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障害者雇用 - 知られざる障害者雇用の実態F(2)

〔お断り〕
この記事は平成28年4月から施行される
『障害者差別解消法』の参考資料として、
事例紹介するものです。

障害者の就労後問題として、
きわめて重要な証言が含まれていますが、
当然ながら暴露記事となってしまうため、
ブログ主に強い圧力がかかるおそれがあります。
そのため、「常時公開」にしておくことはできません。






『元記事』
〔2015-10-19 18:30〕

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by bunbun6610 | 2016-02-22 23:12 | F.最大手パチンコ店

障害者雇用 - 知られざる障害者雇用の実態F(1)

〔お断り〕
この記事は平成28年4月から施行される
『障害者差別解消法』の参考資料として、
事例紹介するものです。

障害者の就労後問題として、
きわめて重要な証言が含まれていますが、
当然ながら暴露記事となってしまうため、
ブログ主に強い圧力がかかるおそれがあります。
そのため、「常時公開」にしておくことはできません。




〔関連記事〕


『就労後の聴覚障害者問題F』
〔2015-10-19 18:30〕
「相談(H氏〔株式会社H〕)2015.10.19」





2016年2月22日(月)


(未送信原稿)
株式会社H
 H 様

ついに、この時がきましたね。あなたとの約束を破る時が。
本当に残念です。
でも、「こうなる」ということは、私にはずっと以前から、十分に予想していました。
それでも、「この状況が変わればいい」と思って、最後に一度だけでも、あなたに相談してみようと思っていたのです。
しかし現実は、やはりそう易々と変えられるものではありません。何しろ、M社は年商2兆円という巨大企業なのですから。
しかも、この会社の今後の目標は年商3兆円の企業に成長すること、と決定しています。もともとの計画では、5兆円達成でしたが、それが困難になったので、まずは3兆円を目指している、との話でした。そのためには、M社はパチンコ産業(業界は30兆円規模から15兆円規模に縮小しているらしい)で20%のシェアを達成すれば、目標達成できる、という。今年のH会長、社長の年頭挨拶文の中に、そう書いてありました。

このために、クリーンマインドよりも、店舗数拡大のほうが急務になったのでしょう。その準備として、幹部を育てることが急務になったのです。今、私のいる店舗でも、まさにこういう流れに変わりました。

昨年にHさんにお会いし、話を伺いました時、あなたは「(クリーンマインドが)リバウンドしている」と分析していました。しかし、これは決してリバウンドではないと、私は思います。明らかな方針転換です。しかも、会社として、トップを含めた経営陣の判断で動いたことに、間違いないと思います。

その証拠に、年4回実施してきた、エリア長によるクリーンマインド・チェックは、昨年8月を最後に、その後は一度も実施していません。
本来ならば、昨年は10~12月の期間中に、再びチェックがあったはずです。K店長が、そう予定を話していました。そして今年だって、1~3月の間にも、チェックがあるはずです。ところがその話も、未だにありません。この決定は決して、一店舗の店長判断だけではできないことだと思います。会社組織での決定だと見ていい、と思います。

お会いした時、Hさんは「関西のほうからも、他社の人から『掃除なんかしていない』という、怒りの電話が入ってきた」と話されていました。それは本当だろうと、私は思います。他社なので定かなことはわかりませんが、少なくとも私のいるM社の場合、今となっては『クリーンマインド』は、企業イメージアップに利用されているだけに過ぎないと思います。

ホール内に関しては確かに、接客スタッフがやっているのは事実なのですが、それでも実情はほとんど、協力会社の清掃業者頼みと言えるのではないでしょうか? 事務所やバックヤードの多くの部分では、国の障害者雇用枠で雇用した、1~2名の障害者が清掃をしています。スタッフもマネージャーも店長も、個人清掃箇所は決められていますが、実際は掃除などほとんどしていません。各自の『自己成長シート』に、クリーンマインド清掃をしたか、しなかったかのチェック欄がありますが、それも本人の自己申告制で、上司(店長、マネージャー、そしてコーチも)は現場をチェックしているわけではありません。ただそこに毎日、機械的にハンコを押しているだけなのです。私はこのようなことに激怒しており、「それは書類上のクリーンマインドに過ぎない」と思っています。

Hさんの著書の中に「言葉のゲームをやっている」と批判した箇所がありましたが、彼らはそれで「(クリーンマインドを)やったつもり」になっているのです。そんな人間ばかりを次々と生み出すような社員教育があってもいいのでしょうか? このままだったら、日本はこの先、どうなると思いますか? しかし、あなたは言いましたよね。「M社は、日本を代表する会社です」と。私にはとても信じられません。あなたの目は、実は曇っていたのだと思います。いえ、あなたの判断が間違っていたのです。いや、M社に騙された、裏切られたと言った方が、正しいのかもしれませんが。今のM社がやっていることは、名ばかりの『クリーンマインド制度』であり、それは障害者を利用した、偽善行為そのものです。このような事実は決して、M社のホームページには載っていないし、広報にもなっていません。だからM社は『クリーンマインド』も障害者も、会社、その中でも特に正社員のイメージアップに利用しているだけだと思えるのです。

あなたは、著書の中でこうも言いました。「M社は実力社会だ」と。でも、違うと思います。M社は階級社会、格差社会、障害者差別社会そのものです。実力もないのに居座っている人だって、たくさんいます。
そうした軽蔑の眼差しが、上司にも十分伝わっているので、私は上司からの評判が悪い障害者なのです。実際に私は、退職勧奨や解雇を示唆するような言葉を、複数のマネージャーから1対1面談で、何度も受けています。私だけではないようです。個別面談の後、いなくなってしまうスタッフも何人かいたように思います。M社は、離職率が異常に高いと言えます。

そして、「親がした悪事は、見て見ぬフリをしろ」をモットーにしている会社なのです。慈善雇用で、重い障害者も働けるようになるのはいいことかもしれません。そんな会社は他にはほとんどないかもしれません。しかし、10年以上働かせても、知的障害者にポケットティッシュに広告紙を入れる作業しかさせない会社の、どこがいいのでしょうか? あれは間違いなく、障害者差別です。さらにそれは、本人のワガママを助長させてしまうだけの、ダメな社員教育でもあります。私から見るとまさに『職場の働かない女王』だと思いました。
これは慈善雇用ではなく、偽善雇用です。本音は「障害者なんか、本当はいらない。重度障害者雇用に付く、高額な障害者雇用助成金が欲しいだけだ」ということなのです。その証拠に、私は応募時に、必要書類(履歴書等)の他に、特定求職者雇用開発助成金のパンフレットも同封して送りました。就職に困っていた私は「もし自分を雇えば、これがもらえるメリットがある」ことを、強くアピールしました。もう私には、これしか就職する方法はない、と思ったのです。要するにエサです。すると、人事採用部の人はすぐに食いついてきました。面接は非常に形式的なもので、本社人事採用部の人の「早く終わらせよう」という気持ちが、見え見えでした。始まってすぐに「これはもう、採用する気でいるな」と分かりました。ところが面接後、しばらく何の返事も来なかったので、私のほうからメールで確認したら、あわてて店舗側から「採用です」との連絡が入りました。向こうは最初から、障害者の面倒など見る気がないような様子でした。

Hさんは、「クリーンマインド清掃は、全員でやるものだ。かつては、誰が、どの箇所の清掃を担当しているのかを、本社も把握していた」と話されていましたね。確かに、昨年は私の店舗にも『クリーンマインド・チェック・シート』というのが掲示板に貼り出されていて、誰もが、清掃状況がわかるようになっていました。ところが、昨年9月以降は、状況が変化してゆきました。このシートが無くなったのです。実際には、今の店舗にいる人のほとんどが「やらせる人」(実はこの人も、実質は「やらない人」と同じなのだが)と「やらない人」と「やらされて、やっているだけの人」だけです。階級支配と同じです。本当に毎日、真面目にやっているのは、1店舗に1、2人しかいない障害者清掃員だけです。ところが、一般の人は誰もそんなことは知らず、会社の作ったホームページ広報に騙されているのです。Hさんも、Hさんが書いた本も所詮、このトラップをつくるために利用されただけ、と考えることはできませんか?

