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職場内障害者授産施設 第二篇 (23)やる気のない会社と障害者

2015年1月13日(火)

3連休が明けた日、朝9:00になっても、
Yさんがまだ出社していない。

この日、Yさんのための仕事は入っていた。

Yさんの机の上には、書きかけの書類が置いて
あった。

見ると、いつも自分で申請する
『外出伝票(小口交通費)』だった。
それをよく見ると、Yさんはルールに従って
書いていない。
未提出のままで、「何の?」と書いてある。

書類に不備があるので、Yさんの申請がD上司
に認められなかったのだろう。

また、業務を終えた時の『業務完了報告』を、
私にはメールで行うことが義務付けられている。

それで私の場合は、通信費の請求も行っている
のだが、Yさんはそれをせず、通信費欄には
「未」と書いている。
一体、なぜだろうか。

やはり彼には、学習能力というものが著しく低い
ために、いつまで経ってもこんないい加減な仕事
しかできないのだろうか。

さらにもう一つ、Yさんが仕事で自己記入するものに
『個人情報持出し管理表・新車用』という用紙がある。
これにも、何の個人情報を持ち出したのか書いていない。
これでは、この管理表を書く意味がない。
それでも、なぜかE上司の確認印が押されていたので、
おかしかった。
YさんもE上司もダメだと思った。

原因はYさんの“忘れ癖”にある。
上司もこんなYさんの面倒を全部見切れないだろうから、
よく確認せずに確認印を押してしまっていることが、
この状況から把握できる。
障害者、上司とも、会社組織としても、全てダメだな、
と思った瞬間だった。

これで私が退職した後、Yさんは私の業務分も、
独りでこなしてゆけるのだろうか。
無理に決まっている・・・。

やはり、上司も会社も、法令遵守と障害者雇用助成金の
獲得を主な目的として、障害者を雇うだけなのだろう。
障害者雇用を真剣に考えていないから、
こんなバカなことがいつまでも続くのだ。

企業にとって、障害者を雇うということは

「まるでギャンブルみたいに、お宝障害者が当たるのを
期待するようなもの」

だと思っているのかもしれない。

そして、D上司がYさんの机上に

「Y殿
至急勤怠入力して下さい」

と書いたメモを残している。
これも、Yさんが先週忘れたからだ。

もう入社して4ヵ月を過ぎたというのに、
こんな基本的なことも忘れるのはどうかしている。

帰り際になって、Yさんが今日出社しなかった
理由を聞いてみたら

「具合が悪いらしい」

ということだった。
詳しいことは誰もよくわからない、という。

この会社も、障害者雇用の将来も、お先真っ暗だ。
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by bunbun6610 | 2015-01-13 22:28 | E.大手カー・ディーラー

銃撃の政治紙、預言者の風刺画全面に…反発必至

http://news.biglobe.ne.jp/international/0113/ym_150113_3463387398.html



銃撃の政治紙、預言者の
風刺画全面に
 …反発必至


読売新聞1月13日(火)13時33分


【パリ=柳沢亨之】
フランスの複数のメディアは12日、フランスの政治週刊紙
「シャルリー・エブド」パリ本社の銃撃事件後、初めての
発行となる最新号の1面の内容を報じた。

 偶像崇拝を禁じるイスラム教の教義に反し、預言者
ムハンマドの風刺画を全面に描いている。

14日発売予定の同紙が、イスラム教徒の反発を招くのは
必至だ。

 最新号1面には、涙を流すムハンマドが

「ジュ・スイ・シャルリー(私はシャルリー)」

との標語を掲げている風刺画が描かれ、見出しには

「すべては許される」

と記されている。

 この標語は、11日のパリ大行進などで、仏国民が
「表現の自由」を訴えるために使ったもので、同紙は、
ムハンマドの風刺も表現の自由として認められるべきだ
との見解を示したものとみられる。



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自由は確かにある。
自分で選ぶ権利がある。

けれども、自由には責任も伴う。

私は

「自由とは、峻烈なものだ」
(亀井勝一郎)

という言葉が好きだ。

私は『シャルリー・エブド』の、この行動を支持しない。
敬虔なイスラム教徒が持つ信条を尊重すべきだ。
フランス、そして世界の人々は、自由の使い方を
謙虚に考えるべきだと思う。




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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150114-00000003-jij_afp-int



イスラム最高権威、
仏紙風刺画を批判
「憎悪かき立てる」


AFP=時事 1月14日(水)9時52分配信

【AFP=時事】
エジプト・カイロ(Cairo)にあるイスラム教スンニ派
(Sunni)の最高権威機関アズハル(Al-Azhar)は13日、
仏パリ(Paris)でイスラム過激派の男らに銃撃された
仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)が
最新号で掲載する風刺画について、

「憎悪をかき立てる」

だけと警告した。


アズハルは声明で、同風刺画は

「平和的共生に資するものではなく、イスラム教徒が欧州
や西側社会に溶け込むのを妨げる」

と述べている。

 14日発売のシャルリー・エブド最新号は、イスラム教の
預言者ムハンマドの風刺画を掲載し、今月7日に同紙
編集者ら12人を殺害したイスラム過激派の銃撃犯らを
あざけっている。

 アズハルは、シャルリー・エブド襲撃事件を最初に非難
したイスラム団体のうちの一つで、

「イスラム教はいかなる暴力も糾弾する」

などと批判していた。

【翻訳編集】 AFPBB News





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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150114-00000064-jnn-int



