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職場内障害者授産施設 第二篇 (40)犬猿の仲 ~障害者間格差~


『ほくそ笑む障害者と、泣き寝入りする障害者』


2015年3月6日(金)



『『よくある質問~雇い入れる障害の種類は
同じにした方がいいか~』』
〔2015-02-21 18:30〕



では、異なる障害者を職場内障害者授産施設
(特に、特例子会社なのかもしれない)の中に
集めて、混在させるメリット(好事例)が、第三者
の立場の人によって紹介されている。

しかし、デメリットもある。


特に厳しく感じられるのは、おそらく障害者の中でも
唯一の障害者とも言える、聴覚障害者ではない
だろうか。

聴覚障害者の場合、健常者とだけでなく、
他の障害を持った人とも障害がある。
すなわち、コミュニケーション障害だ。
健聴者には気づかないので、なかなか理解されて
いない障害だ。
その難点を解決するために、ろう者ばかり集めた
職場もあるようだ。


他にも、ろう者からは、こんな証言もあった。

「車椅子障害者などは、大学を卒業している人も
いて、中途障害者は優秀な人も多い。
彼らには昇進・昇給もある。正社員待遇等、
条件がいい。
でも、ろう者には何もなくて、定年までそのまま
働かされるだけだ」


いやいや・・・。
今は、もっとひどいと思う。

就労はできるようにはなったが、格差がひどく
なっている。

せっかく働けるようになっても、結局は自主退職
や解雇(形態は様々)があまりにも多くて

「ろう者雇用で安価な労働力と助成金を狙って
いるだけなのではないか」

とさえ思える事例が多い。

それだけではない。
ろう者には、健常者との格差だけでなく、
障害者間格差も見られる。
それは前述したとおりだ。

それが、サブタイトルに

『ほくそ笑む障害者と、泣き寝入りする障害者』

と書いた理由だ。
当ブログの中から、その具体的状況を書き記した
記事を、幾つか挙げてみよう。


『職場内障害者授産施設 第二篇
 (36)職場での聴覚障害者問題は、隠蔽されるのが常』
〔2015-02-19 19:48〕



『職場内障害者授産施設 第二篇
 (38)プチ職場放棄を繰り返す精神障害者と激突』
〔2015-03-02 18:30〕




当ブログの読者には聴覚障害者もいると思うが、
その中にも、こういう経験のあった人はいると思う。

いつも我慢していて、たとえ勇気を出して言っても、
ナンタラカンタラと一方的な結論を押し付けられて
終わり
(つまり、彼らの中でだけで“解決”)
にされてしまうことが多いものだ。
その精神的苦しみを正直に吐いたブログというのは、
少ないのではないだろうか。

確かに、聴覚障害者と精神障害者は、目に見えない
障害を持つという点では共通している。
しかし、Yさんと私とでは、明らかな違いがあるのだ。

それは、私は障害について相手に理解を求め、
様々な努力もしているのに対し、Yさんはそういうことは
何もしない。

この点は、Yさんに障害の受容が進んでいないせい
もあるのだろう。

しかし、自分の障害のことを説明できない、
いや「したくない」ということは、
自分の障害のことをよくわかっていない、
という可能性がある。

あるいは、彼はもしかしたら、もう治っているのかも
しれない。
しかし、もう一つ考えられることがある。

それは、実は本人は障害者ではない
(精神障害者手帳は持っていても、
本当はもう障害者ではない)、
ということだ。(※)


(※)
『障害者雇用枠に偽障害者が存在する?』
〔2015-03-03 18:30〕




『職場内障害者授産施設 第二篇
 (39)上司の差別的扱い』
〔2015-03-04 22:41〕




Yさんの場合は、この可能性が濃厚だろう。
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by bunbun6610 | 2015-03-06 22:33 | 就労後の聴覚障害者問題E

「精神障害」って何? - 本当にこの人は「精神障害」なのか?

2015年3月5日(木)


以前に見た『バリバラ』のテーマで

「てんかん」

という番組があった。

Eテレ『バリバラ』
テーマ「てんかん」
“てんかん”を知っていますか





この障害者が持っている人たちの悩みが、当事者
自らの話で紹介されていた。
てんかんの人は、実は100人に1人の割合で
いるらしい。

ところが、実際にてんかんの人をよく知っている
人というのは、ほとんどいないらしい。

理由は、てんかんの人の社会参加がしにくいこと、
そしてその人自身も、自分の障害について知って
もらうよりも、むしろ偏見などを恐れて隠してしまう
からかもしれない。
こうした点は、難聴障害者と共通しているようだ。


てんかんの人が就労できても、その突然の発作が
起きてしまうと、もうどうにもならないらしい。
治まるまで我慢で、周囲の人も見守るしかないそうだ。

勤務中に起きると、仕事どころではなくなって
しまう。
それが何度もあるうちに、職場内で「給料ドロボー」
とささやかれたりすることもあった、という。

テレビに出ていたゲストには

「ひどい!」

と言っていた人もいたが、私には「給料ドロボー」
は言い過ぎでも、一緒に働く労働者の負担の重さ、
その気持ちはよく理解できる。
私も、一緒に働く精神障害者の面倒を見る立場なので、
文句を言いたくなる気持ちも理解できるのだ。
一番問題なのは、誰か一人に、あるいは少数の人に、
そういう負担を強いている会社のほうにある。


私は聴覚障害者なので、発作はない。
しかし、耳が聞こえないのも、どうしようもなくて、
健聴者が忙しいと筆談も難しくなってしまう。
手話ならいいと思って提案してみても

「手話はできません」

と簡単に拒否されてしまう。
だから忙しい時にこそ手伝いたい、一緒に働きたい、
と思っても、自分だけほったらかしにされて、
どうしようもない場合がある。

周囲の健聴者は

「聴覚障害者は電話に出なくていいから、いいわねぇ」

「聴覚障害者は、あれだけ仕事をやっていればいいから、
いいね」

みたいに思われているようだ。
それを思うと、私の心の中は、やはり辛いのである。

結局は我慢して、自分の仕事を一生懸命にやるだけ
なのだが。

忙しい時を乗り切ると健聴者たちは、アットホームな
雰囲気になり、今度は楽しそうにおしゃべりを始める。
でも、その輪の中にも、私は入れない。
だからその時も、私は辛いのだ。

自分と彼らは結局、つながっていないのだと感じる。
それが「孤独」というものなのだろう。
聴覚障害とは、そんな障害がある人なのだ。


精神障害はどうだろうか。
一言で精神障害者と言っても、人により様々のようだ。

昔からよく聞いていたのは

「精神障害者は、優秀で真面目な人が多い」

(「優秀で真面目だった、という人が多い」
の間違いかも・・・)

