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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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→http://www.roppongihills.com/

事故前の状況は、下のホームページが大変よくまとめられていると思いましたので、
そちらをご覧になって、比較して見て下さい。
 
 →http://www.neox.to/ud/


最後に、下の写真(3年ほど前に撮影したもの)は六本木ヒルズ森タワーLL階にある、
インフォメーションセンターに設置されていた筆談ボードです。
オープン時にはありませんでした。

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ただ、これだけで「ご自由に使って下さい」という感じで、テーブルの片隅に置かれているだけ、
ハードは設置しても、心が置かれていない状況なのですよね。
ソフト面、つまりセンターのスタッフの対応は大丈夫なのだろうか? と気になります。

これはやはり、言葉の話せないろうあ者を対象とした設置なんだろうなぁ、と思いました。
しかし、聴覚障害者はろうあ者だけではありません。
もっと広く対象として迎えられる、わかりやすくて、気持ちの良いサービスはないものでしょうか。

たとえば、聴覚障害者マークの設置なのですが、これを森ビルに提案したら、反対されました。

【世界ろう連盟のマーク】
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【全難聴の耳マーク】
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理由を聞いてみると「耳の聞こえない方だけでなく、どなたでも使って欲しいので」という返事が
ありました。だから反対なのか…。

「公的でもない、特定団体がつくったマークは、六本木ヒルズでは採用できない」とも言われました。
しかし、それでは六本木ヒルズが独自デザインしたあのマークは何でOKなのか? ちょっと釈然と
しなかったのであります。

【マークに関する他のホームページの批評】 →http://www.neox.to/ud/

そもそも耳マークも世界ろう連マークも、公的な所での使用例は案外多いです。
皆さんは、森ビルのこの説明には、どう思われるでしょうか?

今回の調査はこれで全部です。

私なりに六本木ヒルズのバリアフリー化を採点すると35点(100点満点中)です。
理由は、森ビルが重点的に行っているのは

①「重大な事故が起きないようにする」

こと、つまり安全対策であるのに対し、私が考えるのは、それだけではありません。

たとえば、

②「女性、子ども、高齢者、障害者も、安心して利用できること」
③「またここに来たいと思うかどうか?」(ソフト面も重視)

こうしたことも採点基準に含めると、六本木ヒルズは35点にしかならないと思うのです。
特に②は、回転ドア事故の教訓として当然配慮すべきことであり、単に森ビル私有地というだけでなく、
街でもある以上は、そうするのが当たり前だと思うからです。


六本木ヒルズはオープン時、大勢の人が来訪していましたが、今ではやはりビジネスマン、若いカップルが
中心で、老人や子どもはだいぶ減りました。
子どもは家族でなら、特にイベントのある日にはよく来ます。

下の写真は、トイレの内装です。
超豪華で、グレードの高さがうかがえます。
でも、車椅子の障害者には狭すぎて、使えそうにないです。
金の遣い方は、やはりそのビルのオーナーの考え方が、よく表れるものです。

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by bunbun6610 | 2011-05-25 21:16 | バリア&バリアフリー
 
→http://www.roppongihills.com/


今度は東京シティビューへ行ってみました。
ソフト面のバリアフリー化はどうなのか、聴覚障害者の立場でテストしてみました。

まず受付まで行って、手話で話しかけてみました。

聴覚障害者;「耳/聴こえない/私/ /障害者/手帳/見せる/割引/ある?」

スタッフ;「?」(にこやかに笑ったまま、妙に緊張した表情で、どうしたらいいかわからない様子)

聴覚障害者;(もう一度、同じ手話を繰り返す)

スタッフ;(ますます、困った様子になるだけでした)

聴覚障害者;「筆談/お願い」

スタッフ;(この手話の意味は理解できたようで、紙とペンを出してくれました)

聴覚障害者;「ありがとう」


ここからは、筆談に切り替えました。

聴覚障害者;「私は耳が聴こえないです。障害者手帳提示で、割引はありますか?」

スタッフ;「障害者手帳をお見せいただくと、割引きがございます。1500円→750円になります。」

聴覚障害者;「上に行くと、食事できるところはありますか?」

スタッフ;「レストランがございます」

聴覚障害者;「幾らぐらいのメニューですか?」

スタッフ;「すごそちらに、そのレストランのメニュー看板がございます」

聴覚障害者;「ありがとう。 …高いレストランなので、やっぱり地上で食事を済ませてから、また来ます」

スタッフ;(にこやかに見送る)


