蒼穹 -そうきゅう- bunbun6610.exblog.jp

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

カテゴリ:障害者問題・差別( 60 )

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170411-00000073-asahi-soci


顔ニモマケズ、僕は生きる
 内面好きと言ってくれた彼女


朝日新聞デジタル 4/11(火) 16:58配信


顔の変形、あざ、麻痺(まひ)、脱毛……。
人とは違う外見ゆえにいじめられ、就職や恋愛で
困難に直面する「見た目問題」。
こうした当事者が体験を語り、社会の偏見を
なくそうとしています。
その1人、石田祐貴さん(24)に聞きました。



【写真】
「結婚はしたいです。
恋愛なんて縁がないと思い込んでいましたが、
高校の時、彼女ができました」
と語る石田祐貴さん




石田さんはトリーチャーコリンズ症候群。
垂れ下がった目が特徴で、症状があるのは
1万~2万人に1人とも、5万人に1人とも
言われる。
耳の形をつくるなど受けた手術は10回以上。
小学1年から4年までは春休みと夏休みのたびに
受けた。
今後は手術を受けるつもりはない。

 「ほおやあごの骨が未発達、欠損した状態で
生まれ、上唇は裂けていました。
耳の穴がないため聴覚障害を併発し、
今は頭に埋め込んだ金具に補聴器をつけています」

 「手術で『普通の顔』を手に入れたいと思っていた
頃もありました。
でも劇的な変化が望めるわけではない。
今も鏡を見て、『この顔じゃなかったら……』と
落ち込むこともあります。
死ぬまで悩み続けるでしょう。
でも自分の力で変えられるものではないので、
『割り切ろう』と考えています」

 子どもの頃は「変な顔」や「宇宙人」と言われた
という。
指をさされたり、笑われたりしたことも。
中学校の時には学校へ通えなくなった。

 「見た目で悪く言われることも嫌でしたが、
耳が聞こえづらいので会話に入れず、
人との間に壁を感じた。
中学2年の終わりから中学3年まで、
週に1回ほどしか通学できませんでした」

 「高校は聴覚特別支援学校に通いました。
手話でコミュニケーションをとるようになり、
人との壁も感じなくなりました。
『ダメだったら退学すればいい』という親の言葉に
背中を押され、一般の大学に進学。
入学後は『自分から話しかけよう』と、
覚悟しました。
僕のような人には話しかけづらいと思うので。
僕を避ける人もいましたが、多くの友人が
できました」

 アルバイトをしようと思ったコンビニは5店以上
落ちた。
接客は向いていないと思い、飲食店の厨房
(ちゅうぼう)で働いた。
現在は筑波大学大学院で障害について研究
している。
将来の夢を語ってもらった。

 「研究者か学校の先生になりたい。
僕だからこそ、子どもたちのためにできることが
あると思います。
障害がある子に教えるならロールモデル(手本)
になれるし、健常者の子なら僕の存在自体が
社会を考える素材になる」

 「結婚はしたいです。
恋愛なんて縁がないと思い込んでいましたが、
高校の時、彼女ができました。
『内面を好き』と言ってもらい、見た目がすべて
じゃないと知りました。
ただ、結婚は相手のご両親の理解などハードル
はあります。
子どもに遺伝する可能性もあります。
遺伝しなくても、僕のせいで子どもがいじめられ
ないか不安です」

 過去を笑って振り返ることはできないが、
忘れられない母親の言葉がある。

 「小学校の頃、ひどい言葉を言われてショックを
受け、母親に

『こんな症状で産んだのが悪いんじゃないか!』

と言ってしまいました。
その時、母親が返してきた言葉は

『あなたがこの状態で生まれてくれてよかったと
思っている』

でした。
母のように、僕を受け入れてくれる人たちの
存在が、支えになっています」

 「理想論ですが、僕を当たり前の存在として
受け入れてもらいたい。
じろじろ見てきたり、すれ違いざまに『うわっ』という
表情でのけぞったりする人も。
普通の反応だと受け止めていますが、だからこそ、
僕が人混みの中を歩くだけでも意味があると
考えています。

『世の中にはこんな人がいるんだ』

と知ってもらえる機会になるから」

 今、幸せですか? 石田さんにこんな質問を投げた。

 「心の奥底ではまだ、自分を完全に受け入れて
いないのかもしれません。
それでも僕は今、幸せです。
幸せと言いたい。
支えてくれた人たちのためにも、幸せにならなきゃ
申し訳ないと思っています」
(聞き手・岩井建樹)


■当事者9人の体験談、本に

 「見た目問題」の当事者9人の体験について
紹介した本「顔ニモマケズ」(文響社、税別1450円)
が2月に出版された。
著者は「夢をかなえるゾウ」などの自己啓発本で
知られる作家の水野敬也さん(40)。
水野さん自身も10代の頃に自分の顔が醜いと
思い込む醜形恐怖症に悩み、

「外見が幸せを左右するのは問題」

と考えていたという。

 本書には石田さんも登場する。
変えられないことは割り切り、変えられることに
目を向ける石田さんの姿勢に、水野さんは

「『見た目』というジャンルを越え、悩みを解決
するヒントがある」

と指摘する。

 著者印税は、見た目問題の当事者を支援する
NPO法人「マイフェイス・マイスタイル」に全額
寄付される。


朝日新聞社




===========================




『顔ニモマケズ』
(水野敬也/著者 文響社/発行)

