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三軒茶屋パティオビル1階にある「かしわや」
(世田谷線三軒茶屋駅入口付近)
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『トキヲ紀行 2010神無月 その5』
〔2010/10/20 23:59〕



今川焼き (クリーム) 1個100円〔税込〕
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これは美味しかったです。
寒くなる冬には、特にアツアツのまま、
すぐに食べるのがいいと思う。
直ぐ食べれば、表面のパリッとした皮と、
中のトロリとしたクリームを一緒に味わえる。

中に入っているクリームの、非常に軽い口溶け感
が最高でした。
クリームは基本材料に小麦粉やコーンスターチ
などを使っているはずだが、この使用量を極力
減らして作っているのだと思う。

クリームのほかに、
あんこ、クリームチーズとかあったと思う。
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by bunbun6610 | 2014-11-24 18:30 | sweet

『筆談が変わる』

Eテレ『ろうを生きる 難聴を生きる』
『筆談が変わる』

 ·2014年11月23日(日) [Eテレ] 午後7時30分~7時45分

 ·[再放送] 2014年11月28日(金) [Eテレ] 午前11時45分~

http://www.nhk.or.jp/heart-net/rounan/backnumber/2014/11/1123.html#contents


番組ダイジェスト




以前からある携帯電話のメールの場合、時間がかかる。
即時性での難点があった。

しかし最近は、スマートフォンの大きなやつというか、
それに手書きして聴覚障害者や難聴者と筆談コミュニケ
ーションができたりする。

あるいは、大学生が電車内で、小さなスマートフォンを
使ってチャットをやっている。
その通信速度が思っていたよりも速いので驚く。

また、音声を文字に変換するものもできた。(※)

これならば、通訳を呼ぶ時間がなくても大丈夫だ。

これは、よく考えて言うと、聴覚障害者は多くの
コミュニケーションの場面で、我慢してしまっている
人が多い、ということだ。


(※)〔関連記事〕
NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)の『こえとら』
(『情報アクセシビリティ・フォーラム』
〔2013-11-26 19:00〕)





私も、去年の秋葉原展示会で初めて見た後、
これを会社に推奨してみた。
しかし、会社はやはり、費用負担したがらない。
しかし一方で、会社は営業用として、
この情報を社内に宣伝し始めた。
おそらく耳の不自由なお客様(聴覚障害者や、
難聴になった高齢者等)にこのアプリを使う
ようにと、従業員に営業力アップを促そうと
したのだろう。

会社は結局、障害者社員を生かそうとは
思っていない。
金儲けのことばかり考えている。

本当は

「障害者雇用助成金を活用して、これを導入
してほしい」

と言いたかったのだが、無視されることは
予想していたので、やはり言わなかった。
皆、そうだろう。
聴覚障害者は、我慢している。

いずれ、こちらのほうから、戦争を仕掛ける
時が来るかなぁ。



ところで、筆談を広める運動といえば、
先駆者の苦い話もある。



ねこたさんのごった煮日和
『一枚のプレートから』
〔2014年 11月 02日〕



手話の場合でも、昔は本当によくあった。
例えば、難聴者のための手話サークルなどを
つくろうとすると

「間違った手話が広まると困るから」

と言って、妨害された。
彼らは

「なぜ難聴者のための手話学習会が
必要なのか」

を、一切理解しようとしないのだ。
だからこういう冷戦がいつまでも続くのだ。

「聴覚障害者協会(ろうあ協会)の管理下で
やらないと認めない」

という状況は、今でもある。
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by bunbun6610 | 2014-11-24 07:22 | 補聴器、福祉機器等
『差別用語とは何か』
 ―― 言葉は変わっても、その本質的意味は
今も変わっていない


普通学校に通っていた私は、中学2、3年の時、
M君という級友がいた。
M君は、私の難聴のことも、よく理解していた。(※1)


(※1)
『なぜ手話・要約筆記通訳は使われないか?』
〔2014-10-19 18:30〕


そのM君でも


「おまえの耳は“つんぼ”だ!」 (※2)

と冗談交じりに、わざと大きな声で言うこともあった。
国語の授業で「馬耳東風」という四字熟語を習うと、
今度は

「おまえは“馬耳東風”だ」

とも言われた。


(※2)「つんぼ」

つんぼ【×聾】
「聴力を失っていること。耳の聴こえないこと。」




つんぼ



馬耳東風(ばじとうふう)
「馬耳東風とは、人の意見や批判などを心にとめず、
聞き流すことのたとえ。」




私はその頃“ツンボ”という言葉の意味など、
全く知らなかった。
今になって思えば、それは差別用語である。
それでも、滅多に使われない言葉であったこと、
それに、私の耳について言うのだから、
何となくはわかった。
でも、世の中には“聾唖者”もいたことまでは、
当時はほとんど知らなかった。


「耳が遠い」

とも、周囲にいた同級生からも、よく言われていた。

だから私は

「つんぼ=耳が遠い」

なのだろうと思っていた。
M君もそう思っていたのかどうかは、わからない。

今は「つんぼ」とは決して言われなくなった。
代わって言われるのが「聴覚障害者」だ。

健常者が、その人の持つ障害によって差別している
用語が「つんぼ」から「聴覚障害者」になった、
というわけである。
聴覚障害があると認定され、こう位置づけられる
ことによって、社会から特別扱いが受けられる。

それは「差別」ではなくて

「障害者福祉」

「障害者雇用」

なのだと。

本当に、心から納得できるだろうか。
それがないと、自分は生きてゆけない社会だという
ことはわかっているが。
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by bunbun6610 | 2014-11-23 18:30 | 難聴の記憶
就労後の聴覚障害者問題(■社)

20■■年■月■日

当ブログ

『会社の職域差別は、なぜ
「職場環境が悪いため」だと言うのか?』
〔2014-10-17 18:30〕


で述べましたように、聴覚障害者差別問題に
ついて、以前に労働組合と初めて話し合い
ました。

それが、こんなに見方、考え方が相違して
いるとは思いませんでした。

先方もそう思ったのかもしれませんが、
果たして解決しようと思うようになったのか
どうか、そこが疑問にも思えました。
その気持ちがなければ無理なのですから、
その点は非常に大切だと思います。

