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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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ドラマCD『Two of Us(トゥー オブ アス)』

 →http://www.girls-style.jp/news/201201/24/11rel_gs.php

 →http://otomen.jp/archives/2012/04/09184230.php

こんなラブ・ストーリーのアニメが
作られたなんて知らなかったけど、
主人公・聾女性のパティシェという設定は、
職業適性としてぴったりじゃん。

実際いると思うよ、たぶん…。

取材協力に、社団法人東京都聴覚障害者連盟が
加わっているという。

2012年7月発売予定だそうです。

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<『Two of Us』シリーズの概要>
レーベル第2弾は、「泣ける」「切ない」「大人」を
キーワードにシリーズ展開。

たくさんのコミュニケーションツールであふれる
現代社会で今、この瞬間にあなたの、私の大切な人に
伝えなければいけないことがある。
それらのメッセージを二人のラブストーリーを通じて
発信していきます。

第1弾は先天性聴覚障害者のパティシエと声優の
ラブストーリー。

特設サイト上でドラマの世界観、タイトル詳細、
イラストレーターなどを順次公開予定です。

またリリース開始は7月を予定しています。

<あらすじ>
生まれつき聴覚と言語に障害があるみのり。
しかし幼い頃からの夢を叶えてパティシエとして明るく
元気に活躍中。
そんな彼女は声優の和泉(いずみ)と付き合っている。
ある日、和泉にプロポーズされるが、それがきっかけで
二人の関係に徐々に変化が……。

<登場人物>
●主人公:上条 みのり
(パティシエ/27歳/女性/先天性聴覚障害、言語障害者)
生まれつきの障害をもつ女性。
性格は非常に明るく前向き。
お酒大好き。
映画、小説、歌わないがカラオケ大好き。
シュクル・フィレ(飴細工)が得意でパティシエとして
洋菓子店で活躍している。
基本楽天家だが、彼と付き合っていく中で
(本気の恋愛をすることで)、
生きることに臆病になっていってしまう。

●ヒーロー:藤崎 和泉(声優/35歳/男性)
みのりの彼氏。
アニメや外国映画で活躍する、中堅声優のひとり。
親に大反対されたが、親友のひとことで声優を目指す。
そろそろ彼女との結婚を考えている。

【タイトル】ドラマCD Two of Us
【ブランド】ステージエンターテインメント
【発売日】2012年7月
【税込価格】未定
【備考】取材協力:東京都聴覚障害者連盟

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by bunbun6610 | 2012-04-25 23:47 | 聴覚障害



私は下の文書を読んで、初めて世界各国には
障害者差別禁止法があることを知りました。

これを読んで、障害者差別とは何か、
また差別をなくすには何が必要なのか、
知りました。




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『世界の差別禁止法について』
(池原毅和(弁護士)
 記録:瀬山紀子 2001年6月30日)


 →http://www.arsvi.com/2000/010630.htm

「障害のある人に対する差別禁止に関しては、
日本はかなり遅れている国の一つ」


「社会は、人間一般を対象にしているように見えて、
例外的に排除するカテゴリー、女性は別、お金のない人は別、
あるいは障害のある人は別と、暗黙のうちに言っている。」


「近代市民法は、雛型の人間を造りあげ、
そこには一般市民法を適用し、そこからこぼれおちる人は、
社会福祉法で対処する、という構造をしている。
そうして、排除された人には、博愛慈善をもって、
手当する、という考え方をしている。」


「障害のある人が社会に参加できないのは、
障害の必然的な結果ではない、
それは私達の社会が障害のある人のニーズを満たす
システムを作らなかったからだ、と考える。」


「社会のあり方が変われば、障害のあり方も変わる。」


「車線を2つ作って、自由競争レーンに乗れない人を選び出して、
ある種の排除と分離というシステムをつくる。
そのため、いわば、障害のない人の側は、自由競争レーンを
純粋化していき、自分たちの世界を囲い込んでいく。」