だった。

だが、例えば、私の職場にいる2人の精神障害者を
見てみると、よくわからなくなってしまう。

D上司は『優秀で真面目な人』だという見方が合って
いると思う。

しかし、Yさんの場合は、見かけは真面目そうで
あっても、実はいい人ではない。
いや、ハッキリと言えば「ずる賢い」。
少なくとも、私から見たらそうだ。

頭が悪くて仕事は覚えないし、教えても直ぐに
忘れるのが常だ。
仕事や対人関係でも好き嫌いが激しく、プライドが高い。
健常者の言うことは聞くが、障害者の言うことは
聞かない。

「自分は障害者じゃない。
障害者の仲間には入りたくない」

といった、他の障害者を卑下するような態度が
見られるのだ。

それでいて、彼は精神障害者手帳を持っているし、
障害者枠雇用なのである。
それで、自分の認定等級にも、福祉制度の内容にも
不満を言うのである。
その知識は覚えるのに、仕事は覚えない、というのは
おかしい。
要するに自分の得になることしか、しない人なのだ。

そのことを話してみたら、本人は

「薬を飲めば、健常者と同様に働ける。
今まで、就職に苦労したことはない」

と言う。
聞いていると、ますます理解できなくなる。

冗談ではない。
Yさんはそれでいい、と思いいていても、
こちらは大迷惑なのである。


Yさんは、なぜクローズで働かないのか。
なぜ障害者枠に入って、後輩のくせに生意気な態度を
取るのだろうか。
彼だけは、他の障害者を見下しているかのような、
差別的な勤務態度なのである。
会社も上司も

「これが精神障害だから、理解して(我慢して協力して)
あげて」

と言うが、我慢するほうが苦痛なのだ。
上司たちは、それをわかっていない。

上司から注意を受ければ、Yさんはそれを一応は聞く。
上司とは揉め事は一切起こさない。
しかし、障害者に対しては無視、無関心という
“間接差別”をする。

「上手いなぁ。
本当にこれが出来る人が、本当に精神障害者なのか?」

と思ってしまう。
要するに、仕事はしなくとも、ずる賢いのである。

上司は

「これも精神障害だから(ほっておいて)」

と言って、彼をかばう。
いや、Yさんを相手にしないのかもしれない。

しかし、それをいいことに、彼はますます他の障害者
を無視して、好き放題にサボっては、タバコを吸って
いる。
どうも、障害者雇用枠に潜り込んで、自由を満喫して
いるようなのだ。
甘えもいいところだ。
彼を見ていると、私は精神障害者が嫌いになてくる。

「これではイカン・・・」

と思いつつも。
本当に、これも精神障害の特徴の一つなのだろうか。


私は、彼が「精神障害者だから」ではなくて、彼の「人格」
が原因なのだと思っている。

それを周りの人が「あれが精神障害だから」という一言で
かばってしまうから、こうなるのではないだろうか。
手帳があると、そういう逆利用もされているのかもしれない。
手帳こそ、水戸黄門の印籠みたいなものだ。

これは「てんかん」や「聴覚障害」といった「障害」とは違う。
彼は、本当に障害者なのだろうか?
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by bunbun6610 | 2015-03-05 22:32 | 就労後の聴覚障害者問題E

我という唯一性と、交換可能な障害者雇用の相反性


2013年8月に、私のいる特約店部が、
新宿店から板橋店へ引っ越した時のことだ。

「新宿店は壊して、建て替えるので」

という理由での引越しだった。
この時はまだ、特約店部の縮小はなかった。
だが、法人部と分かれて、建物も小さくなったので、
清掃員はいなくなった。

それで、部署の人で毎朝、清掃をすることになった。
その為の清掃用具を、E上司が購入した。
E上司の指示で、最初は全員でグループ交替制で
やっていた。
しかし一週間も過ぎると、だんだんとやらない(サボる)
人が出てきて、次第に抜けていった。
そして、手抜きの清掃を少しやるだけの人もしばらくは
いたが、我慢できなくなったのか、
とうとう誰もやらなくなっていった。

発起人のE上司はやらなかったのだが、
そのことについて文句を言える人など誰もいない。
だが、ルールは知らんぷりになっていった。

部屋はすぐに、どんどん汚れていったが、
それでも誰も掃除をする人はいなかった。
障害者にもいなかった。

営業マンは商品を売ってなんぼ・・・の仕事だから、
掃除なんかやってもしようがない。
売上アップさせて、清掃員を雇うことは夢のまた夢
の話で、自分の首の皮一枚をつなぎ止めるのが
精一杯だった。


そこで、その清掃は私が一人でやることにした。
勿論、営業サポートの仕事を優先しながら、
手の空いた時に清掃した。
そのかいがあって、部屋はとてもきれいな状態を
保っていた。
しかし、それ以来ずっと、私以外に清掃をやる人
はいなかった。


昔、私は、あるレストランでバイトをしていた時、
自分よりずっと年上で、ベテランのおばさんに、
こう言われたことがある。

「あなたがいると、誰もこういう仕事をしなく
なっちゃうのよ」

皮肉なことだ。

真面目にコツコツとやる人間がいると、
他の人はサボり出すのだ。

それで

「そういうことは、どこの職場でもあることなのだろう」

と思った。

皆が真面目にやりたいわけではない。
では、真面目にやりたくない人は、一体何の役に
立っているのだろうか。
それはその会社の中で、ではないかもしれない。

例えば、給料を貰っても、金遣いが荒い男がいたとする。
それは会社や家には貢献しない男だが

「社会にお金をたくさん落としていってくれる男」

という見方はできる。
掃除をしない人たちも、様々だろう。
やっぱり、この世に要らない人間など、
いないのではないか。


ところで、最後に、その掃除や、掃除をする人は
どうなったかも、読者は知りたいだろう。

私は、3月15日で、この会社を去る。
おそらく、その後は誰も掃除をする人はいなくなる
ことだろう。

でも逆に考えてみれば、それは一人ひとりが、
そういうかけがえのない存在だということなのだ。

会社は、そんな障害者でも助成金目当ての
使い捨てにするだけだったが。
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by bunbun6610 | 2015-03-05 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E

職場内障害者授産施設 第二篇 (39)上司の差別的扱い


『なぜか、精神障害者には軽い仕事、
聴覚障害者には重い仕事を指示する上司』

『精神障害者には、腫れ物に触るように接し、
聴覚障害者はボロクソに使う健常者上司』



2015年3月4日(水)


