけではない、ということだ。もしかしたら、「独裁者の分身」「独裁者の言葉」が、人間を操るのかもしれない。『創生記』に蛇が出てくるが、それは悪魔だと言われている。悪魔の分身なのかもしれない。言葉は『新約聖書』に「ロゴス」(ギリシャ語で「言葉」という意味らしい)という名前で出てきており、この言葉が神格を持った「神」だという。こちらは「独裁者」とは言わず、「絶対者」と言われている。
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by bunbun6610 | 2018-08-11 08:15 | 雑談

映画『es』

映画『es』を観た。
あまりにも、異常な実験だった。

この実験を強行し続けたトーン教授は異常だと思った。
事件後、教授は逮捕されたのか?
もしも刑事責任を問われなかったら、おかしいと思う。

あの被験者の中にもしも、77号囚人(タレク・ファハト)と
38号囚人(シュタインホフ空軍少佐)がいなかったら、
もっと酷い大惨事になっていたと思う。

状況次第だけれども、私がもし、この中にいても、
私は大人しくしているだけだから、何ともなかったかもしれない。
ただ、あくまでも状況次第での話だ。

もしホモの看守がいて、私に目をつけていたり、
たとえ自分には危害がなくても、映画『es』のような異常な光景を
目にし続けていたら、私も傍観者ではいられなくなったと思う。
異常になっていく可能性も、当然あったと思う。
だから、そういうことも想定すると、やっぱり怖くなってきて
しまった。

そして、トーン教授が言っているように、
「77号囚人Vベルス看守」こそ、実験の最大成果となり、
見ものだったのだ。

記者に高い報酬をもらうため、わざと反抗的に振る舞った
77号囚人になりすましたファハトと、
それにつられて異常になっていったベルスの対立化――
あれは危険で、あれこそこの映画にそれが露見された要因
だったのだ。

『es』は心理実験の過程と結果について、リアルに描いた映画で、
そのサスペンス性が震撼させられた。

実は、こういうことが実験ではなくて、異常な刑務所内で実際に起きた実例がある。
アメリカのウェークフィールド刑務所を描いた『ブルベイカー』
がそれである。

https://www.kinemanoyakata.com/entry/20170218/Brubaker



·映画『ブルベイカー』
[ 2017-02 -26 13:35 ]


実話を元にしているとはいえ、あくまでも映画作品だから、
これは脚色もかなりあると思うが。


とにかくそれは、囚人の中からリーダー格(役付き囚人)を選び出して、
銃と支配権を与え、刑務所の囚人を苛酷に働かせて、利益を生み出していた事件だった。
そうすると、『es』と同じように、看守側になる囚人は暴力もあった。
この刑務所と所長の裏には、政治家が絡んでいたそうだ。
そこでは、殺人も200人以上あったらしい。
しかも、その死体は刑務所内のキャンプに、隠密に埋められていた、という。
その埋葬地を掘ってマスコミに暴露したブルベイカーは、すぐに利権者たちの憎しみを買うことになり、追放された。
しかし、ブルベイカー在所時の囚人が正義に目覚めさせられ、後になって、憲法違反で訴えた。
その判決後、刑務所は閉鎖されたそうだ。
この実話を元に描いたそうだ。

ただ当然、現実に起きてほしくはないが、
『es』は、心理実験としてはかなり貴重なデータになった。
やってはいけないことだが、
やったから実証できたのは事実だと
思う。

決して、ナチス時代だけのことではなく、
現代でも健常者が障害者に対してやっていることにも、
当てはまっていると思う。

私は障害者雇用にも当てはまっていると思う。
現代でも、法的には合法(違法ではない)ことになっているが、
そういう間接的な差別で弱い人々をいじめている事実が、
今の世の中ではたくさんある、と思う。
これも、異常だ。
だから、異常性は誰にでもあるし、いつもどこかに潜んでいる、とも言えるのだと思う。
この辺りで、ユダヤ人哲学者マックス・ピカートの
『われわれ自身のなかのヒトラー』を思い出した。

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8F%E3%82%8C%E8%87%AA%E8%BA%AB%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC-%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%88/dp/4622004038