「現在までに策定されてきた障害者差別禁止法には、
4つのタイプがある。
憲法による規定、刑事法での規定、民事法に差別禁止の
事項をつくる(ADA法)、最後に社会福祉法で差別された
人を救済するという4つのアプローチがそれにあたる。」


「最高法規としての憲法に差別禁止を書き込むことで、
憲法以下の国内条規など、全てのものを是正できるという利点。」


「「女性は結婚したら休みがちになるんじゃないか」とか
「お産をすれば、休みがちになるのではないか?」といって、
雇い主側が区別しても不合理な差別とはいえないとなってしまう。
案外、差別ということばがはっきりしているようで
あいまいなところがある。」


「「では障害とは何か」というのは、解釈にゆだねられる。」


「一般市民の無配慮、無関心に刑罰を科せられないという問題」


「精神障害の人に深く関わっており、その方たちにADA法は
どう適応されてるかを考えてみると、大ざっぱにいって
あまり効果的でないと考えられる。
どういうのが合理的配慮であり、どのような配慮が
必要かということがわからなかったり、
曖昧であったりする。」


「障害は個人に内在しているものと、社会との関係。
今は難しくても、いずれは可能になるという人が
一人ずつ増えていく、そういう発展的なモデルを
差別禁止法がそのなかに持っていなければ
いけないと思う。
その技術を開発する為にお金を使う。
それは、社会の全体的な負担でやらなければ
ならないのではないか。」


「障害のある人にサブカテゴリーを作る、
つまり重篤な障害がある人と、そうでない人という
二つのカテゴリーによって適応するモデルを変える
という方法。
つまり、合理的な配慮を施しても、自由競争市場に
入れない人たちにはSocial Welfare Modelをあてがう。
これは結局、排除と差別の構造を設定することになる、
という問題がある。」


「アメリカではADAによって雇用率が改善された
ということは私も聞いていない。
現在も7割の障害者は仕事がないということが
現実だろう。」



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by bunbun6610 | 2012-04-25 23:10 | 国連・障害者権利条約
たいやき『神田達麿』末広町店

場所: 東京都千代田区外神田6-14-2
         ※ 地下鉄銀座線「末広町」4番出口。

営業時間: 12:00~19:00
定休日: 無し

メニュー
 ①羽根付き薄皮鯛焼き
  ・粒あん          140円
  ・クリーム         160円

 ②わらび餅         680円
 ③草団子(3本入り)   360円


鯛焼きは、クリームがオススメです。
薄い羽根のパリパリ感と相性良く、
洋風の味わいでした。

粒あんは、甘さをかなり控えめの調整なので、
ちょっと物足りないくらいでした。

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by bunbun6610 | 2012-04-24 19:16 | sweet
『レインツリーの国』(有川浩/原作)

  →http://ameblo.jp/uchidamayumi/entry-11200323879.html

  →http://book.akahoshitakuya.com/b/4103018712

  →http://www.shinchosha.co.jp/book/127631/


は、原作者が難聴協会の難聴者から
実際の難聴者像を聞き込み、
書き上げていったそうです。

手話テレビドラマでは、過去にろう者を主人公に
した物語が度々放送されて、
その内容がろう者から「奇麗事過ぎる」とか
「ろう者の実像を忠実に描写していない」
「ドラマで使われている言語(手話)が、
私たち(ろう者)のものとは違う」
など、さまざまな批判がありました。

もともと健聴者が楽しむテレビドラマ用に
脚色され過ぎていて、
ろう者理解のためのテレビ番組ではありませんから…。

しかし、この本については、そのような批評は
聞かれないようです。
むしろ、難聴者から共感を呼ぶところが多い
ようです。

インターネットのサイトで、ある男女が知り合い、
話をしていくうちに、直接会って交際を始めてゆき、
お互いの理解を深めていくというあらすじだった
と思います。

はじめ、伸(健聴者)はひとみ(難聴者)を、
顔を知らないだけでなく、
まさか難聴者だとは思いもしなかったのですが、
難聴者が障害者とは限らない日本では、
これは普通のことです。

