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蒼穹 -そうきゅう-

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『「精神障害」とは「やる気が出ない障害」なのか?』

『「やる気が出ない障害」と「ただの怠け癖」の区別は、
どうやってつけられるのか?』


ある日、私は事務所で注文書に会社のゴム印を押す
仕事をしていたのだが、Yさんは何もしていなかった。

そこへ、配送所から商品カタログが大量に届いた。

カタログの仕事も、以前にYさんに教えたことがある。
なのにYさんは何もしないままだった。

私はもう

「教えてもムダなんだな」

と後悔し、Yさんのことなど放っておいて、
自分の仕事に専念した。

仕事をしていない人はYさんだけ、という状況がしばらく
続いた。
Yさんもそういう状況では心苦しくなり始めたのか、
私に

「これは全部開けるのですか?」

と聞いてきた。
当たり前のことを聞いてくるバカっぷりに呆れながらも

「そうです」

とだけ言ったら、やっとYさんも仕事をやり始めた。

しかし、Yさんは仕事のスピードのほうも、普通の人より
3倍は遅い。

そのうちに私はゴム印押しの仕事が終わり、Yさんと
一緒にカタログの作業をやり始めた。
カタログは、価格表などがバラバラになって送られてくる
ので、それをセットにして、営業スタッフがすぐ使えるよう
に棚に置く仕事である。
この日は2つの商品カタログがあったので、二人で一つ
ずつやることにした。
当然、私のほうが早く終わった。

Yさんの仕事ぶりを見ると、Yさんは

「●●がありませんので、●●はカタログに入れていません」

と言った。

私は、Yさんがまた何か忘れていないか、よく調べてみた。

すると、本当は●●は無いのではなくて、Yさんがその保管
場所を忘れたために「無い」と思っている、ということが
わかった。
私がそれを注意したら、Yさんは笑ってごまかした。
周囲の人はもうわかっているので、全く無視している人も
いれば、「またか!」と笑い出す人もいた。

笑ってごまかすだけでは済まない問題なので

「前に教えたでしょ。
メモはしているの?」

と言ってみた。
それでもYさんは、その大事な忠告を無視するので

「こんなんじゃ、オレは血圧が上がっちゃうよ。
今度また忘れたら、罰金一万円なんてのはどうかな?
それだったら、うれしくなっちゃうよ」

と、Yさんに言った。
そう言いながら、私が●●を保管場所から出して来て、
Yさんがやったカタログに入れ始めた。
Yさんは結局、それを見ているだけだった。

Yさんはまるで子どもで、手がかかる人なんてものでは
ない。
Yさんはその仕事が終わるのを見届けると、また喫煙室
へまっしぐらに行ってしまった。
反省の色が全然ないと見える。

本当にこれが、精神障害者の特徴なのだとしたら、
これは問題だ。
「障害だから」ということでは済まされないのではないか。


翌日、Yさんは始業10分前に職場に来た。
一番最初に来ていた障害者がKさんだ。
私はその次に来て、朝の仕事だけやった後、9:00予定
の健康診断に行った。
本当はYさんにも教えた仕事なので

「今度やってみて下さい」

と前から言ってあるのだが、Yさんは全然やろうとしない
ので、私か、他の人がやっている仕事である。

Yさんがやらないからなのであるが、Yさんは他の人に
どんどん、仕事を取られていってしまっているのである。

その日も、Yさんは出社すると自分のカバンを置いた後、
真っ先にタバコを吸いに行った。
これで誰にも、何も言われないのである。

しかし、国の法律に基づく障害者雇用といえども、
一応は有期雇用である。
Yさんはこの会社に来る前は、他の会社でクビになった
(形式上は「自主退職」だが)ことは明白だろう。
ここではどうなるだろうか。
クビになっても、おかしくはない。


その日、私が健康診断で午前中は不在であったにも
かかわらず、Yさんには何の業務も与えられず、
後から戻ってきた私には、その日の業務がすぐに
与えられた。
上司は二人いるが、二人ともYさんをあまり信頼して
いないようで

