ブログトップ

蒼穹 -そうきゅう-

<   2015年 04月 ( 61 )   > この月の画像一覧

片耳難聴.com
『障害者手帳はもらえません。
片耳が聞こえないってこんなに大変なのに・・・』
〔公開日: 2014/07/07 : 最終更新日:2015/02/20〕




>「全部の音が入ってくるので、音を分ける事が出来ない」

ほとんどの聴覚障害者が、補聴器は片耳のみの
装用で我慢しているのが現実。
だが、片耳装用だと、上のような問題点も残るようだ。

しかし実は、健聴者は両耳で聞き分けている。
難聴者が装用する補聴器も、
欧米では両耳装用が基本なのだという。

『『「耳の不調」が脳までダメにする』(中川雅文/著)』
〔2014-07-29 18:30〕



>「音の聞こえてくる方向が分からない」

さらに、音の方向もわかりません。
大きなエレベーターホールで、
エレベーターのピンポーンの音は聞こえても、
どのエレベーターからなのかが、わからない。
だから、最初に並んでいても、
健聴者に追い越されてしまうことがしばしば
だった。


難聴者でも、補聴器なしで

「10メートル離れたところからのクラクション
の音が聞こえる」

人はいる。

また、補聴器装用が運転の条件の人でも、
片耳装用で自動車運転免許証は取れているが、
音の方向が瞬時にわからなければ、
いざという時にはどうなるか?
警視庁は、そんなことも知らないだろう。

警視庁は

「片耳だけでも聞こえれば大丈夫」

だと思っている。
この点は、国の障害認定基準と同じ考えなのだろう。

ということは、彼らは「聴覚障害」のことを、
何も知らない証拠だ。

でも、それを言ったら、免許証を取り上げられる
かもしれないから、誰も言うはずがない。

「無知」「無関心」とは、本当に恐ろしい。



>「仕事も聞こえない事を言うと不採用」

これも、大きな問題だ。


『身体障害者手帳のない聴覚障害者(難聴者)は、
どうやって就職するのか?』
〔2013-01-16 18:00〕




しかし、障害者手帳を保持している者、
そうでない者に関係なく、
聴覚障害者の最も大きな悩みは
『就労後の問題』だろう。
合理的配慮を得ることは、非常に難しい。

私もこればかり、当ブログに延々と書いて
しまっているので、読者にもその問題の
大きさがわかるのではないだろうか。





〔関連記事〕

『バカがいつまでも聴覚障害者差別をしている時代に』
〔2013-04-03 18:00〕

[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-19 18:30 | 難聴・中途失聴

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/36551614.html


炎のジョブコーチ
『5年ルール実施あと3年!』
〔2015/4/18(土) 午後 8:44〕


非正規社員が4割近くになっていますが、25年4月の労働契約法
で決まった5年ルール。

まだまだ先の話、と思っていましたが2年を経過し、あと3年を切る
状況です(3年まるまるだと、正規化しなければならないので、
もしかして2年かもしれません)。

おそらく、障害のある人の雇用もたくさんの方が期間の定めのある
雇用契約の反復更新だと思います。
多くの方が1年契約でしょうが、そろそろ会社の方針が決まるころです。

もし、正規に移行する方法でなく非正規を一旦解雇し入れ替えるという
選択をする企業もあるかもしれません。
人事担当者に何気に確認しておくことを進めます。

先日、大手企業の人事の方にうかがったら、職種によると言われました。
また、パートさんでも優秀な方は正規へ順次契約していき、その他の
方は2・3年前から順次入れ替えるとも。

障害のある人だけ正社員で…とは従業員との信頼関係や不公平感を
持たれても…もしかして聖域なくということもあると思います。

※国や都道府県が非正規社員を正規社員化の助成金制度もあります。
ご案内もよいかもしれません。



=================================




>「パートさんでも優秀な方は正規へ順次契約していき、その他の
方は2・3年前から順次入れ替えるとも。」



本当にそうだったら、今からでも頑張り甲斐があるというものだ。
可能性はある。


また、

>「※国や都道府県が非正規社員を正規社員化の助成金制度
もあります。」


助成金の遣い方も、少しはマシなものも出てくるようだ。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-18 22:10 | 就労後の聴覚障害者問題B



==========================


障害者枠求人票(パートタイム)

紹介期限; 平成27年6月30日

求人番号; 13090-15247851


〔1.求人事業所名〕

事業所名; 株式会社ビックカメラ

所在地; 〒171-0033
東京都豊島区高田3-23-23


就業場所; 転勤の可能性なし

〒170-0013
東京都豊島区東池袋1-6-7
池袋本店パソコン館

JR・各線 池袋駅 下車 1分

〔2.仕事の内容等〕

職種; (障)入荷検品(池袋本店パソコン館)

仕事の内容; 
入荷商品の検品処理
(売り場への陳列補充は無し)


雇用形態; パート労働者

雇用期間; 雇用期間の定めあり
3カ月
契約更新の可能性あり

学歴; 高卒以上

必要な経験等; 不問

必要な免許・資格; 不問

年齢; 不問


〔3.労働条件等〕

時間額; 1100円~1100円

賃金形態; 時間給

通勤手当; 実費(上限あり)

昇給; あり  15円/時間

賞与; あり 年2回 1万円~3万円

加入保険等; 雇用 労災 健康 厚生

退職金制度; なし

就業時間; 変形(1カ月単位)
又は8:00~16:00の間の6時間以上

就業時間に関する特記事項;
シフト制

時間外; なし

休憩時間; 30分

休日等; 休日 他 週休二日制 毎週

休日 その他の場合; シフト制

6ヶ月経過後の年次有給休暇日数; 7日

求人条件特記事項;

障害者用設備
1.エレベーター  有    4.出入口段差  無
2.車椅子移動  不可   5.階段手すり  無
3.点字表示  無      6.トイレ  洋式

※ エレベーター以外一部階段昇降必須箇所有


会社の特徴; 
CMでお馴染みのビックカメラ。
より豊かな生活を提案する専門店として首都圏を
中心に37店舗を展開。
正社員は定年制(60歳)/退職金制度有り。
契約・嘱託社員は定年制/退職金制度無し。

労働組合; 