DVDはツタヤで探したのだが、リメイク版とかがたくさんあるようだ。
これらも、ついでに借りてみたので、後で観てみたいと思う。




【参考情報】


Noblesse Oblige 2nd
『絶対に観てはいけない映画「es」』

〔2015-07-24 〕
https://igcn.hateblo.jp/entry/2015/07/24/233548



https://ameblo.jp/muramomuramo/entry-11228838919.html


https://sizematsu.exblog.jp/7372320/


https://matome.naver.jp/odai/2135382089303186901


http://feelsogood.hatenablog.com/entry/2017/08/08/143243


https://www.moritaken.com/goroku/goroku02/41.html


https://filmarks.com/movies/32023


https://mihocinema.com/es-3772

https://marsconnector.com/entertainment/cinema/es.html


http://kuroyagidamono.blog.shinobi.jp/%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9%E6%98%A0%E7%94%BB/%EF%BD%85%EF%BD%93%EF%BC%8D%E3%82%A8%E3%82%B9%EF%BC%8D

https://cinema-and-drama.site/es


http://maenoshinn.com/es/


https://highcommunication.jp/2013/09/es.html


https://ja.wikipedia.org/wiki/Es_



私がおすすめする「感想文」は、こちらをクリックして下さい。
http://tkawase.my.coocan.jp/cinema/es.htm






「ポジションパワー」という言葉をご存知だろう。何か少しでも、他の者よりも優位に立てるポジションを与えると、次第にそれを自覚する。会社は、指名した本人に対し、責任能力を自覚してもらうために、皆のまとめ役を任命する。例えば、マルハンのジョブステージ制度や、コーチ制度などもそうだった。これによって、組織をまとめるのが、会社なのだ。しかし、この力が悪い方向に使われてくると、組織は次第におかしくなってきてしまう。今の社会でも度々、不正問題がニュースになっているのも、こうしたことがあるからなのではないか、と思う。部下がルール違反をし(あるいは「やらせて」「やらされて」)、さらにその事実を管理職者も本社には隠蔽する、ということは、どこの会社でもよくあることなのである。障害者雇用で働いている障害者は知っている。会社はそれが表に出ないようにするために、連帯保証人も連署する『誓約書』を書かせているのである。それは、「悪い方向」なのである。
このようなことがあることは、マルハンに5年をかけてクリーンマインド制度を指導した橋本奎一郎氏の著書『10000人のお掃除革命』(橋本奎一郎/著 株式会社出版文化社/発行 2008年2月6日/初版発行)にも載っている。

「幹部には人としての品性や人間性を求め、特にポジションパワー(職務上の地位による権限)を持つ人間は気をつけなければいけないと副社長はいつも自戒している。
「上から見下す」ことを一度ポジションパワーでやってしまうと、相手からも「平行な視線」で見てもらえなくなる。自分の伝えようとすることは、ますます伝わらなくなるし、相手も自分に対して意見を言わなくなる。「対話」でなくなってしまう。そうなれば、良いアイデアや意見を部下や仲間から引き出すこともできない。また、自分のことも理化してもらえなくなってしまうだろう。こうしたことを信条として、副社長は人に接しているという。」(P43~44)






https://mihocinema.com/es-3772

「なお、スタンフォード監獄実験は世間から大きな非難を浴びたことでも知られています。実際に行われた実験では、怪我人や死者は出ていませんが、被験者全員が心に何らかの傷を負い、カウンセリングなどの治療が行われたといわれています。」

ということらしい。






キャスト
    役名                    俳優

囚人番号77/タレク        モーリッツ・ブライブトロイ
囚人番号38/シュタインホフ   クリスチャン・ベルケル
囚人番号82/シュッテ       オリヴァー・ストコウスキ
囚人番号69/ジョー        ヴォータン・ヴィルケ・メーリング
看守/ベルス            ユストゥス・フォン・ドホナーニ
看守/エッカート           ティモ・ディールケス
看守/カンプス            ニッキ・フォン・テンペルホフ
看守/ボッシュ            アントニオ・モノー・ジュニア
ドラ                   マレン・エッゲルト
トーン教授              エトガー・ゼルゲ
ユッタ・グリム博士          アンドレア・サバスキ
ジグラー                アンドレ・ユング
ラース                 フィリップ・ホフマイヤー
レンツェル               ラース・ガルトナー
ニュースアナ             クリスティアン・ゲルボス






