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<佐賀・嬉野市>手話は言語…心の架け橋条例を可決 九州初


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000084-mai-pol


<佐賀・嬉野市>手話は言語
 …心の架け橋条例を可決 九州初


毎日新聞 6月20日(金)19時11分配信


佐賀県嬉野市議会は20日、手話を言語と認める
「心の架け橋手話言語条例」を可決した。
7月1日から施行する。

嬉野市によると、手話言語条例の制定は九州初。

 障害者基本法が3年前の改正で手話を言語と認め、
鳥取県が昨年、全国で初めて手話言語条例を制定した。

 嬉野市は今後、タブレット端末2台を福祉課に置き、
聴覚障害者が各種手続きをする際、県聴覚障害者サポート
センター(佐賀市)と端末を結び、センター担当者が手話通訳
する。

また、手話通訳者の養成講座や市職員の手話研修も開く。

【渡部正隆】


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by bunbun6610 | 2014-06-20 23:03 | 手話言語法

新年度の人事異動で起きた問題点

4月から、私の職場でも、大きな人事異動があった。

3月までの“駆け込み需要”が終わったので、
会社は早くも守りの姿勢、つまり営業力を落としたのだ。
それで、営業部員の人数もだいぶ減った。

業績は当然、大幅に落ちたし、それを予測していた会社は、
労働組合が要求していたベアも見送っていた。

そればかりか、人数を減らされたうえで、
今まで通りの仕事をこなさなくてはいけない。
そのシワ寄せというか、雑用のタライ回しが始まったのだ。

「商品カタログを用意しておく」という、大変だけれども、
ごく簡単な雑用がある。
これは以前は、F上司が担当していた。

発注と納品、そして、すぐに使えるように一式にセットしておく、
という仕事を、昔はF上司がやっていた。
後から入社した私も、いつの間にか、それを手伝うように
なっていた。

ところが、4月の異動でF上司がいなくなってしまったので、
この仕事の引継ぎをE上司がやることになった。

最初の2、3回はE上司がこなしていたが、
仕事のやり方がわからないのか、それとも面倒くさいのか、
Aカタログと、その中に挿入するBカタログ、価格表の発注量が、
なぜかバラバラだった。

それでカタログが一式として揃わず、セット作業をする私にも、
それを必要としている営業部員にも不都合が出てしまっていた。

それでも、誰も問題点を口に出さないので、私も困っている
一人として、その改善要望をE上司に伝えた。

すると、E上司はキレたように

「SAさんに言って」

と言い放った。
SAさんとは、E上司の部下の一人である。
それ以上、私と関わろうとしなかった。
ということは、これは

「今度から、SAさんにやらせることにしたから」

という意味だ。
これでは“仕事の丸投げ”ではないか。
すぐに、E上司に対し、嫌気がしてきた。

ところが、SAさんの担当になっても、
肝心の本人が一向にやる気がない。
確かに、丸投げされた雑用が自分のところに
回ってきたのだから、
いい気がしないのは無理もない。
それで、カタログ発注が原因による過不足問題
は解消しなかった。
SAさんは、ほとんど職場にはいないので、
文句も言えない。
そこで、私はもう一度、E上司に相談してみる
ことにした。

しかし、やはりE上司は

「SAさんに言って」

と言うだけで、真剣に対応しようとしない。
そこで、紙に書いて、それをSAさんの机の上に
置いておくことにした。

翌日、SAさんはそれを読んだはずなのだが、
何も言わない。
カタログの発注量も相変わらずバラバラで、
問題点が直っていなかった。

そこでもう、D上司へ話を振ってみた。
するとD上司も

「何度も何度も言わないと、わからないから。
(SAさんに)また言ってみて」

と言う。
またも、タライ回しにされた。

忙しいD上司も大変なのはわかるが、この言葉
を聞いて(筆談を読んで)、下っ端社員、特に
障害者社員は、何度も何度も言わないと、
要望が聞かれない、という辛さもある。

これがもし、逆の立場だったら、結果は正反対になる。
部下たる者、同じミスをしてしまえば、上司には
必ずといっていいほど

「同じことを何度言わせるんだ!」

と怒られるのが常だというのに。


結局、このような脆弱な会社組織だから、下からの
改善要望というのは、なかなか吸い上げられて
いかない。
これがサラリーマンの宿命なのだろう。

六本木ヒルズ回転ドア事故も、こうした社内構造が原因、
つまり、あの事故は人災だったのだ。
ほったらかしにしておいたために、あの死亡事故
が起きてしまったのだ。


カタログだったら、「たかがカタログ」と、E上司も
D上司も思っているだろう。
でも、そのカタログをお客様にすぐに渡せるように
用意しておくことも、大事な仕事なのである。
障害者だって、そういうことに誇りを持って、仕事を
しているのである。

そのカタログがなかったり

「あいにく、価格表が今、品切れでして・・・」

などと言う営業マンがいたとしたら、お客様はその人を、
その会社をどう思うだろうか。

「親会社直系の、この会社の店にわざわざ頼んで
いるというのに、この無様な対応は何だ!」

と怒りたくならないだろうか。

主婦だって、冷蔵庫の中の食材がムダにならないよう
にと、ジャガイモ1個も腐らせないようにと、一所懸命
考えて買出しや、調理をするではないか。
給料が安いコックの世界だって、同じだ。