定年制; あり 一律60歳   勤務延長なし
再雇用あり 65歳まで

利用可能託児施設; なし

育児取得実績; あり

介護休業取得実績; なし

看護休暇取得実績; なし

週所定労働日数; 週4日以上

就業規則; あり


〔5.選考等〕

採用人数; 通勤1人

選考方法; 面接

応募書類; ①ハローワーク紹介状 ②履歴書(写真貼付)
選考後は返却

日時; 随時

選考結果; 7日後

結果の通知方法; 郵送

試用期間; あり 3カ月
労働条件変更あり(1050円)


〔備考〕
※ 3カ月毎の契約更新

※ 有給休暇の付与、社会保険等の加入は、
就業条件により法定通り。

※ 休憩時間について、就業時間によって変動有
(15分~60分)



==========================



一般客への販売業だが、接客業務はないようだ。
これなら、聴覚障害者も応募できるのではないかと思い、
職員に紹介を依頼した。

ところが、電話問い合わせをしてみたら、
思わぬ返事が来た。

「『面接はOKだが、採用は難しい』って。
どうしますか?」

なぜだろう?
なぜ難しいのか?

障害者だからか?
聴覚障害者だからか?

さっぱりわからない。

まるで

「ウチには応募しないほうが賢明ですよ」

と言われているような印象だ。
職員は明らかに

「お薦めできない」

と思っている様子だった。

私も、障害者雇用への理解が期待できない
ように思えてきたし、

「どうしてもやりたい」

という仕事でもなかったので、やめることにした。

働くためにはとにかく職場を見つけなければ
ならないが、職場定着の可能性が十分にある
企業を見つけなければならない。
それは、非常に難しい。

やはり、“障害者の就職は縁”(※)なのかもしれない。



(※)
『障害者の就職は縁』
〔2015-03-31 09:28〕

[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-18 18:30 | 就職活動・離職

==========================


障害者枠求人票(パートタイム)

紹介期限; 平成27年5月31日

求人番号; 13080-17937551


〔1.求人事業所名〕

事業所名; 日本マクドナルド株式会社

所在地; 〒163-1390
東京都新宿区西新宿6丁目5番1号
新宿アイランドタワー

就業場所; 転勤の可能性なし

豊島区大塚北口店


〔2.仕事の内容等〕

職種; (障)(契社)事務補助スタッフ

仕事の内容; 
ハンバーガー類の製造および補助作業
(ハンバーガー・ポテト等の調理、
洗い物、店内清掃、片付け、資材搬入等)


雇用形態; パート労働者

雇用期間; 雇用期間の定めなし

学歴; 不問

必要な経験等; 不問

必要な免許・資格; 不問

年齢; 不問


〔3.労働条件等〕

時間額; 888円~900円

賃金形態; 時間給

通勤手当; なし

昇給; あり

賞与; なし

加入保険等; 雇用 労災 健康 厚生

退職金制度; なし

就業時間; 7:00~22:00 の間の7時間程度

就業時間に関する特記事項;


時間外; なし

休憩時間; 60分

休日等; 休日 他 週休二日制 毎週

休日 その他の場合; シフト制です。
週休二日制で、店舗によっては土日勤務がある場合も
あります。

6ヶ月経過後の年次有給休暇日数; 10日

求人条件特記事項;
※ 設備状況; 障害者対応設備は就業場所により
異なります。

※ 店舗へのお問い合わせはご遠慮願います。

※ 問い合わせは「人事本部リクルーティング部」へ
願いします。

※ その他、区内、他の区、近隣他見にも就業場所あり。
お気軽にお問い合わせください。

※ 障害の種別、等級を応募書類(履歴書等)に
ご記入いただくか、障害者手帳の写し(障害がわかる
部分のみで可)をご持参ください。

事業内容; ファーストフード・レストランチェーンの経営、
並びにそれに附帯する一切の事業

会社の特徴; 外食産業売上NO.1

労働組合; なし

定年制; なし   勤務延長なし
再雇用なし

利用可能託児施設; なし

育児取得実績; あり

介護休業取得実績; あり

看護休暇取得実績; あり

週所定労働日数; 週5日程度

就業規則; あり


〔5.選考等〕

採用人数; 通勤1人

選考方法; 面接

応募書類; ①ハローワーク紹介状 ②履歴書(写真貼付)
選考後は返却

日時; 随時

選考結果; 21日後

結果の通知方法; 郵送 電話

試用期間; あり 3カ月
労働条件変更なし


〔備考〕
※ 就業時間について
週35時間程度(1日7時間程度)または
週25時間程度(1日5時間程度)から応相談。
(就労時間が短くなる場合は、社会保険が適用
されない場合があります)

※ 人事本部リクルーティング部への問合せ時間
9:30~17:30 (土日を除く)



==========================




『なぜ、マクドナルドの求人票は、
いつもいっぱい余っているのか?
 - その理由』




>「雇用期間; 雇用期間の定めなし」


という条件は、障害者枠求人票には極めて珍しい。
応募者は結構多いのではないかと思っていた。

なのに、日本マクドナルド株式会社の求人票は、
いつも山ほど残っている。
要するに“万年求人票”のままなのである。

これは、ブラック企業に多い特徴だから、
要注意だ。

応募者がいないのかと思い、職員に聞いてみた。



私;
「求人票を探すコンピュータを見たら、
マクドナルドの店舗がいっぱいありましたね。
誰も応募しないのですか?」

職員;
「応募者はいますよ。
でも、なかなか難しいみたいです」

私;
「何が難しいのですか?」

職員;
「採用になる障害者はほとんどいないみたいです」

私;
「どうして?
ハンバーガーを作る仕事でしょ?
あんなの、簡単じゃないですか」

職員;
「(大笑いしながら)そうでしょうか?」

私;
「簡単ですよ。
たかがファーストフードのハンバーガーでしょ。
そんな仕事は『調理』とは言えない。
誰だって出来るよ。
聴覚障害者も働いていますか?」

職員;
「障害程度が軽い人なら、いるそうですよ。
前に、店長が

『後ろから熱いものを持ったまま通る時、
耳が聞こえないと呼びかけても聞こえないから、
聴覚障害者は危ない』

と言っていましたよ」

私;
「なるほど。
で、だから聴覚障害者はいないの?」

職員;
「いえ、面接で聞こえの程度を見て判断し、
試用期間で働いてみてオーケーなら、
働いている人もいます。
だから、障害者でも使いやすい人しかいない
みたいです」


