蒼穹 -そうきゅう- bunbun6610.exblog.jp

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

<   2017年 01月 ( 17 )   > この月の画像一覧

会社の常套手段


-『聴覚障害者への権利侵害をしてまで、
  会社の体面を守る人事部  その常套手段』-

20■■年■月■日

会社との面談で、第三者が立会うのを希望しましたが、
断られてしまいました。

 第三者…ジョブコーチやカウンセラー、
       円滑なコミュニケーションに必要な手話・要約筆記通訳者など。

会社側には狭い密室の中でも、
常に管理職の立会人がついているのに、
これは一体どうしてなのだろうか。

この中で起きた会話内容は会社側には記録されるが、
聴覚障害者側にもフェアに記録されるだろうか。
仮にフェアに記録されたとしても、
後日、裁判などがあったとき、
公正に開示されうる、とは考えられるのだろうか。
こういう会社が、そんなことはすまいだろう。

こういう場合、聴覚障害者は客観的証拠を、
何ひとつ残せないので、差別を訴えたくなっても、
訴えようがありません。
それが会社の狙いのひとつだろう。

会社が常にこういう手段をとるのは、
裁判を起こされるのを防止するのと、
仮に起こされても有利にするため、
という目的があると考えられえます。

会社は、自己のほうを常に有利にするため、
会社は聴覚障害者問題の話をするとき、
必ずこの記事に描写されてきたように、
次のルールで面談します。

 ① 話し合いといっても、それは密室の中で行われる。

 ② 聴覚障害者一人に対し、会社側は複数人数で対応する
   ことが原則(数的優位になって、聴覚障害者に話しかけてくる)。

 ③ 会社側との話し合いをしても、中立者がいないので、
   決して公正な結論には至らない。

 ④ 会社側が立会いに揃える人物は、決して会社の中での
   秘密を漏らさない、信頼する管理職者だけである。

   ヒラ社員や、聴覚障害者と同格の従業員がその中に入り、
   客観的な証言が出された上で議論されることはほとんどない。
 
 ⑤ 会社側が複数人数で話し合いをする理由には、もう一つある。
   それは、会話内容を全部記録するためである。

   一人が筆談で話しかけ、もう一人が、聴覚障害者の話したことを
   全て記録している。

   ろう者の場合、おそらくこの理由から、通訳者がいなければ
   記録もできないので、ろう者は相手にもしないのではないか、
   と思われる。
   さらに、こういう場合に通訳費用を出したくないとか、
   外部の者を入れたくない、
   ということも明白に存在する、と私は見ています。


私が裁判をしない理由は、その他にも、
会社は私が言うことをきかなければ、
必ず次は保証人(両親など)に圧力をかけてきます。
自分に覚悟があっても、そこまでの犠牲は出せません。

これは、可能性として言っているのではなく、
私が■社事件で実際に経験したから、
本当のことを言うのです。

そんな親不孝は、いくら私でもできません。
   
弱者相手でも弱みに徹底的につけ込むのが、
会社のやり方なのです。


[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-29 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

「音の記憶」の重要性

近年は、当ブログでよくランキングに入る記事の中に

『聴覚障害者でも、しゃべれる人がいる理由①』
〔2014-03-14 18:30〕


とか


『感音性難聴障害と語音明瞭度検査(聴覚検査)』
〔2014-03-15 18:30〕


といったものがある

科学的根拠によるものではなく、経験的に書いたに
過ぎないものだった。
ところが、これらの記事が意外にも長く、
多くの方に読まれているようだ。

たまたま今日、部屋の中を整理整頓していたら、
ワイデックスの冊子を見つけた。
内容の一部には、下記の記事があった。

興味深い記事であり、上に挙げた当ブログ記事や、
『オウム返しのマジック』とも関係がある話だと思う。
というのは、自分が発声していた(音声の)記憶がなければ、
『オウム返しのマジック』はできないと思うからだ。




=============================



THE WORLD OF WIDEX
『LISTEN』(#44 2016年8月)より、引用。

あなたは耳ではなく脳で聞いている

認知聴覚科学の専門家
パトリック・ソルクビスト
(スウェーデン・ガブレ大学 環境心理研究部長)

『記憶の重要性』
記憶力は聴覚の働きの中で重要な役割を果たします。

「記憶力とはとても広範囲にわたる概念で、
短期間情報を保持したり、
長期間にわたる経験を巧みに操ったりする能力なども
含まれています。
技術や言語知識といった要素もこの分野に属します」