という本が出版されているのだという。


この人も、手話を使うのか。
似たような病気(障害)を持った人と、
自分の過去にも出会ったことがあった。
その人は、本当に地味だった。
手話講習会も欠席がちだったが、
その理由をずっと後になってから知った。



最近、Eテレ『バリバラ』でも、四肢欠損障害の
乙武氏が出演していた。


Eテレ『バリバラ』
『目を覚ませ乙武さん バリアフリーのために!』
(2017年4月9日19:00放送)




『乙武洋匡 × 玉木幸則「愛のガチ対談」はこちらから』



普通の人ではない、という目で見られがちなのは、
同じだと思う。
もし聴覚障害だけだったら、外見上は健常者と同じ
に見られがちだが。
それにしても、乙武氏のお母さんと同じようなことを
(肯定的意味で)言う母親が他にもいたとは、驚いた。


乙武氏といえば、ベストセラー『五体不満足』の著者として、
有名だ。

「乙武さんにもし、『五体不満足』の印税が入っていたと
したら、少なくとも20億円にはなっていただろう」

と、ある新聞社の人が言っていた。
しかし、様々な障害者が世の中にいる中での、
ほんの珍しい例。
障害者の間ではこのブレイク現象を、
「感動ポルノ的大ヒットしたから」という見方も強い。


『<NHK>「障害者を感動話に」方程式批判』
〔2016-08 -29 20:00〕




「何もできない」と思われがちな障害者ができる時、
健常者はそのギャップに驚き、感動する。
そして、そうした障害者を称賛する。
だがそれは、マスコミが乙武氏の一部分を
切り取って伝えていた結果に過ぎない。
そこには、佐村河内氏問題とも共通点がある。
マスコミが世論をおかしな方向へ、
煽っているともいえなくもない。



『障害者は哀れみの対象』
〔2012-01-12 21:50〕




『『価値のある「かたわ者」になれ? 』』
〔2011-11 -28 00:14〕



私がこの番組を観て思ったことは、乙武氏は健常者と
同じ学校で、健常者のいる学校で育ったということ。
そこで乙武氏自身の天性の力で、
彼らを味方につけることができたために、
事が予想外の方向に進んだのではないだろうか、
という推測だった。
もし、様々な障害者ばかりがいる環境下で育っていたら、
そうはいかなかったのではないか、と思ったりした。

顔面変形の苦しみは、本人にしかわからないもの
かもしれないけど、それでも開き直って、

「支えてくれる人のためにも、自分も幸せになる」

という生き方は尊敬に値する。
[PR]
by bunbun6610 | 2017-04-15 20:40 | 障害者問題・差別


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-00010003-chibatopi-l12


バス運転手、車椅子理由に乗車拒否
 県委員会、運行会社へ配慮助言
  /成田


千葉日報オンライン 4/6(木) 11:31配信


千葉県成田市で昨年12月、千葉交通(同市花崎町)が
運行するバスに乗ろうとした男性が、車椅子利用者である
ことを理由に乗車を断られ差別を受けたとして、
「千葉県障害のある人の相談に関する調整委員会」に、
県条例に基づく助言(あっせん)を申し立てていたことが5日、
関係者への取材で分かった。

同委は審理の結果、同社の対応が

「障害のある人に対する不利益取り扱いに該当する」

と判断、同社へ社員教育の実施などの助言を通知した。
先月24日付。

 県は2007年、全国に先駆けて「障害のある人もない
人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」を施行。
同委は障害をめぐる差別などで申し立てを受けた場合、
審理を経て解決への助言等を通知する。

 男性の申し立て書によると、電動車椅子を利用する男性
は昨年12月11日、成田空港第2ターミナルから同社の
路線バスに乗ろうとした際、運転手から

「(車椅子用の)リフトの操作方法が分からない」

と乗車を拒否された。
バスはそのまま出発、後続便の運転手も応対しなかった。

 その後、同社の成田営業所員がバス停にいる男性の
元を訪れ、車で目的地まで送ると申し出たが、車は車椅子
の乗車に未対応だったことなどから男性が断った。
所員は、バスに搭載されたリフトが利用できない理由
として

「手動車椅子向けで、電動は乗せられない」

と説明したという。

 男性は申し立て書で、バスに車椅子マークが表示されて
いることなどから

「車椅子でも乗車できると思ってしまう。
リフトの操作方法も早急に教育すべき」

としている。

 同委は通知で、同社の

「障害のある人への配慮の認識不足」

を指摘。
全社員への研修の実施や、リフト操作や接遇のマニュアル
整備などを助言した。
千葉日報社は5日、千葉交通の親会社を通じて取材を
申し入れたが、回答がなかった。



=============================





対策とその結果は

>「全社員への研修の実施や、リフト操作や接遇のマニュアル
整備などを助言した。
千葉日報社は5日、千葉交通の親会社を通じて取材を
申し入れたが、回答がなかった。」



だったが、今後はどうするのだろうか?
少なくとも、監視対象としなければ改善は厳しいかもしれない。
[PR]
by bunbun6610 | 2017-04-06 23:00 | 障害者問題・差別

http://news.line.me/issue/oa-kanagawa/1hrm0z7yud643



時代の正体
「差別の温床、施設にも」
 相模原障害者殺傷


02.26 16:40神奈川新聞

 【時代の正体取材班=成田 洋樹】

「障害者を排除するという被告の極端な考え方は、
施設で働いたからこそエスカレートしたのではないか」。

相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で
起きた元職員による大量殺傷事件について、
そう問題提起する施設長が川崎市にいる。
排除や虐待につながる差別感情の芽はどの施設にも
潜在しているのではないかと考えるからだ。