なるほど。
聴覚障害者にもいろいろな人がいるから、
軽・中度難聴者ならば、雇用しているらしい、
ということなのだろう。

要するに、マクドナルドの障害者雇用の
考え方は、T社などとほとんど同じなのだろう。


『聴覚障害者が障害者雇用に応募できなかった例
 - T社の場合』
〔2014-01-21 18:30〕




『面接で聴覚障害者が落ちた例 - M社の場合』
〔2013-12-16 18:00〕




『聴覚障害者が、会社面接で落ちる理由』
〔2013-01-05 18:00〕




『障害者雇用 - 株式会社DNPロジスティクス』
〔2015-03-30 21:53〕




『就労前の聴覚障害者問題
 - 音声コミュニケーション妥協は「歩み寄り」ではない』
〔2015-02-01 20:00〕





私;
「オーダーは、どういう方法で指示しているのですか?
声でですか?
それとも、紙伝票を使用ですか?」

職員;
「・・・。」

私;
「とりあえず、この求人票4つ(4店舗)をまとめて
応募してみます」

職員;
「どれが第一希望なのですか?
問い合わせ先はどれも『人事本部リクルーティング部』
となっているので」

私;
「第一希望をどれにするかというより、聴覚障害者
の受け入れ体制が整っている職場で働きたいです。
私からはそれがどこなのかはわかりません。
だから、まとめて応募し、向こうが判断したらどうで
しょうか?」

職員;
「わかりました」

それで、新宿の人事本部リクルーティング部へ
電話問い合わせをしてみた。
ところが、トラブルになってきた。

職員;
「受けられるのは、どれか一つだけだって。
その店舗の店長と面接して決まるって。
だから、志望先を決めて下さい」


それは、おかしい。
障害者への配慮ができる店舗はどこかが、
障害者雇用を進める上では、非常に大切なのでは
ないだろうか?
それが、店舗の店長独自の判断に任せている
ような企業に、組織的な障害者雇用推進など、
できるだろうか?
もしも、悪い職場環境、悪い店長のいる店舗に
当たってしまったら、どうするんだ?
この雑な障害者対応に、すごい疑問になってきた。

ユニクロだって、店舗によっては人格最低の店長
になった途端、あの有名なパワハラ事件が起こって
いるのだ。(※)



(※)
『ユニクロの障害者雇用いじめ・パワハラ問題について』
〔2014-04-27 18:30〕



こんな企業ではマクドナルドも、店長次第では障害者
がパワハラを受けたり、辞めさせられる可能性は十分
にあるだろう。
本部は、人の管理や、障害者への配慮をきちんと教育
しているのだろうか?
まさか「売上ナンバーワン」だけにこだわり、教育は
何もしていないのでは?


私;
「いやね・・・。
分からないのかな?
困ったな。
聴覚障害者への配慮が分かる店舗でないと、
失敗しますよ。
店長次第では、試用期間で辞めさせられる可能性
だってあるでしょう。
どの店舗に勤務したほうがいいのかは、
会社の方がよく分かっているのではないでしょうか?」

