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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

<   2017年 03月 ( 32 )   > この月の画像一覧

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170311-00009236-jprime-soci&p=4


震災6年のリアル
「復興とともに開く被災地間格差」
「防災対策するほど人口流出」

週刊女性PRIME 3/11(土) 20:00配信

誰のための「復興」なのか?

「復興政策は失敗です」

 そう言い切るのは『「復興」が奪う地域の未来』(岩波書店)
などの著書がある首都大学東京の山下祐介准教授
(都市社会学)。

 復興政策として、例えば津波被災地では巨大防潮堤が
建設されているが、官僚のなかでも最初から批判が
あったという。

「巨大なハードに頼ればかえって命は守れない。
なにより時間がかかりすぎる。
復興は時間が命だ」

 まとまれた地域では、防潮堤そのものを拒否したり、
高さを下げたりしている。
だがごく一部だ。

「話し合いのできなかった地域には、
平成の大合併による弊害がもろに表れている。
震災前にやった合併も政策の失敗のひとつです」

 しかも防潮堤を作ってもその内側に住むことは
できない。
高台移転にも時間がかかる。
造成地に地域を離れた人々が本当に戻ってくるのかは
見通せていない。

「防災事業がすべて悪いというわけではない。
だが、そこに人が戻れないのなら何のための防災か」





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ハードに頼りすぎる・・・・。

そうだ、思い出した。
13年前の3月26日に起きた六本木ヒルズ回転ドア事故も、
そうだったんだ。

カテゴリ『六本木ヒルズ回転ドア事故』

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by bunbun6610 | 2017-03-12 08:00 | 社会

会社の「情け」の種類

世間ではよく、

「穏便に」 「穏便な処置を」

と言われることがあります。
よい意味で使われるというイメージがありますが、
テレビドラマでは自分も少々悪かったという意味で

「どうか穏便に」

と頼む場合や、極悪人でさえ使う場合があります。
会社でも

「ちょっとこれは、自分(会社)側にも責任があるな」

と非を認めているときは、口には出さずとも、
このような処置を取る場合もあると思います。

日本社会は白黒をはっきりとつけてやる
欧米社会とは違い、お互いに「情けをかける」
ところがあります。
それを歩み寄りのきっかけにして、
今後の関係を築いていったり、
良好に変えるためなのかもしれません。

でもこれって、相手に納得できる、
できないを判断する余地を残すことに
ならないでしょうか?
だから相手に納得できないことがあると
揉め事になって、それがダラダラと続く傾向
もあるのかもしれません。

白黒がついたら、もうそんなことはないでしょう。
そうしないのは「情け」だからなのでしょうけれども、
「情け」を相手が有難いと思うとは限りません。
屈辱的な「情け」を与えてしまうと、
逆により一層恨まれて、火の粉は振り払えなく
なることだってあると思います。

「障害者とコミュニケーションをするのは難しい」

と言った会社の部長がいますが、
だからといって双方納得を避けて、
カネの力で「臭いものに蓋をしよう」としているのは、
障害者事件を「穏便に処理」しようとしていると
想像できそうです。
選ぶのはその人の自由だろうが、
肝心のどっちに転ぶかはわからないで
やっているのだから、

「これが日本企業の部長がやる手口なのだろうか」

と、呆れてしまいます。
テレビドラマなら、言うことをきかない障害者など、
殺してしまえばいいわけだけれども、
これはそうはいかない。

臭いものに蓋をすればガス爆発し、
蓋も容器も壊れて、さらに強烈な臭いを出すかも
しれません。
それでも、蓋をするだけにしておくのが最善策
だというのだろうか。

そもそも、きちんとコミュニケーションしていないから、
問題が解決しないのだということが、
この部長にはまだわからないのか。
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by bunbun6610 | 2017-03-11 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

http://news.line.me/issue/oa-kanagawa/1hrm0z7yud643



時代の正体
「差別の温床、施設にも」
 相模原障害者殺傷


02.26 16:40神奈川新聞

 【時代の正体取材班=成田 洋樹】

「障害者を排除するという被告の極端な考え方は、
施設で働いたからこそエスカレートしたのではないか」。

相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で
起きた元職員による大量殺傷事件について、
そう問題提起する施設長が川崎市にいる。
排除や虐待につながる差別感情の芽はどの施設にも
潜在しているのではないかと考えるからだ。

