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『「聴覚障がい者」として生きる』


鳥取県人権啓発活動ネットワーク協議会

最優秀賞(鳥取県人権擁護委員連合会長賞)

『「聴覚障がい者」として生きる』

http://www.moj.go.jp/jinkennet/tottori/event/contest2_h25.html




「目が見えないということは、
あなたを物から孤立させます。

耳が聞こえないということは、
あなたを人々から孤立させます」

(イマニュエル・カント〔18世紀ドイツの哲学者〕)

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by bunbun6610 | 2015-06-13 20:30 | 手話言語法

手話言語法は「聴覚障害者の社会参加への鍵」

『日本財団ブログ ソーシャル・イノベーション探訪
「みんなが、みんなを支える社会」を目指して』
『手話言語法、早期制定を!
/議員会館で推進イベント開催』
〔2014年03月20日(Thu)〕


「イベントには自身も聴覚障害者で欧州ろう連盟の
顧問を務めるベルギー王国の国会議員ヘルガ
・スティーブンスさんも出席、

『手話は音が聞こえない人が社会に参加するための
ドアの鍵、言語と認められることで社会参加が促進
される』

とする一方、

『言語法の制定はひとつの通過点にすぎない。
その後をどうフォローアップしていくかが最も重要』

と述べた。」



国連・障害者権利条約を批准させただけではダメだ。
手話言語法も同じだ。
ヘルガ氏のこの言葉が、非常に重要だと思った。
当事者の主体的活動が重要だ。

国会でも聴覚障害者への情報保障・通訳があれば、
日本も、ろう者国会議員が活躍できるだろう。
それを実現しなければ、ろう者の声は国会に届かない。



一般財団法人全日本ろうあ連盟
『ベルギー上院議員ヘルガ・スティーブンス氏、
文部科学省と厚生労働省の副大臣と対面(写真)』
〔掲載日:2014/03/13〕

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by bunbun6610 | 2015-06-13 19:00 | 手話言語法

就労後の聴覚障害者問題F


2015年6月13日(土)
若いスタッフはマナー(常識)が悪いと思う。
なぜ、こんな簡単なことがわからないのだろうか。

『社員・キャスト一日報告シート』に、次のように書いておいた。
しかし、これまでほぼ無視されるような状況なので、期待してはいない。


「洗濯機室内に、ホウキ、チリトリも置かれることとなりましたが、チリトリの中からゴミが出てきて、床に散乱していました。
これが発見された場所が、洗った物の置き場所でした。
不衛生だと思いませんか?

また、清掃用具も汚くなっていました。
このような道具を置かれたら、洗った人はどう思うでしょうか?

その汚くなった道具を、お客様にも見せて、毎日清掃しているのでしょうか?

道具への思いやりはあるのでしょうか?

考えたほうがいいと思います。」


『カフェでの件で、Sマネージャーとトラブルになる』
このパチンコ店には『B』というカフェがある。
そこで飲食物を販売しているのだが、初めてだったので当然、何も知らなかった。
味はどうなのだろうかと気になって、商品が欲しくなった。
ソフトドリンクだけでなく、焼きたてクロワッサンやカレーパンなど、いろいろなものがあった。
店の人に聞いてみたら

「現金では買えません。
パチンコ玉かメダルなら、交換できますよ」

と言っていた。
それで、千円札でメダルを50枚購入し、注文した。
それで何も言われず、問題なく交換できた。
賞品の味は、なかなか良かった。

「今度、また交換してみよう」

と、思った。
ところで、余ったメダルはどうすればいいのか?
それをSマネージャーに聞いてみた。

すると、いきなり

「それは禁止です!
なぜ聞かないのですか?!
どうするんですか! それは!!」

と、怒って言われた。
いきなりそう言われても、さっぱりわからない。
何も知らなかったのだし、『B』の人も何も言わなかった。『B』の店員も、知らなかった、ということだ。
それでは、私にもわかるわけがない。
そんな大事なルールがあるのならば、なぜ入社時にそれを言ってくれなかったのかと、こちらが不満に思った。
私は

「知らなかったし、誰も教えてくれなかったので、全くの予想外でした」

と言うだけだった。
通常、この会社では新人を3日間もかけて指導をしているが、耳の聞こえない私には、半日だけの指導で、ルールも十分に教えてくれなかった。新人教育は普通、コーチの人がやっているが、私の場合はコーチではない、Sさんだった。会社にも責任があることなのだが、私一人の責任にされてしまったことが、悔しかった。
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by bunbun6610 | 2015-06-13 18:30 | F.最大手パチンコ店

厚生労働省『第1回 聴覚障害の認定方法に関する検討会議事録』(4/4)

○小川構成員
 1つ確認をしておきたいのですけれども、今回の
認定方法のあり方というか、認定方法に関して
検討するということは、いわゆる障害者の聴力の
レベルを見直していくということではなくて、
あくまでも認定の方法をいかに正確を期して今回
のような不正がなくすことができるかということで
理解としてはよろしいでしょうか。

○森岡課長補佐
 認定の対象範囲につきましては、ほかの障害との
バランスということも踏まえないといけません。
ほかの障害もいろいろとまだ検討する時間を要し
ますので、今回につきましては、方法についての
検討ということで集中的に検討させていただきたい
と思っております。

○小川構成員
 恐らく今回のような事例というのは、どちらかと
いうとまれな事例ではないかと思いますので、
こういった特異な事例が起こったということで、
根本的にその認定の方法を変えていく。

例えば他覚的な検査を全例で取り入れるとか、
そういうような、いわゆる認定方法の変更という
のは余り現実的ではないかなという気がします。

 普通は恐らく突然2級に該当する申請が行われ
るということは、比較的まれなのではないかと思う
のです。

例えば6級から始まって聴力がだんだん進行して
それが3級になって2級になるというような、
こういう経緯の中では、こういった不正が行われる
ということは余り考えにくいかなという気がします。
ですので、そういった時間経過の中でも実際には
不正を15条指定医がしっかりと否定をしている
というような現実もありますので、余り大きな変更
というのは実際には必要ないかなと私は思って
おります。

 あとは本当に先ほど石川先生がおっしゃられた、
いわゆる詐病ということですね。
この聴力の中で恐らく詐病ということで一番問題
となるのは、あくまでも聴力の検査は自覚的な
聴力の検査ですので、例えば80デシベルという
聴力を不正で示すということは、何回もやれば
必ず変動するわけですね。
ところが、一番難しいのは2級に該当するような、
全く聞こえない。
つまり、全く応答しないというようなときに、
それが本当に聞こえていないのか、あるいは
全く押す意思がないのか、その辺が一番問題
となるのかなという気がしますので、もし今までの
認定方法に少し何か加えるというようなことに
なると、恐らく2級に該当するような、そういう
ところの認定に際して何か加えるというような
ことが必要になるのかなという感じで、3級以下
に関しては、恐らくこれまでの認定の方法で
そんなに問題はないのではないかと私は思い
ます。

○中村構成員
 この方法が定められて60年ですか。
このABRという方法はいつごろからあって、
テクニカルな改善とかそういうことは起こって
いるのでしょうか。
それとも最初からABRが入っているのですか。

○小川構成員
 70年代ですね。
いわゆる臨床検査として導入されたという。
実際にABRというのは、音の刺激で発生する
脳波を調べて他覚的に聴力のレベルを調べる
ということなのですけれども、通常の臨床的に
行われている脳波ですと、クリックという音を
使うというのが一般的ですけれども、そうすると、
2,000Hzとか4,000Hzの聴力を反映すると
いうことで、例えば実際に身体障害者の診断書
の場合には、500、1,000、2,000Hzを記載
して平均聴力を記載するということになって
いますけれども、そういうことから考えると、
ABRのデータと、いわゆる診断に必要とされて
いる会話域の聴力が全くイコールとなるわけ
ではないです。

 そういうことで、今回の佐村河内さんの診断
書にもありますけれども、ASSRという周波数別
のいわゆる他覚的な聴力のデータをこうやって
示すような、こういう検査法が今はできてきて
おりますけれども、恐らく診療所のレベルまでは
全く浸透していないということだと思います。