「私が勤める施設で彼が働いていたら、
事件は起きなかっただろうか」。

自身への重い問い掛けと向き合い続けている。


■潜在

 障害者施設「桜の風」(同市中原区)の中山満施設長
(66)は、高齢の元アルバイト職員の言葉にがくぜん
とした。

 「気持ちは分かるけど、殺しちゃいけないよね」

 昨年7月26日の事件の数日後、たまたま街中で出くわし、
交わした会話。
話の流れから「気持ち」が指しているのは、逮捕直後、
警察の調べに供述した

「障害者なんていなくなればいい」

だと受け取った。
仕事熱心で優しい人柄だった元アルバイト職員の思わぬ
共感に、身近に潜む問題の根を突き付けられる思い
だった。

 障害者に接し、十分理解があると思われる人ですら
とらわれてしまう差別感情の芽は、どのようにして
生まれるのか。
施設のありようと無関係とは言い切れない、
と中山施設長は言う。

 「施設では職員と障害者の間で主従関係が生じやすい。
(行動を改めない入所者に)何度も言っただろうと、
私だって言いたくなってしまうときがある。
少しでも油断すると、上から目線になる恐れがある」

 入所者の呼称一つとっても注意は必要だと指摘する。
親しみを込めて「ちゃん」付けや、あだ名で呼ぶことが
主従関係に陥りかねないとして、桜の風では「さん」で
呼ぶことを励行している。

 「大人の入所者に対して、子どもに接するような言い方
をすれば、相手も『従』の役割を果たそうとしてしまうこと
がある。
やがて職員の顔色をうかがったり、こびを売ったりする
ような入所者も出てくる」

 内心は違っても従わざるを得ないという、
すでにしてゆがんだ関係。
職員の心理はどうなるのか。

「自分の言うことを何でも聞くので気持ちよくなる。
支配下に置いているような感覚になる。
周りの職員からも

『言うことを聞かせられる、支援が上手な人』

と評価する雰囲気が漂うようになる」

 エスカレートすれば、命令口調になり、
尊大な態度を取るようになる。

「手間の掛かる人たちの面倒を見てやっている
自分は偉い」

「自分が生殺与奪の権限を持っている」。

第三者の目が入りにくい閉鎖的な施設には、
思い違いが生じる危うさが常に存在している。
中山施設長は

「だから職員は高い倫理観を持ち、
『落とし穴』を自覚しなければならない」

と警鐘を鳴らす。


■逆転

 川崎市の指定管理施設として2013年に開設した
桜の風には、知的、身体障害者約40人、
精神障害者約20人が入所。
社会福祉法人「育桜(いくおう)福祉会」ともう一つの
社会福祉法人が共同で運営している。
育桜福祉会が担当する知的、身体障害者の大半は
最重度の「支援区分6」で、言葉での意思疎通が難しい
人が少なくない。
暴れたりする強度行動障害がある人もいる。

 支援の在り方を模索し続ける桜の風でも、
支援のつもりが、入所者を意のままに行動させるよう
促しているときがある。
入所者が管理の対象になるという主客が転倒した
状態に近づく。

 ある30代の男性入所者は、散歩や体操への関心が
薄かった。
職員はやる気を促すための策を練った。
1日1回運動したらシールを1枚あげ、平日に毎日
続けて5枚たまったら好物の缶コーヒーを飲むことが
できるという約束を交わした。

 やがて支援の歯車が狂いだす。

「運動に行かないとシールをあげないよ」

「シールもらえなくていいの」。

本人の頑張りを引き出すためのシールが行動を操る
手段に逆転する。

 あるとき「シール5枚」を達成できず、
落胆する男性の姿を見かねた職員から相談を受けた
佐野良副施設長(45)は

「来週は頑張ろうと励まして、きょうは缶コーヒーを
飲んでもらおう」

と助言した。

 「支援計画が崩れる。
いいんですか」

と問い返す職員に、佐野副施設長は諭した。

「あなたは仕事で嫌なことがあったら、
気分を晴らすために飲みに行ける。
缶コーヒーをお預けにするのは、
楽しみが奪われてつらい思いをしている人に、
飲みに行っては駄目と追い打ちをかけるのと同じだ」

 佐野副施設長が自戒を込める。

「現場では支援と管理が逆転していても、
気付きにくいときがある。
少しでも油断していると、本人の行動を制限する
という危うさを見失いかねない」


■世相

 「もしもコンビニ店で働いていたら、
犯行に及んだだろうか。
やまゆり園の実情を詳しく知らずに軽々しくは
言えないが、施設で多くの障害者と接したがゆえに
起きた事件ではないか」