とソルクビストは語っています。

耳を通じて受け取った情報を理解しようとするとき、
私たちは皆記憶に頼っています。
しかし、聴覚に障害を持った人たちは、
入ってくる情報が不完全なため、
通常の人以上に記憶に頼らざるをえません。
通常、聞くという行為は、電光石火の早さで行われます。
しかし、もし聴覚に障害があったり、
入力情報が乏しかったりする場合には、
脳の記憶を司る部位がそのギャップを埋めようと
働くのです。

ソルクビストは続けます。

「記憶力が優れているほど騒音の中で会話を理解
する能力が高く、高い言語知識もこの能力を増加
させるという事例があります」


『未知の要因』
最近のいくつかの研究では、聴覚の障害と高齢者の
認知力低下の相関関係が示唆されています。
しかしながら、補聴器が認知能力の低下を防いだり、
低下した能力を元に戻したりすることができる
という明確な証拠はまだ提示されていないようです。

ソルクビストは、人間の認知能力とそれに影響を
及ぼす方法について結論を急ぐことに対して
警鐘を鳴らしています。

「現在、興味深いいくつかの推測があります。
聴覚の障害によって記憶の想起が妨げられることで、
認知症や記憶障害が進行する可能性が高まるのでは
ないかという考えもその一つです」




=============================





>「もし聴覚に障害があったり、入力情報が乏しかったりする
場合には、脳の記憶を司る部位がそのギャップを埋めようと
働くのです」



やっぱり、聴力不足のハンディを埋めるのは、推測力だろう。
推測力とは、要するに「音の記憶」の中からチョイスする力
だと思っている。
特に難聴者や中途失聴者は、聴覚障害者の中ではこの能力を、
健聴者よりも多く使っているのかもしれない。




>「記憶力が優れているほど騒音の中で会話を理解する
能力が高く、高い言語知識もこの能力を増加させるという
事例があります」


これが事実ならば、昔やっていた「ばなな」とか「らいおん」
といった言葉の聞き取り検査で分析する語音明瞭度検査
なんてのも、ほとんど無意味だ。
すでに、聴覚障害の判定基準の見直しが迫られていると思う。
日本の基準はもう「厳しすぎる」というよりも
「ムチャクチャなもの」ではないだろうか。

日常会話で使う言葉の聞き取りと、新しい言葉の習得に
欠かせない聴覚能力は当然、切り離して考えるべきで、
現状はそういった正確な検査がなされていないのである。
特に、これから言語獲得をしていかなければならない子どもに
とっては、致命的になるのではないか。

当事者からの意見としては、聴覚障害の認定基準を改正し、
早期の支援をすべきだと思う。
老人性難聴と痴呆症との相関関係研究を著した本には、
下記のものもある。

『『「耳の不調」が脳までダメにする』(中川雅文/著)』
〔2014-07 -29 18:30〕

[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-28 21:52 | 聴覚障害


■社での就労後問題(日記から)

20■■年2月4日(土)

私は労組か、Tさんの罠にはめられたのかもしれない…。

20■■年5月
 労働組合Tさんは「組合費で運営されているので、
お金の遣い方を協議、承認されたあとでなければならない。
それには時間がかかる」という説明だった。(W・Yさんも立会い)

20■■年9月
 労働組合Tさんは、労働組合は9月に新年度に入ったばかり。
障害者施策も当期から始まったばかりなので、
これから対応について進めていく、という説明。
この話からすると
「旧年度途中(5月)からの障害者対応はできなかった」
ということになる。

20■■年10月31日
 ところがワンコインフォーラムへの抗議をきっかけに、Tさんの急な
聴覚障害者情報保障対策の申し出があり、交渉が進み出す。
(ブログでの暴露が発覚したため、Tさんは偽アリバイ工作として
の対応を急ぎ始めたと思われる)

20■■年12月19日(月)
 労働組合でも情報保障が実現した。

20■■年12月29日
 組合のHさんが、私のブログについて「事実でない記載がある」
と指摘し始め、記事の削除要請をしてきた。

という推理は成り立ちそうだが、真実はいかに…。


[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-28 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

魔女のおうち『発達障がいと2次障がい。』〔2017-01-27 13:26〕





「眠れない→鬱になる→受診する→発達障がいが確認される。


運動ができない→学校に行くのが嫌になる→不登校になる→受診する→発達障がいが確認される。」



この部分に、とても引っかかった。

「眠れない」「運動ができない」は、自覚的症状。

だが、その結果として起こる障害は、社会モデルだ。
もしも、障害を個性、多様性だと認めるようになれば、社会には障害がなくなる。
逆に言えば、今の社会こそ、「障害」と言えるのだろう。

聴覚障害も同じだ。
だが、難聴者が自覚しにくいのは、障害がボーダーだからだろうか。



障がいだから、仕方ない。



そんな気持ちで受け入れると、お母さんの気持ちも少しは楽になります。


どうして、この子はこうなんだろう?なぜ、この子はあぁなんだろう?


