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シャブは聴覚障害者を、苦しみから解放できるか?

今話題の、シャブについての話をしよう。

ASKAの歌は好きだったが、
まさかあいつがシャブをやっていたなんて・・・。

なぜシャブをやったのだろうか。


テレビや映画で、シャブの売買シーンを見たことがある。
売り手が、買い手になりそうな人に近づいて、
小声で売買の話を持ちかけていたりする。

ということは、あれは耳の聞こえない聴覚障害者には
売買が成り立ちにくい商売なのだろうか。
まさか、筆談で交渉なんてわけにはいかないだろう。

実際、聴覚障害者がシャブをやっている話なんて、
まだ聞いたことがない。
でも、もしその機会があれば、皆やりそうなものだ。
無論、それを買えるだけの金があればの話だが。

誰だって、この苦しみから逃れたい。
その方法が、他に見つからない。

俺なんか、いくら酒を飲んでも、決して酔えない。
酔っ払ってもすぐ気分が悪くなり、ゲロを吐いてしまう。
だから俺は、酒ではこの苦しみから逃避することもできない。

そんな俺でも、シャブなら、簡単に気分がハイになること
だってできるのだろうか。
この耳鳴りからも、頭がおかしくなりそうな状態からも、
開放されるだろうか?
多分、できるのだろう。
ならば、やってみたい気がする。

ただ、一度やり出したら、止まらなくなるそうだから、
すぐに“人間廃業”となるのだろう。
やったらお終いだ。
そんなものを、国はどうしてもっと厳しく取り締まらないのだろうか。

日本にも、ろう者の暴力団組織があるという。
シャブの密売はやっているのだろうか。
彼らは手話だから、それで密売の交渉ができるだろう。
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by bunbun6610 | 2014-05-24 18:30 | 聴覚障害者心理

語音明瞭度 - 医師(健聴者)の誤解

語音明瞭度 - 医師(健聴者)の誤解



『<佐村河内氏>聴覚診断 最も軽い6級に該当せず手帳返納』
〔2014-03-07 23:52〕



上の新聞記事によると、医師側の医学的判断としては

>「「向かい合って大声で話せば聞こえる。
補聴器をつければ日常生活に支障はない。」


とある。
また

>「最も重い2級は、両耳がいずれも100デシベルでも
音を聞き取れない。」


という記述だが、これも正確ではないようだ。


〔下記情報も参照〕

『聴覚障害の基礎知識』

>「聴覚障害2級;「両耳の聴力レベルがそれぞれ100dB以上
のもの(両耳全ろう)」」




さらに

『聞こえにくい人である佐村河内氏と手話~記者会見より(追記有)』
〔2014年03月07日〕



という記事によると、ある医師が次のように見ている(話している)、という。


>「(追記の追記)
この記事を読んだ耳鼻科医の方から、語音聴力検査に関して事実誤認
があるのではないかというご指摘をいただきました。
佐村河内氏は右耳の語音明瞭度が71%ですが、文章の理解力という
点では90%以上になっているのではないか。
騒音などで聞き取りにくい時はあったでだろうが、会見の際も右耳を
通して情報は入っていたのではないかということです。」




そして、これらについての、当事者側(団体、個人)の声明なども幾つかある。


『<聴覚障害者>佐村河内氏問題で「誤解される」と会見』
〔2014-03-27 21:09〕



佐村河内氏問題 『50dBの世界 - 難聴とは何か -』


『補聴器をしないとどう聞こえるか?』

『感音性難聴について』

『補聴器をしても内容が理解できない』

『聞こえの内容を勝手に解釈』

『似たような音声はわかりにくい』



医師側は検査結果の数値と、健聴者の推測による所見だ。

一方、当事者側はそれの提示に加えて、実際の聴こえについて、
具体的に説明している。

このブログを長く読まれて、感音性難聴を理解された方には、
もう言うまでもないことだと思うが、難聴の症状を経験した
ことのない健聴者にはわからないものだ。
それゆえ、こうしたズレが生じているし、社会に広く誤解が
存在しているのだろう。

実は、最新の検査機器を使った語音明瞭度検査は、私もまだ
1回しか受けたことがない。
それ以前は、そんな検査はほとんどが省かれていたし、
やっていたところでも、人の肉声を聴き取る方法だったので、
誤差は当然に出ていたであろう。
昔からそんな方法で検出していたのだから、果たして科学的な
データだと言えるのだろうか。

客観的な医学データを出すには、聴覚障害者に試験官の顔、
口が見えたり、聴覚障害者でも聞き取れるように、意図的に
ハッキリと、わかりやすく発音して聴かせる検査方法では、
聴覚障害者の社会生活における影響など、わかりはしないのだ。
実際の会話場面では、あんな発声発音は誰もしないのだから、
この検査に何の意味があるのか、こちらが聞きたいくらいだ。

したがって、この語音明瞭度検査で、ほんの数語が聞き取れた
からといって、社会生活でも補聴器をすればほとんど聴こえる
ようになる、と考えているのならば、とんでもない暴論といわねば
ならない。

この誤解は、永久に解けなくなってしまうのであり、
多くの難聴者を苦しめ続ける。
それが、健聴者の罪だ。

近年、高齢化社会が進んできて、補聴器を装用している
おじいさんが増えてきた。
おじいさんたちを見ると、周囲の人とのコミュニケーション
には、聴覚障害者ほど、そんなに困ってはいないように見える。
なぜだろうか?