 中山施設長があえてそう問い掛けるのは、
施設関係者が事件について語る動きが広がっている
ように思えないからだ。

「凄惨(せいさん)な事件だったため、
別世界の出来事と受け止めているのか。
自らの問題として考え続けている施設職員は
どれだけいるだろう」。

いま、誰もがわが身を顧みなければ過ちの芽は
摘まれぬままだ。

 1月下旬、横浜市で開かれた施設職員研修の全国大会
で他県の職員は神奈川新聞社の取材に

「あのような人物を採用したことが間違い」

「不審者に備えて(身体を拘束する)さすまたの
研修を行った」

と語った。
どこか人ごとのような響きだった。

 低賃金の福祉現場は人材確保にきゅうきゅうとしている
現実がある。
中山施設長は

「猫の手も借りたい現場では、多少素養に欠けていても
夜勤をしてくれる人なら採用してもおかしくない。

『採用したのがまずかった』

『暴漢が起こした事件』

と片付けてしまっては、自分が日々行っている仕事が
問われているということに考えが及ばなくなる」

と危惧する。

 数々の供述からは意思疎通ができない重度障害者を
狙って危害を加えたことがうかがえる。

「社会に最も役に立たない、無駄な人間とみなして
犯行に及んだのだろう。
冷静にターゲットを選別している印象が強い」

と話す中山施設長には、社会に潜在する差別意識が
反映された事件と思えてならない。
佐野副施設長は

「障害者のことを気にも留めなかったり、
さげすんだりする光景は日常的だと思う」

と指摘する。

 施設に向ける社会のまなざしが厳しくなれば、
外で問題行動が起きないよう内部での管理が厳しくなる。
鍵を掛けて入所者の行動を制限したり、
力ずくで行動を押さえ込んだり、
虐待につながる温床は広がる。

 中山施設長の問い掛けは続く。

「犯行の背景には

『世間を代表して犯行に及んだ。
世の中のためにやった』

という意識があったと思う。
障害者をみんな邪魔に思っているじゃないか、
差別して何が悪いんだ、と」

 確かに事件の5カ月前、大島理森衆院議長に宛てた
犯行予告ともとれる手紙に記していた。

 〈保護者の疲れきった表情、施設で働いている
職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界のためと思い、
居ても立ってもいられずに本日行動に移した次第で
あります〉

〈重複障害者に対する命のあり方はいまだに答えが
見つかっていないところだと考えました。
障害者は不幸を作ることしかできません〉

 その目に映っていた施設の様子、それを踏まえて
語られた「正義」、等しくあるべき命の否定。

「施設や社会のありようを問い直すために、
事件について語り続けなければならない」。

その責任は施設に関わる人たちにこそあると中山
施設長は考えている。




==========================

[PR]
by bunbun6610 | 2017-03-11 09:00 | 障害者問題・差別
ソーシャル・デス(社会的死)


『相模原障害者施設殺傷事件
 第3回 中島隆信さんインタビュー』

〔2016年08月31日(水)〕
http://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/3400/251190.html




しかし、中島氏はそれでも冷静に、次のように言う。

「いつの時代でも社会の中に優生思想的な考えを
もつ人は一定数います。
そのことはあまり驚きません。
そのような人たちをナチス的だといって批判するのは
簡単です。
それよりも、障害者が社会との接点を失うことなく、
みんなで負担やリスクを分け合い、
障害者が無用な存在だと思われないような社会を
実現していくことが大切です。
それが、悪意が暴発することのないようにするための
知恵や工夫だと思います。」







【関連記事】


『やまゆり園、建て替えに異論噴出
 大施設「時代に逆行」』
〔2017-01 -27 06:28〕

[PR]
by bunbun6610 | 2017-03-08 00:57 | 障害者問題・差別
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00010000-nagasaki-l42



届かぬ障害者のSOS
 施設での虐待 後絶たず


長崎新聞 2/26(日) 9:21配信


長崎県諫早市にある障害者就労支援施設の元利用者で
精神障害がある女性2人が、施設を運営するNPO法人
の男性理事からセクハラやパワハラを受けたと主張して
いた訴訟で、長崎地裁は21日、セクハラ行為などを認め、
理事や法人に損害賠償を命じた。
施設という「密室」で繰り返される性的な虐待。
専門家は「表面化するのは氷山の一角」と指摘する。


原告は24歳と42歳の女性2人。
どちらも精神障害があり、数年前まで諫早市のNPO法人
「マンボウの会」が運営する施設でパンの販売などをして
いた。
そこで2人は、指導員の男性理事(73)らからセクハラや
パワハラの被害を受けたとして、2013年12月に提訴
していた。

 判決によると、24歳の女性は11年、自宅にやって来た
理事からキスをされたり下着の中に手を入れられたりした。
当時まだ18歳だった。
42歳の女性は13年、施設でキスをされたり体を触られ
たりした。
体重についてからかわれ、

「おまえたちは俺たちの税金で生活しよるとぞ」

と暴言を浴びせられたりもしたという。

 42歳女性は被害を受けた後、男性職員(51)に相談した。
男性は法人の理事長に

「(理事を)辞めさせるべき」

と進言したが聞き入れられず、その後解雇された。
男性も解雇無効を求める訴訟を起こしたが、地裁は「告発」
が解雇理由とは認めなかった。

 男性は

「施設での虐待に職員が気付いても、辞めさせられるのが
怖くて言えない雰囲気がある。
障害がある人が(被害を)言ってもなかなか信じてもらえない」

と虐待が表面化しにくい実情を語る。

 24歳女性は警察にも相談したが

「証拠がないので訴えたら不利」

と言われ、事件化を諦めた。

女性は取材に

「病気があっても信じてほしかった。
今回裁判所が訴えを認めてくれてうれしい。
もうこれ以上、自分のような被害者が出てほしくない」

と話した。

 判決後、男性理事に取材を申し込んだが

「弁護士に聞いてください」。

被告側は判決を不服として25日までに控訴した。

長崎新聞社





============================




やっぱり、密室での差別や虐待行為か・・・・。
健常者の常套手段だ。

>「「おまえたちは俺たちの税金で生活しよるとぞ」
と暴言を浴びせられたりもした」


植松と同じ考え方だ。

今後も次から次へと、こういう暴露話が出てくると思う。
氷山の一角に過ぎないからだ。
[PR]
by bunbun6610 | 2017-02-26 21:00 | 障害者問題・差別