「私が勤める施設で彼が働いていたら、
事件は起きなかっただろうか」。

自身への重い問い掛けと向き合い続けている。


■潜在

 障害者施設「桜の風」(同市中原区)の中山満施設長
(66)は、高齢の元アルバイト職員の言葉にがくぜん
とした。

 「気持ちは分かるけど、殺しちゃいけないよね」

 昨年7月26日の事件の数日後、たまたま街中で出くわし、
交わした会話。
話の流れから「気持ち」が指しているのは、逮捕直後、
警察の調べに供述した

「障害者なんていなくなればいい」

だと受け取った。
仕事熱心で優しい人柄だった元アルバイト職員の思わぬ
共感に、身近に潜む問題の根を突き付けられる思い
だった。

 障害者に接し、十分理解があると思われる人ですら
とらわれてしまう差別感情の芽は、どのようにして
生まれるのか。
施設のありようと無関係とは言い切れない、
と中山施設長は言う。

 「施設では職員と障害者の間で主従関係が生じやすい。
(行動を改めない入所者に)何度も言っただろうと、
私だって言いたくなってしまうときがある。
少しでも油断すると、上から目線になる恐れがある」

 入所者の呼称一つとっても注意は必要だと指摘する。
親しみを込めて「ちゃん」付けや、あだ名で呼ぶことが
主従関係に陥りかねないとして、桜の風では「さん」で
呼ぶことを励行している。

 「大人の入所者に対して、子どもに接するような言い方
をすれば、相手も『従』の役割を果たそうとしてしまうこと
がある。
やがて職員の顔色をうかがったり、こびを売ったりする
ような入所者も出てくる」

 内心は違っても従わざるを得ないという、
すでにしてゆがんだ関係。
職員の心理はどうなるのか。

「自分の言うことを何でも聞くので気持ちよくなる。
支配下に置いているような感覚になる。
周りの職員からも

『言うことを聞かせられる、支援が上手な人』

と評価する雰囲気が漂うようになる」

 エスカレートすれば、命令口調になり、
尊大な態度を取るようになる。

「手間の掛かる人たちの面倒を見てやっている
自分は偉い」

「自分が生殺与奪の権限を持っている」。

第三者の目が入りにくい閉鎖的な施設には、
思い違いが生じる危うさが常に存在している。
中山施設長は

「だから職員は高い倫理観を持ち、
『落とし穴』を自覚しなければならない」

と警鐘を鳴らす。


■逆転

 川崎市の指定管理施設として2013年に開設した
桜の風には、知的、身体障害者約40人、
精神障害者約20人が入所。
社会福祉法人「育桜(いくおう)福祉会」ともう一つの
社会福祉法人が共同で運営している。
育桜福祉会が担当する知的、身体障害者の大半は
最重度の「支援区分6」で、言葉での意思疎通が難しい
人が少なくない。
暴れたりする強度行動障害がある人もいる。

 支援の在り方を模索し続ける桜の風でも、
支援のつもりが、入所者を意のままに行動させるよう
促しているときがある。
入所者が管理の対象になるという主客が転倒した
状態に近づく。

 ある30代の男性入所者は、散歩や体操への関心が
薄かった。
職員はやる気を促すための策を練った。
1日1回運動したらシールを1枚あげ、平日に毎日
続けて5枚たまったら好物の缶コーヒーを飲むことが
できるという約束を交わした。

 やがて支援の歯車が狂いだす。

「運動に行かないとシールをあげないよ」

「シールもらえなくていいの」。

本人の頑張りを引き出すためのシールが行動を操る
手段に逆転する。

 あるとき「シール5枚」を達成できず、
落胆する男性の姿を見かねた職員から相談を受けた
佐野良副施設長(45)は

「来週は頑張ろうと励まして、きょうは缶コーヒーを
飲んでもらおう」

と助言した。

 「支援計画が崩れる。
いいんですか」

と問い返す職員に、佐野副施設長は諭した。

「あなたは仕事で嫌なことがあったら、
気分を晴らすために飲みに行ける。
缶コーヒーをお預けにするのは、
楽しみが奪われてつらい思いをしている人に、
飲みに行っては駄目と追い打ちをかけるのと同じだ」