ですので、そこまで要求するのは実際の現場
の認定ということを考えるとなかなか難しいのかな
という気はいたします。

○原構成員
 小川先生がおっしゃったとおりで、特にASSR
の確立という意味では、まだ途上と私は考えた
ほうがいいかなと。
周波数別でも、それが本当に語音と普通の純音
聴力検査と一致するかどうかというのはまだ
いろんな意見がありますし、ですから、ABRは
特にクリックですし、高音域の中心周波数の
閾値をはかっていて、たいていはマイナス
10~20デシベルが純音聴力検査の閾値とも
言われていますので、さまざまな高度な知識と
機械と時間が必要になってきますので、小川
先生が少し結論を急いでらっしゃるので追加
させていただくと、やはり経緯というのが1つ
大切だろうと思います。

 突然両側がアウトオブスケールといいますか、
90、100デシベルになるということは、
一般的には私たちは余り見ないです。

ですから、例えば小児期で最初からほとんど
聾と考えられたとしても、これは将来再認定が
必要ということで、最初から2級を与えることは
あり得ません。

ですから、やはり小児期があったとしても
何度かその経過を見ていきますので、
そういう意味では経過を見ていくとか、
これは将来をこの委員会として考えていただけ
ればいいのですが、例えば騒音性難聴などです
と3回やるのです。
その平均をもって、それが動かないということ
を確認した上で騒音性難聴を認定しております
ので、それに対して、これは一度だけの聴力検査、
純音聴力検査でやるということになっております
ので、その辺は多少工夫の仕方はあるかなと
いう感じはいたします。

 ちなみに言いますと、このSさんの最初の診断
書ですが、これが詐病なのか機能性難聴なのか
わかりませんが、この診断書自体は正しい法規
にのっとった、決して間違った診断書ではないと
思いますので、それはそれなりの意味合いを
持っているのだろうとは思います。
ただ、こういうことが少数ながら起こることがある
のでということがこの委員会の意義だとは思います。

○江藤座長
 ありがとうございます。
 再認定の問題もございますけれども、特に人工
内耳ができて進んできたりした過程で、小児、
乳幼児の聴力を早く判定されるということでABR
はかなり普及したかなと思います。
子供の場合はまだ時間的なこともあるので再認定
がつくことがたびたびあるかとは思うのですけれ
ども、身障法の本来の趣旨は、障害は永続という
ことなので従来は再認定が不要ということが
多かったかと思うのですけれども、再認定の問題、
導入につきましてはいかがでしょうか。

従来も経過で変動することが予想される場合は
15条指定医がそこで何年後ぐらいに再認定をと
いうのはあったかとは思うのですけれども、
いかがでしょうか。

○原構成員
 私見でよろしいですか。

○江藤座長
 どうぞ。

○原構成員
 うちは女房もそうなのですけれども、両側特発
性難聴、進行性の感音難聴というのがござい
まして、これは年数を追うごとに聴力が悪くなって
きますので、間違いなく再認定という形で我々は
やっております。

○市川構成員
 先ほど来のABRの話と今の再認定の問題も
絡むのですが、まず、補足させていただきますと、
このABRというのは1970年代に出て、1977年
にハワイで日米のABRに関する基本的な国際
会議があって、そこでABRのいろいろなスタンダ
リゼーションが規定されて、それはヨーロッパにも
波及したといういきさつがあるのです。

 そのころのABRというのは、従来の純音聴力
検査とか語音聴力検査とか、その他の、聞こえ
ます、聞こえません、読み取る、そういうことで
本人に応答させる主観的な検査法に対して、
本人は何も言わなくていいわけです。
あなたは聞こえますかと聞いているわけでは
なくて、脳波の上に変化が出るか出ないかを
見ているわけですから、黙って座ればぴたりと
当たるというような、一時は非常にもてはやさ
れる。

 先ほど来、一気に2級までは行くことはないと、
一般的にはそうなのですが、例えば工場で爆発
音の中で飛ばされた。
気がついてみたら、きのうまで、それまではよく
聞こえていたのだけれども、その後、全く聞こえ
なくなったという事例があります。
これは当然のことながら突然来るわけです。

 私が偶然に経験したのは、それに類したケース
だったのですが、当然ながらそういうことがあり
ますと、本人がある程度聞こえていても聞こえ
ないと言いたくなる心情というのはいろいろある
のではないかと思うのです。
結果的に全く聞こえないという。

ところが、どうも、“これは大変ですよね”という
ことを普通に言うと“そうなんですよ”とふっと
答えてしまうのです。

 それであるとき、まだABRが出たばかりのころ
ですが、今のように計測器は非常に小さなコン
パクトなものではなかった。
昔のSF映画の中に出てくる、畳でいえば畳を
壁に3枚ぐらい張りつけたぐらいの、増幅器とか
いろいろなもの、ボタンもたくさんあるという、
スイッチもたくさんあるという機械だったものです
から、私はその患者さんをその機械の前に
連れていって、どうも聞こえがよく理解できない
点があるので、今日はできないけれども、予約が
たくさん入っているから2週間ぐらい後になる
けれども、あなた、この機械でもって検査しま
しょう。
この機械はあなたが答えなくていいのです。
わかりますから。
ちょっと時間がかかりますけれども、時間を
とってください、その途中で1回来てください、
ビタミン剤を飲んでください、もしかすると
よくなるかもしれませんと。
これは全部筆談です。

 たしかあのとき2~3週間後の予約になった
と思うのですが、1週間か1週間半したときに
開口一番、あの薬はよく効いてかなり聞こえる
ようになりましたと。
そうですかと、では、あの機械でやる前にもう
一回検査してみましょう。
似た事例なのです。

そうしたら、事実上、あのときもほとんど50デシ
ベルフラットの心因性難聴を思わせるような
聴力像でした。
我々はABRというのは、初めは子供、乳幼児
に応用していました。
ボタンを押しなさいといっても子供は押さない
わけです。
だから、乳幼児でどの程度の難聴があるかと
いうのを早くディテクトするのは、その後の教育
に大変重要です。

ABRとか、それに準ずる、脳波を使って判定する、
いろいろな聴性誘発反応のうちの1つとしてABR、
これは再現性があるということで、乳幼児に非常
によく使われる。
答えなくてもいい、本人がボタンを押さなくても
いいというのがとても印象に残っている。
ABRもいいというのが当時の印象だったのです。

今お話がいろいろありましたように、ABRという
のは決して万能ではないし、周波数の帯域の
問題もありますから、それを鵜呑みするのも
逆の面でいえば危険な面もあるわけですね。

 先ほど小川先生でしたか、今回俎上に上がって
いる症例が生じたということで、タイトルが方法を
見直すだから、何となく見直しというのは変えな
ければいけないというようなニュアンスにとれない
わけではないけれども、そうではないのです。
これで本当にいいのかということを問うていると
私は理解しているのです。

今、何か普通の純音聴力検査、語音聴力検査、
あるいは内耳機能検査、そういうような従来から
ある検査法でどうもおかしい、専門家ならおかしい
と問診をしている段階で気づくことが多いです。

こういう場合、ABR検査を行うことが既に今まで
やられてきているわけですから、私自身はこの
方法が悪いとは思っていないのです。

 ただ、よりよくする方法がないかということで、
検討会、こういう事例が起こったためですけれ
ども、正直に申し上げますと、皆さんから言われ
たようにこれは本当にまれなケースではないか。
このまれなケースが起こったらその方法を変え
なければいけないかについては、今の私の
知識では大変難しいのではないかという印象
はあります。

皆様の知恵をおかりして、いい方法があれば
さらにいい方法をとるべきだともちろん理解
します。
その辺の見直しということの内容。
今の方法はよくないのだというニュアンスなの
かというところが大変疑問なのです。
江藤先生などはどう思っていますか。

○江藤座長
 障害認定のあり方というのは、実は結構議論
されてきております。
私も研究のこともありましたので過去のいろいろ
なことを当たってみますと、身体障害、ほかの
障害についても、1つは1981年に国際障害者
年というのがありまして、そのころ国内でも
そういう福祉のことの推進ということで、
これはいろんな議論があって、障害とは何か、
あるいは障害をどのように認定するかという
問題が身障法の趣旨とはまた別にございます。

 身障法はそもそも障害を持った方々の就労
支援といいますか、社会的な自立を支援する
という趣旨のもので、過去にいろいろ検討して
みますと、先ほどの資料にもございましたけれ
ども、自立支援という以外のところにかなり
身障等級がリンクしているという実態が明らか
になってきて、認定のあり方も含めてかなり
大きな課題、障害そのものが大きな課題では
ないかと思っております。

