『手話のイラスト by シュワリン』というブログがあります。
2018年 12月 02日
今年から
手話のイラスト by シュワリン
手話単語をイラストで紹介します。
Japanese sign language website
https://yaplog.jp/sign_language/
という手話関係のブログが登場している。
著者はニックネーム;「シュワリン」さんとしている。
その中に、次の記事が載っていた。
『みんなが手話で話した島』
〔February 07 [Sun], 2016, 23:41〕
https://yaplog.jp/sign_language/archive/130
私は健聴者として過ごした経験がない
(ただし、難聴の経験はある)
ので、健聴者がこの本を読むと、
こういう感想文になるのか、と思った。
やっぱり、健聴者と聴覚障害者とでは、
感じ方が違うんだなぁ。
ただ、過去に次の記事を書いたことを思い出した。
だから、共通点もあると思う。
·手話をあっという間に覚えてしまった健聴者
[ 2012-02 -21 20:41 ]
手話サークルの場合だったら、
クリスマス会などにろう者をゲストとして
迎えているところもあるので、
多少の交流の機会はある。
ヴィンヤード島のような珍しい例は、
唯一ではない。
実は、昔のイギリスの造船所でもあった。
·ろう者の特性を生かした職業とは?
[ 2018-06 -09 21:41 ]
ところで、このブログには手話単語学習テキストも
載っていて、これは手話初心者に勉強になる。
NECの『手話勉強会』も有名だが。
手話を勉強している方は、この図解を見て、
単語の意味だけを覚えるのではなく、
法則性を見つけていってほしい。
意味(あるいは、「日本語翻訳例」)は、
数字とかでない限り、実は複数存在する場合が
ほとんどだ。
応用も出来るように、手話という言語は出来ているので、
実は研究すればするほど、面白い言語でもある。
例えば、
手話のイラスト 途中 half-way
October 25 [Thu], 2018, 21:34
https://yaplog.jp/sign_language/archive/246
という単語。
これは、使われる文の流れによっては、
「中途」という意味にも使われる。
左手を外せば、「挫折」という意味にも使われる。
この言葉(手話)が持っている性質を理解すれば、
日本語の翻訳では違う単語であっても、
自然に分かってくるものです。
「中途」は、私自身はあまりいい用例だとは思わないけれども、
それでも意味が伝わる場合が、よくある。
例えば、私があるろう者に
「『中途失聴者』って、どう表すの?」
と聞いたら、
「途中(中途)/聞こえない/人々」
と表していた。
意味は、ちゃんとわかる。
「(人生の)途中で聞こえなくなった人」
という意味になるからだ。
ちなみに、「人」にも、単数形と複数形があることは、
誰でも知っているだろう。
普段、意識することはないが。
手話にも単数形と複数形を、ちゃんと使いわけているので、
これもしっかりと覚えよう。
ここでの「者」という言葉もそうだ。
日本語に訳した場合は同じであっても、
単数なのか複数なのかで、使う手話単語は違ってくる。
手話にはこのように、情報を極めて正確に表す面も持っている。
視覚言語だからこそ持っている、特徴ともいえる。
伝える内容によっては、音声・書記日本語ではとても
表せないようなことでも、
簡単に表せてしまうのが手話の優れた点なのである。
このことは、手話には伝達速度の点でも音声・書記日本語
より優れている面があることを物語っている。
ただ、残念なことにそれを知らな過ぎる人が多いので、
一般には使われていないだけだ。
知らない相手には、使いようがない。
今の高齢ろう者の哀しみなのかもしれない。
「難聴」の場合は中途半端に聞こえる状態だが、
これは手話にすると、
顔の正面で片手チョップを上から下に下ろす、
つまり名前の「市川」と同じ手話なのだ。
区別のしかたは当然、文章(会話)の流れで判断する。
だから、単語だけ覚えるのでは意味ないぞ。
ろう者と交流してこそ、実用会話を覚えられるのだ。
外国生活をするのと同じだな。
このように学習すれば、単語はあっという間に
覚えてしまうだけでなく、
似たような法則性の単語を見た時も、
何となく意味が分かるようになるものです。
用例をなるべく多く調べて、まとめて覚えちゃっても
いいですね。
その方が、その手話単語の性質を理解し易いかも。
手話のイラスト by シュワリン
手話単語をイラストで紹介します。
Japanese sign language website
https://yaplog.jp/sign_language/
という手話関係のブログが登場している。
著者はニックネーム;「シュワリン」さんとしている。
その中に、次の記事が載っていた。
『みんなが手話で話した島』
〔February 07 [Sun], 2016, 23:41〕
https://yaplog.jp/sign_language/archive/130
私は健聴者として過ごした経験がない
(ただし、難聴の経験はある)
ので、健聴者がこの本を読むと、
こういう感想文になるのか、と思った。
やっぱり、健聴者と聴覚障害者とでは、
感じ方が違うんだなぁ。
ただ、過去に次の記事を書いたことを思い出した。
だから、共通点もあると思う。
·手話をあっという間に覚えてしまった健聴者
[ 2012-02 -21 20:41 ]
手話サークルの場合だったら、
クリスマス会などにろう者をゲストとして
迎えているところもあるので、
多少の交流の機会はある。
ヴィンヤード島のような珍しい例は、
唯一ではない。
実は、昔のイギリスの造船所でもあった。
·ろう者の特性を生かした職業とは?