なのに、数百万円もする商品を売るための、高価な
カタログは、腐るわけでもないからと

「だからドンブリ勘定でやればいい」

と思っているようだ。
この感覚は、明らかにおかしい。


それでもう、前々にカタログを担当したことのある人
に聞いてみた。
すると

「それは違う」

という。

「カタログは、古くなったら使えないよ。
年に何回も改訂するものもあるから。
だから、必要量をこまめに調べて、発注するのが当たり前。
過不足が出るなんて、ありえない。

だからカタログは、今が一番ひどいね。
SAさんもE上司も、やる気がないから、こうなったんだよ。
オレのときなんか、カタログの仕事がある日は、その分だけ
早く出社して、責任を持ってやってたんだから」

私;「そうですよねー。
コックの世界だって、それが当たり前ですし。
どこの世界だって、同じじゃないですか。
あのカタログって、原価は高いですよ。
古くなって捨てたら、幾ら損するのか、考えたことがある
のかな」


この話は結局、次々と社内の人に広がっていった。

どうやら、真面目に働く聴覚障害者がいるからと、
この仕事を私に丸投げしはじめたのだろう。

E上司とSAさんのやる気のなさが露呈していったのだ。
その結果、職場内の人間関係にも悪影響を及ぼしはじめた。

SAさんも私も、お互いに毎朝の挨拶すら、しなくなった。

E上司も、仕事の指示は私にするけれども、
その時に筆談を面倒がってやらず、口で言うだけなので、
次第に対立が激化していった。


その後、私は本件を人事部にも密告した。
そうしたら、ある日、SAさんはD上司に厳しく怒られていて、
それからは、渋々とカタログ作業をやるようになった。
しかし、発注量の不整合性は未だに直っていない。

なるほど・・・。
SAさんは要するに“落ちこぼれ社員”というわけか。

道理で、ダメな仕事しか出来なくて、営業成績も悪い
わけだ。
何しろ、下から5番目くらいの成績のときでも、
まだ良かったほうなのだから。
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by bunbun6610 | 2014-06-20 18:30 | E.大手カー・ディーラー

障害者就労事業で不正請求5億円余


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140612/k10015178181000.html


障害者就労事業で不正請求
5億円余


2014年6月12日 NHKニュース - NHKオンライン



障害者の就労を支援する事業を巡り、国や自治体からの給付金を
不正に受け取る事業所が相次ぎ、被害額は30を超える自治体で
合わせて5億1000万円余りに上ることがNHKの取材で分かりました。

専門家は「第三者が事業所を評価する仕組み作りが必要だ」と
指摘してい・・・。



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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140613/k10015196511000.html


NHK NEWS WEB


就労支援巡る不正など
報酬改定で対応検討


6月13日 13時19分


障害者の就労を支援する国の事業を巡って、給付金の制度
を悪用したり、不正に請求したりするケースが出ていることに
ついて、田村厚生労働大臣は来年4月の報酬改定で対応を
検討する考えを示しました。

障害者の就労を支援する事業は自治体の指定を受けた
事業所が作業や訓練を通じて障害者の一般企業などへの
就労を後押しするのがねらいで、事業所には国や自治体から
1日1人当たり数千円の給付金が支給されます。

しかし、障害者の人数や利用日数を水増しして給付金を不正
に請求する額がこの5年間で全国で5億1000万円余りに
上ることがNHKの取材で分かったほか、制度を悪用して
利用者の労働時間を短くして給付金と賃金との差額を稼ごう
というケースも出てきています。

これについて、田村厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で

「不正受給については厳しい対応をするが、それ以外の方法も
いろいろ出てきていて好ましくないものに対しては制度の変更も
含めて考えなければならない」

と述べました。
そのうえで、

「労働時間が短い人が多い事業所には一昨年の改定ですでに
報酬を減らしているが、今度の報酬改定の時に調べて反映させ
たい」

と述べ、関係者のヒヤリングを行ったうえで来年4月に予定され
ている障害福祉サービスの報酬改定でさらに報酬を減らすなど
対応を検討する考えを示しました。



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06/12(木) NHK総合・東京 【ニュースウォッチ9】
給付金ねらう不正・その実態とは




これはおそらく近年になって急増している、
ハローワークにある障害者枠求人票に
障害者就労継続支援A・B型事業
と書いてある事業所も含まれるのではないだろうか、
と思うが。
(はっきりしたことは、私もわからないが・・・)

そういう事業所のことは、
ハローワークの専門援助第二部門に行くか、
コンピュータで障害者枠の求人票を調べればわかる。
また、インターネットでも、簡単に調べられる。
運営団体は、社会福祉法人などの形になっている
場合が多いようだ。

あんなに異常に増えているものだから、
どうもおかしいなと思っていたところだ。
助成金狙いで、健常者がああいう事業所をつくって、
儲けているのだろうか。

職員募集では障害者の応募者が殺到したが、
面接での選考はなぜか、かなりうるさい。
私も過去に受けたことがあるが、落ちている。
そこはどうも「イエスマンの障害者」を
代表者は求めているようだった。



〔関連記事〕

『障害者施設の不正受給:エコライフ、
新たに3720万円判明
 県、刑事告訴も検討 /宮城』
〔2013-06-07 00:46〕

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by bunbun6610 | 2014-06-19 23:58 | ブラック企業と障害者雇用

『耳の遠いお年寄りが「悪口だけは聞こえる」のは嘘じゃない』


http://matome.naver.jp/odai/2139384821167679701

耳の遠いお年寄りが
「悪口だけは聞こえる」のは嘘じゃない


祖父母あるいは老親が耳が遠いのを良いことに愚痴っていると、
「ちゃんと聞かれていた」なんて話はよく聞きます。
また、昔ながらのお店で、店番が老人で、耳が遠くても
「金の勘定だけは間違えない」という話も案外聞く話です。