米メディア、
イスラム教に関する
風刺画の扱い割れる


TBS系(JNN) 1月14日(水)16時18分配信


イスラム教に関する風刺画をめぐっては、報道の自由を
重んじるアメリカメディアでも扱いが割れています。

 ワシントンポスト紙がシャルリエブドの最新号の表紙を

「宗教冒涜には当たらない」

として掲載に踏み切った一方、ニューヨークタイムズや
主要ネットワークの多くは掲載や放映自粛を続けています。

 アメリカの有力紙・ワシントンポストは、13日の紙面で、
イスラム教の預言者ムハンマドを描いたシャルリエブドの
最新号を文化面の一面に掲載しました。

これについて編集主幹のマーティン・バロン氏は、
ワシントンポストは特定の宗教を冒涜する画像は掲載
しないとした上で、今回の風刺画はこれにあたらないと
判断したと説明しています。

 また、ウォールストリートジャーナルは

「シャルリエブドは挑発的な路線を維持した」

という見出しをつけ、報道面の中面に同じ表紙を掲載。

これに対し、ニューヨークタイムズやCNN、AP通信
などは、今回の表紙を含め預言者ムハンマドの風刺画
を掲載・放送・配信しない判断をしています。

 判断の根拠はまちまちですが、イスラム教の根幹を
冒涜する意図をもって描かれた画像を排除するという
方針を示したり、ジャーナリストをテロ攻撃から守るため
といった理由が挙げられています。

 このようにメディアによって判断が割れている中、
国務省の副報道官は次のように述べました。

 「出版する側には様々な判断があると思うが、
我々は彼らの出版の自由を完全に支持する。
特にイスラム教徒がこうした風刺画に対して強い個人的
な感情を持つ事は理解できるが、暴力や憎悪は正当化
できないし、表現の自由を阻害することもあってはならない」
(米国務省・ハーフ副報道官)

 2006年にデンマークの新聞がムハンマドの風刺画を
掲載した際には、当時の国務省の報道官は、

「特定の宗教を冒涜する可能性がある作品の出版は
慎重に判断されるべき」

との立場を示していました。

 アメリカでは表現や報道の自由は民主主義を支える
根幹であるとの認識が広く共有されていますが、
今回はシャルリエブドの最新号の表紙以外のムハンマド
の風刺画を掲載する動きはありません。

 あるアメリカメディアの担当者は、アメリカではイスラム
国やアルカイダなどイスラム過激派との終わりの見えない
戦いが続いているだけに、

「イスラム教を冒涜しているか」、

すなわち

「イスラム教徒を刺激し、イスラム社会全体を敵に回す
危険性があるか」

という点がメディアの判断の分岐点になっていると説明
しています。(14日08:02)

最終更新:1月14日(水)17時55分




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http://www.afpbb.com/articles/-/3036650?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Mon_r3


アジア歴訪中のローマ法王、
「言論の自由にも限度」


2015年01月16日 09:15
 発信地:マニラ/フィリピン


【1月16日 AFP】アジア歴訪中のローマ・カトリック教会の
フランシスコ(Francis)法王(78)は15日、前週フランス
・パリ(Paris)で発生した一連の襲撃事件をきっかけに
言論の自由をめぐる議論が世界中で広がっていることに
関連して、神の名における殺りくを強く非難すると同時に、

「宗教を侮辱することはできない」

と述べた。

法王は最初の訪問国スリランカから次のフィリピンへ
向かう飛行機の中で、イスラム過激派が仏風刺週刊紙
シャルリー・エブド( Charlie Hebdo)本社を襲撃し
12人が犠牲になった事件について、同行の記者団から
意見を求められた。

法王は、

「神の名において人を殺すのは愚かしい」

としながらも、

「あらゆる宗教に尊厳」

があり、何事にも

「限度というものがある」

と指摘して、

「他人の信仰について挑発したり、侮辱したり、
嘲笑したりすることはできない」

という考えを示した。 

今月7日、シャルリー・エブド本社を銃撃したサイド
( Said Kouachi)とシェリフ・クアシ(Cherif Kouachi)
両容疑者の兄弟は、同紙が繰り返しイスラム教の預言者
ムハンマド(Prophet Mohammed)の風刺画を掲載した
ことに激怒していたとされる。
その2日後にはクアシ兄弟と連携していたと主張する
アメディ・クリバリ(Amedy Coulibaly)容疑者がユダヤ系
食料品店に人質を取って立てこもり、これら一連の事件で
計17人が死亡、言論の自由が許される範囲について
世界中で大きな議論が巻き起こった。

歴代の前任者の多くに比べると進歩的とみなされている
フランシスコ法王だが、言論の自由は信仰に対する敬意
があれば自制されてしかるべきものだとして、

「言論の自由は権利であり、また義務でもあるが、
他人を傷つけることなく表出されなければならない」

と諭した。 

5日間のフィリピン訪問で最大のイベントになるとみられる
のがマニラ( Manila)で18日に予定されている野外ミサだ。

天気は雨の予報で警備面での懸念も拭えないにもかかわ
らず、最大600万人の参列が見込まれている。

関係者によると、実際にこれだけの市民が集まれば、
1995年に当時のローマ法王、故ヨハネ・パウロ2世
(John Paul II)が同じ場所でミサを行った際の参列者
500万人という記録を塗り替えることになるという。



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http://www.afpbb.com/articles/-/3036796?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Mon_p1


仏紙最新号の風刺画に
世界各地で抗議デモ、
死者や教会への放火も


2015年01月17日 21:00
 発信地:ニアメー/ニジェール


【1月17日 AFP】
フランス・パリ(Paris)で今月起きた風刺週刊紙シャルリー
・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件後初の最新号で、
表紙にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画が掲載
されたことに対し、イスラム教の金曜礼拝にあたった16日、
世界各地で抗議デモが行われ、ニジェールとパキスタン
では衝突も発生した。