 佐野副施設長が自戒を込める。

「現場では支援と管理が逆転していても、
気付きにくいときがある。
少しでも油断していると、本人の行動を制限する
という危うさを見失いかねない」


■世相

 「もしもコンビニ店で働いていたら、
犯行に及んだだろうか。
やまゆり園の実情を詳しく知らずに軽々しくは
言えないが、施設で多くの障害者と接したがゆえに
起きた事件ではないか」

 中山施設長があえてそう問い掛けるのは、
施設関係者が事件について語る動きが広がっている
ように思えないからだ。

「凄惨(せいさん)な事件だったため、
別世界の出来事と受け止めているのか。
自らの問題として考え続けている施設職員は
どれだけいるだろう」。

いま、誰もがわが身を顧みなければ過ちの芽は
摘まれぬままだ。

 1月下旬、横浜市で開かれた施設職員研修の全国大会
で他県の職員は神奈川新聞社の取材に

「あのような人物を採用したことが間違い」

「不審者に備えて(身体を拘束する)さすまたの
研修を行った」

と語った。
どこか人ごとのような響きだった。

 低賃金の福祉現場は人材確保にきゅうきゅうとしている
現実がある。
中山施設長は

「猫の手も借りたい現場では、多少素養に欠けていても
夜勤をしてくれる人なら採用してもおかしくない。

『採用したのがまずかった』

『暴漢が起こした事件』

と片付けてしまっては、自分が日々行っている仕事が
問われているということに考えが及ばなくなる」

と危惧する。

 数々の供述からは意思疎通ができない重度障害者を
狙って危害を加えたことがうかがえる。

「社会に最も役に立たない、無駄な人間とみなして
犯行に及んだのだろう。
冷静にターゲットを選別している印象が強い」

と話す中山施設長には、社会に潜在する差別意識が
反映された事件と思えてならない。
佐野副施設長は

「障害者のことを気にも留めなかったり、
さげすんだりする光景は日常的だと思う」

と指摘する。

 施設に向ける社会のまなざしが厳しくなれば、
外で問題行動が起きないよう内部での管理が厳しくなる。
鍵を掛けて入所者の行動を制限したり、
力ずくで行動を押さえ込んだり、
虐待につながる温床は広がる。

 中山施設長の問い掛けは続く。

「犯行の背景には

『世間を代表して犯行に及んだ。
世の中のためにやった』

という意識があったと思う。
障害者をみんな邪魔に思っているじゃないか、
差別して何が悪いんだ、と」

 確かに事件の5カ月前、大島理森衆院議長に宛てた
犯行予告ともとれる手紙に記していた。

 〈保護者の疲れきった表情、施設で働いている
職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界のためと思い、
居ても立ってもいられずに本日行動に移した次第で
あります〉

〈重複障害者に対する命のあり方はいまだに答えが
見つかっていないところだと考えました。
障害者は不幸を作ることしかできません〉

 その目に映っていた施設の様子、それを踏まえて
語られた「正義」、等しくあるべき命の否定。

「施設や社会のありようを問い直すために、
事件について語り続けなければならない」。

その責任は施設に関わる人たちにこそあると中山
施設長は考えている。




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by bunbun6610 | 2017-03-11 09:00 | 障害者問題・差別


http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170310/Mainichi_20170311k0000m040071000c.html?_ga=1.197226607.1599851863.1489181957



<元アナ逆転無罪>
逮捕から4年半
「失ったものは返らない」

毎日新聞社 2017年3月10日 20時13分
(2017年3月10日 20時58分 更新)


広島市の銀行に置き忘れられた封筒から現金を抜き取った
として、窃盗罪に問われた元RCC(中国放送)アナウンサー、
煙石(えんせき)博被告(70)の上告審判決で、
最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は10日、
懲役1年、執行猶予3年とした1、2審判決を破棄し、
逆転無罪を言い渡した。