聴覚については長い経緯でABRができて
新しい検査法が出てきたのですけれども、
少しつけ加えられていますけれども、
基本的な認定法に関しては変わっていない
ということもあって、それほど大きな問題は
生じていなかったということではないかと
思います。

今回の事例はかなり特異なケースではないか
なと私も感じております。
補足させていただきました。

 ほかにありますか。


○小川構成員
 今、問題になったものは再認定がどうかと
いうようなことですけれども、この再認定に
関しましても聴覚障害だけが再認定をどう
するかというような議論でいいのかどうか
ということもあるのですが、例えば視覚障害、
そういった肢体不自由とか、こういう分野での
再認定がどうされているのか。

むしろその辺のほかの障害の種類によって
再認定がどういう形でなされているか。

この辺も少し参考資料になるかと思います
ので、もし御提示いただければ、今後の検討
の資料には重要かなと思います。

○江藤座長
 ありがとうございます。
 今回は第1回の検討会ということで、いろいろ
議論するために必要な資料等を御提案いただ
きましたけれども、そのほかに何か御質問、
御意見はございますでしょうか。

 どうぞ。

○原構成員
 1点だけ、資料4の3ページに「身体障害認定
基準(抜粋)」がありますが、これは法規ですか。

○森岡課長補佐
 認定基準ですけれども、部長通知で定めて
います。

○原構成員
 通達ですか。

○森岡課長補佐
 はい。

○原構成員
 そこに

「両検査とも詐病には十分注意すべきである」

というような一文があるものですから。
これは通達であるのですか。
わかりました。

○奥野構成員
 1つ教えていただきたいのですけれども、15条
指定医と診断ということを考える場合に、診断
方法を考える場合に、その15条指定医が病院
に属するか、あるいは診断所であるかというと
診断方法がかなり違うと思うので、分布といい
ますか、割合といいますか、そういうのを教えて
いただくと少し参考になるかと思います。

○森岡課長補佐
 今後検討するに当たって、そういうものも情報
収集しながら検討していきたいと思っています。

○江藤座長
 ありがとうございます。

 そのほかにいかがでしょうか。
今回の認定方法に関しては、先ほど事務局からも
お話がありましたけれども、聴覚障害の当事者の
関係の団体からもヒアリングを行うこととしており
ます。
たまたま私が研究班にかかわっておりますけれども、
障害認定のあり方について国際的な情報も含めて
検討していくという予定になっておりますので、
そういった経過も含めて次回以降御報告、
また担当する者からの報告を加えていけるかと
思います。
そういったことでさらに認定のあり方について、
認定方法に関して検討を進めて御議論いただく
ことになるかと思います。

 本日のところはよろしいでしょうか。

ほかに何か追加御意見はよろしいでしょうか。

 それでは、年度末に急遽、検討会を開催という
ことになりましたけれども、今後、十分に議論を
重ねていくということで、きょうの第1回の検討会
はこれで終了とさせていただきたいと思います。

 次回以降につきましては、事務局からお願い
いたします。

○森岡課長補佐
 本日は、御多忙の中、熱心に御議論いただき
ましてありがとうございました。
次回の日程等につきましては、また事務局から
連絡させていただきますので、どうぞよろしくお願
いいたします。

 事務局からは以上でございます。

○江藤座長
 それでは、本日はこれにて閉会といたします。
 お忙しいところ、どうもありがとうございました。

(了)
<照会先>
障害保健福祉部企画課人材養成・障害認定係
(代表電話) 03(5253)1111(内線3029)





(終わり)



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〔関連情報〕


『佐村河内さん問題受け、障害者制度検討会設置へ』
〔2014-02-22 19:01〕



『<佐村河内氏>聴覚診断
 最も軽い6級に該当せず手帳返納』
〔2014-03-07 23:52〕

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by bunbun6610 | 2015-06-12 21:00 | 聴覚障害

厚生労働省『第1回 聴覚障害の認定方法に関する検討会議事録』(3/4)

○江藤座長
 なかなか感覚障害、特に聴力はかなり大昔から
そういった問題は抱えていたかとは思うのです
けれども、今回の経緯につきまして、ほかにいかが
でしょうか。
御質問、御発言はございますか。

 どうぞ。

○中村構成員
 聴力の専門家ではございませんけれども、やはり
手帳が出る段階でどのくらいの検査が行われた
結果として今この数字になっているのかということに
ついて、全数はかなり難しくても、実際はどういう
検査が行われてどういうデータに基づいてこうなって
いるかは一度調べる必要があるのではないでしょうか。

というのは、変えるということになりますとかなり大きな
影響も出ますし、再認定をするとどのくらいの規模の
ことになるかというのも、実行上は正しくやらなくては
いけないことはもちろん間違いないわけではござい
ますけれども、実際どのくらいのハードな作業になる
のかということも認識する必要があろうかと、今お聞き
して思った次第です。

○奥野構成員
 ABRがどのくらい普及しているかという話に向けます
と、今、耳鼻科の専門研修施設、認可研修施設という
のが640ぐらいあるのです。
各都道府県ではないところはありません。
その認可基準にABRがあることというのが入って
いますので、640施設は必ず持っています。

ただ、これは病院とかそういう規模のところであって、
決してクリニックではありません。
そういう施設そのものについては、そのくらいの数は
十分充足されています。

○江藤座長
 実際には原先生おっしゃられたとおり、日を置いて
改めて再検査をして変動なども見て大体見抜かれて
いるのではないかなと思うのですけれども、実際
どのくらいあるのかなというのは必要な情報かとは
思います。

 S氏の経過に関して何か御意見、御質問はござい
ますか。
ちょっと見ますと、結構長い期間にわたって大学病院
を受診していたような経過が書かれているのですけれ
ども、どういった障害であったかなという。

○中村構成員
 それもこれだけ大学病院に通っておられたら、
そこで検査を何なりとやられていたと思うのです。
そういうのが反映されていなかったのかどうかという
のは少し記載を見ていて気になるところではあります。

○小川構成員
 その辺のデータは今のところは開示されていない
のでわからないわけですね。

○森岡課長補佐
 この辺のデータはまだこれから横浜市とも相談しな
がら、開示できるかどうか考えていきたいと思います。

○小川構成員
 やはり経緯に関しては、大学病院で治療したけれ
ども、改善がないということで、恐らく普通のケース
だと、いわゆる難聴の程度が固定してしまうということ
になると、そこで認定ということになるのではないかと
思うのです。
これはまた別の施設に行って申請をされているという、
その辺の経緯がはっきりしないところはあると思うの
です。
ですから、データがそうやってそろっているところで
あれば、恐らくもう少し細かい信頼性のあるデータ
ということで認定につながったのかなという気はする
のですけれどもね。
その辺の経緯というのはわからないということですね。

○森岡課長補佐
 個人の情報でもありますので、なかなか収集が
現時点では難しいといった状況でございます。

○市川構成員
 おっしゃったように難しいことだと思います。
けれども、この検討会できちっといろいろ具体的な
問題を詰めていく場合に、ぜひそこは欲しいのです。
この診断書だけ、あとはあちこちをなでているような
感じ。
今回はともかくとして、できたらぜひ次回もしあるよう
でしたら、そのときまでに、今、小川先生あるいは
原先生が言われたようなこと、あるいは中村先生が
触れましたね。
大学病院ですから、病院では記録は残っていると
当然ある程度は期待しますよね。
古いデータでもあちこちしまってしまったとかという
ような問題は有るかもしれませんが、いずれにしても、
一度そのデータを何とかして、本人の了解も得なけれ
ばいけないのでしょうけれども、欲しいですね。
そうすると非常に検討課題の具体的なことに到着する
時間が早くなると思います。

○江藤座長
 カルテ、大学病院ですから多分探せるのだろうと思い
ますけれども、ぜひそれは横浜市とも連絡して資料を
そろえていただければと思います。

 そのほかに、小川先生、いいですか。

○小川構成員
 今のところは結構でございます。

○江藤座長
 最初の手帳交付時の難聴はどのようなものであった
かというのは、やはりそういったデータに基づいて検討
する必要があるかなと思いますが、これまでの経緯、
それから難聴の病態がどういったものであったかという
ことにつきましては、そのほか何か御意見、御質問は
ございますか。