そこで、職員がもう一度

「障害者は複数店舗に応募し、面接したい」

という希望を伝えてみた。
ところが

職員;
「応募でき、面接が受けられるのは、
一店舗だけだって。
それでもし、不採用だったら、
二度と応募できないって」

私;
「えっ?! そうなの?
そんなに厳しいの?
そりゃないでしょう。
健常者は各店舗へ応募できるのに、
障害者は何で一度きりのチャンスしか
与えられないの?」

職員;
「そうは言っても、これがあの会社の考え方だから、
仕方がないでしょ。
だから、決めて下さい」

私;
「わかりました。
では、ここにします。

やれやれ・・・。
これだから“ブラック企業”という噂が流れている
のではないかな」

職員;
「(またも大笑い)FAX番号を教えておいたので、
後でご自宅に連絡が入ります。
待っていて下さい」

私;
「わかりました」


ところが、5日待っても、店舗から連絡が
来なかった。
問い合わせ先も、電話番号しか載っていない。
どうすんの? これ。

どうやら、マクドナルドは聴覚障害者を本気で
雇う気はないと思える。


以前、Eテレ『バリバラ』で障害者雇用を進めた
会社の社長が、こう言っていたのを思い出した。

「食わず嫌いと一緒で、任せる決断ができない」


『Eテレ『バリバラ』 障害者の悩み -就労 (1)』
〔2013-04-21 18:00〕



マクドナルドも、いや日本企業のほとんどが、
おそらくそうなのだろう。

仕事内容が極めて単純であるにもかかわらず、
ほとんどの企業は書類選考の段階で
落としている。
障害者は、面接にすら進めないのだから。

求人票が大量にあるのは、ハローワークに
にらまれないようにするためのダミーなのかも
しれない。




【追記】

「障害者雇用を進める」ということは、
どういうことだろうか。
マクドナルドがやっていることは

「出来る障害者だけを選別して雇用する」

ということだ。
それは、出生前診断を受けて、
子どもを選別出産する親の行為と同様だ。
差別なのである。

今、私は「出来る障害者だけ」と言ったが、
企業にしてみれば、それは当たり前だろう。

しかし、健常者だって、実際に働かせてみたら、
出来ない人はいるものだ。
特に、未経験者はそうだろう。
障害者だって、例外ではない。

そういう意味で、雇用機会の不平等がある気が
してならない。

このような格差雇用だったら、どこの誰だって
できる。
企業は努力も要らない。

今まで障害者が働くのが困難だったからこそ、
それに障害者も企業も一緒になって挑戦するのが、
本来の姿なのではないか。

「何でそこまでしなくちゃいけないんだ」

と思うかもしれない。
だが『障害者の経済学』には、それが必要なのだ。

企業も、障害者と共に困難なことに挑戦する
努力をするということを、忘れてはならない。
それが障害者雇用だ。


「聴覚障害者は、危ない時に聞こえないから」

というのが問題、あるいは心配だと言うならば、
専門者や支援者に一度、相談してはどうだろうか。

相談もしないで、バリアばかり作っているから、
こういう差別問題になるのではないだろうか。

例えば、聴覚障害者ジョブコーチ(支援センター)
に相談したら、どんなアドバイスが得られるだろうか。



東京聴覚障害者自立支援センター
『聴覚障害者の社員を雇用されている企業の方へ』




ろう者が経営する『Sign with Me』も、同じ飲食業だが、
そこではどうやっているだろうか。


仕事旅行
『手話&筆談カフェで働く旅』




私は専門家ではないが、もし私ならば、
次のように言うだろう。


「コミュニケーション方法を音声言語だけに
拘らず、相手により、少し変えてみればよい。
事前にお互いに目で確認し合うようにしてから、
後ろを通過するようにすれば、トラブルにはならない。
あるいは、職場でルールをつくる。
職場だけで使うサインをつくって、
それを示すコミュニケーション方法でもよい。

音声だけのコミュニケーションでは、
聴覚障害者は不利だ。
差別解消は難しいだろう。
しかし、その状況を変えることは、決して困難な
ことではないのだ。
このような合理的配慮を否定することは、
当然、聴覚障害者への間接差別につながる。

健聴者は、それに気がつかなければならない
のである。」




「雇用期間の定めなし」が魅力の求人だが、
求職者としては下の状況は無視できない。
せっかく入社できても、自分の勤務店舗が
潰れる可能性も十分ある。

赤字でも、本当に「外食産業売上NO.1」なのか?



==========================


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150416-00000554-san-bus_all




マック、今期131店を閉鎖
 100人の希望退職も
…全役員の報酬カット
 最大の赤字で改善策発表


産経新聞 4月16日(木)19時28分配信


日本マクドナルドホールディングス(HD)は16日、
未発表だった今期(12月期)の業績が上場後最大
の380億円の最終赤字になると発表。

これを受けて、本社スタッフを対象にした約100人
の早期退職募集や、不採算店舗131店を年内に
閉鎖する改善策を発表した。

経営責任を明確にするため、サラ・カサノバ社長
の6カ月間20%を筆頭に、役員報酬を減額する。

 同社が発表した改善策は、

▽本社100人規模(全体の15%)の早期退職募集

▽今年中に成長が見込めない131店舗を閉鎖

▽4年間で2000店を改装、うち500店舗を年内実施

▽東日本、中日本、西日本の3地区本部制導入

▽幅広い選択肢から選べるセットメニュー制導入

-など。

 同日会見したカサノバ社長は、

「消費者からの信頼回復、食の安全・安心、ビジネス
の回復のため、ビジネスリカバリープランを策定した」

と説明した。

さらに

「現時点では、お客さまの期待に答えられておらず、
重く受け止めている」

と語った。

 だが、食の安全に向けた新たな施策はない一方、
新規出店を絞り込み、既存店の改装を強化するなど
の内容で、事業再生に軸足を置いている。

 業績については、今期の売上高は前期比10%減
の2千億円、営業赤字は前期より182億円悪化して
250億円に拡大するとみている。

今年10~12月期には

「既存店売上高は前年同期比でプラスに転じる」
(今村朗執行役員)

という見通しを立てている。


==========================





【追記】(2015年4月19日)


その後、諦めてハローワークに行き、
別の仕事を探した。
すると職員が心配そうに駆け寄ってきた。


職員;
「マクドナルドから連絡が来た?」

私;
「いいえ」


それだけ話して、帰った。
自宅に戻ると、マクドナルドからFAXが
届いていた。
職員がマクドナルドの本部へ催促したからだろう。

それで私も、返信しようとした。
しかし、何度送信を試みても、

「応答がありません」

というメッセージが出るだけで、送信できなかった。

マクドナルド店舗の電話番号とFAX番号は
異なっていた。

ということは、おそらく、FAX機器
(あるいは、店舗が使用しているFAX付き電話機)
と電話(専用)機が別なのだろうと思う。

FAXの方は、自動受信設定にしていないで、
誰もいない部屋に置かれていたのではないか。

誰かが出て、FAXを受信してくれない限り、
私からのFAXは受け取らない。

もしかすると、聴覚障害者への嫌がらせでは
ないだろうか?
マクドナルド店舗は、本当は聴覚障害者なんか、
雇いたくないのではないだろうか?

マクドナルドのリクルーティング本部は、
聴覚障害者からの応募だということを、
店舗へちゃんと伝えたのだろうか?


故意にしろ、偶然にしろ、そのようなことはよくある。
床屋さんだって、私は電話予約が出来ないし、
床屋さんにはFAXもないので、携帯メールで予約
したことがあった。
しかし、読んでくれなかった、という経験もある。
そういった不便はよくあるのである。
決して故意ではなくとも、これがバリアになるのだ。
そして、そのバリアを放置することは「間接差別」だ。

聴覚障害者と健聴者の生活習慣等は異なるため、
そういうズレが、よく生じる。

ともかく、そういうことが原因で、
私からは返信できなくなってしまった。


マクドナルドの、こうした障害者雇用への姿勢を
見ると、近年の“危機管理の甘さ”も納得できる
ものだ。




〔関連記事〕


『<パワハラ>マック女性社員が提訴「うつ病を発症」』
〔2013-06-10 00:50〕







【追記】(2015年8月24日)



『日本マクドナルド株式会社 障害者雇用』





月刊「ノーマライゼーション 障害者の福祉」
2006年4月号(第26巻 通巻297号)
『日本マクドナルド社における障害者雇用の取り組み』





月刊「ノーマライゼーション 障害者の福祉」2001年7月号(第21巻 通巻240号)
『一緒に働き、お互いを認め合う
─日本マクドナルドの実践─』








『マクドナルドで障害者雇用が多いと聞きますが
本当ですか?』

〔2010/2/909:14:50〕


>「店、フランチャイズによっても違いますが
他の一般面接者と同じ基準(接客適正、順応性、
本人の意思など)で採否は見られると思います。

障害が、おありなら正直に言うべきです。
その障害を判断し就労できる店舗環境か判断
する為です。」


やっぱり、店長の裁量で判断されるというのは、
本当だろう。
もし店長が、ろう者の長所をよく知っている人
だったら、下の事例のようになる可能性もある。



>「障害の内容にもよるかもしれませんね。

20年近く前の経験なので、現在では参考にならない
かも知れませんが、私の働いていた店舗では
数名雇っていました。

ろうあ者の方でした。
今は、レジで注文を受けた内容が厨房に画面で
映され、それを見て調理するようですが、昔は
司令塔になる人が声で調理の指示を出して
いました。
受ける側もまた声よるコミュニケーションで確認
をとる工程もありました。
でも、お互いに身振り手振りを加えながら、
ほとんど支障なく業務をこなせていました。