魔女のおうち『発達障がいと2次障がい。』〔2017-01-27 13:26〕





「眠れない→鬱になる→受診する→発達障がいが確認される。


運動ができない→学校に行くのが嫌になる→不登校になる→受診する→発達障がいが確認される。」



この部分に、とても引っかかった。

「眠れない」「運動ができない」は、自覚的症状。

だが、その結果として起こる障害は、社会モデルだ。
もしも、障害を個性、多様性だと認めるようになれば、社会には障害がなくなる。
逆に言えば、今の社会こそ、「障害」と言えるのだろう。

聴覚障害も同じだ。
だが、難聴者が自覚しにくいのは、障害がボーダーだからだろうか。



障がいだから、仕方ない。



そんな気持ちで受け入れると、お母さんの気持ちも少しは楽になります。


どうして、この子はこうなんだろう?なぜ、この子はあぁなんだろう?


そんな風に考える日々から見えてくるものは、マイナスな感情でしかなく、この症状は障がいなんだーと思えると、対策の方向性が見えてくるものです。


怖がらず、もう半歩前に進むと、見えてくる景色は違います。


その半歩が、何十年も先には、大きな大きな足跡になっているものだったりしますよね。





そうだよな。

出来ないことばかり考えたって、人間はマイナスに考えるのがむしろ、普通だよな。

なら、逆の発想をしたらいいんだ。
当たり前のことだが、
いやー、いいことが書いてあるよなぁ。


[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-28 17:30 | 障害者問題・差別



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000029-asahi-soci



やまゆり学園、立て替えに異論噴出
 大施設「時代に逆行」


朝日新聞デジタル 1月26日(木)11:17配信



入所者など46人の殺傷事件が起きた相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」について、建て替えを決めた神奈川県に対し、障害者団体や有識者から見直しを求める声が強まっている。「施設から地域へ」という障害者福祉の流れに反するという考え方だ。県は園を建て直して「再生のシンボル」にしたい考えで、合意を探るという。

園は神奈川県立で、「指定管理者」と呼ばれる社会福祉法人が運営してきた。

 「大規模収容施設は、時代の逆行以外の何物でもない」。10日に県が開いた公聴会。県内の障害者団体や有識者から意見を聴き、施設の構想に反映する目的だったが、建て替えへの異論が相次いだ。2006年に施行された障害者自立支援法(現・障害者総合支援法)では、障害者が地域社会の中で暮らしていくことを支援すると、国として明確にうたっている。

 横浜市に家族が住む入所者も多く、114団体でつくる横浜知的障害関連施設協議会は、希望があればグループホームなどに受け入れる意向を示している。

 しかし公聴会の翌日、黒岩祐治知事は記者団に語気を強めて反論した。「国の流れは承知しているが、建て替えが間違っていると言われるのは非常に心外だ」

 県は事件から2カ月後の昨年9月に建て替えを決めた。背景には、入所者の家族と、園を運営する社会福祉法人からの要望があった。家族会の大月和真会長(67)は「地域への移行ができないから園で暮らしている。現実を考えたら、1日も早い建て替えを」と望む。

朝日新聞社


=============================




>「県は事件から2カ月後の昨年9月に建て替えを決めた。背景には、入所者の家族と、園を運営する社会福祉法人からの要望があった。家族会の大月和真会長(67)は「地域への移行ができないから園で暮らしている。現実を考えたら、1日も早い建て替えを」と望む。


過保護親の意見優先だな、これは。

このニュース自体も、知的障害者の意見なんか、全く書かれていない。
これまでにも、マスコミの功罪は計り知れないものだった。
なぜ、障害者の意見を取材し載せていないのだろうか。
この報道自体が偏っている可能性がある。

社会が知的障害者を受け入れていない現実を考えたら、確かにそういう、やむを得ない選択もあるが、「逃げ」の考えだと思う。
いつまでもそうして逃げていても、変わらないのではないか。
こう言う親たちは、社会が変わるまで待っているのだろうか。
自分たちで社会を変えていく努力はしないのだろうか。
そしてそれは、本当に自分と子どもの宿命を受け入れているのだろうか。



〔参考情報〕









[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-27 06:28 | 障害者問題・差別
ジャストアンサー精神科
『弟は聴覚障害者なんですが小さい頃から障害者と言う事もあり甘やかされて育ってきました。』

http://www.justanswer.jp/mental-health/7wbnh-.html



「純然たる精神医学的立場から述べるならば、相談者様は弟さんの犯罪行為に関して、肩代わりや謝罪のような行為をなさるべきではありません。

そのことが事態の根本的な解決には繋がらず、弟さんは何をしても自分は治外法権にいるのだと錯覚されてしまいます。
これまで、相談者様は、それと気づかずに、弟さんにとっての「イネイブラー」になってしまっていたと思います。
http://www.yakkaren.com/bigina.b/ineburanohontounokao.html

弟さんは(その能力があるのですから)自分か犯した行為に責任をとるべきですし、医療の助けが必要ならばそうすることで最短距離で適切な治療につながることが期待されますが、相談者様が解決に奔走されることで仮初の解決を得てしまい、弟さんの問題・症状の改善には寄与しているようには思われません。
本来、弟さんの行為の結果処理は、弟さん自己責任においてなされるべきものです。

経験的に申し上げれば、障害者が犯罪を犯すと、人権問題等、扱いがデリケートになるので、警察や司法は「あんたの弟なんだからと私が面倒みるように」式のことを言って解決をご家族に丸投げし、起訴をしたがらない傾向がありますが、これは障害者への差別であり、偏見に基づいた対処です。
障害者であっても責任能力があれば、それは行使する「権利」があります。