解決するには、まず何をしたらよいでしょうか?
それは理解です。
一方的に理解するだけでなく、
相互理解になる必要があると思います。

聴覚障害者の立場からは、
健聴者の立場を理解しなければならず、
健聴者の立場からも、聴覚障害者の立場に
なってみて理解しなければなりません。

こう言うのはすごく簡単です。
しかし現実は、お互いの立場を今まで
一度も経験したことがないし、
してみるということもできないのですから、
それを自分の想像力だけで理解するなんて、
難しいことだと思います。

こういう問題には、福島智氏(盲ろう者・東京
大学教授)も、

 →http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/fukusima/

「まず、(盲ろう者との)交流から始めてみると
よいのではないか」

と、講演会で話されていました。

しかし、会社というところはそういうことをする
場所ではないので、健聴者は気づかないのが
当たり前で、この状況を聴覚障害者の立場
から見たら、

「健聴者は聴覚障害者を理解する気なんてない」

と思うものです。

「それは自分の思い違いだ」

と思うことにしたくても、
理解が進むチャンスがないというのは、
やはり聴覚障害者にとっては辛く、
厳しい現実に見えるものなのです。

対する健聴者には、そんなことには気づかず、
考えもしないものです。
多分、180度違うのだと思います。

ですから、私にとっても、理解というのは
「宝」だと思っているのです。
それはやっぱり、なかなか簡単に探し当てら
れるものではないものです。

今回は、その理解の求め方をいきなり考える
のではなく

「労働組合と私の考え方の相違は
何だったのか?」


ということから、できるだけ客観的に書いて
みたいと思います。

といっても、私の主張も書きますが、
今回の目的は

「相違は何か?」
「それは、どこからか?」

ということを探ることです。


【1.聴覚障害者への情報保障について】

私の問題提起として、当ブログ

『障害者奴隷雇用促進法』
〔2014-08-08 18:30〕


で述べたことを、組合に伝えました。

組合の答えは、次の簡潔な文だけで
終わりました。

「会社と労働者(聴覚障害者)との、
考え方の相違が原因です」

障害者問題全般に言えることなのですが、
健聴者ってやっぱり、ハッキリと物事を
言わないものですよね。

マジョリティの有利な立場をいいことに、
かわして逃げるのが得意で、
真面目に向き合っているようには思えません。

決めつけられないのはわかりますが、

「これを聞いて、どう思いますか?」

と尋ねても、

「考え方の相違」

と答えるのですから。

「ではどう違うというのか?」

と聞いても

「(自分は当事者でないので)
それはわかりません」

で終わりでは、話しても意味がないでは
ありませんか。

私なら

「それは差別です」

「差別になると思います」

とか、逆の答えなら

「差別ではありません」

と、自分の意見、見方ではありますけど、
とにかくそういうふうに言います。
まぁこれだと、相手はショックを受けるような
反応をされることもあるのですけど。

でないと、その後の話まで曖昧模糊な内容に
なってしまい、話しても時間の無駄になる
だけだからです。

健聴者がこのように話を進める場合、
その本音というのは恐らく、

「あなたの方が妥協して下さい」

というサインを私に出しているのだと
思います。

健聴者のこうした会話術を「察する文化」
と呼ぶ人がいますが、そういうものだろう
と思います。

それを直接に言えば、組合は障害者差別
を黙認したと見られるんじゃないか、
と心配になる。
だから、ああいう言い方しかしないのでは
ないかな、と私は思っています。

ですから、組合がそうかわして言う時点で、
この問題の解決は進まなくなる、
ということになると思います。


【2.「差別ではなく、もともと職場環境が
悪すぎるから」-①】


これは、当ブログ

『会社の職域差別は、なぜ
「職場環境が悪いため」だと言うのか?』
〔2014-10-17 18:30〕


で述べている、組合が出した結論です。
どういうことなのかわかりませんが、
私の受け止め方は次の通りです。

組合は、
①「会社は、聴覚障害者に対する職域差別は
していない」と考えている。

また、

②職場の誰かが、聴覚障害者に職域差別を
しているのでもない、と考えている。

そうすると、

「ではこの問題は、一体誰の責任なのか?」

という疑問が、私のほうには出てきます。

要するにこれも、

「聴覚障害者の側の、心の問題だ」

と組合は考えているのかもしれません。

これがもし、裁判所で争ったなら、
裁判所はどういう判決をするか、
興味深いところです。

もしかしたら、「使用者(会社)責任」と言い渡す
可能性もあると思います。

裁判は、本当なら私もやりたいのですけど、
弁護士は皆、障害者差別問題の仕事は
引き受けたがらないのと、
職場の人で証言者になってもらうことが難しい、
というハードルがあります。

この場合は

「自分の勤務態度も不真面目です」

ということも含めて、裁判所で証言する人なんて
いないでしょう。
従業員の立場で、会社に不利な証言をすれば、
やはり解雇等の制裁を受けるというリスクも
ありえます。

それに、裁判官の方も、

「会社が一方的に悪いとするのは、酷すぎる」

というかもしれません。
よほど目に見えている肉体的苦痛でもないと、
慰謝料を取るのも難しいのではないでしょうか。


【3.「差別ではなく、もともと職場環境が
悪すぎるから」-②】


密室の中でだから、こんな無責任なことが言える
のだと思う。
もしこれを、会社、社員の目の前で言ったら、
どうなるか。
そしてこうやって、聴覚障害者差別問題は隠蔽
されてしまうのだろう。

聴覚障害者側が

「言っても無駄だ」

と言うのも、よくわかる。


組合がこのように言うということは、
「職場環境が悪い」という表現の場合は
「差別」と意味が違う、ということです。
その証拠に、私が「これは差別です」と主張しても、
組合はすぐに否定していました。

「職場環境が悪い」というのは、誰が加害者で
誰が被害者なのかを明確にしようとしているとは、
思えません。
「犯人探しはしない」というような意味合いに
聞こえますが、そこにいる皆の責任だということに
なります。
そうすると「会社の責任ではない」と言っている
ことになるのかもしれません。
それでは当然、こちらには

「職域差別の問題を、これにすり替えている
のではないか?」

という疑問が出てきます。

しかし、「差別」という言葉を使う場合は、
そんな曖昧な問題視では済まされず、
差別される側は被害者です。

会社が「差別」という言葉を使われるのを
嫌うのは当然ですが、会員ためにある
労働組合まで、「差別」という言葉を嫌うのには、
驚きました。

ちなみに、会社の労働組合の場合は原則、
全社員(一部除く)が強制加入になっており、
役員は一応、選挙によって選出されていますが、
ほとんど部長、課長、係長の役職を持つメンバーです。
部長はやはりというか、上のポストに就いています。