今日の予定表には、

 ①つくば中央警察署(茨城)

 ②船橋東警察署(千葉)

 ③所沢陸運事務所(埼玉)


の仕事が書いてあった。

この仕事を全部、私一人で今日中にやるのは
無理だが、この日はYさんの仕事がなかった。

E上司がやって来て、私に業務指示をした。


E上司;「今日は、船橋東警察署とつくば中央警察署
をお願いします」

私;「えっ?! どうしてですか?
つくばは茨城ですよ。
だから、基本的にはYさんと決まっていますよ」

E上司;「じゃあ、つくばはYさんに任せるから、
あなたには船橋東警察署と所沢陸運事務所を
お願いします」

私;「えっ?! どうしてですか?
つくばと船橋東は近いのですから、この2つを
セットにするのが普通の考え方ではないですか?
船橋東と所沢とでは、ここからまるっきり逆方向
なので、交通費も時間も、だいぶかかってしまい
ますよ。
それでもいいのですか?
Yさんに能力がないから、私に『こうやれ』と
指示するのですか?」

そこまで言うと、E上司の表情は険しくなり

E上司;「それを言っちゃダメだよ」

の合図を出した。
しかし、私も今度は引き下がらなかった。

私;「理由を言って下さい」


しかし、E上司はその理由を言わず、
なぜかずっとはぐらかしていた。
だから私は、こうも言った。

私;「これは、理由を言わなかったら納得できません。
あなたの言っていることがおかしい、と考えます」

E上司;「Yさんの心の病気のことは、
言っちゃダメだよ」

私;「それはわかりますが、それと今の理由とは、
何の関係が?
誰だって、障害のことはあまり言いたくはないです。
私だって『偽障害者ではないのか?』と言われた
ことがあります。
でも障害の認定は、医者とグルになって、
受けることは可能だそうです。

会社は、Yさんをかばいすぎだと思います。
それで誰も迷惑をしていないのならば、
別に結構なことです。
しかし現実は、Yさんの尻拭いをしているのが
私なのです。

Yさんだけでなく、Aさん(うつ病のオストメイト)が
いた時も、F上司はAさんの好きなように決めて、
Aさんが嫌がる仕事は私に指示していました。
それで、直行直帰のサービス残業になる事も、
しばしばでした。
私は不公平感を感じましたが、我慢していました。

そういう私の気持ちを、あなたは考えましたか?
もう、こんなことはやめてほしいです。
私はこの会社を辞めた後、このことを親会社へ
報告します。
そして、Yさんの障害についても

『本当に障害者なのか』

という疑いがあることを、厚生労働省に告げたい
と思います」


E上司は

「わかった、わかった」

という様子になりながらも

「でも、心の病気のことは、本人にしかわからない
ことだから、他人が言うことはないよ」

と言う。


これを聞いた(筆談文を読んだ)私は、
ますます健常者の考え方が理解できなくなった。

本当に、このままがよいのだろうか?
いやいや・・・それでは私が大変なのである。
だから私は、こう言った。

私;「あなたは部下に仕事の指示をするだけ
なのだから、それでもいいと思っています。
しかし、それではYさんの代わりにやらされて
いる私の立場を考えたことではない。
私は、納得できません」

しかし、そこまで言っても、E上司は不合理な
指示を出した理由を説明しない。

それからは態度が一転し

E上司;「それでは、あなたの希望は何ですか?
今日は所沢がやりたいのですか?」

と聞いてきた。

私は

「こんなのはおかしい。
本当のコミュニケーションではないではないか。
だから、本当の障害者問題を理解できず、
上辺だけの処理で職場の人間関係もおかしく
なってしまうのだ。
もう信頼関係なんて無理だ」

と思った。
しかし、こういう相手に、何度言ったところで、
それがわかるわけがない。

疲れてきたし、自分が仕事をする時間も
なくなってしまう。
私は

「茨城、千葉をやってもいいですが、
それなら今すぐ出発しないといけません」

と伝えた。
するとE上司は

「つくばはまだ、書類が出来るまで待って
いるところです。
所沢の後に、もう一件仕事が入るかも
しれないから、所沢は?」

と言う。

私;「所沢だって、ここからは往復6時間ほど
かかります。
ですから、『もう一件』は難しいと思いますよ」


E上司は、それをわかっていなかったので、
逆に私が驚いてしまった。
私よりもずっと長く、この仕事をやっているE上司は、
部下にノルマを要求をすることしか覚えていなかった
のだから。

もう、私が手綱を取って

「どっちも、もう出発したほうがいいですが、
茨城は書類がまだなので、私が先に出て、
所沢へ向かいます」

と言った。

それでも、納得がいかなかった私は、
もう一度E上司に聞いてみた。


私;「Yさんの専門は茨城です。
千葉は茨城と近いのに、なぜ私に、
千葉をやれと言ったのですか?」

すると、E上司は苦し紛れに、自分の勝手な
見解でこう言った。

E上司;「あなたのほうが、千葉はよく知って
いると思って・・・」

私;「おかしいですね、それは。
Yさんは千葉在住ですよ。
だから、Yさんのほうがずっと知っています。
この前の山武警察署、東金警察署、茂原警察署
だって、私は夕方に終わって、そのまま直帰だった
のだから、本当ならば自宅が近いYさんに任せた
ほうが良かった。
それなのに、なぜ私に頼んだのですか?
やはりYさんには、そこまでやらせることは無理
だからですか?
そういう特別扱いをいつまでもしているから、
こんなことになるのでは?」
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by bunbun6610 | 2015-03-04 22:41 | 就労後の聴覚障害者問題E

心の柔軟性




NHK『あさイチ』
〔毎週月曜~金曜 午前8:15~9:54〕




3月3日(火)放送番組のゲストは、
プロスケーターに転向した鈴木明子氏だった。

「その時の気分にもより、食べるものを
選択するように変えた」

という鈴木明子氏。
以前は、そんな柔軟性はなかったそうだ。

「以前は、ポキンと折れちゃう強さだった」

オリンピックを目指す選手時代、
プレッシャーや食事管理から摂食障害になり、
激ヤセした。
どん底からの復活劇で、ソチ・オリンピック8位入賞。

実は、その病気をきっかけに、母も変わったという。


字幕付きテレビを観て、感想を書き、
このブログに投稿する機会ができた。

字幕がなかった昔は、そもそもこういうことが
ほとんど不可能だったので、やろうともしなかった。

でもそれは「できない」のではなくて
「チャンスがなかった」ということのなのだ。

環境が整っていなければ、誰でも不得手なのが
当たり前だろう。

昔は、トーク番組はほとんど観なかった。
観たとしても、笑えることなんかなかった。

でも、字幕が付くようになった今は、
笑うこともできる。
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by bunbun6610 | 2015-03-04 20:50 | 雑談

障害者雇用枠に偽障害者が存在する?