現在の対処は、弟さんの依存性を助長し、正しい意味での更正意欲を阻害する結果になりかねないのです。
今後は警察からの呼び出し等はいっさい無視され、「弟は耳が不自由ですが、知的に問題があるわけではなく、責任能力は十分にありますから、通常の犯罪者と同様の取り調べと司法手続きを行って下さい」とだけ告げて、対応はなさらないことをお勧め致します。
指導員の方が対応してしまうと元の木阿弥ですから、この方針について、指導員とも擦り合わせをされるべきでしょう。

以上、ご参考になれば幸いです。」





障害者雇用問題も同じだと思う。
私も、いろいろな会社で、甘やかされている障害者を何人も見てきた。
健常者はなぜ、そんなことをするのかが、理解できなかった。
考えられるとすれば、彼らは障害者差別をしているから、その罪滅ぼしとして、ある程度の見逃し(処罰軽減)や放置はしてあげる、ということではないだろうか。
しかし、放置はネグレスト(放置虐待)にもなる。
健常者がこういうことをすると、障害者はますます、自分勝手な行動をエスカレートする結果にしかならないのではないだろうか。
また、『教育しない者の罪』というのもある。


『「教育をしない者の罪」 教育に捧げた人生
―古河太四郎 生誕170年―』
〔2015-05 -21 19:30〕





昨年7月の植松聖犯人が起こした知的障害者殺傷事件も、植松の気持ちや苦労の部分は、理解できる。
障害者と一緒に働いて、大変な思いをした経験がある人にならば、わかるはずだ。
植松には賛成しない考えもかなり含まれていたが、障害者施設でも障害者を特別扱いし過ぎたりはしていないだろうか。
社会全体にも罪(あるいは「責任」)があるはずなのに、なぜ彼だけを罰するのか?

障害者雇用のある民間企業の職場でも、特に過剰配慮だと思ったのは、精神障害者や知的障害者だった。
私よりも障害の等級、程度が軽い人たちだったのだが、仕事をする能力は私よりもはるかに低かった。
それは一体なぜなのか?

国の「障害の判定基準」がおかしいのか?
それとも、私が傲慢だからなのか?
とても深く悩んだ。

彼らは音声コミュニケーションで十分に仕事が出来たけれども、仕事をする能力は私よりも、はるかに劣っていた。
いや、労働能力がないというより、やる気がないだけだろう。
やる気が出ない原因は、その障害者に「甘え」があったからではないかと思うのである。
その甘えをつくったのが、実は健常者だったというわけだ。
そうなると、他の障害者や健常者が大変になってくる。
この問題は、障害者の持っている「障害」とは切り離して考えるべき点だと思う。

障害者を鍵付きの部屋に閉じ込めるのは、植松と同じでしかない。
それでは問題の根本解決にはならない。
出生前診断で障害児の数は減らせても、高齢化に伴う障害者数の増加は止められない。

最初に述べた内容は、聴覚障害者の事例だったが、似たような事件がある。

『障害年金制度と障害者支援制度を見直しする必要性』
〔2013-10-21 18:30〕




『<累犯障害者>猶予中の犯罪、知的障害判明で再び猶予』
〔2014-09-16 20:38〕




〔関連記事〕


『「重度障害者を死なせることは決して悪いことではない」
自民党NSC会員ブログ:名もなき投資家氏』
〔2016-08 -02 23:44〕


『夢破れ突然の変貌 相模原障害者施設殺傷』
〔2016-07 -27 22:07〕




『元職員「抱き上げ、落とした」…「介護に嫌気」』
〔2016-02-17 21:12〕





〔関連情報〕


ニュース、からみ隊
『「福祉支援で更生が望ましい」 知的障害疑いの被告で審査委』
〔2012/9/29(土) 午前 11:13〕




世の中には、障害者が生まれることを極力、排除するような思想がある。

見たこと聞いたこと 予備3
『産んでからどうするのか、最後まで面倒を見切れるのならいいのでは?』
〔2017-01-05 20:08〕


見たこと聞いたこと
『余分な負担は負いたくないわけで、出生前診断をするのは当然だと思います』
〔2017年01月03日〕




これ、自民党支持派が書いているブログだ・・・・。
確かに、障害者も今まで

「生まれてきたくて生まれてきたわけではない・・・」

なんて、言う人もいるが、今はもう出生前診断で障害者でないかどうかが、生む前から分かるようになった。
そして、選別出産が出来る。
医学の発達で、こんな倫理問題まで起きてきた。



