カテゴリ:人権、差別( 50 )

国会でも女性蔑視ヤジ「まず自分が産まないとダメだぞ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140703-00000052-asahi-pol


国会でも女性蔑視ヤジ
「まず自分が産まないとダメだぞ」


朝日新聞デジタル 7月3日(木)23時0分配信

4月の衆院総務委員会で、日本維新の会の上西小百合(うえにしさゆり)
議員(31)=比例近畿ブロック=が質問中、委員会室にいた男性議員
から

「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」

というヤジを受けていたことがわかった。

東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)に対する女性蔑視のヤジが
問題になったばかりだが、国会でも行われていた。

 朝日新聞が4月17日に行われた同委員会の映像データを確認した
ところ、上西氏が新藤義孝総務相に

「一極集中を防げれば、過疎化も解消される」

と質問している最中、男性議員がヤジを飛ばした。
上西氏側によると、ヤジの前に「早く結婚して」という発言もあったという。
周囲からは笑い声が起き、上西氏は「がんばります」と返した。
その際、高木陽介総務委員長(公明)が

「不規則な発言は注意してください」

と制した。
高木氏は

「このヤジについては覚えていない。
これまでも議事進行のために、不規則発言は注意してきた」

と話している。

朝日新聞社



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http://mainichi.jp/select/news/20140704k0000e040198000c.html


<国会ヤジ>「産まないと駄目」に
森雅子氏「マタハラだ」


毎日新聞 2014年07月04日 12時58分
(最終更新 07月04日 14時09分)

日本維新の会の上西小百合議員(31)が4月、衆院総務委員会で

「早く結婚して子供を産まないと駄目だぞ」

と女性蔑視のヤジを浴びた問題で、森雅子・少子化担当相は4日、
閣議後記者会見で

「こういった発言やハラスメントはセクハラに限らずさまざまある。
マタハラ、妊娠出産の女性へのハラスメントだ」

と厳しく批判した。

 森少子化相は

「発言が自民党議員だとしたら、党としてもしっかりと対応を取るべきだ」

と指摘。

「私自身も仕事をする中、大臣職をしている中でさまざまなことがあった。
都議会の問題も今回の問題も、党派を超え女性の立場として断じて
許されない」

と怒りをあらわにした。

 上西氏がヤジを浴びたのは4月17日、衆院分館で開かれた総務委員会。
発言者については、自民党男性議員の名前が取りざたされている。
上西氏は、美容関係の会社などに勤務し、2012年衆院選で大阪7区
から初めて立候補。
次点となり、比例近畿ブロックで復活当選した。

【江口一、本多健】



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140704-00000098-jij-pol


自民・大西氏、やじ認め謝罪
 =「早く産め」反省を
 ―維新・上西氏


時事通信 7月4日(金)14時27分配信

日本維新の会の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=が国会で
質問中にセクハラに当たるやじを受けた問題で、自民党の大西英男
衆院議員(67)=東京16区=が4日、上西氏に電話し、やじを自らの
発言と認めた上で

「ご迷惑をお掛けし、申し訳なかった」

と謝罪した。
上西、大西両氏がそれぞれ明らかにした。

 上西氏は4日、大阪市内で記者団に、4月17日の衆院総務委員会
で人口減少問題について質問した際、自民党席から

「結婚して早く子どもを産め」

とのやじが飛び、拍手や笑い声が起きたと説明。
大西氏の謝罪を受け入れる考えを示す一方、

「非常に残念で情けない。
自民党議員は意識を改善し、真摯(しんし)に少子化対策に取り組
んでほしい」

と反省を促した。



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http://mainichi.jp/select/news/20140705k0000m010053000c.html


女性蔑視ヤジ:自民の大西議員の
謝罪全文


毎日新聞 2014年07月04日 20時17分
(最終更新 07月04日 20時23分)


 日本維新の会の上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=に対し、
衆院総務委員会で女性蔑視ヤジを飛ばしたことを認めた自民党の
大西英男衆院議員(67)=東京16区=は4日夕、自身の公式
サイトに

「ライフワークである少子化問題にさらに一層の努力を続けて
いきたい」

などとする謝罪文を掲載した。
全文は以下の通り。


 ◇謝罪全文

 昨夜から総務委員会の4月17日における不規則発言について
様々な問い合わせがある。
これを受けて、当時の映像等を精査した結果、私の発言があった
ことを確認した。

 質疑者の上西小百合議員とは党派は違っても同期生のよしみで
日頃から親しく意見交換している。
つい、そうした親しみから不用意な発言をし、上西議員に対して
ご迷惑をおかけしたことを反省している。
今日午前中に上西議員に対して謝罪の電話をおかけしたところ、
快く受け入れていただいた。
 私は、今後、自らの発言について十分に注意をしていかなくては
ならないと肝に銘じている。
 そして、私のライフワークである少子化問題にさらに一層の努力
を続けていきたいと思う。
 総務委員会における不規則発言により、日頃からご指導、ご支援
をいただいている皆様や今回の発言でご不快な思いをなさった方々
に対して、多大なるご心配やご迷惑をおかけしたことを、心から
お詫び申し上げます。

        衆議院議員  大西英男



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140705-00000097-san-pol


大西衆院議員を厳重注意
 セクハラやじ 石破氏、
処分はせず


産経新聞 7月5日(土)7時55分配信

 日本維新の会の上西小百合衆院議員に国会でセクハラやじを
飛ばしたとして自民党の大西英男衆院議員が謝罪したことを
受けて、同党の石破茂幹事長は4日、大西氏を電話で厳重注意
した。
処分は行わない方針だが、都議会に続く所属議員のセクハラ発言
発覚とあって、党のイメージダウンは避けられそうにない。

 石破氏は党本部で記者団に

「党を預かる者として大変申し訳ない」

と自らも陳謝した上で、大西氏から報告があった際に厳重注意
したことを明らかにした。
処分については

「自ら名乗り出て謝罪した。
『議員を辞めるべきだ』ということではない」

と述べた。

 しかし、東京都議会で問題になったセクハラやじ発言が
永田町にも飛び火したことで、自民党執行部は、13日投開票
の滋賀県知事選にも影響しかねないと神経をとがらせている。
週明けにも石破氏の名前で全国会議員と都道府県連に対し、
発言への注意を促す文書を送る方針だ。

 一方の維新は4日、松野頼久国会議員団幹事長名で

「自民党のおごりや体質を物語るものだ」

と批判する談話を発表した。

ただ、松井一郎幹事長(大阪府知事)は大阪市内で記者団に

「上西氏も『レベルの低いやじがなくなればそれでいい』と
言っており、尊重したい」

と述べ、今後追及しない考えを明らかにした。



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http://mainichi.jp/select/news/20140709k0000m040029000c.html


都議会ヤジ:自民の吉原議運委員長が
各会派に再調査要請へ


毎日新聞 2014年07月08日 18時58分
(最終更新 07月08日 19時19分)


 東京都議会の女性蔑視ヤジ(6月18日)問題で、都議会議会
運営委員会の吉原修委員長(自民)が各会派に再調査を要請
することが分かった。
正副委員長による8日の会合で確認した。

発言を認めた鈴木章浩議員=自民党会派を離脱=以外のヤジ
について都議会は6月25日、「再発防止に努める」とする決議案
を可決する一方、鈴木議員以外の特定を見送り、批判が相次い
でいた。

 鈴木議員はみんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員に

「早く結婚した方がいいんじゃないか」

と発言したことを認め謝罪した。
しかし、

「自分が産んでから」

など他のヤジもあったとされる。

【竹内良和】


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最近のヤジ問題などで、さらに内閣府支持率が低下したことで、
やっと再調査要請に動くとは、本当に鈍いものだ。


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http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140709/Kyodo_BR_MN2014070901001413.html



国会でセクハラやじ横行、
鮮明に 衆参の女性議員に
アンケート


共同通信 2014年7月9日 17時40分
(2014年7月9日 17時42分 更新)

東京都議会や国会のセクハラやじ問題を受け、共同通信が9日
までに衆参の全女性国会議員78人にアンケートした結果、
12人が

「女は黙ってろ」

と言われたり、

「離婚しただろう」

「早くやめろ」

などのやゆや暴言を受けたり聞いたりしたことを認めた。

セクハラに限らず、国会で品位に欠ける女性蔑視やじが横行
している実態が鮮明になった。

 アンケートには26人が回答。このうち、日本維新の会の
上西小百合衆院議員(31)=比例近畿=を含む3人は、
セクハラやじや暴言を受けたとし、9議員は容姿や身体的
特徴に触れるなどの不適切なやじを聞いたことがあるとした。



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by bunbun6610 | 2014-07-04 23:51 | 人権、差別

都議会;「産めないのか」ヤジ特定不要にした波紋

〔参考資料〕



★密室の中の会社面接での、面接官の女性障害者への問題発言

『「複合差別」とは』
〔2013-08-24 00:22〕




★水際作戦で女性を追い出した、役人の問題発言

『『間違いだらけの生活保護バッシング』
(生活保護問題対策全国会議/編者)(4/5)』
〔2014-03-09 18:30〕




これも、ハインリッヒの法則だ。

六本木ヒルズ回転ドア死亡事故と同じように、
「氷山の一角」だったに違いない。


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http://mainichi.jp/select/news/20140621k0000m040077000c.html


都議会:セクハラヤジ 広がる波紋
 女性議員「私も被害」


毎日新聞 2014年06月20日 21時02分
(最終更新 06月21日 01時01分)

 東京都議会での女性蔑視のヤジは20日、東京・永田町や
他の自治体にも波紋を広げた。
 自民党の野田聖子総務会長は同日の記者会見で、

「とても不愉快だ。
成長戦略の一丁目一番地は女性の活躍だ。
仮に自民党議員のヤジであれば、安倍晋三首相の成長戦略
を否定しかねない発言だ」

と痛烈に批判した。

 野田氏は

「女性が活躍でき、子供を産み育てられる国をつくらなければ
この国はダメになると、これだけ首相が言っているのをきちんと
聞いていなかったということだ」

とも指摘。
自身も不妊治療を経て卵子提供で長男を出産した経験を持つ
だけに、

「私もこういうことと闘ってきた。
(ヤジは)本音だろうが、それはもう通用しない時代になったと
肝に銘じてほしい」

と猛省を促した。

 一方、千葉県我孫子市議会(定数24)の女性市議、水野友貴
さん(31)は19日深夜、自分が受けた不快な発言を

「政治家のモラルハザード」

としてツイッターに投稿したところ、20日夕までに約3000件の
リツイートがあった。

 水野さんは昨年6月の議会で質問を終えた直後、年上の女性
議員から周囲に聞こえるような声で言われた。

「生理なの? 下着のラインが見えているよ」。

近くには男性議員もいて、その場で謝罪させた。

 無所属の独身の1年生議員への風当たりは強く、

「早く結婚しろ、なんてうちの議会では普通です」

と嘆く。
地方議員について、水野さんは

「高い倫理観が求められるのに、現実には民間を経験せず、
世襲も多く、正直レベルは低い」

と指摘。

「ヤジどころか、寝ている議員もいる。
市民の血税で活動しているという認識に欠けている」

と話す。

【宮島寛、橋本利昭】



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http://mainichi.jp/select/news/20140621k0000m040092000c.html

都議会ヤジ:笑った指摘に舛添知事
「塩村氏の笑いに笑み」


毎日新聞 2014年06月20日 21時49分
(最終更新 06月21日 00時36分)

◇首都のトップも「恥ずかしい」

 「恥ずかしい」。
20日、首都のトップが苦い表情を浮かべた。
東京都議会で18日夜、塩村文夏議員(35)の一般質問の最中に
飛んだ女性蔑視のヤジ。
自民党の野田聖子総務会長は激怒するが、都議会議長は、
塩村氏側のヤジを発した議員の処分要求を受理していない。

 ヤジを巡り、東京都の舛添要一知事は20日の定例記者会見で、
2020年東京五輪・パラリンピックの開催を控えていることを
踏まえ、

「共生社会を目指すことをスポーツ、文化を通じてやろうと言って
いるときに、そういう発言が出るのは恥ずかしいし、謹んでもらい
たい」

と批判。

「都議会の良識とルールにのっとって対応されるであろうことを
期待する」

と自浄を求めた。

 塩村氏にヤジが飛んだ際、舛添氏は答弁のため本会議場の説明
員席に座っていた。

塩村氏の所属会派の都議からは、ブログで

「議場の一部は笑いに包まれ、舛添知事も少し笑っていました。
僕は見てましたよ、しっかり」

と指摘された。
 舛添氏は

「彼女の質問を一言一句落とさないようにチェックしてる。
答弁に集中しているから、何があったかは分からない」

と述べ、本会議後の報道でヤジの内容を知ったと説明。

「笑った」との指摘については、

「誰かが面白いことをおっしゃったんで笑われたのかなあと。
そして同時に(塩村氏が)笑ったので、私も『何か楽しいことが
あったのか』と思って笑みを浮かべた。
それだけの話です」