そこから誤解も生じ、よくもつれたりするのですが、
お互いの理解のためには、
その障害を乗り越えていかなければならない、
ということがわかってきます。

私はやはり、ひとみの「難聴者心理」に関心を
持ちました。
それに対する健聴者・伸の反応はまだいいほう
だと思います。

大抵の健聴者は、そこまで難聴者の立場を
考えようとはしないものですから。
それと、手話テレビドラマとは違い、
注目したのは、聴覚障害者と健聴者の恋愛ドラマなのに、
手話がないのです。
この二人はコミュニケーションを一体、
どうやったのだろうか、というところが、
このストーリーの読みどころだと思いました。

難聴障害は、隠そうと思えば隠せるし、
相手は気づかない場合も多々あります。

しかし、それではやはり本人の心の内には
もどかしさや、相手を騙しているような罪悪感が
生じたりすることもあります。
難聴者心理にはそうした葛藤が、必ずあります。

難聴はその程度によっては、たまたま、
相手にちょっとした配慮があれば、
あるいは自分で工夫をすれば、
何とかなる聴覚障害であって、
聴覚障害者というほど、どうしても克服困難な
障害ではありません。

なので、本人も自覚が希薄だったり、
あまり深刻に考えないほうが自分にとっても
相手にとってもよいと考えたりしてしまいがちです。

まずインターネット・サイトでの書き込み相手として、
障害が全くない状況から発展し、
友達として付き合いたいというのなら、
なおさらそういうフランクな考え方に徹したほうがいい
と思うのが自然だと思います。
しかし、それでも難聴者の心の中はそうはいきません。
さらに、それ以上の関係に入っていくと、
ますますそうはいかなくなります。

健聴者の受け止め方はさまざまですが、
伸の場合はまだいいほうだと思いました。

相手が聴覚障害者だと知ると、途端に離れていって
しまう健聴者もいます。
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by bunbun6610 | 2012-04-19 20:47 | 難聴・中途失聴
『哀れみはいらない―全米障害者運動の軌跡』(著者: ジョセフ・P. シャピロ /現代書館)

 →http://booklog.jp/users/miyamatsuoka/archives/4768434185

(参考)臼井久実子
 →http://www.yuki-enishi.com/guest/guest-020529-1.html


「『税金を支払う立場になりたい』
私は考える。
障害者差別の最大の問題はこのような裁判闘争より、日常茶飯事に
潜んでいるかもしれないと。
たとえば、1985年のハリス統計によれば、障害者の実際の
就職率はたった三分の一だ。
残りの三分の二は仕事をこなす能力や資格もあり、就職を希望しているのに、
雇用時の障害者に対する差別や交通手段におけるアクセスの欠如のため、
働けないという。

全米障害者評議会(the National Council on the Disability)」
のサンドラ・スイフト・パリノは言う。
障害者は
「働きたくて働きたくてしょうがないし、働ける力も十分もっている」。
職種の範囲が狭まることはあるが、企業側が障害者を雇いたくないと
思っていたり、障害者のニーズにあわせて環境整備をしないことの
ほうが現実には多い。


失業中の障害者は連邦政府から障害年金を受給しているが、
これは年間六千億ドルにもなる。

医療費やリハビリ費用、直接現金を生むような生産的活動をしていない
ことを社会のコストとして含めれば、障害者は毎年、
国に約一万七千億ドル支出させているという計算が成り立つ。

「障害者は生産性を高め、税金を支払う立場になりたいと
願っているのに、国はこの人たちを社会保障に依存させている。
こんなばかげた話はない」


大統領直轄障害者雇用委員会
(the President’s Committee on Employment of People with
Disabilities)
の前議長ジェイ・ロシュリンは言う。
が、障害者を雇わないと現実に公言する企業はめったにない。