老人の場合は、仕事をしていない人であり、大抵はいつもに限った
日常生活の話ばかり、というコミュニケーションであろう。
そういう性格的な違いがある。
だから、その程度の会話ならば、何とかなりそうである。

しかし、それだけではなさそうだ。
聴覚障害の性質的な違いもあるのではないだろうか。

以前に、有毛細胞(※1)の話をしたが、そのような個人差が
大きいことも間違いない。


(※1)
『感音性難聴障害の秘密 - 有毛細胞とは』
〔2014-04-16 18:30〕




感音性難聴は、現代医学では治療できないそうだ。

「これからさらに、悪くなっていくことはあっても、
良くなるということはない」

と告げられるだけの、誰でも諦めるしかない障害なのである。

この話は、語音明瞭度とも関係があるのではないだろうか。

語音明瞭度検査の時は、被験者が聴こえる音量にまで
上げてから、聞き取りの検査を始める。
昔は、補聴器を装用して、人の肉声を聴いての検査だった。
今は補聴器は使用させず、やはり専用の検査機器を使う
医療機関もあったりする。

勿論、方法が違えば、かなり違ったデータになる。
極論するならば、昔の検査方法は、全く非科学的なやり方
だったと言わねばならない。

ともかく、語音明瞭度の検査では、補聴器や、あるいは専用機器
を使って、被験者が聴こえる音量に上げてから、言葉の聞き取り
を試す。
しかも、音量を何段階か上げて、繰り返してデータを取っている。
当然、純音聴力検査のときよりも、音を大きくしているのだ。
こんな検査で一体、何の意味があるというのか?
国と医師は、説明してほしいものだ。


国の身体障害者手帳では「聴覚障害」もしくは「感音性難聴」
などという、ひとくくりの障害名で言われてしまっているけれども、
本当は人により、実にさまざまな聴覚障害がある。

聴覚障害者の世界では「ろう者」「難聴者」「中途失聴者」という、
3つに大別して説明する場合がよくあるが、このうち「難聴」
の説明は簡単ではない。

おじいさんの難聴は老人性難聴が多いし、これが一般的に誰でも
知っていると思う。
しかし、先天性難聴の場合は、感音性難聴の人が多いらしい。
おじいさんの難聴の場合は、伝音性難聴だと言われていて、
この場合だったら補聴器の効果も期待できるそうだ。
だから「補聴器をすれば聞こえるようになる」と言われる。

けれども、先天性の感音性難聴者の場合は、有毛細胞で説明
したように、違う部分の損傷が原因であったりするため、
補聴器をしたからといって、聞き取りやすくなるとは限らない
のだ。

私が昔、医者から言われたことは、こうだった。

「耳の器官(外耳)は正常。
多分、聴神経のあたりが原因ではないか。
脳は原因ではない」

聴神経と有毛細胞はつながっていても別のところなのだから、
本当のところはこの医者にもわからない、ということである。


<聴覚障害についての、健聴者の誤解>

(1)「全ろう」「耳の聞こえない人」についての誤解
聴覚障害2級と言えば、健聴者は「全ろう」とか
「耳の聞こえない人」と呼ぶ。
しかし、だからといって、例えば、どんな音も全く聴こえない
ということではない。
補聴器の性能は、健聴者の想像を越えるほどに進歩している。
もし健聴者が、重度聴覚障害者の補聴器を装用してみたならば、
騒音性難聴になってしまうだろう。
健聴者にとっては、それは盗聴器並みに聴こえるのだとか。
それほどパワーがあるのだ。
だが、感音性難聴者が補聴器を装用しても、健聴者と同じ耳に
なることはできない。
それに、そんな化け物のような補聴器を常用していて、
もっと聴力が落ちていってしまう人もいると、
補聴器店からも聞く。
補聴器で耳に過重負担をかけさせ続けていると、
残存聴力も落ちていく、というのも本当の話だ。
これは、有毛細胞や人工内耳(※2)の話からも、もうわかるはずだ。


(※2)
『人工内耳の威力』
〔2014-05-19 18:30〕





(2)軽・中度難聴についての誤解。 及び、補聴器についての誤解

詳細は

『50dBの世界 - 難聴とは何か -』

を読まれるとよい、と思う。

音が聴こえたからといって、日本語がしゃべれるからといって

「言葉が聞き取れている」

とは限らない。
それと話が健聴者と同様にできるか、ということとは別問題だ。
これも有毛細胞や人工内耳の話でわかるように、人間が言葉を
正しく聞き取れるようにするためには、内耳や聴神経の問題や、
幼少期における聴能訓練の経験や、リハビリが成功していなけ
ればならない。
簡単に言えば、補聴器は眼鏡とは違うのである。

ついでに、障害者福祉における、補聴器の交付条件についても、
事例で説明しよう。

役所の障害者福祉課が指定したリハビリセンターなどで、
補聴器の装用効果を調べなくてはならない。
それが雑なのである。

役所と癒着している補聴器会社の人が来ていて、補聴器を
決めたらすぐに調整してくれる。
そこではとにかく「音が聴こえればよい」という感じで、言葉の聞き
取りができるようになるかまでは、業者も拘っていなかった。
大まかな調整をしただけで、すぐテストする。

(そして、テストが終わったら、すぐその補聴器を買わされた。
当時は何も知らなかったが、今思えば、これはダメな買い方である。
今は、お店を自分で選べるように福祉サービスも変わってきている。)

私は、何を言っているかまではわからなくても、音声は聞こえる
ので「聴こえます」と言うだけである。
その検査は、騒音のない静かな部屋で行っていたので、
補聴器で聞こえて当然だった。
たったこれだけで「補聴器装用の効果が認められる」という判定書が
もらえる。


医者;「●×▲■★?・・・」(音がする)

私;「はい」

医者;「●×▲■★?・・・」(音がする)

私;「はい」

医者;「●×▲■★?・・・」(音がする)

私;「わかりますよー、はい」


こんなオウム返しをする。
はじめは、こんなことをする意味がわからなかった。
しかし、今になって考えてみると、医者は聴覚障害者
の「オウム返しのマジック」に気づいていないという
ことがわかった。

もう、ハッキリ言おう。
この医師には純音聴力と語音明瞭度は違うということが、
全然分かっていない証拠なのである。

でも、ともかく、こんな感じで交付オーケーにして
もらえるのである。
これで、高価な補聴器がタダ同然になるのだ。

補聴器をもらう(※3)には、何を言っているのかわからなくても

「はい」

と言っているだけでいいのである。
余計なことは言わないほうがいい。
判定がややこしくなるかもしれないから。

(※3)実際は、収入に応じて一部自己負担となる場合あり(応益負担)