        ◇

 逆転無罪判決を受けて記者会見した元アナウンサーの
煙石博さん(70)は

「失ったものは返ってこず、悔しい思いでいっぱいだ」

と話す一方、

「公正な判断にほっとした」

とも述べ、支援者らと握手を交わした。

 窃盗容疑による逮捕から約4年半。
無実の訴えがやっと認められた。
煙石さんは会見で

「私がお金をとった場面は防犯カメラに映っていない。
警察がストーリーを作った」

と広島県警の捜査を批判。
弁護人の久保豊年(ほうねん)弁護士も

「検察官が警察をチェックせず、1、2審も証拠を
きちんと評価しなかった。
今回の判決は大きな警鐘だ」

と述べた。

 最高検の榊原一夫公判部長は

「主張が認められなかったことは誠に遺憾だが、
最高裁の判断であるので、真摯(しんし)に
受け止めたい」

とのコメントを出した。

【島田信幸】



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例えば、パチンコ店には監視カメラがある。
それに犯人の窃盗状況がちゃんと映っていても、
それだけでは捕まえることができない、
とパチンコ店は言っていた。
なぜかというと

「被害者が警察へ被害届を出さなかったら、
被害があった証拠がないのと同じだからだ。
それでは警察は動いてくれない」

と話していた。
その一方で、パチンコ店と警察の癒着問題もある。


だけども、このニュースでは違う。
証拠がなくても警察が勝手にストーリーを作っているとか。
国家権力を使って、何でそんなデタラメな仕事が出来るのか。
信じられないことだ。
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by bunbun6610 | 2017-03-11 07:10 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000062-mai-soci

<不利益変更>
時給、突然引き下げ
 …拒否したら出勤停止


毎日新聞 3/7(火) 15:00配信

◇事例、相次ぐ

 居酒屋やアパレル業界などで、店側が人手不足の
時期に高い時給で雇った有期雇用の労働者に対し、
一方的に時給の引き下げや勤務日数を減らす
「労働条件の不利益変更」を強いる事例が相次いで
報告されている。
労働組合は

「弱い立場につけ込み、悪質だ」

と指摘する。【早川健人】


 東京都多摩地区の調理師の男性(42)は昨年11月末、
求人サイトを見て、同地区の大手居酒屋チェーン店と
時給1600円で今年3月末までの「準社員雇用契約」を
結んだ。
正社員の料理長は

「年末年始の繁忙期は時給1200円で募集しても
人が集まらなかった」

と言い、男性は大みそかも元日も勤務した。

 今年1月7日になって、料理長は

「本部が2000万円の赤字を出したので、
時給を9日から950円に下げさせてほしい」

と言ったが、男性は「約束が違う」と拒否して働き続けた。
すると、料理長から同28日朝に

「突然ですが、人件費が収まらないです。
今月は働いてもらうことができなくなりました」

と無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡があり、
同31日まで4日間決まっていた出勤を断られた。

 料理長に

「その気がありましたら、来月(2月)もお願いしたい」

と時給950円での勤務を頼まれたが、男性は断った。
男性は

「あまりに一方的。
高時給で釣って、賃下げする予定で募集したのでは
ないかと疑いたくなる」

と憤る。

 労働組合「総合サポートユニオン」には、
同じ居酒屋グループの別の店で働く40代女性から

「店に
『ランチ営業をやめるので、時給1500円を
950円に変更する。
同意するか、退職か』
と言われ、やむなく同意した」

という相談が寄せられた。
ランチタイム勤務は短時間のためバイトが集まり
にくいが、女性は高い時給にひかれて応募した。
この店は女性の時給引き下げ後も、ランチ営業を
継続しているという。

 ◇居酒屋運営会社「同意得ている」

 居酒屋グループの運営会社は、毎日新聞の取材に

「同意を得ずに不利益変更したことはない」

としている。

 労働契約法は

「使用者は、労働者と合意することなく、
労働者の不利益に労働条件を変更できない」

と規定する。
だが、同ユニオンによると、「不利益変更」に関する
相談はアパレル業界でもあるという。
同ユニオンの池田一慶さん(37)は

「法律に詳しくない人は雇い主につけ込まれるが、
労働契約法に基づいて損害賠償の請求もできる」

と話し、相談を呼びかけている。




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同意があれば確かに、労働基準監督署も文句は
言わないだろうけども、これはおかしい。
突然の解雇(事業主都合の即時解雇)に近いのに、
解雇予告手当に相当するものも払っていない。
このやり方ならば、払わなくていいからだ。