ネタバレ

看守役に選ばれたのはベルス(航空会社勤務)、ボッシュ、エッカート、カンプス(民間会社の課長職)、レンツェル、ストック、グレーザー、アマンディの8人。

エッカートの命令をきっかけに、囚人が言いなりになる。
優越感を覚えはじめ、エスカレートしていく。

これは、障害者雇用の職場でも酷似している。
障害者雇用でも、初めは平等、人権も尊重してくれるが、圧倒的多数の健常者の中には、次第に優位性を利用して仕事の要求を増やしてくる者がいたり、自分がやりたくない仕事は放棄して、自然に障害者がやるように仕向ける者もいる。つまり、環境的(状況的?)支配権を持つようになる者が出てくるのだ。これは特に、ポジションパワーを持つ者に見られ始める傾向だ。

アレルギーで牛乳が飲めない囚人に、「規則だから残すな。牛乳も全部飲め」と強制していた。言う事をきなないと、全員に罰として、腕立て伏せをやらせたりした。

77号囚人(タレク・ファハト)が、規則になっているベッドメイクをしなかったため、看守が責めると、77号は自分で寝具を収監室の外へ放り出した。
看守への不満から、自分だけ収監室に出て、看守を閉じ込めた。
刑務所内は騒ぎになった。

看守たちは自分たちが囚人(特に、77号囚人)からナメられていると思い、刑務所の規律を守るためにも、全員に屈辱を与えた。
報復として看守たちは消灯して消火器?を放射し、囚人全員を裸にして立たせた。
手錠をかけて、動けなくした囚人もいた。
実験開始からたった38時間で、こうなっていった。

この様子を観察していたトーン教授は「消火器で沈静化したまではよかったが、あそこまではやりすぎだった。あの場所で裸にするのは寒すぎる。別の解決策を取るように」と看守役たちにアドバイスした。

3日目も牛乳アレルギーの囚人に、「食事を食べ残さない」規則を強制したため、その囚人はついに吐いてしまった。

それに77号囚人が反抗し、看守役に侮辱をした。お互いのルールである「殴ったらクビだろ」を利用し、逆挑発した。看守たちは殴れない。すると看守たちは対策を考え、報復に出る。

77号囚人と同じ3号収監室にいた38号囚人(シュタインホフ空軍少佐)は、実はこの実験過程と結果を軍に報告するのが任務で、この実験に潜入していたことがわかった。

最も反抗的な77号囚人は誘拐のようにしてさらわれ、看守全員でリンチにされる。まずイスの上に座らせて両手を縛る。そして、看守たちに笑われながら、バリカンで頭を丸坊主にする。屈辱的な言葉を何度も言われ、精神的苦痛を受ける。小便を頭にかける。

しかしその中で、看守役の一人だけが、その異常さに気づき、その場を立ち去った。

集団でやれば、どんなに悪いことでも何とも思わなくなる、日本人が起こした太平洋侵略や戦争、現代でも障害者雇用とも、酷似している。また他の鑑賞者には、これは子供のいじめ問題にも共通する点がある、という。

その後も、77号囚人を囚人全員に見せしめにし、警告した。

囚人に手紙を書かせた。「嘘は書くな」と警告して。
手紙を書かせた後、看守たちはそれを読んだ。

77号囚人も手紙を書いたが、看守に渡す前に、目の前で破り捨てた。
看守たちは、その態度が気に食わないと思ったらしい。

看守たちは、69号囚人を「弱虫」と呼んだ。さらに、今度は看守たちから規則違反をし始めた。69号囚人は裸にされ、「弱虫」と書かれた紙を背中に貼られて、他の囚人からも見える場所にずっと立たされた。

「もう中止して、帰りたい」と言い出していた53号囚人が、急に暴れ出した。看守たちが来て取り押さえたところ、暴力が起きた。

「ベルス看守VS77号囚人」の構図が見えてきた。

ベルスはグリム助手の助言を聞くが、それでも、自分の行動が間違っているとは認めなかった。

77号囚人が、恐怖によるパニックで、過呼吸障害を起こした。
空軍少佐である38号囚人が、それに気づいていた。

5日目の朝、69号囚人がベッドの上で寝小便をした。69号囚人は「看守に言わないでくれ」と哀願したが、病気を疑った同僚が看守に報告すると、69号囚人はすぐに看守たちに連れ出されていった。

ついにグリム助手も異常に気づき、実験の続行に反対したが、教授は続行させた。そのため、53号、69号は入院、82号も抑うつ症状を発症していた。

教授のアイデアで、かろうじて空気が吸えるだけの狭い部屋を、この実験で使用するために用意した。ブラック・ボックスといった感じ。囚人一人だけを、これに閉じ込めるつもりだった。