日本語を知っている難聴者、中途失聴者ならば、
これで問題はないのである。

医者としても

「補聴器がなければ、日常生活で危険な場合もある」

と判断して、大目に見ているのだろう。
だから、この交付判定では、語音明瞭度検査はやらない。

というのも、医者は専門の補聴器調整士ではないので、
補聴器の調整なんてできないし、補聴器の性能を引き出す
ことも当然知らないし、できない。
だから、補聴器を装用させて、単純に音が聴こえるかどうか
の判定しか、行えないのである。
だから私は

「音が聴こえること」



「言葉が聞き取れること」

とは違う、と何度も言っているのである。


実際に、補聴器を使っていないろう者でさえ、福祉用補聴器は
ほとんどの人が持っている。
タダ同然でもらえるからである。
ただし、補聴器で本当に、人の声が聞き分けられるかどうかは、
音が聴こえるかどうかとは別問題である。


最後に、佐村河内氏の軽度難聴についても、あの多くのマスコミが
書いた、いい加減な誤解も解くべきだろう。

確かに、新垣氏の証言を聞いて

「本当は聞こえていたのではないか」

と健聴者が疑うのは、無理もない話だ。
だが、佐村河内氏が考えた通りに仕事の話を進めている以上、
聞き取りづらいというハンディがあっても、それだけでは大きな障害
にはならなかったとしても、何も不思議ではない。
少なくとも、軽度難聴を経験したことがある人ならば。
それは、難聴者のコミュニケーション能力を知らないから、
勘違いしているだけだと言えるかもしれない。

もし、佐村河内氏の知らない話に引きずり込んで、
そして

「今言ったことを、そのまま言い返してみて」

とテストすれば、そのときは彼の

「実は難聴だった」

ということが、誰にでもハッキリとわかるだろう。
もし違っていたら、それはつまり

「難聴ゆえに、聞き取れていた言葉しか言うことができない」

ということだからなのである。
聞こえの不自由を推測能力で補うことができるのは、自分の知って
いる範囲内だけである。


>「右耳が約49デシベル、左耳が約51デシベル以上でないと
聞こえない」


この程度の難聴の説明は、

『50dBの世界 難聴とは?』

が詳しい。


>「「ささやき声が聞こえにくくなり、会話にある程度の声量を必要とする」
――間違ってる。」


>「子音をはっきりと聞き取れないケースが多いようだ。
その為、常人よりも言葉が明瞭に聞き取れない。」



本当に中途半端な聞こえで、仕事では困っている難聴者も
たくさんいる。(※4)
それでも黙っている難聴者が多いと思う。

感音性難聴障害の方には、聴力はあまり関係なく、
健聴者がどんなに「すごい」と思えるような補聴器を
していても、聞き取りづらい人はたくさんいる、
ということを理解してもらいたい。



(※4)
『仕事で困っている難聴者とは』

実際には、例えばレストランの厨房でキッチンスタッフ
として働いていたケースである。

(私はその頃、70~80dBの中度の難聴者で、
補聴器を装用して仕事をしていた。
だから、厳密には補聴器をしない軽度難聴者とは少し
違うのであるが、感音性難聴を理解するための参考
にはなるだろう。)

厨房という仕事場は、何かと騒音が多くて、人の声も大声
が交錯していたりする。
こういう職場環境は感音性難聴者にとって、まさに苛酷で
あるのだ。

そこで突然

「おい、これをすぐれいとうこにしまってくれ!」

と言われても、背後から言われていたなら気づかない場合
もある。
お互いに正面を向き合っている場合でも、これでは指示が
的確に伝わっていない場合もある。
それでも状況により、ある程度は推測できる能力が、
聴覚障害者にはある場合も少なくない。
勘違いしている健聴者も多いので念のために言うが、
これは「聞こえている」のとは違う。
(当ブログのカテゴリー『コミュニケーション能力』参照)

だが似た言葉の推測には迷う。

「おい、これをすぐ冷蔵庫へしまってくれ!」

と言われたのか、それとも

「おい、これをすぐ冷凍庫へしまってくれ!」

と言われたのか、どうしてもわからない場合がある。
感音性難聴障害ゆえに、似た単語の区別がつかないのだ。

そんなとき、聴覚障害者はそれを確認するために
「オウム返しのマジック」(※5)を出すのだが、
厨房スタッフは皆、忙しいので面倒がられてしまい、
無視されてしまうことも多々ある。


(※5)
『「ダンボ!」→「マンボ?」 感音性難聴障害者のコミュニケーション方法』
〔2014-03-27 18:30〕





そして、時間がどんどん過ぎていくだけになってしまう。
仕方なく、とりあえず自己判断(推測)で冷蔵庫にしまって
おくことにする。

ところが、それが後になって

「ちがう、れいとうこだといっただろ!!」

と、怒られてしまう。

たとえ、語音明瞭度が95%以上だったとしても、
これでは致命的ミスとなってしまうのだ。
そんなミスが、一日に何回もあるのが常なのだ。

たまに、一回も怒られなかった日があると、胸をなでおろしていた。
そして、その日だけ、不思議な気持ちに浸っていたほどだ。

そんな不安定な毎日で、しかも、それは自分ではどうすることも
できないのだ。
精神的に不安定になるがゆえに“職場放棄”をくり返す聴覚障害者
も多いそうだ。
私も、初めのうちはそうなった。

だから健聴者と一緒に働いていても、お互いにプラスになるような
ことなんて、ほとんどなかった。

そんな就労面での苦労が、健聴者に、そして健聴者の障害者認定医
には全然わかっていない。

だから

>「「向かい合って大声で話せば聞こえる。
補聴器をつければ日常生活に支障はない。」


などという、ボケたことが平気で言えるのだ。

そして、そういう医者の言うことが正しい、と信じる健聴者が増え、
誤解が広がってしまうのだ。
あの佐村河内氏謝罪会見は、その例だろう。

その時、健聴者の神山氏は佐村河内氏に対し

>「目と目をみてやりましょう。
僕と「口話」をしてください。」


と要求している。(※6)


(※6)
『週刊文春の佐村河内氏批判について』
〔2014-03-14 21:31〕



これは、神山氏が感音性難聴障害というものを、よくわかって
いない発言である。
感音性難聴障害者ならば、誰でもわかるだろう。


また、数字に関する聞き間違えも、特に多い。
(私の場合の例;「聞き間違えやすい、聞き分けにくい数字の例」)

「いち」 or 「しち」?
「ろくじゅういち」 or 「ろくじゅうしち」?
「にじゅうし」 or 「にじゅうしち」?
「いつつ」→「いち」? 「いくつ」?
「パーパ(88)」(業界用語)→「パパ」?

