シングルマザーが直面 生活保護申請窓口の“悲しい対応”
2013年 10月 12日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130819-00010001-jisin-soci
シングルマザーが直面
生活保護申請窓口の“悲しい対応”
女性自身 8月19日(月)0時0分配信
生活保護の申請窓口では、助けを求めてきたシングルマザーを追い返す
“水際作戦”が横行しているという。
「働けない事情がある」母親たちが本誌に告白した「生活保護ハラスメント」
の実態とは――。
北海道のある50代女性は、障害があり働きに出ることができなかった。
障害年金と同居の娘のパート代を合わせても月に12万円程度。
それで、生活保護の申請に行くと、
「娘さんは、もっと稼げるんじゃないですか」
と、暗に風俗業の仕事を勧められ追い返されたという。
京都府の女性の場合は、ケースワーカーにさんざん失礼な質問を
されたあげく、
「さらに妊娠・出産した場合は生活保護を打ち切る」、
「母子家庭には異性と生活することを禁じる」
と書かれた誓約書に、強引に署名させられた。
極めつけは、出産したばかりの20代の女性が、窓口の男性に言われた
一言。
「妊娠中に離婚したの? なんで妊娠がわかった時点で堕ろさなかったの!」。
この言葉に傷つかない母親がいるだろうか――。
「シングルマザーはみな必至に働いています。
就労率は8割を超えていますが、年収は181万円。
これでは子供を養うことはできません。
それでもシングルマザーの生活保護の受給率は全体の14.6%と低い。
申請時にひどい対応をされて心身ともに疲れ果ててしまい、途中で
あきらめてしまうことも多いのです」
(シングルマザーを支援するNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」
東京都千代田区・理事長の赤石千衣子さん)
関東地方に住むシングルマザーの山下和子さん(43・仮名)は、
10年もの間、夫のDVに遭い、昨年末、中1の娘と小5の長男を連れ、
実家近くに逃げてきた。
DVによって体調を崩し、今も心療内科に通っている。
彼女は、支援団体「全国生活と健康を守る会連合会」(東京都新宿区)
の地元のスタッフに同行してもらい、生活保護を受けることができたという。
「申請のとき、1人だったらたぶんパニックになってました。
ケースワーカーにダメだと言われたら言い返せない。
生活保護がなかったら、今ごろ路頭に迷っていたかも……」(山下さん)
シングルマザーが直面
生活保護申請窓口の“悲しい対応”
女性自身 8月19日(月)0時0分配信
生活保護の申請窓口では、助けを求めてきたシングルマザーを追い返す
“水際作戦”が横行しているという。
「働けない事情がある」母親たちが本誌に告白した「生活保護ハラスメント」
の実態とは――。
北海道のある50代女性は、障害があり働きに出ることができなかった。
障害年金と同居の娘のパート代を合わせても月に12万円程度。
それで、生活保護の申請に行くと、
「娘さんは、もっと稼げるんじゃないですか」
と、暗に風俗業の仕事を勧められ追い返されたという。
京都府の女性の場合は、ケースワーカーにさんざん失礼な質問を
されたあげく、
「さらに妊娠・出産した場合は生活保護を打ち切る」、
「母子家庭には異性と生活することを禁じる」
と書かれた誓約書に、強引に署名させられた。
極めつけは、出産したばかりの20代の女性が、窓口の男性に言われた
一言。
「妊娠中に離婚したの? なんで妊娠がわかった時点で堕ろさなかったの!」。
この言葉に傷つかない母親がいるだろうか――。
「シングルマザーはみな必至に働いています。
就労率は8割を超えていますが、年収は181万円。
これでは子供を養うことはできません。
それでもシングルマザーの生活保護の受給率は全体の14.6%と低い。
申請時にひどい対応をされて心身ともに疲れ果ててしまい、途中で
あきらめてしまうことも多いのです」
(シングルマザーを支援するNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」
東京都千代田区・理事長の赤石千衣子さん)
関東地方に住むシングルマザーの山下和子さん(43・仮名)は、
10年もの間、夫のDVに遭い、昨年末、中1の娘と小5の長男を連れ、
実家近くに逃げてきた。
DVによって体調を崩し、今も心療内科に通っている。
彼女は、支援団体「全国生活と健康を守る会連合会」(東京都新宿区)
の地元のスタッフに同行してもらい、生活保護を受けることができたという。
「申請のとき、1人だったらたぶんパニックになってました。
ケースワーカーにダメだと言われたら言い返せない。
生活保護がなかったら、今ごろ路頭に迷っていたかも……」(山下さん)
by bunbun6610
| 2013-10-12 19:00
| 生活保護を考える