ですから、障害者が組合に相談しても、
結論には底辺労働者や障害者の意見よりも、
会社の利益や規範等との整合性が優先される
のかもしれません。
よほど法的に問題にされたら困ることとか、
被害が目に見えて、会社に賠償責任があるような
ケースでないと、応じてくれないのかもしれません。


また、この組合運営の場合でも、

「聴覚障害者への情報保障は、組合としても
皆の納める組合費で
運営しているので、限界がある」

と言われ、結局、聴覚障害者が自主依頼して
派遣センターに頼む、という状況が続いています。

結局、聴覚障害者に対する通訳費用を出したがら
ないのは、会社も組合も同じです。

ちなみに、ここの組合費は、障害者も健常者も
同率負担で、所得税対象額の1.35%も
払っており、かなり高いです。

年額約3万円払っていますが、これまでに通訳者を
派遣してもらったことは一度もありません。

だから結局、私も、自分の依頼で通訳者を何度か、
派遣センターから来てもらっています。

会社の他のろう者は、頼む気もなく何もしないで
通訳もなしで我慢しているか、不参加にしています。

組合まで通訳費用を出したがらないのは、

「聴覚障害者の数は少ないから、
その分の予算もわずかしかありません」

ということです。
組合はやらないのではなく

「対応すると、赤字になってしまうから」

ということです。

ただ、実質的平等というのは、
マジョリティもマイノリティも関係なく、
すべての人に質的にも平等に保障されている、
という状態をいうと思います。

この考え方との不整合については、
組合は考えていないようですし、
答えようとしないのだろうと思います。


【4.会社と組合が恐れる社内外のリスク】

組合は、会社組織として、良からぬことを放置
しておけば、社内外リスクが起きる、と話しています。

例え会社も組合も

「障害者差別は存在しない」

と考えていても、
社員の中に一人でもそう考えている人がいれば、
リスクも起こりえるものです。

具体的には話してもらえませんでしたが、
私が考えるには、社内リスクとは、
例えば職場環境悪化の要因になる、
ということです。

障害者だって

「差別的な取扱いを受けている」

と感じれば、やる気もなくなるし、
逆差別をしてやろうと思うかもしれません。

自分だけ違うのなら、それでいいというふんぞり
返りの姿勢でしか、仕事をしなくなるかも
しれません。

障害者にはどうせ頑張っても昇進がないと
わかったら、頑張るのは馬鹿らしくなります。

また、他の人にも影響します。
私は周囲の人から何回か言われたことが
あるのですが、

「Aさんはどうして、あの仕事しかしないの?
忙しいときでも、どうしてやってもやらなくても
いい仕事しかしないの?」

という疑問を持たれています。
勿論、私が悪いのではなく、課長の指示だという
のですから仕方がありませんが、
自分もそういう意味で、嫌な気がするものです。
明らかに、周囲の人は、私が他の人と違うことを見て

「おかしい」

と思っているのです。

そして、自分たちだけ責任のある仕事をやり続けて
いるのが馬鹿らしくなってきているようで、
私から見ても、周りの人がやる気があるようには
見えません。

「職場環境が悪い」

と言われるのは、障害者だけが特別扱いされている
状況を見て、健常者、健聴者でも不満に思うことも
あるかもしれません。

「電話対応が出来ないので、しなくていい」

のはわかりますが、代わりに単純労働の山を
持ってこられるのかもしれません。

でも私のいる職場は、電話対応をする職場では
ありません。
これでは、おかしいと思うのが自然ではないでしょうか。


他の部署では、障害者だけが隣同士で固まっていて、
健聴者は離れた机に並んで仕事をしていました。
もちろん、仕事内容も別で、一緒にやっているわけでは
ありません。

これは本当に厚生労働省の掲げるノーマライゼーション
社会の実現なのでしょうか?

(これにも実は、国の莫大な借金を減らすため、
ノーマライゼーションの理念が悪利用されている、
という批判があります)

障害者関連の、ある本には、このような民間企業の
障害者雇用を

「職場内授産施設」

と呼んでいました。


会社にとっての、もう一つのリスクは、社外リスクです。
これはとてもダメージが大きく、世間に悪評が広まったら、
社会的信用も失墜してしまいます。

例えば、もしもこういったブログなんかにも社名を
公開しての暴露なんかされたら、会社はもう取り返しが
つかないダメージを負うこともありえます。

ですから、会社も組合も当然に、社外リスクのほうを恐れる、
と思います。


【5.組合が「温度差」を「溝」と表現した意図は?】

私の

「差別的状況と見るかどうかは、立場の相違からも、
異なってくるかもしれません。
少なくとも、障害者と雇用主側との考え方に、
温度差はあると思っています。」

という見方に対して、組合は

「あなたと会社の(組合としても)、
(差別と感じるかどうかの)意識は、溝ができている」

と、話しました。

温度差というのなら、両者ともその意識は共有して
いるのだが、そのレベルには差がある、
という受け止め方で納得できると思います。

しかし「溝」というのはそれ以上のことで、
障害者は意識していても、健聴者には「意識もない」
ということになってしまうのではないだろうか?

労働組合といっても、それは結局、マジョリティで
ある健常者、健聴者(聴覚障害者以外の障害者も
含む人々)の組織なので、今までと同じように聴覚
障害者に対する無知、無関心、無意識による差別は
「差別だと思わない」という反論は、今後も続くと
思います。
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by bunbun6610 | 2014-11-22 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
『手話が原因で、人間関係が悪くなることも』

これはありえる。
なぜならこの世界では、異なる言語である手話が
通じない人たちがほとんどだからだ。
手話が通じない人のいる前で手話を使うと、
他の人たちから「自分が排除された」ように
思われることもある。
だから中途失聴者や難聴者が、音声日本語
と同時に日本語対応手話を使うのは

「手話がわからない仲間や、健聴者を排除して
しまうことのないように」

という理由もあるだろう。

しかし、ろう者は音声日本語と併用できない
日本手話を使うし、そもそも「排除する」という
意図は持っていない。

しかし、もしこの認識のズレがあった場合、
人間関係の上では、やがて“溝”とか“亀裂”
になることがある。
ズレがなくても、何ら対策を講じなければ、
やはり両者は分離してゆくのが自然だろう。
したがって、情報保障・通訳は双方の関係の
ためにも重要だ。


〔参考情報〕

『手話に対する、健聴者の受け止め方
 ―ろう者と健聴者の違い』
〔2011-10-05 19:00〕





それから

『手話が悪用されて、人間関係が悪くなることも』

これも、やはりありえる。

これは、悪用された場合の事例であろう。




日本手話者は、人の心を見抜く達人でもある。

出社したばかりの朝、会議が始まりそうなところだった。
全員が別室に移動しようとしていた。
その時、Yさんから

「行こう」

の合図を受けたが、いつも自分だけ呼ばれたことが
ないので、なぜ呼ばれるのか、理解できなかった。

Yさんが再び手招きして、何か言っている。
その時、前を通り過ぎていったAOYA(※1)

「あいつに声で言ったって、通じないぜ」

の意味の手話を、ハッキリと表した。


(※1)

『職場内障害者授産施設 - 「五月病」と「犬猿の仲」』
〔2014-05-27 18:30〕



この前の時(※2)といい、偶然だろうか?