これらは、「本当は聞こえているのに普段聞こえないフリをしている」
ワケではないんです。

更新日: 2014年03月03日



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私の親父も、中度難聴くらいになってしまうほど、
進行したようだ。

「妻がまた息子に自分の悪口を言っているんだ」

と親父にもわかると、反応して文句を言い合うように
なるのだ。
そのものすごいこと・・・。
ほとんど会話をしなくなってしまう難聴になっても、
夫婦喧嘩だけは不思議と健在だ。
これでは

「本当に親父は難聴なの?」

と疑問になってしまうのも、無理はないのかも。

だが、母の話を聞く限りは、やはり難聴の兆候は自然に出ている。
認知症の兆候も少し出ているようだ。

最近は、おとなしくなったというか、ひきこもりがちになってきた。
それでも母は、親父に補聴器をつけさせようとは思っていないらしい。
その理由はわからない。

考えられることは

①親父が見栄を張って、補聴器をつけたがらない。
(今でもそういうプライドの高い男性は、結構いるらしい)

②母が高価な補聴器にお金を出したがらない。
 財布はいつも母が握っている。
 つまり、母による人権侵害である。
 家族が障害者の自立を阻んでいる、というケースは日本社会には多い。



自己中心な言動が目立つ親父に参ってしまっている母は

「耳が聞こえすぎるというのも、疲れるもんだ・・・」

と愚痴をこぼしていた。
健聴者というものは、そういうふうに感じるものなのかな、と思った。
私ならば

「聴覚障害者は皆、自己中心で当たり前だ」

などと思うが。

私は「健聴者が羨ましいな」とばかり思っているが、健聴者には

「聞こえる(聴こえる)」

ということのありがたみが、全然わからないらしい。

自己中心なのは、もともとはオマエたちのほうだろ、健聴者よ。


母は最初のうちこそ、私には筆談で話すが、
親父とはなぜか、いつも大声でしゃべる。

時間が長くなると、だんだんと私への筆談も面倒になってきて、
大声でしゃべるようになる。
周りの人に見られていても、気にせずに。
だから、長時間の会話は、なるべく避けるようにしている。

普通の家族と同じように、普通にしゃべりたいという、
母の気持ちもわかる。

要約筆記通訳者を頼んで、同行させてみたこともある。

だが、親父は照れてしまい、全くしゃべらず、
すぐ一人で散歩してしまう。
母も、いつもの饒舌ではなくなり、あまりしゃべらなく
なってしまう。
自然なコミュニケーションとは、空気のような存在なのだ。
誰か他者に見られているような状況になってしまうと、
誰かに話したことを書かれてしまっているような状況に
なってしまうと、それはもはや、普通の音声会話とは
全然違ってしまう。


自分の家の話ばかりしてしまったが、冒頭に述べた記事の解説を、
私なりにしてみよう。
これは、聴覚障害者研究をする健聴者にとっては、
非常に重要な情報だと思う。

よく、手話サークルなどでも、手話通訳者たちが

「聴覚障害者の世界って、狭いんだよね」

などと、ファミレスなどの茶話会でこぼしている。
あれは、本当の話だと思う。

それだけに、自分のことに関係のある話となると、
聴覚障害者は鋭く耳を立てていたり、勘を働かせて推測して
いたりするものだ。

私も、悪口はかなりよくわかる。
まず、話している人の顔を見れば、どういうことを言っているのか、
推測できるのだ。
もし、聴覚障害者が見つめて(注視して)いたら、健聴者は
要注意だと思ったほうがいい。
聴覚障害者の世界は、狭い世界のことだからこそ、十分推測可能だ。
聴覚障害者の推測力の射程圏内にある、と思ったほうがいい。

仕事(職場)でも同じである。
障害者雇用なんて、狭い世界でしかない。
だからこそ、その程度のことならば推測でわかるのだ。
入社したての初めのうちは何もわからなくて、大変だけれども、
慣れてしまえば、推測力で仕事の指示も予測できるようになる。
健聴者が一言言いかけただけで、今頼んできた仕事内容が
何であるかも、ほぼわかってしまうのだ。
だから健聴者は、よく驚く表情を見せる。

「本当は、聞こえるんじゃないか?」

と疑うのも、無理もない。

反対に、推測力が使えない状況になると、
途端にコミュニケーション能力が落ちてしまうものだ。

聴覚障害者に推測力で見破られたくない、と思ったら、
とにかく顔を合わせないことだろう。

健聴者同士でも、後ろを向けたりするだろう。
それと同じだ。


夫婦喧嘩ができるうちは、まだいいほうなのかもしれない。

それもできなくなってくると、いよいよ認知症が重症になって
いるのかもしれない。

下の記事も、考えさせられる。

手話を使う聾の老人が認知症になった、という話は、
まだ聞いたことがないけど、どうなのだろうか?


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http://news.livedoor.com/article/detail/8236601/


補聴器で記憶力までよくなり認知症の
リスクを下げる!


マイナビウーマン
2013年11月09日12時48分


年をとると、耳が聞こえにくくなります。
約3分の2の高齢者が聴覚障害をもつようになるそうですが、
おじいちゃんやおばあちゃんに話しかけても、聞こえていない
ので会話を辞めたりすることがありませんか?