と反論した。

【竹内良和】



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もう、議長が

「不規則発言は慎むように」

などと、やんわりと注意するだけでは直らない―。

日本は人権問題について、どうしてこんなに甘いのか。

理由は簡単だ。
日本という国の、長い歴史の中に「男尊女卑」
「島国の単一民族国家」「鎖国政策」といった歴史的背景が、
独特の社会環境を形成し、守られてきたのだろう。
それが、言語や、コミュニケーション文化にも影響していて、
日本の聴覚障害者は特に、生きづらさを感じているらしい。


さて、本題だが、舛添氏の

>「彼女の質問を一言一句落とさないようにチェックしてる。
答弁に集中しているから、何があったかは分からない」


という説明は、あまりにも矛盾しているだけに、これも怒りが
収まらないのではないか。



>「誰かが面白いことをおっしゃったんで笑われたのかなあと。
そして同時に(塩村氏が)笑ったので、私も『何か楽しいことが
あったのか』と思って笑みを浮かべた。
それだけの話です」


これも、変だ。
聴覚障害者だって、周囲の人が笑っているので、
それにつられて自分も笑う、ということはある。
だが、それは、舛添氏のような理由で笑えるのではない。
そんな時は、皆が笑っているのに、自分だけ笑わない
のは、気まずいからなのである。

落語会とかに参加した難聴者を見てごらんなさい。
健聴者の皆が笑っていても、難聴者だけが笑っていない
でしょう。
私も同じだ。
なぜなら、意味もわからないことに、つられて笑うなんて、
できないからだ。

(よって、舛添氏は大ウソをついている、ということが
わかってしまう。)

「ここは、自分も笑わないと、場がシラけたりして、
まずそうだから」

と思うような場合ではない。
だから、聴覚障害者から見たら、

「舛添さんも、大ウソをついて、逃げているな」

と、一発で見抜けるのである。

「答弁に集中しているから、何があったかは分からない」

のに、何で笑えるの?

犯人はコソコソ逃げ続け、議長も知事もひたすら
逃げる・・・。
こんな人達に、自浄能力を期待するのもおかしい。
裁判でもやったほうが、いいのではないだろうか。



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おときた駿(東京都議会議員・みんなの党)
『都議会ヤジ決議案に、断固とした対応を取った議員リストはこちらです』
〔2014年6月25日 19:07 • 都議会の話〕




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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140629-00000009-asahi-soci


「がんばれよ」
「動揺しちゃったじゃねえか」
は民主都議


朝日新聞デジタル 6月29日(日)5時12分配信

 東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)が「早く結婚した方がいい」
とヤジを浴びた問題で、複数続いたヤジのうち「がんばれよ」の声は民主
の山下太郎都議(41)が発していたことが28日分かった。

山下都議は

「自民のヤジ攻めにあっていると思い、応援した」

と説明している。

 この問題では、朝日新聞とテレビ朝日が当時の音声を分析し、複数
議員が立て続けにヤジを飛ばしていたことを報じた。
報道を受け、山下都議が

「『がんばれよ』と言ったのは私」

と名乗り出た。

 18日の都議会では、晩婚化対策を質問した塩村都議に鈴木章浩
都議(自民会派を離脱)が「早く結婚した方がいい」とヤジを飛ばした。
塩村都議が苦笑した後、「自分が産んでから」「がんばれよ」とヤジが
続いて聞かれた。

 山下都議は

「言葉に詰まる塩村都議を見て、自民のヤジ攻めにあっていると思い、
応援した」

と話す。
自民のヤジの内容は

「聞こえなかった」

という。

 また、その後、

「動揺しちゃったじゃねえか」

とのヤジを飛ばしたことも認めた。

「自民席に非難するためだった」

と説明している。

「自分が産んでから」

は発言していないという。


朝日新聞社


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さあ、疑いが濃厚な自民党の議員はどうする?
徹底して逃げ切り策なのか?


>「自民席に非難するためだった」


これも変だと思う。
ただの言い訳だ。
自民を非難したいのなら、自分で直接、自民側に言えばいいこと。
それを、しようとしない議会が問題だったのだから。

こういうのを何と言う?

「(言うんだったら、ケンカする相手に向かって直接)男らしく言いなさいよ」

じゃないだろうか。



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『複数都議がヤジ 議場の音声分析「自分が産んでからも」』
〔2014年6月28日01時15分 朝日新聞デジタル〕




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全都議アンケート



『全都議アンケート:ヤジ問題で実施 全回答を掲載』
〔2014年07月23日〕




『全都議アンケート:4割「女性差別ある」 自民は一括回答』
毎日新聞 2014年07月24日 00時11分
(最終更新 07月24日 01時11分)





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by bunbun6610 | 2014-06-29 19:00 | 人権、差別

なぜ甘い? 都議「産めないのか」ヤジ追及せず

記事ランキングには入っていないものの、
当ブログの最近の人気記事で上位に入っているのは


『都議会「産めないのか」ヤジ発言者、特定されず』
〔2014-06-24 19:54〕



だ。

テレビなどのニュースでも、特集が続いている問題だ。


国民はこの問題にもう黙って、諦めるべきだろうか?

民間レベルでは、とっくに厳しくなっている、と思う。
例えば、サッカーでも今年、大変厳しい処分が課された。


『差別横断幕:浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分』
〔2014-03-13 21:03〕




『ビジャレアル、バナナを投げたファンに一生涯の出入り禁止を決定』
〔2014-04-29 23:08〕



他にも、ヘイトスピーチ問題だって、そうだろう。


それのに、なぜ議員には、あんなにも甘いのだろうか?
有権者が「おかしい」と思うからこそ、与党側で決めた
「幕引き」にも、納得できないのではないだろうか。
この、議会の権限は行き過ぎているのではないか。

(こんなふうでは、今国会で議論されている「集団的自衛権」
も、議会には任せられない。
与党任せにしておくのは、非常に危険だと思う。)

そもそも、これは与党だけで決められる問題ではない。
ところが、議会は与党の力だけで決められる。
それも「おかしい」のである。

人間として誰でも守るべきことなら、処分は当然に厳しい。
それが、与党議員は守らなくても与党側の“特別待遇”でよい、
というのか。

(もし、野党議員だったら、辞職要求が当然、となるのだろうが)

あの問題には、与党も野党もないだろう。
そうじゃないか。

障害者雇用だって、幾ら何でもそんなに甘くない。
実際、言ったらクビになっている障害者だって、
何人もいる。
どんな背景があるのであれ、
何らかの処分があるのは当然だ。
人権侵害には、障害者も健常者もない。

多数の有権者に選ばれたからといって、いい気になって
いる、与党議員の驕りだ。




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http://mainichi.jp/select/news/20140626k0000m040090000c.html


都議会:自浄能力どこに
 …「鈴木議員以外のヤジ不問」で幕


毎日新聞 2014年06月25日 21時52分
(最終更新 06月25日 23時28分)

 東京都議会が、汚名返上のチャンスを自らの手で葬った。
塩村文夏議員(35)が女性蔑視のヤジを浴びて1週間。
鈴木章浩議員(51)以外の発言者を不問としたまま閉会した。
首都の議会に、自浄能力はなかった。

 激しく乱暴なヤジが「日常風景」だった都議会本会議は25日、
一転して静寂の中で議事が進んだ。
ヤジを認めた鈴木氏も出席。
開会前は周囲と言葉を交わし、時折笑みも浮かべたが、開会後
はおとなしく座っていた。

 開会後、ベテラン議員の一部に居眠りする姿も。
都議会の信頼回復に向けた決議案の採決が迫ると、鈴木氏が
議場を一時退席。
議場が騒然とする中、自民の決議案が可決された。

 「議長!」。
共産党議員が声を上げ、鈴木氏に本会議場で謝罪させようと
発言を求めたが認められず、議長席へ詰め寄った。
遮るように与党議員も駆け寄り、怒号に包まれたまま議事は
進んだ。

 本会議終了後、共産党の大山とも子幹事長は

「鈴木氏一人の問題で、終わらせることではない」

と批判。
本会議での謝罪についても

「本会議場で起きたことだから、本会議場で自らが謝罪すべきだ」

と訴えた。

 本会議前の議会運営委員会理事会で、自民と公明は鈴木氏
の謝罪を求める共産の動議提出に反対していた。
自民の吉原修幹事長は

「理事会で必要ないという結論になった。
議会のルールは尊重してほしい」

と共産の対応を批判した。
他のヤジの発言者については、これまでの主張を繰り返した。

「一人ずつ所属議員に確認したが、いなかった」

【竹内良和、川口裕之】



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140628-00000078-mai-pol


<都議会ヤジ>石破幹事長
「他の発言者も名乗り出よ」


毎日新聞 6月28日(土)20時56分配信

東京都議会本会議でみんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員(35)
が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題で、謝罪した鈴木章浩議員(51)
=都議会自民党を離脱=以外にヤジの発言者がいることについて、
自民党の石破茂幹事長は28日、

「本人の自発的なことは政治家として求められることじゃないか」

と述べ、自ら名乗り出るよう促した。
鳥取市内で講演後、記者団の質問に答えた。



 18日の都議会で質問中の塩村氏に対し、鈴木氏は

「早く結婚した方がいいんじゃないか」

と発言。
共産党会派は「自分が産んでから」との声も上がったとして、
定例会最終日の25日、発言者に議員辞職を求める決議案を
本会議に提出したが、否決されている。

 石破氏の発言を受け、都議会自民党の吉原修幹事長は

「自民党としては既に聞き取り調査をし、他の発言者はいなか
ったと確認しているが、仮に本当に他に発言した人がいると
したら、うちの会派に限らず、名乗り出てほしい」

と語った。

【高嶋将之、川口裕之】



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http://mainichi.jp/shimen/news/m20140629ddm041010090000c.html


毎日新聞世論調査:都議会
 女性蔑視ヤジ 調査すべきだ「74%」



毎日新聞が27、28両日に実施した全国世論調査で、東京都議会
でみんなの党の女性議員が女性蔑視のヤジを浴びた問題を尋ねた。
都議会は、名乗り出た自民党都議以外についても発言者を調査
すべきだと思うかと聞いたところ、調査すべきだと「思う」と答えた人が
74%となり、「思わない」の17%を大きく上回った。

 男女別でもいずれも7割以上が「思う」と答えている。
自民党支持層...



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信じられない結果だな。
「思わない」と答えた人は全員男性だろうか?