(※2)

『健聴者が手話を使う時』
〔2014-11-18 18:30〕



健聴者のジェスチャーにも、ろう者の日本手話と
見分けがつかないほどのものも、ないわけではない。
しかし、それにしても上手過ぎた。

ひょっとすると、AOYAは、少しは手話を知って
いるのかもしれない。
しかし、彼はどうも、私を嫌っているようである。
それでは手話を知っていても、手話を使うとは
思えない。
無視するのが普通だ。

嫌われるようなことは、少なくとも私に心当たり
はない。
今まで、私に対するAOYAの視線が冷ややか
だったことは、以前から感じていた。
しかし、理由はわからない。

健聴者が音声言語で幾ら聴覚障害者のことを
バカにしても、私はもうそれに慣れてしまっている。
けれども、手話で表されたら、我慢がならない。
そういう時に限って、手話を使う健聴者がいる
ことは確かだろう。
あるいは、聴覚障害者をバカにするために、
手話のマネをしているだけなのかもしれないが。


あの有名な、蛇の目寿司事件(※3)も、
そうだったのかもしれない。



(※3)
『蛇の目寿司事件』
(昭和40年 秋、東京上野で起った傷害致死事件)


http://www3.ocn.ne.jp/~oneyes/kobushiza/pri03.html


http://tokudama.sakura.ne.jp/kataro/bm0009.html


http://zentsuoita.exblog.jp/13504435



今まで、AOYAは、私とコミュニケーションをした
ことは一度もない。
飲み会で同席した時もあったが、その時でさえ、
彼は私のことなど全く無視していた。
それも、理由がわからないが。

そんなふうだから当然、職場で会った時も、
私は挨拶をするのだが、彼だけはしない。
無視していくのである。
それで、最近は私も無視するようになったのだが。


皆さんも知っていると思うが、手話は、基本的には、
それがわかる者同士であって、ハッキリと通じる
言語である。
ということは、手話がわからない人ばかりが周囲
にいる状況で、悪口や、相手の心を傷つける手話
を使っても、本人同士は通じているが、
周囲の人はそれに気づかないのだ。
そういうふうに、都合よく悪利用されることだって
あるのだ。

言葉は、使う人の心によって、温かく包む毛布にも、
心を傷つける剣にもなる。
そう思った瞬間だった。

職場に仲良くなれない人が一人や二人いるのは、
仕方がない。
このことがきっかけで、私がAOYAと、職場内大喧嘩
を起こすことがなければいいが。

「ろう者が職場でケンカしてクビになった」

という話は、昔から実際に、何度か聞いている。
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by bunbun6610 | 2014-11-21 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E
2014年11月16日(日)
[Eテレ] 午後7時30分~7時45分
『壁は越えられる
―盲ろう大学生・森敦史さん―』



このテレビ番組を観て、驚いた。

盲ろう者で大学へ行った人といえば、
世界ではヘレン=ケラー(※1)
日本では福島智氏(※2)ぐらいしか知らない。


(※1)
『『ヘレン=ケラー自伝』
(ヘレン=ケラー/著 今西祐行/訳)(1/5)三重苦』
〔2014-05-01 20:00〕




(※2)
『福島智さん憤りの発言
/ 障がい者制度改革推進会議』
〔2012-03-02 00:10〕



『「コミュニケーション力」とは』
〔2011-04-12 21:04〕





盲ろう者を受け入れてくれる大学は非常に少ない、
という。
それ以上に驚くのは、森さんは生まれつきの盲ろう者
で大学に通い、将来は社会福祉士になり、同じ障害を
持つ人たちのための社会福祉制度や施設を整えて
ゆきたいそうだ。

映像で観る森さんの素顔は、東京盲ろう者の会理事や、
鉄道マニアという多面性も持つ。
そして、時には一人で旅をすることもある、という。

一人でどうやって旅をするのかというと、考案した
指差しボート(ひらがなの文字に点字が打ってある)
を使って、相互コミュニケーションを可能にしている。
この行動力には大変驚いた。

聴覚障害者の場合でさえ、普通は相手に手話や筆談
を求める。
それでもし、相手が応じなければ、それっきりになる。
だが森さんは、かなりやさしいというのか、ソフトに
感じられる。

「うまく工夫しているな」

と思う。

でも、こうした活動がテレビで紹介されていても、
潜在する盲ろう者へは、あまり知られていないのでは
ないだろうか。
盲ろう者への支援がある、ということを知らなかったり、
あるいは支援もないところに住んでいる盲ろう者は、
このテレビの情報も知ることがないだろう。


ある盲ろう者と、触手話で交流し、Eテレ『バリバラ』の
話をしたことがあった。
でも相手は、そんなテレビ番組があることも知らない
ようだった。
南の西表島にある、障害者就労施設(作業所)の話
をして

「そこが意外にもうかっているんだよ。
障害者も『楽しみは金儲け』だと、大喜びしていた」

と話したが、相手には初耳だという。
そして「自分にはムリ」と繰り返した。

自分の知りたいことがあったら、それは支援者を
通して聞くことができるだろう。
でも、知らないことは聞きようがないのだ。

耳も目も塞がれてしまった人には、自分に触れて
くれるものから初めて情報を得るか、
その手がかりを見つけるしかないのであろう。

あるいは、臭いで近くにあるもの、食べ物などの
情報を知るとか・・・。
となれば、まずはこういったテレビを観た人が、
もっと盲ろう者に積極的に関わっていくことが必要
なのだろう。

六本木ヒルズ回転ドア事故のケースに限らず、
こういう場合でも、ヒューマン・センサー(※3)
大切だと思う。


(※3)