お年寄り自身も、聞こえなくて恥ずかしい思いをしたり、
何度も聞き返して嫌がられたりすることがあるので、
人と接する事を避けるようになるようです。

聴覚障害を持つ高齢者は、障害を持たない高齢者よりも
記憶力も低いというテストの結果が出ているそうです。
そして、聴覚障害を持つ高齢者は後に認知症になる
リスクが高いのです。
これは、彼らの人とかかわる機会が減っていくからだと
推測されています。

しかし、補聴器を使ったり、聴覚が戻ったりすることが
認知症のリスクを下げるかというと、それはまだ不明解
なのです。
ただ、人とのかかわりをよく持つことが、認知症のリスクを
下げるということは分かっています。

他人と一緒にいるときは、自分以外の人の言動をよく
見たり考えたりして自分も行動をとりますよね。
それが社会性を持つと言う事です。
こうやって少しでもたくさん人とかかわりを持つ事で、
思考力がキープでき、記憶力も保てるのです。
耳が聞こえにくいことが理由で,人とのかかわりを避けて
いる高齢者が多い事を考えると、彼らに聴覚が戻ったなら、
また人と触れ合う事を始めるのではないでしょうか。
そして、それが結果的に認知症になるリスクを下げる
というわけです。
おじいちゃんおばあちゃんにはなるべくたくさん話しかけて
会話をしてあげましょうね。


参考:Hearing Aids May Iimprove Your Memory and Your Social Life
http://www.psychologytoday.com/blog/living-mild-cognitive-impairment/201311/hearing-aids-may-iimprove-your-memory-and-your-social-l


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by bunbun6610 | 2014-06-19 18:30 | コミュニケーション能力

シューマッハは目でコミュニケーションできると病院が認める

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140618-00000004-fliv-moto


シューマッハは目でコミュニケーション
できると病院が認める


TopNews 6月18日(水)14時58分配信


かつて7度F1タイトルを獲得した伝説的元F1ドライバーの
ミハエル・シューマッハの転院先であるスイスのローザンヌ
大学病院が、シューマッハはかなりの「長期間」そこに入院
することになるだろうと認めた。


【動画】ミハエル・シューマッハ退院、F1界からも喜びの声


16日(月)に、シューマッハがすでにこん睡状態から脱し、
昨年末のスキー事故以来集中的治療を受けていた
グルノーブルの病院からはすでに退院したとのニュースが
流れ、世界中が喜びに包まれた。

イタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』紙は、
シューマッハがグルノーブルを離れ、スイスの自宅に近い
病院へと移されたのは、すでに彼が集中的治療を受ける
必要がなくなったためだとの病院関係者の証言を引用して
いる。

「転院後、彼(シューマッハ)が完全に安定した状態になる
には数日を要するだろう。
その後、リハビリテーションが開始されることになる」、

とその病院関係者は語っている。

だが、イギリスの『Telegraph(テレグラフ)』はシューマッハ
の家族と関係が深い人物のコメントを引用。
その人物は、それ以外のシューマッハのプライバシーに
関することは一切語ろうとはしなかったものの、シューマッハ
は現在

「意識と無意識の間を漂っている」

状態であることを認めたとしている。

そして、ローザンヌ大学病院の広報責任者であるダーツィー
・クリステンも、シューマッハの入院は

「数日というようなものではなく、かなり長期に及ぶ可能性が
ある」

ことを認めている。

「今回の転院は、彼の容体がここ数週間においてめざましく
回復したということを意味するものではありません」、

とクリステンは説明を始めた。

「彼は依然として意識を取り戻したり、失ったりを繰り返しています。
ですが、4月の時点よりは意識のある時間も増え、さらに規則
正しくなってきています。
もちろん、彼はまだ話をすることはできませんが、ある程度の
コミュニケーションはとれます」

そう語ったクリステンは、そのときの様子を次のように語った。

「医師たちやご家族が彼に話しかけるのですが、彼はすぐに
非常にすぐに疲れてしまい、その後かなりの休息を必要とする
のです。
ですからこうしたことは最小限にとどめられています」

クリステンは、シューマッハの意識が戻る時間は短いものの、
彼は時々目を使ってコミュニケーションをとることができると
認めている。

だが、今後の見通しについて、クリステンは次のように続けた。

「非常に時間がかかるでしょう。
(治療の)結果がどうなるかということはまだ分かりません。
いずれにしても、多くの忍耐を必要とするでしょう」

クリステンによれば、ローザンヌ大学病院の神経学科は
リシャート・フラコビアク教授によって率いられており、世界に
おいても最新の施設が整えられているという。

「それにより、検査と治療を最善の形で同時に行うことが
できます。
現時点のシューマッハにとって、これ以上の場所はないでしょう」、

とクリステンは付け加えている。



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>「彼は時々目を使ってコミュニケーションをとることができる」


ろう者も、目でよくコミュニケーションをする。
もし、他のコミュニケーション方法が使えなければ、
シューマッハ氏は、積極的に目を使ったコミュニケーション
方法を使うだろう。

心のケアも大事だ。
しかし、まさか、彼も障害者になるとは・・・。
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by bunbun6610 | 2014-06-18 21:13 | コミュニケーション能力

ワールドカップ・グループリーグ戦「まだ、あと2試合ある」

(サッカー男子)ワールドカップともなると、
世界中の国から、頂点を目指して集まってくる。

「結果が全て」

「優勝以外はみんな同じ」

とか言われる、この世界だから、一流選手といえども、
汚いプレーが、かなり多い。

ブラジル対クロアチア戦の疑惑PK判定なんか、
ワールドカップで見ても、面白くないのだが、
それでも「勝てば何でもいい」というのは、
世界の常識なのだろうか。
まるで“男の恥さらしの世界祭典”でもやっているようだ。
「スポーツマン・シップ」っていう言葉が、
無意味な世界なのだろう。


