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「生活保護者が朝からパチンコはよくない」 別府市の「巡回」「支給停止」にネットで称賛相次ぐ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151217-00000002-jct-soci



「生活保護者が
朝からパチンコはよくない」

 別府市の「巡回」「支給停止」
にネットで称賛相次ぐ


J-CASTニュース
12月17日(木)18時22分配信

 大分県別府市がパチンコ店など市内の遊技施設
に「生活保護受給者」がいないか巡回調査し、
見つけた受給者の支給額を減額していた。
ネット上では「どんどんやれ」「当然ですな」と称賛
の声が巻き起こっている。

 今から2年前にも、生活保護費の不正受給や
ギャンブルへの使用を禁止した「小野市福祉給付
制度適正化条例」が兵庫県小野市で施行された
ことで、多くの賛辞が寄せられた。


■「市民感覚からすると、受け入れられないでしょう」

 別府市の調査は、2015年10月の計5日間、
市職員35人が市内にある13のパチンコ店と
市営別府競輪場を巡回。
見つけた生活保護受給者25人を一人ずつ
市役所に呼び出して注意し、次の巡回で再び
見つけた場合は1か月分支給額を大幅に
減らした。

 市によると、こうした調査は少なくとも25年前
から年1回のペースで実施されていた。
巡回する時間帯は10時頃から16時頃まで。
3回以上見つけた受給者については、2か月
にわたって支給額を減らした。

 これまで大きな問題は起きておらず、

「パチンコ店からも苦情は来ていない」

という。
ただ、その調査内容自体は12月15日の市議会
で初めて外部に明かされ、16日付け朝日新聞
電子版に報じられた。

 調査を始めた理由について市の担当者は、

「別府市は他都市に比べて生活保護の受給率が
高く、遊興施設も多いです。
市民感覚からすると、受給者が昼間からパチンコ
店に入り浸る様子は受け入れられるものではない
でしょう」

と話す。

 実際、受給者が遊技施設に出入りする様子を
見た市民から頻繁に苦情、抗議が寄せられていた
ようで、

「(苦情が)来ない日はないくらいでした。
今でも週に2~3回は受けています」

と明かした。
そのためか、朝日新聞の報道後に寄せられたメール
のほとんどが市の取り組みを「励ます」ものだった
という。

市担当者

「人権には十分配慮していると考えています」

 また、以前から生活保護制度そのものに否定的な
意見が多いネットでも

  「どんどんやれ」

  「これを皮切りに全国展開だ」

  「当然ですな」

と別府市の対応を評価し、応援する声が湧きあが
っている。

 ただ一方で、

「受給者への人権侵害になるのでは」

との指摘も上がっているのも事実。
報道によると、厚生労働省は

「調査は適切でない」

との見解を示している。

 前出の別府市担当者にこの点をぶつけると、

「人権には十分配慮していると考えています。
受給者がパチンコを一切してはいけない、
と言っているのではなく、

『朝や昼間からパチンコ店に入り浸るのは良くない』

というだけです。
職員の巡回しない夜間については、あえて勧め
ませんが、(受給者が)気晴らしで行くことを
厳しく咎めません。
もちろん受給者にも楽しみが必要だと認識して
います。
ただ、出来れば地域活動やボランティアなど
ギャンブルとは違う部分で発揮して頂きたいとは
思っていますが」

との答えが返ってきた。

 実は、2013年にも今回と似たような議論が
巻き起こっている。
きっかけはこの年に兵庫県小野市で施行された
「小野市福祉給付制度適正化条例」だ。
同条例は、生活保護や児童扶養手当の受給者
が過度の浪費で生活できなくなる事態を防ぐ
ために作られ、生活保護費を不正受給したり、
ギャンブルに使ったりするのを明示的に禁止
する珍しい内容だった。

 支給の厳格化を目指すものと受け止められた
ためか、ネットでは称賛の声が比較的多かった。




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http://www.j-cast.com/2013/02/25166876.html

小野市の
「生活保護でギャンブル禁止」
条例

 「なんて素晴らしい」

 「監視社会化が進む」

の賛否両論


2013/2/25 19:19





「なんて素晴らしい条例なんだ……
小野市やるな!!!」

「生活保護バッシングの再燃、
監視社会化が進む危険が!」

兵庫県の小さな町で生まれる条例案をめぐり、
ネットの声は賛否両論、真っ二つに割れている。

議論の的となっているのは、小野市が市議会
に提出予定の

「小野市生活給付制度適正化条例」

だ。
生活保護受給者がパチンコなどのギャンブルで
浪費することを明文的に「禁止」する珍しい内容
で、さらにそうした人を見つけた市民には市への
「通報」も求める。


パチンコ・競艇・競馬などでの浪費を「禁止」

2012年4月のいわゆる「ナマポ河本問題」以来、
生活保護受給者による「ムダ遣い」に対して、
世間から厳しい目が注がれている。
特に槍玉に挙げられやすいのがパチンコなどの
ギャンブルで、たびたびメディアを騒がせたほか、
国会質問の俎上にまで上がった。