『六本木ヒルズ回転ドア事故<12> 事故は無関心から起きた』
〔2011-04-22 21:13〕



『六本木ヒルズ回転ドア事故<13>
 ヒューマン・センサーの活用には、コミュニケーションも不可欠』
〔2011-04-22 21:28〕



しかし、最近はスマートフォンの流行で“ながら歩き”
をする人が増えている。
そのため、見守る目、ヒューマン・センサーの役割を
する人すら、減ってしまっている。

無関心は、実はとても怖いものだ。
近い将来、恐ろしい社会になる予感がするのは、
私だけだろうか。






〔関連情報〕


『「盲ろう者」について』
〔2011-04-09 09:34〕

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by bunbun6610 | 2014-11-20 18:30 | 聴覚障害
〔関連記事〕


『何者かが盲導犬を刺す 被害男性「これは自分の“傷”」
〔2014-08-25 23:29〕





==========================




http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141118-00041100-gendaibiz-bus_all



衝撃スクープ!
フォークで刺されたはずの盲導犬
オスカー

「実は刺されてなんか、いなかった」

日本中が激怒した事件に意外な
新証言が……


現代ビジネス 11月18日(火)6時2分配信



「盲導犬オスカー刺傷事件」はあまりに大きな反響を呼んだ。
しかし、3ヵ月が経った今も、犯人は捕まっていない。
一体犯人はどこにいるのか。
取材を進めるうちに衝撃の事実が浮かび上がってきた。


警察が隠していること

 「もう、いいじゃないですか、その話は……」

 盲導犬オスカーの近況について尋ねると、飼い主の近所
に住む住人たちは、異口同音にそう答えた。
その口ぶりは、まるで何か言いにくいことを隠しているよう
にも取れた。

 今年7月、盲導犬オスカーが何者かに背中を刺されて
大騒動となったのは、記憶に新しい。

 埼玉県さいたま市に住む全盲の男性(61歳)が連れて
いたオスカー(オス・8歳)が被害に遭ったのは、男性が自宅
を出て職場に着くまでの、通勤経路のどこかだと見られる。

 「フォークのようなもので強く刺された」

という獣医師の診断を受け、飼い主は警察に被害届を
提出した。

 その時の心境を飼い主はこう語っている。

 「犯人には『自分で自分の体を刺してみろ』と言いたい。
同じ赤い血が出るだろうと。
抵抗できない犬を狙うなんて許せない……」

 通常、「犬の傷害事件」の被害届を警察が受理する
ことはありえない。
だが「オスカー事件」は日本中で話題になったこともあり、
埼玉県警は異例の30~40人の捜査員を投入し、捜査
に当たった。

 「犯行」は白昼の、人目につく場所で行われたわけで、
当初「犯人」の逮捕は時間の問題と思われた。
だが、事件から3ヵ月が経過した今も、犯人逮捕の一報
はもたらされていない。
それどころか

「埼玉県警は今、頭を抱えているんです」

と明かすのは、地元支局に勤める全国紙の記者だ。

 「もちろん、犯人を捕まえられないことに悩んでいるの
ですが、それは捜査が行き詰まったからではありません。
捜査すべきことはすべてやりきった。
でも手がかりや目撃証言が何一つ集まってこないんです。

 実は県警幹部は、一つの『結論』に到達しようとして
います。
その結論を私たち地元の記者も地元民も知っていますが、
とてもじゃないけど紙面には書けなくて……」

 封印されている結論は、こういうことだ。

 この事件は警察が犯人を捕まえられないのではない。
そもそも、最初から犯人なんていないのだ―。

 オスカー事件が公になった直後は、日本中で怒りの
声が上がった。

 「盲導犬をフォークで刺すなんて人間じゃない」、

「飼い主にとっては自分が刺されたのと同じ」

といった声が巷には溢れ、芸能人や文化人、政治家まで
もが怒りのコメントを寄せた。
愛犬家で知られる川島なお美やデヴィ夫人らは、

「犯人を絶対に許してはならない」

と憤慨した。

 しかし、こうして日本中が激怒し、憎んだその犯人が
「存在しない」とは一体どういうことなのか。
本誌は事件の真相を追った。

 警察の捜査はまず「犯行現場の特定」から始まった。
男性の自宅から最寄り駅まで、そして降車駅から職場まで
の経路は、目立つはずなのに目撃証言もなく、路上での
犯行の可能性はない、と断定した。

 電車内でフォークを取り出して犯行に及ぶとも考えにくく、
そうすると必然的に駅構内での通り魔的犯行、ということ
になる。
この二つの駅に捜査員が集中的に投入された。

 「3000枚のビラを配布し、聞き込みを行いましたが、
何より期待されたのは防犯カメラの映像です。
駅に設置されている100台以上の防犯カメラを、
夜通しで徹底的に解析しました」(捜査関係者)

 しかし、防犯カメラに映っているはずのオスカーが
刺される瞬間が、一向に見つからない。
それだけではない。捜査関係者が続ける。

 「オスカーはこの日、犬用のシャツを身に着けて
いました。
フォークで刺されたのなら当然、このシャツには穴が
空いているはず。
ところが不思議なことに、シャツには刺された跡が
どこにもなかったんです。

 オスカーが刺されたとすれば、犯人は一度シャツを
めくって刺して、再びシャツを元に戻して逃走したこと
になる。
こんなことをすれば余計に目立つはずです」

 それなのに、防犯カメラにはそのシーンが映っておらず、
目撃者も現れなかった。
さらに、前出の全国紙記者が言う。

 「オスカーは大型犬のラブラドール・レトリバーで、
皮膚は相当分厚い。
片手で服をまくり上げて、もう片方の手だけで、あそこ
まで深い傷をつけるのはかなりの力が要ります。

 もし刺されていたら、相当な痛みがあるはずなので、
なにかしらアクションを起こすと思うんですが、飼い主は

『オスカーが鳴き声を上げたり、暴れたりするような
気配はなかった』

と言っています」

 一部では

「盲導犬は何をされても吠えないよう訓練されている」

という情報も流れたが、盲導犬協会関係者によると

「盲導犬は痛みに耐えるような訓練は受けていない」

と言う。

 いくら飼い主に忠実な盲導犬とはいえ、自らの身に
危険が迫った時には、防衛本能が働くだろう。
声すらあげないというのは

「フォークで強く刺された」

という犯行様態と矛盾する。

 埼玉県警武南署の副署長は苦渋を滲ませながら、
本誌にこう語る。

 「監視カメラにオスカーが映っていたか?
それは捜査の関係上申し上げることはできません。
一つ言えるのは、オスカーと一緒に怪しい人物が映って
いたとしたら、とっくに捜査をしているということです。