桁の多い数字になってくるほど、疲れやすくなり、
間違いも増えてしまう。
棚卸し作業の時は最初から最後まで、ずっと怒られていた。


下のような例もあるという。


実録!中度難聴 mini 劇場 「聞き間違い物語」





私の経験で言えば、感音性難聴者というのは、例えて言えば
“永遠の異邦人”だろう。
自分の国に生まれ育ち、住んでいながら、周りの人の言葉は
聞こえても、一体何を言っているのかさっぱりわからない。
ある時は聞こえるけれども、ある時は何を言っているのか
わからず、またある時は全然聞こえない場合もある。
自分だけ、そんな不確かな状態で、死ぬまで生きていかなけ
ればならない。

中途失聴者の場合は、自分がまるで、パントマイムの世界に
住んでいるかのようだ。
そして豊かな情報社会から疎外された孤独を感じ

「オレは一体、何のために、この世界で生きているのだ?」

と、永久的に自問し続けている。
その命題に飽きることもできず、ノイローゼ気味になってしまう。

いっそもう、自殺とか、テロでもやって刑務所に行ったほうが
楽なのではないか、とさえ真剣に思うほどだ。

けれども、一つだけ心残りすることがある。
それは

「もし、そんなことをしたら、母はどんなに悲しむだろうか」

ということだ。
母を愛せなくなってしまったけれども、それでも

「母に何もしてやれなかった」

「母を悲しませることだけは、したくない」

という気持ちがあった。
だから、もうこのまま生きるより仕方がない。

私は、この怒りのエネルギーを自殺でもテロでもなく、
自分の障害者運動として、その中に発散させることにしたのだ。
それがこのブログの、一つの面なのである。

このブログがなければ、私は健聴者中心の社会で“仮面芝居”
をやっていくことはできない。
自分の怒りのエネルギーは、いつかどこかで、暴発してしまう
からだ。





〔関連情報〕

『こころ元気塾』
(2014年5月22日 読売新聞)




難聴ママのきまぐれ日記
『厳しすぎる!障害者等級』
〔2014年04月28日(月)〕



>「耳鼻科で見た『聞こえの程度』を示す表に、こう書いてありました。

高度難聴(私の聴力レベル)は、
『耳元で、大きな声で話すと聞き取れる』と。

これは大ウソです。

耳の真横で叫ばれれば、キーンと響く音は聞こえるかもしれませんが、
言葉を聞き取るなんて不可能です。

今の私の聴力で4級なら、手帳取得の対象にならない難聴者でも、
相当聞こえにくいはず。
公的に障害者だと認められず、でも健聴者のような生活もできない、
はざまにいる難聴者はたくさんいるはずです。」

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by bunbun6610 | 2014-05-23 18:30 | 聴覚障害

【大飯差し止め命令】大飯原発、再稼働認めず 事故後初


http://www.sankeibiz.jp/express/news/140522/exh1405220905001-n1.htm


【大飯差し止め命令】
大飯原発、再稼働認めず 事故後初

2014.5.22 09:05


≪福井地裁判決「危険性あれば当然」≫
 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)をめぐり、住民らが
関電に運転差し止めを求めた訴訟で、福井地裁(樋口英明裁判長)
は5月21日、

「危険性があれば運転差し止めは当然」

として、2基の再稼働を認めない判決を言い渡した。
東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発事故後、原発の差し
止めを認める判決は初めて。

 3、4号機は昨年(2013年)9月に定期検査入りで停止。
関電は再稼働に向けて原子力規制委員会に審査を申請し、昨年
(2013年)7月に施行された新しい規制基準に基づく適合審査が
続いている。
今回の判決は各原発の審査に影響を与える可能性もある。
関電は「速やかに控訴する」としている。

 差し止めを命じた判決が確定しない限り、審査に適合すれば
再稼働できる。

菅義偉(すが・よしひで)官房長官(65)は5月21日の記者会見で、
基準に適合すると認められた場合、再稼働を進める政府方針に
変わりはないとの認識を示した。

樋口裁判長は

「原発は社会的に重要だが、電気を生み出す一手段にすぎず、
人格権より劣位にある」

と指摘した上で

「具体的な危険性があれば、運転が差し止められるのは当然」

と述べた。

「福島事故では250キロ圏内の住民への避難勧告が検討された」

ことを根拠に、原告189人のうち250キロ圏内の166人の請求
を認めた。

 原発差し止め訴訟で住民側が勝訴したのは、金沢地裁が2006年、
北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の運転停止を命じた判決
(名古屋高裁金沢支部で逆転、確定)に次いで2例目。

大飯原発3、4号機をめぐっては、大阪高裁が今月(5月)9日、別の
住民らが運転差し止めを求めた仮処分の即時抗告審で

「裁判所が判断するのは相当でない」

として、住民側の申し立てを却下する決定をしていた。

 判決を受け、福井県内の自治体の首長や地元住民からは一斉に
判決を疑問視する声が上がった。
企業関係者からは

「再稼働が認められず電力不足になれば、生産活動や雇用にも
影響が出る」

などの声も聞かれた。

「原子力規制委員会の判断を待たずに司法が結論を出すことに
疑問を感じる」。

全国原子力発電所所在市町村協議会長の河瀬一治・敦賀市長は
談話を発表し、不快感を示した。

 2012年夏の大飯3、4号機の再稼働に関し、地元同意した
元おおい町長の時岡忍氏(76)は取材に応じ、

「一住民として到底受け入れない」

と憤る。

「規制委による審査で『安全』と判断されれば、あくまでそれに従う
までだ」

と持論を展開した。

 地元が切望するのは早期再稼働による地元経済への恩恵だ。
おおい町商工会の木村喜丈会長(66)は今回の判決に

「町内経済への混乱が生じる」

と漏らした。
(SANKEI EXPRESS)


