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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

カテゴリ:就労後の聴覚障害者問題Z1( 221 )

聴覚障害者の

【精神障害】 とは

■社での就労後問題(日記から)

20■■年■月■日

突然に、いろいろなことがありました。
ブログへの投稿を控えていたのも、
そのためでした。

労働組合からのブログ記事一部削除の要請、
その後に会社からも同じく要請がありました。
そして、自殺未遂。
そして、それに対する処罰なのか、
会社から「無期限自宅待機命令」という追い討ち。

少なくとも会社に行かなければ、
自分を差別してきた人たちに会うことはないので、
普通の人間でいられます。
でも、そうでなかったら、
憎しみが爆発してしまいそうです。

そういう点を考えると、自宅待機は確かに
自分にとって精神的にありがたい。

でも、こんな対応では、会社は本当に
差別問題を何とかしようとしていると、
私は受け取れるだろうか。

それが複雑にし、かえって頭を
混乱させてしまうのです。

会社のやることを自分が納得して
受け入れるなんて、全く無理な話だ。

「会社は、この問題から逃げている」

と思われても、仕方がないではないか。
だから、こんなのはおかしい。
私の怒りは収まらない。


「僕はもう、M社在籍中から、
自分の心の中に善と悪の声が
聞こえるような気がしています。
精神分裂症(統合失調症)でしょうか?

それに揺れ動いて、奇声奇行が増えていて、
自殺したい、という気持ちをガマンしている毎日です。

このことは、会社の人には、
とても正直には言えません。

でも、ウソはすぐバレてしまうと思い、
会社を突然休んだ理由を正直に

「自殺未遂をした」

と打ち明けたら、

「職場の人が怖がったりするから」

という理由で、
すぐに無期限自宅待機を命じられました。

精神科には行きましたが、
「病気ではない」と言われました。
私には、普通の人間のときと、
異常行動してしまうときとがあります。
コントロールするのは、
次第に難しくなってきています。」
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by bunbun6610 | 2016-12-12 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
聴覚障害者の

【精神障害】 【心の病】 【継続する心理的ストレス】 とは

■社での就労後問題(日記から)

20■■年■月■■日(■)

私とて例外ではありません。
今、精神病院に通院しています。

本当は健聴者の医師は信頼できないので、
行きたくはないのですが、
他に方法が考えられません。

「健聴者の医師が信頼できない」とは、
どういうことかというと、
専門科の医師であっても、
健聴者では聴覚障害者心理までは
理解できるとは思えないからです。

音声情報が、いかに豊かなもので
大切であるかは、健聴者自身が一番よく
知っているはずです。
私もある程度の聞こえる側から失聴して
いったので、そのことはわかります。

私にとって、職場での99%の情報が
一方的なもの、コミュニケーションというより
伝達に過ぎないものだということを、
健聴者にはわかるだろうか。

(注;聴覚障害者により、聴力程度は
様々なので、そのすべての人が私と同じ状況、
というわけではありません)

もしも一日中、そして年中、

「~をお願いします」

「~をやって」

「~をしてはいけません」

ばかり筆談で伝えられるだけだったなら、
あなたはイヤになってこないでしょうか?
健聴者の読者にも、
そんなコミュニケーションばかりなのでしょうか?
違うでしょう。

もしそんなふうだったら、
自分の性格は段々と、
スネたりしてこないでしょうか?

健聴者はそんな体験はしたことがないので、
そんな気持ちがわからないのでしょう。

聴覚障害者でもコミュニケーション不足は確実に、
心や人格形成に悪影響を与えてゆきます。

職場には一体、どんな情報があるでしょうか。
健聴者が一般にいう情報とは、
例えば次のものがあるといわれています。

 (1)視覚情報
 
 (2)聴覚情報
 
 (3)触覚情報
 
 (4)嗅覚情報
 
 (5)味覚情報

健聴者は(1)~(5)を全て感受できますが、
聴覚障害者は(2)が難しいです。

しかし、見た目は、たったこれだけの
違いでしかないと思います。
視覚障害のほうが日常生活では困る、
とも言われています。

職場での対人コミュニケーションでは、
主に(1)と(2)が使われます。
その中身は、例えば次のようになるのではないか、
と思います。

①日本語音声の情報

②パソコン画面からの情報(社内ネット、
メールなど全ての情報)