日本の初戦敗北には、正直、ガッカリした。
試合途中で

「何で変化をつけないのか」

と思った。

「選手を責めてもしようがない。
監督の責任だ」

と思った。
でも、終わったことはもう、しようがない。

アンバサダーのカズさんの言うとおりで

「まだ、あと2試合ある」。

こんなときは、ソチ五輪の浅田真央選手を思い出したら
どうだろう。
あれはすごかった。

なでしこジャパンのアジアカップ決勝戦もすごかったけど、
やっぱり、浅田選手ほど鮮やかな復活劇はなかった。


「自分たちのサッカーができなかったのが、悔しい」

というのならば、それこそ、今度は試合中から結果を
気にする(こだわりすぎる)より、とにかくまずは、
終わるまで思い切ってやってほしい。
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by bunbun6610 | 2014-06-18 20:54 | 雑談

健聴者の「うなずき障害」

健聴者が見せる「うなずき障害」って、見たことがある
だろうか。

これが、聴覚障害者とのコミュニケーション場面では、
意外にも出るので面白い。

事例紹介しよう。

前にも述べたことがあるが、健聴者という人間は、
日本人なら音声日本語か書記日本語のどちらかぐらいの
コミュニケーション方法しか知らない。
だから、聴覚障害者の世界に入ると何も、話すことも
聞くこともできなくなってしまう人が多い。

その典型的な例が

『聴覚障害者を疑似体験する方法』
〔2013-02-28 18:00〕


にある、耳の日文化祭(聴覚障害者団体主催の行事)
で見られる光景だろう。

手話がペラペラな人ならば、どっちにしたって何も
問題はないが、手話ができない健聴者が、あそこへ
いきなり行ってしまったら、カルチャー・ショック
にも似た気持ちになるのではないだろうか。

たとえ、多少の手話ができる健聴者でも、
ろう者とちょっと話しただけで、
その手話力は簡単に見破られてしまう。

「あなたは、手話はまだまだだね」

と、ハッキリ言うろう者もいる。
そういう人と出くわした場合、ろう者はあまり相手に
しない。
コミュニケーションがしずらいからだ。

これは、健聴者のほうだって同じだから、わかるだろう。
お互いさまなのだ。

健聴者のうなずき障害だって、同じようなものだが、
健聴者のほうが、もっとタチ(性格)が悪い。
なぜなら、手話がわからず、ジェスチャーも筆談も面倒だと

「え? あ・・・そうです」

と、いい加減な返事をするだけで終わらせてしまう。
そうやって逃げているのだ。

これは難聴者がしばしば見せる「うなずき障害」と同じ
なのだ。

しかし、目のいいろう者をごまかすことはできない。

「はー、なるほど。
手話はまだまだできないんだ、この人は・・・」

と察する。
ろう者だって、こんな人と関わるのは面倒だし、手話の
タダ授業なんかしたくないのだから

「それでは、さっさと相手を変えようか」

となり、早々に別れを告げる。
その取り残された健聴者は、やっぱり寂しい気持ちになる
と思う。
負けず嫌いな人なら、そこで奮起して、一所懸命に手話を
覚えることだろうが、皆が皆、そうなれるのではない。

「きっぱりと、手話をやめる」

人のほうが多い。

残念だが、手話というものは、やはり、誰もが覚えること
のできる言語というわけではない。
特に、ろう者の母語といわれる日本手話の場合は、そうだろう。
いや、同じ日本語を母語としている聴覚障害者(難聴者や
中途失聴者など)でさえ、そうなのだから。

こうした事実を見ると「うなずき障害」の理由(原因)が
わかるし、それは決して恥でも、悪いのでもないことが
理解できるはずだ。


「心の壁」という、4番目のバリア(壁)がある、という。


『4つのあったかバリアフリー』
(ブログ『親孝行.style*』より)




健聴者も、ろう者も、難聴者も中途失聴者も、みんなにそれがある。
それをまず取り除くことが、コミュニケーション以前の問題だ。

本当は、お互いに「仮面芝居」で終わることのないようにしたいものだ。
健聴者の世界で見せる「うなずき障害」が、ろう者にも多い。


『ろう者の「聞こえるフリ」と「わかりました」と言う癖』
〔2012-09-14 18:30〕



『騙し合うままの、健聴者と聴覚障害者』
〔2012-10-09 18:30〕




『2日で職場放棄してしまった、ろう者』
〔2010-01-09 18:00〕





こうした聴覚障害者は、真面目に見えても長続きせず、
いずれ辞めていってしまうケースも多いので、
無理に我慢だけしているような人を放置しないほうがいい。

反対に、健聴者は“必要な合理的配慮をきちんと言う”
聴覚障害者を見ると

「この聴覚障害者は、我々の世界に適応できないな」

と判断する人が多いだろう。
でも、これって、ダイバーシティー構想の一つの手段である、
国連・障害者権利条約にそぐわない、古い考え方だと思う。

変わらなければいけないのは、社会のほうなのである。


『変わらなければいけないのは社会』
〔2012-02-07 22:44〕

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by bunbun6610 | 2014-06-18 18:30 | 聴覚障害者心理