アフリカ中部ニジェールの第2の都市ザンデール( Zinder)
ではデモが暴徒化し、4人が死亡、45人が負傷した。

デモの参加者は3か所のキリスト教の教会を襲撃した他、
フランス文化センターにも放火した。
医師によると死者は全員、銃で撃たれて亡くなった。

パキスタン南部のカラチ( Karachi)では、フランス領事
館前で警官隊とデモの参加者が衝突し、背中に銃弾が
当たったフランス通信(Agence France-Presse、AFP)
のカメラマンを含む少なくとも3人が負傷した。

アフリカ西部ではモーリタニアやセネガルの首都ダカール
( Dakar)でフランス国旗が燃やされ、マリの首都バマコ
(Bamako)ではイスラム教の神学者や主要組織の呼び
掛けに応じ、数千人が路上へ繰り出し

「私の預言者から手を離せ」

「私はイスラム教徒。
私は預言者を愛する」

などとスローガンを叫んだ。

中東諸国のカタールやバーレーンは、シャルリー・エブド
紙最新号のムハンマドの風刺画は嫌悪をあおりうると
警告を発した。

ヨルダンの首都アンマン( Amman)では、中心部に
あるフセイン・モスク(Al-Husseini Mosque)から厳戒
態勢の中、約2500人がデモ行進を開始し

「預言者への侮辱は国際テロだ」

と書かれた横断幕などを広げた。

アルジェリアの首都アルジェ( Algiers)では最大
3000人がデモに参加し、機動隊との衝突もみられた。

参加者たちは

「われわれはムハンマド」

とスローガンを叫んだが、一部にはシャルリー・エブド
紙本社を銃撃した兄弟、シェリフ・クアシ
(Cherif Kouachi)容疑者(32)とサイド・クアシ
(Said Kouachi)容疑者(34)への支持を叫ぶ
参加者もいた。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150121-00000043-asahi-soci


風刺画の掲載「侮辱だ」
 イスラム教徒ら東京新聞
に抗議


朝日新聞デジタル
1月21日(水)21時19分配信


東京新聞がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を掲載
したのは侮辱だとして、日本在住のイスラム教徒ら約50人
が21日、発行した中日新聞東京本社(東京都千代田区)前
で抗議し、謝罪記事の掲載などを求める文書を渡した。

仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が銃撃事件後に

「私はシャルリー」

と書いたプラカードを掲げたムハンマドの風刺画を載せた
ことを受け、東京新聞は13、14日にこの風刺画を掲載。

抗議に来たパキスタン出身のアライン・ナイムさん(53)は

「報道の自由にも超えてはいけない限度がある。
こうした報道は二度と繰り返さないでほしい」

と訴えた。

 同社総務局は

「イスラム教を侮辱する意図はまったくなく、問題の判断材料
を読者に提供するために載せた」

と説明した。
(清水大輔)

朝日新聞社



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異文化を軽率に扱う日本人の感覚には、
イスラム教徒でなくとも頭にくるだろう。

日本人の多くは、それがわからないのだろう。
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by bunbun6610 | 2015-01-13 20:58 | 人権、差別

障害者差別と配慮の微妙なすれ違い

職場で初心者マークのついた名札をつけた人を
見たことはないだろうか。


初心運転者標識(初心者マーク)


私の職場にもいる。

もともとは自動車運転免許証を取得したばかりの人が、
自動車につけるマークである。
何だか

「私は未熟者ですが、どうぞよろしくお願いいたします」

という意味で、つけさせているのだろう。
それを、職場でつけさせている事例があるのだ。

健常者の場合は、普通は新入社員だけがつけている。
ところが、障害者はなぜか、まだ着用している。

なぜ障害者だけずっと着けているのだろうか?
その障害者だけが、1年経っても、
相変わらず能力が未熟だからなのだろうか。

確かに未熟者はいるが、着用を続けさせる理由は
全くわからない。

もし、障害者だけ着用を続けさせているのだとしたら、
理由は一体何だろうか。
だから、よけいにわからなくなってしまった。


いずれにせよ、人事部の方針で決められたことだ。
人事部がなぜ、そういうことをするのかもわからない。


別の事業所の、ある事例だが、スーパーマーケット
でも見かけた。
アルバイトのレジ員に聴覚障害の人がいて、
その人だけが初心者マークをつけていたのだ。
名札に初心者マークと、「実習生」と書かれている。

しかし、もう一年近く働いていて、仕事もテキパキと
出来る障害者である。
他の健常者には、その人よりも劣る仕事ぶりの人も
多いというのに、なぜ聴覚障害者は「初心者マーク」
「実習生」なのか、さっぱり理解できなかったのである。

同じ障害を持つ私としては、それを見るたびに、
非常な怒りを覚える。
だから今回、このことをブログに書いているのだ。


ウチの会社の場合といい、考えられるのは

「そうしておいたほうがいい」

という健常者の一方的な判断であろう。

もしも何か障害が原因で不都合があったとしても、
お客様にはそのマークが言い訳になる、
という考え方ではないか。

「店の教育不徹底でも、障害者の障害のせいだと
言い訳できる」

ということでもあるだろう。
健常者にとっては、責任逃れと、障害者への責任
転嫁が可能だ。
責任転嫁されて雇止めされるのは、障害者のほうだ。
障害者への合理的配慮も、こうしてうやむやにされて
いるであろう。

健常者の本音はどうせこんなものだ。
つまり、ハッキリと言ってしまえば“障害者差別”だ。

健常者は

「そうじゃなくて、これは“障害者への配慮”だ!」

のつもりなのだろうが。
でも、その言い訳のほうが、私には理解できない。


例えば、あるコンビニへ行くと、やる気のない
アルバイターもいて、レジ作業なんかチンタラと
やっている。

「たかがそんな簡単なレジ作業だけをやっている
だけなんでしょ。
それがこんなに遅いの?」

と言いたくなるようなのろさ。
袋詰めが遅くて、笑顔もない。
日本語がしゃべれない外国人もいる。
●国系と思われる外国人の接客態度は、
むしろ悪いほうだ。
それでも雇用者側から見ると

「聴覚障害者よりはいい」

とされているようだ。

髪も洗っていないような男子とか、女性的な細やかさ
がないズボラな店員もいる。
本当にやる気がない姿勢が丸見えの若者がやって
いるのだ。
しかし、これには初心者マークなど見当たらない。

普通なのか? これって。
健常者には「普通以下」ってのはないのだろうか?