騙されていても生活のため、文句を言えないのが
労働者だ。
その弱みにつけ込んでいる。
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by bunbun6610 | 2017-03-08 03:17 | 社会
ソーシャル・デス(社会的死)


『相模原障害者施設殺傷事件
 第3回 中島隆信さんインタビュー』

〔2016年08月31日(水)〕
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/251190.html




しかし、中島氏はそれでも冷静に、次のように言う。

「いつの時代でも社会の中に優生思想的な考えを
もつ人は一定数います。
そのことはあまり驚きません。
そのような人たちをナチス的だといって批判するのは
簡単です。
それよりも、障害者が社会との接点を失うことなく、
みんなで負担やリスクを分け合い、
障害者が無用な存在だと思われないような社会を
実現していくことが大切です。
それが、悪意が暴発することのないようにするための
知恵や工夫だと思います。」







【関連記事】


『やまゆり園、建て替えに異論噴出
 大施設「時代に逆行」』
〔2017-01 -27 06:28〕

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by bunbun6610 | 2017-03-08 00:57 | 障害者問題・差別

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/37529116.html



炎のジョブコーチ
『安定していた人が辞める、キャリア転職の時代の到来・・・』
〔2017/3/5(日) 午前 11:51〕

障害のある人の働くが進んでいます。
企業の求人も都市部では売り手市場が続いており、
正に「募集しても来ない」状態です。
かつて、必死に一般の求人紙に電話をかけまくって
職場開拓をしていた時代がウソのようです。

さて、最近、特に精神障害のある方の就労の現場で
増えているのがキャリアのための転職活動です。
就職時は、やっていけるかどうかの不安のなかで
どうにか頑張ってきました。
1~2年を経て、仕事の調子がある程度戻ってきたし、
症状もコントロールでき自分らしい働き方が出来るように
なった・・・。
そうすると、次はやりがい。
もう少し、チャレンジしたい、
認められたい、
収入を得て生活を豊かにしたい、
将来に備えたい、
そんな職業的なキャリア発達は当然です。

そんなわけで、上司や人事にキャリアや時間延長に
ついて相談しても実現しそうにないとわかる。
そうすると当然、自分のキャリアは社内キャリアを
求めざるを得ません。

現場の実感ですが、精神障害のある人のキャリア
転職は年々増加しています。
支援機関としては、人事担当者にキャリアの相談を
させていただくものの、最終的には本人のキャリアを
大切にする立場です。

まだまだ、障害のある従業員のキャリア支援を
意識する企業は少数かと思いますが。
売り手市場が続く中で、キャリア転職を阻止するには
社会キャリアの機会を充実するしかありません。
安定した人が辞めると、障害者雇用の場合、
思った以上の損失となります。
もう少し言えば、採用時点から、
キャリア支援をうたわないといい人が採れない時代が
来ると思います。




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>「障害のある人の働くが進んでいます。
企業の求人も都市部では売り手市場が続いており、
正に「募集しても来ない」状態です。」



そうなのだろうか?
確かに昔から、例えば

「精神障害者には高学歴の人や、優秀な人が多い」

とか

「知的障害者は単純な仕事でも、
真面目にコツコツと働く人が多い」

とか言われている。

「車椅子障害者にも、
デスクワークなら健常者に負けない人がいる」

と聞いたことがある。

でも、そういう人は、恵まれた環境で育ってきたから、
就職にも恵まれてきた、と言える場合が少なくない、
とかの話も聞く。


では、それに漏れてしまった障害者の場合はどうだろうか。
典型的な事例が、盲ろう者かもしれない。
社会からの支援が、とても少なく、大いに遅れているからだ。
他にも、聴覚障害者に多いのではないだろうか。