そんな風に考える日々から見えてくるものは、マイナスな感情でしかなく、この症状は障がいなんだーと思えると、対策の方向性が見えてくるものです。


怖がらず、もう半歩前に進むと、見えてくる景色は違います。


その半歩が、何十年も先には、大きな大きな足跡になっているものだったりしますよね。





そうだよな。

出来ないことばかり考えたって、人間はマイナスに考えるのがむしろ、普通だよな。

なら、逆の発想をしたらいいんだ。
当たり前のことだが、
いやー、いいことが書いてあるよなぁ。


[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-28 17:30 | 障害者問題・差別



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000029-asahi-soci



やまゆり学園、立て替えに異論噴出
 大施設「時代に逆行」


朝日新聞デジタル 1月26日(木)11:17配信



入所者など46人の殺傷事件が起きた相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」について、建て替えを決めた神奈川県に対し、障害者団体や有識者から見直しを求める声が強まっている。「施設から地域へ」という障害者福祉の流れに反するという考え方だ。県は園を建て直して「再生のシンボル」にしたい考えで、合意を探るという。

園は神奈川県立で、「指定管理者」と呼ばれる社会福祉法人が運営してきた。

 「大規模収容施設は、時代の逆行以外の何物でもない」。10日に県が開いた公聴会。県内の障害者団体や有識者から意見を聴き、施設の構想に反映する目的だったが、建て替えへの異論が相次いだ。2006年に施行された障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)では、障害者が地域社会の中で暮らしていくことを支援すると、国として明確にうたっている。

 横浜市に家族が住む入所者も多く、114団体でつくる横浜知的障害関連施設協議会は、希望があればグループホームなどに受け入れる意向を示している。

 しかし公聴会の翌日、黒岩祐治知事は記者団に語気を強めて反論した。「国の流れは承知しているが、建て替えが間違っていると言われるのは非常に心外だ」

 県は事件から2カ月後の昨年9月に建て替えを決めた。背景には、入所者の家族と、園を運営する社会福祉法人からの要望があった。家族会の大月和真会長(67)は「地域への移行ができないから園で暮らしている。現実を考えたら、1日も早い建て替えを」と望む。

朝日新聞社


=============================




>「県は事件から2カ月後の昨年9月に建て替えを決めた。背景には、入所者の家族と、園を運営する社会福祉法人からの要望があった。家族会の大月和真会長(67)は「地域への移行ができないから園で暮らしている。現実を考えたら、1日も早い建て替えを」と望む。


過保護親の意見優先だな、これは。

このニュース自体も、知的障害者の意見なんか、全く書かれていない。
これまでにも、マスコミの功罪は計り知れないものだった。
なぜ、障害者の意見を取材し載せていないのだろうか。
この報道自体が偏っている可能性がある。

社会が知的障害者を受け入れていない現実を考えたら、確かにそういう、やむを得ない選択もあるが、「逃げ」の考えだと思う。
いつまでもそうして逃げていても、変わらないのではないか。
こう言う親たちは、社会が変わるまで待っているのだろうか。
自分たちで社会を変えていく努力はしないのだろうか。
そしてそれは、本当に自分と子どもの宿命を受け入れているのだろうか。



〔参考情報〕









[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-27 06:28 | 障害者問題・差別

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170123-00126570-hbolz-soci


「生活保護舐めんな」ジャンパーは
小田原市だけの問題なのか?