補聴器と発声訓練が、聴覚障害者にもたらしたものとは――。

聴覚障害者は、音声言語中心の世界で――。

補聴器と発声訓練が、聴覚障害者にもたらしたものとは――。

『声を出すことをやめることができない難聴者、中途失聴者。
声を出すことをやめることができるろう者。』



〔関連記事〕

『米国社会から見た手話』
〔2014-05-31 18:30〕





聴覚障害者支援をされている、ある健聴者に、
コミュニケーション方法について相談してみたことがある。

私;「あの・・・私は、実は耳が聞こえないのですが、
しゃべることはできるんです。
でも、しゃべってしまうと、相手も『聞こえない人だった』
ということを忘れてしまい、ついついしゃべってしまうんです。
それで、コミュニケーションの時は、私はもう、しゃべる
ことをやめて筆談に専念したほうがよいのでしょうか?」

健聴者「何で?
あなたはしゃべれるんだから、しゃべっていいでしょ。
ろう者でもないのに、しゃべらないで自分も筆談するのは
おかしいじゃないか」

私;「・・・・・・(とても有難い話だったが、現実を考えると、
複雑な気持ち・・・)」



私は、ある会社では、補聴器をして面接に臨んでいた
ことがあった。
今でもそうせざるをえないのが、ほとんどなのだが。

もちろん、補聴器だけでは聞き取る自信がないので、
あるときは、自分で派遣依頼した要約筆記者を
同行させていた。

なかには

「通訳者を呼ぶ必要はありません」

と先方から申し出のあった場合もあって、その場合は
丁寧な筆談がつくのが普通であった。

しかし、中には筆談もない面接をわざと受けさせられる
はめになり、声で話しかけてくるだけの面接官もいた。

その理由を尋ねると

「ウチでは聴覚障害者だからといって、特別扱いは
していません。
仕事では筆談してはいられませんからね。
したがって、面接ではあなたが補聴器だけで聞き取れ
ているかどうか、実際に確認したいので」

障害者雇用なのにこう言われたものだから、
落胆してしまうこともあった。(※)


(※)これと、非常に酷似している事例もある。


『面接で聴覚障害者が落ちた例 - M社の場合』
〔2013-12-16 18:00〕



『聴覚障害者が障害者雇用に応募できなかった例 - T社の場合』
〔2014-01-21 18:30〕




実は、この企業を紹介したところがサーナだったので、
大変な驚きと失望だった。


今回は、要約筆記通訳者が同行した面接ケースを
話したい。

他の会社面接でも、同じように何度かやってみた
ことがあったが、よく言われるのが

「耳が聞こえない人とは、とても思えない」

という感想だった。

「意思疎通ができているから、何の問題もない」

と思っていたらしい。
好感触で、採用にいたるケースもあった。

しかし、後で聞いてみると、要約筆記者の存在が気に
ならなかったようであった。
というより、先方はほぼ忘れている。
それほど、通訳者の存在というのは、印象が薄かった
ようである。
原則として、通訳者は一言も話さないのだから、
健聴者から見れば、そんなものなのかもしれないが。


(しかしこれは、通訳者がよい仕事をしているという
ことなのである。
問題はむしろ、無知な健聴者のほうにある。)


それと、佐村河内氏事件でもあったが

「あなたは声が健聴者と同じだから」

というのも、やはりあった。
声で識別されているのが「聞こえる人」「聞こえない人」
を見分ける現状なのかもしれない。


ある会社で採用に決まり、
職場では補聴器を外して勤務したことがある。


『補聴器を外した理由』
〔2011-01-07 18:00〕




配属された部署が、自分の職場だ。
そこで

「仕事の大事な説明などは、筆談でお願いします」

と頼んだ。
ハローワークの手話通訳者兼職員の人も、聴覚障害者の
応募時にはよくこう言って、サポートしてはいた。

ところが、会社側の責任者の立場にいる、
何人かの先輩上司には、話す癖が治らない人も何人かいた。
人事は理解しても、聴覚障害者の配属部署となる現場の人には、
ちゃんと伝わっていないのである。

『健聴者の「聞こえない人に向かって喋る癖」』
〔2011-09-18 01:13〕




そこで私は、彼(彼女)らと口論することもあった。

するとすぐ、面接のときの人事担当者がやってきて

「補聴器はどうしてしないのか?
補聴器をしろ! 補聴器を!!」

と注意された。
一度でも補聴器をすると、最後までこうなってしまうのである。
面接のとき

「仕事の説明は筆談で行ってくれれば、問題はありません」

と伝えていたにもかかわらず、人事部の障害者雇用担当者
のほうも、それをすっかり忘れてしまっていたのだ。

このような悪事例は、聴覚障害者の中でも、特に言葉を
しゃべることができる難聴者や中途失聴者には、非常に多い。

しゃべれるがゆえに、相手も

「これくらいなら聞こえるだろう」

と勘違いし、どんどんしゃべってしまうのだ。
その悲劇が、下の例のように何回も何回もくり返されているのだ。


『筆談ボードを使用するように』
〔2010-11-24 18:00〕



『自部署の改善状況がまだ…』
〔2010-11-25 18:00〕



『筆談ボード、使われず』
〔2010-11-29 18:00〕



『筆談トラブル』
〔2010-12-02 18:00〕



『健康相談の通訳者派遣を断られる』
〔2011-03-04 18:00〕



『筆談忘れることを繰り返す健聴者たち』
〔2011-04-26 18:00〕



『健聴者、またまた筆談を忘れる』
〔2011-05-09 18:00〕



『筆談忘れる・・・』
〔2011-05-16 18:00〕



『職場の人に筆談してもらう方法』
〔2011-06-02 18:00〕



『職場の人に筆談させる方法』
〔2011-06-09 18:00〕



『会社で補聴器を外した理由』
〔2011-10-19 22:39〕



『筆談ボード対補聴器』
〔2012-05-22 22:27〕





〔関連記事〕

『聴覚障害者に通訳を用意しなかった警察署の理由とは?』
〔2012-03-21 19:00〕



『胃部レントゲン検査 - 会社の健康診断で、複雑な気持ちになったこと』
〔2013-12-19 18:00〕






それでは、言葉をしゃべらないろう者の場合は、どうだろうか。
上に述べた、健聴者の習性をすでに熟知しているろう者の場合は、
これが、非常に賢いのだ。
ある本に、その例が載っている。