ポール・スティーブン・ミラーの例をみてみよう。
彼自身は、「背が低い」と言われる方を好むが、
小人症という障害をもっている。

彼は1986年、ハーバード・ロースクール
(訳注:日本の大学院に相当する法学研究科)
をトップの成績で卒業した。
問題は卒業後だ。

同級生はつぎつぎに有名会社に就職しているのに、彼にはどこからも
声がかからなかった。
すでに四十もの法律事務所に面接していたにもかかわらずだ。
しかも誰も不採用の理由をはっきりと説明してくれない。

フィラデルフィアのある法律事務所の弁護士がようやくこう言った。

ミラーの業績自体には非常によい印象をもっているが、
彼を雇った場合不安だ。

もし外部のお客さんが社を訪ねてきて廊下でミラーの姿を見たら、
「この会社はサーカスで奇形を集めているのか」
と思われるかもしれない。
それは困るというのだった。

ミラーは現在、ロサンゼルスにあるウエスタン障害者権利法律センターで
働いている。」




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『就労前の聴覚障害者問題』では、
聴覚障害者は見た目だけでは、
不利を受けることはないと思われます。
障害者雇用どころか、難聴者には自分の障害を隠して、
一般枠で就職している人もたくさんいます。
とはいえ、企業側は、聴覚障害者の本当の問題点を
知らなかったから、就職できやすかっただけの話なのだが。
聴覚障害者の方も、何と言っても生活のために就職することが
大事なのだから、この問題を言わないし、隠したがります。

しかし、他の障害者のなかには就職困難な人もいます。
健常者は、見た目で障害者の障害を判断する場合が少なからずある、
からです。

これは、当ブログ・カテゴリー『障害者の経済学』とも
関連の深い話です。
もしも、国にこのような障害者対象の支出費用を調査させたとしたら、
どういう結果になるだろうか。
原発と同じように、障害者福祉コストを背負い続けるという、
高コスト問題はありえるだろう。

障害者問題など、誰も相手にしていないから、
国民も全く知らないのだろう。
「障害者イコールお荷物」という考え方は、
もしかしたら健常者の考え方が間違っているせいかもしれないのに。

障害者の経済的社会的自立は、
障害者のほうだけにメリットがあるのではありません。
社会全体にとっても、プラスになるのです。
それが『障害者の経済学』の主張の一つになっている、
と思います。

障害者に最も必要なのは、
24時間テレビなどがやっている慈善的支援ではない。
彼ら自身の真の自立への、支援なのです。
それが障害者を、精神的にも自立させることになる。
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by bunbun6610 | 2012-04-18 19:04 | 哀れみはいらない
『あべちゃん』
東京都港区麻布十番2丁目1-1

 →http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130702/13007199/

ここは間違いなく、老舗だろう。
「牛もつ煮込み」(550円)が、
トロトロな食感と濃厚な味わいです。
値段的には高いかも知れない。
が、他のお店では決して味わえない
牛もつ煮込みかもしれない。

ここは、夕方からは店内いつも混んでいて、
どこのテーブルにもこの一品は必ずと言っていいくらい、
置いてあります。
それだけの人気、看板メニューなのでしょう。

と、ここまで書いたところで…ありゃ?!
『あべちゃん』は、やきとんがオススメだったのね。
しまった! 注文しなかった!!

 →http://jin3.jp/kameiten2/abechan.htm

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by bunbun6610 | 2012-04-17 21:39 | 食べ物
「難聴老人を狙った悪質商法は、きっとあるだろうな」

と思っていたら、やっぱり出てきましたね。
気をつけましょう。

自己防衛のためには、やはり自分から進んで耳のことや
補聴器についての知識情報を集め、そのどれが正しいのか、
自分で判断する力も養うことが大切だと思います。

老人は知らないでお店や医者に任せっきりにしてしまいやすいので、
悪い業者には、あれこれ買わされやすいと思います。


 ★ 『補聴器販売業界から追放された悪質な商法』


「補聴器のテクノス」などと検索すれば、
この他にもインターネット上にテクノスの悪評が出てきます。
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by bunbun6610 | 2012-04-13 20:43 | 補聴器、福祉機器等
障害者の就職というと、障害者採用と一般枠採用、
つまり「クローズド」(自分の障害を隠す)と
「オープン」(自分の障害を伝え、配慮を求める)
がありますが、オープンでは一般企業にするか、
それとも障害に対する配慮が比較的得られやすい
特例子会社にするか、という選択肢もあります。