③ポスターや掲示板、回覧板、チラシ、
メモ書き、プリントなど紙文書情報

健聴者には、これがほとんどだと思います。
しかし、聴覚障害者の場合は、音声情報が
難しいので、②と③の他に、①の代わりとして
筆談で補足する場合がほとんどです。
手話は全くありません。

手話禁止ではありませんが、
手話は使わない社会風土なのです。

ですから結局、聴覚障害者の目から見た、
職場コミュニケーションとは次のようになる
のではないか、と思っています。

(1)音声コミュニケーション   (98%)→(3%)
(聞こえないので、実際はほとんど理解不可能。
読話としての効果ぐらい)

(2)パソコン画面からの視覚情報     (1%)

(3)紙文書などの情報            (0.7%)

(4)筆談                     (0.3%)

(5)手話                     (0%)

(6)自分の想像・推測力、文章力で理解 (15%)


これがどのような意味を持つのかというと、
例えば(1)+(6)のコミュニケーション方法でも、
わずか18%の理解度にしかなりません。

100%の健聴者と比べると、
いかに大変でストレスも相当なものになるか、
ということが想像できるのではないか、
と思いますが。

※ 上の( )内数字は、私の場合の推定使用頻度
であって、実際はその聴覚障害者により、
異なります。


これは正確ではないとは思いますが、
この問題を考えるための模擬資料として、
つくってみました。

それにしても、驚くべきデータだと思いませんか?

読話という客観的情報ですら、わずか3%しかなく、
「(6)自分の想像・推測力、文章力で理解」
という主観的判断が、圧倒的に上回っています。

もはや、単に情報障害があるということだけでは
ありません。

そして最も恐ろしいのは、健聴者から流される情報、
コミュニケーションが一方的な性質を持つ
ものばかりだという点です。

これが聴覚障害者の人格形成に歪みが出ない
という保証はどこにもありません。
それでもこれが事実として、
職場で聴覚障害者が受けられる情報の全てと
なっているのです。

この点に、周りの健聴者は皆、
気づいていないのではないでしょうか。

これは、聴覚障害者には、
どんな悪影響を及ぼしているのかというと、
聴覚障害者の精神保健でも明らかに
なりつつあります。

それは、発達障害や精神障害といった、
脳の発育や心、生活習慣、文化教養の歪み
といった、これまた見えない病や悪影響へと
派生していってしまっているのだと思われます。

健聴者でも、インターネットに偏りすぎると、
ひきこもりや自己中心的な性格になって
いくことが研究解明されているでしょう。
それと同じような悪影響があると思います。

しかし、それでも会社は、
そういう状況を放置しているのです。


【参考資料】

http://www.wjci-nihongo.org/OP_chirashi01.pdf#search='M・スワンソン


http://www.wjci-nihongo.org/common/pdf/report201501.pdf#zoom=80


「人間が生きるために不可欠なものは水、
空気、食物、そしてコミュニケーション」

M・スワンソン(生物学者)


「人間関係を結ぶにも、ビジネスを行うにも
コミュニケーションは欠かせません。

ところがコミュニケーションは、誤解を伴い易い
という宿命を抱えています。
これを未然に防ぎながら建設的なコミュニケーション
を行い、いい人間関係をつくるには
どうすればいいのでしょうか。」


★コミュニケーションの基礎理論
元NHK 放送研修センター 
コミュニケーション講師 渡辺晋太郎

「生物学者M. スワンソンは、命を支えるリソース
として水と空気と食物以外にコミュニケーション
を挙げました。

彼女は、コミュニケーションの不足した猿は、
自分を傷め始め、やがて死に至ったことを
見届けました。

コミュニケーションの最終目的は人間と人間の
出会いをもたらすものです。
言葉は人間と人間を結ぶピンのようなものです。

ところが、そのことばが誤解を生み、
人間関係を破壊する原因にもなるのです。
誤解のメカニズムを知り、転ばぬ先の杖に
したいものです。」

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by bunbun6610 | 2016-12-09 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
聴覚障害者の
【健聴者不信の増幅(関係障害)】 とは

-健聴者の不誠実なコミュニケーションが、
聴覚障害者側の不信感を生み、
増幅させている事実-


■社での就労後問題(日記から)

