蒼穹 -そうきゅう- bunbun6610.exblog.jp

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
世界の果てまでイッテQ!
イモト・ワールド・ツアーinニュージーランド・サモア
http://www.ntv.co.jp/q/oa/20170423/01.html


お笑い芸人イモトの笑いは、本当に面白い。
逆に、昔見たビートたけしの笑いはつまらなかった。
漫才は話だけだから。

でも、その原因が今になってからわかったことだが、
同じ漫才でも、昔のテレビには字幕がなかったから、
面白い話をしていても全くわからないだけだった。
本当に、今のテレビには字幕がつくようになったから、
その面白さもわかるようになった。
それだけのことだった。
決して、たけしの話がつまらないわけではなかった
のだろうが、

「たけしなんか面白くない」

と平気で言って、周囲の人をシラケさせていた。
と言うよりも、当時から人気絶頂、国民的尊敬を
集めていたビートたけしを低評価していたのだから、
反感を買っていたかもしれない。


イモトは、字幕がなかったとしても、面白いと思う。
身体を張って笑わせるところがあるから。
世界共通の笑いにさせている、と思う。



ところで、世界共通というと、

言語は世界共通ではない
その通り。


手話は世界共通?
いや、手話も違う。
これは、手話が言語であることを証明している
のではないだろうか。
でも世界共通の単語も2つあると、
ろう者から聞いたことがある。


笑いも、世界共通ではない
字幕のない漫才や笑点はわからない。
でもイモトのようなパフォーマンス的笑いは
世界共通だと思う。


音楽に国境はない
これは、一部の聴覚障害者にも言える。


美味しいものに国境はない
聴覚障害者にも言えると思う。
よほど食文化が異なる食べ物でもない限り。


写真は世界共通である
そう思えたのは、ろう者写真家の井上孝治さんの
写真を思い出したから。
写真は言語とは違うけれども、
自分の持っている言語が通じない相手とでも
通じるコミュニケーション・ツールの一つだと、
よく理解した。
聴覚障害者にもストレートに分かるものだし、
ゆえにカメラが趣味の人が多いのだろう。

『東京ろう映画祭 井上孝治写真展』
〔2017-02 -20 19:13〕





『斎藤陽道(さいとう はるみち)/ろう者・写真家』
〔2014-05 -18 18:30〕

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# by bunbun6610 | 2017-04-24 00:50 | 情報保障(テレビ字幕)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170422-00000533-san-movi


ビートたけしだけ日本語をしゃべる
謎の真相
 「ゴースト・イン・ザ・シェル」
ネットに渦巻く「なぜ?」の声


産経新聞 4/22(土) 14:04配信



公開2週目の週末の観客動員ランキングで5位
(15、16日興行通信社調べ)
と堅調な成績をキープする映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」
(ルパート・サンダース監督)だが、ネットなどで、
こんな声があがっている。

「ハリウッド作品だけに出演者全員が英語で会話する中、
ビートたけしがひとり日本語を話しているのはなぜ?」


■桃井かおりは英語なのに

 たけしが演じるのは、スカーレット・ヨハンソン演じる
少佐が所属する公安9課の指揮官、荒巻役。

 少佐が

「Someone is scanning data
 traffic
(何者かが交信情報をスキャンしています)」

と英語で語りかけると、荒巻は「送信元を探せ」と
日本語で応えるのに、なぜか会話は成立している。
同じ日本人キャストでも、桃井かおりは英語を話して
いるのにだ。

 なぜ、たけしだけが日本語を話すのか。


■是が非でもたけしを

 「下手な英語より、日本語でせりふを言いたい」

 実は出演に際し、たけし側から、そんな要望が
出されていたというのだ。

 サンダース監督は、

「製作側は猛反対だった。
でも、僕が粘りに粘って『大丈夫だから』と説得した」

 そもそも、たけしの起用は、サンダース監督の
悲願だった。

 「『戦場のメリークリスマス』(1983年)や監督、主演を
務めた『HANA-BI』(1998年)などを見て、
僕は、たけしさんをすごく尊敬している。
どうしても、この作品に出てほしかった」