 市民からも

『早く犯人を逮捕して』、

『警察は何をやっているんだ! 』

という叱咤激励のお電話をいただき心苦しい。
しかし、なにせ情報がない。
我々としても、今は動きようがない、というのが実情です」

 広報担当である所轄の副署長が、ここまでハッキリと
捜査の難渋を認めることは極めて珍しい。
副署長は「捜査をやめますとは、もちろん言えない」

とも漏らした。
それはつまり、表向き捜査は継続中だが、実のある捜査が
行われていない、ということだ。

 白昼の駅構内の犯行で、警察がこれだけ探しても犯人が
見つからない。

 「それが何を意味するか?
この事件には、『犯人はいない』ということです」
(前出の捜査関係者)

 オスカーは刺されていなかった。
これがどうやら、この事件の真実なのだ。


診断した獣医師の戸惑い

 ではなぜ、オスカーは傷を負い出血していたのか。
それについて今、予想外の見立てが浮上し、それが
県警内部でも徐々に広がりつつあるという。

 その見立ての中身を明かすのは、東京都渋谷区
にある、どうぶつ病院ルルの塩谷朋子院長だ。
彼女によると、オスカーは

「ただの『皮膚病』だった可能性がある」

というのだ。

 「獣医師の間ではそういう意見が少なくありません。
写真の傷跡は、大型犬が夏にかかる『膿皮症』に
よく似ています。
数日前から腫瘍ができていて、膿が溜まって、
それが破裂した傷跡だと考えても、不自然では
ありません。
その傷跡がフォークで刺されたように見えたのでは
ないでしょうか」

 皮膚病はラブラドール・レトリバーがもっともかかり
やすい病気の一つである。
ニキビのような小さな腫瘍が毛の下にできて、
やがて弾けて出血する。
その傷跡は穴が空いたようになり、まるで鋭利な刃物
で刺されたようにも見える。

 本誌は最初に「フォークで刺された」と診断した、
なぎの木どうぶつ病院の内田正紀院長の元を訪れた。
すると内田獣医師から、思わぬ答えが返ってきた。

 「最初から私は『フォークで刺された』と断定はして
いませんよ。
皮膚病の可能性も十分あると思っていました。
ただオスカーをうちに連れてきた飼い主の友人の話
によると、飼い主は

『オスカーが耳を掻くのも分かる』

と言うほど、行動を把握しているという。
そして、その飼い主が

『出血の数日前に皮膚に異常はなかった』

と言っていると聞いたので、刺された可能性も否定
できないと答えたんです。

 私の診断が発端で、これほどの騒ぎになってしまい、
戸惑っているのも事実です」

 「オスカー事件」がここまで広く拡散したキッカケは、
飼い主の職場の同僚の家族が、義憤に駆られて送った
朝日新聞への一通の投書だった。
その投書にはこう書かれていた。

 〈全盲の方の愛犬が、お尻をフォークのようなもので
刺されました。
(中略)こんなことをしたあなた。
これは、いたずらでは済まされないことですよ〉

 飼い主の知人が語る。

 「そもそも犯人はいなかった、という疑念は投稿した方
の耳にも入っています。
でも彼だって、まさかここまで話が大きくなるとは思って
いなかったでしょうから、責めるのは酷です。

 責められないのは、飼い主も同じ。
彼はオスカーが

『フォークで刺されたかもしれない』

と告げられ、これまでの取材に対し怒りを露にしていましたが、
それは当然のこと。
今では犯人がいなかったことにも薄々気づいていると
思いますよ」


飼い主は自宅でひっそりと

 本誌記者は、飼い主に会うため自宅マンションを訪れた。
男性は現在、マッサージ師の仕事を辞め、自宅で療養中
だという。

 玄関扉の脇に小さなサッシがあり、少し開いた窓から
テレビの音声が漏れている。
インターホンを押す。

 ―こんにちは、『週刊現代』と申します。

 「……はい」

 ―盲導犬のオスカー君が襲われた事件について、
その後の様子を知りたくて参りました。

 「すみませんが、取材はお断りします」

 ―オスカー君は元気ですか? 

 「もう勘弁してください。
色々とあったので、心身共にすっかり疲れました、
すみません……。
今はそっとしておいてください」

 オスカーは家の中にいる様子だ。事件以降、
飼い主とひっそり暮らしているのだろう。
前出の飼い主の知人が続ける。

 「騒動以来、外出することもできず、ふさぎ込んで
いるんです。
インターネットの掲示板に

『自作自演か』、

『飼い主が虐待していたんじゃないか』

という根も葉もないことを書かれていると聞かされて、
ショックを受けていました」

 オスカーの傷はすでに完治していて、今となっては皮膚病
だったか否かを確かめるのは難しい。
だが、一つ言えるのは、日本中が存在もしない「刺傷犯」
に向けて、罵倒と怨嗟の声を浴びせていた、ということだ。

 評論家の呉智英氏は、オスカー事件に現代社会の問題
が表れていると見る。

 「今回の事件は、事実の検証が済んでいないにもかかわらず、
飼い主より周囲が先に動いてしまったがために、これほど
大きな騒ぎとなってしまった。
個人的な『善意』と、自分も社会に参加しているという
『使命感』、この二つの暴走が招いた事件と言えます」

 一般市民だけでなく、政治家や芸能人もここぞとばかりに
騒ぎ立てた。

 連日「お涙ちょうだい」とばかりに煽りまくったワイドショー
に対して、元日本テレビ解説委員で法政大学社会学部教授
の水島宏明氏が苦言を呈する。

 「最近では佐村河内守氏の嘘に振りまわされてしまった
ことが象徴的でしたが、メディアの中でも特にテレビは、
泣ける話や同情を誘う話題に弱い。
真偽の確認より、『話が盛り上がる』方向にばかり進んで
しまう。
あまりにも短絡的です」

 話題性があるからと事件に飛びついた警察もお粗末だった。

 「普段なら突っぱねる被害届を受理して、何十人もの
捜査員を投入し、存在しない犯人を捜していたとなれば、
税金の無駄遣いも甚だしい。
捜査すべき他の重大事件があるはずです」
(前出の全国紙記者)