『会社の、密室の中での障害者対応に疑問』

会社の障害者問題への対応は、第三者に相談したり、
仲介者、中立者が入るスキを与えたりしません。
100%、密室で言いくるめてしまいます。
これは、障害者との誠実な信頼関係が
築けていないことの証明だろう。

最近はいつも突然に面談させられ、
一方的に通知されるだけ、という形式が増えました。

「フェアな話し合いなどない」
と思っていいだろう。
会社権力の乱用と言っていいのかもしれません。

会社は、私にあらゆる要求を飲ませるために、
常に圧倒的優位な状況で、
私と話し合い(ではなく、半強制なのだが)
を進めてしまいます。
密室の中での障害者イジメが、
延々と続いているようなものです。

無期限自宅待機で給料は通常と同額に払うなんて、
誰が見てもおかしいのではないか。
これは、不可解ではないでしょうか。

もしも

「障害者のほうが悪いことをしたから」

という認識を持っていたとしたら、
普通はこんな配慮なんかしないものです。
すぐにつまみ出す(懲戒解雇にする)でしょう。

これが、ただの恩情(休養期間)であるはずがない。
ろう者Cさんも約4ヶ月間の休養の後、
自主退職しているのだし、
同じケースだとも考えられる。

だとしたら、Cさんも会社に対して、
何か罪を犯したのだろうか。
よくあるのが、侮辱罪、名誉毀損罪や脅迫罪だろう。
民法や刑法に抵触する行為を起こすと、こうなりやすい。

恩情と見せかけて、本当は次の手段に入ろうと
しているのではないか。
もしかしたら、名誉毀損罪および営業妨害の裁判を
起こされる可能性も否定できなくなった。

会社はこの無期限自宅待機命令の期間中に、
裁判手続きを済ませ、
裁判に突入させようとしているのかもしれません。
そうなったら、私は負けだ。
人権救済機関を利用する時間などありません。
会社の自宅待機命令は

「会社に連絡したり、危害を加えるような
ことを一切してはならない」

というわけだから、自分が裁判の準備をしたら、
直ちに給料は支払われなくなるだろう。
それは困る。
私は給料をもらう以上は、何もできない、
言いなりになるしかない、というわけだ。

早めに対決する決断をすべきなのだろうか。
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by bunbun6610 | 2016-12-06 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
■社での就労後問題(日記から)

20■■年■月■■日(■)

20■■年■月の労働組合S書記長、
Tさんと私の面談のときは、
主にTさんが筆談で私に説明したり、
聞き込みをしていました。
隣りのS書記長が、私の発言を記録
していました。

二人とも、その筆談、記録用紙をカバン
に入れて、持ち帰っていました。
組合が主張した「証拠有り」とは、
このことであるはずで、これしか、
証拠採用できるものはないはずです。

もしも他に証拠があるとすれば、
その密室に労働組合は予め盗聴器を
仕掛けていたか、録音機器で私の話
を録音した可能性があります。

労働組合は「証拠がある」と言った以上、
これを隠さずに開示しなければなりません。
もしも捨てたのなら、もはや「ある」とは
言えないだろう。

私とのコミュニケーションがずれている事実も、
隠さずに公開・説明してほしい。

むしろどちらかがウソをついている、
あるいは私の記憶がすでに曖昧になっている、
という証拠になるのかもしれませんが。

不利な立場にある私が激しく反論する
のはなぜか?
これがもし裁判だとしたら、
裁判官も疑問に思わないだろうか。

Tさん一人と面談のときもあったが、
そのときはTさん一人で筆談で説明したり、
聞いたりしていたのは憶えています。
しかし、私の発言を記録していたことは、
ほとんどなかったように思う。
(とすると、私の回答記録はないだろう)

あるいは、Tさんも労働組合も、私が返答しない、
黙っていたからといって、
勝手に「合意があった」と
勘違いしていたのではないだろうか?