この記事タイトルだと、2014年3月の佐村河内氏
謝罪会見を思い出すだろう。

それ以前にも北海道で医者とグルになって聴覚
障害者と偽り、障害年金を受給していた、
という事件があったらしい。

医者とグルだったのかどうかは知らないが、
医師には医師免許停止という処分があったとか。


北海道新聞
『前田医師ら3人逮捕 詐欺などの容疑』
〔2009/06/11〕



社会保険労務士事務所 全国障害年金パートナーズ
『障害年金詐欺を行った医師の末路』
〔2014年4月18日〕




ところで、「疑わしい」と思われるのは、
聴覚障害だけではないかもしれない。

もし、こんな密告文があったとしたら、
どういうことになるだろうか。



厚生労働省
障害者認定課

私の職場には、何人かの障害者が働いています。
また、私はこれまでも紹介者雇用でしか
働くことが出来なくなる身になって以来、
ずっと障害者雇用でしか働くことが出来なく
なりました。

それで、今までに数多くの障害者も見てきました。

しかし、その中でも精神障害者は、
私も近年になって初めて毎日接するようになった
ばかりなので、未だにその障害のことは、
よくわかりません。

いえ、「よくわからない」と言うより、
正直に言いますと、中にはその人が
障害者手帳を持っていること自体が
「疑わしく」思う場合もあります。

私の職場には、Yさんという精神障害3級(※1)
人がいます。


(※1)
情報屋 くれよんBOXの
目からウロコの制度情報
『精神障害者保健福祉手帳
障害等級判定基準(3級)』





他にもD上司が精神障害者です。
D上司の障害等級はわかりませんが、
D上司もYさんと同程度の、ごく軽い障害者
にしか見えません。

Yさんは

「決められた時間に薬を飲んでいれば大丈夫」

と言っています。
本人は

「5年ほど前に精神障害者になった」

と言っています。
前職はプロカメラマンだった、と言います。
カメラマンを辞めた理由は

「子どもが少なくなってきて、
仕事が入らなくなってきたから」

と言っていました。
障害が直接原因ではないようです。
現在は両親と3人で、実家で暮らしている
そうです。

一方、D上司は

「薬の他にも、点滴を受けるために、
病院に行かなくちゃならない」

と言っています。

すると、両者は見た目ではほぼ同程度でも、
障害による負担はD上司の方が重い、
ということになりそうです。

しかし、職場での人間関係上で、よく問題の発端と
なっているのが、Yさんなのです。

本人は

「薬を飲んでいるので大丈夫」

と言いますが、別紙の資料(状況証拠)を見れば、
とてもそんなわけにはいきません。

彼と関わらなければ問題は起きないのですが、
関わりの中でやっていくとなると、
ことらにも大きな負担になってきます。

私の個人的見解ですが、それはおそらく、
彼の障害が原因なのではなく、
人格が原因だと思います。

そう言えるほど、D上司とYさんとの勤務態度には、
大きな開きがあるのです。
精神障害とは、このような人格的障害
(と言うより「人格的欠陥」だと思いますが)
も含まれるのでしょうか。

もしそうなら、それは本当に仕方のないこと
ですから、会社にもその障害者だけでなく、
一緒に働く人へも、もっと適切な配慮が必要
だと思います。
会社は、そうした配慮を怠っていた、
と言えると思います。

ところがこの会社では、単にYさんのワガママ
にしか見えない問題態度を見ても、
見ぬフリをしています。
ミスをしても誰も注意しません。
上司も誰もがが、です。
その状況をいいことに、問題が起きても、
Yさんは知らん顔して、
D上司の背中に逃げてしまいます。
Yさんも、それに味を占めたのか

「それで解決する」

と思うようになったようです。
だからYさんには、誰も手をつけなくなって
しまったのではないでしょうか。
それでYさんがますますいい気になって、
迷惑をしたのは、彼と一緒に仕事をする
人間なのです。

他の人は、上司も先輩も、Yさんとは
一緒に仕事をしないから、
関係のないことだと思っているに過ぎません。

もし、Yさんと一緒にやらなくてはならなかったら、
誰もが嫌になったと思います。
Yさんの勤務態度は、覚えても直ぐに忘れ、
覚えたことをやるにしても、あまりにもミスが多く、
遅過ぎるのです。

「彼だけ何もしなくていい」

のはどうしてなのでしょうか。
それを「特別扱い」と言うのではないでしょうか。

(これは、Yさんで始まったことではないのです。
少なくとも

「この部署ではYさん以前から、
昔からやっていた」

ということです。
これは、この部署に残った者だけが知っている
秘密です。)

だから、誰も相手にしなくなるのです。
そういう状況になってくると、もはや障害だけの
問題ではなくなります。
障害ではなくて、やる気がないからでは
ないだろうか。
ともかく、とてもグレーなことに見えるので、
どうやって手をつけたらよいのかも、
わからなくなってしまいます。

以上のようなわけで、私は

「Yさんは本当に障害者なのか?」

と、疑わしく思っています。

これが誤解だとしても、とてもそれだけ
言われただけでは、私は納得できません。
なぜならば、現実にYさんと一緒に働いている
のは私であり、現に精神的苦痛を感じて
いるからです。
上司や、その他の人には関係のないことでも、
Yさんの分まで頑張らなくてはならない私は、
大変なのです。
会社は、Yさんへ配慮するだけでなく、
Yさんと一緒に働く人の気持ちも理解して
欲しかったと思います。

例えば、聴覚障害の人ならば、補装具等を装用
しても、障害が完全になくなるわけではありません。
しかし、精神障害は

「薬を飲めば大丈夫」

なのだと言う。
D上司の場合は、それに点滴もありますが、
そういう医療措置を続けていれば、
二人とも大丈夫なのだと言います。

ということは、それさえしっかり行っていれば、
健常者と同じ、ということになります。
でも、聴覚障害者はそうはいきません。

精神障害は障害というよりも、
病気と大差ないのかもしれません。
他の障害者から見れば、そんな軽い感覚です。
しかし、そうした障害の違う人も、
平成30年度からの精神障害者の雇用義務化
(※2)
に基づき、一緒に働くようになる機会が
増えると思われます。