看守たちが罰として、77号囚人に、自分の服で便所掃除をさせ、囚人全員にも面会中止命令を下した。
さらに、面会が許された後も、77号囚人には便所掃除をした服を着させ、「臭いやつは面会禁止だ」と命令した。
映画鑑賞者もこのあたりになってくるともう、みじめすぎて、涙がでてくるほどだろう。

教授が出張中に、実験の中止を決めたグリム助手に対抗するため、看守たちは自分たちの味方になってくれていると思いこんでいるトーン教授だけを信用し、
裏切ったボッシュ看守を集団リンチした。そしてボッシュも、囚人と一緒の収監室に入れられる。

さらに、77号囚人も収監室からわざと出して、他の囚人の前で挑発する。

38号囚人は「実験の中止を」と訴える。

82号囚人にも看守たちは集団暴力をふるう。

ベルスは明らかに異常になっていた。

77号囚人はついに、ブラック・ボックスに入れられる。そこでは、光も見えないらしい。

ベルス看守は、グリム助手にもリンチし始める。
目の前で服を脱がせ、囚人服に着替えさせる。そして、他の囚人を出した収監室に閉じ込めた。

看守の一人が暴走し、収監室の中でグリム助手をレイプした。

77号囚人は服の中に隠し持っていた工具を使い、自力でブラック・ボックスを壊して脱出した。

刑務所内が反乱状態になった。しかし、囚人の一人に死者が出てしまう。

予定の2週間も経たずに、実験は崩壊してしまう。

この時に訪ねてきた77号囚人の恋人ドラも、ベルスは刑務所内に閉じ込めた。
この実態が外部に漏れないようにしたらしい。

もしも、77号囚人と38号囚人がいなかったら、もっとひどい惨事になっていただろう。

囚人全員で大脱走した。
それでも、それを阻止しようとする看守たち。

看守の一人が、主張から戻ってきた教授を銃で撃ってしまう。
逃げたボッシュも正当防衛で、銃を持って追いかけてきた看守を殺してしまう。

ベルスもナイフで77号囚人を殺そうとするが、失敗。
38号囚人は82号囚人(シュッテ)を殺された憎しみから、ベルスを殺しかける。

看守役の中心人物・ベルスが警察に逮捕された。

終わり。
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by bunbun6610 | 2018-08-10 23:08 | 雑談

映画『ズートピア』を観て

ワールドカップの「エジプト×ウルグアイ」を観るはずが、
昔、字幕付きの『ファイティング・ニモ』を観たかったのを
思い出して、日本テレビのディズニー映画『ズートピア』
もたまたま見かけたので、ちょっとだけでも観てみた。
すると、こっちのほうが俄然、気になってきた。



映画『ズートピア / Zootopia』あらすじ・キャスト
2017年10月26日更新
https://ciatr.jp/topics/39914




なぜかというと

「ズートピアでは、誰でもなりたいもの(職業)になれる」

というフレーズが気になったからだ。

これって、当ブログで毎日取り上げている、
障害者への職域差別問題と同じだったからだ。
ズートピアに行って、警察官になったウサギの
ジュディ巡査が、駐車違反取り締まりの業務中、
キツネの詐欺師ニックと出会う。
このストーリーが面白い。
しかし、面白いだけではなかった。
物語の後半では、差別について深く考えさせられる
点もあった。

行方不明になっていたズートピアの動物を発見する
手柄を立てたのは、ジュディと、彼女にこき使われながらも
協力したニックだった。
それがマスコミにも取り上げられたのだが、
その時にジュディが深く考えもせずに喋ってしまった
ことが原因で、マスコミに騒がれてしまい、
ズートピアに住む肉食と草食動物の格差も
逆転する。
しかし、その根本原因が実は草食動物側の「逆差別」
にあった、ともいえるような話。
これは、興味深い。

障害者側だって、対応を一歩間違えれば、
こうなってしまうだろう。
あの有名な映画『フリークス』にも、ちょっと似たストーリーだ。


『映画『フリークス』(1932年制作・公開)』
[ 2014-11 -06 18:30 ]




人間社会ではまだまだこのようにはなっていないが、
こういう社会に変わることが理想に違いない。
その為には、障害者は何をすればよいだろうか?