炎のジョブコーチさんの言われていることは多分、
そうした障害者のことは含めていないかもしれない。
障害者にも、優秀な人は間違いなくいる。
しかしそれだけでなく、障害者手帳を持てない障害者にも、
就職できない人や、実力以下の仕事にしか就けていない
人がたくさんいる。
安倍総理大臣が本気で「一億総活躍社会」実現を
掲げているのならば、こちらのほうが、
もっと大きな問題ではないだろうか。
その現実を忘れては困る。

例えば

『身体障害者手帳のない聴覚障害者(難聴者)は、
どうやって就職するのか?』
〔2013-01-16 18:00〕


という記事。
当ブログの中では、ものすごいベストセラーだ。
こういうケースで言えば、決して

「企業が募集しても来ない」

のではない。
企業が相手にしていないと分かっているから、
障害者は最初から諦めているのだ。
応募しない。
応募したくても、応募前の確認連絡で断られている。
そういう障害者が、世の中にはかなりいるのでは
ないだろうか。
聴覚障害者の場合だったら、

カテゴリ『就職活動・離職』

を見ればわかる。
そういう障害者と比べたら、軽度の知的障害者、
精神障害者、聴覚障害者の方が、
随分と恵まれているだろう。
しかし、障害が軽度で済んでいても、
もし障害者手帳がなかったら、
お先真っ暗になるかもしれない。
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by bunbun6610 | 2017-03-06 19:13 | 就労前の聴覚障害者問題A
就労後の聴覚障害者問題(■社)

20■■年■月■日(■)

『会社の職場アンケート調査のやり方がおかしい』

『漫然とやっているだけの、会社の調査方式に疑問』



会社に在籍する人のほとんどは、健聴者です。

前にも述べましたが、ここでは重要なので、
もう一度、言葉の意味について説明します。

健聴者とは聴覚に障害のある方を除く全ての人です。
健常者と、聴覚以外の障害のある人をさしています。
障害者のなかでさえ聴覚障害者の数は少ない
(障害者全体の中で十数パーセント)
のだから、健聴者に対する聴覚障害者の割合は、
非常に微々たるものです。

それで職場の問題点などを書くアンケートがあったとき、
聴覚障害者も健聴者も混ぜて、アンケート調査を
していることに、私は疑問に思ったことがあります。

「これで本当に、少数派の聴覚障害者の意見は、
公正に分析されるのだろうか?」

「一体、どれが聴覚障害者の意見だと、
これでわかるのだろうか?」

「聴覚障害者の問題点とは何か、
この調査方式でわかるのだろうか?」

正直、このように思ったものです。
これでは、聴覚障害者問題は統計上、
埋もれてしまうでしょう。
いや、聴覚障害者だけでなく、
マイノリティにとって深刻な問題が放置
されてしまう原因にもなりかねない。

職場では、聴覚障害者にとって、
様々な問題がたくさん残っています。
しかも、健聴者とは異なる特殊性のある
問題ばかりです。

聴覚障害者に限らないことですが、
障害者への合理的配慮には、
決して特別視ではない、
個別的な対応がやはり不可欠です。
それができない原因の一つが、
この画一的な問題点の調査方法に
あるのかもしれません。

職場内で障害者への差別的状況を
放置してしまう原因の一つには、
このような画一的な調査方式が考えられる
のではないでしょうか。

聴覚障害者には個別性が高いこともあり、
是非、考え直していただきたいことだと
思います。
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by bunbun6610 | 2017-03-05 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

人事部と労組の逃亡策


就労後の聴覚障害者問題(■社)

20■■年■月■■日(木)9:38 ~■月■■日(金)
社内メール記録より。

『会社(人事総務部)、労働組合ともグルになって、
この問題から逃げた。』

20■■年■月■■日以降。
この後、人事総務部、労働組合とも、メールも回答も、
全くないままになりました。



==========================================



20■■年■月■■日(金)人事総務部からの
返信メール文より。

■ 様

お疲れ様です。

連絡いただきましたコミュニケーション含めて、
またお話をさせていただきたいと存じます。

日程ですが、本日・明日とY部長が出張のため、
週明けに設定したいと考えていますので
あらためてご案内申し上げます。

よろしくお願いいたします。

人事総務部  M



From: ■
Sent: Thursday, January 19, 20■■ 9:38 AM
To: 労組H; 人事総務部Y
Cc: 労組T; 労組S; 労組SI; 人事総務部M; 常務M; 常務N
Subject: 『要請』および『通知書』に関するお願い