(※2)
労政時報の人事ポータル jin-jour(ジンジュール)
『改正障害者雇用促進法案が成立、
精神障害者の雇用義務化は平成30年4月1日から』
〔2013.06.14〕




その時に、他の障害者との間で、摩擦が起きたり
はしないでしょうか。

健常者の病気との違いは何かと言うと、
Yさんの場合、薬を飲み続けなければならないこと、
回復が難しいことなのかもしれません。
しかし、そういう病気なら健常者にもあります。
そして、何よりも一番問題なのはYさんが薬を
飲んでいようといまいと、ワガママな性格だと
いうことでしょう。
だから、Yさんの症状は「心の病気」ではあった
としても、障害ではないのではないでしょうか。
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by bunbun6610 | 2015-03-03 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E

「ホットプレート活用術」に学ぶこと - 会社人事の極意



NHK『あさイチ』
〔毎週月曜~金曜 午前8:15~9:54〕




3月2日(月)放送で見た「ホットプレート活用術」。

ホットプレートというのは、
ごくたまに、面倒くさそうに出して使う程度の
モノらしい。
普段はしまいっぱなしにしている家庭が多いとか。


会社人事も、実は同じことをしているかもしれない。
というより、それが濃厚だ。

会社は何もせず、雇い入れた従業員が成長する
のを待っているだけである。

そんな状況だと

「出る杭は打たれる」

のを恐れ、誰も積極的にやらない。

自分の担当範囲を縄張りに変え、
それだけをする消極派ばかりになる。
自分の力を眠らせている人も多いだろう。

そして、高齢者や女性、障害者の潜在パワーも
眠ったままにさせてしまう。

そして、際限のない非正規・使い捨て雇用が続き、
それが今や企業だけでなく、デフレ経済長期化や、
国家の財政危機をも招いたのだろう。
これは、企業の責任なのだ。

『助成金が社会を腐らせる』
〔2015-03-01 18:30〕


も、まさに企業消極性の典型だろう。


「本当に使えない人などはいない」

人事部の本来の仕事とは、
人を切り捨てることではなくて、

「雇った人を、会社も責任を持って育てる
ことを目標とする」

べきだろう。

ある有名ホテルは

「従業員こそ、会社の財産」

だと言い切る。

また、ある偉大なシェフ・ドゥ・パティシエは

「我々(店、会社)は人(従業員)を預かっている存在」

だと言い切る。

どれも素晴らしい考えではないか。
そういう会社が、日本にはまだ残っているのだ。


ところで、先ほど話したホットプレートだが、
実はこれは万能調理器具なのだという。
それなのに、なぜすぐに眠ってしまうのか、
おかしいではないか。

ある時は「大きなフライパン」

ある時は「大きなお鍋」

ある時は「蒸し焼き器」「ロースター」

調理後の最後にも「大きなお皿」代わりとして、
活躍できる。
このままテーブルに運んで、皆で楽しく食べられる。

ホットプレートは、いろんなことができる、
万能選手だった。

当然、それを眠らせていた責任は、その能力を
使おうとしなかった持ち主にある。

会社の人事部も、そういう着眼点を持った
スペシャリストになってほしい、と思う。

勿論、障害者をすぐに切り捨てることのないようにと、
釘を刺しておく。
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by bunbun6610 | 2015-03-02 22:38 | 就労後の聴覚障害者問題B

職場内障害者授産施設 第二篇 (38)プチ職場放棄を繰り返す精神障害者と激突

2015年3月2日(月)


精神障害者をフルタイム雇用している職場として、
以前にテレビで紹介された事例がある。

『Eテレ『バリバラ』
 テーマ;『就労;バリバカンパニー大集合』』
〔2014-07-12〕
『富士ソフト株式会社』



そこでは、症状が様々な複数名の精神障害者
がチームとなって、働いている。
だからフルタイム就労であっても、
実際には心の調子が良くないとかで、
早退したり、休む人もいる。

「その場合は、その人の分の仕事は
どうするのか?」

という問題が生じる。

それを、この会社では

「誰かが途中で抜けてもチームワークで、
その人の分を代わりの人がやる」

ということで解決しているそうだ。

いかにも

「こんな美しい人間関係の職場を、
精神障害の人が作り出している」

という美談でもつくったかのような
プレゼンだと思う。

なぜ、そう思うかというと、
私が精神障害者やうつ病の障害者と一緒に、
何年か働いてきた経験からである。
仕事の内容自体は大変ではなくとも、
精神障害者にヘンな配慮をしなければならない
ということは、案外精神的負担が重くなるものだ。

精神障害者も、目には見えない障害を持つ人、
という点では、聴覚障害者と同様だ。

しかし、彼らに特有の

「やる気が出ない障害」(気分障害)

があるといって、そこまで面倒を見る立場としては、
大変なのである。

なぜかというと、私の職場にいるYさんという人
(精神障害3級)の例では、それは「ワガママ」と
変わらない態度だからである。

例えば、同じ仕事なのに、正社員の健常者が
Yさんに何か仕事を頼むと、Yさんはそれを
すぐにやる。
一見、ごく普通に見えることだ。

ところが、である。
障害者が頼んでも、Yさんはやろうとしないのである。
このような、あからさまな差別的態度が見えるので、
Yさんは

「とても好き嫌いが激しい人」

に見える。

仕事内容や、相手による差別意識、
プライドの高さがあって、
精神的に安定感がないことは間違いない。

その状況を、当カテゴリーで

『職場内障害者授産施設』

『同 第二篇』

で書いてきたつもりだ。

ノルマとまでは言われなくても、多くの仕事量を
頼まれるのは、いつもYさん以外の障害者
なのである。
つまり、Yさんに配慮して、上司たちは各人の
仕事量を調整しているわけなのであるが、
他者から見れば、ある程度は仕方がないとは
言っても、やはりYさんだけの配慮=特別扱いが、
不公平に映るものである。

会社上司にしてみれば、精神障害者は
ほったらかしにしているから、Yさんはその状況
に居直ってしまう。
Yさんだけ、何もしないのだ。
別に心身のどこが悪いというわけでもないのに、
ほとんどサボっているのである。

