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土方歳三最期の地 碑石と一本木の関門(北海道函館市)


 →http://www.geocities.jp/mars8823jp/goryoukaku.htm

http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/hakodate-map/map-07.htm


土方さん人気は未だ全く衰えず、モテています。

碑石に、お花を添える女性が未だ毎日絶えずの様子で、
この日もおばちゃんが照れくさそうにお花を添えていきました。

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丁度、ここでは桜が満開でした。

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月光仮面の原作者も、函館市出身だとさ。
懐かしいけど、ピカピカすぎてどうも違和感が…。

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by bunbun6610 | 2011-05-31 21:07 | 観光(北海道)

甘えの構造

(続き)

『甘えの構造』とは、数十年前に話題になった本のタイトルです。
 →http://www.fsinet.or.jp/~oak-wood/kokoro1/kokoro1.html

私は障害者施策に関しては、超恩恵型の障害者施策が、福祉関係者(行政〔厚生労働省官僚〕とか
癒着する業者とか)、障害者にも甘えを生みだしたんじゃないか、と考えています。

勿論、恩恵型福祉が必要な重度障害者もいますし、そういう意味ではこれからも必要です。
問題は個々の障害者に合わせられない、硬直した運用システムのほうに問題があると思います。


20歳前から障害を持っていた人は、年金積立をしていなくても、障害基礎年金をもらう資格が
あります。
こういう年金は、国民の税金を財源として、成り立っています。

国民の税金によってまかなわれている、その貴重な年金は、何の目的で遣われていると思いますか?
私にもわかりません。
知っているのはその制度という名目だけです。

しかし、障害者自身が20歳になっても、自分の障害年金について詳しく知っている人は、どれくらい
いるでしょうか?
中島隆信氏著『障害者の経済学』から、こんな例の話がありました。
知的障害の子を持つ親が、子どもの障害年金をごっそり独占し、パチンコや家計の足しに遣っている、
というのです。
中島氏は「障害年金というものは本来、障害者の社会的自立のために遣われるべきではないか」と
考えていますが、現実はその理想からはあまりにもズレているのです。

それでは、20歳になり、障害年金を自分でもらうようになった障害者の場合はどうでしょうか?

これもなかには、よくない例が見受けられます。
社会人として未熟であるにもかかわらず、国と会社の両方から給料を2つ貰っているような感覚に
陥ると、「障害年金はどうせ一生貰えるのだから」と、ギャンブルや株に注ぎ込む障害者もいるのです。

もちろん、皆がこうだというわけではないのですが、このような問題事例もあることから、制度は
見直したほうがいいと思います。

しかし一番の問題は、やはり障害者が経済的にも精神的にも自立する上で、福祉のいろいろな制度を
改善することが、社会にとっても望ましい、カネはその方に遣うべきだ、というのが私の結論です。

上の例は、今までの福祉では障害者の自立には役立っておらず、税金の遣い方としても問題がある、
という証拠になると思います。
それに何より、親や兄弟が年金を搾取していたり、障害者を甘えさせているケースがよくない。

国が障害者を雇う企業に対して支払っている障害者雇用助成金だって、同じことです。
ただ雇ってくれた見返りにお金をポンと出すだけでは、悪用されやすいのも事実です。
しかもこの助成金は1回きりではなく、何度も出されています。
それじゃ、何度も悪用されているということでしょう。
全く、やりきれません。

病院だって、低所得(非課税)の重度障害者が来ると、大喜びします。
このような障害者は医療費が無料(全額税金による)なので、高額検査や治療も、病院はダラダラと
やり、カネも取り放題だからです。
幾ら自分の健康問題といっても「本当にこんなに検査をやる必要があるのか?」と疑問に思うことは
しばしばです。

聴覚障害者の通訳費用も、病院の場合は利用時間無制限、さらに無料(全額公費負担)です。
病院も何もしなくていいし、タダだからと、助かるわけです。
これでは、病院がいつまでたっても通訳を置きたがらないのも、費用負担したがらないのも当然なの
です。
タダほど高いものはないのです。
結局、どこも皆、障害者の制度を全部利用してしまい、税を食い潰しているのです。

まさに「タダほど高いものはない」ということすら、皆が知らず、ムダなことはどんどん進められて
いるのです。
自民党政権が推し進めてきた、ムダな公共事業と同じように。
それが、借金大国になった一因でもあると思います。