私の立場では、障害者も健常者を相手に闘うことを、
このブログで主張してきたが、目的は正しいとしても、
その手段は果たして本当に正しいと(あるいは適切だと)
言えるか?


それと、手話が出てきたことにも、驚いた。
ハリウッド映画でも、例えばアンジェリーナ・ジョリーや
トム・クルーズら大スターが、声が通じない場合とか、
声を出せないシーンでサインを使ってコミュニケーションを
するシーンがある。
これと同じように、ニックがジュディに手話で会話をした
シーンがあった。
しかし、日本の映画ではこうしたシーンはほとんど見かけない。
聴覚障害者を特別に扱った映画でもない限りは。
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by bunbun6610 | 2018-06-16 00:04 | 雑談

日々、思ったことを綴って

このブログは、元々は写真ブログとしてスタートさせたが、
本当は写真に限定していたわけではなく、
自分の思いを書くためだった。



『ブログ・タイトルの意味 (1)』
[ 2012-01 -14 00:11 ]




『ブログ・タイトルの意味 (2)』
[ 2012-01 -17 19:11 ]




誰も読んでくれなかったとしても、一向に構わなかった。


ある人が自分のブログを止める、言っていました。
理由が

「ブログのために書いたり、
ブログがあるから写真撮りに出掛けたり、
が多くなってきた」

と。

僕は違う。
誰かが読んでいようがいまいが、全くお構いなしだ。
コメント欄も、設けていない。
ブログのために書いているのではないのだ。

誰とも話さず、ただ自分の思ったことを一方的に書くだけ。
だからもしかしたら、これは自分の心を映し出すための
行為だったのかもしれない。

いや、もしかしたら、自分は案外、
神の存在を信じているのかも。
『蒼穹』というタイトルは、「青空」という意味だ。
その青空に向かって、思いっきり何かを書く。
日々の思ったことを。
それは、神へ「怒り」をぶちまけたり、
時には「祈り」にも似ている。
別に自分は、クリスチャンでも何でもないのだが。

しかし今は、暴露ブログになってしまったかもしれないな。
自分の悩みが、下らない人間たちの企業体質から
発生している以上、仕方のないことだが。
それでも定年退職後は、きっぱりと別れられることだろう。
今はそう楽観しているが、果たしてどうなるだろうか?


最近、TOKIOの問題が連日大ニュースになっている。
山口だけではないと思う。
全員にも甘さがあった、と認めざるをえないと思う。
人生とは、罪と向き合うものなのかな、と思った。

華々しい舞台で一生踊り続けられる人も、
なかにはいるかもしれないが、
アダムとイブが誕生以来、人間の罪の歴史は続いている。
それを忘れてはいけない。
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by bunbun6610 | 2018-05-06 03:27 | 雑談

障害者ってのはやっぱり、生涯挑戦者でなきゃいかんだろ。

人間って、
死んだらどうなるのかわからないが、
人生ってのは一度きりしかないじゃないか。

だから、どうせならよぅ、
諦めるより挑戦し続けたほうがいいんじゃねぇかな。
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by bunbun6610 | 2018-04-17 21:28 | 雑談

クレイジー・パピヨンとブルベイカー ―決してブレない「義」を持った男




『日浦匡也(通称「クレイジー・パピヨン」)
 ―漫画に見る、私の障害者ヒーロー』

[ 2012-12 -27 18:00 ]
https://bunbun6610.exblog.jp/17038757/




『映画『ブルベイカー』』
[ 2017-02 -26 13:35 ]
https://bunbun6610.exblog.jp/23679223/

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by bunbun6610 | 2018-03-19 18:00 | 雑談

鳥さんたちのご馳走


実家に帰る途中、バスの中から周囲を見回していたら、
あちこちの民家の柿の木に、
柿だけがたくさん残っているのが見えた。
葉っぱは1枚も残っていない。

それを見て、まるで鳥さんたちに

「さあどうぞ、お好きなだけ召し上がって下さい」

とでも呼びかけているような光景に見えてしまい、
笑ってしまった。

しかし、そうは見えても、鳥さんたちには、
まだ食べごろになっていない、
とわかるのかもしれない。
果肉が柔かくなり甘くなる頃まで、
放っておいているのだろうか?
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by bunbun6610 | 2017-11-21 23:04 | 雑談

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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