「なるべくYさんに仕事を頼みたくない」

と思っているように見える。
やはり、この前のこと(※1)で、Yさんに慣れていない
仕事を任せるのは、まだ心配だからではないか、と思う。


(※1)当ブログ

『職場内障害者授産施設 第二篇 (8)タバコへ逃避する精神障害者』
〔2014-10-03 18:30〕

参照。




今までYさんの状況について、詳細に書いてきたが、
初めは

「記憶障害があるのだろうな」

と思って疑わなかった。
それは今も、間違いないだろう。

しかし、それを自分で何とかするための努力を、
本人は全くしていないのである。
そこが問題だと思わないだろうか。

例えば、すぐメモを取るとか、それを常に携行して見て、
確認するようにするとか、Eテレ『バリバラ』でも記憶障害
を持つ障害者が紹介したような工夫をする(※2)
とか。
そういったことを何もしないのでは「やる気がないだけ」
と同じではないかと思う。
それが客観論ではないか、と思う。


(※2)当ブログ

『Eテレ『バリバラ』 テーマ;お悩みランキング ~高次脳機能障害編』
〔2013-11-18 18:30〕


参照。



果たして、これが本当に精神障害者特有の「障害」
なのだろうか。
では、そうした「障害」と「怠け癖」の区別を、
周囲の人はどうやってつけるのか?
精神障害も見えない障害なのであるから、
一般の人には見分けがつかないだろう。

もしも障害ではなく、本人の怠け癖ならば当然、
注意すべきだが、これが障害なのかもしれないし、
だからそれができにくくなってしまうのだ。
健常者も、こういう疑問を持ったことはないだろうか。

こうなるともう、精神障害者のほうも、その人格まで
疑われ、人間関係も知らずに悪くなっていくのでは
ないだろうか。

おそらく、Yさんは双極性障害ではないと思う。
Yさんは毎日、朝から夕まで平常心で、精神的な
乱れは全く見られない。
だが仕事となると、やる気は一日中見られない。
彼のやる気のなさは精神状態と、全く関係がない
ようなのである。

これは一体、どう説明できるのだろうか。
そんな精神障害なんて、あるのだろうか。
それで「給料ドロボー」みたいに、毎日会社には
きちんとやって来るのである。
物忘れが非常に多いというのに、なぜか遅刻を
したことだけは一度もない。
仕事となると時間にはルーズなのに、
遅刻だけは一度もないというのは不思議だ。
本当は精神障害ではない、ということも十分考え
られると思う。
だとすれば、これは障害者認定医の誤診だろう。





【追記】(2014年10月24日)

後になって調べて、出てきた当事者情報なのだが、
やる気が出ない時もある障害なのだそうだ。

他の人から見たら、本当に理解しずらい障害だ。


〔参考情報〕

『「やる気がでない」』
〔2014-10-18 09:32〕

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by bunbun6610 | 2014-10-04 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E


『偽障害者? ただの人格的未熟者?』


ある日は、就業時間ギリギリになって、Yさんが
外出から帰った。

「どうしたのか?」

というふうな感じで、上司全員がYさんに寄って、
話し込み始めた。

私も

「何かあったのかな?
みんな心配しているから」

と思い、側へ寄ってみた。

しばらく様子を見ているうちに、
予定表には△△△事務所と書いてある。
私は知らないから、これがYさんの仕事だろうと
推測した。

Yさんも

「△△△事務所と言われたけど、書類を見たら×××と
書いてあったので、□□事務所へ行きました。
でもそこへ行くと『それは△△△事務所のほうだ』と
言われ、行き方を聞きました。
すると、『そこのバス停は廃止された』と言われ、
タクシーでしか行けないと思いました」

とか何とか言って、だんだんとこちらもYさんの説明
が理解できなくなっていった。
ここら辺の話は、私も正確に知ることなどできるはずも
なかったので、勿論正確に記述することはできない。