========================


http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082500480&g=soc


『共に生きる社会実現を
=障害者支援団体の女性会長
-相模原事件』

〔2016/08/25-14:34〕

「障害のある人もない人も、私たちは一人ひとりが
大切な存在です」。

事件を受け、知的障害者と保護者でつくる「全国手を
つなぐ育成会連合会」が出した障害者へのメッセージ
は大きな反響を呼んだ。
会長の久保厚子さん(65)は

「二度と起こさないため、障害のある人とない人が
尊厳を持って共に生きられる社会を実現しなければ
ならない」

と訴える。

 事件後、連合会には障害者や保護者から「怖くて
外出できない」など不安の声が相次いで寄せられた。

「全力で守るから前向きに生きてほしいと障害者を
応援する気持ちでメッセージを考えた」

と久保さん。
「心が救われた」と感謝する障害者や、「一緒に守ります」
と支援を申し出る市民からの声が届いたという。

 ただ、社会から障害者の排除を求める心ない意見も
あった。
久保さんは

「今は強者でも、病気や事故で弱者になる可能性は
十分ある」

と指摘。

「弱者が生きられる社会にすることが、自分が弱者に
なっても生きやすくなると思いをめぐらせてほしい」

と話す。
 久保さんは、大津市で知的障害者施設を運営している。

「防犯対策も重要だが、障害者を見えない存在にしては
いけない」

と強調。

「今後も地域住民との交流を続け、住民に見守られながら
安全を確保する方法を目指したい」

と話す。

 重い知的障害のある長男(41)がおり、

「子供のころ一緒に遊んでいた友人が成長に伴って離れて
いった」

との思いもある。

「障害のある人とない人が接する機会を意識的に設けな
ければ、共に生きる社会はつくれない」

と語った。



========================

[PR]
by bunbun6610 | 2017-01-09 21:00 | 障害者問題・差別

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161210-00000062-mai-soci

<新型出生前診断>
医師3人を処分
 日産婦、無認定実施で


毎日新聞 12/10(土) 21:00配信



日本産科婦人科学会(日産婦)は10日の理事会で、
男性医師3人を懲戒処分にしたと発表した。
妊婦から採取した血液で胎児の異常を調べる新型
出生前診断(NIPT)を、指針に反して無認定で実施
したことが理由。
うち、東京都内の2施設の医師2人は今後指針を
守ると約束したため、5段階で最も軽い厳重注意と
した。
一方、大阪府内の施設の医師は約束しなかったと
して、それより1段階重いけん責とした。

 NIPTは確定診断ではなく、正しい情報が提供され
なければ安易な中絶を助長する恐れがある。
遺伝カウンセリング体制が整った日本医学会の認定
施設で実施するよう日産婦が指針を定めている。

 日産婦の藤井知行(ともゆき)理事長は

「NIPTは結果によって重い選択を迫る可能性がある。
認可を受けた施設で受けることが本人の幸せに
つながる」

と述べた。

【千葉紀和】



==========================



http://mainichi.jp/articles/20161014/k00/00m/040/067000c


新型出生前診断
無認定で検査宣伝
 民間業者


毎日新聞2016年10月13日 20時37分
(最終更新 10月13日 20時37分)

妊婦の血液で胎児の染色体異常を調べる新型出生前
診断について、東京の民間業者が学会の認定を受けず
に海外の検査をあっせんすると宣伝していることが13日、
分かった。
日本産科婦人科学会は、この業者のほかにも同様の
事例を把握しており、倫理委員会で対応を協議する。

 新型出生前診断は中絶につながりかねないため、
夫婦らの意思決定を支える遺伝カウンセリング体制の
整備が実施施設の条件となっている。
日本医学会が認定した74施設で、ダウン症など3種類
の染色体異常に限って実施。
受診には出産時35歳以上、染色体異常の子を妊娠
したことがあるなどの条件がある。

 業者は、都内の不妊クリニックで採血し英国の検査
会社に送り、1週間程度で結果が得られるとホーム
ページで宣伝。
年齢制限はなく、定められた病気以外に性別の判定も
できるとしているが、遺伝カウンセリングは行っていない。
取材に対し「メディアには話さない」と答えた。
 日本産科婦人科学会倫理委員長の苛原(いらはら)
稔・徳島大教授は

「遺伝カウンセリングが十分に行われないとすれば
問題だ」

と話し、事実関係を確認するとしている。
 新型出生前診断を巡っては、2013年に中国の業者
が日本で検査を始めたが、日本医学会が懸念を表明し、
自粛した経緯がある。(共同)



==========================


http://mainichi.jp/articles/20160425/k00/00m/040/119000c


新型出生前診断
異常判明の96%中絶
 利用拡大


毎日新聞2016年4月25日 07時30分
(最終更新 4月25日 07時30分)


妊婦の血液から胎児の病気の有無をたやすく調べられる
「新型出生前診断」(NIPT)で、3年前の導入以来、
検査で異常が確定して妊娠を続けるかどうか選択できた
人のうち96.5%にあたる334人が中絶を選んでいたこと
が分かった。
検査を受けた女性は2万7696人に上り、「命の選別」との
指摘がある一方、利用が拡大している実態が浮かんだ。

新型出生前診断を実施している病院グループ「NIPTコン
ソーシアム」が、加入する44施設の昨年12月までの実績
を集計した。

 対象となっている疾患は、21トリソミー(ダウン症)、
心臓疾患などを伴う18トリソミーと13トリソミーの計3種類。
いずれかで陽性反応が出たのは全体の1.7%にあたる
469人。
このうち、診断を確定するためその後に行った羊水検査で
異常がなかったのは35人、流産・死産が73人のほか、
その後が不明の人などもいた。
残り346人のうち334人が中絶したのに対し、異常が
分かっても妊娠を継続した女性が12人いた。
 新型出生前診断は2013年4月、実施機関を日本医学会
の認定施設に限定する臨床研究として開始された。
35歳以上や染色体異常の子どもを産んだ経験のある
妊婦らが対象。
従来の羊水検査などより早い妊娠10週前後からでき、
検査が原因の流産の危険性もないため関心を集めている。
 分析した関沢明彦・昭和大教授(産婦人科)は

「想定よりも検査の精度が高いことが分かった。
臨床研究の形で漫然と続けることには批判もあり、
今回の結果は(本格導入など)今後のあり方を見直す
議論につながるだろう」