 本検討会は聴覚障害の認定方法に関する検討会
ということで、認定方法のあり方について議論して
いく必要があるかと思いますが、先ほど資料を御説明
いただいておりますけれども、こういった認定法も
含めて御意見、御質問はいかがでしょうか。

 身障福祉法の中ではいろいろな障害、疾患との
関連でありますけれども、基本的には公平性という
面で医学的な診断を重視して15条指定医というのが
あるわけですが、実際に制定されてもう65年ですけれ
ども、聴覚に関しては最近何か変わったということは、
視覚障害とそのほかについては時々いろいろ内部
障害が加わってきたこともあって、認定法の変更に
ついても議論は行われてきたようですが、聴覚に
関してはいかがでしょうか。

○森岡課長補佐
 大きな変更はないということでございます。




(つづく)



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〔関連情報〕


『佐村河内さん問題受け、障害者制度検討会設置へ』
〔2014-02-22 19:01〕



『<佐村河内氏>聴覚診断
 最も軽い6級に該当せず手帳返納』
〔2014-03-07 23:52〕

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by bunbun6610 | 2015-06-12 20:45 | 聴覚障害

厚生労働省『第1回 聴覚障害の認定方法に関する検討会議事録』(2/4)

○江藤座長 それでは、市川先生、よろしくお願い
いたします。
 早速、議事に入らせていただきます。

 まず初めに、本日の議事につきまして事務局から
説明をお願いいたします。
○森岡課長補佐 本日の議事でございますけれども、
資料3「身体障害者手帳制度について」説明させて
いただきまして、次に資料4「聴覚障害の認定方法
の見直しについて」に沿って説明させていただく予定
でございます。

 なお、構成員から、今回の事例の経緯等について
まず先に説明してほしいという御要望がございました
ので、資料3と資料4に先立ちまして御説明させて
いただきます。
これらの説明の後に御質問や御意見をいただく予定
でありますので、どうぞよろしくお願いいたします。

○江藤座長
それでは、佐村河内氏の診断書に関する資料、
それから資料4、3について事務局から説明を
お願いいたします。

○森岡課長補佐
それでは、今回の佐村河内氏の事例につきまして、
先に御説明させていただきます。

 資料4の6ページ、7ページ、佐村河内氏ということ
ですけれども、S氏ということで略して説明させて
いただきたいと思います。

 今回の事案の経緯についてということで6ページ
からまとめてございます。

 この経緯にあります会見内容につきましては、
横浜市から入手した情報及び新聞等の報道をもと
に事務局で要約したものでございます。
主な経緯につきまして簡単に御説明させていただ
きます。

 まず、2月12日の横浜市の会見におきまして、
S氏に横浜市から手帳を交付していることが公表
されました。
2月20日になりまして、S氏が横浜市内の医療機関、
耳鼻咽喉科で5種類の聴力検査を受けております。
2月28日になりまして、S氏が審査結果を受けて
横浜市に手帳を返還しております。
このときの審査結果につきましては、難聴はあるが、
手帳の等級は非該当ということになっております。

 次のページにまいりまして、3月7日のS氏の会見
がございます。
3つ目になるのですけれども、3年前から聴覚障害が
改善していた。
また、現在も音声はひずむので聞き取れず、手話が
必要であるということを述べております。
また、健常者と同じようには聞こえないというような
こともおっしゃっております。

 横浜市の会見でございます。

 1つ目ですけれども、聴覚障害が改善してからの
過去3年になりますけれども、医療費助成24万円と
福祉パス、これは市営バスですとか地下鉄の無料券
ということですけれども、そちらのサービスを受給して
いたということです。

 また、本人への返還請求が難しいということで
ございます。
理由につきましては、いつごろ聴覚障害が改善した
のかわからないためということでございます。
しかしながら、法令やこれまでの事例を参考にさらに
検討を進めていきたいと横浜市は説明しております。

 以上、簡単な経緯でございますけれども、また委員
に机上配付をしております身体障害者診断書・意見
書を御説明させていただきます。

 まず平成14年1月に書かれた診断書をごらんくだ
さい。
そちらでは、障害名につきまして「聴覚障害」となって
おります。
 2原因となった疾病・外傷名としては、感音性難聴
となっております。
 3疾病・外傷発生年月日ですけれども、左について
は昭和60年、右については平成9年ということに
なっております。

 4参考となる経過・現症でございますけれども、
24歳時に左の聴力が低下。34歳時に右の聴力が
低下。
病院で加療するも改善なしということでございます。

 5の総合所見としては、右が101デシベル、左が
115デシベルで、身障2級に該当するとされており
ます。
 将来の再認定については不要となっております。

 結論としては、身体障害者福祉法、別表に掲げる
障害に該当するということで、2級相当ということで
診断書が作成されております。

 裏側に参りまして、こちらが平成26年2月に作成
されました身体障害者診断書・意見書でございます。
3の疾病・外傷発生年月日については不明という
ことになっております。

 4参考となる経過・現症の欄に検査結果が詳しく
記載をされております。
純音聴力検査で、右が48デシベル、左が51デシ
ベルということになっております。
語音聴力検査では、最高明瞭度で右が71%、
左が29%ということになっております。

ABRの閾値につきましては、右40デシベル、
左60デシベルにおいてV波が確認されたこと。
DPOAについては両側とも反応良好であったこと。
ASSRの閾値につきましては、右が60デシベル、
左は50デシベルということになっております。
総合所見としては、上記の結果により聴覚障害
に該当しないとの診断となっております。

 以上、机上配付しております診断書・意見書の
説明でございます。

 次に、資料3にまいりまして、身体障害者手帳
制度につきまして御説明させていただきます。
資料3をごらんください。

 1ページ目でございますけれども、身体障害者
手帳制度の概要の説明でございます。

1の概要でございますけれども、身体障害者福祉
法に定める身体上の障害があるものに対して、
都道府県知事、指定都市市長、中核市長が交付
することとされております。
交付対象者につきましては身体障害者報福祉法
別表に掲げる身体の障害があるものということです。
別表に定める障害の種類としては、1~9までの
障害ということになっております。
いずれも一定以上で永続することが要件とされて
おります。

 3の障害の程度でございますけれども、身体障害
者福祉法施行規則、別表の身体障害者障害程度
等級表において、障害の種類別に重度の側から
1~6級の等級が定められております。

 4の交付者数でございますけれども、平成24年度
末末現在で523万人余りということになっております。
うち、聴覚・平衡機能障害を主たる障害として交付
されている方は45万人余りということになっております。
また、平成24年度に聴覚・平衡機能障害を主たる
障害として新規に交付された方の数は2万3,000人
余りということになっております。

 2ページの御説明をいたします。

 「身体障害者障害程度等級表における等級の
有無について」という資料でございます。
 聴覚障害ですけれども、左から見ていただきたい
のですが、外部機能障害、内部障害の大きく2つの
障害がありますけれども、外部機能障害の聴覚・
平衡機能障害のうちの聴覚障害のところを見て
いただければと思います。
聴覚障害につきましては、2級、3級、4級、6級と
等級が定められております。

 3ページ目にまいりまして、身体障害者手帳の
等級による主な割引・減免制度等について御説明
させていただきます。
これはあくまでも聴覚障害の例ということと、
主な制度の例ということでございます。

 1つ目としては、JRの運賃割引がございます。
2級、3級ということになれば1種障害者ということで、
介護者と同乗する場合、本人と介護者の乗車券
とが半額になります。
4級、6級であれば2種障害者ということで、片道
100kmを超える乗車券が半額になるということで
ございます。

NHK放送受診料の免除につきましては、等級に
関係なく半額免除ということになります。
なお、手帳所持者が世帯主で受診契約者の場合
でございます。

 それ以外にも所得税の障害者控除ということで、
2級であれば特別障害者控除が40万円受けられます。
また、3級から6級であれば27万円の控除がござい
ます。

 これ以外にも、下の※のところを見ていただきたい
のですけれども、自治体が独自に医療費助成制度
ですとか住民税の減免を行っている場合があります。

以上をまとめますと、重い障害ほど大きな優遇措置
が受けられるといった状況でございます。

 次に、資料4「聴覚障害の認定方法の見直しに
ついて」の資料を御説明いたします。

 1ページをごらんください。

 まず、現状といたしまして、3つ記載してございます。

 1つ目として、聴覚障害の認定における純音による
聴力測定は、純音オージオメータを主体として行う
こととされております。

 2つ目ですけれども、障害程度の認定においては、
聴力図、鼓膜所見等により、その聴力レベルが妥当性
のあるものであるかを十分に検討する必要があると
されており、必要に応じて他覚的聴力検査、ABR検査等
が実施されております。