「でも、最終的には△△△事務所へは行けたんですよね?」

と、結論だけ聞くと、YESの返事。
どうやら、いろいろあったようだが、任務は一人で
こなせたようだった。

しかしその後、私はさらにYさんと話した。


私;「△△△事務所へ行く方法は、前に教えましたよね。
私があげた資料を、持っていますか?」

Yさん;「持っています。
でもバス運転手さんが『そこにバス停はない』と
言っていました」

私;「そんなはずはない。私が前に渡した資料を出して下さい」

Yさん;「いえ、持っていますから」

私;「出して見せて下さい」

その資料には地図も行き方も、バス停の名前まで
全部載っている。
だからYさんはそれを忘れているとしか、
思えなかったのだ。

しかし、Yさんはなぜか、嫌がっていた。
そうしてもめているうちに、D上司が間に入り

「まあまあ、もういいから。
外へ行って、二人で飲みに行きなさい」

と言った。
それで二人は退社したのだが、私はそれで収まらなかった。

私;「△△△事務所はね、△△△駅ではなくて、◎◎駅の
ほうが近いんですよ。
そこからバスに乗って、★★★★で降ります」

Yさん;「でも、事務所の案内図には△△△駅がありますけど」

私;「『その冊子では、最短時間で行ける方法はわからない』
って、前に言いましたよね。
覚えていないのですか? メモはどうしたの?
ちゃんと取っているの?」

Yさん;「いえいえ、メモはあります。
すみませんが、タバコを吸いたいので、失礼します」

またこういう時にはタバコで逃げるのか。
教えてもムダなヤツだな。
Yさんは自分のミスも認めようとしないから、
反省もしない。

その日はもう、そのまま別れた。

翌日、Yさんは9:00ギリギリになって、
職場に顔を出して来た。
私も、Yさんと同期入社のKさんもすでに働いている
というのに、Yさんは教わったことを一つもやらないで、
自分の座席に坐ったままだ。

これでは今後、もう誰もYさんの相手はしないだろう。
私も二度と教えようとは思わない。
これからは、放っておく。

Yさんの仕事内容も、D上司が言っていた通り、
ほぼ「●●専門」になっていた。
「ほぼ」と言うのは、たまにその仕事が中止になること
があるからだ。
だからそういう時は、Yさんには他のことをやって
もらわざるをえない。
なるべく簡単で、負担が少ない仕事だ。

こういうふうであるのだから、Yさんは他の人よりも、
豊富な経験は積めない、ということになる。

彼はもうすでに、50代後半という年齢である。
65歳まで働けるかもしれないが、この能力でも
フルタイム労働契約なのだから、障害者としては
恵まれていると思う。

それでも、Yさんの親離れは難しいと思う。
この収入では親と同居せざるをえないし、親と同居
していて、家という資産もある以上、生活保護は
認められないだろう。
将来に受け取れる老齢年金は少ないだろうから、
彼の老後は間違いなく、浮浪者のような生活に
ならざるをえなくなるだろう。
よほどの裕福な家でない限り、破産へまっしぐらと
向かう老後になる。


NHK NEWS WEB
『障害者苦しめる「65歳の壁」』
〔9月26日 16時45分〕




NHKスペシャル
『老人漂流社会"老後破産"の現実』
〔2014年9月28日(日)午後9時00分~9時49分〕




読者はこれを読んで、どう思うだろうか?
こういう会社で、Yさんにとっては良かったと思うだろうか?
そう思わざるをえないのだろうが。
他の会社だったら、とっくにクビになっているだろう。
彼は何をやってもダメだから、どこへ行っても
“採用取り消し”になるだろう。
だからこそ、今のような、障害者を簡単に捨てない会社に
入れて、幸運だったのだ。
だが、それに甘えているのはどうかな?