と話す。

【千葉紀和】


==========================


http://mainichi.jp/articles/20160330/ddl/k40/040/493000c


新型出生前診断
「不安と向き合える力を」
 小倉南でシンポ /福岡


毎日新聞2016年3月30日 地方版

妊婦の血液から胎児の染色体異常を判定する新型
出生前診断(NIPT)を考えるシンポジウム
「誰もが生まれて生きる社会を目指して」
が小倉南区の小倉医療センター内地域研修センター
であった。
約120人が20日、医師や助産師、ダウン症の子供を
持つ家族らの話に聴き入った。

 2013年から始まったNIPTは、胎児の13、18、21
番目の染色体が1本多いトリソミーかどうかを妊婦の
血液で調べる。
陽性の場合は針を腹部に刺して抜き取る羊水検査など
で確定診断する。
信州大医学部付属病院の小児科医、古庄知己さんは

「羊水検査でも分かることは染色体の数や形の異常で、
病気や障害がないと保証するものではない」

と説明。

「大切なのは検査で不安を減らすことではなく、
さまざまな不安と向き合えるよう力づけることではないか。
どんな子も大切に育てる、できるだけの医療・教育・福祉
を提供する社会が求められる」

と述べた。
 小児科専門医で「いでんサポート・コンサルテーション
オフィス」の長谷川知子さんは

「不安を持つ妊婦に合った説明や支援がほとんどない
状況が、検査を広げている」

と指摘。
また

「出生前に生命を左右される胎児の存在が忘れられている」

と問題提起した。

【長谷川容子】
〔北九州版〕



==========================

[PR]
by bunbun6610 | 2016-12-10 23:26 | 障害者問題・差別

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160816-00000114-mai-soci


<吃音>
「差別受けた」6割
 「理解不十分」7割

毎日新聞 8月16日(火)21時41分配信


◇本紙アンケート

 言葉が出にくい吃音(きつおん)を抱える人々を
対象に毎日新聞が当事者団体などの協力で
全国アンケートを行ったところ、6割強が

「学校や職場でいじめや差別を受けた」

と回答した。

「吃音への社会的理解や支援が不十分」

との回答は7割近くに達し、吃音への無理解や
社会的支援の欠如が浮き彫りになった。
症状を抱える人は100人に1人程度とされるが、
当事者団体によると吃音によるいじめや差別の
実態を明らかにする調査は過去に例がない。

【90秒動画で解説 吃音という障害】

 アンケートは今年2~6月、各地の自助グループ
を束ねるNPO法人「全国言友会連絡協議会」
(全言連、東京都豊島区)や、名古屋市のNPO
法人「吃音とともに就労を支援する会」(どーも
わーく)などの協力で実施。
20~80代の80人から回答を得た。

 「吃音が原因で学校や職場でいじめや差別など
不利益な扱いを受けた経験はあるか」

との問いに、50人が「はい」と回答。

「吃音への社会的理解や支援は足りていると思うか」

には、55人が「不十分」とした。

 理解などが「不十分」な理由について、

「正しい知識を持つ人が周りに少ない。
『あがり症』や『よくかむ人』くらいの認識にとどま
っている」

「法的支援を受けられるはずなのに、
福祉・医療の現場で(吃音が)ほとんど
知られていない」

などの意見があった。

 また、

「現在の就労は吃音者に不平等。
(面接などで)配慮が必要だ」

「中学や高校に『ことばの教室』のような
通級指導(障害の状態に応じた特別な
指導)の場がほしい」

「保健体育の教科書に吃音を載せるべきだ」

との声があった。
吃音に対する社会的偏見を踏まえ

「できれば誰にも知られたくない。
隠し通したい」

と望む人もいた。

 一方、

「吃音の症状を改善・克服したいと
考えているか」

との問いには、67人が「はい」と回答。
12人が「個性と考えている」などを理由
に「いいえ」と答えた。

 集計を踏まえ、全言連の南孝輔理事長は

「社会で不利益を被る吃音者は潜在的には
もっと多いと感じている」

と指摘。

「障害者の不当な差別的扱いを禁止する
障害者差別解消法が今年、施行された。
身近な障害である吃音のことを人々に
もっと知ってほしい」

と訴えている。

【遠藤大志】

…………………………

 ◇吃音

 一般的に「どもり」と言われる発語障害。
典型的な症状は

「た、た、た、たまご」

などと単語の一部を繰り返す

▽「たーーまご」などと一部を長く伸ばす

▽「……ったまご」と出始めで詰まる

--など。
吃音者の多くが

「話すとまたどもってしまうのではないか」

という予期不安を抱え、症状を隠そうと
したり、コミュニケーション自体を避けたり
する傾向がある。
三島由紀夫の小説「金閣寺」や、吃音に
苦しんだ英王ジョージ6世の史実に基づく
映画「英国王のスピーチ」など文学や
映画のテーマになった。


【関連記事】

·「しゃべらないで済む職業を考えた」
…アンケート記述欄に書かれていたこと

·発表で立ち尽くす…教授は失笑

·吃音描いた漫画「志乃ちゃんは
自分の名前が言えない」に広がる共感

·マンガで学ぶ 吃音症って?の巻

·吃音テーマのアニメ「聲の形」で
松岡茉優が声優挑戦

最終更新:8月16日(火)22時34分



=======================





発音が不明瞭なことで笑われた経験を持つろう者や、
軽・中度難聴者にも多い

「できれば誰にも知られたくない。
隠し通したい」

と共通点がある。
[PR]
by bunbun6610 | 2016-08-16 23:05 | 障害者問題・差別