『もうひとつの手話 ― ろう者の豊かな世界』
(斉藤道雄/著 晶文社/発行者
1999年6月10日/初版発行)


「そうした新しい世代のろう者のひとりであるAさんは、
コンピュータ関連の大手企業に就職したとき、はじめから
口話は使わないと心に決めていた。
口話を使ったからといって、聴者とのコミュニケーションが
とれるわけではないことを、経験上いやというほど知って
いたからだ。

『口話を使ったら、手話がなくてもやっていけるって思われ
てしまいますよね。
だから私ははじめから絶対口話を使わずに、まわりの人が
筆談になれてくれればそのほうがいいと思ったんです。』

はじめはまわりも戸惑ったようだが、とにかく筆談でやりとり
し、そのうち手話を覚えようとする同僚も出てきた。

聴者のなかにはろう者にむかって『声を出せ』というものも
いたが、声を出すか出さないかは宗教や信条と同じように、
生き方の問題だった。

Aさんは仲間との会話には口話を使うこともあったが、
仕事は手話ですませた。

そんな職場に6年勤めたが、聴者に囲まれての6年はたいへん
だったでしょうとたずねると、Aさんはこういっている。

『そりゃあねえ、ありましたよ。
苦しいというか、いろいろ。
でも、なんていうか、気楽なおしゃべりができないっていうのが、
一番つらかったですね。
当たり前のおしゃべりが。
たとえば行き会った人と、
「きのうどうだった?」
「そうねえ、ホント疲れちゃった」
なんて、そんな簡単な会話もうまくできない・・・
ろう者だったらそんなこと、席が離れていても簡単に
伝わるのに』

仕事の話はなんとか筆談でこなしていても、ふと顔をあわせた
同僚と思いつくままの『なんでもない会話』ができない。
なにしろ日本語は互いに外国語なのだから。
同僚が多少の手話を覚えてくれたといっても、そこはやはり
ろう者にとってくつろいだひとことが通じにくい聴者の世界
だった。
聴者同士が交わす会話を『小耳にはさむ』ということもなかった。
そういうストレスに耐えながら仕事を終えると、ろう者は
乾いた旅人が水を求めるようにろう者の仲間を探し求め、
ろう者の世界に戻ってくるのである。」(P201~203)



就労後は、ろう学校で一生懸命に発声訓練したはずの、
しゃべることをやめてしまう。
何のための発声訓練だったのだろうか。
責任は、健聴者のほうにある。

それでは、難聴者や中途失聴者は、賢くないから
悲劇がくり返されてしまうというのだろうか。

いや、決して、そうではない。
難聴者が残存聴力と補聴器を併用することも、
有効活用の一つの方法なのだし、
決して悪くはないはずだ。
声も活用したって、別に悪くはないはずだ。

ちなみに、声を出すことを完全にやめてしまうと、
声が変になったり、出せなくなってしまったり、
出せても小さくなってしまったりするそうだ。
音声言語も、使わなくなってしまったら、
日本語も少しずつ忘れていく。

例えば、下の事例だって、そうだろう。

『漢字の読み方を忘れる - 聴覚障害者のウィークポイント』
〔2014-04-26 18:30〕


こういう損失もあるだろう。
それは、社会にとっても、損失なのだ。

だからこれは、健聴者が単にバカだから、こうなったのである。

健聴者よ、子供じゃないんだから、もうそろそろ、
いい加減に理解しなさい。

『バカがいつまでも聴覚障害者差別をしている時代に』
〔2013-04-03 18:00〕




補聴器と発声訓練が、本当にお互いのためになるのならばいい。
だが実際は、健聴者に都合がよくなるためでしか、なかったのだ。

これに対し、聴覚障害者は、精神的に苦しむ。
それでは、怒るのが当たり前なのである。
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by bunbun6610 | 2014-06-17 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題B

職場の人に筆談させる方法


「合理的配慮」とは

 →http://www.asai-hiroshi.jp/mysite6/homepage/gouriteki.html

世の中は「聴覚障害者社員への筆談は合理的配慮」というより、

「(筆談するもしないも)個人の自由意志で対応すればいいこと」

「その人に善意があれば、してもらえるかも」

「筆談が苦手な人もいるから、強制はできない」

「忙しい人もいるから、全員に筆談を求めるのは無理」

といった考え方が強いです。
これでは保障ではなく、単なる周囲の人の任意努力次第
にすぎません。

あるいは、よくあるのが

「聴覚障害者は口を読み取るのが
上手な人が多いから(筆談しなくてもわかる)」

という一方的な固定観念を押しつけられ、
封じられてしまうこともあります。

なかには、中途失聴者の私のほうから

「私は耳が聞こえませんので、筆談でお願いします」

と頼むと、相手の健聴者はスムーズに紙とペンを差し出してくれます
(なぜか、私のほうに)。
それからさらに用件を話すと、健聴者は筆談用紙を使わず、
また声で喋り出します。
それで私は
「あの…私が聞こえないので、筆談していただきたいのですが…」
と言い出すと、健聴者は「あ、そうか!」という表情になり、
やっと気がつきます。(本当によくあることです)