だとしても「それはおかしい」と思う。
やっぱり、まだいるのだと思う。
ならば、この問題の徹底解明に向けて、追及すべきだ。


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by bunbun6610 | 2014-06-28 09:51 | 人権、差別

都議会「産めないのか」ヤジ発言者、特定されず

自民党は厳しく調査しないのか。
各会派も同じだ。
厳しい調査に消極的なのも「隠蔽」と言うのではないか。

これでは、何の抑止力、強制力もない“障害者差別解消法案”
と同じだ。


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000015-sph-soci



塩村都議「これで終わりにしない」
“産めないのか発言”はっきり聞こえた


スポーツ報知 6月24日(火)6時4分配信

18日の東京都議会本会議で晩婚化などの問題について質問
した塩村文夏都議(35)にセクハラやじが浴びせられた問題で、
都議会自民党の鈴木章浩都議(51)が23日、「早く結婚した方
がいいんじゃないか」と発言したことを認め、都庁で謝罪した。
鈴木氏はこの日午前中まで発言を否定していた。

ただ、塩村氏が受けたと主張する「子どもを産めないのか」の
発言については否定し、議員辞職も否定。
ほかにも複数の都議が同様のやじを口にしていた可能性があり、
問題はまだ尾を引きそうだ。

 鈴木氏から謝罪を受けた塩村氏は、直後に報道陣の取材に
応じ、

「(自民党が)認めなかったところを一つ認めていただいたことで、
ほっとした」

と一定の理解を示した。

 一方で、鈴木氏が否定した「産めないのか」のやじについて
「私ははっきり聞こえた」とし、

「いろいろな言葉が飛んでいたので特定できるのであれば
した方がいい」

と明言。

「これで終わりにしたくない」

と、継続調査を求めた。

鈴木氏に対しても

「いま確認できる範囲だけでも(ほかのやじが誰なのか)教えて
いただきたい」

と直接、要望した。

 これに先立ち、会見した都議会自民党の吉原修幹事長は

「『産めないのか』のやじをした(党の)議員は、いませんでした。
党の59人全員に聞き取りしたが、確認していない」

と言い切り、これ以上の調査はせずに幕引きを図る考えを示した。

 吉原氏自身、問題となった本会議のときの席は、やじを飛ばした
鈴木氏のすぐ左後ろだった。
それでも

「鈴木氏や、そのほかのやじも聞こえなかった」

と主張。
報道陣からは

「真後ろなのに聞こえていないということは、寝てたということ
ですか?」

とツッコまれ、ムッとしながら「寝てません」と返す一幕もあった。
鈴木氏以外のやじが特定されなかったことで、問題の火種は
くすぶり続けたままだ。




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http://www.yomiuri.co.jp/national/20140624-OYT1T50020.html




都議会に抗議電話殺到
 …ほかのヤジ、特定されず


2014年06月24日 07時20分

東京都議会一般質問で、晩婚化などについて質問した塩村あやか
文夏都議(35)に女性蔑視のヤジが相次いだ問題で23日、発言の
主が特定された。

 全面否定から一転、名乗り出た鈴木章浩都議(51)は記者会見で
「配慮がなかった」と陳謝したが、議員辞職は否定。
都議会への抗議電話は鳴りやまず、自民以外の各会派からは

「ほかのヤジを発言した議員も名乗り出るべきだ」

といった声が相次いだ。

 「深く反省しております」。

鈴木都議は同日、塩村都議に謝罪したうえで、記者会見に臨み、
反省の弁を述べた。
20日には報道陣から関与を問われ、「私ではない」「寝耳に水」
などと全面否定していたが一転して発言を認めた。

だが、責任の取り方は会派の離脱。

「初心に戻って頑張りたい」

と議員辞職の考えはないことを繰り返した。

 「子供を産めないのか」

といった鈴木都議以外のヤジの発言者は特定されないままで、
各会派からは、自ら名乗り出るよう求める意見が相次いだ。

 民主の石毛茂幹事長は

「鈴木都議の出処進退は自らがしっかりと考えること」

としたうえで、ほかのヤジについて

「心当たりがある議員は名乗り出るべきだ」

と指摘した。

結いと維新の柳ヶ瀬裕文幹事長も

「名乗り出て、自浄作用を発揮すべき」

と求めた。

 また、会派離脱にとどまった責任の取り方について、共産の
大山とも子幹事長は、

「それだけで済む問題ではない。
鈴木都議本人が本会議場で謝罪すべきでは」

と批判。

公明の中嶋義雄幹事長は

「一個人の問題として片付けるだけではなく、都議会全体として
どのように向き合っていくか考えないといけない」

と話した。

 一方、鈴木都議の謝罪を受け、塩村都議の所属会派「みんなの党
Tokyo」は、24日に開かれる議会運営委員会で、再発防止を
求める決議を提案するほか、ヤジ問題に関する都議会改革の協議会
を設置するよう求めていくことを明らかにした。

          ◇

 都議会自民党を離脱し、無所属議員となった鈴木章浩都議は23日、
新たに「都議会再生」という名称の会派結成届を議長あてに提出した。
所属議員は鈴木都議のみ。



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http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140624-OYT1T50110.html?from=ytop_main6



発言は「誹謗中傷、ヤジではない」
文科相が批判


2014年06月24日 16時01分

東京都議会で晩婚化などについて質問した塩村あやか文夏都議(35)
が、自民党会派に所属していた都議から女性蔑視のヤジを受けた問題
で、自民党の各閣僚からも24日、閣議後の記者会見で批判の声が
相次いだ。

 「今回の(発言)はひぼう誹謗中傷でありヤジとは言わない。
深刻に反省すべきことだ」。

党の都連会長代行を務める下村文部科学相は、ヤジを飛ばしたと名乗
り出た鈴木章浩都議(51)を厳しく批判した。
ヤジが問題になった当初、鈴木都議が「寝耳に水」などと関与を否定した
ことについても、

「潔く自分の非を早く申し出ることをしなかったのは残念」

と述べた。

 田村厚生労働相は、今回の問題が海外でも広く報じられたことを念頭
に「日本の国自体が、女性に対してそういう意識を持っていると海外の
方に思われたとすれば残念」と発言。
「子どもを産めないのか」といったほかのヤジは発言者が特定されて
いないことについて、

「そうした発言があったなら、鈴木都議の発言より悪質。
都議会は二度と起きないように、しっかり自浄作用を発揮してもらいたい」

と苦言を呈した。



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http://mainichi.jp/select/news/20140624k0000e040185000c.html



都議会ヤジ:自浄作用は?
 「産めないのか」誰が?


毎日新聞 2014年06月24日 11時51分(最終更新 06月24日 12時45分)

 東京都議会の女性蔑視のヤジで、都議会自民党に所属していた
鈴木章浩議員(51)が一部を自分の発言だったと認めたが、政府
閣僚らから24日、あまりに遅い申し出に批判が噴き出した。
「産めないのか」などのヤジは発言者がなお不明で、識者は

「女性の尊厳を傷つけるヘイトスピーチ」

と指摘。
都議会が全容解明に向け動くのかどうか、有権者は注視している。

 下村博文・文部科学相は24日の閣議後記者会見で

「ヤジは議場の華ということで何でも許される文化があったが、
今回は誹謗(ひぼう)中傷で深刻に反省すべきだ。
代議士も都議も『現代の侍』だ。潔く自分の非をなぜ早く申し出
なかったのか」

と非難。

「(その他のヤジは)分からない部分がある。
議会の自浄作用に期待したい」

と述べた。

 田村憲久・厚生労働相も、海外で大きく報じられていることについて、

「日本の女性への意識がそう(ヤジのような内容)だと海外から
思われたとしたら残念だ」

と語った。

 だが、政治家や議員の女性蔑視の風潮は都議会にとどまらない。

 2001年11月、石原慎太郎・東京都知事(当時)が雑誌のインタビュー


「文明がもたらした最も有害なものはババァ」

と発言した。

03年6月には、自民党の太田誠一衆院議員(同)が、早稲田大サークル
の集団強姦(ごうかん)事件で

「(集団暴行する人は)まだ元気があるからいい。
正常に近いんじゃないか」

と発言。

07年1月には、自民党の柳沢伯夫・厚労相(同)が講演で

「(女性という)産む機械、装置の数は決まっている。
あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」

と話し、女性団体などから強い批判を浴びた。

【三木陽介、遠藤拓】



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000099-jij-pol


自民都議のやじを陳謝
 =安倍首相


時事通信 6月24日(火)12時29分配信

 安倍晋三首相は24日午前、通常国会閉幕を受けて与野党各会派
へのあいさつ回りを行った。
この中で、みんなの党の浅尾慶一郎代表に対し、東京都議会で同党
女性議員に自民党の鈴木章浩議員がセクハラと取れるやじを飛ばした
問題に関し、「申し訳ない」と陳謝した。
浅尾氏は「少子化対策をしっかりやってほしい」と要望した。
みんなの党幹部が明らかにした。

 これに関連し、自民党の石破茂幹事長は同日の記者会見で、

「関係方面に対し、今後どうするのか速やかに結論を出してほしいと
申し上げた」

と述べ、鈴木氏の他にも同様のやじを飛ばした議員がいたとの指摘
を踏まえ、党都連や都議会自民党に全体像の解明を急ぐよう指示した
ことを明らかにした。




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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000003-jct-soci


塩村都議
「ヤジ議員は決して一人ではない」
 名乗り出ない場合に刑事告訴排除せず


J-CASTニュース 6月24日(火)18時20分配信

東京都議会の本会議で塩村文夏(あやか)都議(35)が

「早く結婚した方がいいんじゃないか」

などとヤジを受けた問題で、都議が2014年6月24日、東京・有楽町の
日本外国特派員協会で会見した。

 現時点では鈴木章浩都議(51)のみがヤジを飛ばしたことを認めて
陳謝しているが、塩村都議は、ヤジを呼ばした議員は「決して一人では
なかったと思う」として、引き続き名乗り出るように求めた。

都議会への処分要求が受理されなかったこともあって、名誉棄損罪や
侮辱罪での刑事告訴についても「本当の最終手段」だと断った上で
「排除はしない」とした。

■侮蔑的ヤジを「面白がるようなことが続いたことが一番ショック」

 今回のヤジ問題をめぐっては、海外メディアでもヤジの内容が性差別的
だとして批判が広がったこともあり、特派員協会で会見が開かれること
になった。

塩村議員は冒頭発言の中で、侮蔑的なヤジそのものよりも、それを容認
する都議会の雰囲気を繰り返し批判した。

「不規則発言があった時に(発言が)余りにも大きな声だったので、
周りで『これはおかしいのではないか』と思った人も沢山いると思うが、
雰囲気として逆に笑いが起こって、そのような発言で皆さんが楽しんで
いるような状況になってしまった」

「都議であるならば、『おかしいんじゃないか』といさめるようなことが
あっていいと思った。
そのようなことはなく、面白がるようなことが続いたことが一番ショック」

 鈴木都議は「早く結婚した方がいいんじゃないか」などとヤジを飛ばした
ことは認めているが、「子どもを産めないのか」といった発言は否定。
発言の主は特定されないままだ。
塩村都議は、ヤジを飛ばした議員は複数いるとして、引き続き名乗り出る
ように求めた。

「名乗り出ていただいた方は一人だが、あの場で色々な不規則発言
をした方は、決して一人ではなかったと思う。
一人が名乗り出て終わってはいけないと思うし、再発防止という点でも、
今後も名乗り出てほしい」

議長は「議員が特定できない」と処分要求を受理せず 

地方自治法の133条には、

「普通地方公共団体の議会の会議又は委員会において、侮辱を受けた
議員は、これを議会に訴えて処分を求めることができる」

という規定があり、議場での侮辱的発言については、まずは議会が
処分することになっている。
実際、塩村都議も処分を求める要求書を6月20日に議長に提出したが、

「議員の名前が特定されておらず、要件を満たしていない」

などとして受理されなかった。
このことを念頭に、名乗り出ない都議を名誉棄損罪や侮辱罪で告訴する
可能性について問われると、

「再発防止のために取れる手段は、一つずつとっていきたいと思う。
まずは名乗り出ていただくことが一番だと思っている。
1名の方が勇気を持って名乗り出てくださった。
1人だけではなかったという部分で、これからまだ詰めないといけない
部分があると思っている。
例えば名誉棄損、侮辱罪というような形での法的手段は、排除はしない
が、本当の最終手段と思っている」

と話した。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140625-00000039-asahi-pol


他のヤジ発言者の特定求めず
 都議会が再発防止求め決議


朝日新聞デジタル 6月25日(水)17時35分配信

東京都議会で晩婚化対策について質問していた塩村文夏(あやか)
都議(35)が「早く結婚した方がいい」とヤジを浴びた問題で、
都議会は25日、女性蔑視のヤジについて再発防止を求める
「都議会の信頼回復に関する決議案」を可決した。

 決議案では

「女性議員に対し、人権侵害と言われかねない不規則発言が発せられ、
都民の信頼を損ねた」

と指摘し、再発防止を求めた。
自民、公明など5会派が共同提出した。
ヤジを認めて自民会派を離脱した鈴木章浩都議(51)以外のヤジには
触れず、発言者の特定も求めなかった。

 塩村都議が所属するみんなの党は「早く結婚した方がいい」以外の
ヤジの発言者も名乗り出るよう求める決議案を提出したが、否決された。

共産は鈴木都議の辞職を求める決議案を提出したが、否決された。

 塩村都議は20日、「まずは自分が産めよ」「子どもを産めないのか」
とのヤジも聞いたとして、発言者の特定を求める要求書を吉野利明
議長に提出していた。
自民などは「ほかのヤジは聞いていない」と説明していた。

 都議会は25日が定例会最終日で閉会する。

朝日新聞社


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http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140626/Kyodo_BR_MN2014062601001838.html


民主、都議会やじ全員特定を要請
松原氏、自民に


共同通信 2014年6月26日 19時49分
(2014年6月26日 19時54分 更新)

民主党の松原仁国対委員長は26日、自民党の佐藤勉国対委員長
と国会内で会談し、東京都議会でセクハラやじを飛ばした人物全員
を同党が特定すべきだと申し入れた。
佐藤氏は「石破茂幹事長に伝える」と応じたという。