手話ができないのは仕方がない、と思います。
このスタッフは、実は森ビル社員ではなくて、森ビルから業務受託している会社の従業員です。

それでも、森ビルのコンセプトで運営方針が決まっていることは間違いないと思います。
手話ができないなら、速やかに筆談で対応してくれれば、満点にしても良かったのですが…。
それでも「筆談がいいんだな」とわかると、後は速やかに筆談コミュニケーションへ移行できたことは、
評価できると思いました。

ただ…、ここは森美術館の会期中、1回は『手話通訳つきツアー』
( →http://www.mori.art.museum/contents/india/public/index.html)
もやっているはず…。

(ただし、今の森美術館ホームページを見ても見当たらないようなので、もしかしたら止めたかも
知れません。)
そのときは必ずろう者もここを通らなければなりません。
それなのに手話を使うお客様に対して、このような未熟さは、一体どうしたことだろう? と疑問に思ったのも、
正直な感想です。

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by bunbun6610 | 2011-05-24 22:10 | バリア&バリアフリー
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事故前の状況は、下のホームページが大変よくまとめられていると思いましたので、
そちらをご覧になって、比較して見て下さい。
 
 →http://www.neox.to/ud/


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上の安全対策を見て、私は思い出したことがあります。
実はこれは、2004年の回転ドアにとられていた安全対策と全く同じなのです。
閉まろうと回転するドアに、駆け足で進入しようとするのを防ぐため、こういう対策をとっていました。

ところが、死亡した男の子は、この赤リボンの下をすり抜けて、回転したドアの中へ入っていきました。
そしてセンサーが反応してもドアはすぐ停止しなかったため、男の子は頭部を挟まれて死亡しました。

ですから、本当に入っては危険な場所であるならば、これで十分な安全対策ができた、と言えるかどうか、
はなはだ疑問なのです。

この場所の場合は、子どもが入っただけで直ちに危険というわけではありません。
しかし、安全対策の外部顧問の方が進言したようなヒューマンセンサーの届かない位置が、
この赤リボンの向こうなのです。
そこへ入ると、万一子どもが危険なこと(乗り上げとか)をしていても、周囲の人が気づかない、
いわばヒューマンセンサーの死角になるところなのです。

こういう死角をつくらないということも、安全対策の教訓になっていたのですが、残念ながらそれが
生かされていない、ということが、この現況を見てわかるのです。

また、このことにより、実は「死角」すらも、人の不注意がつくっているものだということが、
おわかりだと思います。
しょうがないのとは、違うと思います。

別の死角は、現在は大人の喫煙所に変わっていました。
まぁ、森ビルの考えでは「大人ならば大丈夫」なのか…、とにかく認識は甘いと思います。

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下の写真は、子どもが乗って遊んでいたところです。
こういうところも、ない方がいいに越したことはありません。
設計段階から考えておくのが望ましいですが、後からでも対策をとることはできるはずです。

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by bunbun6610 | 2011-05-24 21:54 | バリア&バリアフリー
 
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事故前の状況は、下のホームページが大変よくまとめられていると思いましたので、
そちらをご覧になって、比較して見て下さい。
 
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このエレベーター乗降口には、もっと屋根が欲しかったところです。
大雨のときはエレベーターから降りた途端、傘をさす間もないほどで、びしょ濡れになってしまいます。
決して「改善のしようがない」とは言えないモノと思うのですが、
もともと障害者のためにつくられたものは、どうしてこういう冷たい設計なのか、
またつくった後も放置されたままになってしまうのか、理解に苦しみます。

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ここにエレベーター乗降場があると気づきにくいほど、わかりずらいデザインです。
迷路遊園地なのでしょうか? ここは。

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万一地震が起きてエレベーターが停止し、助けを呼びたくてもできない聴覚障害者が、
たった一人でエレベーター内に閉じ込められたら、どうしますか?
この問題を私自身も、森ビルへ指摘してきましたが、やはり対策は取れないようです。

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昨年は、松森果林氏ら聴覚障害者がバリアフリーのメンバーになり、
新東京国際空港のエレベーターに聴覚障害者用の非常ボタンを設置してもらうことに成功しました。
六本木ヒルズは特にエレベーターの設置台数が多いです。
ということは災害時、この危険に巻き込まれる確率は高いので、聴覚障害者は行かないようにするか、それとも気にしないで行くかのどっちかでしょう。
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by bunbun6610 | 2011-05-24 20:49 | バリア&バリアフリー
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事故前の状況は、下のホームページが大変よくまとめられていると思いましたので、
そちらをご覧になって、比較して見て下さい。
 