 本人の思いもよらぬ形で、全国の注目を浴びてしまった
飼い主の男性とオスカー。
彼らこそが、犯人がいないこの事件の「被害者」と言えるだろう。

 「週刊現代」2014年11月22日号より
週刊現代



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【追記】(2014年11月24日)



「また朝日新聞か」

と思っちゃう。
一部のマスコミが騒いでこうなったというのだろうか。

しかし、小さなことでも報道することは意味があるし、
大切だと思う。
例えば、人間社会の多様性を尊重するという意味で。

騒ぎすぎたのは、むしろ、その報道を受けた読者側
ではないだろうか。

騙されて太平洋戦争を容認し、

「国を守るため」と騙されて神風特攻なんかやって、

教科書で「(太平洋戦争は)軍部の独走だった」と騙され、

「消費税増税分は全額社会保障のために遣います」

という政治家の言葉に騙されたのも民衆。

民衆の「リテラシー」の問題だ。

『美味しんぼ』騒動も、まだ記憶に新しい、と思う。



『『美味しんぼ』騒動で思ったこと』
〔2014-05-25 18:00〕



確かに、一部のマスコミが指摘している

「日本人は、お涙頂戴の報道に弱い」

というのは本当だと思う。

今年の障害者週間が近づいている。
せっかくなのだから、これも

「障害者への正しい理解へ」

と、変わっていってほしい。

今年は聴覚障害者も、非常に多くの“誤解報道”
がなされた年だった。

カギは、皆さんの「情報リテラシー」だ。
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by bunbun6610 | 2014-11-19 22:17 | 障害者問題・差別
リーマンショック以降の不況の時、障害者の雇止めが
増えたことはご存知でしょう。



弁護士清水健夫ブログ
『障害者にも解雇の嵐 実習訓練さえ中止』
〔2009年2月22日 (日)〕





今、3月の消費税増税前需要の反動で、会社の業績
が大きく落ち込んでいる。

落ち込むのはどこでも想定内だが、私の勤務する会社
の場合、8月までは予想していたよりも、それほど
落ち込んではいなかった。
だから、一応はアベノミクスが成功していたかのように
思えた。

しかし、9月以降からは回復に向かうどころか、
さらに落ち込んでしまった。
ハッキリ言って、潰れる寸前の会社と同じような状況
にまで、業績悪化している。
これは心配だ。
もし長引いたら

「アベノミクスの副作用が出た」

ということなのだろうか。

入社以来、こんなに仕事がなかったことはない。
障害者の場合は、もともと大した仕事をしていない
こともあるが

「仕事がなくても、給料がもらえるのだから有難い」

と、障害者は言う。

「仕事が与えられないのは不満だ」

と、今ハローワークへ仕事を捜しに行っても、
本当に雇う気のある会社(求人票)など、
今はないのではないだろうか。

それでも、辞めた障害者もいる。
(「雇止め」の可能性もある)

すでにやる気のなくなった障害者を雇わせて、
会社は本当によくなるのだろうか。
国のやっていることは、どうもおかしい。



『女性活用と障害者雇用の問題点』

日本の人口減少、労働力不足に伴う、女性の活用は
やるけれども、障害者の活用はやらないのか。

女性と障害者とは、実は職場では密接な関係がある。

まず、女性の活用についての実際を見てみると、
圧倒的多数であるパート職位から正社員化する、
という施策がある。

パートからいきなり名前だけの正社員にするのでは
なく、まずそれより上の準社員に上げて、正社員と
同じ仕事、待遇にし、様子を見ている。
正社員になれるかどうかは、その評価期間後の話だ。

女性事務社員といっても、実際は各部署に一人しか
いない(任されていない)ので、代われる人はいない。

すると、有給休暇は法定通りに付与されていても、
実質的には取れなくなってしまうのだという。

つまり、戦力になったからには有休消化率は0%に
なってしまう、というのだ。

それだけではない。
一人で責任を持ってやらなくてはならない激務に加えて、
ポテンシャルが低く、やる気もあまりない障害者部下の
面倒まで見なくてはならなかったりする。
障害者は使い捨てだったり、辞めてゆく人も多いから、
その度に新しくやってきた障害者に、一から教えなければ
ならない。
これは大変だ。

私も、正直に言ったら

「障害者雇用のパートで甘えていた方が、ずっといい」

と思ってしまうほどだ。
健常者でも、働いても働いても底がすぐに見えてきてくる
待遇条件だったら

「最後は生活保護に頼ればいいのだから、
頑張らなくてもいいか」

になってしまうかもしれない。
自分にプライドがあるかないかだけの、
単純な論理になってしまうかもしれない。


それに対して、障害者雇用パートタイマーは有休取得率
100%だし、業務負担も軽い。
さらに休みたければ、自由に休ませてもらえる。
スキルアップも何もしなくていい。

もし「雇止め」になっても、その場合だったらハローワーク
からすぐに失業給付がもらえるし、失業給付期間も
障害者の場合はずっと長い。
だから、すぐに困るというわけではない。
何とかなるだろうし、もし早期に再就職が決まれば、
残りの支給分のある程度が、まとめてもらえる。
これが報奨金みたいだ。
だから結局、損とは限っていない。

これだけの違いがあるのだから、どちらがいいかは、
その人の好みにもよるだろう。

「正社員が絶対にいい」

という時代は、もう終わっている。

たとえ頑張って正社員になれたとしても、
数年後には心身を壊してしまい、
やがて自主退職した人もいるのだから。

やっぱり「格差社会」が“みんなで頑張る”という、
昭和のよき面を終わらせてしまったのだろう。


けれども、これをポジティブに考えれば、
これからは「頑張るか」「頑張らないか」を、
自分の就職活動で自由に選べる時代になった、
とも言える。

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by bunbun6610 | 2014-11-19 18:30 | 障害者問題・差別

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片耳が聞こえなくなった
 …急性難聴は重大病の
危険信号だ


日刊ゲンダイ 11月18日(火)10時26分配信


突然、片耳が聞こえなくなった。
よく疑われるのは突発性難聴やメニエール病だが、
急性難聴を引き起こす病気は他にもたくさんある。
中には、命を脅かすものまであるという。