HARBOR BUSINESS Online 1/23(月) 9:10配信


神奈川県小田原市の生活保護担当職員が、「保護舐めんな」との文言をプリントしたジャンパーを着ていたことが発覚した。(参照:「生活保護『なめんな』、上着にプリント 小田原市職員ら」2017年1月17日 『朝日新聞』)

 上記朝日新聞の記事によると、このジャンパーには、「我々は正義。不正を見つけたら追及する。私たちをだまして不正によって利益を得ようとするなら、彼らはクズだ」と不正受給を批判する内容の英文が記載されていたという。

 問題発覚を受け、小田原市は1月16日付でこのジャンパーの着用の禁止を決定。翌17日には同市の加藤憲一市長が「配慮を欠いた不適切な表現であり、市民の皆様に申し訳なく、おわびします」とのコメントを発表した。

 生活保護担当者は、生活実態把握や自立支援のため、最低でも半年に一度は生活保護受給者を訪問するように法によって定められている。つまり小田原市の生活保護担当者たちは、家庭訪問の度に、揃いのジャンパーに染め抜かれた「生活保護なめんな」「クズ」などの文言を、受給者に見せつけていたことになる。

 これでは自立支援どころの話ではない。もはや単なる威圧でありイヤガラセの類だ。支給決定の権限と自立サポートの仕事を兼ねそなえる生活保護担当者は、受給者から見れば、圧倒的に強い立場にいる。その立場にあるものがこのような行為に及ぶことは、もはや差別としか言いようがない。

 だが、こうした問題は果たして小田原市だけの問題なのであろうか?

◆捕捉率すら把握していなかった小野市の担当者

 2013年3月、兵庫県・小野市議会は「小野市福祉給付制度適正化条例」を可決した。

 この条例の第1条には「偽りその他不正な手段による給付を未然に防止するとともに、これらの福祉制度に基づき給付された金銭の受給者が、これら の金銭を、遊技、遊興、賭博等に費消してしまい、生活の維持、安定 向上に努める義務に違反する行為を防止する」とある。つまり、「不正受給の防止」と「遊戯や賭博への消費の防止」がこの条例の目的だというのだ。

 また、この条例では第5条3項にて、不正受給者や遊戯や賭博で金銭を消費している受給者を発見した場合「速やかに市にその情報を提供するものとする」と、市民による「通報」を呼びかけてさえいる。

 筆者は条例可決に先立つ2013年2月、小野市役所の社会福祉担当に電話による取材を実施した。

 「市民に通報を呼びかける必要があるほどに、小野市の生活保護の不正受給率は高いのか?」という疑問があったためだ。だが当時の小野市の回答によると、同市の生活保護不正受給件数は、2009年に発覚した1件のみであったという。

 同市の生活保護受給世帯数は129世帯(当時)だから、不正受給は率にしてわずか0.7%でしかない。1%にも満たぬのだ。

 試みに、「では、生活保護の捕捉率はどれぐらいか?」とも質問したが、小野市の回答は「計算したことはない」との回答だった。捕捉率とは生活保護基準以下の世帯で、実際に生活保護を受給している世帯数の割合のことをいう。つまり小野市は、「生活保護を支給しなければいけない世帯の割合」を計算さえしたことがないのに、「わずか0.7%でしかない不正受給」を防止するために、わざわざ条例を制定し、市民への通報義務まで課しているということになる。

「捕捉率を計算したこともないのに、わずか1%にも満たない不正受給を防止するために市民への通報義務を課すのはあまりにも歪であり、行き過ぎではないのか?」と指摘すると、小野市の担当者は「確かにそうですが、(生活保護を)本当に必要な人に行き渡らせる為にも、不正受給はダメですので」と答えた。

 ここが問題なのだ。

◆「本当に必要な人に行き渡らせるために」は本当か?

 生活保護の議論では必ず、「不正受給」が話題に上る。その際には決まって「本当に必要な人に行き渡らせるために」という一言が添えられる。

 だが、筆者がこれまで取材した「本当に必要な人に行き渡らせる論者」の中で、「では、現在の捕捉率はどれぐらいなのか?」との質問に即座に答えられた事例は、皆無だ。大半は小野市のように「計算をしたことがない」と答える。

 これは不思議なことではないか?