ところで、東京本社の障害者採用担当者は、実はHさんと同姓です。また、関連会社のMMIの現社長も、同姓です。これは偶然でしょうか? それとも、同族ですか? 同族ならば、H一族はM社と関係がある、ということになりますね。そうならば当然、私の証言など、隠蔽するでしょう。M社はあなたにとって、家族なのですから。

こうしたことはM社に潜入した者しか、わからないでしょう。
中でも障害者が、一番よく知っていると思います。
ただ表面だけを見て取材し、本を書くだけの人間には、わかるものではありません。

障害者を多数雇用しているのに、なぜ障害者差別社会なのか?
それは、障害者差別があるかどうかと、雇用数とは直接的な関係がないと思えるからです。
その証拠に、M社には約1万人の従業員がおり、その中に300人を超える障害者が働いていると言われるので、障害者雇用率は3.0%以上と試算されます。多くの企業が法定雇用率未達成という状況なのですから、これだけを見たら優良企業と見なせるでしょう。しかしそれでも、障害者を評価する制度は、実質的にはありません。
実態は障害者にかまっている上司などは一人もいなく、障害者のことなどほったらかしなのです。
昨年8月に、私が属しているユニットのNコーチに、個人面談の場で「CSスタッフの評価シートはあるが、障害者清掃員のそれはない。だから、障害者の仕事が評価されるように、私が雛形をつくってみます。少し待っていて下さい」と言われました。しかし、その後、幾ら待っても、何も知らせがありませんでした。
それから今年の2月に、Mマネージャーが異動される際に呼ばれて、Mマネージャーにも、このことを話して、会社への不満をぶちまけました。するとMマネージャーは「清掃員の評価シートはあります。今出して見せますから、少し待っていて下さい」と言いました。しかしこの時も、待っても出てきませんでした。やはりM社は、障害者の仕事など評価してはいないのです。誰も見ていません。評価シートがないのも、そのためだと思います。障害者にも賞与があって、その評価によってA(15万円)、B(10万円)、C(7万円)に分かれるそうなのですが、評価内容を伝える面談は、今まで一度も行われていません。Mマネージャーは「店長とマネージャーで評価を決定している」と言っていましたが。このような不透明な説明や実態では、到底納得できるものではありません。信用など、できるものではありません。
このような状況なのですから、間違いなく障害者への間接差別になります。職場は完璧な階級・格差社会とも言えます。

クリーンマインドはもともと、Hさんが会長から頼まれて、M社に広めた理念だと思います。もしあなたが、今のM社内部にある、クリーンマインド制度の実態を知ったら、どう思うでしょうか? おそらくは、耐え難い怒りが起こるだろうと思います。
あなたが、私からの極秘報告書を読んだ時も「私の信頼するF専務に伝えることはできる。会社はこのことをほうってはおかないだろう」と話されました。しかし、クリーンマインドが行われているかどうかのチェック、視察に、本社から誰かが来た、という様子は見られませんでした。今年の1月21日(木)に、F専務が店舗に来ましたが、それは年に一回行われている監査のために来た、というものだったようです。事務所にやって来て、K店長とIマネージャーを前に、質疑応答のようなことをしていただけでした。事務所内やバックヤード室の隅々まで見ていた、ということもなく、少しの間だけ居て、帰られました。F専務までは店舗視察はされていない、と思います。この店が変わったかどうかと言えば、それは以前のクリーンマインドからはますます離れていったことに、間違いありません。

このような状況から、私はある推測をしました。
あなたは、本当はF専務に、私の極秘報告書を見せていないのではないでしょうか?
あなたは、自分の書いた本の名誉を守るため、そして広めたクリーンマインドが失敗に終わっていたことを隠すために、私には「誰にも言うな」と約束させ、自分も本当はF専務にも言っていないのではないでしょうか?
仮に言ったとしても、あなたの本当の目的は、「二匹目のどじょう」を狙ってのことだったのではないでしょうか? もう一度クリーンマインドをしっかりと伝えるためと言いながら、「もしかしたら、またこの仕事でカネを稼げるかも?」と思ったから、というだけなのではないでしょうか?
私だって、疑いたくはありませんが、この状況を見る限り、そんな疑問まで湧いてきてしまいました。期待など、みじんもすべきではありませんでした。

Hさんにはもう言うまでもなく、M社は接客の良さや、きれいな店舗管理で非常に有名です。「クリーンマインドを知って、この会社を選んだ」という社員も、何人かいます。しかし、本当のことを知っていて、本当のことを正直に言う人ならば、何て言うでしょうか? 「モノは正直である」(モノはウソをつけない)と言いましたよね。しかし、人間はウソもつける存在だと、あなたは言いました。潜入調査をすれば、全ての真実がわかります。しかし、店舗のMマネージャーは、その提案を受け入れようとしませんでした。

ではもしも、Hさんにこのことを打ち明けたとしたら、どうなるのでしょうか?
あなたは本当に、私にとって信用できる人なのでしょうか?
あなたが「このことを誰にも言わないと約束して下さい」と言ったのは、なぜなのでしょうか?
会社のイメージダウンになることなので、封印したいことは分かります。それは構わないことです。どこの会社にだって、内部腐敗はあります。でも、それを正していく自浄力がなく、ただ自己保身のためとか、隠蔽してしまう解決法しか選ばない、というのならば、私はそれに強く反対します。

私はまだ、Hさんを信頼できていません。
だから、この約束を破ります。
そのことをあなたに直接伝えるべきだと思いますが、もしそれをすれば、私はどうなるでしょうか?
Hさんは間違いなく、このことをM社に伝えるのではないでしょうか?
もしそうなれば、私は必ず解雇されると思います。しかも、それだけでは済みません。Mビル株式会社のケースと同様に、家族にまで様々な脅しをかけてくる可能性が濃厚です。
本来の最善策としては、まずは私の身の安全の為に、このことを隠し続けておいたほうがいいのでしょう。しかし、それではもはや、私の生き方ではなくなってしまうように思います。それよりも私は、自分が将来、後悔しないような人生を送ってゆきたい、と思います。
だから、あなたには言いません。
このことは全て、私のブログにぶちまけてしまおうと思います。
私は、あなたよりも、このブログの読者を信頼したい、と思っているからです。
この情報は絶対に潰されたくはないので、私は本当に信頼できる人にしか、知らせることができません。
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by bunbun6610 | 2016-02-22 23:11 | F.最大手パチンコ店

リストラ誘発しかねない再就職助成金 支給要件厳格化へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160222-00000008-asahi-bus_all

リストラ誘発
しかねない
再就職助成金
 支給要件厳格化へ


朝日新聞デジタル
2月22日(月)5時3分配信


事業縮小や再編で離職を余儀なくされた人の
再就職を支援する国の助成金について、厚生
労働省は4月から支給要件を厳格化する方針
を固めた。
人材会社が、企業にリストラ方法をアドバイスし、
助成金が使われる退職者の再就職支援で利益
を得るなどしているためだ。
労働者を守るためのお金が、リストラを誘発し
かねない仕組みになっている。