 サンダース監督は撮影のため1週間のスケジュール
確保を希望したが、多忙を極めるたけし側が提示したのは
2日間だった。

 「この日程に、周囲からは、やはり強い反対意見が出た。
『たけしの起用はあきらめろ』とまで言われたが、屈しなかった。
僕はたけしさんのために、すごく闘った」


■拍手したいぐらい見事な演技

 サンダース監督が続ける。

 「スカーレットとは別々の言語で会話することになったが、
2人が“スピリチュアルに繋がった親子”のようにも見えて、
かえって良かった。
ブロックバスター(大作)映画だけど、ほかとは全然違う
作品になったと思う」

 ところで、それほど固執したたけしの起用。
結果はどうだったのか。

 「たけしさんは、雨の中、3人を相手にした銃撃戦を
演じているが、何度も念入りに練習する姿が印象的だった。
本番では素早く動き、実に見事な演技だった。
拍手したいくらいだった。
ユーモアいっぱいの人で、僕の演出をほめてくれた。
あれは、うれしかった」

 ご満悦だ。



 「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、士郎正宗の漫画を
アニメ化した「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
(1995年、押井守監督)がオリジナル。

 舞台は、人類が身体の機械化を進める近未来。
人間の脳までハッキングするテロ集団が出現し、
荒巻(たけし)率いる公安9課は、脳以外は全身が機械の
少佐(ヨハンソン)らを投入し、捜査にあたるが…という物語だ。

 サンダース監督は、

「(アニメ映画を)20年ほど前に初めて見て、哲学的なテーマ
やキャラクター、世界観、バイオレンス描写の美しさに打ちのめ
された」

と語るオリジナルの大ファンだ。

 実写化にあたっては、

「プレッシャーだったが、どうせ誰かがやるなら僕がやりたかった。
原作やテレビアニメなど、『攻殻機動隊』シリーズが世界にもっと
知られるためのいい機会とも思った」

と話していた。

(文化部 岡本耕治)



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もともとはたけしの台詞も英語の予定だったが、
たけしからの強い要望と監督の同意もあって、
ここだけ日本語になったようだ。

(もし、この変更がなければ、たけしは英語台詞で、
日本語字幕もついたと思われる)

それでたけしの要望を認めたのはいいが、
今度は聴覚障害者だけに、わからなくなってしまった、
という流れのようだ。
しかしやっぱり、日本人聴覚障害者から観れば、

「日本にいる日本人なのに、自分だけ異邦人のように
扱われている孤独感になってしまう」

という気持ち、差別観は、理解されないのだろうか?
そしてそれは、その瞬間だけで終わるのではなく、
今後、映画を観るためにチョイスする時にも、
聴覚障害者だけにこの記憶がリンクし続けるという、
後引きの悪くなる気持ちを、
健聴者は理解できない。
頭が悪いと言えばよいのか、
それとも想像力が欠如していると言うのか・・・。
それに強い哀しみを覚える。


『映画『レインツリーの国』(有村浩/原作)』
〔2015-12 -12 00:22〕


を、もう忘れたのだろうか。
所詮、健聴者がもらい泣きする「感動ポルノ」作品
だったのだ。
映画制作会社は、それで効率良く儲けることしか、
頭の中にはない。

たった一人しかいない、たけしの要望は聞き入れるのに、
国内だけで何百万人もいる難聴者や聴覚障害者のことは、
無視するというのか。





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松森果林UD劇場~聞こえない世界に移住して~
『『ゴースト・イン・ザ・シェル』ビートたけしの字幕欠落!』
〔2017-04-12〕
http://d.hatena.ne.jp/karinmatasumori/20170412




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>「<日本語字幕版>だと思って安心して観に行ったら
まさかの<日本人キャストの字幕欠落>。
聴覚障害者にとっては、「字幕の欠落=ストーリーの欠落」です。」