 →http://www.neox.to/ud/

今度は、上のホームページでも「足を引っ掛けやすいのでは?」と指摘されていた、ウッドデッキの
植栽エリアを見てみました。
社内意見でもやはり「足を引っ掛けてしまいやすい構造物」という批判が出たほどですから、これは
改善されていました。

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次は下の写真です。
ここはオープン時、施錠扉がありませんでした。
ここは真下に交通量の多い道路があり、物を落下させるいたずら、テロや自殺現場にでもなったら
問題なので、通常は誰も入れないようにしたほうがいい、と私が提案しました。

やはり今は、施錠扉で閉鎖されていて、危険地帯とヒューマンセンサーの死角をなくしています。

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その次には、正面エントランスにある、斜め前方に大きく伸びた柱です。
社員の「この柱の角に頭をぶつけたら、出血しそうだ」という指摘により、今では人間の背の高さにあたる
角には、応急的にゴムをつけています。
防護策でしかないですが。

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by bunbun6610 | 2011-05-24 20:27 | バリア&バリアフリー

旧古河庭園の薔薇

 →http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html

旧古河庭園の薔薇シーズンです。
今が見頃です。

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by bunbun6610 | 2011-05-23 22:02 | 薔薇
 
→http://www.roppongihills.com/

六本木ヒルズ回転ドア事故から、今年3月29日で7年が過ぎました。

事故後、森ビルはすぐに、それまで形式的に過ぎなかった六本木ヒルズ安全対策本部を立て直しました
(本部長も当時の森稔社長から石田和三に交代)。
その成果は今、どうなっているのか、撮影に行ってみました。

事故前の状況は、下のホームページが大変よくまとめられていると思いましたので、
そちらをご覧になって、比較して見て下さい。
 
 →http://www.neox.to/ud/

まず階段や、段差のある通路の改善状況です。
弱視障害者を想定しての対策だと思いますが、実際には健常者も、眼鏡やコンタクト・レンズを忘れた、
外したとか、視力の衰えてしまっている高齢者もいると思います。

それと、社内意見でもあったのが
「(明るい色の階段は)素晴らしい景観に見とれながら歩くあまり、足元が不注意になってしまいがち」
というものでした。

他にも「ミュージアムコーンの周囲は、子どもが夢中で走ると、気づきにくい場所だ」とか。

六本木ヒルズの場合、場所により、良いところ、悪いところがあるようで、
それがなぜだかわかりません。
未だに、バリアフリー概念についての不統一感が否めないように思いました。
視覚障害者は盲の他に弱視、視野の狭い方もいますから、階段の線がところどころしか判別できないのは、
問題かなぁ、と思いました。
皆さんは、どう思われるでしょうか?


階段の段差はどこ? 黄色い線はどこ?

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これはなぜか、注意喚起のためのテープを剥がしてしまったようです。
やはりというか、見栄が悪いからやめたのでしょうか。

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わかるかなぁ? これで…。

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気づきにくいと思うけど…。

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この階段だけ、やたらと派手にテープが貼られています。
もしかして、ここで過去に事故が起きたことがあるのかも?

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ついでに、私が良かったと思う、別の場所の階段も紹介します。
よく比較してみましょう。

☆ニッカウヰスキー余市蒸留所ニッカ会館の階段です。
節電対策で暗くても、よく見えます。

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☆階段ではないですが、都営地下鉄の階段付近、およびエスカレーターです。

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by bunbun6610 | 2011-05-23 21:53 | バリア&バリアフリー


 →http://www.goryokaku-tower.co.jp/


 →http://www.hakonavi.ne.jp/site/course1/goryokaku.html


5月4日撮影です。

寒さが長引いて桜満開まで、
もうちょっとだったのが残念でしたが。

五稜郭タワーから見下ろすと、
まるで宇宙人の目を引くために考案したような
デザインです。

念入りに設計・施行された要塞ですが、
今は観光名所でカップル、家族連れで多くの
人が訪れるとは、時代が変わったことを
感じさせます。

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この広さをボートで一周するのは、
結構な運動量になると思います。
カップルで乗る人もいて、男はつらいかも?

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「箱館奉行所」の前で、貸衣装を着て記念撮影
をしています。
こういう商売が、旧函館区公会堂でも大人気でした。

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by bunbun6610 | 2011-05-22 23:41 | 観光(北海道)

函館山(北海道函館市)

少し古いですが、撮影日は5月3日です。
憧れの百万ドルナイトは見れるでしょうか?

 →http://www.hakonavi.ne.jp/site/course3/ropeway.html

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さあ、いよいよ夕景色です。
夕方から夜にかけての薄暗い時間帯が
最も美しいと言われています。
しかし街の電燈はまだまだらです。

6時40分頃、電燈が一斉に点く瞬間を
待っていたその時、
なんと! 霧が発生してしまいました!!