仕事は主に接客か調理で、厨房内は高温の調理
機材が多いので、全盲の方とか、手足が極度に
不自由な方は、採用されるかどうか以前に危険かも
しれません。
失礼な言い方かもしれませんが、五体満足な者でも
火傷は日常茶飯事でしたから。」



「厨房内は高温の調理機材が多い」のであるから、
やはり

「聴覚障害のある人にこの仕事を任せても大丈夫か?」

ということは考慮するわけだ。
そこで「危ないから」と考えて退けるか、
それとも雇って、音声以外の配慮をするのかも、
やはり店長判断によるのだろう。
その判断は、店長が進んで職場の改革をするか、
それとも

「自分たち、やりやすい仲間だけでやっていこう」

とする、保守的に徹するかの決断でもあるはずだ。


本部は努力する店舗、しない店舗を、ちゃんと
見るべきだ。
それができないのなら、『障害者差別禁止法』が
絶対に必要になる時も来るだろう。



『マクドナルドでのスタッフ障害者差別 米・フィラデルフィア』
〔2010年3月15日 12:00〕

アメリカだと障害者差別に対して、厳しい罰則がある。
障害者を雇用させるだけでなく、合理的配慮も義務
付けている。
強制力のある『障害者差別禁止法』があるからである。
『ADA法』(1990年)と呼ばれている。

しかし、日本にやっと、これからできるのは、
この法律よりも弱い『障害者差別解消法』となる。

そのままでは、やっぱり

「法律よりも、店長の裁量の方が大きい」

ということになる。
これだけで社会が変わるかどうかに、
疑問視の声が多いのもわかる。





【追記】(2015年12月23日)


『マクドナルドで不採用になりました。』
·〔質問者:noname#9642
·質問日時:2005/02/14 14:23
·回答数:4件〕


これを読んで思ったのだが、マックの場合、
本当に人が欲しいのなら、少なくとも健常者
だったら、よっぽど敬遠したくなるような
応募者でない限り、採用する、というふうに
感じた。

しかし、障害者の場合は特に用心して

「マックで働く能力があるかどうか」

を、外見(障害状況)で見られることになりそうだ。
当然だが・・・・。

その働く能力には

「音声コミュニケーションがきちんとできること」

を最低条件としている採用担当者が、
少なからずいるのかもしれない。


>「このような大手のチェーン店で一度、
不採用に なると二度と採用されない、
という話は本当でしょうか?」



障害者雇用の場合は、これは本当の話だ。
障害者の応募に関しては、本社が一元管理
している。
ワタミでも、そうなっている。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-17 18:30 | 就職活動・離職

聴覚障害者対応の好事例
『ある会社面接での筆談対応』


聴覚障害者への面接には、
必ずしも手話・要約筆記通訳を用意しなければ
ならない、というわけではない。
特に、音声言語を話すことや、筆談には問題
がない聴覚障害者の場合は、通訳を用意する
代わりに、別の方法で面接を問題なく行っている
企業もあった。
だから、方法は筆談など、他にもいろいろある。



<事前にワードで作った質問用紙等を用意
しておく方法>


ある会社の筆談対応は、珍しい方法だった。
会社として必須説明するコミュニケーション
内容や質問等は、予めパソコンで文字情報
をつくっておき、プリントアウトする事前準備
をしていた。
それを面接本番で紙芝居のようにページを
めくりながら読み上げ説明していたので、
私も十分に理解できた。
イレギュラーな質問や説明をする時だけ、
筆談でやりとりをした。
だから問題はなかったし、時間もそれほど
かからなかった。
このような方法で面接した場合、実際に採用に
なることがよくあった。


「(能力のある求職者ならば)
聴覚障害者も雇用する意志がある」

ことを会社側も積極的に表しているわけだから、
当然だろう。


このような方法は警察署の障害者採用試験
でもあったのを覚えている。
筆記試験で通訳者同行は拒否されてしまう。
これは、不正を防ぐためでもあるので、
当然だ。
だから

「試験方法や注意事項など」を説明する時の
音声説明の代替手段として、
このような情報保障をしていた。
聴覚障害者雇用に前向きな事例だと思われる。


ヘレン=ケラーの場合は、大学入試の時、
この方法で指話法とタイプライター、
声などを用いたらしい。(※)


(※)
『『ヘレン=ケラー自伝』
(ヘレン=ケラー/著 今西祐行/訳)
(3/5)サリバン先生②』
〔2014-05-03 20:00〕
『大学受験』


を参照。







<パソコンの画面に文字を打って、デスクトップ
上に表示し、コミュニケーションをする方法>


これは、パソコンを使って、音声の代わりに、
文字を表示する方法だ。
当然、日本語が分かる聴覚障害者が対象となる。
受験者にとっては、パソコン通訳と同じ効果が
あるので、この方法を使えば通訳者は不要に
なるのだ。

デスクトップ上は、黒背景に白文字を出すように
設定すると、どの方向からも見やすくなる。
フォントサイズも36以上に設定すると、
複数の面接官がいても、誰にでも見やすくなる。




しかし、会社の人事部がどんなにこうした配慮を
実現し、そして聴覚障害者の採用に成功したと
しても、実際に配属される現場で、そこの人たち
が聴覚障害者に何も配慮しなかったら、聴覚障害者
はすぐに辞めてしまう場合もあるだろう。