【写真】再就職の支援プログラムの案内文に
目を通す男性=東京都内


 支給要件を見直すのは雇用保険を財源と
する「労働移動支援助成金」。
企業が雇用を維持できない状況になった場合、
労働者を速やかに再就職させるため、再就職
支援を人材会社などに委託すると企業に支給
される。
委託時に10万円、6カ月(45歳以上は9カ月)
以内に再就職が実現すれば委託費用の一部
が支払われる。
上限は1人につき60万円。

 厚労省が問題視しているのは、人材会社の
関与だ。
事業効率化を考えている企業に、人材会社が
人員削減の手法を提案。
上司が部下に退職を促す方法などを無料で
アドバイスする。
退職者の再就職支援は、同じ人材会社が引き
受け、助成金が流れているという。

「アドバイスは無料だが、最終的な利益は人材
会社に入る仕組みだ」(厚労省幹部)。

この仕組みだと人材会社の利益のために、
必要以上のリストラが誘発されかねない。

 このため厚労省は、人材会社にこうした提案
をしないよう求めたり、人材会社が関与して
いないことを助成金の申請手続きで企業に
明記させたりすることを検討している。
具体的な要件は3月末までに詰める。

 人材会社が関与したケースでは、企業が
評価の低い「非戦力社員」をリストアップし、
退職を迫っていた例があった。
退職を勧めること(退職勧奨)自体は合法だが、
何度も強く迫るなど強要すれば違法だ。
退職を強要したと受けとられかねないような
迫り方で、厚労省も雇用の安定を図る法の
趣旨に照らして

「問題なしとは言えない」(担当者)

として、防止策を検討する。

 この制度は「行き過ぎた雇用維持型から労働
移動支援型への政策転換を図る」(安倍晋三
首相)ため、2014年3月から大企業も対象に
加えるなど拡充された。
予算規模も2014年度当初は前年度の150倍
にあたる301億円に急増。
15年度も349億円を計上した。
ただ景気の回復もあり、14年度に使われた
のは6億円にとどまる。
(古賀大己、北川慧一)


■退職勧奨を助成金で国が後押ししている
ようなもの


 〈国学院大・本久洋一教授(労働法)の話〉
 本来は規制すべき退職勧奨を助成金で国が
後押ししているようなものだ。
企業が社員の再就職を人材会社に丸投げし、
助成金を支給する形では、人材会社が得をする
だけ。
助成金が何にどう使われているかを調べる
モニタリングも不十分で、無責任な支援策と
言わざるを得ない。

 そもそも新卒一括採用や終身雇用が根強く残る
日本で、人材の流動化を進める政策は合わない
のではないか。
外見だけ流動化を進めようとしても、流動化が
進む欧米とは似て非なるものになるのは当然だ。

朝日新聞社




=======================



厚生労働省ホームページ
『労働移動支援助成金(再就職支援奨励金)』
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/roudou_idou.html



これはいわゆる、ハローワークで「再就職祝金」
と呼ばれているお金にも似ているが、
違う制度のようだ。
国の助成金には、よく似た制度がたくさん
揃っているようだ。

再就職時期をわざとずらしたほうが、
求職者にとっても企業にとっても、
まとまったお金がポンッと振り込まれてくることは、
実はよく知られている。
(定年まで働けた人には、知らない人が
ほとんどだが)

これが貰えるような障害者、あるいは労働者を
雇用すると、企業も特定求職者雇用開発助成金が
もらえちゃうシステムが、国の制度としてあることが
わかっている。
だから、下のようなことも行われている、
というわけだ。


『障害者の就労と障害者雇用助成金
 - 入社日をずらす受給テクニック』
〔2015-02-25 21:46〕


当然、麻薬のようにやめられない、
止まらない恩恵システムである。
合法だから、みんなやっているわけで、
やる人が悪いわけではない。

これは国の責任だ。
案外、真面目に働いているほうが損になって
しまうこともあるかもしれない。
覚えておいて、損はない受給テクニックだ。





【追記】


そういえば思い出したが、
転職支援をする会社というと以前に、
下のようなサイトを紹介してみたことがある。


『女性の障がい者の転職・就活サイト『ぽじチャレ』』
〔2012-12-22 18:00〕




『【障害者雇用】残念に思う広告』
〔2014-01-28 23:52〕




『ブラック企業からの逃げ方
 - 障害者雇用枠に不正応募?』
〔2015-11-02 19:30〕




こういう会社があるのも当然、
国からお金が貰えるからだろう。
というと、国と民間企業との癒着か?

さらには、障害者手帳不正取得の
助長もありえるのか?

何だかんだと言っても、
手帳がないとどうにもならない障害者は、
やっぱりこれしか方法がないものな。

「手帳は障害者の就職パスポート」

とは、よく言ったもんだ。
企業の本音はどうせ

「(その手帳で)助成金が欲しいから」

なんでしょ。

そしてこれが、「障害者差別」なんじゃ
ないのかな。
障害者も国庫金も、喰い物にしている。
こんな制度で奴隷雇用していて、
どこがいいというのだ?
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by bunbun6610 | 2016-02-22 20:00 | 就職活動・離職

会社で補聴器を外した理由


当事者(聴覚障害者)の立場から見れば、
の話ですが、見えない障害とは、
健聴者にとっては何と都合のいいもので
あろうか、と思います。

会社で、補聴器を外すようにした理由は
二つあります。
本当は、会社の人から

「補聴器をつけて下さい」

と、何度も言われたのですが、
私はもう、拒否し続ける決心をしました。
その理由が、下の通りです。

仕事中、周囲の人の話し声ばかり聞こえて
いるだけで、自分はその内容がわかりません。

(何のために補聴器をしているのだろう?
会社の人に命令されているから?

でも、補聴器をしたからといって、
誰かが話しかけてくるわけでもありません。

仕事の説明を聞くことが多くなるわけでも
ありません。
健聴者にとっては、面倒でない奴隷の方が
助かるから?)

私が補聴器を外したのは、理由がわから
ないのに、つけ続けることが嫌だからです。

音が聞こえるにもかかわらず、その疎外感、
孤独感に我慢を続けるだけで、
そのうちに耐えられなりそうだからです。

そこに居るだけでも、苦しく、耐え難くなる
ことが、周囲の人にはわかりません。
自分がなぜ、そんなに気にして、
苦しむのかもわかりませんが。

もう一つは、補聴器に依存すれば、
筆談などの合理的配慮が全く得られなく
なってしまう現実があったからです。

これは、歩み寄りなんかじゃない!
補聴器をすれば、健聴者は

「筆談する必要がなくなるから」

と思っているだけに過ぎません。
補聴器をして、それで何度も聞き返す
ならば、健聴者は

「この人は聞こえている」

と思い込みます。
そうすると健聴者は、聞き取れなかったら
何度も繰り返して、言うようになります。
それが親切、理解だと思い込んでしまって
います。

しかし、私にとってのそれは、拷問に近い
のです。
聞き取れればいいのですが、
聞き取れないとわかっているのに何度も
言われるのは、拷問に近いです。

こういう精神的苦痛を受けているという
ことが、健聴者にはわかりません。

コミュニケーションとして30%も通じれば、
その次も、またその次もと、
話しかけられ続けます。
そうして、自分には不得手な音声言語の
世界へと引きずり込まれてしまう。
そうすると、もう完全なコミュニケーション
など一生ダメです。


