国が払う障害者雇用助成金は丸々、会社のものになる

『障害者雇用助成金の問題点』
〔2012-02-01 19:47〕

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# by bunbun6610 | 2017-09-19 18:00 | 就労前の聴覚障害者問題A

障害者の『転職・退職理由に関するアンケート調査』

障がい者総合研究所
『転職・退職理由に関するアンケート調査』
〔2015.4.21〕
http://www.gp-sri.jp/report/detail009.html



障害の種別は「身体障害者」と「精神障害者」にしか、
分けていないので、原因が詳しくわからない。
だからほとんど、やっても意味のない研究データだ。

その証拠に、一番肝心な部分である、

「転職・退職を決断する前にどのようなフォローや
対応があれば、前職に残っていたと思いますか?」


という質問に対し、回答者はトップ4に、
次のことを挙げている。

(1)「障がいへの理解・配慮」
(2)「相談できる人・場所」
(3)「部署異動・業務変更」
(4)「人間関係の改善」

当然、「理解・配慮とは何か?」が気になるし、
それがカギなのだが、健常者も、他の障害者も
それがよくわからないのが現実だ。
障害がわからなければ、理解も配慮もできないのは当然だ。


また、「相談できる人」というのも、
「相談員」の肩書きがあればいい、という単純なものではない。
その障害種別に応じた、経験豊富な相談員が
必要になってくる。
聴覚障害者の場合でもよく、聴覚障害を持つ専門の
相談員がいる相談所もあり、
そこでは長く同じ相談員が相談業務を務めていたりする。
そういうところで相談し、問題点が一つ一つ解決して
安心すると、職場定着していくケースが少なくなかった。
苦しくなっても、すぐには辞めず、
相談して問題解決の糸口を探るようになる。
そして、それが本人の問題解決能力の成長にもなってゆく。


人間関係で苦しみやすいのは、
健常者から見たら意外かもしれないが、
聴覚障害者もそうである。
人事部の辞令で健常者ばかりの職場に放り込まれて、
一人だけポツンと寂しく働く障害者が多い。
障害者がいても、他の障害者ばかりいる職場だと、
本当に理解ができていないと、なかなか難しい。
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# by bunbun6610 | 2017-09-14 16:16 | 就労後の聴覚障害者問題B

『たとえ病気になったとしても、やりたいことをやる人生は楽しい。』

『たとえ病気になったとしても、やりたいことをやる人生は楽しい。
難病ALSに負けないFC岐阜元社長・恩田聖敬さんの行動力に学ぶ』
〔2016/06/15〕




この記事を読んで、私が思ったことを正直に書く。

「この人は元健常者だった。
もともとは、優れた環境の中で育って、優れた家庭教育、
学校教育などを受けられていたから、
優れた会社に入社できて、優れた業績を残せた。
そうしたバックボーンみたいなものがあるから、
重度障害者になっても、そうして生きられたし、
周りの人にもこんなことを言えるのだと思う」

と。

自分だけの「僻(ひが)み」とも言える言葉だが、
先天性障害者と後天性障害者とでは、
こんなに違うんだと。

後天性障害者は自分の身に起きた悲劇を売りにして、
「感動ポルノ」好きな健常者から同情を集めたりする
こともできると。
それは僻みだ。
わかっている。

けれども、それでもそう考えたりしてしまう。
自分が弱い人間だからだ。

この人は、こんな絶望的になるはずの出来事に対して、
どうして乗り越えたのだろうか?
いや、「もう乗り越えた」のではなくて、
今でもその途中で、
心の中では苦しみが続いているのだろうか?
私は、その話をこの人から聞いてみたい。


私の知っている、ある中途失聴者は

「事故が起きた後、自分が悲しむよりも、
周りにいる家族が悲しんでいたものだから、
自分はそれどころではなかった」

と漏らしていた。
恩田さんにも、それはあるのだろうか。

「もう死にたい」

と思ったことはあるが、
この人の場合は家族を背負っている。
だから、そのためにも強くならなくてはいけない、
と自分に言い聞かせたのかもしれない。


>「きっと人は、自分の思いこみで自分の可能性を狭めて、
私にはできないとあきらめてしまったり、
チャレンジしない理由をつくっていることがあると思います。」


私が尊敬する、モハメド・アリが言っていた言葉と
同じことを、この人も言っている。


>「坂田:まだ恩田が声を出せる状態ですので、
日常的には恩田が何か言葉を単語で発して私が
横で復唱するっていうかたちで確認して、
「きょう」「今日」「よていは」「予定は」という感じに
復唱して確認している状況です。
恩田が体調が悪い日は声が聞き取れない時も
あるので、主に口文字で「あいうえお」と私が言って
母音を確認して、「え」だったら「えけせてね」と
言って特定しています。
今は全部それを確認することはないので、
最初の文字だけわかれば、じゃあっていうかたちで
わかることが多いですね。
主にこの2つです。」


>「「そうぞう」 「想像以上に」 「こういうびょうきは」
「こういう病気は」 「ほんにん」 「本人」 恩田さんが
今出せる精一杯の声で単語ごとに短く切って発話
すると、坂田さんがそれを復唱して確認していきます。

恩田:想像以上にこういう病気は本人だけでなく
周りの家族がどれだけしんどいか、
目の当たりにしました。
今工藤さんがおっしゃったように、情報がいかに大切か
思い知りました。
元気な頃は、自分の知りたいことはネットを使えば
ほぼなんでも知れたけど、今の自分の病気のケアを
どうやってやったらいいかっていう具体的な情報は
どこにもない。
結局、地域で同じ病気と闘ってる人と出会えるか
どうかで、自分の生活やケアの質が決まっちゃう。」



聴力が、体調によっても変わることがわかる部分だ。
聴覚障害者でも、体調によってはいつもより聞こえたり、
逆にもっとひどくなる場合もあると聞いている。
それと、恩田氏の言葉を坂田氏が聞き取る場合も
推測で理解している、という点も、健聴者も難聴者や
中途失聴者と変わらない。



>「私自身、様々な障害や病気の方にお話を伺うと、
「私たちにとって情報はお金と同じです」
という声をよく聞きます。
どの患者にも一律に情報が手渡されるわけでなく、
よりよい情報を手に入れられる人とそうでない人が
いるという現状があり、それは実際の患者の生活の質
に直結します。」

これは当然、聴覚障害者にも言えることである。
情報障害による損失は、単純なものではない。


>「自分の価値観を大切にしながら、
自分のやりたいことをやる、
自分が楽しいと思うことをやる。
困ったら、周りのひとに力を貸してほしいと頼んでみて、
サポートをしてもらおう。
とってもシンプルで、とっても大事なことを、
恩田さんはその存在を持って伝えてくれるひとなのだなと
思います。
人間がたったひとりでできることはとても小さいけれど、
ちょっとずつ誰かの力をかりることで、
たくさんの人の心を動かす力になります。」



これは、一番いい言葉だと思う。
結局、障害などあろうがなかろうが、
「自分らしさを大切にする」ということだ。
それは、誰でも変わらない。
SMAPの名曲『世界に一つだけの花』にも、
そんな意味の歌詞があったかな。

ガンで声帯を切ってしまい、話すことが不自由になった
音楽プロデューサーのつんくさんもテレビで見て、
とても印象に残っている。

それぞれに生きて、自己の力を発揮している。
それは、私も素直に感動する。
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# by bunbun6610 | 2017-09-11 20:29 | 障害者問題・差別
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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