D上司が冗談交じりに「飲みに行け」なんて言っていたが、
この言葉は、裏を返せば健常者は

「障害者なんて、こんなものだ」

という見方しかしていない証拠なのだ。
それがわからず、悔しいと思わない障害者がクズなのだ。

「悔しい」と思わないコイツはダメなヤツだ。
コイツは、障害があってもなくても、どうせダメなヤツだった
に違いない。
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by bunbun6610 | 2014-10-03 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141002-00000114-mai-soci


<労働者健康福祉機構>
虚偽報告で
「障害者法定雇用を達成」


毎日新聞 10月2日(木)21時25分配信


労災病院などを運営する独立行政法人「労働者健康福祉機構」
(川崎市、武谷雄二理事長)が2010年から5年間、報告を義務
づけられている雇用状況を虚偽報告し、障害者の法定雇用率を
達成しているかのように偽装していたことが2日、わかった。
武谷理事長は同日、塩崎恭久厚労相に謝罪した。

 武谷理事長によると、今年8月下旬に新任の総務部長が法定
雇用率の達成状況を人事課長に聞いた際に、

「未達成だが未達成とは報告していない」

との答えがあり発覚した。
労働者数のうち嘱託職員数を故意に数えず、障害者の雇用数を
過大報告することなどで、法定雇用率を達成しているように報告
していたという。
虚偽報告は障害者雇用促進法で30万円以下の罰金とされている。

 同機構で再調査したところ、11年は労働者数(1万2843人)を
1万584人に、障害者数(97人)を222人と報告し、実際の雇用率
が0.76%だったのに、法定雇用率をクリアする2.1%とした。
法定雇用率が2.3%に上がった13年も、実際は1.42%だった
雇用率を2.32%になるよう虚偽報告をしていたという。

 2日にあった記者会見で機構側は

「担当者に虚偽報告をした動機は聞いていない」

と説明した。
弁護士などの第三者による委員会に真相究明や処分範囲の検討
を依頼し、年内に報告書をまとめたいとしている。
武谷理事長は

「率先して法を守る立場にありながら誠に申し訳ない。
国民と働く場を求める障害者におわびします」

と話した。

【東海林智】


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by bunbun6610 | 2014-10-02 22:40 | 就労前の聴覚障害者問題A

『本当は、何の障害者? それとも何の病気?』

グレーな障害だと、対処法もわからず、
打たれにくいために、周囲からの対処が
遅れてしまうのではないだろうか。

それは、軽度難聴障害とも似ている。


Yさんと一緒に、ロッカーの清掃をした時の
ことである。
ロッカーに付いた汚れを拭き取るため、
スプレー式洗剤を噴霧した。
それから、ぬるま湯に浸けてかたく絞った雑巾
で拭いた。

「このようにやって下さい」

というふうに、まず私がやって見せて、教えた。
それから二人で手分けして、30分ほどやったら、
一応全部のロッカーを拭いたので

「今日はこれで終わりにしましょう」

と伝えた。

しかし翌日、私の拭いたロッカーと、Yさんの
拭いたロッカーとでは、見た目も違うことに
気づいた。
私が拭いたロッカーはツルピカになっていたが、
Yさんの拭いたロッカーは油汚れが落ちていない
ところもあり、表面がベタベタしていたのだった。

水で濡らした雑巾で拭いた後は、ピカピカに見える
から、拭いたことはわかるのだが、汚れが完全に
落ちたかどうかはわかりにくくなっていた。
それで乾くまでは気づきにくかった、ということもある。

Yさんは洗剤をつけるのを忘れて拭いただけなの
だろうか。
そういう単純ミスが常にあるのだとしたら、Yさんには
もうこれから、片時も目を離せない、ということになる
だろう。

そういえば、使い終わった雑巾を洗うときも、
Yさんは水洗いだけだったので、気になった。
私は洗剤をつけて、タワシでこすって洗ったのだが。
それを後から言って、教えたのである。
手がかかる人なんてものではない。

Yさんに家でのことを聞いたら、実家で暮らして
いて、結婚はしていない、という。
親に面倒を見てもらっているから、掃除や洗濯も
ろくに出来ない、というわけなのだろう。
これでも、もう50代の人間なのである。
障害者雇用促進法で働かせてもらえるように
なっても、まだ自立できていない障害者だ。
それだからといって、そういう障害者の社会参加を
させないでいたら、社会の将来も大変なことに
なってしまう。