>「<日本語字幕>の定義ってなんなのでしょう。
日本語セリフに字幕がつかないのならその旨案内して
ほしいと思います。
(だからいいってわけではないですが)」




そもそも私は、たけしがどんなアーティストなのかも
知らないのだから、この映画にも全く関心がなかったが。
情報が受けられずに育ってきたから、
仕方がないのだ。
逆に外国人や本でしか知りえないような、
歴史上の日本人(例えば、坂本龍馬とか)だと、
尊敬できる人が多い。

「自分は日本にいる日本人なのに、
まるで異邦人のように感じる」

とか言っていた聴覚障害者がいた、という。
それは、こういうことだ。
日本には、こうした間接差別がたくさんある。



>「映画が多様化しているこの時代、
日本の映画館も「言語への配慮」をしっかりと検討してほしいのです。

上記自分の体験をもとに、
<字幕上映>というならばすべての音声に字幕が必要な根拠を説明し
改めて検討していただきたい旨をメールで送りましたが
返信はいまだにありません。」




「障害者政策委員会委員」や、
「障害者差別解消支援地域協議会の設置等の
推進に向けた検討会」の対応だと、どうなるのだろうか。



内閣府
『障害者差別解消支援地域協議会の設置等の
推進に向けた検討会(第1回)議事次第』
平成29年1月5日(木)13:30~15:30
中央合同庁舎8号館4階 427会議室
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/secchi/k_1/index.html



内閣府 障がい者制度改革推進会議 差別禁止部会
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#bukai


聴覚障害者団体は、例えば次の団体から委員が
選出されている。
是非、多くの方が団体に入会し、意見や要望を
伝えるようにしたい。


一般財団法人全日本ろうあ連盟
https://www.jfd.or.jp/


社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
http://www.zennancho.or.jp/

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# by bunbun6610 | 2017-04-24 00:28 | 情報保障(テレビ字幕)

就労後の聴覚障害者問題(■社)

【聴覚障害者の関係障害】
『人間不信、会社不信、労働組合不信』

20■■年■月■日(■)

人間不信だ。

会社に騙され続けてきた。
労働組合にも騙された。
もう、会社も労働組合も信用できない。
当たり前だ。

聴覚障害よりも、こっちのほうが
怖いのではないだろうか。
このままでは、私は社会復帰できない。

生きていくためには、働かなければならない。
たとえ、周りが聴覚障害者を全然理解できない
健聴者ばかりでも、そこで耐えて働かなければ
ならない。
無理解な健聴者に合わせなければならない。

健聴者は

「聞こえなくてわからないのなら、
こちらも助けるから」

と言うが、それは健聴者が考えるやり方で、だ。

「聞こえなければ、聞こえるまで何度も言うから」

それがダメだと、コミュニケーションが
全くない仕事ばかりやらせる。

それが会社としても聴覚障害者配慮だと考えている。
「仕事だから当たり前」と言えば、それまでだろう。

私も一生懸命に健聴者に合わせてきた。
もう、何十年間も。
心には、何十年分の疲れが溜まっているのだ。

でも健聴者は本当に私に合わせたりはしない。
会社ではいつも健聴者に合わせてばかりで、
疲れていった。

健聴者が

「手話も覚えます」

と言って、覚えたのは挨拶言葉

「おはようございます」

「こんにちは」

「こんばんは」

だけ。

初めのうちは、それだけでもうれしいかもしれない。
だが、その後になっても、新しい言葉は、
いつまでたっても覚えてくれない。

私は健聴者の稚拙な、一方通行の手話を
いつまでも見ているだけで、
本当のコミュニケーションはできない。

聴覚障害者は、子どもじゃないんだ。
知的障害者じゃないんだ。
勘違いしないで欲しい。

こんな気持ちも、健聴者にはわからないのか。
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# by bunbun6610 | 2017-04-23 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1