まだまだ煮詰めが足りない考えだとは思いますが、国民皆が障害者問題と経済の関係を考えてもらう
きっかけになればよい、と思います。

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by bunbun6610 | 2011-05-30 20:55 | 障害者の経済学

合理的配慮と障害者労働力、経済学の関係

もちろん、障害者といっても幅広く、
ごく一部の身体機能が損傷しているほかは、
健常者とほとんど変わりない人もいれば、
働きたくても働けない重度障害者もいます。

ハローワーク専門援助第二部門(障害者専門)
に行くと思うことがあるのですが、

「なぜ聴覚障害者で仕事探しをしている人が、
こんなにいるんだろう?」

と思うことがあります。

あまり聴覚障害者問題の実情を知らない
一般の人は

「耳が聴こえないだけじゃないか」

「コミュニケーションが難しいからだろう」

という程度にしか思わないかもしれません。

しかし実は、きっかけがこんなわずかひとつの
ことであっても、見えない障害はそこから無数に
広がっているものなのです。

あえて別の何かに例えるなら、
今起きている原発放射能の二次、三次、四次被害
と似ているかもしれません。

障害者だって、いろいろな人がいます。
ということは、障害者の皆が働けないとか、
働く能力が劣る、というのではなく、
きちんとした合理的配慮があれば、
健常者並に労働力になる人だっているのです。

どうせ税金を遣うなら、それぞれをうまく生かすほう
へ遣ったらどうなのか、というのが、
中島氏の考えなのでしょう。

私も、ずっと以前から、そう考えていました。
会社の仕事でどうしても通訳を使いたい、という場合、
費用は原則、会社の全額負担です。

しかし、こんな重い負担に、
会社が応じられるわけがありません。

聴覚障害者だって、遠慮してしまうのが当然でしょう。
最初から無理だとわかっている制度では、
使い物にならないのが当たり前です。

それでは全額公費負担にしたらどうなのかというと、
それも国民の理解を得ることは難しいし、
制度が悪用されうるという問題はどうクリアできるのか?
といった難問が生じます。

そもそも、このような税金の遣われ方には、
まだ理解を得ることが難しく、反対多数は確実です。

それでは、どうすればいいのか?

それは、所得の高い障害者から一定の利用料を取り、
税金ももっと取ればいいのです。

その他の福祉的な優遇措置も廃止すればいいのです。

今の制度でも、所得が高い障害者は障害基礎年金の
カットまたは全額停止になりますから、
別に新しい考え方というわけではありません。

運用が変わるだけで、障害者を活かせる可能性は
十分にあります。

「障害年金をもらっている障害者が頑張れば、
年金が減るだって?
でもそれじゃあ、頑張る障害者なんて、
いないんじゃないか?」

という疑念も出ていると思います。

しかし、それでもそうしたほうがいい、
という理由はいくらでもあるのです。

 (続く)

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by bunbun6610 | 2011-05-30 20:05 | 障害者の経済学

理解されない難聴 消せない記憶

当ブログ

『聴覚障害者が書いた本』
〔2011-05-08 23:32〕

で紹介しましたが、

『耳の聞こえない私が4カ国語しゃべれる理由   金 修琳/著』

 →http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80007310

私も、この本を読んでみました。


聴覚障害って、やっぱり周囲の人が気づきにくい障害です。
すると、当の本人ですら、自分が聴覚障害がどうなのか、
よくわからなくなったりします。

子どものときに聴覚障害になると、なおさらそうなりやすいです。

私の知り合いのろう者は、両親が共働き(農家)で忙しかったため、
それで自分の聴覚障害には気付いてもらえなかった、という。
それで、たまたま近所のおじいさんに指摘されて、
やっと気付いたそうです。

私の場合も、両親は共働きで、私には構っていませんでした。

金さんと同じく、東北から手伝いに来ていたおばあちゃんの
そばにいました。

そして、私も障害者手帳を取得したのは、金さんと同じく、
成人後、自分で申請してでした。

本当に就職できず、困っていたとき、たまたま求職活動中に
行った手話サークルで「障害者手帳の申請をした方がいい」
と言われてから、でした。

それまで何の障害者福祉支援も知らず、馬鹿みたいに
損をしていました。

原因は母にあるのか、世の中なのか…。
私は、その怒りのぶつけどころもわかりませんでした。

「どうも自分は周囲の子とは違う。
おかしいな、何でだろう?」

とは自分で感じはじめるのですが、周囲の人が

「この人は間違いなく聴覚障害者だ」

と認めない限り、誰も対策はとりません。
それで手遅れになりやすいのではないか、と思います。

そもそも、突発性難聴というのは手遅れになると、
治らなくなってしまうそうです。
(症状が表れたのがいつかもわかりませんので、
先天性の聴覚障害である可能性が濃厚です)