他の障害者が我慢して頑張っていると、
それがだんだんとエスカレートしていくのだ。
だから、人を管理する立場にあるはずの、
上司も上司だ。

私は、今日もE上司に

「あなたには頑張ってもらいたい」

と言われ、大変な仕事を任されてしまった。
上司は、隣にいる怠け者Yさんをほったら
かしにして、である。

もう、馬鹿馬鹿しくなってくること甚だしい。
上司の無能さにも呆れる。
そんな人を上司にした会社も会社だ。


『職場内障害者授産施設 第二篇
 (34)障害者雇用の宿命』
〔2015-02-12〕



確かに、それは期待されているのだから、
いいことなのかもしれない。
仕事がないよりは、与えられるほうがいいだろう。

しかし、やらされているばかりのほうも、
やはり大変なのである。
上司もYさんも、それを理解していないのが
問題である。


Yさんは今朝も9:00には出勤していたが、
やはりいつもと同じように、自分の座席に
坐ったままで、何もしていなかった。

私も過去に何度か、Yさんに教えた仕事は
あったが、きれいに全部忘れているのか、
何もしなかった。
それで、自分のスマートフォンを見ていたり
している。
正社員の人が全体朝礼のため、8階へ移動
してしまうと、部署の部屋に残ったのは障害者
3人だけになった。

Kさんは、メール便で届いた車庫証明の担当
スタッフを調べて、配布していた。

私は、先週に届いていたカタログの作業を
していた。

しかし、Yさんだけは、何もしない。
それどころか、一人でどこかへ行ってしまった。
多分、タバコを吸いに行ったのだろう。
毎朝の喫煙は、彼の恒例行事になっていたからだ。(※1)


(※1)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (8)すぐタバコへ逃避する精神障害者』
〔2014-10-03 18:30〕



その間に、8階から正社員の人たちが戻って来て、
今度は部内朝礼を始めた。
ところが、Yさんだけいなかった。

部内朝礼の途中から、Yさんが戻って来て、
朝礼を終えた。
しかし、Yさんに注意する上司は、
この時も誰もいなかった。
このようなことが、もう度々あることなのだ。(※2)


(※2)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (29)遅刻癖が治らない精神障害者』
〔2015-02-06 22:05〕



『職場内障害者授産施設 第二篇
 (15)非常識な新人障害者』
〔2014-11-29〕



そのまま、何事もなかったかのようにして、
Yさんはまた自分の座席についた。
そして、仕事はまだ何もしない。

「教えた仕事があっても、やろうとしない」

「この前、D上司からも言われたはず(※3)
なのに、Yさんだけ何も変わっていない」


(※3)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (36)職場での聴覚障害者問題は、隠蔽されるのが常』
〔2015-02-19 19:48〕




それでもう、私の頭には大量の血が昇っていた。
私はどうせ今月の15日で退職することが
決まっているので、こんなことはどうでも
いいのかもしれない。

Yさんがサボっているのなら、私もやらなくて
良かったのだ。

だが、そうすることで、その仕事の負担はKさん
に移る。
Kさんはやはり、何も言わない。

わりと我慢する性格のようだから、私は以前に
新宿店にいた時のK田さんを思い出した。

以前にいた、私の先輩障害者Aさんの話によると、
K田さんはうつ病になり、長期休養したものの、
復帰することが出来ず、そのまま退職したようだ。
だから私は

「このままでは、私がいなくなった後、
Kさんもそうなってしまう心配もある」

と心配した。
それで、まずYさんと筆談で話してみた。





私;「Yさん、仕事はしないの?」

Yさん;「(無視している)」

私;「今は、それを見ているだけなの?」

Yさん;「何が言いたいの?」

私;「わからないの?」

Yさん;「?」

私;「とぼけているのが、あなたの性格
なのでは?」

Yさん;「GLに言ったら?」

私;「わかりました」

(以上、原文のまま掲載。
GLとは、D上司、E上司のこと)




この文面からだけでは、読者が状況を想像する
ことは難しいかもしれないが、結局のところ、
Yさんは私の話をまともに聞いていないことが
わかる。
要するに、私を無視しているのだ。

Yさんが

「GLに言ったら?」

と言ったのは

「あなたの言う事など聞く気がないよ」

という意思表示と受け取れる。
ということは

「GLが命令しなければ、私はやらない」

ということだ。
先輩に対して、こんな高慢な態度を見せるのは、
随分と思い上がっている。
他の障碍者は皆、働いているのに、
Yさんだけ堂々とサボっているのだ。

これは、決して彼の精神障害が原因ではない。
人格の悪い健常者が障害者だと偽って、
障害者手帳を取得している可能性があるだろう。

私だって、Yさんが

「上司に言われたから」

とか

「クビになりたくないから」

という理由で、仕方なく表面的に改める、
というのでは納得しない。

Yさんの言う通りに、GLに話したところで、
またこの前の二の舞になることは目に見えていた。

GL2人が取った、あの対応(※4)は要するに

「臭いものにフタをする」

「障害者問題を隠蔽する」

ということなのだ。


(※4)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (36)職場での聴覚障害者問題は、隠蔽されるのが常』
〔2015-02-19 19:48〕




Yさんも

「どうせまた、そうなるに決まっている」

と思っているから、人をなめたことが言える
のだろう。
Yさんは

「GLに任せれば、何とかしてくれる」

と思っているのだ。
GLはそれに引っかかっているのだ。

だから

「GLが言うことなら、言う事を聞くが、
あなたの言うことは聞かない」

というワケだ。

そこで、私は別の対応を取ることにした。
GL2人を飛ばして、人事部のKさんに、
今までの経緯から話した。

最初は人事部障害者担当のK塚さんに話した。
K塚さんは

『Yさんが覚えて、仕事をするようになるまで、
何度も何度も教えて下さい』

というアドバイスしかしなかったことを話したが、
言うことを聞かなくなったYさんには、
全く通用しなかったことを話した。 (※5)


(※5)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (30)すぐ忘れる障害者』
〔2015-02-06〕



その次に、人事部Kさんにも、昨年11月に相談した。
Kさんは

『もう少し、状況を見てみる』

と話した。

その後、今年2月にトラブルが起きて、GL2人がYさんと
Kさんから話を聞き、私に

『YさんとKさんには言っておいたから、
あなたも3月15日までは頑張ってもらいたい』

と説得されて、一応は収まった。
しかしその後も、Yさんだけは変わらず、仕事をしない。
遅刻も相変わらずする。
タバコを吸いに行く回数も尋常ではないことなどを話した。

「幾ら精神障害があるからといっても、
あれが障害だから、こっちに我慢させる、
というのは不公平過ぎる」

と話した。

前に新宿店にいた時のK田さんが休むようになった
事例を引き出し、私の退職後は、Kさん一人への
負担増になるだけなのが心配だ、と話した。

そこまで話すと、人事部Kさんもさすがに、
Yさんをかばいきれなくなり

「本当にYさんが働かないのであれば、
雇用契約を切る」

とも話した。

一応、それだけ話した後は、部署に戻った。

そして今度は、YさんとE上司が、またあの時(※6)
のように、音声会話でその日の仕事の割り当てについて、
話し合っていた。
先輩の私が、またも後回しにされてしまっていたのだ。
私は、上司と後輩のやりとりを見ているだけで、
そこで決まったことを指示されるだけだった。