そしてその後に、人事部の障害者担当の人(以下
「障担当」と略記する)に、Yさんのことを聞いてみた。
内容は、大雑把に書くと、次のようになる。


私;「ちょっとお話させていただいてもよろしいで
しょうか?」

障担当;「何ですか?」

私;「実は、Yさんについてです。
Yさんは何の障害者ですか?」

障担当;「わかりません」

私;「わからないのですか?
心の障害とかは聞いていますが、それだけではない
ような気がします。
見た目は普通の人なのですが」

障担当;「あなたの障害について、わからないのと
同じように、Yさんの障害だって、我々にはわかりません。
それに、障害は個人的なことなので」

私;「実は、Yさんと一緒に仕事をしていて、非常に
気になることがあります。
Yさんには、教えてもすぐ忘れてしまうところがあります」

障担当;「人間だから、いろいろな人がいます。
なかには、いくら教えてもわからない人だっています。
それでも、先輩として根気良く教えてほしい」

私;「でも、Yさんは普通じゃないです。
どんな簡単なことでも、すぐ忘れてしまうんです」

障担当;「ノートを取るとか、協力してやって下さい」

私;「私が、ノートを取るのですか?」

障担当;「いえ、Yさんにノートを取るように指導して下さい」

私;「指導しています。
でも、Yさんのノートは、何を書いたのかよくわかりません。
「これでわかるの?」と思うほどです。
私が「この前、ノートを取っていたでしょ。持って来て」と言うと、
やっとノートを持って来ます。
しかし今度は、何ページに何を書いたのかも思い出せない。
これでは何の為にノートを取っているのかもわからなくなります」

障担当;「・・・・。
それでも、障害者にも働き続けてもらいます」

私;「それでは、根気良く指導を続けていくしか、ありませんね」

障担当;「そうです。
よろしくお願いします」

私;「わかりました」



『(消極的)障害者雇用促進法』・・・全ての原因は、
日本政府が押しつけた、この法律ではないか。
会社の人も、これには参ってしまっていることは、
目に見えている。

Yさんは精神障害3級だというが、そうは思えない。
おそらく、本当は精神障害ではないだろう。
もしそれもあるとしても、それは3級に該当する
ほどの重さではないと思える。
その認定等級になったのは、おそらく障害者認定医
のオマケ付き認定だからだろう。

精神障害は3級以上でないと障害者手帳がもらえず、
障害者枠での就職もできない。
だから、それを考慮しての3級認定だったのでは
ないだろうか。

ひどいのは精神状態よりも、記憶障害のほうだ。
だから、これも医者の誤診である可能性が極めて
濃厚だと思う。
考えられるのが「高次脳機能障害」「若年性アルツ
ハイマー病」「発達障害」「知的障害」などの複合
障害があるのではないか、と思う。

若年性アルツハイマー病といえば、テレビドラマでも
あった。


『ビューティフルレイン 第9話』
〔2012-08-26 22:44〕




Yさんの病気の特徴を言うと

・とにかく、すぐ忘れること。
他の人が一回で覚えるようなことでも、
Yさんには覚えられないような気がする。

・それを改善するにも、他の人のアドバイスを聞かない。
そこは意外に頑固なので、難しい。
「馬耳東風」「耳があっても聞かない」的なところ
がある。
だから周囲の人も無視するようになる。
本人はそれで「問題解決」だと思っているのかも
しれないが。

・「精神の障害者には全く見えない」というか、
精神的にはいつも安定している。

・とにかくタバコ依存症で、何かストレスや、
不快感を覚えればタバコを吸いに行く。
仕事中でも、である。

・周囲の状況を気にする時もあるが、基本的には
とにかくマイペース。
仕事でも、ちょっとした自己努力でも嫌がる。
向上心がない。
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by bunbun6610 | 2014-10-02 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E