●人事総務部へ

(1)
■月6日にいただきました『通知書』を自宅で探して
いますが、もしかすると外で紛失してしまった
可能性もあります。

念のため、お知らせしておきます。

(2)
また、この通知書を受け取りましたときに、
私は

「筆談にもかかわらず、どうしてコミュニケーション
の行き違いが起きたのか、わかりません。
原因を教えてください。」
と伝えています。

Y部長は、

「コミュニケーションのことは、われわれもどのように
すればよいか考えている。
その件は後で」

というふうに言われたと思います。
ご回答は必ずお願いいたします。

この件は、決してうやむやにはできません。
信頼関係に関わることです。



●労働組合へ

労働組合におかれましても、「事実と違う」という点は、
具体的にどう違っているのか、示してください。
「証拠がある」というのならば、それを持ってきて下さい。
組合にしても会社にしても、密室で障害者一人に対し、
複数で対応したこともあるわけです。
その中で行き違いが多いというのは、
疑問が出ないわけでもありません。

労働組合、会社の両者とも、上記に関する具体的な
説明を求めます。

以上、よろしくお願いいたします。

ちなみに、■月10日に自殺したいと思った本当の理由は、
まだ誰にも話していません。
会社と組合に聞かれても、話すつもりはありませんので、
このことに関しては、二度と聞かないで下さい。
誰にだって、無理解な人に心の傷を触れられたくはない
と思うはずです。


***********************

 株式会社■
  ■センター
   ■課 ■係 (■F)

   ■

***********************
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by bunbun6610 | 2017-03-04 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
DEAF PEOPLE
2012/11/14
『ろう者の識字率を上げるために、あなたに出来ること』
http://deafathlete.blogspot.jp/2012/11/blog-post.html



なるほど。
著者は、健聴者と聴覚障害者との情報享受量差を、
識字率が低い理由の一つに挙げている。
このことは、健聴者が自分で実験してみたほうが、
わかりやすいだろう。

毎日耳栓をして生活したなら、それまでとの情報量は
どれだけの差になるだろうか。
それが実感でよくわかるのはやはり、「聞こえない人」よりも
「聞こえる人」のほうだ。
というのも、「聞こえない人」はそれが当たり前だから、
自覚できにくいからだ。


そして、第2点として、聴覚障害者が漏れてしまっていた、
まるで存在していないかのような社会の設計が、
社会の至る所にあるということも、識字率が向上しない
要因になってしまった、という説明もある。
ユニバーサルデザインよりも、バリアフリーが先行している
のは、その結果としか、言いようがない。


例えば、テレビ字幕の普及が遅れたために、
聴覚障害者の識字率向上も遅れた、というのは、
説得力がある。
聞こえない人にも、明らかにわかる。

目から取り入れる情報が、五感の中では最大情報量で、
それは全体の50%以上だと聞いたことがある。
しかし、言語情報になると、聴覚障害者でも普段は
音声言語がほとんどの世界で生活しているので、
その不利は計り知れないのではないか、と推測できる。


そして、この記事を読んだ中村和彦氏が、
自身の解説をさらに広げてみて、次のように語っている。
これも、興味深い。


『DEAF PEAPLE
『ろう者の識字率を上げるために、あなたに出来ること』
について』
2012年11月14日 | 手話・聴覚障害
http://blog.goo.ne.jp/kazuhiko-nakamura/e/79d0b14c23430e03a60c79c4a7e523d6



特に、ろう教育の弊害を挙げている点が、興味深い。
健聴者は普通学校等に通っていたので、
ろう学校教育のことなど、当然知らない。

実は、これと関連する話が、当ブログの中にもう一つあった。


『米国社会から見た手話』
〔2014-05-31 18:30〕



口話が主流になる前の教育程度は、聴こえる人たちには
劣らなかった。
ところが、口話が主流になって以降その成績も識字率も
どんどん下がり、この傾向は次世紀にまで引き継がれた。
ギャローデットが1972年に行った調査では、
18歳のろう者の平均学力は小学校4年生程度だったという。」
(P139~140)