耳が腫れるでもなく、血が出るのでもないので、
危険性など本人も察知できるはずもありません。
そういうことが、まずわかります。

私の人生も、同じような体験は幾つもあります。
周囲の理解がないことが子ども心にはとても辛く、
寂しいものでした。
それが自分の人格形成に影響を与えたことは、
間違いありません。

聴覚障害は、いつ聴覚障害になったかで、
人格への影響作用が異なります。
生まれつきだとアイデンティティを持てない、
確立が遅れる、ということがおこると思います。
私はそうでした。

自分が周囲から初めて精神的影響を受けたのが、
中学2年のときだったと記憶しています。
それまでは、自分から他者との関係を考えるという
ことはなかったかもしれません。

ろう学校は耳が聴こえなくても、子どものときから
手話で会話ができるそうですが、聴こえないのに
普通学校に通っていて、聴覚障害とは何かも、
誰も知らなかった時代だったので、コミュニケーションの
工夫は難しかったと思います。

中途難聴の人からも

「聴こえなくなっていくと、アイデンティティが崩壊する」

という自らの体験話を聞きました。

軽度難聴者でも、その悩みは相当なものです。

老人性難聴の人も、難聴が進行するほど、
孤立しやすくなるそうです。

しかしそれでも、社会は依然としてこの問題に無関心、
無理解なのです。

「わからなかったら、もう一度聞き返して」

と言い、次は

「そのぐらいで、障害者だとは言えないよ」

と言い、その次は

「障害者に生まれたんだからしょうがない」

と言い、そして今度は

「もう歳だからしょうがない」

と。
この、延々と続く健聴者の一方的な論理に、
難聴の人は振り回され続けてきたのです。

確かに、聴覚障害を負うと皆、どこか心に
障害ができてしまいやすい、とは言えそうです。

それが、関係障害の、心への影響だからだと
私は思います。

専門家も

「もっとも恐ろしいのは、この二次、三次障害のほうだ」

と言っています。

( 参考 →http://www.jaswdhh.org/?tag=%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B


私の記憶にずっとある、辛いものも、母の言った言葉です。

「お前がちゃんと聞かないから、悪いんだ!」

そう言って、小学生だった私は母に殴られました。

父母の無理解、無関心…。
妹まで

「自分は小学校2年生頃には兄は耳がよく聴こえていない、
と気付いていたが、しょうがない」

と言う。
それだけでなく…

私を最初に差別した人間は母だという事実は、
生涯変わりません。

また、中学校の担任先生は、私の耳がおかしい
ことを疑い、母に尋ねたのですが、それでも母は

「そんなことはない」

と否定しました。
子どもの私はそれを

「母は自分の世間体を保つために、否定したんだ」

と思い込みました。
その後も母からは

「おまえは耳が聴こえないと周りに言う必要はない」

と言われました。
そうした言葉は私にとってとても寂しく、
孤独という大きな陰をもたらしました。

おそらく健聴者の全員がこれを読んで

「聴こえなかったのなら、
何でこういうことが書けるの?」

と思うでしょう。

実際、わからない健聴者が多いのが事実なのです。
だから私はそんなことには全然驚かないです。

どうせ、こういうことを経験したことのある
感音性難聴者にしか、わからない障害なのです。

もし私が健聴者だったら、聴覚障害者を見たって、
同じように無関心で、無視すると思います。

恨み言を言っているのではなく、この障害は、
そういう障害なのだと思います。

もう忘れたくても

「忘れたほうがいいよ」

と言われても、どうしようもない記憶なのです。


私のろう者知人にも、親と絶縁状態の人がいます。
長男でしたが、家の跡継ぎの権利を、親から奪われました。

「お前には無理だ」

と言われ、家の跡継ぎは弟になったといいます。


聴覚障害者の入所施設で暮らし、孤独なまま老齢で
亡くなった人もいます。

難聴の知人にも、親の理解がなかった、という人がいます。

関係障害で心に影を落とす聴覚障害者は、
思っていたよりも多いのです。

ろう女優の岡田絵里香さんの場合は、両親に捨てられた
経験を持っており、金さんと似ています。
 
 →http://topicsnow.blog72.fc2.com/blog-entry-484.html

金さんの場合は「理解のない母」なのか、
「理解とは違うが、母なりに教育を考えた」からなのか、
あるいは他だったのか、私にはわかりませんが、
彼女の場合も母との関係は、
普通の親子とはやはり違っていた。