 3つ目ですけれども、聴覚障害の認定が適正に行わ
れたのか疑念を生じさせるような事案についての報道
がなされたことを契機に、認定方法について見直しを
求める指摘が行われているところです。

事案の経緯につきましては、先ほど説明したとおりで
ございます。

 次に、2番でございますけれども、事務局として考えて
おります主な検討のポイントにつきまして御説明させて
いただきます。

 まず、S氏の事案についてでございます。

 1つ目ですけれども、手帳交付時の指定医による
聴覚障害の診断方法は、現行の障害認定基準に照ら
して適正であったと考えられるかというところでござい
ます。

 2つ目としては、手帳交付時のS氏の難聴はどのような
ものであったと推測できるかといったところでございます。

 上記を踏まえた検討事項としては2つ考えております。

 1つ目は、認定方法のあり方でございます。

 2つ目としては、再認定の必要性の有無ということで
あります。

 検討に当たり留意すべき事項があると考えておりまして、
2つほど考えてございます。

 1つ目は、現行の認定方法で不正を見逃す可能性が
あるとすればどういう場合かということであります。

また、ABR等の検査を義務づけるといったような場合
には、申請者ですとか、医療機関の負担との関係を
どう考慮するかといった点でございます。

 3番としまして、今後の検討の進め方として事務局で
案を提案させていただいております。

 1つ目ですけれども、今後については、平成26年度
から開始予定の厚生労働科学研究障害認定のあり方
に関する研究、研究代表者は江藤文夫先生でござい
ますけれども、そちらで集中的に具体的な認定方法に
ついて研究を行った上で素案を作成して、それを踏ま
えて本検討会で検討会を行ってはどうかと考えており
ます。

また、検討に当たっては申請者の負担等も考えられ
ますので、当事者団体から意見の聴取をしてはどうか
と考えております。

 資料3、資料4の説明といたしましては以上でござ
います。

○江藤座長
 それでは、これまでの説明につきまして、御質問
あるいは御意見ございましたら、御発言をお願い
いたします。

 まず、資料4でございますけれども、検討のポイント
としては、まずS氏の事案についてということが1つ
挙げられておりますけれども、この検討のポイントに
沿って議論していってはどうかと思いますが、今、
いろいろな資料を御説明いただいたので、まず、
これまでの経緯を含めて御発言をお願いします。

 小川先生、どうぞ。

○小川構成員
 今の御説明に関して1つお聞きしたいのですけれ
ども、横浜市の会見の中で、法令やこれまでの事例
を参考に検討するということが記載されております
けれども、厚労省としてはこれまでの事例ということで
何か把握している事例はございますか。

○森岡課長補佐
 こういう不正があった場合に自治体から厚労省に
通報するというようなことは通常自治事務ということで
ないのですけれども、大きな事例については、こちら
でも情報について把握をして、いろんな制度の改善に
つなげることとしております。

 最近の例ですと、札幌市で聴覚障害の偽装の事件
が起きたということで、そちらの情報を収集した上で
対応をとらせていただいたといったことがございました。

○小川構成員
 札幌市の事例というのは、いわゆる申請を受けて
診断をした医師が偽って認定をしていたという事例です。
そうではなくて、申請者が今回のようにと言っていいか
どうかわかりませんけれども、こういった形で不正を
行ったというような事例はいかがでしょうか。
それに対して、これまでどういう対応がなされていたか
という、何かその辺で実際の事例を把握しているものが
あればお教えいただきたいと思います。

○森岡課長補佐
 聴覚障害を装ったような事例について、我々に情報
提供があったというものはこれまでございません。
我々の対応としましては、もちろん必要に応じてABR
検査等を実施していただくということにしておりますし、
また認定基準でも、両検査とも詐病には十分注意すべき
であるということで、認定基準の中におきましても注意
喚起をさせていただいているところでございます。

○市川構成員
 今の小川先生の質問に非常に類似しているのですが、
もう少し絞って、身障者法の2級に相当するような事例が、
先ほど長い年度で何十万とありましたけれども、去年、
例えば1年間でどれくらい2級の判定をされた方がおら
れるのですか。
もし、それが今わからなかったら次回までに調べていた
だきたいのです。

○森岡課長補佐
 資料3の1ページをごらんください。

○市川構成員
 わかりました。
数はいいのですが、その中で今小川先生が質問された
ような、今までずっとなかったということは、去年もなかった
ということですね。
今回の事例以外には、いわゆる我々はこういうものがもし
そうだったらという意味です。
詐病という言い方をする通知があるのですが、そういう
ようなことがこれからの議論でもやりますけれども、
疑わしいというというような報告は全然ないのですね。

○森岡課長補佐
 なかったということでございます。

○原構成員
 厚労省が把握していないだけで、県及び市町村が
実質的には判定も含めてやっていますね。
ですから、そういったところを多少調べなければいけ
ないのではないかなという気は個人的にはいたします
けれども、多分厚労省まで上がってこないような事例
でも、その間にいろいろもめて、再認定等々が行われた
ケースは多分あるのでないかなという気はするので
一度お調べいただいたほうがいいのではないかなと
いう気は個人的にはいたします。

 わからないので教えていただきたいのですが、
耳鼻科で、聴力で1級というのがありますね。
これはほかの障害と合わせてそういうことになって
いるのでしょうか。

○森岡課長補佐
 そのとおりでございます。

○江藤座長
 経緯について、ただいま御説明いただいていない
けれども、参考資料に認定基準等について聴力
関係のものを抜粋されていますが、この中で検査の
場合には詐病には十分注意すべきであると書かれ
ていて、必要に応じてABR等を行うようにとあるの
ですが、実際にどのくらいそういうABRが行われたか
という、これも多分都道府県ごとなので、データを
把握するというのはそう簡単ではないかもしれません
けれども、何かありますか。

○森岡課長補佐
 やはり自治体に照会をさせていただいて、そういう
事例があったかどうかということで聞かないと我々も
把握ができない状況でございます。

○江藤座長
 そのほかにいかがでしょうか。

○原構成員
 結局15条指定医というのが、これも厚労省との内々
のお話で、どの程度の診療所の先生たちが圧倒的に
恐らく多いだろうと、勤務医の先生あるいは大学病院
の先生たちがどのぐらいで持っていらっしゃるのかと
いうことで、ABRというのを必ずしも診療所の先生たち
がお持ちではないところが多いですので、詐病検査に
関しましても、必ずしもABRだけを用いてやっている
わけではない普通の純音聴力検査あるいは語音聴力
検査などで少しディレイを置いてそれに対してどういう
反応が起こるかとか、さまざまな検査が一応あることは
ありますので、必ずしもABRにこだわる必要はないかな
と思うのですが、先生おっしゃるように、そういう中で
機能性難聴であるという場合には認定しないというよう
な結果が多分出てくると思うのです。
そうすると、多分申請者から県なり市に何らかの文句が
来ていると思うので、そういった症例を少し細やかに
調べていかないとなかなかそういう数は出てこないの
ではないかなという気はいたします。



(つづく)



==========================





〔関連情報〕


『佐村河内さん問題受け、障害者制度検討会設置へ』
〔2014-02-22 19:01〕



『<佐村河内氏>聴覚診断
 最も軽い6級に該当せず手帳返納』
〔2014-03-07 23:52〕

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by bunbun6610 | 2015-06-12 20:30 | 聴覚障害

厚生労働省『第1回 聴覚障害の認定方法に関する検討会議事録』(1/4)

厚生労働省
『第1回 聴覚障害の認定方法に関する検討会議事録』
〔平成26(2014)年3月26日〕





第1回 聴覚障害の認定方法に関する検討会議事録
社会・援護局 障害保健福祉部

○日時
平成26年3月26日(水)17:57~19:01

○場所
経済産業省別館312会議室(3階)