『やる気のない態度を平気で見せる障害者』

『消極的障害者雇用促進法に慣れてしまった障害者たち』



ある日、新人のKさんに

「この票は、どこにありますか?」

と尋ねられた。
私がそれを教えたら

「●●さんが「どこにあるのか?」と、探していました。
すみませんが、みんなに伝えておいて下さいますか?」

と言った。
しかし、私は事務所にいることがほとんどないし、第一

「事務所内のことを管理したり、営業社員のサポートを
することが、事務補助員としてのKさんの仕事なのでは
ないかな?」

と思った。
だから私も

「私はここにほとんどいないので、もし聞かれたら、
あなたが代わって伝えてくれますか?」

と頼んだ。
するとKさんは

「私も忘れっぽいので、できるかどうかは
わからないのですが・・・」

と言って(筆談して)、笑った。

断っておくが、私は

「自分だと忘れるので・・・」

などとは一言も言っていない。
この返答は、一体何なのだ?

前にいた先輩社員のMさん(健常者)だったら、
決してそんなことは言わなかったのに。

この差は一体何だろうか、と考えてしまった。


他方、Kさんと同期入社のYさんのほうも、

「本当は今日は、別の仕事が入っていたのですが、
中止になったため、先輩の業務に同行しろと指示を
受けました」

と言ってきた。
もう一ヵ月になったというのに、まだこんな簡単な仕事
も覚えられないというのか。

仕方がないので同行させ、途中からテストのつもりで
必要書類を渡し

「やってみて下さい」

と言った。
すると、Yさんは手順通りに出来た。

ただ、単純とはいえ、この仕事の重要性をきちんと
認識できているのか、不安に思った。

例えば、約10分おきに

「タバコを吸いたいので、ちょっと待っていて下さい」

と言って、重要書類の入った自分のカバンを、
私に預けて外へ行ってしまうとか。

どうもニコチン中毒というのか、あるいはタバコ依存症
のように思えた。
そういう人は、きっと、精神力が弱いのだろう。
これでは、忙しい時に、それだけの仕事を任せるのは
無理だ。

時間にルーズなのか、のんびりしていて、自発的な
行動力が見られない点も気になった。

「今日の仕事は、これだけのようですね・・・」

と、先輩に対して言うのも、感心しないと思った。


事務所に帰ってからも、Yさんは一人でボーッと
坐っているだけで、何もしない。
時間があるというのに、今朝ミスしたことの反省も、
勉強も復習も練習もしない。
私が掃除をしているのをしばらく見てから

「私もやりましょうか?」

と言ってきた。
やること全てがコバンザメ的行動で、後手後手なの
である。


書いた順序が逆になってしまったが、一番良くなかった
のが、その日の朝だったのである。

以前にも書いているが、これはYさんの悪い癖、
というよりは“重大な障害”なのか、何回教えても
数秒後にはすっかり忘れてしまうところである。
そのせいで、私も何回も同じことを教えているのだけれ
ども、やはりYさんは次の瞬間にはもう、何もしない。

「今教えたこと、もう一度やってみて」

と言っても、それをすでに思い出せなくなっている。
それだから結局、私が全部一人でやってしまっていた
のだが、その日は何を思ったのか、また珍しく、
Yさんもやりたがっていたので、助手代わりに
やらせてみた。

すると、やはり途中からはできなかったり、間違えたり
する。
そこをまた教えるのだが、教えたその場でまた忘れたり、
間違えたりの繰り返しになった。
もう、教えてもムダなんだろうな、と思ったが。

実はこれは、手話を教えても教えても覚えられない
健聴者と、全く同じ現象なのである。
だから、障害者だけに限ったことではない。

教えるほうが「どうすればいいのか?」と悩むより、
教わるほうが真剣に考えるべき問題だ。

笑い話に思われてしまうだろうが、会社としては、
時間を要して忍耐するしかない。
だが、Yさんはそれでも、ケロッとしている。
彼は日々のメシを食うことさえ出来れば、
それでいいと思っているのだろう。
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by bunbun6610 | 2014-10-01 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E