私の経験を正直に話すと、そういうことが実際に、
山ほどあったのである。
勿論、現場の人たちは私に直接

「辞めないで欲しい」

と言っていた。
それは働く聴覚障害者の能力ではなくて、
むしろ健聴者のコミュニケーション方法が
問題だったといえる証拠だ。

だが、聴覚障害者にとってはその一番肝心なことを、
健聴者がわかっていなかったのである。
そういう行き違いが、これだけ進んだ社会
(本当は進んでいない?)でも、山ほどあるのである。

だから、こうした配慮方法を知っておくべきなのは、
何も人事部の人だけではない。
障害者と関わる可能性のある社員全員が、
理解しておく必要がある。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-16 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A



「補聴器と声を使うのをやめる」

ということは、ろう者にはできるように
思えるだろう。

しかし、難聴者や中途失聴者には、
初めはなかなか難しいものだ。

音声言語世界に数十年、どっぷりと浸かって
きてしまっているのだから、完全に慣れて
しまっている。
だから意志は

「もういやだ、こんな世界は。
こんなことになるのならば、もう声も捨ててしまいたい」

と思っても、身体が言うことをきかないのだ。

特に会社では絶対に無理だ。
履歴書に普通学校に行った経歴を見られたら、
しゃべれるのが当たり前だから

「しゃべるのをやめました」

なんて言えるわけがない。
だから補聴器と声を使い、それでもわからない
場合は「わかったフリ」まで使い出す。
悲しいことだが、それしかないのだ。

そういう最悪の連鎖、複合障害が次々と
顕れてしまう。
勿論、相手の健聴者には、それがわからない。
だから、会社では必ず、その悲劇が繰り返される。

そして、なかにはうつ病になってしまったり、
職場放棄をしてしまう聴覚障害者もいたりする。

我慢のし過ぎで、健康状態を悪くしてしまう人もいる。

いずれにしても、これでは会社もそうした人を
放置できなくなる。
その結果、雇止めに踏み切ることもある。
そんな悪事例がよくあるが。

補聴器も声も使わないで暮らしていると、
実は自分自身では、何も不便に感じない。
いや、正確には、それはろう者に限った話なので
あるが。

あるろう者は

「耳が聞こえないことは不便であっても、
不幸ではありません」

と言った。
それは確かに、彼らの実感なのであろう。

しかし、難聴者や中途失聴者までが、
果たしてそう思っている人はどれだけいる
だろうか。

これは当然、本人の「障害の受容」と深く関係する
のであるが、個人差が大きいようだ。
そのことを十分に頭に入れた上で、今回の記事を
読んでいただきたい。
これは私自身の体験談で、極めて個人的なケース
である。

私は小用で役所とかハローワークなどへ行く時まで、
いちいち手話通訳者を頼む余裕はない。
それで、手話がわからない健聴者とは当然、
筆談コミュニケーションなのであるが、
それで困ったことは全然ない。
もし困るような時があれば、それは必ず、
相手の健聴者に人格的欠陥が見出せるからで
あって、起きたトラブルの責任が私にあるのではない。
もし、こんな相手と出くわしてしまったら

「自分の障害の受容」

なんて、何の意味もないだろう。
それはそうだ。
相手が悪いのだから。

私だって、昔はこんな強烈なことを言う人間では
なかった。
だが、差別に遭う度に、私も人格が変わっていった。

健聴者に妥協して、補聴器と声を使い出すと、
事態は最悪になるのが常だった。(※)



(※)
『聴覚障害者に通訳を用意しなかった
警察署の理由とは?』
〔2012-03-21 19:00〕



だから私は、もう遠慮なく、こう言わせてもらおう。

「障害が悪いのではない。
あなたの人格的欠陥が原因だから、
こういう差別が起きるのです!」

皆の前で、初めて声を使って、
こう言って見せよう。
これが本音なのだ。

相手も周囲の人もびっくりして、
大恥をかくに違いない。


「言葉は、時には人を傷つける剣にもなる」

と言った人がいるが、それを最も行っている
のは、実は健聴者のほうではないのか?


変わるべきなのは、健聴者のほうだ。
しかし、それでも変わらぬ者は同じだろう。
ならば、もういい。

「腐って堕ちろ!」

だ。
こっちだって

「目には目。歯には歯」

「差別には逆差別」

「ヘイトには逆ヘイト」

で対抗してやろう。

ろう学校が聴覚障害児に発声訓練なんか
やったって、結局こうなるのだったら、
何の意味もないぞ。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-15 18:30 | 聴覚障害


『タライ回しされる、聴覚障害者問題』


20■■年■月■日(■)

大幅譲歩で終わった4者面談(■月■日)の後、
ふり返って考えてみました。
それまではS課長は、必ずOさんが、
M係長という自分の部下を従えて、
2対1という数的優位な状況の面談機会を
設定し、私と対話してきました。

人事部のM課長に話し、今度はM課長に
間に入ってもらい、S課長との話し合いを
することになりました。

そのため、S課長の言い訳がOさんやM係長
がいたときとは変わっていても、第三者
(この場合はM課長)にはそれがわからな
かったのです。
だからS課長がウソをついていると言う事実を、
会社が知ることはなかったのです。

私だけが単純な仕事内容を約1年もやらせら
れている理由について、S課長のこれまでの
説明は、次のようになりました。

私の仕事内容が他の人と違う理由について
聞いたところ、次の事実になった。
最初はOさんに聞きました。


【1回目の面談による回答】
Oさんの答え;「上の指示です」

S課長の答え;「Oさんの指示は、私の指示です」


その後に出た弁明

【2回目の面談(最初の能力評価面談のとき)
による回答】
S課長;「皆が■さんの仕事を認めるようになれば」

M係長;黙って聞いていただけ。


【3回目は人事部のM課長に聞いてみた回答】
M課長;「■さんの仕事内容はS課長が判断し、
決める。
S課長がOさんやM係長から■さんの実績や
勤務態度などを聞いて、判断しているのでは
ないか。
本人(S課長)に聞かないとわからないから、
S課長に聞いたら?」

 
【4回目の面談による回答】
S課長;(苦し紛れに)「普通は1年くらいは
送付状付けをやってもらった後、能力等を見て、
次の仕事をやってもらう。他の人は別になることも」

M係長;(S課長と同じことを、擁護するように言った)