見れば見るほど、不思議に思えてくる。

聴覚障害者は結局、一年ほどで辞めてしまったようだが。



改めて

「障害者差別にも、いろいろなタイプがあるな」

と思う体験をしている。

他にも、こんな事例がある。


『優秀なろう者が辞めたのはなぜ?』
〔2013-06-01 18:00〕



多分、健聴者には

「ろう者が辞める理由」

がわからないのだろう。
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by bunbun6610 | 2015-01-13 18:30 | 障害者問題・差別

インデアンカレー 丸の内店

インデアンカレー 丸の内店

http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13020091/


東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルTOKIA B1F

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『インディアンカレー』(750円〔税込み〕)
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(実際のカレーの色は、もっと明るい黄色です。
写真は、ホワイトバランスを調整しても、
実物通りの色を再現できませんでした。)

注文して待つ間、「キャベツのピクルス」が出てくる。
(下の写真)

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カレーに薬味はつきものだが、
ここの薬味はこれだけである。

大体、日本のカレー店では甘めの福神漬とか、
らっきょうなどが多いのだが、ここのはキャベツで、
しかも甘酸っぱい。
それも、酸味を強めにしてつくってあるのだ。

そしてカレーがすぐに来る。
750円は安くはないと思うのだが、量はある。

味のほうはどうかというと、最初は

「口に合わないな」

と思う。
ハッキリ言って辛過ぎるのだ。

それで何口か食べた後は、必ずと言っていいほど、
自然にキャベツのピクルスをちょっと口にしてしまうのだ。
水だけでは辛さを消すことが難しいからである。

そうすると不思議にも、またカレーのほうを口にしたくなる。
これを交互に繰り返しながら、カレーを完食するのだ。

結局、最初の「辛過ぎる」の感想はどこへやら行ってしまい、
不思議に思ったカレーなのであった。

あえてわかり易く、悪く言ってしまうならば、客側は

「料理人の魔術に引っかかった」

とも言えるだろう。

それだけで、そのカレーが上手いか不味いかを、
直接言い表しているわけではないので、
誤解しないで欲しいが、要するに私が言いたいのは、
味にも科学(化学)的な領域があるということだ。

この話、昭和時代の漫画をよく読んだ人なら、
思い出さないだろうか。

『包丁人 味平』(カレー編)
(ウィキペディアのページを参照)

である。

そこにも、一種類の辛さのカレーでも、
さまざまな客の嗜好性にも合わせられる
秘密が薬味(ピクルス)にあったことを、
作者は物語に取り入れている。

インディアンカレーは速効性の辛味があるが、
強めの甘酸っぱいピクルスと交互に食すことで、
むしろコントラスト効果を生んでいる。

反対のものを一緒に食したらバッティングを
起こしてしまうのだが、薬味とこのようにして、
交互に食すと不思議な役割を果たしてくれるのだ。

もし、このピクルスがなかったら、
あるいはあっても味が弱すぎていたら、
ダメだったろう。
両方の味の強さのバランスも大事だったのだ。
それで、このピクルスの味付けの濃い理由が
理解できる。

そして、材料にキャベツを選んだことも理解できる。
固形物のらっきょうと違って、
すぐにその味が舌先に広がり、
辛さを速く和らげてくれるからだ。

これは、寿司のガリと同じ理論だ。

(ただし、ガリは前に食べた魚の味(脂)を消す
「口直し」の役目だが、薬味は辛さを消す
「口直し」だ)

ガリが薄切りになっているのと、
葉物野菜のキャベツは、同じ理由があるのだ。
薄くて面積が広いほうが、当然効果も速いからだ。
だから速効性の辛味に、
速効性の薬味を組み合わせたのだ。

そういう計算がある、見事なカレーだと思った。
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by bunbun6610 | 2015-01-12 18:30 | 食べ物(カレー)

<生活保護>住宅扶助190億円減額 17年度、厚労省


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150111-00000064-mai-soci



<生活保護>
住宅扶助190億円減額
 17年度、厚労省


毎日新聞 1月11日(日)21時53分配信


厚生労働省は11日、生活保護のうち家賃として支払う
「住宅扶助」について来年度から引き下げ、2017年度
には今年度と比べ約190億円減額すると発表した。

来年度は激変緩和措置や年度途中の7月施行のため
約30億円の減額にとどめる。
冬季の光熱費などに充てる「冬季加算」も来年度から
約30億円引き下げる。

生活保護を巡っては、厳しい財政事情を背景に、
来年度予算で食費など生活費に充てる「生活扶助」の
約260億円減額も決まっている。
そのため、実質では計約320億円の減額となる。

 厚労省と財務省が下げ幅の協議を続けていたが、
同日の閣僚折衝で決着した。

厚労省によると、住宅扶助の今年度の予算は約5000
億円。
都道府県や政令市、中核市単位で上限額を設定し、
単身世帯で月5万3700~2万1300円を支給して
いる。
08年の総務省の住宅・土地統計調査などを検証し、
支給額以下でも借りられる物件が地域によって市場
の十数%あるとして都市部を中心に上限額引き下げ
が可能と判断した。