(※6)
『聴覚障害者差別の原因は、
健聴者の人格的欠陥にある』
〔2014-03-31 19:00〕



これは、じゃんけん(※7)よりもひどいことだ。


(※7)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (20)仕事の割当をじゃんけんで決める職場』
〔2014-12-19 18:30〕


その時は、Yさんは楽な

「大宮方面の仕事がしたい」

と言っているようだ。
Yさんはなぜか、大宮の書類だけ、既に持っていた
からだ。
これはおかしい。
誰がどこへ行くのかは、GLが決めると決まっている。
Yさんが勝手に希望を言って、決めるのではない。

私が

「何を勝手なことを言っているんだ?」

と言っても、Yさんは無視して、
E上司とだけ話している。
聞こえない先輩の私を差し置いて、E上司から先に
承認を取ろうとしていたのだ。

今度は、私も黙ってはいない。

「おい! 何を話しているんだ!!」

と怒鳴り声で言った。
しかし、二人ともやはり無視している。

そこで今度は

「千葉は、お前が行け!」

と言った。
それも無視された。
今度は

「二人だけで話して、勝手に決めるなよ!」

と言った。
またまた無視された。
しかも、Yさんは今度はベロ出しして、
おちょくってきた。
E上司が見ている前で、だ。
しかもE上司まで、そんなYさんを咎めることが
なかった。

E上司まで

「Yさんは心の病気だから、聴覚障害者に対して
差別的な態度を取っても許すべきだ。
しかし、聴覚障害者が精神障害者に病気のこと
を言うのは許されない」

と考えているようだ。
私は我慢できなくなり、Yさんの作戦と挑発に
乗ってしまった。

私がついに

「お前がやる気がないからだろ!
バカなのか?」

と言った。
Yさんは一瞬、怒ったが、すぐにまた無視した。

しかし、E上司はこれを無視できず

「今、何て言ったの?」

と言った。
私は繰り返した。

「今言ったとおりです。
『バカなのか?』と言いました」

さすがに今度は、E上司も真剣になって、
私の相手をしてきた。
E上司は私と場所を移動し、そして

「何が言いたいの?」

と言ってきた。
私は、今後の自分のやることについて、
話し始めた。

「Yさんは

『GL(D上司、E上司)に言ったら?』

と、さっき言いました。
でも、GLに話しても、また同じ繰り返しに
なるだけだとわかっています。
だから、今度はもう、外部の人に話します。
勿論T社関係者に、です。」

すると、E上司は、今度は

「どうしてほしいの?」

と聞いてきた。
しかし私はもう、この会社の人間に言っても
ムダだとわかっていて、諦めていた。
だから

「私はどうせ3月15日で辞めるので、もういいです。
退職後、外部の人に話します」

と言った。
E上司は

「わかりました。
でも、3月15日までは、あなたもがんばってほしい」

と言った。

E上司にはまだ、事の重大さが、わかっていないように
思えたが、仕方がなかった。

それだけ期待されて、頑張れる自分が雇止めで、
仕事をしないYさんがなぜそうならないのかが、
理解できなかった。
理解できるとすれば、やはり人事部の助成金繰り返し
受給目的、戦略だとしか思えなかった。
助成金のことしか頭にない会社に、何を言っても
仕方がないのだ。


Yさんは、本当はニセ障害者なのではないか、
と思えなくもない。
私が「バカ」と言った時、Yさんはジェスチャーと
自己流手話で応酬してきた。

私;「(仕事をしないのは)バカだからだろ」

Yさん;「(目を丸くして、怒った表情を見せる)・・・。」

私;「バカなんだろ」

Yさん;「(無視するが、自分の両耳に人差し指を向ける)・・・。」

これは「言ってもどうせ、私は聞こえないよ」の意味だ。


同じ7時間半勤務したからといって「公平」な労働をした、
とは言わない。
何もしない時間の多いYさんは実質的に、
そんなに成果を出していない労働者だ。


仕事の割り当てを決めている時でさえ、
不信に思った。
何と! E上司は、遠い千葉方面を最初から
私にやらせるつもりでいたようだ。
それなのに、先にYさんと打ち合わせを
優先したからだ。
遠いほうが時間がかかるから、早く出発させ
ないといけない。
だから本当なら、私との打ち合わせが先で
なければならなかった。

やはり、時間のかかる筆談コミュニケーション
になってしまう聴覚障害者との場合は、
どんな時でも音声コミュニケーションより後回しに
なってしまう。
健聴者は常に

「コミュニケーションに時間がかかるほうを後に」

と決めているからだ。
これは、おかしいのだが。
「配慮」のためではなく「差別」ではないだろうか。
しかし健常者は、「仕方がない」と思っているだけ
だろう。

残念だが、それが現実だ。

Yさんが仕事ができないのは

「頭が悪いからだ」

と思っていた。
だが、そうでもない。
Yさんのずる賢さは、やはり筋金入りだ。

「精神障害者だから」という言い訳には、
私はもう騙されない。
精神障害者に甘過ぎる健常者を上手く騙して
いるのは、実はYさんなのだ。
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by bunbun6610 | 2015-03-02 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E

助成金が社会を腐らせる

『助成金が社会を腐らせる』

『就職祝い金を獲る“小技”』

『失業給付の受給期間中に就職祝い金
をもらう“小技”になるか』



就職祝い金とは、正式には「再就職手当」(※1)
呼ばれる給付のようだ。


(※1)
『就職促進給付』
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_stepup.html




失業手当をもらっている期間に、再就職が決まると、
残りの失業給付はどうなるのか?