≪「脱原発ありき」 上級審で理性的な審理を≫
 大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり、福井地裁は原子力規制
委員会が「世界一厳しい」とされる新規制基準に適合するか審査
中という時期に運転差し止めを命じた。
あまりに拙速で、「脱原発ありき」の判断と言わざるを得ない。

判決は、関西電力の安全対策を

「楽観的な見通しのもとに初めて成り立ち得る脆弱(ぜいじゃく)
なもの」

と指摘。
緊急時に原子炉を冷やす機能と放射性物質を閉じ込める機能に
欠陥があるとした。

ただ、その理由は

「冷却システムが崩壊する揺れよりも大きな揺れが起きない
確たる根拠がない」

などとするだけで具体性に欠ける。

 もっとも関電の安全対策が後手に回ったことも事実で、規制委
の指摘で基準地震動(想定される最大の揺れ)を2度も見直し、
想定が甘かった点は否めない。

 判決は

「原発の安全性や信頼性は極めて高度なものでなければならない」

とした。
その指摘は当然だが、そもそも「100%の絶対安全」などあり得ない。

 さらに判決は、原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出る
としても

「国富の流出や喪失というべきでない」

と言及。
国富を

「豊かな国土に国民が根を下ろして生活していること」

と定義し、それを取り戻せなくなることが「国富の喪失だ」という
現実を軽視した“思想”もにじませた。

 上級審では、ゼロリスクに固執せず、脱原発による国力低下
という現実のリスクも踏まえた理性的な審理が求められる。
(林佳代子/SANKEI EXPRESS)

■大飯原発3、4号機 関西電力が福井県おおい町に置く原発で、
東日本大震災で事故が起きた東京電力福島第1原発とは異なる
加圧水型軽水炉。
3、4号機は同じ設計で、関電の原発11基の中で最も新しく、
出力はともに118万キロワット。
3号機は1991年、4号機は93年にそれぞれ営業運転を開始した。

福島事故の影響で国内の全原発が停止したが、当時の民主党
政権が決めた暫定基準に基づき、2012年8月、営業運転を再開
した。
13年9月に定期検査に入り停止している。1、2号機も停止中。


 【大飯原発差し止め訴訟判決骨子】
・大飯原発3、4号機を運転してはならない

・250キロ圏内の住民には原発運転で具体的な危険がある

・安全技術や設備は確たる根拠のない楽観的な見通しに基づき
脆弱(ぜいじゃく)

・地震の際、原子炉を冷やす機能と閉じ込める構造に欠陥

・基準地震動を超える地震が来ない根拠はなく、それに満たない
地震でも重大事故が生じうる

・福島原発事故は最大の環境汚染。二酸化炭素の排出削減は
運転継続の根拠にならない



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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140521/trl14052120140005-n1.htm


【大飯差し止め命令】
「素人の無見識な判決」
 宮崎阪大名誉教授


2014.5.21 20:14

宮崎慶次大阪大名誉教授(原子力工学)の話
 福井地裁判決のような理由を挙げれば、全ての原発は動かせなくなる。
基準地震動を下回る地震でも主給水と外部電源が断たれる恐れがある
としているが、補助給水のシステムがあり冷却機能は維持できる。
関西電力は東京電力福島第1原発事故後、外部から水や電源を送り込む
装置を取り付け、原子炉を冷却する対策も十分施している。
大飯原発は加圧水型で、福島第1原発とは仕組みが異なり、外部から
冷却することは容易だ。
判決は、原子力の素人が下した無見識で無謀なものだと言わざるを得ず、
司法の威信を損ないかねない。



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by bunbun6610 | 2014-05-22 23:26 | 原発問題

聴覚障害者心理 - “障害者”として半人前の難聴者

障害を受容できない難聴者も多い。
彼らは障害者社会ではなく、健常者社会の中で従来通り
生きることを望んでいるからだ。(※1)


(※1)当ブログ

『VIP障害者 - 障害を隠す障害者』
〔2014-04-17 18:30〕




障害を自覚できていない軽・中度難聴者もいるが、
自覚はできていても、受容することはできない
という難聴者は少なくない。
症状や障害の「自覚」と「受容」は違う。

佐村河内 守氏のように、障害は自覚しているが、
自分の都合のいいようにしか受け入れない難聴者
もいる。(※2)


(※2)〔関連情報〕

『自伝に書かれた思い出もニセモノ…佐村河内氏の“偽り人生”』
〔2014-02-13 19:30〕



『基礎からの手話学』
(神田和幸,藤野信行/編著,福村出版,
1996年6月20日初版発行


「c.中途失聴者の障害受容」の第二段階を参照。




〔参考記事〕

『障害イコール恥という感覚』
〔2011-10-22 19:27〕



>「けれども高齢者の多くは障害者権利運動とのかかわりを避けて通ってきた。
障害者の一生なんてみじめでこれっぽっちの価値もない。
こういう世の偏見とともに生活し高齢になったからだ。
障害者という烙印が自分たちに押されてしまったら自立が奪われる。
多くの高齢者はこう恐れているのだ。
障害者も高齢者も、施設などに住まず最大限の自立を実現したいという
気持ちを持っているのではないだろうか。
もしそうだとすれば、両者は本来的に強力な同盟関係を結べるはずだが、
そのためにはまず、障害イコール恥という感覚が取り除かれるのが先決だ。




難聴者には高齢難聴者も多いが、
障害者とタッグを組むのは容易ではない。


難聴者協会の、ある重鎮の難聴者は、こう言ったことがある。

「障害が軽い難聴者には、自分の都合のいいように障害者福祉
だけを利用するが、都合の悪いことにはすぐ逃げていってしまう。
役員として頑張っているのは、ほとんどが重度の難聴者ばかりだ」