あくまでもアメリカでの例なのだが、これを読むと我々も、

「日本手話は本当に、正しい書記日本語の獲得
(自然的な習得)を阻害する要因になるのだろうか?」

と疑問に思うことだろう。
ギャローデット大学には、世界中からろう者が集まり、
優秀な卒業生を輩出している、世界でも唯一の、
ろう者だけの大学らしい。


>「健聴の方は、ぜひテレビの音を消したまま、又は、
両耳にヘッドホンを付けたまま、字幕機能のOFFとON
で見てみてください。
ろう者がどれだけテレビから情報を得られているのか、
多少、理解できると思います。 」
(DEAF PEAPLE)


とあるが、情報が少ないだけでなく、受けられる情報の
『偏り』も、見逃せない点だと思う。
聴覚障害者は健聴者と違って、視覚情報に依存して
いるからだ。
字幕もなかったら、なおさらそれがひどくなる。
そしてそれが、行動面にも、必ず影響しているのだ。
例えば「ろう文化と聴者文化の違い」を、
聞いたことがあるだろう。





【テレビ字幕】
テレビに字幕が普及してきたのも、そんなに昔のことではなく、
アナログ放送が終了し、デジタル放送に完全に切り替わって
からだ。
テレビ字幕が次第に増えていったのは、健聴者にはどうでも
いいことであっても、聴覚障害者にとってはまだ記憶に新しい
はずだ。

テレビ字幕に付く日本語字幕は文字だが、書記日本語とは違う。
例えばテレビドラマやバラエティ・トーク番組だったら、
“しゃべり言葉”だろう。
でも、ニュースは同じく口話であっても、違う性格の日本語だ。
職業(世界)とか、文化が違う地域、国の人しゃべり方とか、
いろいろあるだろう。
政見放送だってある。
TPOもある。
そういうこともテレビに字幕が付くようになってきてから、
聴覚障害者はようやくそれについても、
自然に学べるように変わりつつある。
そういう点は、健聴者は考えたこともないだろうが、
聴覚障害者にとっては大きな変革期として、見えたはずだ。

私の場合は、残念ながらテレビ字幕も何も、
まだなかった時代に育ってきたせいもあってか、
子供の頃から読書ばかりで日本語を覚えてきた
ほうなので、他人と話しても

「話の内容がかたい」

などと、よく言われたりしてきた。




【絵本を読む】
実は、ろう者に国語を教える早瀬憲太郎氏(ろう者)も、
絵本を教材に使って教えたりしているそうだ。


【SNSやメールで健聴の人たちと積極的に
コミュニケーションを取る。】

私の場合は昔、聴覚障害者や健聴者が入り混じって
書き込み、または読んだりするインターネット掲示板が
あって、それによく参加していた。
初めは色々と苦言・助言を頂いていたが、そのお陰で
文章力は次第に向上していったように思う。
要約筆記者とのお付き合いも良く、大変勉強になった。
手話だけでなく、文字を使う人との交流も必要だという
ことだ。


【わからない言葉は積極的にネットで調べてみる。】
読み方が分からない言葉でも放置せずとも、ネットなら
簡単に調べられるのが、今の時代の良さ。
昔は漢字が読めないと、漢和辞典から引っ張り出して
調べたりしていて、大変だった。
しかし今は、パソコンの普及によって、随分と変わった。

今はもう古い話だが、携帯電話の登場が、聴覚障害者の
書記日本語への関心を高め、文章力向上にも一役買ってきた、
と言われている。
こうした環境の変化が、たまたま聴覚障害者にも良い効果
に繋がった、というわけだ。


【日記やブログで文章を書いてみる。】
文章力をつけるには、やっぱり自分で書くことだろう。
書く練習をすること。
何でも書くこと。
書く習慣を身につけることだ。
私も毎日、電子日記をパソコンで書いている。
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by bunbun6610 | 2017-03-04 13:29 | 聴覚障害