「再就職が早く決まった人の方が損して
しまうのでは?」

と思う人もいるかもしれない。
しかし、そんなことはないようにと、再就職手当という
ものがある。
私も、過去にもらったことがある。
額はその人によりまちまちだが、前職で長く勤めていた
人ほど、大きな金額になる。

「企業が助成金の対象になる障害者を食い物にしている」

というのなら、障害者もこの制度を逆手に取って
みたらどうだろうか。


例えば、会社から一方的に雇止めをされてしまった
場合は、「会社都合での退職」があると思う。
この場合は、退職した日から、だいたい翌月から
失業給付がもらえる。

受給期間は在籍期間にもよるが、雇用保険の加入期間
(※2)
が12か月以上あれば、
障害者の場合は360日まで
(ただし「最長で」である)
失業給付がもらえるのだ。


(※2)
『基本手当の受給要件』
http://www13.plala.or.jp/S-Kawamura/jimu/kihonteate.html


雇用保険の加入期間である。
雇用期間ではないことに注意。

原則として、雇用保険の適用範囲になる労働者を
雇用した場合は、事業所が雇用した日から労働者
を雇用保険に加入させなければならない。
しかし、これに違反している企業は少なくない。
特に、飲食業界では、試用期間は一切の保険に
加入させないのが当たり前になっている。




1箇所の会社での雇用保険加入期間が12か月未満
でも、他の会社で、過去に失業給付をもらっていない
加入期間があれば、その分も加入期間を合算できる。

だから、どんな場合でも、会社を退職する場合は必ず、
それぞれの会社から『離職票』をもらうことを忘れない
ようにしたい。

万一、会社とトラブルになっても、円満退社とまでは
いかなくても、揉め事にはならないようにしたほうが
いい。

それでももし、紛争になるようだったら、まず事業所の
管轄地にある労働基準監督署へ行って仲介に入って
もらい、解決を図る。
それでもダメだったら、労働局に行って相談する
(労働裁判の検討)ことになったりと、
えらく面倒なことになってしまう。

法律上は労働者の権利は守られるが、
やはり面倒なことを避けたほうがいいので、
「許せない」と思ってもカッとならず、
さっさと諦めたほうが利口なのかもしれない。
本意でなく、残念なことだが。


本題の“小技”について話すが、その肝心な点は、
まず失業給付の受給期間(離職の日の翌日から1年間
に突入することである。
失業したら、とにかく早く申請し、失業認定を
受けることだ。
受給期間に入っただけでは、失業給付は
もらえないのだ。

失業給付をもらうには、先に述べたように、
離職票が要る。
だから、会社と揉め事にならないほうが
早く申請できて、給付金も早くもらえるのだ。

障害者の受給期間は、最長で360日もあるが、
離職票のトラブルで申請が遅れればそれだけ、
減ってしまうのである。
申請が遅れて給付期間が減れば、
給付日数が残っていても、
その分はパーになってしまうのである。
つまり、それだけ受給総額も減ってしまうことになる。

申請すると、国は失業者の生活を守り、再就職までの
支援として、失業給付を与える。
しかし国は、本当はこうしたくはないのである。

中には、失業給付が切れるまで再就職しない、
という人もいるだろう。
そして、カネがなくなったら生活保護へ突入する方法
もある。

だから国は、そうしたことを防ぐために、再就職手当などを
用意しているのである。
こういうニンジンを、受給者の前にぶら下げて、
失業者に早期再就職を促している。
下手すると再就職はできても“失敗続き”の地獄にはまるが。

障害者に限ったことではないが、要するに、特定求職者
雇用開発助成金の対象者は、助成金が切れたら『雇止め』
(勿論、本当は「会社都合」理由であるが)にされるケースが、
かなりある。
その場合、企業はその予告通知をして

「今のうちに次の仕事を探しなさい」

「残りの在職期間は、もう会社に来なくて良いから、
早く転職先を見つけなさい」

などと言う。

これは無責任なことではあるが、もはや、どこの企業でも
やっている“小技”であるから、仕方がない。

障害者も、そんな会社に愛想を尽かして

「会社でもめているより、早く新しい会社を見つけた
ほうが・・・」

と思うものだ。

だが、ちょっと待て。
そんな虚しい努力をするより、ここで、先に述べたハロー
ワークの就職祝い金を狙ったほうが利口ではないか。

(ただし、もらう条件がある。
例えば、
「過去3年間に再就職祝い金をもらっていなければ」
といった条件がある。)

この額は大きい。
逆に、デメリットとしては、このお金をもらってしまったら、
次の就職先で2ヵ月とかで辞めたとしても、
失業給付は出ない可能性が高い。(※3)

例えば、やむなく就職したが、そこもブラック企業で
仕事がしんどく、自分にも障害がある障害者だと、
相当の我慢を強いられるだろう。


(※3)『基本手当の受給要件
http://www13.plala.or.jp/S-Kawamura/jimu/kihonteate.html


障害者雇用の場合は、ほとんどの会社の求人票には
「試用期間あり」と書いてある。
その期間も、多くは「2,3カ月」だが、中には「1カ月」とか
「6カ月」というのもある。
注意すべきなのが、ここだろう。

特に飲食業界の場合は前述したように、
試用期間の間は雇用保険に加入させていない
事業所が多い。
(勿論、これは企業側の違反である)

だが、失業給付の受給期間に再就職が決まっても、
この条件は変わらない。
とにかく、どうせならば、額の大きい就職祝い金を
もらえるように、自分で再就職計画をつくり、
その通りにやれば、このカネは手に入る。

そこで、転職活動中に企業に

「いつから働けますか?」

と聞かれた場合にも

「今の会社を辞めた後に」

なんて正直に言わず

「●月×日からならば、働けます」

と、ごまかすのである。
その空けた期間に、失業認定を受ければ
いいのだ。
その後の再就職ということにすれば、
就職祝い金はもらえる。


会社面接では、転職理由を

「実は、今の会社からは

『ウチとしては、これ以上の契約更新は
できませんので、今のうちに転職先を探しなさい』

と言われたのです」

と言えばいい。
障害者の雇止めなんて、どこの会社もやって
いるのだから、これはどこでも信用する。
雇止めなら、すぐに失業認定は受けられる。
だから企業側も、助成金のことはすぐ頭に浮かぶ
ことだろう。
向こうは喜んでシッポを振るに違いない。
自分もカモにされるが、再就職を少し延ばせば、
就職祝い金がつくのだ。
会社のほうも、助成金がもらえる。

だからこうしたほうが、お互いにとってプラス
になるのだ。
その代わり、国の財政はどんどん悪くなる
だろうが・・・。


失業給付の受給期間に突入した後ならば、
企業も雇用助成金をアテにできるのだから、
本気で「獲りたい」と思うので就職が楽になる。
さらに、就職祝い金まで獲れる。

これは一石二鳥のアイデアだし、やっている
人もかなりいるのではないだろうか。

企業が助成金繰り返し受給をやっていれば、
労働者・求職者もこれを繰り返すだけで、
あとはクビにならない程度に働くだけなのが、
今の労働社会での生き方なのかもしれない。



『障害者の就労と障害者雇用助成金
 - 入社日をずらすテクニック』
〔2015-02-25 21:46〕

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by bunbun6610 | 2015-03-01 18:30 | 障害者の経済学


ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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