この本を読んで、金さんの体験は私や他の聴覚障害者と
もかなり共通点がある、ということがわかります。

同時に、聴覚障害者とはこういうものだという厳密な
定義も存在しないし、親の教育や受けた学校教育、
周囲の人的環境、受けてきた支援方法、本人の受け止め方など、
様々な要因の影響を受けて、それと聴覚障害の状況
(聴力程度、性質、失聴時期など)と併せて、
千差万別になります。

それはつまり、世の中には家族に聴覚障害を持つ人がいても、
きちんとした理解と対応をしている家庭もあり、
聴覚障害児が生まれると皆そうなるのではない、
ということも、読者は忘れないで読んでほしいと
思います。

それと、中途難聴や失聴した時期によっても、
コミュニケーション能力や方法は異なります。

高齢者でも、誰もが努力すれば読話や手話ができる
というのではないということも、忘れないで読んでほしい、
と思います。

高齢になるほど難聴者になる割合は著しく高くなり、
それからでは勉強しても読話も手話も覚えられず、
孤独に苦しむ人は多いです。

金さんのようなすごい能力を持った聴覚障害者もいますが、
だからといって障害は、誰にでも自己努力で克服できる、
というものではありません。

障害の克服能力には個人差があり、人権保障は
平等社会の基礎とならなければならないと思います。

同時に、今の社会に存在する障害は何がもたらしているのか、
読者は冷静に考え、知ってほしいと私は思います。

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by bunbun6610 | 2011-05-30 00:43 | 難聴の記憶

赤レンガ倉庫(夜景)(北海道函館市)

函館にも、赤レンガ倉庫がありました。

ペリー来航以後、開港で古くから貿易で栄えた港湾都市は、
赤レンガ倉庫や洋風の建築物がたくさんあります。
街の風景はその洋風建築物と、和の建築物が混在しているので、
歩いているだけでも独特のムードを感じられます。

横浜や小樽の赤レンガ倉庫でもそうなのですが、
こういうところはどこも若者、カップルが多いようですね。

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by bunbun6610 | 2011-05-29 07:23 | 観光(北海道)

新宿御苑の薔薇

実は、先週に撮った写真なのですが…。
やっとアップすることになりました。

東京も昨日、梅雨入り宣言したそうなので、
これから雨で撮りに行けない日も多くなるかもしれません。

 →http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=101&agent=1&partner=Excite&name=%BF%B7%BD%C9%B8%E6%B1%F1&lang=euc&prop=500&bypass=0&dispconfig=

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by bunbun6610 | 2011-05-28 09:19 | 薔薇

ANAのバリアフリー

ANAって、聴覚障害者対応のバリアフリーがしっかりしているので、驚きました。


耳マークが採用されています。
筆談ボードが見えやすいように配慮してあり、「耳が聴こえません」と言えばすぐに、
これを取って筆談してくれます。
ソフト面もバッチリでした。

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この案内があるから、そわそわしなくて、安心して時間まで待てます。

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このお陰で、聴こえない人は搭乗口を間違えたりする心配がなくなります。

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航空機内でも、これで何に注意すればいいか、わかります。
外国人にも、見てわかりますよね。

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by bunbun6610 | 2011-05-26 23:32 | バリア&バリアフリー

JR東日本・山手線 高田馬場駅のバリアフリー

「これはやり過ぎなんじゃないか?」
はじめはこう思いました。
しかし、後からよく考えると、これはなるほどです。

自分が聴覚障害者であることも忘れてしまうほど、危険、注意という情報がハッキリわかります。
さらに、聴こえる人だって、電車が頻繁に通るホーム付近では、音声アナウンスは聞きづらいかも
しれません。
難聴者は何て言っているのか、わからないかもしれません。
それに音声アナウンスでは、聴こえてもうるさくて、イヤになるのかもしれません。
目に付きやすい、ベルトにこの文字を書いたら、その悩みも一挙に解決する、ではありませんか。

確かに見た目じゃなく、危険なら危険だと、きちんと伝えられることの方が大切です。
森ビルの「安全より見栄を重視する」考え方とは正反対の、良い例です。
でも、視覚障害者にはどうして知らせているんだ?
ベルトに点字テープ(金属製)でもついているのでしょうか?