○議題
(1)聴覚障害の認定方法の見直しについて
(2)その他

○議事

○森岡課長補佐
それでは、少し時間が早いのですけれども、先生方
おそろいですので、ただいまから「聴覚障害の認定
方法に関する検討会」第1回を開催いたします。

 私、社会・援護局障害保健福祉部企画課の森岡
でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。

 先生方には、お忙しいところをお集まりいただき
まして、ありがとうございます。

 議事に先立ちまして、障害保健福祉部蒲原部長
より御挨拶を申し上げます。

○蒲原障害保健福祉部長
障害保健福祉部長の蒲原でございます。
 お忙しいところ、お集まりいただきまして本当に
ありがとうございます。
 また、このたびは「聴覚障害の認定方法に関する
検討会」の参加につきまして快くお引き受けをいた
だきまして、大変感謝をいたしております。

 手帳制度につきましては、身体障害者福祉法及び
関係法令に基づきまして実施されているところで
ございますけれども、今般、さまざまな報道があった
ということを受けまして、国会などで、聴覚障害の
認定方法について見直しを求める指摘が行われる
という状況にあるわけでございます。

 この手帳制度といいますのは、身体障害に係る
いろんなサービスだとか、あるいは優遇措置を
受ける際の証明手段となっていることを鑑みますと、
交付事務を適正に行うということが求められている
わけでございます。

この検討会におきましては、聴覚障害の認定方法に
つきまして専門的な見地からの御検討をいただき
たいと考えておりますので、どうかよろしくお願いを
いたします。

○森岡課長補佐
頭撮りにつきましては、ここまでとさせていただき
ますので、カメラは退室をお願いいたします。

(報道関係者退室)

○森岡課長補佐 続きまして、構成員の皆様の
御紹介をさせていただきたいと思います。

 それでは、資料1として名簿を添付させていただ
いておりますので、お名前のみ御紹介をさせて
いただきます。

議事次第の次の座席表の次に資料1として名簿
をつけてございます。

 最初に、市川銀一郎構成員です。
 江藤文夫構成員でございます。
 小川郁構成員です。
 奥野妙子構成員です。
 中村耕三構成員です。
 原晃構成員です。

 続きまして、事務局の御紹介をさせていただきます。
 障害保健福祉部の蒲原部長でございます。
 企画課の井上課長でございます。

 続きまして、資料の確認をさせていただきます。
議事次第の1枚紙。
 座席表の1枚紙。

 それに続きまして、

資料1「聴覚障害の認定方法に関する検討会構成員
名簿」がございます。

 資料2「聴覚障害の認定方法に関する検討会開催
要綱」がございます。

 資料3「身体障害者手帳制度について」がございます。

 資料4「聴覚障害の認定方法の見直しについて」が
ございます。

 参考資料として「身体障害認定基準等について」が
ございます。

 また、構成員の方のみの机上配付資料といたし
まして、佐村河内守氏の身体障害者診断書・意見書
がございます。

本資料は御本人の会見時に配付されたものですけれ
ども、個人情報でありますので、構成員の方のみの
机上配付とさせていただきます。

 続きまして、議事に入らせていただきます。

 なお、検討会は公開のため、資料、議事録は厚生
労働省のホームページに掲載されますので、あらか
じめ御了解くださいますようお願い申し上げます。

 議事に先立ち座長の選出でございますが、構成員
の互選ということになっておりますけれども、どなたか
御推薦いただけませんでしょうか。

 市川構成員、お願いいたします。

○市川構成員 江藤先生にお願いできればと思います。

○森岡課長補佐 構成員の皆様、いかがでしょうか。
(「異議なし」と声あり)

○森岡課長補佐
それでは、江藤先生、座長をよろしくお願いいたします。

○江藤座長 御推薦いただきましてありがとうございます。
 それでは、座長を務めさせていただきます。
 私、簡単に御挨拶させていただきますと、昨年度まで
国立障害者リハビリテーションセンターというところに
おりまして、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由、
そういった方々の医療から、それから就労支援、福祉と
いったセンターで勤めてまいりました。

蒲原部長からお話がありましたけれども、身体障害者
福祉法という法律で障害の認定等級が定められますが、
この法律ができたのが1949年、昭和24年で、その後、
障害をめぐる社会的な事情、国際的にも大きく変わって
きて、ときどきというよりかなりの頻度で見直しを必要と
するのではないかというような意見が出ております。

そこで障害認定のあり方について、たまたま厚労科研
費で研究に携わっていたことがあるということで今回
座長を御推薦いただきましたので、ぜひ一生懸命やら
せていただきたいと思います。

 座長は心もとないところもありまして、座長代理に
ついては座長が指名することとなっておりますので、
市川先生にお願いしたいと考えておりますが、いかが
でしょうか。

(「異議なし」と声あり)




(つづく)



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〔関連情報〕


『佐村河内さん問題受け、障害者制度検討会設置へ』
〔2014-02-22 19:01〕



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 最も軽い6級に該当せず手帳返納』
〔2014-03-07 23:52〕

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by bunbun6610 | 2015-06-12 20:15 | 聴覚障害

ろう者の「幸せ」とは?(花燃ゆ - 第23話 『夫の告白』)

花燃ゆ - 第23話 『夫の告白』



NHK大河ドラマ
 『花燃ゆ』

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/





文;(声で)
「敏。どうしたん?」

敏三郎;(筆談と身振りで)
「下関に行く」

文;(声で)
「下関・・・何しに?」

敏三郎;(筆談と身振りで)
「奇兵隊に入る。」

文;(声で)
「奇兵隊? 敏が?」

(全員坐って、百合之助が敏三郎の持って来た
手紙を開く)

梅太郎;(声で)
「高杉殿からじゃ」 

(百合之助が手紙を読む)

百合之助;(声で)
「『送られた図面、すばらしく。
その才能、我が隊でも役立ててほしい』と。」

文;(声で)
「どういう事?」


(敏三郎は、自分で描いた地図を出して見せる。)

周囲から;(声で)
「あんた、すごい!」

文;(ほとんど声だけで)
「でも、奇兵隊 入るいうんは、異国と戦うっちゅう
事よ。」

敏三郎;(「やる」の身振りで)
「戦える」

文;(身振りも少し交えているが、ほとんど声だけで)
「でも、大砲の音も、鉄砲の音も聞こえんかったら・・・。」

敏三郎;(身振りで)
「僕は目がいい」

梅太郎;(声で)
「そうは言うてものう・・・。」

(敏三郎は、またも悔しそうにする。
そして、筆談メモに書いて見せる)

文;(敏三郎が書いた筆談文を、声で読む)
「『何の役にも立てんなら、僕は、
どうして生きているんじゃ。』・・・」

百合之助;(身振りと声で)
「わかった。
行って来い。」

(敏三郎は、満面の笑みを見せて喜ぶ)

滝;(身振りと声で)
「いけん!
いけん!
母は許しません!」

(滝は立ち上がって、一人で去る)