決して、自分のコミュニケーション方法だけ
に引きこもっているのではありません。
少なくとも私は、その見方には納得でき
ません。

健聴者は親切のつもりで何度も言って
くれるつもりなのでしょうが、
私の立場からは、何度聞いてもわからない
とわかっているのに、
我慢して聞き続けるのはとても辛いことです。

それに応じれば、私は最終的には
わからなくても「わかったふりをする」
昔のクセをまた出さざるをえなくなる。

なぜならば、人によっては、
2度目に言う時は、
言い方も表情もきつくなるので、
なおさらなのです。


どちらの理由にしても、あまりひどい
状況になってしまうと、
相手を殴ってやりたい、
という衝動に駆られる場合もあります。
しかしそんなことをしたらクビになります。
だから人間不信になろうと、我慢する
しかないのです。

結局、どこまでもガマンする。
それは、自分が壊れるまで続くのだろう
と思います。

そんな苦しみを健聴者に分かってもらう
なんて、無理だろう。
やはり、この苦しみは一生続くのだろう。

だから、私は補聴器を外した。
どっちも苦しいのだから、自分で選んだんだ。

わかりもしない健聴者の言うことなんか、
聞く必要はないじゃないか。

音が嫌いなわけではないが、外さないと、
私はもう、人間がもっともっと嫌いになる
だけなんだ。

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by bunbun6610 | 2016-02-22 19:30 | Z1.クレジットカード会社

映画『カッコーの巣の上で』

映画『カッコーの巣の上で』をご存知だろうか。

「1975年度アカデミー賞・主要5部門を
独占した、不朽の名作」

である。


『カッコーの巣の上で』あらすじと結末ネタバレ



主演は名優ジャック・ニコルソンで、
ランドル・P・マクマーフィーを演じている。
ベン・キージーの原作を映画化した作品だ。

DVD作品の解説の最後に「感動のラストシーン」
と書いてあるが、感動というよりも、
すごく考えさせられる作品なのである。
特に、障害を持つ人だけでなく、障害者福祉に
関わっている方全ての人に観て、
そして考えてほしいことがある。

もともとは、マクマーフィーは健常者で、
ただ刑務所の強制労働を逃れるために、
精神病を装っていたようだ。
ところが、精神病院に入ってみると、
そこはマクマーフィーにとって、
あまりにも想定外だったようだ。

完璧な保護管理で、病院長からも厚い
信頼を受けているラチェッド看護婦長に
よって、病棟にいる精神病者は皆、
無気力化されてしまっていたのだった。
それに反抗し続けたマクマーフィー。
だが、その代償は・・・・。

マクマーフィーは堪らずに逃げ出そうと
するが、何度も失敗しただけでなく、
病院側のその対応として、異常な療法に
掛かる度、マクマーフィーも精神が病んで
いったようだ。

ある時、ビリーも一緒に脱走するつもりが
失敗してしまい、ビリーが自殺をしてしまう。
それに衝撃を受けたのは、マクマーフィー
だけでなく、この映画を観る側も驚いた
だろう。
見た目には、確かに自殺にしか見えない。
しかし、私の目には

「ビリーはラチェッド看護婦長に殺された
ようなものだ」

と思った。
激高(げきこう)したラチェッド看護婦長が、
ビリーを追い詰めてしまっていたことは、
間違いないと思う。
マクマーフィーも、そしてこの映画を観た人
の多くも、そう思ったのではないだろうか。

当然、納得できないマクマーフィーは、
ラチェッド婦長に襲いかかった。
暴力は良くないとはいえ、あれは当然の
“怒り”だったと思う。

だが、その報いとしてマクマーフィーは、
廃人のようにされてしまった。

それを冷静に観察していた、チーフという
入寮者がいた。
実は彼も、周囲を騙して入寮していた、
健常者だった。

映画のラストシーンでは、
チーフがマクマーフィーを哀れんで殺し、
一人で脱走する。
それがなぜ、感動的だというのだ?
あれは悲しいことだ。

ただし、これが意味していることは、
実は精神病者や障害者にとって、
非常に大きな意味を持っている
のではないだろうか。

「人間社会への反抗=悪」ではないのだ。
人間社会は、断じて“健常者だけ”のもの
ではない。
例え何と言われようと、何をされようと、
間違ったことに対しては障害者も自己主張
をし、社会を正していくべきだ。
それが真の社会人であり、「自立」だと思う。

こんなことをいつも考えている私もよく、
周囲や、会社から問題児扱いされている
ので、決してオススメはしないが・・・・。
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by bunbun6610 | 2016-02-21 22:43 | 障害者問題・差別

【発言全文】「同性愛は個人的趣味」 支援を疑問視する杉並区議の発言に批判



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00010000-bfj-pol


【発言全文】
「同性愛は個人的趣味」
 支援を疑問視する
杉並区議の発言に
批判


BuzzFeed Japan 2月21日(日)8時18分配信


東京都杉並区の小林ゆみ区議が「同性愛は個人的趣味」「自治体が時間と予算を使う必要があるのか」などと議会で発言した。これに対し、当事者たちから「趣味の話ではない」などと反発が出ている。【古田大輔】

小林議員の発言は2月15日の杉並区議会で出た(8分20秒から)。定例議会で区への質問に立った小林議員は「性的マイノリティについて質問をします」と述べて、次のように発言した(抜粋、全文は記事末尾)。

「レズ・ゲイ・バイは性的指向であるのに対し、トランスジェンダーは性的自認であり、医師の認定が必要である明らかな障害であると言えます。トランスジェンダーの方は法律的に保護する必要があり、世間的な目からの誤解を解かねばなりませんので、彼らの人権のために区が啓蒙活動をするのは問題ないと考えます」

「そもそも地方自治体が現段階で、性的指向、すなわち個人的趣味の分野にまで多くの時間と予算を費やすのは、本当に必要なのでしょうか」

小林区議は、このようにトランスジェンダーと同性愛者を区別し、行政による後者への支援を疑問視した。
区議会後にアップした自身のブログでは、こうも書いている。

「レズ、ゲイ、バイは性的指向(好み)、トランスジェンダーは性的自認(障害)であるという大きな性質の違いがあるため、私はそれらを一括りにすること自体に疑問を抱かざるを得ません」

「性的指向は選びとれるとの誤解は本当に多い」

これに対し、同性愛の当事者らからは批判の声が上がった。

ゲイであることを公表して活動している豊島区の石川大我区議は「性的指向はほぼ生得的なもので、個人的趣味ではない。誤り。性的指向は選び取れるとの誤解はほんとうに多い」とツイート。

レズビアンの立場から発信している村田悠のブログも小林区議の発言を取り上げた。

「正式な場所だからこそ差別的なニュアンスも持つ”レズ”ではなくて”レズビアン”と呼んでほしい」「同性愛、バイセクシャルは趣味でないってところだけでも認識してほしいです。そんなほいほいやめられないから、頑張っていきやすい道を探してるんですし」

同性愛や両性愛は、異性愛と同じく「性的指向」の一つ。同じ読み方をする「性的嗜好」が性に関する好みや趣味的な意味を持つのと異なり、「性的指向」は生まれついてのものとされる。

異性愛の男性が女性を、女性が男性を愛するように、同性愛の男性は男性を、女性は女性を自然と愛するようになる。趣味や好みを意味する「嗜好」ではなく、初めからその方向に向かっていることを示す「指向」という文字が使われる所以だ。

国連人権理事会は2011年6月、「人権、性的指向および性同一性」に関する決議で、性的指向と性同一 性障害を理由にしたすべての暴力や差別行為の対策に取り組む姿勢を明確にした。この決議には日本も賛成している。


日本は性的少数者への差別が少ない国?