「本当に必要な人に行き渡らせ」たいというのならば、不正受給の件数よりも、まずは、捕捉率を調査するべきではないのか。捕捉率の計算さえせず「本当に必要な人」を把握することなどできようはずもない。

 こうした指摘を行うと、必ず感情的な反論が返ってくる。行政職員でさえ感情的になって必死に反論する。「理屈はそうだが、しかし不正受給はダメじゃないか!」「不正受給はダメなんだから、取り締まるのは正義じゃないか!」とさえいうのだ。

◆生活保護の現場で横行する「正義」

 正義――。

 小田原市の職員ジャンパーにもプリントされていた言葉だ。

 確かに「不正受給」は悪い。詐欺罪に該当する場合もある。悪い行為を未然防止することは、「正義」ではあろう。しかし、現場の生活保護担当者は、あくまでも「法によって定められた手続きの執行官」であって、「正義の代弁者」でもなんでもない。あくまでも、生活保護法やその他の関連法令に則って、生活保護の審査・支給に関する手続きを進めるのが仕事だ。そこに、「正義」などの価値判断が入り込む余地などない。いや、むしろ、執行官がそうした価値判断を挟むことは危険ですらある。

 だが、生活保護の現場ではこの「正義」が横行している。どの市町村でも、資格審査の席で担当者が持ち出すのは、申請者の収入状況や資産の有無など、法が定める客観的な指標ではなく、まずは、「働けるのなら働け」「甘えてはいけない」などの「正義」だ。

 資格審査担当者が「正義」で申請者を「水際」ではねのけているのだ。全国的に横行している「生活保護の水際作戦」とはこのことに他ならない。支給開始後の家庭訪問や接見の場でも同じような「正義」が繰り返し受給者に押し付けられる。そしてそのたびに受給者は負い目を感じていき、スティグマを実感することになる。

 そう考えると、「我々は正義。不正を見つけたら追及する。私たちをだまして不正によって利益を得ようとするなら、彼らはクズだ」とうそぶいていたのは、小田原市の職員だけではないことがわかる。目には見えないジャンパーを着て実務に当たる職員は、全国の市区町村に、いる。

<文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie)写真/時事通信社>
ハーバー・ビジネス・オンライン



==========================

[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-23 22:00 | 生活保護を考える
障害者の就職・転職斡旋をしている会社があるよね。
そこから突然、紹介メールが届く。

見ると、大手企業の募集要項だった。
でも、笑っちゃったのが、下の部分。



===========================



未経験でもご活躍が可能な案件でございます。

【職務内容】
<本社管理部門での事務>
■配属:総務部(人事課・総務課のいずれか)※残業は基本なし。(繁忙期10H程度)
(業務内容)
・人事:入退社手続き、社会保険加入・喪失手続き、書類作成、勤怠管理、採用補助、その他庶務
・経理:専用システムにて給与計算、売上処理、支払処理、書類作成、電話対応、その他庶務
・システム管理業務:ネットワーク関連の保守・運用業務、遠隔での折衝・状況確認業務など

【必要業務経験】
障がい者手帳をお持ちである方

事務経験

※歓迎(必須ではありません)
人事業務経験、経理業務経験
ネットワーク管理者、開発管理者経験



===========================




「業務経験」に、障害者手帳を持っていることが「必要」なのか?!

何なんだろうね、これは。
第一、とても未経験でも出来る業務内容には思えない。
しかも、この業務量だ。

障害者は未経験でも入れたら嬉しいかもしれないが、
周りの先輩健常者は大迷惑するんじゃないかな。
教えるのも大変だろう。
障害者手帳さえ持っていれば可能だなんて、おかしいだろう。
しかもここは、大手グループ企業なのだという。

違反金を払いたくないだけなんだろうな、多分。
いやーホントに、バカみたいな話。
健常者は一体、何を考えて仕事をしているんだ?
[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-16 21:40 | 就職活動・離職
■社での就労後問題(日記から)

20■■年2月3日(金)

『密室の中で起きた聴覚障害者差別事件を検証する』
~日記やブログの記録から~

20■▲年5月18日労働組合と面談。
組合側はTさんとW・Yさんだった。
最初に聴覚障害者労働問題(情報保障、通訳)があることを伝え、
その時点での回答をもらった。
「費用負担が可能かどうか」の問題があるとのこと。
私は組合のその釈明に対し、一定の理解はした。
(日記に記録あり)

20■▲年6月18日
また聴覚障害者問題が勃発。
社会科見学ツアーの案内チラシに通訳準備の記載が
なかったため、一度は応募を諦めたが、
参加希望のろう者が他にもいたため、
今後のためにもガマンしないで、抗議することに。
労働組合のIさんに抗議。