聴覚障害者の読者ならこのシーンを見て、
気づいただろう。
『声が支配する世界』というものに、だ。

本当ならば、まず健聴者が敏三郎に
筆談を提供することが必要なのに、
健聴者は誰もしないのだ。

そして声を出せず、耳も聞こえない敏三郎が
筆談と身振りを交えて、一生懸命に
コミュニケーションを取ろうとしているのだ。
かなりの大変さだったろう。

それは、おかしいといえばおかしい。
だが健聴者には、気づかないのだ。

彼らは皆、敏三郎の読話能力等に依存し、
敏三郎にも、もっとわかりやすくなるような
コミュニケーションにするための努力をして
いないのだ。

今でも日常的にある聴覚障害者との
コミュニケーションは、この数百年前にあったと
されるコミュニケーション方法と、
大差ないのである。


次のストーリーも、健聴者ならではの考え方である。



百合之助;
「まだ怒っとるんか。」

滝;
「あの子が戦なんて。
皆様にきっと、ご迷惑をかけます。
望まれとるんは、兵として戦う事ではない。
あくまで、奇兵隊の手伝いじゃ。」

滝;
「でも、あの子は・・・。」

百合之助;
「高杉殿は、耳の事も分かって、それでも、
来いと言うてくれた。
ありがたい事ではないか。
寅と同じ目をしとったな・・・。
役に立ちたいと。」

滝;
「だから、たまらんのです。
もし・・・もし敏まで、先に逝ってしもうたら・・・。
あねな知らせを聞くんは、もう、たくさん。」

百合之助;
「それでも、寅の弟じゃ。
こねな、こまい家に閉じ込めるんが、
敏の幸せかのう・・・。」




多分、当時はこのドラマにある百合之助のようには、
誰も考えていなかっただろう。
やはりテレビドラマだからこその、美談演出だろう。




このストーリーが、どこまでが史実通りなのか
どうかは、わからない。
でも下のような、敏三郎に関する資料がある。


男的充実LIFE
『杉敏三郎生涯と亀太郎の松陰肖像画の秘密
…難聴障害のろう者/大河ドラマ花燃ゆ』

〔2015/1/4〕



私がこの資料を読んで、非常に気になった点は


>「吉田松陰を除く杉家の家族は皆晩年の記録が多く
残っており、生前の事細かな出来事の記録と談話が
あるのですが、末っ子の敏三郎に関しては彼に対する
記述は本当に、本当に少ないです。
たくさんの書籍や歴史書を見ても、杉家の中で敏三郎
の所だけ非常に簡易的で、内容もほぼ同じ。
他の家族の情報量からすれば、敏三郎だけ完全に
抜け落ちていると言っていいほどです。」


という部分だった。

テレビドラマでは、身振りなどで家族とコミュニケーション
が通じていた、敏三郎の様子が描かれていた。

しかし、本当はそうではなかったのかもしれない。
敏三郎よりも軽度の難聴障害であったはずの私でさえ、
無口でほとんどコミュニケーションもできない青年期を
過ごしていたのだから。
これがろう者の場合だと、ほとんどそんな話をよく聞く。
そうすると、このテレビドラマの敏三郎描写は、
かなり疑わしいことになる。

だから、その後に続く下の情報も、確かだと思われるの
である。


>「取材する側も松陰のことばかり聞いて、敏三郎の
ことに関して誰も知りたがらなかった、或いは取材や
研究過程で誰も記録に残そうとしなかったのかも
しれません。」



なぜ、こう書いてあるのか。
これは健聴者が推測し、書いたに違いない。

私から見れば、やはりこれは、敏三郎が周囲の健聴者
とのコミュニケーションに、かなりの不自由を感じていた
からだと思われる。
だからこそ、資料も書けず、敏三郎の分だけ、ほとんど
何も残せなかったのではないだろうか。
つまり「差別的状況があった」のが原因、ということだ。

松陰に愛され、精神的影響を与えたともいわれる敏三郎
のことが、こんなに語られていないのは、それ以外に
考えられないだろう。
それを伝えないこのドラマ『花燃ゆ』は、偽善でさえある。

彼らは、当時にあったはずの「ろう者への差別的状況」
という事実を隠してドラマを仕立て、自分勝手に鑑賞して
楽しんでいるだけなのである。
健聴者の大好きな障害者というアイテムを利用した
「お涙頂戴」パートで、視聴率を稼ぎたいだけなのである。
あれはNHKならではの、テレビお得意の美談演出だろう。

そして


>「ただ、彼に対する記録が少ない最も大きい理由は、
数少ない敏三郎の資料の中にあった、当時の様子を
記した下記一文に集約されます。


自ら聾唖(ろうあ)常人にあらざることを悟りてより以来は
他家に出入りすることなく、常に静座して縫糊(ほうこう)
の業をなし、祖霊祭奠(さいてん)の事をなす
関係者人物略伝 全集・十二


縫糊(ほうこう)というのは、恐らく書物の袋綴じの事で
ページを折りつけて糊付けすることを指しているのでは
ないかと思います。
これでお金を稼いで仕事をしていたのでしょう。
つまり、自分自身が難聴で普通の人とは違うということを
悟って以来、他の家に出入りすることはなく、常に静座
して書物の袋綴じを仕事とし、ご先祖様にお供えなどを
していた、と。
敏三郎は終生嫁は貰わず、明治9年(1876年)に病没
しました。享年32。」




このような締めくくりになるのも、当然と言えば当然だろう。




ここからは、私が本当のことを話したい。
あるろう者(Deaf)講演会でのことである。
そこで外国には、ろう者の兵がいることが
紹介されていた。
そのことに引っ掛けて、講演者は次のように
話していた。

「ろう者も兵隊になれる国は、幸せだろうか?
日本では、なれないよね。
あなたなら、この国をどう思うだろうか?」

これを聴いた、ろう者の聴衆はざわついた。

私は

「確かに、ろう者でも兵隊になれるほうが、
真に自由な社会であって、
その社会で暮らすほうが、ろう者にも幸せ
かもしれない」


と思った。

なかには

「兵隊にならなくて済むんだから、
ろう者は幸せだな」

と思った人もいたかもしれないが。

NHKも脚本家も、このような話を知っていた
可能性があるだろう。
テレビの美談づくりにも、異なる世界での
取材が欠かせないはずだ。





〔関連情報〕


『NHK大河ドラマ『花燃ゆ』 ろう者・杉 敏三郎』
〔2015-01-11 22:03〕




『花燃ゆ - 第9話 『高杉晋作、参上』』
〔2015-03-08 13:30〕




『花燃ゆ - 第15話 『塾を守れ!』』
〔2015-04-12 22:52〕

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by bunbun6610 | 2015-06-10 19:00 | NHK大河ドラマ『花燃ゆ』

健聴者の「聞こえない人に向かって喋る癖」



20■■年■月■日

会社では、健聴者社員
(なぜか、この中にヒラ社員は一人もいません)
と聴覚障害者の私が話し合っても、
解決しない問題がたくさんあります。

例えば、この話し合いという第一歩でも、
健聴者のなかには、筆談を何度も頼んでいて、
それが必要だとわかっている(はずの)人でも、
ついつい筆談を忘れ、口でしゃべってしまう
癖が出たりします。

そこで自分も

「何だよ、またか? 本当にしょうがない人だな!」

と思いながら見ていると、そのまま最期まで
突っ走ってしまいます。

自分も正直にその不快な気持ちが顔に出て
しまうので、相手も

「何で自分だけ筆談しなくちゃならないんだ!」

と、ますます苛立ち、筆談する気などなくなる
のだろうと思います。

それにしても、健聴者のこの行動は一体、
何なのだろう?

昔の私は、それでもガマンしていましたが、
それでは

「聴こえている」

と勘違いされてきたので、
もうガマンはなるべくやめることにしています。
場合によっては、ケンカもするようになりました。

ガマンしても結局、健聴者が一生懸命に話し
終わった後に

「聞こえないので、筆談して下さい」

と頼みます。

本当は相手が話している最中に、
それを言えばいいのですが、
頭に血が上った相手には、
何を言っても無駄なときだってあります。

それに、相手はどうしてもすぐに言いたいのでしょう。
その気持ちは見ていてわかるのです。
相手の高ぶった気持ちがおさまってから言うほうが、
いいようです。(多分ですが…)

だから、まず自分は聞こえなくても、
相手の気持ちだけは最初に聞くという意味で、
口でしゃべりたい人には思う存分にしゃべらせます。

そして、相手が言い終わった後に、

「聞こえないので、筆談でお願いします」

と伝えるのです。

この方法は、意外と相手も静かになりますよ。
時間の無駄ですけれどもね、
これもコミュニケーションっていうやつでしょうか。

理解ある対話がコミュニケーションであって、
理解のない人の話を聞いてもコミュニケーション
ではありません。
そういうことは身をもって、わかってもらうしか
ありませんからね。


「話す」

「言葉を交わす」

から、コミュニケーションが
成立したとは限りません。
          
『戦略と実行』(清水勝彦/著)
  →http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P48450.html


そう言うと、嫌な顔をする健聴者もいます。
でもこれは、健聴者が相手に無理解なまま、
自分勝手に話す癖が原因なのです。

そういう人を見ると私も、その先のコミュニケーションに
不安を感じます。
そして“お得意”の

「黙って聞いているフリ」

をしているのが、
おそらくほとんどの難聴者のやっていること
なのでしょう。(※)