 松原氏は、都議会の自民党会派を離脱した鈴木章浩都議が認め
た「早く結婚しろ」のやじ以外にも「子供を産めないのか」との
発言もあったと指摘した。

会談後、記者団に

「日本は女性を蔑視するとのイメージが広く伝わっている。
自民党の責任で払拭すべきだ」

と述べた。


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by bunbun6610 | 2014-06-24 19:54 | 人権、差別

都議会:反省している…鈴木章浩議員の謝罪会見・一問一答

〔関連記事〕

『処分要求は断念=都議会セクハラやじで―塩村氏』
〔2014-06-21 10:21〕




『東京の出生率が低いのは都議会の責任が9割』
〔2014-06-22 19:00〕




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http://mainichi.jp/select/news/20140624k0000m040010000c.html


都議会:反省している
 …鈴木章浩議員の謝罪会見
 ・一問一答


毎日新聞 2014年06月23日 17時31分
(最終更新 06月23日 18時32分)


 東京都議会の本会議で塩村文夏(あやか)議員(35)が女性蔑視
のヤジを浴びせられた問題で、都議会自民党の鈴木章浩(あきひろ)
議員(51)が23日午後、都庁内で記者会見し、自身が

「早く結婚した方がいい」

と発言したことを認めた。
鈴木議員は、塩村議員らに謝罪するとともに、議会会派を離脱する
ことを明らかにした。
会見の主な一問一答は以下の通り。
(文中敬称略)【まとめ・デジタル報道センター】

 <鈴木冒頭発言> この度、私の「早く結婚した方がいいんじゃ
ないか」という発言で、塩村議員、都議会のみなさまに心痛を与え
たことに心からおわび申し上げます。
しっかりと反省し、都議会自民党を離脱して、初心に帰って頑張って
いきたい。


 −−会派離脱したが、議員職は続けたいのか?

 ◆はい。そうさせていただきたい。
皆さんから、いろいろお話をいただいたなかで、私の謝罪が遅れたこと、
話が二転三転してしまったこと。本当に申し訳ない。
遅れた理由の中では「結婚した方がいい」との発言と、「子供産めない
のか」とか、さまざまな話が一緒になって、取り上げられた中で、私自身
も謝罪する機会を失した。


 −−どうして不適切な発言をしたのか。

 ◆少子化、晩婚化の中で早く結婚をしていただきたい、という思いが
ある中であのような発言になった。
本当にしたくてもできなかった方への配慮が足りなかった。
深く反省しています。


 −−なぜ当初は「私はヤジを言っていない」と発言したのか。

 ◆さまざまな話が一緒になって報道されていて、話す機会を失って
しまいました。本当に申し訳なく思っています。


 −−20日の時点で(記者の質問に)発言は「辞職に値する」と言って
いた。今日の「頑張りたい」との発言との整合性は。

 ◆私がそのような発言をしたかどうかには記憶がない。
(会見が)今日になってしまったのは深く反省している。
説明の機会を失してしまった。


 −−議員辞職には値しない?

 ◆私自身はこれから初心に帰って都議として頑張らせていただきたい
と思っている。
父亡き後、中小企業の経営者として頑張らせていただいて、そうした状況
を打開させていただきたい。
高齢者社会の中で現場に足を運んで、しっかり取り組める議員にならせて
いただきたいという志の中で活動している。
もしお許しいただけるのであればもう一度、しっかりと見つめ直して頑張ら
せていただきたいと思っています。


 −−お許しいただけると思っているのか?

 ◆塩村都議には「分かりました」と言われましたので、今後の流れの中で
決めさせていただきます。


 −−発言が海外でも報道され、ここまで大きくなった。

 ◆私の発言がきっかけとなって大きくなった。心から申し訳ない。
東京都はこれからオリンピック、パラリンピックを控える中で、私を含め、
複数そういうヤジが出たということで(議会の)正常化のためにも頑張って
いかねばいけない。


 −−自身は、正確には、どのような発言をしたのか。

 ◆「早く結婚したほうがいいんじゃないか」と。


 −−「産めないのか」とは?

 ◆言っていません。


 −−今日の会見は、どなたから説得をされたのか。

 ◆ございません。自分の発言についてどんな形でけじめをつけるか、
ずっと考えていた。
何よりも先に、塩村先生に謝罪をさせていただきたいと思っていた。


 −−なぜ発表がきょうになったのか?

 ◆政調会長、幹事長にお願いしてけじめをとらせていただきたいと、
こちらから言わせていただいた。


 −−発言が大きな問題になった。

 ◆結婚の問題と妊娠の問題、さまざまな発言があった中で、
どのようにおわびをしたらよいかと考えていたところ、
これだけ大きな問題になった。
反省している。


 −−議場から笑い声も聞こえた。周辺の都議で同調する
笑い声は確認したか。

 ◆報道を通して、私が見て、確認はできなかったが、
騒がしかったのは感じた。笑い声もあったのかもしれない。


 −−これまで一連の発言が「辞職に値するか」どうかという質問に
「そうです」というように答えていたが、辞めないのか?

 ◆原点に帰ってやっていきたい。私がやらなくて誰がやるんだ
という気持ちで、頑張っていきたい。


 −−何で名乗り出なかったのか?

 ◆(ヤジは)塩村さんを誹謗(ひぼう)するためではなかった。
単に「早く結婚してほしい」という思いで発言した。
結婚とか出産とか、全部一緒に報道される中で、謝罪する機会を
逸してしまいました。


 −−20日の時点で幹事長と話したときに「どの辺から声がでていたか
聞かれた」とおっしゃってます。

 ◆そのような話があったか記憶にないです。


 −−ご自身がおっしゃっていたことですよ。

 ◆それはたぶん記者の方からそう聞かれたので「後ろのほうだった」
と指摘をしたのかな、と。

 −−自分が言ったことなのに、どの辺から聞こえたか、という幹事長の
質問にその時点で答えなかったのか。

 ◆謝罪する機会を逸したので、真意を伝える機会を失い申し訳なく
思っています。


 −−そこではうそをついたということですか。

 ◆そうです。


 −−今後はヤジを飛ばすか。

 ◆どういうふうに答えていいのか分からない。
ただ、不適切なヤジは正常化していかなければならない。
すべてのヤジがやってはいけないものとは、今の段階では思っていない。


 −−「産めないのか」との発言は塩村議員が聞いている。
その内容についてはどう思うか。

 ◆本当にあり得ない話だと。
もしも、本当であるならば、これから(議会の)正常化のために、
こういうことがないようにすべきだ。


 −−議員は結婚されているか?

 ◆はい、子供も3人います。


 −−早く結婚すれば晩婚化、少子化が解決すると考えているのか。

 ◆それだけではないと思っている。


 −−では、どう思っているか。

 ◆少子化の問題は、さまざまな問題があって、今、この少子化という
世界的な問題になっているのだと思っている。


 −−奥様、お子様と、この問題について話したか。

 ◆この会見の前、家族と話したことはございません。


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> −−「産めないのか」とは?

 ◆言っていません。



この「産めないのか」発言は、別人からのものだと、これで証明できた。
だから、まだ名乗り出ていない者がいる、ということだ。
残念だが、塩村議員の感じるとおり、これで“完全解決”ではない。


全体的に見て、鈴木議員には謝罪にふさわしい誠意は感じられない、
と思う。

突然、自民党を離党したのは、なぜなのか。
理由は、自民党に迷惑をかけたくないのと、
今後、個人の問題として、切り離して考えてほしいからではないのか。
そうやって、自民の大物議員を逃がしてやる気か。

「不可解だな。
まだ何か、本当は知っていることを隠しているだろう」

と思った。
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by bunbun6610 | 2014-06-23 23:48 | 人権、差別

処分要求は断念=都議会セクハラやじで―塩村氏

やはり「隠蔽」か・・・。
障害者問題・事件と同じだ・・・。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140620-00000192-jij-pol


処分要求は断念
 =都議会セクハラやじで
 ―塩村氏


時事通信 6月20日(金)20時59分配信

 東京都議会でみんなの党の塩村文夏議員が「早く結婚しろ」などの
セクハラに当たるやじを質問中に受けた問題で、塩村氏は20日、
侮辱を受けたとして、「当該不規則発言を行った議員」の処分を求める
要求書を地方自治法などに基づき、吉野利明議長宛てに提出した。
しかし、本人を特定できないことを理由に補正を求められ、再提出を
断念した。

 同法および都議会会議規則によると、要求書は議場で侮辱を受けた
議員個人が、発生から3日以内に提出する。
やじは18日に起きており、時間的に間に合わなくなった。

 やじは都議会の自民党席の方から聞こえたとも言われており、吉野
議長は同党議員。
みんなの党都議団の両角穣幹事長は20日午後、都議会内で記者団
に対し

「自治法には、(本人を)特定しなければ処分要求できない、とは書いて
ない。
裁量権の逸脱ではないか」

と述べ、議長の判断について総務省に調査を求めていく考えを明らか
にした。


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http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140620/Mainichi_20140621k0000m040074000c.html


<都議会>「ヤジ発言者を特定・処分」
要求に議長が不受理


毎日新聞社 2014年6月20日 20時52分
(2014年6月20日 23時33分 更新)


◇「発言者特定されておらず、要件が不十分」理由に

 18日の東京都議会本会議でみんなの党の塩村文夏(あやか)議員
(35)が女性蔑視のヤジを浴びせられた問題で、塩村氏は20日午前、
議会として発言者を特定し、地方自治法に基づいて処分するよう吉野
利明議長に文書で要求した。

これに対し、吉野議長は同日午後、発言者が特定されておらず
「要件が不十分」として受理しなかった。

 吉野議長は取材に

「発言者の特定は議長の権限外。
発言者が特定されないと手続きできない」

と語った。
処分要求は都議会の規則で問題があった日から3日以内に訴える
よう規定され、20日が期限。
議長は同日中に出し直すよう求めているが、塩村氏側が発言者を
特定するのは困難な状況だ。

 地方自治法133条は

「議会の会議または委員会で侮辱を受けた議員は、議会に訴えて
処分を求めることができる」

と定め、議場での陳謝や出席停止などの懲罰を設けている。
ただ、訴えるに当たり発言者の特定が必要かどうか明確な規定は
なく、塩村氏側は対応を協議している。

 一方、議長も所属する都議会最大会派の自民党は、自会派の
席からヤジが飛んだとの指摘を受けて19日から順次、所属議員に
確認する作業に乗り出した。
自民都議団の吉原修幹事長によると、20日正午時点で該当者は
いないという。

 吉原氏はヤジが飛んだ18日夜、

「『自民らしい』というあいまいなことを言われても、私も(発言者は)
分かりません」

と述べていたが、20日、記者団に

「党として、そういう人がいるなら遺憾だし、あってはならない発言だ。
(疑いを)払拭(ふっしょく)したい」

と語った。

【和田浩幸、川口裕之】



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特定なるか!?
都議会で「産めないのか?」
有り得ないセクハラ暴言の議員を
自民党は隠蔽か
「聞こえなかったですね」



2014.6.19 21:04




〔参考資料〕

東京都議会議員名簿
会派等別議員名簿


この資料は、顔写真つき。
一体、誰がやりそうな顔をしているだろうか。


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http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014062000799&rel=y&g=pol


セクハラやじ、独自に声紋解析
 =みんな


みんなの党の浅尾慶一郎代表は20日の記者会見で、党所属
の女性の東京都議が質問中にセクハラに当たるやじを受けた
問題で、党独自に声紋解析を行い発言者の特定を目指す方針
を明らかにした。
その上で、発言者に対し「自発的な辞職を求める」との考えを
示した。 (2014/06/20-17:50)



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140619-00000011-jct-soci




「セクハラヤジ」飛ばした都議はだれ?
 塩村文夏議員「『結婚しろ』と言った議員
ほぼ分かる」


J-CASTニュース 6月19日(木)20時10分配信


 「早く結婚した方がいいんじゃないか」「産めないのか」。
東京都議会で一般質問に立ったみんなの党の塩村文夏
(あやか)議員(35)に、議場からこんなヤジが飛び、
どの議員によるものなのかと物議を醸している。

 塩村文夏議員は、かつて日テレ系「恋のから騒ぎ」に
出演して注目を集め、放送作家としても活動している。
2013年6月に都議選で初当選し、14年6月18日は初めて
一般質問に立っていた。