また、小林議員はアメリカやロシアでの同性愛への差別や、同性愛を犯罪行為と認定している国がある中東やアフリカを例に挙げ、「日本は性的マイノリティへの差別が少ない」と指摘した。

しかし、日本の法務省サイトでは「内閣府の人権擁護に関する調査」をもとに「差別的な言動」「職場や学校などでのいじめ」などの事例を取り上げ、こう訴えている。

「同性愛者,両性愛者の人々は,少数派であるがために正常と思われず,場合によっては職場を追われることさえあります。このような性的指向を理由とする差別的取扱いについては,現在では,不当なことであるという認識が広がっていますが,いまだ偏見や差別が起きているのが現状です」

「こうした性的指向や性同一性障害を理由とする偏見や差別をなくし,理解を深めることが必要です」

小林区議が同性愛差別が根強い国として例に挙げたアメリカでは昨年6月、最高裁がアメリカの全州で同性婚が合法だという判決を下している。


小林区議の性的少数者に関する質問全文

杉並区議会・小林ゆみ議員(自民・無所属・維新クラブ)

最後に性的マイノリティについての質問をします。

昨年に実施された電通総研の調査によると、日本人の約13人に1人が性的マイノリティであるという結果が出ています。今までよりもそう言った話題が遡上に登ることが多くなったこともあり、区としても実態把握に努める必要があるのではないか、と思えるほどに性的マイノリティの人権を守るための運動は日本でも広がってきています。

同性パートナーシップに関する渋谷区の条例、世田谷区の要綱はその象徴といえるでしょう。ただし、これらは憲法24条、94条に違反している疑いが強いことが指摘されています。

確かに性的マイノリティの方々のアパート入居、病院での面会などの不利益が存在するのであれば、彼らの苦しみを取り除き、彼らを救済する必要があります。しかし、それら個々の問題が発生した時には、それらに対する個別の運用で十分に対応が可能ではないでしょうか。

例えば、アパート入居や病院での面会権を家族以外にまで広げることは不可能ではないですし、財産に関する問題は公証人役場で遺言、公正証書を作成すれば、新たな条例などは不要です。また、家族ではないから、といってアパート入居や病院での面会を断られる問題は本当に多く発生しているのでしょうか。

現在、日本には性的マイノリティ向けの心理カウンセラーや同性結婚式を行う神社や結婚式場、性同一性障害の患者を積極的に診察する病院が存在します。さらに厚生労働省が精神障害者保険福祉手帳から性別欄を削除するなど、性的マイノリティに配慮した対応が国内ですでに進んでいます。このように日本は他国に比べると、性的マイノリティに対して、目に見えた差別が少ない国であると言えます。

例えば、アメリカではキリスト教の教えによって同性愛は罪とされているため、同性愛に対する差別が根強くあります。また、ロシアでは、2013年に同性愛宣伝禁止法が定められ、去年は動画サイトのYouTubeで同性カップルが手をつないで歩いているだけで、周囲の人々がそのカップルに対して暴言を浴びせたり、殴りかかってくる動画が2日間で200万再生され、話題となりました。

さらに中東やアフリカには同性愛自体が犯罪行為とされており、死刑を含む刑罰で罰せられる国も存在します。そのため日本では、性的マイノリティへの差別は比較的少ないと言えます。しかし、それは裏を返せば、国民が彼らについての正しい知識を持っていないという裏付けでもあります。

そのため、ここで整理をしておきたいのですが、レズ・ゲイ・バイは性的指向であるのに対し、トランスジェンダーは性的自認であり、医師の認定が必要である明らかな障害であると言えます。トランスジェンダーの方は法律的に保護する必要があり、世間的な目からの誤解を解かねばなりませんので、彼らの人権のために区が啓蒙活動をするのは問題ないと考えます。

また、トランスジェンダーの方は、障害であると認められているからこそ、性別を変更できるなどの法的な救済策が定められています。

それに対し、レズ・ゲイ・バイは性的指向であり、現時点では障害であるかどうかが医学的にはっきりしていません。そもそも地方自治体が現段階で、性的指向、すなわち個人的趣味の分野にまで多くの時間と予算を費やすことは、本当に必要なのでしょうか。その前提に基づき、幾つか質問をしていきます。

杉並区男女共同参画行動計画においては、性的少数者(性同一性障害者等)と記載されていますが、ここでいう「等」には具体的に何が含まれているのでしょうか。うかがいます。

また、関連して杉並区男女共同参画行動計画は今年改定されますが、そこでは性的マイノリティについて、どのように表現されるのか、うかがいます。

杉並区は性的少数者とひとくくりに表現していますが、本来、レズ・ゲイ・バイとトランスジェンダーは本質的に異なるため、区別されなければなりません。実際に私の友人のトランスジェンダーの方に話を聞くと、レズ・ゲイ・バイとひとまとめにされることには抵抗があるとのことでした。

そのため、区はレズ・ゲイ・バイとトランスジェンダーは異なるものであると周知し、LGBTや性的少数者という性的指向と性的自認をひとまとめにした表現を改めるべきだと考えますが、区の見解はいかがでしょうか。

障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律が今年4月1日から施行されますが、性同一性障害の方々は対象になるのか、杉並区の見解を問います。

最後の質問となりますが、杉並区は今後も性的マイノリティの人権を守る活動を続けていくのでしょうか。また、杉並区は今後、渋谷区の条例や世田谷区の要綱のようなものを出すことがありうるのかうかがいます。

以上、性的マイノリティに関して幾つか質問させていただきましたが、それはトランスジェンダーである私の親友がここ最近のLGBTに関する運動の盛り上がりに不信感を抱いており、「自分はカムアウトはしたくないし、そもそも世間にここまで大きく、性について取り合げて欲しくない」という彼女の言葉を聞いたことがきっかけでした。

多様な思想や個性を持つ私たちが共生していくにあたり、身近に性的マイノリティの方々がいるということを認識することは重要です。その上で、マジョリティ側がマイノリティの気持ちを理解し、その気持ちに寄り添うことで、様々な状況が改善するはずです。

ただ、そこで注意すべきこととして、マイノリティを助ける側の人々が、人助けをしようという気持ちが過剰に膨らみ、上から目線となり、マイノリティの方々に差別的な目線を送っている可能性があります。また、その逆のパターンで、マジョリティの力よりもマイノリティの力が大きくなり、マジョリティ側を迫害する構図が生まれることも考えられます。

実際にアメリカのコロラド州では、キリスト教の信仰から同性婚のためのウエディングケーキの販売はできないと断った洋菓子職人の男性が、日本円にして約1700万円の賠償金支払いを命じられたという事例があります。洋菓子職人の男性は同性カップルにウエディングケーキを作ることを強いることは、信教の自由と言論の自由を迫害していると主張したにもかかわらず、訴訟に負け、自身の宗教的信条を否定される苦痛を味わうことになりました。

海外ではこのような性的マイノリティによる、過剰な人権訴訟が増えており、敗訴した企業や店舗は営業停止に追いこまれるなど、本末転倒なケースが少なくありません。性的マイノリティ支援において本当に重要なことは彼らが本当に求めていることは何であるのかを見極め、一人一人にあった対応をすることです。それにもかかわらず、結果的に差別のなかったところに差別が生まれてしまうという逆説的な結果が生まれてしまうこともあります。

