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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

会社の職域差別を知って

就労後の聴覚障害者問題(R社)

2010年5月7日(金)

ハローワークに行った。
仕事の紹介してもらうついでに、
会社を懲戒解雇される可能性も話したが、
職員の対応は「そうですか」で終わりだった。
M社在職時にハローワークへ相談した時もそうだったが、
公共機関は全く相談相手にはならない。
話すだけムダだ。

相談が終わる頃、掲示板にR社の障害者募集の
求人票があるのをみつけた。

求人番号:13040-17960101
時給:1200~1500円
必要な経験等:大量給食調理業経験者
必要な免許:調理師

私よりも条件がいい。
私も調理師免許を持っているし、だいぶ前だが、
調理経験はある。
なのに私を出し抜いてこんな求人票をハローワークに出している。
しかも、また障害者枠でである。
裏切られた思いだ。
職場の人からは

「あなたは仕込みが早いから、『料理がしたい』と言えば?」

と言われていた。
現に調理師免許がない人でも、
学生の人も料理の仕事をしている人が
3人はいる。
それで免許があり、有名料理店で働いた
経験もある私には、限られた手伝い以外は、
やらせてもらえない。

人材開発部からも上司からは、声はかからない。
理由は間違いなく「聴こえないから」であろう。
健聴者の世界で聞こえない人は、そういう扱いを
受けやすいことは、昔からわかっていた。
だから私は諦めて、料理の世界からも、
さっさと足を洗った。

この日記の2010年1月9日付で書いていた

「我々聴覚障害者に対して与えられる仕事は、
コミュニケーション無しで出来る、
常に一人で行う単純労働に限られるのである。」

は、当たっていたことになる。
もしこの人材の採用が決まれば、
私は全く不要になるだろう。
私に任されている仕事は、
誰にでもできる仕事なのだから。
もうR社の職場に復帰したいという気持ちは
なくなってきた。
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# by bunbun6610 | 2010-05-07 18:00 | 就労後の聴覚障害者問題R
就労後の聴覚障害者問題(R社)

2010年5月6日(木)

今まで思ったことは二つある。

一つは、会社に迷惑をかけたことは
反省している。
この事件は会社責任ではない。
自分の個人的感情からである。

もう一つは、Aさんを個人的に恨んでいる、
ということだ。
すべての人から差別意識をなくす、
ということは到底無理なのはわかっている。

でも、いつも会うし、仕事での協力関係も
必要だ。
Aさんにそれがないのは納得できない。

差別をする側と、される側とは違うのだ。
差別するのは、当人にとって気持ちがよい
からだろう。
しかしされる方は、たまらない。
しかしそれは、第三者の目には見えないものだ。
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# by bunbun6610 | 2010-05-06 18:00 | 就労後の聴覚障害者問題R

怒りから

就労後の聴覚障害者問題(R社)

2010年5月5日(水)

恫喝事件当日の事情聴取の時、私はKさんに

「Aさんは私の耳が聞こえないということを
知らなかったのだろう」

と話した。
しかしKさんは

「Aさんは、あなたの耳が聞こえないことを
知っていた」

と言っていた。
これには驚いた。

Kさんは、なぜか他部署のAさんに、
私の聴覚障害のことを伝えていた。
他部署のスタッフには知らない人もいただろうに。
(事実、前にそこにいたある人に私の部署に
いるHさんの電車遅延で困っていた時、
相談したそこの人は、私の聴覚障害に
気づかなかった)。

今まで会っても(通路ですれ違っても)、
私が挨拶をしても、
Aさんは一度も挨拶をしなかった。
それがなぜなのかと考えると、無視している
のだと思っていた。

それは、私が耳が聞こえないことを
知らなかっただけで、単なる無視だと
思っていた。

しかし、「知っていた」ということは、
そうではなく

「聞こえないヤツに挨拶をしても意味がない」

などと思っていることになるだろう。
要するに「つんぼ」への無視であり、
障害を持つ者への蔑視が、
Aさんの心の中にはあるということになる。
しかも、職場でそんな態度で関わっている
となると、これは許せない。

それでも、自分は反社会的な行動をして、
会社に迷惑をかけてしまったのだから、
懲戒解雇は免れない。

仮に人事部長から特赦的な措置が与えられた
としても、それを受け入れただけでは、
会社の皆が納得するわけがない。

やはり自分で責任をとって、会社を辞める
ことが必然となった。
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# by bunbun6610 | 2010-05-05 18:00 | 就労後の聴覚障害者問題R