 ただし、緩和措置として、家賃の契約更新まで新たな
上限の適用は猶予する。
家賃が上昇している東日本大震災の被災地域など
では相場との比較で上限額を引き上げることもある
とした。
冬季加算についても同様で、多くの地域で減額される
一方、厳寒の山間部や豪雪地域では増額する地域
もあるという。

【桐野耕一】



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by bunbun6610 | 2015-01-12 07:32 | 生活保護を考える

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』 ろう者・杉 敏三郎

NHK大河ドラマ
 『花燃ゆ』

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/


NHK大河ドラマ『花燃ゆ』が始まった。

その初回放送の直前、Eテレ『子ども手話ウィークリー』

http://www.nhk.or.jp/shuwa/kodomo/


で、このドラマにはろう者の登場人物がいることが
紹介された。
主人公・杉 文(すぎ ふみ)の弟・敏三郎である。

敏三郎役は健聴者だが、手話指導に米内山明宏氏
(ろう者)が担当しているという。
今から160年前では、きちんとした手話というものは
使われていなかったらしい。



〔参考情報〕

『聾教育の功罪 ~手話VS口話~』

http://www12.tok2.com/home2/airtax04/rouk.htm


それで米内山氏も、身ぶりなどで伝える方法を
取り入れて、当時のろう者のコミュニケーション
方法を再現させているようだ。


敏三郎が使っていた身ぶりとは、
どのようなものだったのだろうか。

参考となりそうな情報がある。
ヘレン・ケラーのケースだ。

『『ヘレン=ケラー自伝』
(ヘレン=ケラー/著 今西祐行/訳)(1/5)三重苦』
〔2014-05-01 20:00〕



この激動の時代に敏三郎は、どんな社会的
役割を果たすのだろうか。

今年一年間、この番組を観るのが楽しみに
なりそうだ。

手話が今ほど発達していなかった時代は「身ぶり」
が多かったそうだが、米内山氏が「(これは何?)」
を身振りで表すと、日本手話の源流を垣間見る
ことができるような気がする。

(手を顎に添えて)首をひねる、

目を少し細める、

眉間や眉が動く、

などのN.M.S(ノン・マニュアル・シグナルス)が、
身体に自然に表出される。
気持ちがよく現れている表現だ。


(※)N.M.S

『「手まね(手真似)」とは何か?』
〔2013-04-08 18:00〕



『誰でもできる 難聴者、中途失聴者とのコミュニケーション方法』
〔2014-03-27 19:00〕




今日のような手話を知らなくても、身体全部を使って
表すのが「身ぶり」だ。
その存在感はすでに、時代を超越していたのではないか、
と思われる。
そして、それを受け止めた主人公・文は、
そうした気持ちを読み取るのが上手な、
心の優しい女の子だったのだろう。

資料を読むと、敏三郎を気にかけていた兄・松陰もまた、
敏三郎から精神的影響を受けている感じがする。

このあたりを理解することは重要で、
手話通訳者のタマゴさんたちも勉強になるのかもしれない。





〔関連情報〕

『聾史を探る』
http://ameblo.jp/ooinarukibou/theme-10032415166.html


棚田茂氏の資料より。
 →http://www.asahi-net.or.jp/~ai2s-tnd/risho_univ/2006/risho_20060415-20060702




【追記】(2015年1月11日)


 副題;『聴覚障害者と本との出会い』


『杉敏三郎が字をかけるようになった経緯の考察』
〔2014-02-18 19:20:29〕

より、引用。

>「私個人の経験を話します。
杉敏三郎と同じく生まれつきの聾唖の身でもあった
幼い頃の私は文字だけの本を読むよりも絵本・漫画
を読んだ方が言葉を覚えやすかったでした。

なぜなら、文字のみだとどういう状況でどんな言葉を
使うのかなかなか把握できなかったからです。
絵本・漫画だとどういう状況でどんな言葉を使うのか、
絵本・漫画に登場する人物がどんな表情でどんな言葉を
使うのか、どういう状況にはどんな言葉が使われたのか、
理解しやすかったのでした。

谷三山はこの事を吉田松陰に伝えた可能性があり得ますね。」





私は幼稚園児の時に、交通事故に遭って、
入院生活を送っていたことがあった。

六本木ヒルズ回転ドア事故と同じように、
母が肉屋で買い物のため、お金の支払いを
しようとした隙に、私は反対側にある
駄菓子屋さんの方へいきなり飛び出した。
それで清掃車(トラック)に轢かれてしまったのだ。

幸い、膝などの打撲だけで済んだらしい。
本当なのかどうかは、私にはわからないが。
強烈な耳鳴りがしていたのは憶えている。
しかし、聴覚の検査はしなかった。
多分、その交通事故より前から耳は悪かったと
思うが、事故でさらに悪くなったのかもしれない。
二週間ぐらいの入院生活をすることに
なってしまった。
ひょっとすると、頭に熱が出ていたのかも
しれない。

病院へお見舞いに来た先生は、
私に2冊の絵本をプレゼントしてくれた。


絵本『ちびくろ・さんぼ』
http://www.amazon.co.jp/s/?ie=UTF8&keywords=%E7%B5%B5%E6%9C%AC+%E3%81%A1%E3%81%B3%E3%81%8F%E3%82%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%BC&tag=yahhyd-22&index=aps&jp-ad-ap=0&hvadid=68278452505&hvdev=c&ref=pd_sl_9e16kg6h5i_e




絵本『ピーターラビットのぼうけん』
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%81%86%E3%81%91%E3%82%93%EF%BC%88%E6%96%B0%E8%A3%85%E7%89%88%EF%BC%89-%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%91%E3%81%88%E3%81%BB%E3%82%93-%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%9D%E3%82%BF%E3%83%BC/dp/4499284007