【参考】
★『特例子会社とそのメリット』

 →http://www009.upp.so-net.ne.jp/machito/empu/toku2003.html

★『特例子会社一覧』

 →http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/shougaisha02/pdf/20.pdf
 

特定の障害者を多く雇用している一般企業や、
特例子会社もあります。
そのほうが、その障害を持つ人たちにとっても
働きやすい職場環境にしやすく、
また企業にとってもメリットがあるからです。

デメリットとしては、実例では製パン・製菓業種の
特例子会社だと、知的障害者や精神障害者中心に
雇用を進めているところもあり、
例えばコミュニケーション障害を持つ聴覚障害者は
雇用されにくくなっています。

企業側が障害対策を特化してしまうために、
同じ障害者で固まってしまい、
相性の悪い障害種別の障害者は雇用されにくく
なる傾向があるわけです。

また聴覚障害者を多く雇用している会社といっても、
ろう者ばかり雇用している職場なら、
すでに就労中のろう者とのマッチングを考えて、

「手話が出来る方」

を雇用条件としている場合もあります。
この場合、手話が出来ない聴覚障害者は、
その会社に応募できません。
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by bunbun6610 | 2012-04-13 20:17 | 就労前の聴覚障害者問題A
当ブログ

 『病院で聴覚障害者は、どうするか? (1)』(2012-02-16 19:50)
 
 『病院で聴覚障害者は、どうするか? (2)』(2012-03-15 19:30)

の続きです。

今度は、病院の会計担当者に

「私は耳が不自由なので、呼ばれても誰を呼んでいるのか、
聞こえないのですが」

と伝えました。

担当者;「大丈夫です。席に座って待っていて下さい」

私;「この前は、呼ばれてもわからなかったので、待たされ続けましたよ」

担当者;「大丈夫です」

「大丈夫です」だけでは、わからない。
私の場合には、どんなふうに対処してくれるのかを、
言ってくれないと…。

心配しつつ、初めはやはり会計受付前に仁王立ちして、
待つことにしました。
すると、担当者はまた「座って待っていて下さい」と言うので、
その通りにしました。

何分か待った後に、担当者は私の名前を呼んで、私のほうを見て、
さらに手を挙げて

「■さん、お待たせしました」

というふうに言っているのが分かりました。
なるほど、どこに座っているのかも、覚えていてくれたのだ。
私を呼ぶ担当者を誰にするかも、予め決めていたのだろう。
曖昧にならぬよう、責任者をハッキリ決めていたのだ。
そして、私が目で見てわかる合図(手を挙げる)も加えた、
というわけだ。

こうして、その病院の聴覚障害者対応は改善されました。
良かった。
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by bunbun6610 | 2012-04-12 19:53 | 医療バリア&バリアフリー
産経ニュース 【障害者就職事情】より。

 →http://sankei.jp.msn.com/life/news/120405/trd12040507440006-n1.htm

(1)企業イメージを重視
 求める人材を奪い合い


〔2012.4.5 07:41〕


「ぜひ面接でお会いできればと思います。
また、質問のある方は後方のブースにお越しください」

 3月12日、大手住宅メーカー「積水ハウス」
(大阪市北区)が東京都新宿区のビルで、
来春入社の新卒者向け会社説明会を実施した。
昨年に続き、2年連続の障害者採用のための説明会だ。

 集まった学生は約50人。
耳の不自由な学生のために、手話通訳者、要約筆記者
ら計3人が補助する。
2時間半にわたり、ユニバーサルデザインを重視した
住宅の設計思想、東日本大震災での災害対応などを紹介。
同社が求める人材と仕事内容を熱く説明した。