すべての人がマジョリティに対してもマイノリティに対しても思想・信条の自由を侵害しないことを願い、私の一般質問を終わらせていただきます。
(拍手)



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〔関連記事〕


『Eテレ・バリバラ『セクシュアル・マイノリティー』 』
〔2015-09-22 20:00〕

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by bunbun6610 | 2016-02-21 09:14 | 人権、差別

職場の問題事例をコンプライアンス部に告発(2)



『職場の問題事例をコンプライアンス部に告発(2)』

 ―上司や人事部に何度も言っても改善しない、
会社の状況を説明―

☆20□□年△△月××日(◎)
□□月××日の日記に書いたことを、
人事部のM課長に話した。
相手と自分の双方で話し合い、努力して解決
すべき会社の問題であるから、M係長に伝え、
部署の全員に

「仕事の大事な話のときで、通じなかったら
筆談ボードを使用するように」

という改善策を言ってくれた。


☆20□□年△△月××日(◎)
人事部・M課長が

「この前の件、M係長に伝えておいたよ」

と言ってくれた。
しかし、自部署の状況は、まだ改善されて
いないようだ。


☆20□□年△△月××日(◎)
朝に、Yさんに自分で

「M係長から、筆談ボードの件を聞いて
いませんか?」

と尋ねたら、

「後で買ってくる」

とのこと。

また、コンプライアンス規程を見せて欲しい
と頼んだら、ファイルをくれた。

コンプライアンス規程には、
セクハラや賃金等の労働条件の法令遵守
はあっても、障害者に関する規程は
全く無かった。

そこで私は、コンプライアンス委員に
コンプライアンス規程の改善と、
聴覚障害者差別問題を提起したい、
と思っている。

午後に筆談ボードが届き、Oさんが全員に
説明した。
Oさんはまた、私に対しても

「わからなかったら、あなたも「わからない」と
言って、聞いて下さい」

と言った。
(後になって思うのだが、これは

「もし口で言われてもわからなかったら、
聞き返して下さい」

という意味だったのかもしれない)


☆20□□年△△月××日(◎)
そもそもコミュニケーションがない職場
なので、筆談ボードはまだ、Oさんがほんの
少し使った程度。
他の人がこれを使って話しかけてくることは、
まだない。


☆20□□年△△月××日(◎)
Yさんは分からないこととかに対して、
丁寧に声で説明してくれるのだが、
時々しか、ホワイトボードには書かない。
ホワイトボードは、何のためにあるのか。

共用コンピュータのパスワードを去年から
教えてくれないことについて、
理由を聞いてもらうように、人事部・M課長
に頼んでみた。
すると、YさんとM課長の二人の話の
やりとりになって、私は見ているだけで、
全くわからない。
ただM課長はそれから僕の方に向いて
「通じていない」の手話を表したので、
そういうことだったと受け取れる。

でも、何がどうして通じなかったのかは、
私もわからない。
だから私から考えると

「本当に通じなかっただけなのか?
また以前の会社のKさんのように、
うまく言い訳をしていただけなのではない
だろうか?」

と疑問に思った。

一体なぜ、こういう問題はすぐに解決され
ないのだろうか?

Oさんにいたっては、忙しいからなのか、

「自分で上(人事部)に行って、聞いて下さい」

と言う。
これだって

「障害者にかまっていることはない」

という本音の、別の言い訳のように聞こえる。


上のことを、コンプライアンス部に報告
しました。
埒が明かない状況の説明は、
全員の態度を赤裸々に暴露するしか
ありません。
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by bunbun6610 | 2016-02-19 18:30 | Z1.クレジットカード会社

元職員「抱き上げ、落とした」…「介護に嫌気」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160217-00050005-yom-soci


元職員
「抱き上げ、落とした」
…「介護に嫌気」

読売新聞 2月17日(水)3時8分配信

川崎市幸区の老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」
で2014年11~12月、入所者の男女3人が
相次いで転落死した事件で、最初に死亡した丑沢
(うしざわ)民雄さん(当時87歳)に対する殺人容疑
で逮捕された同施設の元職員今井隼人容疑者(23)
が神奈川県警の調べに、

「丑沢さんは(介護に)手がかかる人だった」

と供述していることが捜査関係者への取材で
分かった。

 今井容疑者は夜勤も多い介護の仕事についても
「嫌気が差した」などと話しているといい、県警は、
こうした不満やいらだちが動機につながった可能性
もあるとみて調べている。

 県警の発表では、今井容疑者は14年11月3日
深夜から翌4日未明の間に、4階から丑沢さんを
投げ落とし、殺害した疑い。
捜査関係者によると、

「(丑沢さんの部屋の)ベランダに誘導し、
抱き上げて投げ落とした」

と供述しており、

「殺すつもりだった」

という趣旨の説明もしているという。

最終更新:2月17日(水)3時9分




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最初にテレビニュースで、この事件のことを知った時は、

「えっ?! 介護者がこんなことを?!」

と思った。
介護職の人が、なぜこんなことを?

でも

>「丑沢さんは(介護に)手がかかる人だった」

という部分を読んだら、納得できるような気に
なってきた。
いや、本当は、そんなことは言ってはいけない
のだけれども、絶対に暴力や、殺してはいけない
のだけれども。
障害者支援をする側、例えばジョブコーチの
中にも、そんな人がいるかもしれない。

あるいは障害者雇用でも、困ったケースは
山ほどある。
私もそんな問題のある人
(障害者だったり、上司だったり同僚先輩
だったりと、いろいろ)
と一緒に働く障害者として、イヤと言うほど
経験している。

周囲ではもう誰もが、そういう人をほったらかし
にしていて、自分の仕事をすることだけに
専念している。
そういう職場環境が良い環境だとは思わないが、
関わると業務に支障が起きてしまうことは事実。
だから関わらないほうがいい、というのが、
職場の判断なのだろう。

でも、介護職は、面倒な人とも関わらなくては
ならない仕事だ。
大変さはわかると思う。


入寮している老人にも

「お金を払っているのは自分」

という、驕りがあったのではないだろうか。
介護者も、ただ仕事をするだけのマシンとは違う、
人間だ。

感謝の気持ちを忘れてしまうというのは、
怖いものだ。
それって、自分に跳ね返ってくるんだな・・・・。



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http://bylines.news.yahoo.co.jp/kawaikaoru/20160218-00054529/


90歳の入居者が
激白!
介護ホームの
“悲惨なる日常”


河合薫 | 健康社会学者
2016年2月18日 15時31分配信


川崎市幸区の老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で、
入所者の男女3人が相次いで転落死した事件で、
殺人容疑で逮捕された同施設の元職員の男は、

「(介護に)手がかかる人だった」

「ベランダまで誘導し、男性を抱きかかえて
投げ落とした」

といった供述をしているそうだ。
介護のいかなる状況にあっても、
暴力や虐待は許されることでない。
だが、

「他人事ではない」ーーー。

介護現場で働く人たちは、口をそろえる。

「……誰にでも、実はそういう事件を
起こしてしまう立場にあるんだなぁって…」

いや、働く人たちだけではない。
ホームに入所している“高齢者”の方も、だ。
現在、90歳。
ご主人が要介護となり、ご夫婦で入所されて
いる方から寄せられたメッセージを紹介します。
介護現場のリアルを「我がごと」として一緒に
考えてみてください。