これが、難聴者運動、つまりデシベルダウン運動(※3)が進まない
背景なのだろう。

彼らのほとんどは

「障害者の仲間になんか、入りたくない」

と思っている。

難聴者人口は、日本国内では600~2000万人いるとも
推定されている。
しかし、それでもろう者の団体よりも力が圧倒的に
弱いのは、彼らの団結力の弱さにある。
どんなに数が多い人たちであっても、バラバラでは弱いし、
社会の難聴者福祉は未熟なままだ。


(※3)
『デシベルダウン運動』
〔2013-09-29 19:00〕






【追記】(5月25日)


難聴者運動が進まない原因として考えられることは

(1)本人が難聴という障害を受容できない。
受容するにも長い時間がかかる人も多い。

(2)家族が子の障害を認めようとしない。
受容できない。

(3)難聴障害についての情報が乏しい。

「個人差はあれ、歳をとれば誰でもなって当たり前」

などと軽く思われている。
事の重大さも、誰もわかっていない。
支援機関もなく、本人に知識が乏しいままになり、支援が遅れてしまう。
これが「当たり前」という風潮になってしまう一因なのではないか。

(4)よい補聴器店に出会えず、そのため、自分の難聴障害に
適合した補聴器を見つけにくい。

(5)医者が「諦めて下さい」と言うのみで、その後の支援にまで
つながっていない。
医療と国の障害者福祉に連携がない。
これは、国の対策づくりに問題がある。

(6)同障者と出会える機会が少なく、障害についての貴重な
克服・受容体験を聞くことも少なくなってしまう。
どうしていいかわからない、悶々と苦しむ日々だけがいつまでも続く。
その過程でのダメージは非常に大きい。
これは難聴者にとっても、社会にとってもマイナスである。


このようなことで、世の中の多くの軽・中度難聴者は、健聴者には
なれないばかりか、障害者としても未熟なままになりやすいのでは
ないだろうか。

佐村河内氏も、その一つの例であると思われる。
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by bunbun6610 | 2014-05-22 18:30 | 難聴・中途失聴

ソフトバンクの“白戸家”CMへの字幕要望

ソフトバンクの“白戸家”CMへの字幕要望について


以下は、

『テレビ字幕の普及で変わったことと、今後の要望』
〔2014-05-15 18:30〕


より、一部切り抜きの文です。


==========================



「ソフトバンクのコマーシャルに、白い犬が出ている。
最初は、人と会話しているように見えても、
犬は「ワン」とか「ワンワン」と吼えているだけなのだと
思っていた。

この犬は「ホワイトワン」と言うのか?
名前はあるのだろうか?

それも私は、まだ知らない。

しかし、実はこの犬が、日本語でしゃべっているらしい。
誰か有名な人の声だそうだ。
手話サークルの健聴者から、初めて手話で知った。
多分「ホワイトワン家族」とかいうので、
犬はそのパパか?

さて、ここで聴覚障害者問題だ。
私が犬の口を見ても読話は無理だ。
それなのに字幕もない。
このコマーシャルは、何とかならないのか。
ソフトバンクさん、こんなに長くやっている
長寿コマーシャルなのだから、
聴覚障害者をのけ者にしないように、
聴覚障害者にも意味がわかるように、
もう早く、字幕をつけてほしい。」



==========================




インターネットで調べてみたら、あの名物の犬の
家族は、白戸家と言うらしいことがわかった。

ということは、あの犬の名前は「白戸さん」か
「お父さん」か?


「テレビのコマーシャルにも字幕をつけてほしい」

といった聴覚障害者からの要望は、実は以前から
ある。
それで近年に、花王が実施したのを覚えている。

聴覚障害者だけでなく、超高齢化社会を迎えたため、
軽中度難聴者にも役立つと期待しているそうだ。
情報がきちんとわかるようにするということは、
お年寄りの認知症防止にもなるだろう。

また、佐村河内氏謝罪会見でもわかったように、
軽度難聴であっても感音性の難聴だと、
聞き取れない場合もあるからだろう。


『字幕つきCMの本格放送をめざして』



『字幕CM実施の環境整備へ 総務省、民放、
スポンサーが確実に動き出す』



『花王のHPに字幕付きCM専用ページが』
〔2012-11-13〕



『本日新たにトップ企業三社がCM字幕!』
〔2014-04-05〕




犬が、あの口パクでしゃべっているならば、
何を話しているのか、さっぱりわからない。
犬語がわかる聴覚障害者なんて、いるとでも
思っているのだろうか。

「あの会話の内容を、オレも知りたい」

ともどかしく思いながらも、ただ片思いのように
見つめているだけ、という虚無感を、
ソフトバンクは聴覚障害者や難聴者にだけ、
永久に味わわせるというのか。

そういうのを“間接差別”というのだ。

ただ、字幕制作費は高額なので負担が大きいと
聞いている。
それについては是非、国も支援すべきではないか。

国とスポンサー、テレビ局なども一緒に少しずつ
資金を出し合い、テレビCMに字幕をつける、
専門の特定非営利活動法人とかつくって、
全てのテレビCMに字幕をつければ、
そんなに大きなコストとは感じないのではないか。

何か方法があるはずだ。
ソフトバンクだけではなく、テレビCM全体の問題
として取り組んでほしいと思う。





【追記】(2015年4月19日)


松森果林UD劇場~聞こえない世界に移住して~
『CM字幕、複数社提供枠でもトライアル開始』
〔2015-04-17〕



「やれば出来る」みたいですね。
テレビCM字幕実現の上で、
一番の問題(障害)になっているのは、
企業側の「やる気」なのだろうか?