それまでも絵本を手にしたことはあったが、
この2冊が、初めて真摯に本を読んだ経験だった。


私は、退屈な入院生活にストレスを感じながらも、
絵本しかない状況の中で、それだけを繰り返し読んだ。
それが今でも自分の記憶に、なぜか強烈に残っている。
この体験が、自己形成の第一歩になっていたことは
間違いない。

聴覚障害者であるにもかかわらず、
私がこれほどブログに文字を書き込むことが
できるのは、おそらくこの体験があったからだろう。


小学生の時、ある博物館のコンピュータ診断でも

「適した職業はジャーナリスト」

とあったのを憶えている。

残念ながら、このコンピュータでさえも、
私が聴覚障害者として生まれた運命を予測
できなかったが、字を書くことが好きな性格
だけは読み取っていたようである。


そして、中学二年の時も、担任の先生が、
よく本を選んで貸してくれた。
それからまた、私の読書熱に火が点いた。
その人が、私の魂を育てた、恩師である。

耳は不自由でも、本の中の作者が、
私の魂に語りかけていた。

そしてさらに、異端宗教と呼ばれる宗教団体を
通しての、聖書との出会いがやって来る。

「本は人なり」――。
本は、ただ文字を記しただけの物ではない。
私も、吉田松陰と同じように感じていた。




〔参考情報〕

『聴覚障害者が著したホームページ』
〔2012-10-03 18:30〕

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by bunbun6610 | 2015-01-11 22:03 | NHK大河ドラマ『花燃ゆ』

カレー専門店「印度」

カレー専門店「印度」

 松戸市本町15-7

http://loco.yahoo.co.jp/place/g-ZMDqsewajVA/?utm_source=dd_spot

a0196876_17444071.jpg


このお店には何度か訪れている。
しかし、昼間もやっている場合もあるものの、
ほとんどは夕方からの営業らしい。
だから食味経験はまだ1回しかない。

「カレー専門店」というのだから、ともかく食べてみた。

『インド風チキンカレー』(中辛)〔600円〕
a0196876_17435038.jpg


小麦粉を使わない(または、ほとんど使わないか?)、
サラッとしたカレー・ソースで、
ピリッとした切れの良い辛味がある。
具は大きめに切った鶏肉とジャガイモが入っている。
オーソドックスなインド風カレーである。

味は銀座のナイル・レストランのインドカレーに、
ちょっと似ている。
これだけでなく、英国風や大辛のインドカレーもある。
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by bunbun6610 | 2015-01-11 18:30 | 食べ物(カレー)

丸の内ディンドン 柏髙島屋ステーションモール店 - 国産牛のハンバーグステーキ


丸の内ディンドン 柏髙島屋ステーションモール店

 千葉県柏市末広町1-1

http://tabelog.com/chiba/A1203/A120301/12014199/


ランチ
『国産牛のハンバーグステーキ デミグラス・ソース』
(1000円)
美味しいハンバーグステーキに、ミニサラダ、
ライス付きで1000円というランチ・セット。
a0196876_17155831.jpg


香ばしい焼き色をつけてオーブンで火を通した
ハンバーグステーキの上には、
軽く炒めた玉ネギ(?)がかかっており、
更にその上からデミグラス・ソースをかけている。

ちょっと変わっているが、荒みじん切りの玉ネギ
・ソテー(?)が甘過ぎていないので、
さっぱりと食べられる。
鉄板の上に乗って供される。
食べ応えのある味だ。
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by bunbun6610 | 2015-01-10 18:30 | 食べ物

さらば、会社の飲み会

D上司から、久しぶりの会社の飲み会に誘われた。

今までは10回ぐらい誘われて、全て参加してきた。
上司に

「手話通訳を自主派遣しても構わないか」

と聞いてみたこともあった。
しかし、その時は上司のヘンな理屈をゴリ押し
されてしまったので、結局は諦めた。



『聴覚障害者に悩みの飲み会シーズン』
〔2013-04-03 21:46〕




『会社の飲み会での手話通訳派遣の提案』
〔2013-04-15 19:00〕




『筆談ボード持参で飲み会に出席して』
〔2013-05-08 18:30〕



もちろん、通訳なしの参加では、いつも自分で
勝手に食べて飲むだけなので、面白くなかった。

でも、飲み会の雰囲気を壊さないため、
我慢しながら食べて飲みながら、
皆の笑いに合わせて、
自分も作り笑いをし続けてきた。

聴覚障害者特有の“聞こえたふり”である。

しかし、それも我慢できなくなると、自分はいよいよ、
その不満をブログにも載せる為、飲み会の最中
でも原稿を書き始めた。

今はもう、新しく入ってきた後輩障害者(健聴者)
とも気が合わないので、私は付き合うのを
やめることにした。
今後はもう我慢せず、飲み会には誘われても、
参加しないつもりだ。


たとえ通訳がついたとしても、、以前に別の会社
にいた時、問題があったのだ。

飲み会では、いろいろな人が発言のタイミングも
考えずに、自由気ままに発言してしまう、
乱交状態になる。

そこで通訳者が一生懸命に通訳しても、
追いつけなくなったり、騒々しい場所であるために、
通訳者でさえ発言者の声が聞き取れない。
それで

「十分な通訳が出来ない」

という事態がよく起きた。

もちろん、これでは利用者(聴覚障害者)が見ても
よくわからなかったりする。
情報が入るとはいえ、正直、疲れるだけなのである。

通訳者の話によれば

「皆がワイワイ騒いでいる場だと、せいぜい隣と
前の人の話ししか、聞き取ることができない」

のだという。
それで、それ以上の通訳は難しくなってくるそうだ。

通訳者の座席を真ん中にすれば、幾らか解決へ
進むだろうが。

利用者が端っこの席になるのを遠慮してしまうのか、
通訳者からはそれを、なかなか提案できなかった
のかもしれない。
通訳はただ派遣すればいいのではなく、
コーディネートも重要だということだ。
話し手である健聴者が無知だと、役に立たない
場合もある。