■複数の自民党男性議員がヤジとも報じられる

 質問では、都内の女性は晩婚化が進み、不妊治療なども
増えているとして、こうした女性への支援策についてただした。

ヤジが飛んだのは、塩村議員が用意した原稿を読んでいた
ときだ。

「厚生委員会でこの件についての充実をお願いしてきました」

と読み終える前から、男性議員からとみられるヤジが飛び、
塩村議員は驚いた様子で顔を上げた。
「はー」と言いながらも下を向いて少し笑い、議場からも
「ワハハ…」と笑い声が起きていた。

 その後、塩村議員は、悔しいと思ったのか表情が強張る
ようになり、目に涙も浮かべた。
議席に戻った後も、涙をぬぐう仕草をみせていた。

 報道によると、「あいつ不倫してるんだぜ」といったヤジも
あったという。
確かに、一部週刊誌が4月に塩村議員の不倫疑惑を報じて
いるが、塩村議員は、ツイッターなどで「事実無根」だと強く
否定している。

 ヤジについては、自民党会派の方向から出ており、複数の
男性議員からだったと報じられている。
塩村議員は、公の場でセクハラ発言を受けたと反発し、
都議会みんなの党の両角穣幹事長が、自民党に抗議する
事態になった。

 これに対し、自民党の吉原修幹事長は、所属議員のヤジ
かは分からないとしたものの、各会派で品位のない発言を
慎むよう確認すべきだとしたと報じられた。

 もし自民党議員がヤジを飛ばしたとすれば、それは一体だれ
なのだろうか。


すべて男性議員で、最低でも2、3人はいた

 塩村文夏議員は、フェイスブックで「都議会でのセクハラ発言」
を報告し、

「他の議員や傍聴をしていた方からのお話を聞くと一致して
いるので、『お前が結婚しろ』と言った議員はほぼわかっています」

と明かした。

 ただ、

「それ以外のヤジを飛ばしている方は、あちこちにいますが、
大声ではなく私の位置からは会派は分かっても、特定まで
できません」

という。

 みんなの党の両角穣幹事長は、取材に対し、「セクハラヤジ」
を飛ばしたのは、すべて男性議員で、最低でも2、3人はいたと
説明した。
だれかについては、「まだ分かっていません」とだけ述べた。

 ネット上では、

「今時、一般企業なら大問題だ」

「選んだ有権者を馬鹿にしている」

として、都議会は議員の特定を進めて、何らかの処分をするべき
だとの声が上がっている。

しかし、両角幹事長は、特にそれを求めない考えを示した。

2014年6月24日の議会運営委員会理事会では、東京五輪が
あるのにセクハラ発言があると都民の信頼を失うとして、議会で
こうした問題にしっかり対処することを提案するとした。

 一方、

「これが世の男性の女性に対する本音だろうね」

「野次を飛ばした議員は正論!」

といった声もネットでは多い。
この点について、両角幹事長は、

「古い人が言っているみたいで、考え方がズレていると思います。
それを言ってしまえば、終わりなのではないでしょうか」

と言っている。


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http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140621/Kyodo_BR_MN2014062101001311.html


都議会やじ発言者は名乗り出ろ
自民石破幹事長


共同通信 2014年6月21日 10時44分
(2014年6月21日 10時45分 更新)


自民党の石破茂幹事長は21日の読売テレビ番組で、東京都議会
の一般質問中にみんなの党会派の女性議員にセクハラとも取れる
やじが飛んだ問題に関し、発言者は自ら名乗り出るべきだと強調した。

「誰であれ『自分でした』と言っておわびすべきだ。仮にわが党で
あったとすれば、党としておわびをしなければいけない。
大変申し訳ない」

と述べた。

 「産めないのか」などのやじが、自民党会派の席から発せられた
との指摘があることについては、

「今の時点で自民党議員と決まったわけではない。
特定して言っているわけではない」

と述べるにとどめた。



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http://mainichi.jp/select/news/20140623k0000e040241000c.html


都議会:ヤジは鈴木章浩・自民都議
 認めて会派を離脱へ


毎日新聞
2014年06月23日 13時57分
(最終更新 06月23日 18時38分)


東京都議会の本会議で塩村文夏(あやか)議員(35)が女性蔑視
のヤジを浴びせられた問題で、都議会自民党の吉原修幹事長は
23日午後、都庁内で記者会見し、同党の鈴木章浩(あきひろ)議員
(51)が「早く結婚した方がいい」と発言したことを認めた。
鈴木議員は、会派を離脱する。
吉原幹事長は謝罪した。

ヤジは自民党席の一角から上がったと指摘されており、自民都議
から「自分は無関係なのに迷惑だ」との不満も漏れ、早期収束を
促す声が強まっていた。

 「今回の『セクハラやじ』騒動。
私は一切関係ございません」。

自民のベテラン都議は21日付で、自身のホームページにこんな
コメントを掲載した。

インターネット上で、この都議を「犯人」とする情報が広まっている
ことへの対応だった。

「多くの女性に不快な思いをさせていることを深く認識し謝罪すべき
であります。
自分で言った言葉に責任を持つくらいの事をしなくてどうしますか?」

とも記し、発言者に名乗り出るよう促している。
 ある自民都議は

「無関係なのに、事務所に電話がひっきりなし。
対応しているスタッフがかわいそうだ」

とこぼし、早期の問題収束に期待をにじませた。

 都議会でのヤジを巡っては、自民党の野田聖子総務会長が20日
の記者会見で

「とても不愉快。
成長戦略の一丁目一番地は女性の活躍。
仮に自民党議員のヤジであれば、安倍晋三首相の成長戦略を否定
しかねない発言だ」

と非難。
石破茂幹事長は21日の読売テレビの番組で

「誰であれ『自分でした』と言っておわびすべきだ。
仮にわが党であったとすれば、党としておわびをしなければいけない」

と指摘した。

【川口裕之、竹内良和、和田浩幸】



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http://mainichi.jp/select/news/20140623k0000e040239000c.html


都議会:「品のないヤジよくない」
 一転認めた鈴木章浩都議


毎日新聞
2014年06月23日 13時49分
(最終更新 06月23日 14時06分)

東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35)に女性蔑視のヤジを
浴びせたことを認めた自民党の鈴木章浩(あきひろ)議員(51)
は、20日に都議会内で報道陣の取材に応じた際は

「寝耳に水でびっくりしている」

とヤジへの関与を否定していた。
主なやり取りは次の通り。

 −−周囲からヤジは聞こえたのか?

 ◆よく分からない。ただ、品のないヤジは良くない。
同じことが起きないようにしないといけない。


 −−自身がヤジを飛ばしたのではないか?

 ◆私はない。
寝耳に水でびっくりしている。

 −−塩村都議が涙する姿をどう感じた?

 ◆後で気づいた。
(議場を)出て。
「声に詰まったな」とは感じた。
どういうヤジでどうなったかは、あの場では分からなかった。


 −−自民党所属議員への聞き取りには、どう答えたのか?

 ◆今のような話を。
人ごとではないので、しっかりと受け止め、まず、私たちから
そういうことがないようにしないといけない。


 −−議場で笑い声も聞こえた。記憶は?

 ◆騒がしいのは感じた。
議会でこういうことが起きていること自体が申し訳ない。


 −−(今回は)議員辞職に匹敵するか?

 ◆女性の心を傷つけたのは、重く受け止めるべきだ。
議員辞職する、しないは、本人がどう受け止めるかの結果。
犯人が特定されても、「辞めた方がいいよ」とか、その人に
言うことはない。


 ◇鈴木章浩都義、3期目51歳
 鈴木章浩氏(51)は大田区議を経て、2007年の都議選で初当選
し現在3期目。都議会では、総務委員会副委員長や自民党政調会長
代行を務めている。

 ヤジへの関与が取りざたされたことについて20日、報道陣に問わ
れた際は

「寝耳に水でびっくりしている」

と完全否定し、

「議員辞職する、しないは、本人がそのこと(ヤジ)をどう受け止めるかだ」

と話していた。

 鈴木氏は、妊娠・出産を巡る都の支援体制について、塩村氏が
質問中に

「早く結婚した方がいいんじゃないか」

とヤジを飛ばした。

 一方、鈴木氏は自身のホームページで、ヤジの内容とは裏腹に

「子育て支援の充実」

「女性が働きやすい社会の実現」

を重点施策に掲げていた。
 また、12年8月には石原慎太郎知事(当時)の下で都が進めていた
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画に同調。
「調査」を目的に無許可のまま船から泳いで魚釣島に上陸し、沖縄県警
に軽犯罪法違反容疑で事情聴取を受けた。

【竹内良和】


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テレビの映像ニュースでもあったように、鈴木議員はウソもついて
逃げていた。
国民にもウソをついた、ということになるのだから、重大だ。
さらに、まだ完全解決していない。
他の議員への迷惑も、計り知れない。
まず「議員としての資格はない」と言われて当然なのだから、
塩村議員も、怒った人たちも、鈴木氏の今回の謝罪で
納得できるだろうか。

それと、犯人は複数だということも、忘れてはならない。
他の議員は名乗りを上げないのもおかしい。
自民党の倫理観も、試されているであろう。


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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140623-00000101-jij-pol


セクハラやじに批判続出
 =自民幹事長は謝罪―与野党


時事通信 6月23日(月)17時2分配信

東京都議会でのセクハラやじを鈴木章浩自民党都議が自らの
発言と認めたことをめぐり、与野党から23日、

「議員としての資質以前の問題」(公明党若手)

などと批判する声が相次いだ。

 自民党の石破茂幹事長は党本部で記者団に

「党の責任者としておわびする」

と陳謝。鈴木都議が議員辞職を否定したことに関しては尊重する
考えを示した。

 民主党の大畠章宏幹事長は、鈴木都議以外にもやじを飛ばした
別の都議がいるとの指摘について、

「自民党都議団として明らかにする必要がある」

と記者団に強調。
自民党の高市早苗政調会長も

「名乗り出て、おわびすることに尽きる」

と語った。
 鈴木都議の出処進退に関しては、みんなの党の浅尾慶一郎
代表が記者会見で、

「全国から寄せられる意見を踏まえて、本人が適切に判断すると
受け止めている」

と自発的な辞任を求めた。
共産党の山下芳生書記局長は記者会見で

「都議会として対応してほしい」

と述べた。



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http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140623/Kyodo_BR_MN2014062301002054.html


石破氏、都議会やじ問題を謝罪
「責任者としておわび」


共同通信 2014年6月23日 18時05分
(2014年6月23日 18時09分 更新)

自民党の石破茂幹事長は23日、東京都議会でのセクハラやじを
めぐり、鈴木章浩都議が自らの発言だと認めたことについて

「党の責任者としておわびしたい」

と陳謝した。
党本部で記者団に語った。

 鈴木氏が発言を認めるまで日数を要したとの批判に関し

「もう少し早い方が良かった。
遅かったとのおしかりについては申し訳ない」

と答えた。
 辞職せず、自民党会派を離脱するとの鈴木氏の対応については

「最大会派を離れるのはつらいと思う。
一議員としてどれだけやっていくか、自らの行動で示していくものだ」

と述べるにとどめた。



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by bunbun6610 | 2014-06-21 10:21 | 人権、差別

ビジャレアル、バナナを投げたファンに一生涯の出入り禁止を決定



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140429-00185896-soccerk-socc



ビジャレアル、バナナを投げたファンに
一生涯の出入り禁止を決定


SOCCER KING 4月29日(火)17時38分配信

ビジャレアルは、27日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節の
バルセロナ戦で、バルセロナに所属するブラジル代表DFダニエウ
・アウヴェスに向かって、バナナを投げ込んだ観客に対してスタジアム
への出入り禁止を一生涯科すことを決めたと28日に発表した。

 ビジャレアルはクラブ公式HPで次のように声明を発表している。

「クラブは昨日のバルセロナ戦で、ファンがピッチ上に物を投げ込んだ
行為に対して深い後悔と非難をしています。
警備員達と忠実なファン達のおかげで、クラブはすでに容疑者を特定し、
シーズンチケットを無効にすることと共に、生涯のスタジアム出入り禁止
を科すことを決定しました。
クラブはもう一度、ピッチ内外での敬意、平等、スポーツマンシップ精神
と公平さをより引き締めて追及する事と、暴力や、差別、人種差別、
排外主義などに対して更なる断固とした否定をする事を示します」

 容疑者は、スタジアム内の防犯カメラによって特定され、スペイン
反暴力委員会によるさらなる罰則が科される模様となっている。



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〔関連記事〕


『差別横断幕:浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分』
〔2014-03-13 21:03〕



