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お遍路に外国人排除の紙 徳島の巡礼者休憩所 霊場会「差別許されない」


単一民族国家の日本は“差別”が大好きのようだ。
差別が大好きなのは、特に、日本男性のほうだろう。


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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140409/waf14040910290007-n1.htm


お遍路に外国人排除の紙
 徳島の巡礼者休憩所
 霊場会 「差別許されない」


2014.4.9 10:26 [westセレクト]




お遍路の休憩所に貼られていた紙。
「礼儀しらずな朝鮮人達が…」などと書かれていた
 =9日午前、徳島県吉野川市

 徳島県吉野川市川島町川島にあり、四国遍路の巡礼者が利用する
休憩所に「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」と印字し、
外国人排除を訴える紙が貼られていたことが9日、分かった。

「礼儀しらずな朝鮮人達が…」と礼儀しらずな中傷

 貼り紙は

「最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、
四国中に貼り回っています。
『日本の遍路道』を守る為、見つけ次第、はがしましょう」とも記載。
「日本の遍路道を守ろう会」

の名があった。

 札所の寺院で組織する四国八十八ヶ所霊場会は「差別は許されない。
ほかにも貼っているようであれば、やめさせていきたい」と批判した。

 霊場会は昨年12月、お遍路の魅力を伝える「先達」に外国人女性
として初めて韓国人の崔象喜さん(38)を公認。
催さんは、外国人が迷わないよう、矢印やイラストで道順を示す
ステッカーを貼る活動をしており、貼り紙はこうした行為を中傷している
とみられる。

 崔さんは2010年から4度にわたり全箇所巡礼を達成。

「お遍路をすれば日本の印象が変わる」

と韓国人向けのインターネット交流サイトを立ち上げ、宿などの
情報提供もしている。

これまでもステッカーがはがされることはあったが、貼り紙はなかった
とみられ、崔さんは

「巡礼者のためにと思ってやってきたことで、非難されるとは思って
いなかった。
本当に悲しいです」

とコメントした。

 休憩所の近くに住む加藤岩男さん(63)は9日に初めて貼り紙を見て、
すぐにはがしたといい、

「こんな心無いことはしないでほしい」

と怒りをあらわにした。



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〔参考情報〕


『<ヘイトスピーチ>差別か表現の自由か 街宣訴訟7日判決』
〔2013-10-05 09:43〕



『在日へのまなざし、ためらいなき「排斥」』
〔2013-10-10 20:23〕



『差別横断幕:浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分』
〔2014-03-13 21:03〕




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【追記】(4月11日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140410-00000133-mai-soci


<差別の貼り紙>愛媛の寺でも
 遍路、計12カ所に


毎日新聞 4月10日(木)23時43分配信

四国遍路の休憩所などに朝鮮人排斥を訴える紙が貼られていた問題で、
貼り紙が愛媛県内の寺でも見つかっていたことが10日、毎日新聞の
取材で分かった。
各県庁などの集計で貼り紙の確認が相次いでおり、愛媛、徳島、香川
の3県で計12カ所にのぼっている。

【ヘンロ小屋「高松・一宮」に張られていた紙】

 愛媛県四国中央市の六十五番札所・三角寺では先月、本堂と駐車場
に1枚ずつ、紙が貼られており、寺の関係者がはがした。
同寺は

「遍路道は外国の人もたくさん来るところ。
韓国の人が見たらどんな気持ちになるだろうと思ってはがした」

と語った。
同県西予市の休憩所に置かれたノートにも、貼り紙と同趣旨の書き込み
があった。

【渕脇直樹、高谷均】



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by bunbun6610 | 2014-04-09 20:03 | 人権、差別

ある障害者から見た世界


by bunbun6610