20■▲年8月4日以降。
労働組合のSさんにメールで、職場改善を要望し、
相談している。

20■▲年8月10日
労働組合のS書記長から面談申し入れがあった。

8月17日(水)14:00~15:30の時間で、
面談実施。
 →内容はブログに出たもの。
会社、労働組合のアドレスを公表。

8月22日
当ブログ『■■■』(2011年■月■日)の最後に
「この組合名を公表します。→労働組合のアドレス」
を記載。

10月3日(月)
S書記長からのメールで
「秋の職場集会で情報保障には筆記捕捉する」
とのこと。
これに対し、メールで抗議を始めた。
結局
「素人が書くなら、要約筆記者を自分で連れてきて
参加したい」
と伝え、自分で準備をした。

10月5日( )
ブログのプリントアウトをS課長に渡した日はこの日か、
それより少し前。
(Oさんやその他の人には、もっと前からこのブログの
存在を公言していた)
この後に、会社はS課長に渡されたプリントを見て、
ブログのことを知り、調査を始めたのではないか、
と思われる。
それで、翌日にTさんから突然メールが来ている理由も
理解できる。
Tさんは、S課長から5日の話を聞いたのだろう。
ただ、S課長が見せたかどうかはわからない。
自分の責任問題になることを恐れて、会社名がわかる
ことまでは隠していた可能性もある。
なぜなら、組合と会社のこの問題への反応は、
あまりに遅かった(約3ヵ月後の12月29日)からである。

10月6日(木)
Tさんからメールがあり、面談日を設定した。
→13日(木)14:00~に決定。

10月12日(金)
S書記長から聴覚障害者職場改善についてのヒアリング
申し入れがあった。

10月17日(水)のヒアリングは、14:00~に決定。
ここでも、ブログへの会社名漏洩の話は出されていないので、
S課長は私が渡したブログのプリントを他の社員や組合に
見せていない可能性が濃厚。

10月13日(木)14:00~16:00
Tさんと面談した。内容はブログに掲載。

Tさんは5月18日に話した内容とほぼ同様に、
こう繰り返し説明していた。

「組合も聴覚障害者に通訳が必要だとは考えている。
ただ、組合運営は皆の組合費からなっているので、
総会での決定が必要。
この案が総会で採決されるには、とても大変で、
時間もかかる。
だから、それまでは組合役員で筆記対応したい、
と思っていた。
今回は、言葉が足りませんでした」

そのため、秋の集会(10月20日12:00~13:00)
では通訳者はまだ派遣できず、自分で要約筆記通訳者を
連れてくることに決定した。

10月20日( )
職場集会では、聴衆が観ている中で、
次のようなやりとりをしている。
これは、その時の要約筆記から写し取った記述です。

私;「今年の3月か4月に、本社のコンプライアンス部に
行って
『障害者を差別しない、とううことも規程の中に入れてほしい』
と要望しました。

セクハラ禁止規程や、それが万一あった場合の救済措置
はあるのに、障害者への差別に対する、
それらのものがないのはおかしい。

この要望に対するコンプライアンス部の対応は
『ご意見は受付けました』という返答のみに留まりました。

労働組合も、コンプライアンス規程の中に、障害者差別を
禁止する規定を盛り込んでもらうよう、働きかけてほしい」

Tさん;「コンプライアンス規程の中味は、
会社と議論していきたい。
職場環境改善が目的として。

もし必要と判断すれば、盛り込むが」

20■▲年10月31日(月)
ワンコインフォーラム開催案内の開始。
チラシにはまたも聴覚障害者対象情報保障がなかったので、
抗議した。
Tさんはチラシの文を修正して、持ってきてくれたが、
情報保障は手話しかなかったので、要約筆記を希望した。
その希望を組合に申し入れてみる、との返答をもらった。

20■▲年11月2日(水)
全社員受講必須とされるヒューマンエラー対策セミナーにも、
要約筆記通訳を要望した。

20■▲年11月9日( )
手話or要約筆記の情報保障が付くことが正式決定した。
ブログ記載が11月9日なので、それより前にあった出来事を
書いたのかもしれない。

20■▲年11月18日(金)
ブログにあるが、この日の日記にかかれたものなのか
どうかまでは、わからない。
後に書いたなら、もっと前の出来事、ということになる。

会社と労働組合のアドレスは、遅くとも11月上旬~下旬には
削除していた、と思う。

20■▲年12月19日(月)
ワンコインフォーラムが実施。
組合行事に、初めて情報保障がついた。
このことは、ブログにも記載。

20■▲年12月29日(木)19:00~
労働組合のHさんが来て、面談。
内容はブログに関する『要請』だった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【疑問点】
①S課長もOさんも、ブログのことは会社の誰にも言わず、
そのため会社上層部も組合も全く知らなかった可能性があります。