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【追記】(5月1日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140501-00000005-spnannex-socc


話題の“バナナ男”逮捕
 …相手ユースチームのコーチ
  禁錮の可能性


スポニチアネックス 5月1日(木)6時45分配信

27日のリーガ・エスパニョーラの試合中にバルセロナDF
ダニエウ・アウベスにバナナを投げ込む人種差別行為を行った
26歳の男が29日、スペインの警察に逮捕された。

 地元メディアは、男が対戦相手ビジャレアルのユースチーム
のコーチで、既に解雇されたと報じた。
ビジャレアルは永久入場禁止などの処分を科した男の身分に
ついて明らかにしていない。
人種差別行為で有罪となれば禁錮3年の可能性があるという。


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障害者や女性など、あらゆる差別行為も禁止する(厳罰化)
法律ができたらいいと思うのだが。

例えば、車椅子の人だけを乗車拒否するタクシー運転手って、
今でもいるそうだ。
あれもひどいと思う。
あれがどうして、なぜ何も咎められないのだろうか。

人種差別って、まだなくならないというのが驚きだが、
実は、聴覚障害者同士だって、差別はずっとある。
結局、人間って、そういうものなのだろうか。
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by bunbun6610 | 2014-04-29 23:08 | 人権、差別

お遍路に外国人排除の紙 徳島の巡礼者休憩所 霊場会「差別許されない」


単一民族国家の日本は“差別”が大好きのようだ。
差別が大好きなのは、特に、日本男性のほうだろう。


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http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140409/waf14040910290007-n1.htm


お遍路に外国人排除の紙
 徳島の巡礼者休憩所
 霊場会 「差別許されない」


2014.4.9 10:26 [westセレクト]




お遍路の休憩所に貼られていた紙。
「礼儀しらずな朝鮮人達が…」などと書かれていた
 =9日午前、徳島県吉野川市

 徳島県吉野川市川島町川島にあり、四国遍路の巡礼者が利用する
休憩所に「『大切な遍路道』を朝鮮人の手から守りましょう」と印字し、
外国人排除を訴える紙が貼られていたことが9日、分かった。

「礼儀しらずな朝鮮人達が…」と礼儀しらずな中傷

 貼り紙は

「最近、礼儀しらずな朝鮮人達が、気持ち悪いシールを、
四国中に貼り回っています。
『日本の遍路道』を守る為、見つけ次第、はがしましょう」とも記載。
「日本の遍路道を守ろう会」

の名があった。

 札所の寺院で組織する四国八十八ヶ所霊場会は「差別は許されない。
ほかにも貼っているようであれば、やめさせていきたい」と批判した。

 霊場会は昨年12月、お遍路の魅力を伝える「先達」に外国人女性
として初めて韓国人の崔象喜さん(38)を公認。
催さんは、外国人が迷わないよう、矢印やイラストで道順を示す
ステッカーを貼る活動をしており、貼り紙はこうした行為を中傷している
とみられる。

 崔さんは2010年から4度にわたり全箇所巡礼を達成。

「お遍路をすれば日本の印象が変わる」

と韓国人向けのインターネット交流サイトを立ち上げ、宿などの
情報提供もしている。

これまでもステッカーがはがされることはあったが、貼り紙はなかった
とみられ、崔さんは

「巡礼者のためにと思ってやってきたことで、非難されるとは思って
いなかった。
本当に悲しいです」

とコメントした。

 休憩所の近くに住む加藤岩男さん(63)は9日に初めて貼り紙を見て、
すぐにはがしたといい、

「こんな心無いことはしないでほしい」

と怒りをあらわにした。



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〔参考情報〕


『<ヘイトスピーチ>差別か表現の自由か 街宣訴訟7日判決』
〔2013-10-05 09:43〕



『在日へのまなざし、ためらいなき「排斥」』
〔2013-10-10 20:23〕



『差別横断幕:浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分』
〔2014-03-13 21:03〕




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【追記】(4月11日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140410-00000133-mai-soci


<差別の貼り紙>愛媛の寺でも
 遍路、計12カ所に


毎日新聞 4月10日(木)23時43分配信

四国遍路の休憩所などに朝鮮人排斥を訴える紙が貼られていた問題で、
貼り紙が愛媛県内の寺でも見つかっていたことが10日、毎日新聞の
取材で分かった。
各県庁などの集計で貼り紙の確認が相次いでおり、愛媛、徳島、香川
の3県で計12カ所にのぼっている。

【ヘンロ小屋「高松・一宮」に張られていた紙】

 愛媛県四国中央市の六十五番札所・三角寺では先月、本堂と駐車場
に1枚ずつ、紙が貼られており、寺の関係者がはがした。
同寺は

「遍路道は外国の人もたくさん来るところ。
韓国の人が見たらどんな気持ちになるだろうと思ってはがした」

と語った。
同県西予市の休憩所に置かれたノートにも、貼り紙と同趣旨の書き込み
があった。

【渕脇直樹、高谷均】



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by bunbun6610 | 2014-04-09 20:03 | 人権、差別

『袴田事件 再審決定・釈放 鑑定進歩、希望つなぐ』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140329-00000109-san-soci


袴田事件 再審決定・釈放
 鑑定進歩、希望つなぐ


産経新聞 3月29日(土)7時55分配信

 ■死の恐怖46年間「心たとえようもなく冷たく」

 「死刑執行という未知のものに対するはてしない恐怖が、
私の心をたとえようもなく冷たくする時がある」

 元プロボクサーの袴田巌(はかまだ・いわお)さん(78)が昭和48年、
獄中から兄に宛てた手紙には死刑に対する言いようのない恐怖が
つづられていた。

 「死刑囚にならないと分からない恐怖がある」。

こう語るのは、昭和29年の島田事件の死刑囚として35年間にわたり
独房で過ごし、再審で無罪を勝ち取った赤堀政夫さん(84)だ。

 収監されていた仙台市の宮城刑務所仙台拘置支所。ある朝、
約10人の刑務官の足音が自分の独房の前で止まった。
絞首台への導き。

「どうして自分が…」。

腰が砕け頭が真っ白になった。扉が開き、両腕を引っ張られ、
房から出されようとしたときだった。
別の刑務官が鋭い声で

「違う、隣だ」。

隣の房の死刑囚が連れて行かれた。


 「殺されるくらいなら自分から死のう」

と何度も思った。
でも、あきらめなかった。

面会や手紙で

「あなたはやっていない」

と言い続けてくれた支援者の顔を思い出したからだ。

「巌君にとっても支援者の存在は大きかったはず」。

赤堀さんは袴田さんが1審で死刑判決を受けてからの46年間
を察した。


 ◆はけないズボン

 事件が起きた41年6月30日未明は、ビートルズが初来日した
翌日だった。
世の中が沸く中、袴田さんの苦難は始まった。

 1審判決後、希望の光が差したことがあった。
控訴審の東京高裁法廷で46年、犯人のものとされる「5点の衣類」
のうちズボンの装着実験が実施され、袴田さんには小さく、はけない
ことが判明したのだ。
だが、控訴審判決は

「ズボンはみそに漬けられて縮んだ」

と認定、1審判決は覆らなかった。

 55年に死刑判決が確定すると、弁護団が結成され、袴田さんと
二人三脚の闘いが始まる。
逃走経路の裏木戸の出入りは不可能、衣類を発見場所のみそタンク
に隠せない、刃体と傷が不一致…。
第1次再審請求審で独自に鑑定や実験を重ね、次々と手を打っていった。

 1次請求棄却に対する即時抗告審では、衣類に付着した血液の
DNA型鑑定を求めた。
平成12年に出た結果は「鑑定不能」。
村崎修弁護士(61)は

「最高の証拠になると期待していただけに落胆した」

と振り返る。

 2次請求審では技術の進歩に期待し、再度の鑑定実施を要請。
24年4月、袴田さんのものと「不一致」の結果が出た。
村崎弁護士は「再審の道が開かれたと思った。
10年越しの鑑定結果にとても勇気づけられた」と語った。


 ◆弁護側の武器に

 再審開始の重要な根拠となったのが、この鑑定結果だった。
ここ数年で飛躍的に向上した鑑定精度は時に「真犯人」の痕跡
を浮かび上がらせてきた。
弁護側にとって強力な武器となる可能性を持つ。

 平成元年にDNA型鑑定が導入された当時、同型の人の割合
は「200人に1人」と精度が低かった。
15年に各都道府県警が導入したSTR型検査法はDNA型の
配列を複数箇所で比較するもので、「1100万人に1人」に。
現在主流とされる改良版のSTR型は「4兆7千億人に1人」まで
上がった。

 鑑定結果が司法手続きの中で重要な位置を占めつつある
のは確かだ。
ただ、今回は袴田さんと一致するDNA型が検出されなかった
のに対し、検察側は「試料の劣化」などを理由に鑑定方法の
信用性自体を争った。

 東京電力女性社員殺害事件の再審請求審を担当した
元東京高裁部総括判事の門野博法政大学法科大学院教授
(69)は

「証拠物の保管方法や、どのような鑑定方法を選ぶかなど、
多くの課題があることを明らかにした」

とみる。

 「国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を
拘束し続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難い」。

証拠捏造(ねつぞう)の疑いにまで踏み込んだ今回の決定は、
自らを含めた関係者を戒めるような言葉で締めくくられている。

 谷垣禎一法相(69)は28日の会見で

「相当な環境の激変になると思う。
うまく乗り越えていただきたい」

と袴田さんをおもんぱかる発言をしたが、検察側は期限の31日
までに即時抗告する方針だ。


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http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20140329-00034017/

「刑事司法の理念からは耐え難い不正義」
――袴田事件で再審開始&釈放を命じた
決定を読む


江川 紹子 | ジャーナリスト
2014年3月29日 0時17分

画期的な決定だった。再審開始や死刑の執行停止だけでなく、
拘置の執行を停止し、有罪判決の決め手となった証拠が

「捜査機関によってねつ造された疑いのある」

ことも明記されていた。
これによって、死刑囚が再審開始決定を受けてすぐに釈放
されるという、戦後初めての急展開となった。


DNA鑑定の威力
本文は68ページ。
再審請求審の決定書としては、さほど長くはない。
裁判所の判断の説明はDNA鑑定から始まる。
この決定書を読んで、改めてDNA鑑定が裁判所に与える影響
は強い、と感じた。
足利事件や東電OL事件も新たなDNA鑑定によって再審開始
が決まったが、今回もDNA鑑定が再審開始の大きな根拠となった。

事件発生から時間が経過していることや保管状況などから、
検察側は試料の劣化や捜査員らのDNAが付着する
コンタミネーションの影響を強調したが、裁判所は

(1)血液に由来するDNAは試料中に長い年月残存する。
乾燥した場合はより残存しやすく、凝固した血液であれば、
DNAは常温であっても安定的に保たれる。

(2)一方、唾液や皮膚片等に由来するDNAは、数ヶ月も経過
しないうちに検出されなくなる――などとして、退けた。


証拠開示の力
ただ、この決定はDNA鑑定だけに支えられているわけではない。
DNAに関しては、弁護側と検察側の鑑定人で見解が異なる点
もあった。
それでも裁判所が弁護側鑑定を受け入れたのは、新たに開示
された証拠類を見て、冤罪との心証を強くしたからだろう。

特に、殺害時に着ていたとされるズボンのサイズについての
新証拠は衝撃的だった。

原審控訴審で実験してみたところ、ズボンはきつすぎて袴田さん
ははくことができなかった。
ズボンのタグに書かれた「B」という表示は、肥満体サイズを示す
と受け止められ、はけなかったのは、味噌付けにされた後に
乾燥されて生地が縮んだためとか、袴田さんが運動不足で太った
だめだとか、そんな理屈をつけて、済ませてしまった。

実際は、「B」は色を示す記号であり、ズボンは細身サイズだった
ことが、新たに開示された証拠で分かった。
ズボンは、縮んだわけではなく、最初から袴田さんには小さすぎて、
これを着て犯行に及ぶなどありえない話だったのだ。

弁護側や裁判所にとっては、「新証拠」「新事実」だったが、こうした
証拠は衣類が「発見」されてまもなく作られていた。
警察や検察にとっては、とっくに知っている事実だった。
にも関わらず、その事実を隠し、裁判所の誤った判断を導いたのだ。


重大証拠のねつ造疑惑
このズボンを含む血染めの衣類5点は、公判段階に入ってから
味噌樽の中から「発見」された。
生地の色合いや血痕の色は、1年以上味噌に漬かっていたにして
は不自然だった。
有罪判決の最大の根拠となったこの衣類については、以前から
捜査機関によるねつ造ではないかという疑惑が指摘されていた。