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by bunbun6610 | 2011-05-26 23:13 | バリア&バリアフリー

遅れている、聴覚障害者への就労支援

Aさんは耳が全く聴こえない、そして日本語を話すことも難しい聴覚障害者です。
それでも、ハローワーク紹介の障害者雇用枠で、有名ホテルへ就職することができました。

会社は「手話のできる人はいません。しかし、仕事は筆談で丁寧に指導します」とAさんに予め説明した
上での入社でした。
会社側も選考面接で「Aさんは口を読み取ることができる」と判断し、聴こえなくても大丈夫だ、
と採用を決めていました。

ところが、入社日のAさんは、先輩の筆談を交えての説明をいくら見ても、仕事をやろうとしません。
会社は「最初は先輩と一緒にやりながら、仕事を覚え、慣れてもらう」という段取りでした。
しかし2日目もAさんの様子は同じでした。
そして3日目以降は無断欠勤のまま、来なくなってしまいました。

Aさんの非常識に呆れた会社は「もう聴覚障害者は雇いたくない」と言い、その次からは他の障害者を
雇用するようになりました。


【原因究明と聴覚障害者対処法】
よく病院でも「聴覚障害者は口を見て読み取るのが上手な人が多い」といいます。
私の場合はどちらかというと下手な方なので、読話技術のことはよくわかりません。

その立場でこの問題を考えた結果ですが、会社面接では、聴覚障害者のほうも面接対策をしておくし、
何度も場数を経験し、相手が何を話すか、その会話パターンも大体わかっています。
そういう場合は、口の動きをいくらか見ただけでも、相手が何を言いたいのか、想像が可能です。

けれども、全く知らない仕事の説明を、口だけ見て読み取るなんて、できるのかな? という疑問は
あると思います。
また、この聴覚障害者の場合、もしも筆談の日本語文章を読んで理解するのも苦手だったとしたら、
手話通訳か聴覚障害者専門のジョブコーチ員(→http://www.ikuseikai-tky.or.jp/~iku-tokyo-jc/)
が必要ということになる、と思います。

会社が手話通訳を頼むなら、費用は全額会社負担になってしまうので実現は難しいですが、
ジョブコーチの場合は、東京都の支援で企業側に負担は無いので、会社も積極的に利用してほしい、
その方が聴覚障害者にとってもよい、と思います。

単にミスマッチだったといって、簡単に雇う障害者を取り替えてしまうのでなく、双方が信頼に向けて
努力して、雇用・就労ができるように、公的支援を最大限に利用することが、大切だと思います。

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by bunbun6610 | 2011-05-26 22:14 | 就労前の聴覚障害者問題A

『旧相馬邸』(北海道函館市)


 →http://www.soumatei.com/


ここは聴覚障害者バリアフリー観光名所です。
といっても、それがわかるように掲示してある
わけではありません。

障害者だからといって入館料割引はなく、
皆500円を払います。
でも、他のお客様と同じように、「同質・同等」の
ガイドのサービスをしてくれました。

どうやって?
そこがバリアフリーだったのです。

別に立派な機器とかはありません。
すぐに紙とペンを持ってきて、40分間ほど、
丁寧に案内・説明してくれました。
驚いたのはこっちの方です。

もしかして、以前にも時々、耳の聞こえない
観光客が訪れていて、その対応にも慣れて
いたのかもしれません。
とにかくこの時は

「いい旅をさせてもらったな」

と思ったものです。

相馬哲平氏は、北海道屈指の豪商として
知られていますが、社会貢献もよくしたそうです。
もしかしたら、その流れを汲んでいるのかも
しれません。

 →http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/jimbutsu_ver1.0/b_jimbutsu/soma_teppe.htm


相馬色は緑で、この邸宅の屋根のほとんどが
(瓦以外)緑色です。
道理で、人にやさしい感じがするではありませんか。


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by bunbun6610 | 2011-05-25 22:18 | 観光(北海道)


ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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