慶応大学医学部耳鼻咽喉科学の小川郁教授に
詳しく聞いた。

 耳の構造は「外耳」「中耳」「内耳」の3つに分けら
れる。

外耳は外界から鼓膜までの部分。

中耳は鼓膜の奥の空間で、音の振動を感じ取る
耳小骨や、耳と鼻をつなぐ耳管がある。

内耳は脳に一番近く、平衡感覚をつかさどる三半
規管や聴覚をつかさどる蝸牛があり、常にリンパ液
で満たされている。

 急な難聴は、外的な刺激や内的な疾患によって
これらの機能に障害が起こることで発症する。

「片耳の急性難聴から考えられる代表的な疾患は、
よく知られる突発性難聴やメニエール病の他に、

<滲出(しんしゅつ)性中耳炎>

<外リンパ瘻(ろう)>

<聴神経腫瘍>

などがあります。

いずれも、早期に治療すれば治る可能性も高い
疾患ですが、治療が遅れて一定の期間を過ぎると、
聴力を失ったり、命に関わることもある大病です」

 滲出性中耳炎は、中耳にある耳管の働きが
落ちて中耳腔の圧力が外部よりも低くなる陰圧
状態が続き、中耳粘膜から滲出してきた液が
中耳にたまって聴覚に障害を起こす疾患だ。

難聴の他に、耳の閉塞感といった症状が出る。

耳管の働きが未熟な乳幼児や、耳管が衰え始める
中高年によく見られるという。

「成人の場合は、アレルギー性鼻炎、急性鼻炎、
副鼻腔炎にかかった後、中耳腔に細菌が感染して
発症するケースも多い。
まれに上咽頭がんの初発症状の場合もあるので、
甘く見てはいけません」

 年をとると、痛みを感じづらくなって徐々に左右の
聴力が落ちていくので、老人性難聴と診断されて
がんが見過ごされることもあるから気を付けたい。
鼻炎やがんなどの疾患が原因で難聴が起こって
いる場合は原因疾患の治療を行う。
中耳の衰えが原因なら、滲出液を排液する鼓膜
切開手術が必要になるという。


■上咽頭がん、脳腫瘍の可能性も

 外リンパ瘻も、急な難聴を引き起こす。
重い物を持ち上げる、鼻を強くかむ、スキューバ
ダイビングで海に潜るなどした際、中耳圧や脳脊髄圧
が急激に上昇し、外リンパ液が内耳から鼓膜腔に
漏れて平衡感覚や聴力に障害が起こる。

「外リンパ液が漏れ出た直後から強い回転性のめまい
が起こり、難聴や耳鳴りも伴います。
仮に海中でめまいが起こったら、そのまま溺れてしまう
ケースも考えられるので非常に危険です。
とりわけ中高年は若い頃よりも外圧による影響を
受けやすく、発生率も高いので要注意です」

 治療は安静にして自然閉鎖を待つのが一般的だが、
効果がない場合は外リンパ瘻の閉鎖手術を行う。

 急な難聴を引き起こす疾患で、いちばん危険なもの
は聴神経腫瘍だ。

「これは、脳腫瘍の中で最も頻度が高いものです。
耳から得た情報を脳に送る内耳の蝸牛神経と、
平衡感覚をつかさどる前庭神経という2種類の神経
にできた腫瘍が圧迫、破壊し、難聴や耳鳴りが
起こります。

片耳が聞こえなくなったのに放置すれば、最悪の場合、
腫瘍が増大して脳の組織が破壊され、命の危険を
伴うケースもあります」

 腫瘍を発見したら定期的にMRI検査を行い、
年間に数ミリ程度の成長しかなければ経過を見る。
増大傾向が認められれば、サイバーナイフやガンマ
ナイフによる放射線治療や摘出手術を行う。

 片耳の難聴を引き起こす病気はまだいくつもある。
放置して片耳の聴力を失えば、大勢での会話や雑音
の中で相手の声を聞き取れなくなる。
ひいては脳への刺激が減り、将来的に老人性うつや
認知症を発症する可能性まで高めてしまうという。

 急に片耳が聞こえなくなったら危険信号と捉え、
すぐに医療機関で診察を受けたほうがいい。




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by bunbun6610 | 2014-11-18 22:52 | 難聴・中途失聴

健聴者が手話を使う時

「手話は知らない」

「わからない」

「できません」

と言う健聴者でも、実は手話を使う時がある。

例えば、以前の記事でも書いているAOYA(※)もそうだ。



(※)当ブログ

『職場内障害者授産施設 - 「五月病」と「犬猿の仲」』
〔2014-05-27 18:30〕


に登場している。



私とは全くそりが合わないこの人が、
手話を使ったのだ。
別に驚きではないが、やはり怒っているほうが、
健聴者は手話をよく使い出す。
(別に、私が怒らせたわけではないが)

ある日、私が共用パソコンの机に坐って閲覧して
いたら、AOYAが突然、私の身体に触れた。

実はこれは、ろう文化では当たり前の“呼び方”だ。
健聴者は「ちょっとすいません」とか言う、
音声会話でのやり取りだが、
ろう者世界では肩を軽く叩く、などする。

AOYAの場合は「呼んでも無駄だ」とわかっているから、
身体に触ったのだろう。

さすがの私も

「こんな不器用なヤツでも、よくできたものだな」

と感心した。
頭が悪いのかと思っていたから、褒めてやっても
いいくらいだ。

私が振り向くと、AOYAはすぐに

「そこをどけ!」

の意味の手話をした。
この時の手話は、目の前の相手を追い払う時に
するジェスチャーだ。
「不要(要らない)」の手話にも似ている。

私はすぐに、AOYAに席を譲った。


ろう者、難聴者、中途失聴者でも、この手話を
使うから、皆わかる。
ただ、AOYAの手話は明らかに、相手にケンカを
売っている表し方なのだ。
AOYAも、ケンカ腰のやり方だと知ってやっている
だろう。

共用パソコンは社内に3台あり、そのうち1台は
空いていたのだが、AOYAはなぜか、私に

「どけ!」

と言ってきた。
やはり、AOYAと障害者は相当、そりが合わない、
と見抜ける。

仕事を頼む時の「お願いします」はやらないのに、
「どけ!」はできるなんて、相当ひねくれている。
というか、人格が正直に出ている。
手話とは、そういうものなのだ。

動物でさえ、身振り、ジェスチャーなども取り入れて
コミュニケーションをしているのだ。

人間にそれが出来ないはずはない。

もっとも、ろう者の主張する「手話」とは、もっと奥が
深い言語であるようだが、こういった、すぐに使え、
万人に通じる手話だって、もちろんある。
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by bunbun6610 | 2014-11-18 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610