 上野義夫室長は

「来春は、今春実績の8人以上を採用したい。
合同面接会では学生に十分な説明ができない。
単独で説明会を開催し、うちの社を本気で希望する人材
に絞り込みたい」

と狙いを話す。


相思相愛の学生を
 障害者向け就職・転職情報サイト「ウェブ・サーナ」
(www.web-sana.com)などを運営するイフ(東京都港区)
の担当者によると、障害のある新卒学生を採用するため、
合同面接会に参加したり、単独で会社説明会を実施したり
する企業は年々増加傾向だ。

今春、積水ハウスに障害者採用枠で入社した埼玉県深谷市
の女性(22)は、心臓機能障害で3級の身体障害者手帳を持つ。

在学中は、一般枠、障害者枠合わせて60~70社にエントリー。

10社と面接し、3社から内定を受けた。
 女性は

「自宅に近い地元の中小企業が希望だった。
でも、障害について話をしたら反応が悪い。
(障害者の)採用実績のある大手企業の方が安心して
働けると思った」

と振り返る。

 「障害があっても、相思相愛の学生を採用したい」

という企業側の思いは、一般採用以上ともいわれる。

 ある企業の広報担当者は

「就職面接で学生から

『御社のCSR(企業の社会的責任)は』

という質問が増え、業績だけでなく社会への貢献度で
企業が選ばれる時代。
法令順守事項である障害者の法定雇用率
を達成していないのでは企業イメージに影響する」

と打ち明ける。



8年連続最高更新

 実際、大手企業の採用意欲は高い。
厚生労働省によると、昨年6月現在、雇用義務のある
従業員56人以上の企業で雇用しているとみなされる
障害者数は36万6199人で、8年連続過去最高を更新
した。
数年前から従業員500人以上の大企業を中心に
雇用者数が増えていることが一因だ。

結果新卒者の就職戦線では、ある程度の
配慮をすれば健常者と同様に働ける人材を複数の
企業が奪い合う状況が続く。


 福岡市内から上京し、都内で来春の就職に向けて
活動中の女子大生(21)は

「耳に障害があり、補聴器を使っている。
就職できるか不安だけど、障害者採用に積極的な企業
が多いようで安心した」

と笑顔で話した。(村島有紀)



 働ける年齢(18~65歳未満)で在宅の身体、
知的・精神障害者は約332万人。
このうち、企業で働く障害者は1割強にすぎない。

障害を持つ人の就職事情を追った。
 =次回は12日掲載予定



【用語解説】障害者の法定雇用率
 「障害者の雇用の促進等に関する法律」
(障害者雇用促進法)に基づいて決める。
現在の障害者の法定雇用率は民間企業では1.8%だが、
昨年6月の実雇用率は1.65%。
法定雇用率を満たした企業は45.3%と半数に届かず、
特に中小企業での雇用が進んでいない。
達成できない企業(201人以上)は「障害者雇用納付金」
として1人当たり月5万円を国に支払う。
改善しない場合は実名公表の罰則がある。





==========================




>「ある程度の配慮をすれば健常者と同様に働ける人材を
複数の企業が奪い合う状況が続く。」



なるほど。

要するに、ほとんどの企業の本音は

「なるべく障害の軽い人を採用したい」

わけだ。

私の場合もよく、ハローワークの担当者が

「補聴器をしていて、普通に話すことが出来ます」

と企業側に紹介しています。
すると、全ての企業側は応募を受け付けてくれます。

ただ、そうすると就労後に問題が起きるということまでは、
ハローワークも関知しませんが。

ハローワークでも、障害者の障害程度をわざと軽く偽る
ということが、障害者を就職させるためのテクニックにさえ、
なっているのです。

ハローワークも企業も法的雇用率達成しか、
考えていないのだろう。
これではいけない、と思う。

「こんなことが、いつまで続くのだろうか」

と思います。
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by bunbun6610 | 2012-04-12 19:21 | 就労前の聴覚障害者問題A