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高齢難聴者の問題

日本は超高齢化社会に突入する。

先日、あるバス停でバスを待っていたとき、
私が両耳に補聴器を装用しているのを、
ずっと気になるように見ていたおばあちゃんがいた。

「おばあちゃんも、そろそろ

「耳が遠くなったね」

とか、言われるようになりましたか?」


と、声をかけてみたら、おばあちゃんも

「そうですね・・・。
(言い出しにくそうにしつつも)
家族での会話中、聞こえづらいと感じるようになりました。
家族からも、言われます」

と話した。

どうやら、それだけのようだ。
つまり、家族からの配慮は、全くないのだろう。
このおばあちゃんは、補聴器を装用していなかった。
では、そろそろ補聴器を使ったほうがいいはず。
しかし、補聴器を装用することへの抵抗感もあるのだろう。

誰しも、歳を取れば、老眼にもなっていく。
そして、当たり前のように、メガネを使うようになる。
だが補聴器の場合は、メガネと同じようにはいかないのだ。




特定非営利活動(NPO)法人 沖縄県難聴福祉を考える会
附属診療所“補聴相談のひろば”(耳鼻咽喉科)



『聴覚障害者の人権を考える -気になる差別の問題-』
〔2009年5月1日 金曜日〕

by bunbun6610 | 2013-12-20 18:00 | 老人性難聴

ある障害者から見た世界


by bunbun6610