蒼穹 -そうきゅう-

『デジタル表記の見えない障害』に考えさせられたこと

『デジタル表記の見えない障害』
〔2014/01/26 21:11〕


に考えさえられたこと。

日本の健常者って特に、強烈なデジタル思考ですよね。
聴覚障害にしても、すぐ「聞こえる」か「聞こえない」
のどっちかに決めつけようとする。
そして障害者のほうは、バッサリと切り捨てるか、
過剰な特別扱いのどちらか、という極端な態度をとる健常者が多い。

佐村河内氏の報道姿勢にも、それが見事に顕れていた。
本当にすごい双極性だと思う。

今でこそ、日本にもさまざまな外国人が住むようになったが、
鎖国政策を続けてきた江戸時代までは、長い間、
単一民族国家を保ってきた。
その影響のせいか、日本は特にこの頑固な傾向が強すぎる
ような気がする。(※)


(※)参考記事
『バリバラ団の「がんばらなくていい!」に賛否両論
〔2014-02-15 18:30〕
 の「外国人への取材」参照。




そのツケは、決して小さくはないと思う。

「日本人はコミュニケーションが下手」

「日本人は外交が下手」

「外国の文化を理解しようとしない」

などと、よく言われたりする。

アジアの嫌われ者である原因がここにある、
と指摘していた有名人がいたのを憶えている。
例えば、岡本太郎氏だ。

実際、外国での重要な商談でもよく敗北する、という。

あるろう者は、こう言っている。

「日本人は、異文化を受け入れがたいものとする。
受け入れようとする姿勢を持たないように見える」

これは手話をはじめとする、ろう文化に関して、
言っているのだ。


ところで、この方は健常者のようなのですが、
ご家族の方に聴覚障害者がいる模様。
毎日、その障害とも向き合っていると、一般の人よりも、
“わかりにくい聴覚障害者”について、いろいろと理解
できてくるのでしょうか。

そういうふうなら、“共生社会”も、決してまだ無意味な
理想とは言い切れないかもしれない。

結婚は本人たちの意思でできるとはいうけれど、
現実は聴覚障害者と結婚させない風潮が、
今でもありますよね。

でもそれ以上に、やはり聴覚障害者は、今はまだ、
お互いに同じ障害を持つ人と一緒にいるほうが
安心できる。
結局、それで固まってしまう。

これでノーマライゼーション(共生社会)なんて、
進むのだろうか。

昔、旦那が難聴者で、奥さんが健聴者の夫婦を
見たことがあった。
その時は、何だかうまくいっているようには見えなかった。
その夫婦が休日に出掛けてきた様子です。

旦那は難聴者仲間と集まり手話でワイワイ、
楽しくやっている。
しかし、その隣で奥さんは手話もわからず、淋しそう、
あるいは辛そうについてゆく姿だった。

一言で言うと、やはり奥さんには合わないんでしょうね、
聴覚障害者の世界が。

健聴者世界では旦那が我慢、聴覚障害者世界では
奥さんが我慢する番のように思えた。
一緒に暮らしているのに、なぜか文化が違う、
お二人に見えた。
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by bunbun6610 | 2014-03-16 18:30 | バリア&バリアフリー

ある聴覚障害者から見た世界
by bunbun6610

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