(※)このような難聴者行動心理は、中途半端に
聞こえるため、そうなってしまいやすいのです。
以下のサイトにある記述(『聞こえたふり』)も、
参考になると思います。
 →http://home.att.ne.jp/grape/take3/zakkan/005.html


読者の皆さんもここで、この問題は何が原因なのか、
考えてみて下さい。

話を戻しますが、私のこの不安は、ほぼ的中します。
相手はようやく書いてくれるのですが、
今度は怒りに震えたペンで書くので、
字が汚くて読みにくかったり、
何を言いたいのかよくわからない文章になっていたり、
あるいは、またも喋りながら途切れ途切れにしか
書いてくれない人も結構います。

だから、それを読む自分の立場からは、
説明を読んでもよくわからないなど、
不利な結果になります。

このように、健聴者を怒らせると、
もっと筆談してくれなくなるものです。

こういうタイプの健聴者と一緒に仕事をするのは
難しいものです。
いっそのこと、そういう人とはお互いにコミュニケーション
を取らない仕事をしているほうが、
お互いにラクなのかもしれません。
しかしそれでは、モチベーションの低下はバンバン
いってしまいます。

職場の活性化を考えるなら、この対策はマイナス
なのです。
まさに健聴者のコミュニケーションの取り方が問題で、
会社はこんなにマイナスになるのです。

「それなら聴覚障害者なんて、
いないほうがいいじゃないか」

――そういう考え方も世の中には確かにあり、
そういう考え方が、私が今働いている会社の上司たち
なのです。

お互い、自分の持ち場の仕事しかしなくなってしまう
(というより「できなくなってしまう」)わけです。
これではお互いに成長できるわけがありません。

これは勿論、上司たちの考え方の結果です。
聴覚障害者は勿論、会社全体としてもマイナスな
はずです。

でも、会社の本質は営利極大目的ですから、
今の会社のほとんどは

「聴覚障害者を奴隷雇用にすればいい」
「罰金が免除されて助成金がもらえればいいのだ」

と考えているのだと思います。

そして

「奴隷には税金投入で救済させてやればいいのだ」

という社会構造にしているのだと思います。
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by bunbun6610 | 2015-06-10 18:30 | Z1.クレジットカード会社

就労後の聴覚障害者問題F

2015年6月10日(水)
持ち回り用『小さなゴミ入れ』の件


6月7日(日)の終礼で「ゴミ用カゴなどがあれば・・・」という相談をさせていただきました。(『社員・キャスト報告一日シート』に記載有り)

通常は、一つのシマ(島)を清掃のために歩くだけでは、ゴミが持ちきれなくなるほど多くなる事はありません。
そもそも、ゴミを大量に持ち歩いて清掃作業をしていくということは、不適切だと思っています
しかし、7の付く日は少し歩いただけでも、持ちきれないほどのゴミがすぐに出る場合があることも確かです。
それで他店の店員がパチンコ玉箱を利用してゴミを入れているのを見たことがあったので、自分もやってみたところ、効率は良かったものの、やはり先輩から注意を受けてしまいました。
ただ私の場合は、赤エプロン姿で一台一台の清掃作業をしている、ただ一人の清掃員ということもあり、お客様から見ると、あまり見かけない、珍しい格好です。その上、ドル箱でゴミを回収している姿を見て、お客様が「このゴミも頼むよ」「私のも」と、次々と協力的になってくれたのは面白い現象でした。
ということは、箱を利用すれば、お客様も分かり(気づき)やすいのだろうか、と考えました。他にも、缶飲料は多少の飲み残しもあるので、手で持ち歩く量が増えてしまうと、傾いてしまった場合にこぼれることがあります。箱に入れると、それを防げます。

今まで、前例がないことだと思われるので、躊躇してしまうところではありますが。
お客様も本当は「ゴミを片付けて欲しい」と心の中で思っていても、なかなか言う機会がないというか、わからないのかもしれません。

とは言え、ドル箱は相応しくないので、ゴミは、なるべく目立たない小さな箱に入れてみてはいかがでしょうか。(7の付く日など、特に混雑時に限定して)
勿論、使う人は私一人だけですから、1箱あればいいのであって、まずは試験的な意味で、100円ショップで購入してみればいいのではないか、と思いますが。
私もこれからは商品詰め作業で忙しいので、私が出来ない場合は、接客の誰かが交代で少しずつ、やってみるといい経験、新たな発見になるのではないか、と思います。
その場合、接客担当との違いを明確にするため、やはり赤いエプロンを着用しないと、効果が出ないかもしれません。

私の場合は、ホールに出てしまうと、お客様の声は聞こえなくなってしまうので、視覚情報を最大限に利用し、下のようなコミュニケーションを取っています。


ゴミの可能性がある物を発見したら、まず「こちらは片付けてよろしいでしょうか?」と声掛けし、その対象物に手を差し出してみます。

(本当は「こちらの物は、片付けさせていただいてもよろしいでしょうか?」
が丁寧語だと思われますが、長過ぎる言葉は聞き取りづらい上、遊技に集中しているお客様にわずらわしいと思われるので)

するとお客様からも、大抵は何らかの反応があります。
「どうぞ」とか「要らないから、片付けて」とかのジェスチャーが多いです。

逆に「片付けて欲しくない」場合は、対象物の上に手を被せたり、自分のほうに引き寄せるなどしてくれます。

中には「耳が遠い」のではないかと思われる方もいますから、ジェスチャーを交えることによって、かなりの高確率で反応が返ってきます。

このような、お客様からの微妙なサインを見逃さないようにすれば、大抵は聞こえなくても判別できます。

ペットボトルなら、中身の残量が見え易いので、それだけでも大体予測可能です。
難しいのは缶飲料ですが、これは缶の上に他のゴミがあったり、タバコの灰などを被っていれば、高確率でゴミです。
あるいは、お客様がわざと離して置いている、と思われる場合も、ゴミの可能性が濃厚なので、聞いてみます。
反対に、お客様のすぐ近くにあれば、まだ飲みかけの可能性があります。

一方、長時間プレイされているお客様の場合、何缶も溜まっている場合があるので、こういう場合は、「こちらは片付けてよろしいでしょうか?」の声掛けで積極的にトライしてみます。わからないからといって、そのまま放置し、通り過ぎるのは不親切だと思うからです。
一台ずつ見て回ることによって、いろいろと気づくこともあります。


【清掃手順】

①〔ゴミ回収〕

②〔台の清掃〕
・吸殻入れを拭く。
・台の下皿なども拭く。(例;タバコの灰がかかっている)
・椅子が汚れていたら拭く。(例;飲み物がかかっている。タバコの灰がかかっている)

③〔玉・メダル蛇腹をセットし直す〕

④〔ドル箱の補充〕(無い場合)

⑤〔床のチェック〕
・忘れ物や貴重品(例;スマホ)、危険物(例;ライター)などが落ちていないか。
・パチンコ玉、メダルが落ちていないか。
 ・ゴミが落ちていないか。

⑥〔スロットコーナーの問題点〕
拭いて、ベタベタ付いた指紋を消す。(特に、ジャグラーは目立つ)


「誰もいないシマ」または「(お客様が)ほとんどいないシマ」でも、チェックをしているか?
「お客様がいないから」という油断が、清掃の怠りや、落し物等の発見が遅れる等の不都合が生じやすいようである。


スロットコーナーは、照明が弱く暗めの演出なので、お客様・店員ともゴミや落し物に気づきにくい。
黒っぽいカーペットにはメダル、落し物、ゴミ等がよく落ちている。

メダル貸し出し用蛇腹の下にコインが10枚ほども溜まっていたこともある。照明が暗い上に蛇腹も黒いので、お客様からは見えにくく、損をさせてしまっている。

また、異常の発見も遅れていた。スロットマシンから電線がはみ出ていて、夕方までそのまま、という事例があった。

そして、暗いことは犯罪の温床にもなりつつある。犯罪者にとっては「やりやすい店だ」と認識しやすくなるし、被害に遭ってしまったお客様からも「何でこんなに甘い店なんだ」と思うだろう。
画像で不審者が割れても、実際のスロットコーナーでは顔まではハッキリと確認しづらく、これまた犯罪者に有利になっている。証拠があるか、または現行犯でなければ再会するようなことがあっても、過去の対策は難しそうである。
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by bunbun6610 | 2015-06-10 18:30 | F.最大手パチンコ店
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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