【追記】(2015年4月23日)


松森果林UD劇場~聞こえない世界に移住して~
『日清食品「ラ王」のCMに字幕が!』
〔2015-04-22〕

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by bunbun6610 | 2014-05-21 18:30 | 情報保障(テレビ字幕)

職場の人に筆談してもらう方法

20■■年■月■日

効果はあまりないのですが「やらないよるはマシ」という
方法を紹介してみます。
(そもそも、絶対的効果がある方法があるのなら、
誰も苦労しないですよね)

職場で、補聴器ではどうしようもないときもある聴覚障害者に
使える方法で、私もやったことがあります。

それは、下のニュース記事をプリントして、部門上司
(課長クラス以上の人がよい)に渡し、
社内筆談の周知徹底をお願いするのです。

=======================================

【障害者の雇用環境で指針 厚労省、企業に明示へ】 
 障害者への差別を禁じた障害者権利条約の締結に備え、厚生労働省は8日、
 通院が必要な障害者のためにフレックスタイムを導入するなど、
 障害者の雇用環境整備に向けた指針を作ることを決めた。
 
 条約は、企業にとって過度の負担にならない限り「合理的配慮」をして、
 障害者の働きやすい環境を準備するよう定めている。厚労省は来年度にも
 障害者雇用促進法を改正して合理的配慮の考え方を盛り込み、
 その具体的な内容は指針で別途示す方針。

 条約は2006年に国連総会で採択され、日本は07年9月に署名手続きを
 済ませており、国会で承認されれば正式締結となる。

 厚労省が設けた有識者の研究会が指針作成に向けた中間整理案を提示。
 目や耳が不自由な障害者のため、仕事で使う点字資料や補聴器を用意し、
 通訳を置くなど、個々の障害者の事情に合わせた対応を求めた。
 
 (参考記事)産経ニュース↓
 http://sankei.jp.msn.com/life/

 →http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/090709/wlf0907090051000-n1.htm


(掲載日は2009年7月だったと思います)

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無論これも、法律ではないので、強制力はありません。
筆談や情報提供、コミュニケーションすらも、相手の意思次第
ということには変わりません。

だけどこれは、厚生労働省(国)からの『お願い』ですよ。
これでも、ね。
(それなら厚生労働省は、何で企業へ通達しないのだろうか?)

こういうものは見せても相手にプレッシャーをかけるだけで、
むしろあなたのマイナス・イメージになってしまう可能性も、
ないわけではありません。

しかしそれでも、もう自分はどうしてもガマンできない、という場合には、
これを使って、うまく頼んでみましょう。
頼み方も、一つの重要なポイントになります。

うまくいけば、ちょっとだけ変わるかもしれません。
私の場合は、ちょっとだけ変わりました。
あまり期待できませんが、とにかく、
私の場合は、まずは希望の第一歩になったかな。

他にも方法はあるのですが、それはまた後に述べることにします。
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by bunbun6610 | 2014-05-20 19:00 | Z1.クレジットカード会社

人工内耳の威力

『人工内耳の新しいマップの威力!』
〔2013-07-03 07:49:13〕




人工内耳をすると

「手術のときに残存聴力を完全に失う」

と言われている。
これはデメリットとして、手術前に頭の中に入れて
おかなければならない。

デメリットは、他にもある。
あるろう者は、人工内耳をしたがリハビリに失敗し、
人工内耳をやめてしまった、という。
その人は、手話に逆戻りしてしまったのだ。
ダメもとでやってみるしかなかった手術とはいえ、
手術する意味がなかったのではないかと思う。

そのろう者も、音は聴こえるようにはなったのだが、
何の音だかは理解できなかったそうだ。
「音の記憶」、つまり「音について学習した体験」がない
ろう者だから、人工内耳にしても聴いた音が何なのか、
わからなかったのだろう。
このような人には、補聴器も役に立たないだろう。

しかし、人工内耳に成功した聴覚障害者の場合は、
全聾状態になっても、人工内耳を活用できるようだ。

全聾になったからといって、その全ての人が、
補聴器や人工内耳で音声を聞くことができなくなる、
というわけではないだろう。
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by bunbun6610 | 2014-05-19 18:30 | 聴覚障害

斎藤陽道(さいとう はるみち)/ろう者・写真家

斎藤陽道(さいとう はるみち) ・・・ろう者・写真家

http://www.saitoharumichi.com/




例えば、車椅子に乗った子どもが、海の中にいる情景
を撮影するなんて、見る側にとっても、インパクトがある
と思う。
(写真集『感動』より)

http://www.akaaka.com/publishing/books/bk-saito-kando.html



人工呼吸器をつけた障害者の姿を、そのままフレームに
取り込む・・・。
これも、障害者にとっては「普通」のことだし、それを撮った
だけなのだが、自分の心を覆っている、何かが剥がれて
いくような、日常では感じない不思議な気持ちになる。
(『点滴ポール 生き抜くという旗印』より)

http://umideomou.exblog.jp/20825451/



『筆談トーク』なんてのもある。
聴覚障害者とならではの企画だ。

http://umideomou.exblog.jp/20512816/



「陽 指文字」?! これって、面白い!

http://www.saitoharumichi.com/yubimozi/yubimoziframe.htm




【追記】(2017年4月12日)
JOURNAL②
東京迂回路研究
『シンポジウム『対話は可能か』 - 多様性と境界に関する対話と表現の研究所』
(Adobe PDF) - htmlで見る
www.diver-sion.org/tokyo/wp.../TUK_JOURNAL2_web.pdf

http://www.diver-sion.org/tokyo/wp-content/uploads/2016/04/TUK_JOURNAL2_web.pdf#search=%27%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%B9%E6%96%8E%E8%97%A4%E9%99%BD%E9%81%93%27

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by bunbun6610 | 2014-05-18 18:30 | ろう者世界

玉川亭 - とろろそば


『玉川亭』


 東京都八王子市高尾町1585

 JR高尾駅北口から徒歩30秒

アレルギー防止のため、うどんはやっていないという、
そば専門店である。

このお店名物の「とろろそば」が美味い!
蕎麦もツユも美味い。
何と言っても、とろろが新鮮で味が良く、
食感も驚くほどふんわりしている。

「立ち食い蕎麦やファミリーレストランとは、
こんなにも味が違うんだなー」

と感心する。

注文する際は、まず値段の高さが気になったが、
おすすめはやはり「とろろそば」だという。
実際「食べてみてよかったなー」と思った。


『とろろそば』(852円〔税込み920円〕)
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by bunbun6610 | 2014-05-18 18:00 | 食べ物