この瞬間を観たくて、5時半頃から大勢の
人が詰め掛けていたのに、です。
皆、20分ほど粘りましたが、それ以上は
展望室内でも寒すぎて、待てないようでした。

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絶望的だと判断し、私も帰る行列に並んで
いました。

しかし…7時20分頃、奇跡的に、嘘のように
霧がサッと引いてゆきました。
きっと、周囲からは歓声が出ていたに
違いありません。
それで私はあわてて、帰りのロープウェイに
乗るのをやめました。
すでに4分の3くらいの観光客は、下山して
しまったので、かえって撮影のライバルが減りました。

三脚を忘れてしまったので、これで精一杯ですが、
何とか写して帰ることができ、ホッとしました。

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by bunbun6610 | 2011-05-21 21:56 | 観光(北海道)
最近、お茶の間ニュース解説というか、
芸能人も数多くゲスト出演し、
質問もしたりするテレビが
流行っています。
そこで、日本の借金のことが言われるように
なっています。

納税者である国民も、国の借金がいったい
どれぐらいあるのか、知らなかった人は
多いかもしれません。
私も、巨額借金があることを知ったのは、
800兆円をオーバーしたころでした。

そのころ、厚生労働省が、財務省の指示により、
福祉の予算も減らす、ということになっていました。

ですから、障害者団体もこれには
関心を持たざるをえません。
反対多数のなかに、わずかながら
肯定派もいました。
それがニュースとなり、障害者団体に入っていない
障害者個人にも届くようになった、というわけです。

そうした筋の話によると、福祉予算を減らすために、
バンク・ミケルセンの「ノーマライゼーション」という
理念が利用されたようです。
 
バンク・ミケルセン
 →http://www.cbr.in/book/hanamura1.html

ノーマライゼーション
 →http://digitalword.seesaa.net/article/171431093.html

このノーマライゼーションとは、もともと社会経済の
改善のために発案されたものではないことは、
誰の目にも明らかです。
ですから、障害者団体には

「おかしいんじゃないか?」

という声も少なくなかったわけです。

でも障害者だって、社会の一員である以上、
国の借金問題を理解し、解決していく社会的責任は
あるはずです。

そこで、今までの福祉を一旦、全部見直してみる
ことは意味のあることだと、私は思います。

その結果よく気になるのは、福祉サービスのムダ、
言い換えるとミスマッチなのです。

個々の障害者が本当に必要としているニーズに
合った福祉サービスが不充分だったり、あるいは
なかったりする。

逆に

「こんなにする必要なんて、ないんじゃないか」

という福祉サービスが、山のようにあったりする。
しかも、どうせタダで使えるのだからと、
幾らでも使えてしまうものまである。
これは一体、どういうことなのだろう? と。

当の障害者本人でさえ、首をかしげてしまうのです。

たとえば、です。耳の聴こえない人にタクシー券だの
バス・電車賃割引だのなんて、本当に必要な福祉
なのだろうか?

その分、足の不自由な障害者等に予算を回し、
もっとバリア解消を充実させたらどうなのか。

そして、聴覚障害者には、むしろ情報保障や通訳を
充実させた方が、バリア解消につながるし、
そのほうが社会にとってもプラスになるはずです。

その証拠に、聴覚障害者団体などは今、
(仮称)情報・コミュニケーション法を提案、運動中です。

聴覚障害者が本当に喉から手が出るほど欲しいのは、
こうしたバリアフリー、今までの福祉の限界を超えた、
聴覚障害者も社会のなかで実質的平等に生きる、
個々を認め合える人間社会のありようなのです。

それを実現させる手段こそ、本当に必要としているはずです。
そのように費用対効果を考えて運用すれば、
聴覚障害者だって、もっともっと社会の戦力になるはずです。

それなのになぜ、協力し合わず、おかしな縄張りばかりつくって、
障害者だからといって、お年寄りみたいな
扱いばかりするのでしょうか。
私は、非常にもったいないことだと、残念に思います。

そうなってしまった理由の一つに、やはり障害のある
人々に対する偏見、差別があるのではないか、
と思います。
それが障害者の社会進出を阻み、同時にその代償として
国の福祉予算で障害者を生涯養っていくという
超恩恵型福祉ができたのではないか、と思うのです。

しかしそういうものを、聴覚障害者が本当にありがたい
ものだとは、恐らく思っていないでしょう。
福祉におんぶして生きなきゃならないなんて、
真の自立ではないのですから。

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by bunbun6610 | 2011-05-19 23:38 | 障害者の経済学