「Sアミューユ川崎幸町で起こったことは、
他人事ではないような気がしています。
殺害なんて絶対に許されることではないし、
虐待も暴力もいかなる場合も許し難いこと
です。
でも、入所者の中には大声で喚き散らす人、
たえずヘルパーを呼びつける人、
自分が判らなくなってしまった人、
思うようにならないとヘルパーの手を
かみつく人など、さまざまです。

そんな人達の家族に限って 面会に来る
ことがなく、ホームに預けっぱなしなのです。

私は夫とともに、毎日、食堂で食事をして
いるのですが、食事は終わったのに、
食べた感覚がなく

「食事を早くください!」

「死んでしまいます」

と大声でわめいている女性がいて、若い
ヘルパーが優しく対応している姿に頭の
下がる思いがしています。
ヘルパーさんたちがあまりに大変そう
なので、食器を運ぶくらいお手伝いしようと
申し出ました。
でも、絶対にやらせてもらえません。
ナニかあったときに、施設の責任になる
からです。

先週、またヘルパーが二人辞めてしまい
ました。
理由は

『給料が少なくて結婚できないから』

ということでした。
離職者があとを絶たず、その補充もなかなか
見つからないので、残ったヘルパー達が、
過重労働を強いられているのが現状です。

ホームには各部屋にインターホーンが設置
してありますが、認知症の進んだ入所者が
ひっきりなしに夜間押すこともしばしばです。
夜勤ヘルパーは、その度に対応しなくては
ならない。
就寝前に投薬が必要な人もいるので、
夜勤の仕事はかなり重労働です。
ヘルパーの中には夜勤はしない、という条件
で勤務している人がかなりいるので、
限られたヘルパー達が順番でやっているの
です。
すぐに順番がやってくるので、真面目な
ヘルパーは体重は減るわ、顏はやつれるわで
見ていて可哀想になります。
私はいつもそんな彼等に感謝と激励の言葉を
送っていますが、そんな感謝の言葉だけでは、
彼女・彼らが報われません。
みなさん、献身的にやってくださります。
でも、……人間には限界ってものがありますよね。

政府は施設を作る、と言っていますが、
その前にヘルパーの待遇を改善すべきだと
思います。
ヘルパー不足は入所者へ深刻な影響をもたらし
ているのです。
オムツ交換が4回だったのが3回になり、
夜間見回りもなくなり、適性があろうとなかろう
と採用するしかない。
悪循環です。

高齢者へ3万円支給する余裕があるなら、
介護関係に回すべき、だと思います。
ここはまさしく姥捨山です。
入居者たちはみんなそういっています。

入所者は家族が介護の限界にきたために
本人の意志でなく入れられた人が多いので、
私のように発言できる入所者は滅多にいない
と思います。

私のコメントがお役に立つようでしたら、
こんな嬉しいことはありません。
どうか薫さんのお力で、たくさんの方に現状を
知ってもらってください」

……これが介護リアルです。
介護職の方たちの多くは、

「おじいちゃんやおばあちゃんに、少しでも
笑顔になってほしい」

と献身的に働く人立ちが多い。
だが、そもそもそういう方たちでさえ、常に
心の葛藤に襲われるのが介護の世界だ。
だって、関わるのは全員「人生の大先輩」。
それぞれの人生、価値観で長年過ごして
きた高齢者の方に、注意するのはとても
気を使う。
自分の親でさえそうなのだから、
他人であればなおさらだろう。

「本当にこれでいいのだろうか?」

「他にもっといいやり方があったんじゃ
ないのか?」

そんな不安に苛まれる。
相手が“人”である以上、10人いれば10通り
の問題が起こる。
一つひとつは小さなトラブルで、ちょっとした
対応で処理できるかもしれない。
だが、

「ホントにコレで良かったのかな?」

と不安になる。
特に高齢者の“変化”は突然起きるので、
対処が実に難しい。
本来であれば、そういった不安を現場の
スタッフたちで分かち合えればいいのだが、
全員が自分の仕事でいっぱいいっぱいで
時間的にも、精神的にも、余裕がない。
他の職員を気にかける余裕はなど微塵も
ない。
おまけに夜勤、早番、遅番とシフト勤務
なので、顔を合わせることも少なくなる。
介護の現場というのは、実に「孤独」なのだ。

さらに、平均月収は21万円程度で、他の
職種より10万程低い。
ただ、これには施設長や看護職員など、
比較的高い賃金の職種の方たちも含めた
数字なので実際には10万程度という人も
いる。
この低賃金を一般平均である30万程度に
するには、年間1兆4000億円ほど必要と
なり(NPO法人社会保障経済研究所算出)、
労働人口で単純計算すると

「ひとりあたり年間3万円弱の負担」

が必要になる。

ご存じの通り、昨年、4月から介護報酬が
2.27%引き下げられたが、これは2006年
の2.4%の引き下げから2回目のこと。
介護施設の人権費率は約6割、訪問系介護
は7割と大きいため、報酬引き下げはダイレクト
に労働力不足に影響を及ぼす。
前回の引き下げで労働力不足に拍車がかか
ったにもかかわらず、再び引き下げを決めた
のは狂気の沙汰としか言いようがないのである。

「月額1万2000円引き上げるっていってた
でしょ?」

そのとおりだ。
だが、それが本当に労働者にちゃんと支払われ
ているかどうかは確かではないのが実情なのだ。

また、前述の女性のメッセージからも人手不足
なのは痛いほどわかるのだが、2020年代には、
さらに約25万人もの人材が不足するとされて
いる(厚労省算出)。

重労働、低賃金、超高齢化社会ーーー。
この先どうなってしまうのだろう……。

「高齢者へ3万円支給する余裕があるなら、
介護関係に回すべき」

という、“高齢者”からの意見を、どう政府は
受け止めるのか。

もし、質の高いサービスを望むなら、もっともっと
介護保険料を国民が負担すべきで、それができ
ないのであれば、サービスの質を下げるしか
ないと思う。

食事、排泄、入浴のニーズに対応するためだけ
のサービスと割り切り、現状の劣悪な環境を
変え、当然、残業はゼロ。1人でも離職者を
減らし、1人でも多くの人たちが介護士さんを
目指し、1人でも多くの高齢者がケアを受けられ、
1人でも多くの家族が自分の仕事と両立できる
ようにする。

「でも、それじゃあ……」

うん。
それでは……だ。
だが介護現場は、頑張りすぎた。
頑張らないことから、議論し直す。
崩壊するよりその方がまし。

だって、このまま質を求め続ければ、
介護業界は破綻する。
これ以上の甘えは、暴力と同じ。
崩壊も、虐待も、破綻もイヤ。
誰もが老いる。
親も老いる。
自分も老いる。
その人生最後の終の住処が、こんなにも
悲惨な状況じゃ誰1人、幸せにならない
のではないか。
そして、私も、もっとこの闇の解決策を現場
に耳を傾け探して行きたいと思っています。




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by bunbun6610 | 2016-02-17 21:12 | 人権、差別

<働かない働きアリ>集団存続に必要 働きアリだけは滅びる



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00000074-mai-soci


<働かない働きアリ>
集団存続に必要
 働きアリだけは滅びる


毎日新聞 2月16日(火)19時55分配信


◇北海道大などの研究チームが発表

 コロニー(集団)の中に必ず2~3割いる働かない
働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなったときに
代わりに仕事をし、集団の長期存続に不可欠だとの
研究成果を、北海道大などの研究チームが16日、
英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に発表
した。

 これまでの研究で、働くアリだけのグループを
作っても、必ず働かないアリが一定割合現れる
ことが確認されている。
仕事をする上では非効率な存在で、働かない
アリがいることが謎だった。