今回の再審請求審を担当した裁判官たちも、その疑いを強くもった
ようだ。
決定書は、こう書いている。

〈ねつ造されたと考えるのが最も合理的であり、現実的には他に
考えようがない。
そして、このような証拠をねつ造する必要と能力を有するのは、
おそらく捜査機関(警察)をおいて外にないと思われる。〉

決定書では、この推認のプロセスはかなり省略されている。
事件の経過を知らずに決定書だけを読むと、唐突感を覚えるかも
しれない。

しかし、新たに出てきた証拠に加えて、証拠開示に至るやりとりなど、
再審請求審を通じて見聞したすべてのことから、裁判官たちは
「ねつ造」をもはや確信したのだろう。
決定書の最後の20ページほどの中に十数カ所も「ねつ造」という
表現が出てくる。
ねつ造疑惑を「想像の産物」と切って捨てる検察側に対し、

「あり得ないなどとしてその可能性を否定することは許されない」

と厳しい批判を加えている。


裁判官の義憤
これ以外にも、自白調書のほとんどが任意性を否定されたり、
ほかにもねつ造が疑われる証拠があるなど、決定書は不当・違法
な捜査を問題にしている。

そのような捜査の結果、ねつ造の可能性が高い証拠によって誤った
裁判が行われ、重大な人権侵害が発生した。
それが見えてきたことで、裁判官の正義感に火がついたに違いない。

私は、これほどまでに、裁判官が義憤がこもった書面を読んだこと
がない。
その怒りのほどは、たとえば次のような記述からうかがえる。

〈国家機関が無実の個人を陥れ、45年以上にわたり身体を拘束し
続けたことになり、刑事司法の理念からは到底耐え難いことと
いわなければならない〉

〈拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する状況
にあると言わざるを得ない。
一刻も早く袴田の身柄を解放すべきである〉

不正義に対する強い憤りがびんびんと伝わってくる。


検察は自ら策定した「検察の理念」を熟読せよ
疑惑を向けられているのは警察だけではあるまい。
検察にも、証拠隠しを続けてきたうえ、ねつ造の隠蔽に加担したの
ではないかとの疑念が生じている。


このような批判や疑惑に、検察は誠実に対応しなければならない
異議申し立てをするなどして、これ以上確定判決の死守に汲々としたり、
メンツにこだわったり、先輩たちをかばい立てるのではなく、今なお
隠している全証拠を開示し、真相解明に協力する。
これが、「公益の代表者」として検察がなすべきことだろう。
証拠改ざんの不祥事が発覚後、検察は改革の一貫として、倫理規定
「検察の理念」を自ら策定した。
その中に、次の一文がある。

〈権限行使の在り方が、独善に陥ることなく、真に国民の利益にかなう
ものとなっているかを常に内省しつつ行動する、謙虚な姿勢を保つべき
である〉

本件に関わる検察官は、改めて熟読してもらいたい。
司法はこの事件を検証し、反省し、学ぶべきだ。

また今回の決定は、裁判所の書面としてはこれまた珍しく、原審裁判所
に対する批判めいた記述がある。
それは、5点の衣類の発見経過に関してだ。

事件発生は1966年6月30日。
その頃のタンク内の味噌は深さ30センチほどにまで減少していた。
7月4日に警察の捜査員がタンク内を覗いたが衣類は発見できなかった。
同月20日に従業員が味噌の仕込みを行うのにタンク内に入ったが、
この時も発見されなかった。
ところが、翌年の8月31日になって「発見」されるのだ。

決定書は、これを不自然ではないと評価して一審の有罪認定を維持した
控訴審判決について、こう書いている。

〈まったくあり得ない訳ではないという意味でなら理解できるが、通常の
用語としては、やはり不自然と判断するのが相当である〉

そして、この経緯がいかに不自然であるか、理由を具体的に述べている。
この不自然さを見れば、裁判所は5点の衣類の扱いに、もっと慎重である
べきだったのではないか。

そうすれば、袴田氏は遅くとも控訴審の段階で無罪となっていたのでは
ないか。
司法が、1人の人間の人生を奪ってしまったのでは…という裁判官たちの
忸怩たる思いが、

「刑事司法の理念からは到底耐え難い」

という表現になったのだろう。

再審の手続とは別に、この事件では警察、検察、裁判所のどこにどのよう
な問題があったのかを検証し、反省し、そこから教訓を学んでいかなければ
ならない。
それを現在行われている法制審議会特別部会の議論にも生かしてもらいたい。
少なくとも、裁判が始まる前の早い段階から全面的に証拠開示を行う制度は、
絶対に必要だろう。

自由の身となった袴田さんは、姉の秀子さんと共にホテルに宿泊。
翌日の弁護団と秀子さんの記者会見によれば、釈放直後に比べて、
袴田さんの自発的な発語が増えてきた、とのこと。
長期の身柄拘束と死刑執行の恐怖によって病んだ心には、「自由」と「安心」
という薬がなにより効くのだろう。

とりあえずの「自由」は得た。
再審が実際に開かれ、「安心」を手にするまでに、あとどれだけの時間が
必要なのだろうか…。
(3月28日付東京新聞に掲載された拙稿に大幅加筆しました)



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http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140329-00000021-nnn-soci

袴田巌さん しばらく入院へ

日本テレビ系(NNN) 3月29日(土)15時6分配信

 事件から48年ぶりに静岡地方裁判所が再審の決定をし、東京拘置所から
釈放された袴田巌さんが、都内の病院にしばらく入院することになった。

 袴田巌さんは1966年、静岡県の旧清水市でみそ製造会社の専務一家
4人が殺害され、放火された事件で逮捕され、死刑が確定していたが、
27日に静岡地裁が再審開始の決定をした。

 これを受け釈放された袴田さんは28日、都内の病院で検査を受けた。
姉の秀子さんによると、検査の結果、袴田さんは拘禁症と認知症の疑いが
あるとの診断で、しばらく入院の必要があるという。
なお、静岡県内で病院が見つかれば、静岡に戻る予定。



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http://kotobank.jp/word/%E6%8B%98%E7%A6%81%E5%8F%8D%E5%BF%9C

こうきんはんのう【拘禁反応 Haftreaktion[ドイツ]】


日常とは異なった拘禁という人為的に作られた状況で生活をするように
なったために生じた精神‐身体的反応。
このうち,重い精神病様の症状を示すものを拘禁精神病という。
拘禁状況としては刑務所,拘置所などが代表的なものであるが,病院の
集中治療室なども一種の拘禁状況との見方もある。
病因としては,拘禁に伴う自由や権利の剝奪(はくだつ),未決囚では
判決への心配,死刑囚では執行への恐れなど状況的な因子とその人の
性格傾向とが関連し,否認,願望充足,身体化などの自我防衛機制が
働いている。



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http://mainichi.jp/select/news/20140327k0000e040162000c.html


袴田事件:「やっていません」に涙出る
…1審死刑の裁判官


毎日新聞 2014年03月27日 10時20分
(最終更新 03月27日 19時26分)


 静岡市(旧静岡県清水市)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人
を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した元プロボクサー、
袴田巌死刑囚(78)側の第2次再審請求。
静岡地裁(村山浩昭裁判長)は27日、再審を開始し、死刑執行を停止
する決定を出した。
 1審・静岡地裁で死刑の判決文を書いた元裁判官、熊本典道(のりみち)
さん(76)は

「公判で袴田さんが『やっていません』と言った姿が忘れられない。
思い出すと涙が出る」

と、今でも悔やみ続けている。
 真っすぐに裁判長を見据えて受け答えする袴田死刑囚の様子や、任意性
に乏しい供述調書などを通じ、「有罪認定は難しい」と思っていた。
だが、結審後に判決文を検討する中で、結果的に先輩判事に押し切られた、
と振り返る。
 半年後、耐えられず退官し、弁護士に転じた。合議の秘密を破り、第1次
再審請求中の2007年、「無罪の心証があった」と告白したが、請求棄却が
確定した。
先月末には古巣の静岡地裁を訪ね、再審開始を求める上申書を提出。
「自分は他の裁判官を説得できなかった。
償いをしたい」と訴えた。

【荒木涼子】



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by bunbun6610 | 2014-03-29 21:46 | 人権、差別

差別横断幕:浦和に無観客試合 Jリーグ初の処分

http://mainichi.jp/sports/news/20140313k0000e050187000c.html


差別横断幕:浦和に無観客試合
 Jリーグ初の処分


毎日新聞 2014年03月13日 13時15分(最終更新 03月13日 13時37分)


 8日に埼玉スタジアムで行われたサッカーJリーグ1部の
浦和−鳥栖戦の試合中、会場内に人種差別的な内容を
含む横断幕が掲げられた問題で、Jリーグの村井満チェアマン
は13日、浦和に対し、けん責と、23日にホームの同スタジアム
で開催される清水戦を無観客とする処分を科すと発表した。

Jリーグでの無観客試合の処分は初めて。

 横断幕には「日本人以外お断り」の意味がある

「JAPANESE ONLY」

と書かれており、浦和のサポーター席へ入るゲートに掲げられた。
試合後に浦和が撤去し、掲げた人物から事情聴取するなど
調査を進め、13日までにJリーグに報告した。

 浦和によると、横断幕を掲げた人物は事情聴取に対して

「差別的な意図はなかった」

と釈明していたが、その後、当日のスタンド内で差別的発言を
聞いたという複数の証言が寄せられたことなどから、クラブ側は

「差別的な言動があった」

と判断。
村井チェアマンも12日に

「発信者の意図の問題よりも、受け手が明確に差別されたと意識
を持ちうる表現であれば、(差別だと)そう思う


とし、厳しい態度で臨む姿勢を示していた。

【平本泰章、村社拓信】



====================================




>「村井チェアマンも12日に

「発信者の意図の問題よりも、受け手が明確に差別されたと意識
を持ちうる表現であれば、(差別だと)そう思う


とし、厳しい態度で臨む姿勢を示していた。」



当然だと思う。

日本は鎖国政策により、長い間、単一民族国家を
死守してきた歴史がある。
外国とは全く違う。
そんな背景から障害者を見る目も、他の民族とは違うらしい。

「差別」を「差別と思わない」ところがある。

恐るべき鈍感力を生んでしまったものだ。

障害者差別に対しても、この例と同じように、
厳しい態度で臨んでほしい。
そして「障害者差別解消法」ではなく、
「障害者差別禁止法」を新たにつくるべきだ。

国連・障害者権利条約を批准した日本政府が、
きちんとやるべき、義務だと思う。



====================================



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140314-00000176-yom-soci



浦和・差別行為
「繰り返せば資格剥奪も」村井氏


読売新聞 3月14日(金)11時50分配信


 今月8日にJ1リーグ・浦和―鳥栖戦が行われた埼玉スタジアムで、
人種差別とも受け取れる垂れ幕が掲げられた問題について、
Jリーグは13日、浦和に対し、無観客試合の開催というリーグ史上
最も厳しい処分を下した。

 1月末に就任した村井満チェアマンが打ち出すフェアプレー精神の
徹底を強く印象付ける形となった。

 村井チェアマンは、自ら「無観客試合開催」とする処分案を決め、
裁定委員会に諮ったという。
9種類の処分の中から無観客試合を選択した理由について、

「勝ち点減などよりも、直接的にサポーターが強く影響を受ける
無観客試合の方が、サポーターにメッセージが伝えられると思った」

と説明した。
浦和の淵田敬三社長によると、1人当たりのチケット単価は約2500円
といい、1試合平均で約3万7000人の観客を集める浦和にとっては、
入場料収入だけで1億円近い減収につながる。

 村井チェアマンは、新規のファン、サポーターを獲得するため、
スタジアムなどの観戦環境の改善に取り組み始めている。

その中で「JAPANESE ONLY」(日本人のみ入場可)と書かれた
垂れ幕が掲示されたことに、

「1人でも多くの新規のお客様をお迎えしようという基本方針で、
様々な人に来てほしいという思いと逆」

と、強い危機感をあらわにした。

 チェアマンが特に問題視したのは、クラブ側が垂れ幕を確認
してから撤去まで1時間以上かかった点で、

「クラブが差別的な掲示を放置したのは、差別的な行為に
加担したと同じ


と批判した。

 浦和は2010年にも、サポーターが仙台の選手を人種差別的
な言葉で中傷したとして、500万円の制裁金を科されている。
浦和サポーターによる相次ぐトラブルに対しては、