このことから、まず2回目の回答はデタラメだと
わかる。
それだけでなく、4回目の回答も実情と異なっていて、
非合理的に感じた。

これだけを読んでも、S課長の言うことはコロコロと
変わっていることが、読者にもわかると思います。
S課長が私に対して、理由を誠実に説明せず、
かえってウソをついている、ということもわかります。
私が「S課長はウソをついています」と言っても、
ヨコで聞いていた人事部のM課長は聞き流して
いました。

この様子は、明らかにアンフェアで、おかしい。
だから私はこの時点で、

「S課長とM課長は、この対話をする前に、
会社として作戦を立て、会社に不都合な事実を
言われても、黙殺する策を取ることにしていた
のではないか?」

という疑問が浮かびました。
M係長もS課長を援護するように、

「一年くらいはキミがやっている送付状付けだけを
やらせる。
そして、慣れてくるまで様子を見る。
ただし、新人研修は別。
それと、人によっても違う」

この「新人研修は別」という理由付けは、
常識的に考えてもおかしい。
入社したばかりの新人は全く初めてこの仕事をする
ことは、私もずっと見てきていました。
慣れていないのに、彼らはOK。
それなのに、約一年もやっている私はNGという
のななぜか?
その理由を聞いているのに、それに対しては答えて
いません。

また

「人によっても違う」

という理由付けも上と同じく、なぜ他の人と私とでは
違うことになったのか、その理由が説明されないまま
でした。

これでは私のほうに不満が残って当然です。
これは、私の疑問など全く無視した、単に言いくるめて
いるとしか思えませんでした。

それを証明できる、驚くべき事実が、その次にすぐ出ました。
横で聞いていたM課長はこう言い出しました。

「会社としては、差別しているつもりはない。
しかし、もしあなたに差別と思わせてしまい、
苦しい思いをさせてしまったというのなら、
会社として謝る。
だから、今までのことよりも、これからどうするかを
考えよう」

そしてS課長からはいきなり、こう言われました。

「今後は、皆がやっている「封入」の仕事もやってもらう
ので、後日、Oさんと、私も同席の上、その仕事の
やり方を説明します」

そして実際に、仕事内容も少し変わり始めました。
しかし、私の心は納得できませんでした。

「なぜ今まで差別的な取扱いをされてきたのか」

――これについての会社側の正当な理由が不明な
ままだったからです。

「さては、聴覚障害者への職域差別が問題になる
のを恐れて、人事部や上層部の圧力もあってS課長
はやっと、こういう対応に切り変えたんじゃないか」

と思ったりしました。

これは本当に、全く理解できない対応です。
聴覚障害者の心にこういう陰を落とすようなことは、
健聴者はもうしないでほしいです。

この二人は実は薄々と、

「職域差別に当たってしまっているのではないか」

と気づいていたから、急にこういう対応に切りかえ、
合理的理由の説明責任から逃れようとしたのだと、
私は推測しています。

確信犯だと言って間違いないと、私は思いました。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-14 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1


http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150413/Mainichi_20150413k0000e040198000c.html


<ヘイトスピーチ対策>
法務省の電話相談
がっかり


毎日新聞社 2015年4月13日 14時13分
(2015年4月13日 16時12分 更新)


法務省がヘイトスピーチの被害者対策としてPRしている
電話相談事業を巡り、相談を担当する職員らの応対に
不満の声が出ている。

現行法の限界の説明や自助努力の強調などに終始し、
被害の救済や改善への取り組みとはほど遠いケースが
あるという。
相談者は「まったく相談の体をなしていない」と落胆している。

【斎川瞳】


 法務省の対策を巡っては、上川陽子法相が1月16日、
記者会見で

「ヘイトスピーチに対する断固とした姿勢をアピールする」

と述べ、

「ヘイトスピーチ、許さない」

の言葉が入ったポスター(約1万6000枚)を作製したことを
明らかにした。

 ポスターは公共施設や駅などに張られ、

「被害などでお悩みの方はご相談ください」

として、相談先の「みんなの人権110番」の電話番号も記載
されている。

同省によると、その番号にかけると自動的に管轄の法務局
につながり、各局の職員や人権擁護委員が対応に当たる
仕組みだ。
昨年5月から今月までに寄せられたヘイトスピーチに関する
相談は約90件に上る。

 毎日新聞の入手した電話相談のやりとりによると、

「『韓国人は死ね』などと路上で叫ぶデモを見聞きするのが
つらく、怖い」

と訴える東京都新宿区の在日コリアンの男性(41)に対し、
応対した男性職員は

「不特定多数に向けられたその言葉がヘイトスピーチに
当たるかは判断できない」

「表現の自由もあり、今の法律では対応できない」

などと話した。
3月末のことだ。

 男性は

「相談に乗るのではなく、国としての立場を説明しているだけ。
諦めろと言われているような気がして悲しかった」

と話す。

 都内の在日コリアンの女性(30)は今月3日に電話した。
母校の朝鮮大学校の校門前で数年前に行われた街宣活動
について、今もネット上で出回っているその際の動画を止めて
ほしいと相談した。
街宣は、

「朝鮮人を殺しに来た」

「東京湾にたたき込め」

などと叫んでいた。

 しかし応対した男性は

「学校は法的措置を取ったのか」

「人権を守るには、まずは当事者本人が頑張ることが重要」

「殴られてもバカにされても、本人がそれでいいと言うなら、
いくら周りが止めろと言っても

『本人がいいって言っているんだから別にいいでしょう』

って話になる」

などと話した。

女性は

「相談しなければよかったと心底感じる」

と振り返る。

 ヘイトスピーチ問題に詳しい師岡康子弁護士は

「法務省に相談してさらに落胆させられるという2次被害が
起きている」

と指摘。

「救済目的ではなくアリバイ作りの取り組みと疑われても
仕方ない。
現行法では救済できないというなら、しっかり法整備を
すべきだ」

と批判する。

 法務省調査救済課の担当者は毎日新聞の取材に対し、

「個別の相談についてどんな対応があったかや、それに
対する見解などは一切答えられない」

としている。



===========================




障害者問題と同じだなぁ。

幾らハローワークが

「就職差別をなくそう」

と言っていたところで、何の効果もない。

「自然に変わるまで待っていろ」

とでもいうのだろうか。

必要なのはポスターではなく、罰則だ。
障害者差別解消法も、罰則のある「差別禁止法」
に変えるべきだ。



“日本人は差別が大好き”