私は労働組合の人と話して、

「もう何を言っても、これ以上言っても仕方がない」

という気持ちで黙ってしまったことは、
たくさんあります。
しかし、黙っていたからといって、
納得した、合意した、とは言えないのです。
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by bunbun6610 | 2016-12-06 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

会社の手段

■月■日に人事部Y部長とM課長との面談で話した内容

『人事部の要請』
〔2016-06-24 19:30〕

参照。(※①)

「それでも、会社や組合が

「事実と相違している」

と主張したのはなぜか、
その理由がわかりませんでした。
会社は説明しなかった。
いや、自分で私に手渡した資料の意味を
よくわかっていないのだから

「説明できない」

と言った方がいいだろう。

「筆談コミュニケーションが通じて
いなかったからではないか?」

と質問したら

「そのことは後で」

と言われました。」


『筆談コミュニケーションのすれ違い』
〔2016-10-06 19:30〕

参照。

「●人事総務部へ

通知書を受け取りましたときに、
私は

「筆談にもかかわらず、
どうしてコミュニケーションの行き違いが起きたのか、
わかりません。
原因を教えてください。」

と伝えています。

Y部長は、

「コミュニケーションのことは、
われわれもどのようにすればよいか考えている。
その件は後で」

というふうに言われたと思います。
ご回答は必ずお願いいたします。」

の、私からの質問に対し、両名が再度の
面談機会を設けた。
仕事中に突然呼び出されて、話を聞いた。
そのやり方が暴力団みたいで、
失礼も何もないような感じだった。

内容は上の話のほかに、新たに
『自宅待機命令通知書』もあった。
この理由がとても納得できるものではないが、
自宅待機が仕事だという。

やりとりのなかで重要な部分を簡単にメモした。
先方も、前回と同様、Y部長が筆談し、
M課長が私の回答を全部筆記記録した。

Y部長は自分が筆談した、
■月■日(※①の要請日)の筆談原文を
見せてくれた。

「やり方は、コミュニケーションが必要。
これから、いろいろ考えたい」

というものだった。
即答ではなく、いつ回答する、
またいつ頃になるかについても、
全く結論は出せない、という曖昧な内容
だった。

そして、こう言った。

「あなたがこのメール文に書いているような、
一問一答の形ではない」

と。
私は

「でも、意味は合っていますよね」

と言った。
これには、Y部長は否定はしていなかったようだ。

これは例えば、健聴者や難聴者がよく

「要約筆記は話し言葉と違う」

と文句を言うのと似ていないだろうか。

確かに、話し言葉を書き言葉で同じようには
書けないから、違うのは当たり前だ。
だが、意味がきちんと伝われば問題ないと
考えるのが、通訳者や、それを信頼して
利用する聴覚障害者側ではないだろうか。

このブログも勿論、原文通りではない。
したがって、言葉のニュアンスなどは
変わるかもしれない。
しかし、意味は同じになっているはずだ。

Y部長は

「障害者とのコミュニケーションは難しいと思う」

と筆談した。

私;「『障害者とのコミュニケーションは難しい』
とは、どうしてですか?」

Y部長;「障害者を100%理解していないから」


Y部長は、逃げる言い訳のような形だったが、
言葉ではそうは言っていない。
でも本音は「逃げ」だと、何となくわかる。
Y部長は反論したいのか、次のことを言った。

「すぐに、あるいはいつ回答する、とは考えていなかった」

と言うので、私は、

「では
『これからの課題であり、いつになるかはわからない』
ということですね?」

と聞いたら、その通りです、と答えていた。

今まで会社側のいろいろな人と、
一年近くかけて話してきた結果が、
これだ。

やはりこの会社も、M社の場合と同じく、
なかなか本気で動かない。
もしかしたらまた何年も曖昧模糊にしたままに
してしまうやり方かもしれない。
もちろん私は、信用できない。

これでは、当ブログ
『イヤになってくる』
〔■月■日に人事部Y部長とM課長との面談で話した内容

『人事部の要請』
〔2016-06 -24 19:30〕

参照。(※①)