②しそうならば、OさんもS課長も、聴覚障害者障害者問題を
上層部に相談しなかった、ということになると思います。
これが密室の中での隠蔽に当たるかどうかが、
争点になると思います。

③しかし、証拠資料にはアドレスもきちんと載っているので、
まず組合のほうは、私がアドレスを消去する前から
知っていたことになると思います。

④通報者はまず労働組合に報告した可能性があります。

⑤Q社上層部はその時、知らなかったようです。
知っていたならば、もっと早く問題が表面化したはず
なのではないか、と思います。

⑥外部者や、他の社員、関連のある人からの通報で
知った可能性があります。

⑦ブログ問題は、部署内の人には全くリスク管理意識が
なかったも同然で、「自分の知ったことではない」と放置
されて続けていた、と思われます。


⑧Oさんの人事異動も20■▲年10月からなので、
この事件とは関係がなかった、と思われます。

⑨これほど重大な問題にもかかわらず、
労働組合が動くまでに、なぜ3ヵ月もかかっていたのか?

⑩労働組合のTさんは、まず偽アリバイをつくって、
それから組合に報告した可能性があるのではないか。
この推測ならば、約3ヶ月間のブランクがあった理由を
説明するのに合理的である。

⑪なぜ会社は、労働組合の是正要請を受けるまで、
ブログのことを知らなかったのだろうか?
(もしそうなら、OさんとS課長、それにM係長も上層部に
報告しなかった、つまり隠蔽の可能性が出てくる)

⑫遅くとも11月下旬頃までには組合名を削除したが、
組合は証拠をその前にプリントアウトしている。
だから、それまでには証拠を知っていたことになる。
遅くとも11月下旬までには知っていた。

それでも、直接対応が約1ヶ月も後になっている。
それはなぜか?
ワンコインフォーラムで情報保障したのが12月19日
なので、Tさんのその偽アリバイづくりの時間稼ぎなら、
合理的説明がつく。
[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-15 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
『東宝のバカタレへ!
 『土竜の唄』の日本語字幕上映は?!』
〔2017-01 -10 21:02〕



『映画『土竜の唄 香港狂騒曲』』
〔2016-12 -24 08:53〕





少し、10年以上前、実際にあったコミュニケーションを
回想して書いた話から、始めよう。
だからこれからは、古い話も含まれる。


聴覚障害者;
「日本映画を観たくても、日本語字幕がないから面白くなくて、
観ないのですが。
聴覚障害者には日本語字幕が必要です」

映画館;「障害者の方には、障害者割引がございます。
また、日本語字幕付き上映も、期間限定でございます」

聴覚障害者;「車椅子客には車椅子スペースが常に
映画館の中にあって、健常者と同様にいつでも
日本映画を楽しむことができる。
誰かと一緒に観に行くにも、障害とならない。
でも、聴覚障害者はそうはなかなかできるものではない。 (※)
東京ディズニーランドだって、私は行ったことがないから
知らないけれど、聞いた話によれば、
障害者も健常者と同料金だと聞いている。
理由は、全ての障害者に対しても、
健常者と同様に扱う『合理的配慮』を実施することで、
訪れた人すべての人が楽しめるように保証している
らしい。
聴覚障害者も例外でなく、音声解説のある場では
ガイドブックが用意されているという。

我々は、哀れみによる割引をしてもらいたくて、
映画館に来るのでない。
障害者割引なんかいらないから、聴覚障害者も
日本映画を楽しめるように、日本語字幕を付けてほしい。
そうすべきだ」


(※)実際の細かい話は、映画『レインツリーの国』を参照。
実話を元にして製作された映画だからである。


『映画『レインツリーの国』(有村浩/原作)』
〔2015-12 -12 00:22〕


その後も、この某映画館との交渉の過程で、他から、
「日本映画の字幕付きフィルム」は希少品なので、
全国の劇場で使い回しするため期間上映になる、
という情報を知った。

それから約10年経ち、販売用・レンタル用DVDには
日本映画にも日本語字幕が付くように変わった。
なぜDVD作品には日本語字幕が最初から付けられる
ようになったのかというと、理由があるのだという。
DVD作品の場合は、購入者が自宅で楽しむ目的で
作られたものだ。
だから、自宅でなら個人で自由に設定して、使える。
「字幕オン・オフ」も、「言語」も自由に設定できるので、
問題ないというわけだ。
外国人にも使える、ということだろう。
自分が他言語を使ったことはないからわからないが。