こちらがお客という立場で、耳マーク
(当ブログ2011年5月25日に紹介)
が設置されているところでも、こんなことがしばしばあるのですから、
まだまだ理解が進んでいないんだな、と感じるのが正直です。

「素晴らしい対応をして下さるところもありますが、
それはごくわずかなところにしか過ぎず、他はだいぶ差があり過ぎる」

と感じるのは私だけではないんじゃないか、と思います。


さて、本題です。
今度紹介する方法は「お願い」ではなく「要望」です。
ハイリターン-ハイリスクな方法ですから、注意が必要です。

この方法を試みる前に、相当の準備が必要です。
まず「お願い」をし、それでも職場環境が改善されず、
なおかつ、業務ミスが避けきれない、という場合に、
出番がくるというものです。

これを言っても、この問題をまだ放置する職場があるとすれば、
相当レベルの低い職場環境ということになるでしょうが。

「お願い」をしても、周囲の人に筆談をしてくれない人がいたら、

 ①その人の名前、
 ②どんなトラブルが発生したか、
 ③それはいつのことなのか、
 ④目撃証人はいたか、

可能な限り詳しく記録した文書をつくっておくのです。

そしてこれを理由に

「業務上の大事なコミュニケーション方法は
改善されなければなりません」

ということを会社に伝えるのです。

改善要望を出すところは、問題を起こしている部署とは関係外のところが
いいと思います。(私もそうしました)

人事部もよくないかもしれません。
なぜなら、障害者雇用担当がいる部署は相談を受けるといっても、
人事評価や雇用契約に関わるところですし、もし採用を決めた人が
問題を隠してしまうような人だったら、もみ消される可能性だって
ゼロではありません。
(この予測は私の場合、残念ながら的中しました)

私は、本社のコンプライアンス部に、自分で伝えました。
そこは各部署が会社のコンプライアンス規程に則って、
業務が遂行されているかどうか、厳正な監視を行う部署だからです。

信頼度の高い方法(私の場合、精度の高い文書にして、相手の目の前で、
自分で読み上げた)で伝えれば、コンプライアンス部は調査に
乗り出す場合もあります。
そういうことは、どこの部署でも重く受け止めるので、すぐに改善する
ことが多いのです。

こういう場合、通訳者の派遣も認められているので、遠慮しないで頼み、
自分から職場環境の改善に取り組んでいってほしい、と思います。

私はさらに

「このような単純ミスが起きるのは、コミュニケーションの方法が
不適切だからで、使用者として職場の改善に取り組まない会社の方に
責任があります」

と、ハッキリと言いました。
かなり強気なやり方と言えば、そうなりますが、リスク管理上でも
問題なのですから、当たり前の通報だと思っています。
これは勿論、効果がありました。

私は「世の中は甘くない」という言葉の本当の意味は、
次の通りなのだと思います。

つまり、何もしないでガマンして、相手のほうが変わってくれるのを
待っている人には、何も変化は訪れて来ないのだと。

昔、ある障害者からも「権利は、闘って勝ち取るものなのだ」という言葉を、
聞いたことがあります。
聴覚障害者よりも、他の障害者のほうが、こうした権利意識が高い人を
よく見かけます。

もちろん、こういうことをする社員にはすぐクビを切りそうな会社だったら、
こういう真面目な努力よりも、さっさと転職先を探すほうがいいです。
これは、ハローワークの助言でもあるので、信頼できるし、
確かに他にいい方法はないと思います。

ただし、転職活動の面接で「辞めた理由」に

「前の会社は筆談してくれなかったから」

などと言うのは禁物です。
入社前はそういうことは封印し

「自分の能力をもっと生かしたいから」

とか説明し、相手の

「ほぅ、どんな能力を?」

という興味を引き出して、話を広げていくほうがいいと思います。

もちろん「能力」というからには実績もちゃんとわかる職務経歴書も
書いていないと信用されません。

面接のポイントは、現役のキャリア・カウンセラーのアドバイスが
良かったと思いますので、それはまた後に取り上げてみたいと思います。
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by bunbun6610 | 2014-06-16 18:30 | Z1.クレジットカード会社

俺のフライパン

俺の愛用フライパン
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このフライパンはフランス製で、25年ほど前に
買ったものだ。

直径が20cmのものと、24cmのものの2種類
を持っている。
鉄製で、厚さは20cm径で2.5mm、24cm径
は3mmもある。

重さもかなりのもので、20cm径でも1Kgを軽く
超えている。
頑丈なので、一生使える。

当時で、20cm径が2900円くらい、24cm径
は3700円くらいした。
高価だが、それだけの価値があると思う。

本で読んだ元ホテルオークラ総料理長の小野
正吉氏の言葉(※)
に従い、わざわざそうしたのだ。


(※)参照記事
『製菓道具の重要性』
〔2012-06-23 23:15〕




家庭ではプロの厨房と同じ火力は得られない。
そこで「火力では劣るけれども、このフライパン
を使ったらその弱点をカバーできる」と思い立った。

結果は、このフライパンを使えば、火力の弱い
カセットコンロでも、どんな料理も美味しくできた。
分厚いフライパンが、熱を蓄えてくれるので、
食材にすぐに焼き色をつけ、中の旨味を逃がさ
ない調理ができるのだ。

私の持っている調理道具のなかでも、一番の
愛用品である。
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by bunbun6610 | 2014-06-15 18:30 | 食べ物


ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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