ワタミ、相次ぐ死亡事故で訴訟続出 新入社員数は目標の半分、初の赤字…渡邉氏批判も

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140516/Bizjournal_201405_post_4876.html



ワタミ、相次ぐ死亡事故で訴訟続出
 新入社員数は目標の半分、初の赤字
 …渡邉氏批判も


ビジネスジャーナル 2014年5月16日 04時50分
(2014年5月17日 12時08分 更新)


 いまやブラック企業の代名詞的存在となってしまった居酒屋チェーン
のワタミ。
そんなワタミ内部に、変化が起きているという。
 今月、ワタミは2014年3月期連結最終損益が49億円の赤字となり、
1998年の上場以来初の赤字に陥ったと発表。

同社が運営する居酒屋チェーン「和民」の苦戦が原因のひとつとも報じ
られている。
決算発表の記者会見で同社の桑原豊社長は、今年4月に入社した
新卒社員は、目標の半分の120人だったことを明らかにした。

同氏はその要因として、人手不足という外的環境の変化や、同社の
成長戦略が曲がり角に来ていることを挙げた。

確かに、外食・小売り業界では人手不足が生じており、本来は24時間
営業の店舗では時給をアップしてもアルバイトが集まらないため、
深夜営業をやめる店舗が多く出てきている。

こうした動きに対し、ワタミと並んでブラック企業との批判を受けること
が多い、ユニクロなどを運営するファーストリテイリングは、非正規の
従業員のうち約1万6000人を地域正社員などにするなどの動きを
みせている。

 ワタミが人手不足なのは、これまでたびたび同社に対してなされて
きた「ブラック企業」という批判が、人々に印象付けられているから
なのは否めないだろう。

中でも、ワタミ批判の急先鋒である「週刊文春」(文藝春秋)が、
13年6月13日号で同社の労働環境の問題点を追及した記事では、
ワタミグループ全社員に渡される『理念集』には

「365日24時間死ぬまで働け」

など、驚愕の言葉が書かれていると報じられた。

 また、同誌(13年6月27日号)によると、ワタミ創業者である
渡邉美樹氏が理事長を務める「郁文館夢学園」の教員に対し、
著書を通じて

「プライベートな時間はなく、子どものために24時間365日、
全身全霊捧げます」

との誓約を求め、教師の携帯電話番号を生徒に教え、

「365日24時間電話していい」

と伝えているとも報じられた。

 しかし、今年5月14日発売の「週刊文春」(5月22日号)によれば、
『理念集』にあった「365日24時間死ぬまで働け」という文言を、
5月8日までに

「働くことは生きることそのものである」

という文言に変更するシールが配布されたという。

ワタミが設置した第三者委員会から

「理念集の内容を再検討することが望ましい」

などの指摘を受け、自らの理念を取り下げたかたちだ。

さらに、同誌は国会議員になった渡邉氏の永田町における悪評も
伝えており、かつては「時代の寵児」だった同氏の凋落ぶりを印象
づけている。

労働問題に取り組む弁護士や大学教授、労働組合関係者らが
主催する「ブラック企業大賞」の公式サイトによれば、ブラック企業
を見極める指標として長時間労働、セクハラ・パワハラ、いじめ、
長時間過密労働、低賃金、コンプライアンス違反、育休・産休など
の制度の不備、労組への敵対度、派遣差別、派遣依存度の高さ、
残業代未払いが挙げられている。

●相次ぐワタミへの訴訟
 実際に、ワタミでは、女性社員が6日連続深夜勤務などで時間外
労働が月140時間を超えるなどして適応障害を発症し、自殺する
事件が発生した。
その後、遺族が渡邉氏らを相手取り、計約1億5300万円の損害
賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしている。

 また、ワタミのグループ会社「ワタミの介護」が運営する施設で、
当時74歳の女性が入浴中に溺死したことや、当時87歳の男性が
床ずれを悪化させ敗血症になるまで放置され、その後入院した
病院で死亡したことも昨年報じられている。

 さらに、今年2月には弁当宅配会社「ワタミタクショク」の担当者が、
独り暮らしの女性宅を弁当宅配のために訪問した際、玄関チャイム
にその女性が応答しなかったにもかかわらず立ち去り、翌日死亡
しているのが発見された。
その女性の息子は同社と安否確認サービスの契約もしていたため、
渡邉氏と宅配担当者らに損害賠償を求める訴えを起こした。

 昨年5月の参議院選挙で初当選を果たした渡邉氏。
「経営力で日本を取り戻す」と目標を掲げているが、日本をどうこう
するより、まずはワタミの立て直しに対して創業者責任を果たして
もらいたいものだ。
今回の“シール貼り”は、再建への第一歩にしても、あまりにも小さ
すぎるといえるだろう。

(文=本多カツヒロ)


==============================



ブラック企業大賞2013の投票結果が、仰天だ。
ワタミフードサービスがダントツなのだ。


もう10年以上、ワタミの店を利用したことがないから、
わからないが、赤字の原因は売り上げが落ちたということ以上に、
人手確保が困難になった、ということのほうが大きいのかもしれない。
ブラック企業の評判が広まったことによる、経営難だ。


ハローワークの障害者求人も相当余っていたので、
それも法令違反のままなのだろう。
ワタミの求人票を見た時は、正直、驚いた。

『ワタミフードサービスの障害者求人票の内容』
〔2012-10-02 23:40〕



「こんな勤務条件で、どんな障害者が働けると思っている
のだろうか?」

答えは

「こんな条件でも働けるのは、聴覚障害者ぐらいだろう」

だから、ワタミでは聴覚障害者が採用されているのだ。

しかし、どこかの居酒屋で働いたことのある聴覚障害者が

「職場でイジメに遭って、辞めた」

という噂を聞いたことがある。

飲食店はブラックが多いので、ワタミに限ったことではないだろう。


『料理人志望の聴覚障害者の現実』
〔2012-06-18 20:36〕

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by bunbun6610 | 2014-05-17 23:50 | ブラック企業と障害者雇用


ある聴覚障害者から見た世界


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