 自然界では、働きアリが全て同時に働かなくなる
と、必要な卵の世話が滞ってそのコロニーが滅びて
しまう。
チームは日本全国に生息するシワクシケアリを飼育し、
1匹ずつ異なる色を付けて個体識別した上で1カ月
以上にわたって8コロニーの行動を観察。
最初よく働いていたアリが休むようになると、
働かなかったアリが動き始めることを確認した。

 さらに、コンピューターシミュレーションで、
1コロニー75匹の働きアリが全て同じように
よく働き、疲れがたまるペースも一緒のケース
と、働き度合いがばらばらのケースを比較。
勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で
動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、
働かないアリがいる方が長続きする傾向が
あった。

 チームの長谷川英祐・北海道大准教授
(進化生物学)は

「働かないアリを常駐させる非効率的な
システムがコロニーの存続に欠かせない。
人間の組織でも短期的な効率や成果を
求めると悪影響が出ることがあり、
組織を長期的な視点で運営することの
重要性を示唆する結果ではないか」

と話す。

【大場あい】



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『働かないアリに意義がある』
(メディアファクトリー新書) 新書 – 2010/12/31
長谷川 英祐 (著)
http://www.amazon.co.jp/%E5%83%8D%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%81%AB%E6%84%8F%E7%BE%A9%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B-%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D-%E8%8B%B1%E7%A5%90/dp/4840136610
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by bunbun6610 | 2016-02-16 23:02 | 社会

「鮮度が落ちるから入れ替え」ベローチェ雇い止め訴訟が和解…元バイト女性に解決金




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00004297-bengocom-soci


「鮮度が落ちるから入れ替え」
ベローチェ雇い止め訴訟が和解
…元バイト女性に解決金


弁護士ドットコム 2月16日(火)15時52分配信

喫茶店チェーン「カフェ・ベローチェ」千葉店で長期間、
アルバイトとして働いていた30代女性が、雇い止め
されたのは不当だとして、運営会社「シャノアール」
(東京都)に雇い止め撤回と慰謝料などを求めていた
訴訟は2月16日、東京高裁で和解が成立した。

和解成立後の16日午後、東京・霞ヶ関の厚生労働省
記者クラブで、元アルバイトの女性と代理人弁護士ら
による記者会見が開かれた。
代理人弁護士らは、和解内容について、女性が2013
年6月付けで合意退職したことを相互に確認する一方、
会社が女性に解決金を支払うものと説明した。
解決金の金額は明らかにしなかった。


●「尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだった」

女性は2003年から勤務。一時離職した後、2008年
7月からふたたび千葉店でアルバイトとして勤務して
いた。
3ヶ月ごとの更新を繰り返していたところ、2012年3月、
運営会社から突然、契約更新に上限を設けるという
通達を受けた。
女性は労働組合・首都圏青年ユニオンに加入し
「働き続けたい」と主張を続けたが、連続勤務が4年
11カ月となった2013年6月、雇い止めになった。

女性は2013年7月、雇い止めの撤回を求めて提訴。
雇い止めになる前、運営会社と組合の交渉の場で、
人事部長に

「従業員は定期的に入れ替わって若返ったほうがいい」、

「うちの会社ではこれを『鮮度』と呼んでいる」

などと言われ、人格を傷つけられたとして、200万円
の慰謝料もあわせて請求した。

しかし、一審の東京地裁は2015年7月、雇い止めは
有効であるなどとして、女性の請求をいずれも退け、
女性が控訴していた。

この日の会見で、女性の代理人の三浦佑哉弁護士は、

「弁護団としては、解決金を支払うということは当然、
会社側が雇い止めや鮮度発言への責任を認めた
のだと解釈している。
勝利和解と言っていい内容ではないかと考えている」

と述べた。

また、女性は記者会見で次のようにコメントした。

「『鮮度発言』をした会社に、裁判所がなぜ『おかしい』
と言ってくれないのか疑問に思って控訴した。
私の尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだった
ので、楽ではなかったが頑張れた。
私としては勝利に近い和解だったと思っている」。

運営会社「シャノアール」は、弁護士ドットコムニュース
の取材に対し、

「円満に和解させていただいた。
和解内容については双方とも公言しないことになって
いるので、コメントは差し控えたい」

と述べた。

弁護士ドットコムニュース編集部



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https://www.bengo4.com/roudou/1103/n_3484/


「鮮度が落ちる」
と雇い止めされた
「カフェ女性店員」
不当と提訴するも認められず


弁護士ドットコム
2015年07月31日 19時42分

全国展開する喫茶店チェーン「カフェ・ベローチェ」の
千葉県の店舗で4年11カ月の間、アルバイトとして
働いてきた30代の女性が「雇い止め」を受けたのは
不当だとして、店舗の運営会社に雇い止めの撤回と
慰謝料を求めていた裁判で、東京地裁は7月31日、
請求を棄却する判決を下した。

判決後、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで
開かれた記者会見で、女性は

「若くないからもういらない、という発言はひどいと
(裁判所が)言ってくれると思っていた。
今回の判決で、アルバイトは何の権利もなくて、
人間としても保護する意味がないんだということを
突きつけられた」

と涙ながらに語った。


●「正社員との同一性」を否定

女性は、2008年7月から2013年6月まで、
千葉市の店舗でアルバイトとして勤務していた。
アルバイトの契約更新に制限はなく、3カ月ごと
の更新を19回繰り返していたが、2012年3月、
同社から突然、契約更新の回数を上限15回と
して、通算4年の勤務で契約を満了するという
通達を受けた。

通達に納得できなかった女性は労働組合・首都
圏青年ユニオンに加入し、

「なぜ辞めなければならないのか」

「ここで働き続けたい」

と同社に主張し続けたが、納得できる理由が
示されないまま、2013年6月に雇い止めに
なった。

弁護団は、女性が「時間帯責任者」として正社員
の店長と同様の業務を行う中核的な役割を担って
きたことなどをあげ、

「正社員の解雇と同一視すべきだ」

と主張してきた。
しかし、東京地裁の吉田光寿裁判官は、女性が
店長の指揮命令下で「時間帯責任者」としての
職責を長期間果たしてきた事実を認めたものの、
正社員との同一性までは認めなかった。


●人事部長の「人格を傷つける意図」を認めず

また女性は、雇い止めとなる前の2013年1月、
同社と組合の交渉の場で、人事部長に

「従業員は定期的に入れ替わって若返ったほうが
いい」

「うちの会社ではこれを『鮮度』と呼んでいる」

などと言われ、人格を傷つけられたとして、200万円
の慰謝料を請求していた。

しかし東京地裁は、人事部長が「鮮度」に関する
発言をしたことは認定しつつ、

「原告の人格を傷つける意図があったことを
認めるに足りる証拠がない」

として、不法行為責任を否定し、慰謝料請求を
認めなかった。

代理人の笹山尚人弁護士は

「極めて不当な、多数の誤りを含む判決だ」

と厳しく批判し、

「控訴して、戦っていきたい」

と話した。

女性は

「裁判所は、正しいことを企業に対して言ってくれる
と思っていたが、そうではないと分かって、すごく
落胆している。
『鮮度が落ちた』という言葉には、納得いかない。
言ったことは認めているのに、それが悪いと認めない
のはおかしいと思っているので、できるだけのことを
やりたい」

と語った。

(弁護士ドットコムニュース)



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by bunbun6610 | 2016-02-16 21:02 | 人権、差別