「降格や会員資格の剥奪というさらに重い処分もある。
改善されずに繰り返せば、そういうことも視野に入ってくる」

と厳しい姿勢を示した。

最終更新:3月14日(金)11時50分



====================================




>「差別的な掲示を放置したのは、差別的な行為に
加担したと同じ」




国連・障害者権利条約にある「間接差別」と同じである。
別に「厳しすぎる」なんてことはない。
当たり前のことだが、わかっていないから、こうなるのだ。

クラブ側だけでなく、傍観者だった他のサポーターにも、責任がある。
そういう認識を持つことが大切だ。

Jリーグ・チェアマンの採決に、拍手を送りたい。



==================================



http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/jleague/2014/columndtl/201403240001-spnavi?page=2



「誰もいないスタジアム」という衝撃
無観客試合という制裁の妥当性を考える

宇都宮徹壱
2014年3月24日 12:00

「多くのファンは無観客試合を経験していない」

浦和の原口(中央)が同点ゴール。しかしスタジアムは静寂に
包まれ、選手たちも笑顔はない【宇都宮徹壱】

 キックオフ2時間前、浦和美園駅に到着。
駅の構内はまるで平日のように閑散としていた。
埼玉高速鉄道の線路沿いの道を歩きながら、埼玉スタジアム
2002を目指す。
途中、すれ違うのはサッカーとは縁遠そうな地元民ばかり。
まるで日本代表の前日練習を取材にいくような気分だ。
なるほど、これが無観客試合の雰囲気というものか。

 およそ熱心な浦和ウォッチャーとは言えない私だが、
今回の浦和レッズと清水エスパルスによる無観客試合
については、しっかりこの目に焼き付けておきたいと
思っていた。
私がこの試合で確認したかったのは、ただひとつ。
それは「無観客試合という制裁の妥当性」である。

3月13日、Jリーグは「JAPANESE ONLY」という
横断幕が人種差別であったと判断。
横断幕を試合終了時まで撤去しなかった浦和に対し、
けん責および国内初となる無観客試合という重い制裁
を課すことを発表した。
この決定について、サッカーファンの間では「妥当」とする
意見がある一方で、「勝ち点剥奪のほうが効果があった
のではないか」とか「なぜ清水までとばっちりを受けなけ
ればならないのか」など、さまざまな反論もあった。
ここで私が注目したのは、村井満チェアマンのこの発言
である。

「(勝ち点を)剥奪するというよりは、直接的にサポーター
が影響を受ける無観客試合の方が、今回の本質をすべて
のサポーターに伝えられると考えました」

 この無観客試合の妥当性について論じるにあたり、最も
欠落していると感じるのが「ほとんどの日本のファンは
無観客試合を経験していない」という事実である。
スタンドに入れるのはメディア関係者のみ。
埼玉スタジアム2002公園内へのサポーターの立ち入りも
禁止された。
日本を代表する集客力と応援の熱さで知られる浦和のホーム
ゲームが、観客も声援もない中で行われる。
その衝撃の度合いというものは、いかほどのものなのか。
そしてそれは、どのように「すべてのサポーターに伝えられる」
のか。
それらを現場でしかと確認しておきたい──というのが今回の
取材の目的であった。

「音が聞こえない」試合への猛烈な違和感
 先制したのは、アウェーの清水だった。前半19分、左CKから
大前元紀がクロスを入れ、逆サイドで六平光成がシュート。
浦和GK西川周作がはじくもボールは再び左に流れ、これを
長沢駿が確実に詰めた。
長沢はこれがJ1初ゴール。
しかし、当然のことながらサポーターの歓声もなければ、得点者
のアナウンスもない。
そもそもこの試合は、選手紹介も、選手入場のBGMも、さらには
選手交代やアディショナルタイムの音声インフォメーションも
皆無だった。
観客がいないのだから、当然の判断と言えるのかもしれない。
が、非常に違和感を覚えたのも事実だ(もっとも、無観客試合
で「ゴ−ル!」というMCが入ったとしても、それはそれで違和感
を覚えただろう)。

 今回の無観客試合で、個人的に猛烈な居心地の悪さを覚えた
のは、スタンドに観客がいないことよりも、むしろ「いつもは聞こえる
音が聞こえない」ということであった。
歓声、チャント、ブーイング、拍手、BGM、そしてアナウンス。
サッカーのゲームを構成する、それらのサウンドがまったく排除
されてしまうことの何と味気ないことか。
聞こえてくるのは、選手やベンチからのコーチング、主審の
ホイッスル、そして上空を旋回する報道ヘリのプロペラ音ばかり
である。

 無観客試合といえば、タイのバンコクで日本代表が北朝鮮
代表と戦った、2005年のワールドカップ予選を思い出す方も
いることだろう。
私もあの試合は取材しているが、これほどの静寂ではなかった。
というのも、VIP席には大使館関係者と思われる北朝鮮の
グループが大騒ぎしていたし、スタンドに入れない日本の
サポーターもスタジアムの外からニッポンコールを送っていた
からだ。
その意味で、今回の「音が聞こえない」試合は、これまでまったく
経験したことのない異質なものであった。

 再び視線をピッチに戻す。清水の3倍近いシュートは放つものの、
なかなかゴールに結びつけられない浦和であったが、後半31分
にようやく同点に追い付く。
右サイドをドリブルで駆け上がった関根貴大が粘りに粘って
クロスを供給。
中央で待ち構えていた李忠成が中央でつぶれ、最後は原口元気
が右足で押し込んだ。
しかし、選手たちの表情に笑顔はない。
ゴールを共に喜ぶべきサポーターが不在だったからか、あるいは
この試合の性質を鑑みて笑顔を封じていたのか。

 試合は1−1のドローで終了。勝ち点1を分けあったことで、
浦和は5位のまま、清水は12位から15位に後退した。
何とも微妙な結果であったが、それ以前に「音のない試合」は
両チームにとっても度し難いものがあったようだ。
タイムアップとなった時、ピッチ上に立っていた22人全員の表情
から、晴れがましさや充実感といったものは微塵も感じられなかった。
対戦相手への握手を終えると、皆いそいそとロッカールームに
駆け込んでいく。
「一刻も早く、この場から去りたい」という思いで、彼らの胸中は一致していた。


清水と浦和、両監督のそれぞれの思い

国連プログラム「SPORTS FOR PEACE!」のシャツを着て
無観客試合に臨む浦和の選手たち【宇都宮徹壱】

 試合後の会見では、それぞれの監督から人種差別に関する
言及があった。
清水のアフシン・ゴトビ監督は多様性の大切さについて、そして浦和
のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は差別に打ち勝つすべについて、
いずれも自身の経験にもとづきながら語っている。

「サッカーからこうした差別をなくしていかなければならない。
人と人の違いがあるからこそ世界は美しい。
エスパルスには9カ国の違った国籍の選手やスタッフがいる。
カナダ、韓国、オランダ、スロベニア、ドイツとブラジルのスタッフ、
私はどこから来たかのかもう分からない(笑)。
私は日本に来て3年と2カ月だが、悲惨な大地震も経験した。
日本はあのとき、世界と強く団結していた。
それが真の日本の姿だと思う。
多くの海外の人々は日本と日本人を愛している。
優しさと礼儀正しさ。
それが日本の素顔だと思う」(ゴトビ監督)

「私は37年間、ほぼ外国で生活していたが、差別というものは
残念ながらどの国にも存在する。
(現在の国籍である)オーストリアでは旧ユーゴスラビアの人々
を快く思わない人もいるし、現役時代にプレーしたスロベニアや
クロアチアでも差別的な態度を受けたことがある。
それでも私は、どこに行っても差別から勝利することができた。
それはなぜか。
私は差別を受けながらも、差別した人間に対してのリスペクトと
愛情を忘れなかったからだ。
クラブは今、厳しい状況に置かれているが、どんな状況でも他者
を愛し、リスペクトすることを忘れるべきではない」(ペトロヴィッチ監督)

 ゴトビ監督は、1964年にイランのテヘランで生まれたが、
79年のイスラム革命により家族と共に米国に亡命。
そこでサッカーに出会い、米国、韓国、イランでの指導を経て日本
にやって来た。
一方のペトロヴィッチ監督は、1957年に旧ユーゴスラビアの
ベオグラードで生まれ、セルビア、スロベニア、クロアチアのクラブ
でプレーした後、オーストリアに移住。
ゴトビ監督と比べて移動範囲は限られていたが、どこへ行っても
異邦人として遇されてきた。
今回の無観客試合の当事者となった両クラブの監督が、いずれも
複雑な出自を持った外国人監督であったことは、もちろん偶然である。
しかしその偶然が、示唆に富んだ日本人へのメッセージにつながった
ことは、幸いだったと思う。

効果的なメッセージとなった「無観客試合」という決断
 あらためて、今回の「無観客試合という制裁の妥当性」について
考えてみたい。
試合後、ある同業者は「誰にとっても得るものがなかった試合でしたね」
という感想をもらしていたが、最もダメージを受けたのは間違いなく
浦和の関係者だろう。
クラブはおよそ1億円の損失があったと言われているが、スタジアム
周辺地域での飲食やグッズ販売まで含めれば、損失は倍以上に
膨れ上がるはずだ。

 とはいえ、深刻な影響を受けたのは浦和ばかりではない。
対戦相手の清水の関係者はもちろん、他のJクラブのファンにとっても
(たとえアンチ浦和であっても)、テレビ越しに見る無人のスタジアムの
光景は決して愉快なものに映らなかったはずだ。
そして、これだけ多くのメディアに大々的に報じられたことで、制裁を
課した側のJリーグもまた痛みを分かち合うこととなった。
この日、あえてテレビ観戦したという村井チェアマンは試合後、
このようなコメントを広報を通じて発表している。

「Jリーグ20年の成長を支えてくださったのは、クラブを愛する
ファン・サポーター、ホームタウンの皆様です。
クラブにとって一番の財産であるファン・サポーターの姿がない
スタジアムでの試合は、Jリーグ百年構想の理想とする姿とは
最も遠いところにある試合というしかなく、大変寂しく悔しい
思いで試合を見ました」

 観客のいないスタジアムというものは、Jリーグにとっては
日本リーグ時代の末期を想起させるトラウマである。
しかしながら、もし今回のような不祥事が今後も続くことになれば、
その悪夢は現実のものとなりかねない。
事件を「一部の人間によるもの」と矮小化させず、当該クラブ以外
のファン・サポーターや関係者にも当事者意識を持たせる意味
において、「無観客試合」というJリーグの決断は極めて効果的な
メッセージとなった。
そして、想像していた以上の痛みを伴ったという意味でも、処分は
妥当であったと言えるのではないか。

 かくして、けん責と無観客試合というJリーグの制裁は遂行された。
浦和としては、横断幕や旗の掲出自粛を当面続けるようだが、
それでもスタジアムに声援と歌声と熱気が戻ってくることには
救いが感じられる。
だが「無観客試合」という強烈な記憶が、われわれの脳裏から
払しょくされることはないだろう。
サッカーを愛する者にできることは、ただひとつ。
それは、過ちを繰り返させないことだ。
最後に、現役選手の中では誰よりも早く今回の事件をSNSで
非難した、浦和の槙野智章のコメントを紹介しておきたい。

「(差別は)日本ではあってはならないことだし、日本を代表する
クラブであるレッズであればなおさらだと思う。
ダメなものはダメということを、自分から前に出て行動、発言する
ことが大切だと思う」

<了>



==================================




http://www.excite.co.jp/News/soccer/20140328/Kyodo_BR_MN2014032801002429.html



浦和のサポーター11団体が解散
差別横断幕問題で


共同通信 2014年3月28日 21時06分
(2014年3月28日 21時09分 更新)


 サッカーJリーグの浦和は28日、サポーターが差別的な横断幕
を掲げ無観客試合の処分を受けた問題で、サポーターグループ
の11団体が自主的に解散したと発表した。

クラブによると、11団体で約200~300人が活動し、ゴール裏の
観客席で応援のまとめ役を担っていた。

 これらのサポーター団体は

「当事者としての責任を認識し、全員で解散を決めました。
今後は、差別撲滅に向けた取り組みを含め浦和レッズのために
行動していきます」

との声明を出した。
解散した団体のメンバーは、今後も観戦や応援ができる。

 浦和はサポーターと再発防止策の話し合いを重ね、27日に解散
の申し出を受けた。



==================================

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by bunbun6610 | 2014-03-13 21:03 | 人権、差別


ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

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