実際に、通訳者がいても私は不満だったので、
もう会社の飲み会、いや健聴者が集まる飲み会
には二度と参加したくない。

飲み会ならばやっぱり、ろう者が集まる酒話会
(しゅわ〔手話〕会)が最高だ。

そんなわけで、障害者といっても、健聴者と
聴覚障害者とでは、全く馬が合わないのである。
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by bunbun6610 | 2015-01-10 08:18 | E.大手カー・ディーラー

<生活保護費>一部プリペイドで支給、橋下市長に撤回求める


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150108-00000065-mai-soci


<生活保護費>
一部プリペイドで支給、
橋下市長に撤回求める


毎日新聞 1月8日(木)19時21分配信


大阪市が今春の運用開始を目指す生活保護費の一部を
プリペイドカードで支給する全国初のモデル事業について、
法律家らでつくる「生活保護問題対策全国会議」は8日、
厚生労働省で記者会見し「金銭給付の原則に反し違法」
などとして、橋下徹市長に撤回を求める要望書を来月にも
提出することを明らかにした。

モデル事業は違法性があるほか

▽プライバシー権と自己決定権を侵害する

▽使えない店があり日常生活に支障が出る

--などの問題があるとしている。


事業は、希望者を対象に飲食や日用品の購入などを
目的とする生活扶助費のうち月3万円をプリペイドカード
で支給するもの。
利用明細で支出内容を把握し、過度の飲酒やギャンブル
への支出を防ぐ狙いだが、弁護士の尾藤広喜代表幹事
は会見で

「過度の飲酒やギャンブルへの支出を防ぐには専門的な
治療が必要で、カードを支給しても意味がない。
反対運動を展開したい」

と批判した。

【松井聡】



==============================




〔参考記事〕

『『間違いだらけの生活保護バッシング』
(生活保護問題対策全国会議/編者)(2/5)』
〔2014-03-07 18:30〕



「『Q18;無駄をなくすため生活保護の住宅や食料などは
現物で支給するようにしたら?

A18;生活保護費によってどのような生活を営むかは利用世帯
に任されるべきであり、趣旨目的が明確でない現物支給は避ける
べきです。』

・・・仮に、特定の事業者の店舗で使える食料や被服費の
クーポン券を検討しているのだとすれば、生活保護利用者
の自己決定権(憲法13条)を侵害する一方、企業の新たな
利権を生む可能性があります。

のみならず、このような制度を導入すれば、生活保護利用者のうち、
多くを占める乳幼児や高齢者、さらには難病やアレルギー・化学物質
過敏症などの疾患や障がいのため、食糧に特別のニーズを持つ
人たちが必要な食糧を入手できず、生きていけなくなることが
予想されます。

生活扶助を全額クーポン券にすべきだという暴論まであります。
しかし、たとえば親しい友人の不幸に対する香典や、親族の
結婚祝い、このようにどうしても現金が必要な場合には、
どうしたらよいのでしょうか。
・・・「官製貧困ビジネス」であり、憲法違反にもなるでしょう。」(P48~50)




==============================



http://logmi.jp/32679



大阪市、生活保護費の
一部をプリペイドカードで
支給へ
 橋下徹氏
「管理するのは当たり前」
【全文】


〔2014.12.26〕



家計管理の支援ツールとして導入する

橋下徹 大阪市長(以下、橋下):僕からは4点あります。

まず第1点なんですけれども、VISAのプリペイドカードに
よる生活保護費の支給を、モデル的に実施します。
生活保護費の支給方法について、家計管理や資金管理
が必要な方々への支援ツール、まあ自立支援のいちツール
としまして、プリペイドカードによる生活保護費の支給を、
モデル的に実施します。

こういうやり方は全国初ということになります。

近年、金銭管理等の各種生活支援を必要とする被保護者、
生活保護受給者ですね、とりわけ単身高齢者が増加して
おりまして、今後も増加すると見込まれます。

平成25年12月に成立した、いろいろな生活保護の欠陥
をちょっと改善しようという改正生活保護法では、収入
・支出・その他、生計の状況を適切に把握することが、
受給者の責務として義務付けられました。

経済的に自立していくためには、まずはキチッと家計を
把握することが肝要なんでしょう。

さらに、ギャンブルな過度な飲酒などに生活費を費消し、
自立に向けた生活設計をたてることが困難な方への支援
も求められている。

ということで今回、三井住友カード株式会社さん、株式会社
富士通総研さんの三者において協定を締結しまして、
モデル事業を実施するに至りました。

最初にこのVISAのプリペイドカード、これを利用の申し出
があった被保護者に貸与しまして、生活保護費のうち一部、
モデル実施においては一律3万円、このプリペイドカードの
ほうにチャージをします。

で、この利用者、生活保護費受給者のほうは、VISAカード
の加盟店でこのチャージ額、入金額までの買い物、飲食など
が出来ると。
まあ本当にプリペイドカード、ですね。

これいろいろ確認すると、クレジットカードの場合には上限
設定が出来ないとか、本人じゃない第三者が、例えば市役所
も第三者的存在になりますから、それが利用者に代わって
チャージをするというのが、制度上いろいろ課題があった
みたいですけれども。

その課題がクリアになったので、こういう新しいモデル事業
として、一回、生活保護費の適正支給、そして利用者のほう
は自立に向けた家計収支の把握ができると。
これも自立支援の重要ないち形態だと、僕は思っております。

利用者は希望を募って、こういう形を採ります。

僕も弁護士時代に破産事件をよく扱っていましたけれども、
家計がキチッと把握できないと、なかなか生活のほうがうまく
成り立たない、というような実態も見えてきました。