一方で法律上、生活保護費の使途は限定されて
おらず、「法の趣旨上望ましくない」(厚生労働省)
とされるものの、事実上「野放し」に近い状態だった。

さて、そんな中で登場した小野市の条例案とは
どんなものなのか。
問題の第3条第1項にはこうある。

「受給者は、偽りその他不正な手段を用いて金銭
給付を受けてはならないとともに、給付された金銭を、
パチンコ、競輪、競馬その他の遊技、遊興、賭博等
に費消し、その後の生活の維持、安定向上を図る
ことができなくなるような事態を招いてはならない
(後略)」

罰則があるわけではなく、

「一度そういうことがあったからと言って、給付を
止めるということは考えていない」(小野市)

とはいえ、受給者のパチンコを始めとするギャンブル
による浪費を、

「受給者の責務」

として明確に禁じている。
また小野市によればギャンブルのみならず、
極端な飲酒や買い物などにも、この規定が適用
される予定だという。

そして、もうひとつも議論を呼んだ、
「市民の責務」を定めた第5条第3項だ。

「市民及び地域社会の構成員は、受給者に係る
偽りその他不正な手段による受給に関する疑い
又は給付された金銭をパチンコ、競輪、競馬
そのほかの遊技、遊興、賭博等に費消してしまい、
その後の生活の維持、安定向上を図ることに
支障が生じる状況を常習的に引き起こしている
と認めるときは、速やかに市にその情報を提供
するものとする」

この条例案の内容が報じられると、反響は
大きかった。
生活保護自体に批判的な人が多い2ちゃんねる
やツイッターなどでは、支給の厳格化を目指す
ものと受け止められ賞賛の声が強かったが、
識者からは第5条第3項を問題視し、
「監視社会を招く」と懸念する声も上がった。



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警視庁の調査報告によれば、置き引き等の
犯罪件数は年々減少しているそうだ。

しかし、パチンコ店での場合は突出して多く、
しかも4倍に件数増加している、という。
そのため、警視庁ではパチンコ店に防犯対策
の強化を要請している。

パチンコ店では、防犯だけではなく、お客様に
対する有益な情報利用として、フェイスコープ
を導入設置しているホールもある。

店内の至る所で、入場者の行為等をビデオ監視し、
そして、このような顔認証システムで、要注意人物
の個人情報が登録されたり、警察、他店舗、
また他社ホールとも連携し、情報共有される。

顔が即座に割れるので、例えその時は逃げられても、
次に来た時には即通報・捕まる、というわけである。

犯行に及ぶ人は、実に様々な人がいて、若年者
から中高年者まで幅広い。
パチンコ店での犯罪件数が急増している、
という背景には、生活保護者急増に伴う犯罪増加の
可能性もあるのではないだろうか。

仕事がないために、収入も少なく、自由に使える
お金も限られているのは、大変なストレスになる。
そうした圧迫感に開放されるには、パチンコ店へ
行って、隙を見ては一瞬の間に盗む。
その手馴れた犯行状況がビデオ記録されている
のである。
特に多いのが、ICカードや、財布、バッグ類の盗難
らしい。
彼らは働いていないからといって、決して能力がない
わけではない。
犯行には鋭い嗅覚を発揮する者もいて、それは仕事
をする能力を持っている証拠でもある。
なのに、仕事がない。
そうした人の多くを生活保護に依存させ、
パチンコ店で野放しにしておくと、魔が差して犯行に
及んでしまう、ということは有りえるだろう。

それでなくとも、パチンコ依存症や、
家の冷暖房費節約のためのパチンコ店通いが
やめられなくなってしまっている、
という可能性もありえる。

そこからの救済には、もはや、
生活保護だけでは限界がある。
私は

「パチンコは良くない」

とは思わない。
パチンコや、生活保護のせいではなく、
この日本社会(政府)が悪いのだ。

生活保護受給者の問題を根本的に解決していく
ためには、生活保護だけでなく、社会の中に、
自立や再生への道をつくることが不可欠だと
思われる。
by bunbun6610 | 2015-12-21 23:30 | 生活保護を考える

ある障害者から見た世界


by bunbun6610