それともう一つ、DVDと劇場上映とでは条件が違う
理由があることも知った。
映画館か、それとも調査した聴覚障害者の説明なのかは
忘れたが、本当の理由は

「日本語字幕がじゃまになる」

という、健聴者客の苦情が原因なのだという話を聞いた。

(日本語字幕がバリアフリーのためだということに、
健聴者客がまだまだ理解していなかった可能性がある)

それで、映画館で上映する場合は、一部劇場、
期間も限定という条件で、やっと日本語字幕付き上映
が認められるようになった、という経緯がある。
これは推測ではなく、本当の話だと聞いた。

では聴覚障害者の立場から聞くが、

「字幕が邪魔なのはどうしてか?
洋画を観る時は、日本語字幕が付いているだろう。
それは邪魔ではないのか?
それは、もし付いていなかったら、
むしろ困るものではないだろうか?」

答えは簡単だ。
日本映画に日本語字幕が付かないのは、
健聴者のワガママが原因だ。
他にも、映画製作会社がコストを安くしたいから、
付けたくない、という理由もあるだろう。
だが、そのコスト差についても、
ある聴覚障害者団体の調査では、
微少に過ぎないと聞いているから、
これもまた健聴者のウソつきもいいところだろう。
だから健聴者は、聴覚障害者の敵なのだ。
嫌われて当然なのだ。



『日本映画は聴覚障害者差別映画』
〔2015-08 -11 18:30〕

[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-14 10:05 | バリア&バリアフリー

社会の目

数日前、バラエティテレビ番組で「ぺぇ」という
芸能人の話を観た。



芸能人へのクチコミ
『ぺぇ?
ぺえのキモイお姉系のゲイのキャラ!
性別、年齢や本名を公開!』
〔2016/4/22〕




見た目は女の子の格好だったが、芸名「ぺぇ」
とは本名の「慎平」かららしい。
つまり、「おネェ」キャラの芸人なのだが、
本当はキャラなんかではなく、「恋愛対象が男」の、
正真正銘のおネェだった。
故郷に残る両親にはテレビで観てもらってはいた
ものの、きちんとしたカミングアウトはしていなかった。

それで番組の力を借りて、とうとう両親にカミング
アウトした。
両親は

「ショックがないとはいえない」

とか

「信じたくない」

とか言っていたが、カミングアウトの後、息子のぺぇ
にこう言った。

「40歳になっても50歳になっても、
親にとって子供はずっとかわいいもの」

「世間が何と言おうと、子どもが幸せであるなら、
私たちもうれしい。
それが最高の親孝行だからね」

とか言っていた。
感動的だった。

ただ、その最後のゆるぎない言葉があっても、
なお両親には不安というのか、迷いというのか、
そんな気持ちも心の中をよぎるそうだ。
私はそれを観て、

「”社会の目”があるからだ」

と思った。
両親にも、社会の目が染み付いているはずだ。
でも奥底の、本能的にあるのは親としての、
子どもへの愛だと思った。

多くの人はよく「社会の目」に苦しむ。
マスコミに追われる芸能人だけではない。
障害者にだって、障害児を持つ親にだってある。
私の親も、聴覚障害を薄々と気づいていたし、
学校の担任教師にも指摘されたことがあったが、
自分の子が障害者などと認めたくなかったようだ。

『耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由』

で有名な金修琳氏も、保護者である母親が
認めたくなかったと告白している。
やっぱり、その一番の原因は、"社会の目”が
怖かったからなのかもしれない。
「親のプライドが原因」だと言って責めるのは、
あまりに酷過ぎるだろう。


ハヤブサというプロレスラーが試合中の事故が
原因で障害者になり、昨年亡くなった。

そのハヤブサさんもEテレ『バリバラ』に出演した時、
「社会の目」のことを言っていた。


『バリバラ団の「がんばらなくていい!」に賛否両論』
〔2014-02 -14 18:00〕




日本映画に『悪人』という作品があったが、
それも同じく、”社会の目”の怖さを描いていると思う。

『誰が本当の悪人なのか・・・映画『悪人』耽溺サイト』


人間は死ぬまで、この社会の目と付き合って、
生きていかなければならない。
[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-14 10:00 | 人権、差別