まあ生活保護者の方はそういう方々ばかりではありませんし、
いろいろな理由で生活保護を受けなければいけない事情も
あるんでしょうけれども、ただ中にはこういう形でキチッと自ら
の家計収支について記録をとりながら、それを把握することが
自立支援につながる、という方も生活保護費受給者のなかには
いますので。

利用規模に応じて、一度こういう形でモデル事業を実施して、
実際にどういう形で自立支援につながるのか、しっかり検証も
していきたいと思っております。

今回、半年から1年程度のモデル実施をやります。
その状況を検証しまして、これはうまくいけそうだ、ということに
なればその後、今は三井住友カードさん、富士通総研さんとです
けれども、他の事業者から申し出があった場合には、事業主体
についてはいろいろな方に入っていただけるような、そういう制度
設計にしたいと思っております。

いずれにせよ、全国初の試みですので、一回チャレンジをして
みたいと思っております。


本来は全受給者を対象とすべき

(以下、記者との質疑応答パートより)

記者:生活保護費のプリペイドカード支給をモデル事業として
始める、という点についてですが、これは特異な事例を抽出
して金銭管理支援をしていく、という……?

橋下:どうなんですか? そのあたり。
どんな人を選ぶかっていうのは。

市担当者:今回はモデル実施でございますので、あんまり管理
が困難な方になるとモデル実施がうまくいくかどうかって事も
ありますので、ケースワーカーが適切な方を選んでいただいて、
ご本人に希望を聞いていただく、ということにしております。

橋下:まあモデル実施なんでね。
記者からの質問で「大阪市のメリットは」なんて質問もあったみたい
ですけど、その人はあんまり家計というか、そういう事を知らない
のかと。
文書通信交通滞在費だって、そんなの全部キャッシュカード制度
にしたら、全部一覧化できてわかるじゃないですか。
そんなの当たり前のことですよ。

大阪市のメリットはというよりも、生活保護制度全体の適正支給、
また受給者の支出の適正さということから考えたら、これは管理
をする、記録化するなんていうのは当たり前のことなんでね。
このカード化っていうのは、大いにメリットになると思いますよ。

それで大阪市に金銭がいくらはいってくるとか、そんなしょうも
ない話じゃなくて、生活保護制度全体に対して非常にメリットが
あることだと思っていますから。

まあ僕は、本来ならばある意味全員、一定額についてはカード
利用ということにしたほうが、それで全部記録を、報告を出させて、
それを見ながらケースワーカーが指導すればいいんですから。

これは食品に使いすぎだとか、これはこうだあれはこうだ、って。
家計において家計簿をつけるということが、いろはの「い」である
ことと同じように、記録化っていうのが一番重要で、受給者に
家計簿つけてくださいって言ってもなかなかつけてくれないところを、
こういった形でカード化すれば全部記録が自動で出てくるんで、
非常にメリットになると思いますけれども。

その記録を使ってケースワーカーがどう指導に活かせるのか、
その指導によってどう自立できたのか、そういうところを今度検証
していって、これがうまくいくんだったら、ある意味全市的に広げて
いくと。
もっとカード会社に協力を呼びかけるとか、そういう形になると
思いますけれどもね。

記者:と申しますと、今回はモデル事業なので希望者だけです
けれども、本来的には対象者全てがこの方式にしていくのが
望ましいと?

橋下:僕はそう思いますよ。
ただ全部をカードっていったら、それは現金の必要性もあるんでね。
それは生活保護制度っていうのは税で賄っている制度であるんで、
支給についても支出についても、適正さを求めることの一環として、
受給者にはこれくらいの一定の負担を負ってもらっても、然るべき
かなと思いますけれどもね。




==============================




疑問に思う点は、次の部分だ。


「記者:生活保護費のプリペイドカード支給をモデル事業として
始める、という点についてですが、これは特異な事例を抽出
して金銭管理支援をしていく、という……?

橋下:どうなんですか? そのあたり。
どんな人を選ぶかっていうのは。

市担当者:今回はモデル実施でございますので、あんまり管理
が困難な方になるとモデル実施がうまくいくかどうかって事も
ありますので、ケースワーカーが適切な方を選んでいただいて、
ご本人に希望を聞いていただく、ということにしております。」


「文書通信交通滞在費だって、そんなの全部キャッシュカード制度
にしたら、全部一覧化できてわかるじゃないですか。」


「まあ僕は、本来ならばある意味全員、一定額についてはカード
利用ということにしたほうが、それで全部記録を、報告を出させて、
それを見ながらケースワーカーが指導すればいいんですから。」

「これは食品に使いすぎだとか、これはこうだあれはこうだ、って。
家計において家計簿をつけるということが、いろはの「い」である
ことと同じように、記録化っていうのが一番重要で、受給者に
家計簿つけてくださいって言ってもなかなかつけてくれないところを、
こういった形でカード化すれば全部記録が自動で出てくるんで、
非常にメリットになると思いますけれども。

その記録を使ってケースワーカーがどう指導に活かせるのか、
その指導によってどう自立できたのか、そういうところを今度検証
していって、これがうまくいくんだったら、ある意味全市的に広げて
いくと。」



いやいや・・・。
それはちょっと違うんじゃないでしょうか?
家族に見せるのとは、ワケが違うと思いませんか?
管理は必要だが、これは幾ら何でも、行き過ぎている気がする。

今回はモデル事業としてやると言うが、優秀な人ばかりを
選んで進めていくというつもりなのでしょう。
なら、そう遠くないうちに、そうなっていく可能性が高い。
消費税導入と同じように、次々とその方向へ変わっていくと思う。

さすが、弁護士出身の政治家は口が上手いなぁ。
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by bunbun6610 | 2015-01-08 20:52 | 生活保護を考える


ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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