[ 2018-06 -09 21:41 ]
ところで、このブログには手話単語学習テキストも
載っていて、これは手話初心者に勉強になる。
NECの『手話勉強会』も有名だが。
手話を勉強している方は、この図解を見て、
単語の意味だけを覚えるのではなく、
法則性を見つけていってほしい。
意味(あるいは、「日本語翻訳例」)は、
数字とかでない限り、実は複数存在する場合が
ほとんどだ。
応用も出来るように、手話という言語は出来ているので、
実は研究すればするほど、面白い言語でもある。
例えば、
手話のイラスト 途中 half-way
October 25 [Thu], 2018, 21:34
https://yaplog.jp/sign_language/archive/246
という単語。
これは、使われる文の流れによっては、
「中途」という意味にも使われる。
左手を外せば、「挫折」という意味にも使われる。
この言葉(手話)が持っている性質を理解すれば、
日本語の翻訳では違う単語であっても、
自然に分かってくるものです。
「中途」は、私自身はあまりいい用例だとは思わないけれども、
それでも意味が伝わる場合が、よくある。
例えば、私があるろう者に
「『中途失聴者』って、どう表すの?」
と聞いたら、
「途中(中途)/聞こえない/人々」
と表していた。
意味は、ちゃんとわかる。
「(人生の)途中で聞こえなくなった人」
という意味になるからだ。
ちなみに、「人」にも、単数形と複数形があることは、
誰でも知っているだろう。
普段、意識することはないが。
手話にも単数形と複数形を、ちゃんと使いわけているので、
これもしっかりと覚えよう。
ここでの「者」という言葉もそうだ。
日本語に訳した場合は同じであっても、
単数なのか複数なのかで、使う手話単語は違ってくる。
手話にはこのように、情報を極めて正確に表す面も持っている。
視覚言語だからこそ持っている、特徴ともいえる。
伝える内容によっては、音声・書記日本語ではとても
表せないようなことでも、
簡単に表せてしまうのが手話の優れた点なのである。
このことは、手話には伝達速度の点でも音声・書記日本語
より優れている面があることを物語っている。
ただ、残念なことにそれを知らな過ぎる人が多いので、
一般には使われていないだけだ。
知らない相手には、使いようがない。
今の高齢ろう者の哀しみなのかもしれない。
「難聴」の場合は中途半端に聞こえる状態だが、
これは手話にすると、
顔の正面で片手チョップを上から下に下ろす、
つまり名前の「市川」と同じ手話なのだ。
区別のしかたは当然、文章(会話)の流れで判断する。
だから、単語だけ覚えるのでは意味ないぞ。
ろう者と交流してこそ、実用会話を覚えられるのだ。
外国生活をするのと同じだな。
このように学習すれば、単語はあっという間に
覚えてしまうだけでなく、
似たような法則性の単語を見た時も、
何となく意味が分かるようになるものです。
用例をなるべく多く調べて、まとめて覚えちゃっても
いいですね。
その方が、その手話単語の性質を理解し易いかも。
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【追記(参考記事)】(2023年12月29日)
『まほうのことば』 - 健聴者にも、手話を学んでほしい(手話が持っている‟可能性”)
2022年 12月 30日
『まほうのことば』 - 健聴者にも、手話を学んでほしい(手話が持っている‟可能性”) : 蒼穹 -そうきゅう- (exblog.jp)
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手話が必要なのは、実はろう者だけではない(手話言語法の必要性。社会には、様々な聴覚障害者がいるということを、知ることも必要)
2023年02月 14日
手話が必要なのは、実はろう者だけではない(手話言語法の必要性。社会には、様々な聴覚障害者がいるということを、知ることも必要): 蒼穹 -そうきゅう-(exblog.jp)
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なぜ、手話をもっと活用しないのだろうか?(健聴者の思考の硬直性)
2023年 02月 15日
なぜ、手話をもっと活用しないのだろうか?(健聴者の思考の硬直性) : 蒼穹 -そうきゅう- (exblog.jp)
by bunbun6610
| 2018-12-02 08:51
| 手話学習(手話を学ぶ前に)