『ももクロの事件から学ぶアメリカの差別観』
〔2015-04-09 19:30〕

[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-13 19:56 | 人権、差別



危険性が事前に把握されていたにもかかわらず―。


六本木ヒルズ回転ドア事故と同じだ。
あの事故の教訓が、社会全体で生かされなかった
ことは残念だ。




=============================




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150412-00000525-san-soci


山手線トラブル、
あわや大惨事
…支柱の異変を事前に把握、
列車と接触の可能性も


産経新聞 4月12日(日)19時31分配信


JR山手線神田-秋葉原間で12日早朝に架線の支柱が倒れ、
一時全線で運転を見合わせるなどダイヤが大幅に乱れた事故
で、JR東日本は同日の記者会見で、支柱の異変を把握しなが
ら対策をしていなかったことを明らかにした。
山手線の運行中に支柱は倒れ、レールに接触。
電車が進入していれば衝突し、大惨事に繋がる危険性もあった。

 同社によると、3月25日に支柱の改良工事を実施。
4月10日に支柱が傾いているのが確認され、13日に補修する
予定だった。
工事で支柱の強度が落ち、架線からの張力(約5トン)で倒れた
可能性が高い。
JR東は

「支柱と車両が接触すれば脱線などの危険性もあった。
原因を究明し、再発防止する」

とした。

 京浜東北線は同日午後3時半に、山手線は午後3時48分に
全線で運転を再開。
両路線の運行本数は終日50%程度となった。
13日は始発から通常運転の予定。



=============================

[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-13 00:39 | 六本木ヒルズ回転ドア事故

花燃ゆ - 第15話 『塾を守れ!』




NHK大河ドラマ
 『花燃ゆ』

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/






(寅次郎が閉じ込められている野山獄にて)

敏三郎;
(手話)「僕がやる」

寅次郎;
「何を・・・。」

(敏三郎は自分で持ってきた、寅次郎が教え子たちに
送った手紙『伏見要駕策』を見せる)

寅次郎;
「伏見要駕策・・・。」

敏三郎;
(手話と筆談)「僕も塾生だ。
兄上の味方だ。」

寅次郎;
「味方・・・。」

敏三郎;
(手話と筆談)「みんなが寅兄に背を向けても、
僕は寅兄を信じる。」

寅次郎;
「信じる・・・」

敏三郎;
(手話)「(僕が)一番悲しいのは、声が届かん事。
(僕が)一番悲しいんは、(みんなに)伝えようと
しても、受け取ってもらえん事。
寅兄の声は、僕が受け取る。
僕が行ってくる。」

寅次郎;
「敏・・・。」

敏三郎;
(手話)「きっとうまくやれる。
せわぁない。」

(敏三郎の表情が固くなり、そして立ち上がって去る)

寅次郎;
「待て・・・。待て。
待て! 敏三郎!」

(後ろから呼びかけても、敏三郎には分からないので、
急いで)

寅次郎;
「福川様! 福川様!」

福川;
「何じゃ?」

寅次郎;
「弟を止めて下され!
敏三郎!」

(敏三郎が戻ってくる)

寅次郎;
「敏・・・。
行ってはならん。

敏三郎、大事な仕事を頼む。
家に戻って、母上に伝えてくれ。
差し入れのつるし柿、ありがとうあんしたと。

さあ、柿を一緒に食べよう。
ほぉべたがほろけるぞ。」

(しかし敏三郎は、尊敬する兄にもそう言われた
ことに残念そうで、涙を流した)






まるで、聴覚障害者がよく使う「オウム返しのマジック」
みたいなコミュニケーションだな。

兄の立場の苦しさを理解していたのが、
同じ経験をしてきた敏三郎だったのだ。
なるほど、それならば

「松陰は弟・敏三郎から精神的影響を受けていた」

という話は、理解できる。





文;
「・・・英雄になんか、ならんでええから・・・。
そのまんまの、ただの兄として・・・。
どうか・・・どうか、どうか、帰ってきてつかぁさい。」

寅次郎;
「ただの・・・兄として・・・」

文;
「みんな、寅兄が大好きなんです。
どうか帰ってきて・・・。
生きてつかぁさい。
私たちと一緒に。」

寅次郎;
「酷な事を言うのう・・・。
それは、僕の人生ではない。

文。
兄は死にたいんじゃ。
こねな僕でも、死んでみせれば、心を動かして、
立ち上がる人間もおるじゃろう。
僕がそうしてみせなければ、どれだけ待った
ところで、志を持った者たちが決起する事は
永遠に来ん。
僕はもう・・・死ぬ事でしか生きられん。」

(伊之助に)
寅次郎;
「いつになろうと、君は僕を止める事しかできん。
死ねん人間だからじゃ。
君も、久坂たちも。

『死ぬ覚悟はある。
じゃが、むだ死にはせん』。

そねな事はうそじゃ。

『時が来る。
今ではない』

そう言い続けて、何をなす事もなく、
人生が終わるんじゃ。
声をあげん者に、声が届かん者の気持ちは
分からん。
事をなさん者に、失敗した者の気持ちは分からん!
伊之助! いつだって、お前は、はたで見物する
だけじゃ。
お前など、友ではない。
藩の犬め。
お前など、友ではない!
口先だけは立派なことを言うて、何の行動もなせず・・・。
そういう人間を、僕は最も憎む・・・。

僕も同じじゃ。
僕は、僕を憎む!
何の役にも立たん!
世のため、人のために・・・何も!」




まるで、旧約聖書の預言者たちみたいな人生だ。
預言者たちは、神の命令に嫌々ながらも従い、
預言者としての働きをなそうとした。
周囲の多くの人から、嫌われたりもした。
そして、死んでいった。

だが、それが世を変える者たちの宿命―。


日本にも「天命」という言葉がある。
寅次郎たちのような苛酷な天命は、
誰にでも与えられているのではない。

暗殺されたリンカーンもそうだと思う。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-04-12 22:52 | NHK大河ドラマ『花燃ゆ』