「それでも、会社や組合が

「事実と相違している」

と主張したのはなぜか、
その理由がわかりませんでした。
会社は説明しなかった。
いや、自分で私に手渡した資料の意味を
よくわかっていないのだから

「説明できない」

と言った方がいいだろう。

「筆談コミュニケーションが通じて
いなかったからではないか?」

と質問したら

「そのことは後で」

と言われました。」


『筆談コミュニケーションのすれ違い』
〔2016-10 -06 19:30〕

参照。

「●人事総務部へ

通知書を受け取りましたときに、
私は

「筆談にもかかわらず、
どうしてコミュニケーションの行き違いが起きたのか、
わかりません。
原因を教えてください。」

と伝えています。

Y部長は、

「コミュニケーションのことは、
われわれもどのようにすればよいか考えている。
その件は後で」

というふうに言われたと思います。
ご回答は必ずお願いいたします。」

の、私からの質問に対し、両名が再度の
面談機会を設けた。
仕事中に突然呼び出されて、話を聞いた。
そのやり方が暴力団みたいで、
失礼も何もないような感じだった。

内容は上の話のほかに、新たに
『自宅待機命令通知書』もあった。
この理由がとても納得できるものではないが、
自宅待機が仕事だという。

やりとりのなかで重要な部分を簡単にメモした。
先方も、前回と同様、Y部長が筆談し、
M課長が私の回答を全部筆記記録した。

Y部長は自分が筆談した、
■月■日(※①の要請日)の筆談原文を
見せてくれた。

「やり方は、コミュニケーションが必要。
これから、いろいろ考えたい」

というものだった。
即答ではなく、いつ回答する、
またいつ頃になるかについても、
全く結論は出せない、という曖昧な内容
だった。

そして、こう言った。

「あなたがこのメール文に書いているような、
一問一答の形ではない」

と。
私は

「でも、意味は合っていますよね」

と言った。
これには、Y部長は否定はしていなかったようだ。

これは例えば、健聴者や難聴者がよく

「要約筆記は話し言葉と違う」

と文句を言うのと似ていないだろうか。

確かに、話し言葉を書き言葉で同じようには
書けないから、違うのは当たり前だ。
だが、意味がきちんと伝われば問題ないと
考えるのが、通訳者や、それを信頼して
利用する聴覚障害者側ではないだろうか。

このブログも勿論、原文通りではない。
したがって、言葉のニュアンスなどは
変わるかもしれない。
しかし、意味は同じになっているはずだ。

Y部長は

「障害者とのコミュニケーションは難しいと思う」

と筆談した。

私;「『障害者とのコミュニケーションは難しい』
とは、どうしてですか?」

Y部長;「障害者を100%理解していないから」


Y部長は、逃げる言い訳のような形だったが、
言葉ではそうは言っていない。
でも本音は「逃げ」だと、何となくわかる。
Y部長は反論したいのか、次のことを言った。

「すぐに、あるいはいつ回答する、とは考えていなかった」

と言うので、私は、

「では
『これからの課題であり、いつになるかはわからない』
ということですね?」

と聞いたら、その通りです、と答えていた。

今まで会社側のいろいろな人と、
一年近くかけて話してきた結果が、
これだ。

やはりこの会社も、M社の場合と同じく、
なかなか本気で動かない。
もしかしたらまた何年も曖昧模糊にしたままに
してしまうやり方かもしれない。
もちろん私は、信用できない。

これでは、当ブログ
『イヤになってくる』
〔2016-01-05 18:30〕

で述べた、本気で対応しようとしていない会話
と同質でしかない。
やはり健聴者とは話し合いをしても、ムダなのだ。

後で、このことをろう者に話したら、
ろう者も諦め顔でこう言っていた。

「健聴者は、聴覚障害者のことを考えていない
から、言っても無駄」

別の会社で働いているろう者がこれを聞いて、

「うちの会社では、パソコンが机にないろう者
には、共有が必要な社内情報をプリントアウト
して、ろう者に見せているのに、
どうしてあなたの会社はそんなふうなのか」

と言っていた。

2番目に『自宅待機命令通知書』の話しになった。
▲月▲▲日の自殺未遂のことを、職場で話したから、
皆不安に思っていたり、心配し、混乱している。
よって、本日より自宅待機命令を通知する。

私には、以前より皆が真面目に仕事をする
ようになったし、おしゃべりは減ったが、
職場イメージが暗くなったとは思えないので

「これは罠だろう。
本当の理由は、ブログだ」

と感じた。
さらに、これからのことを考えても、
私を雇用し続けることは、リスクのほうが高い、
と会社は判断したのではないだろうか。

以下は、自宅待機命令通知書についての
質疑応答内容。
2-(2)について。
Y部長;「給料は今と同じ。
自宅待機が仕事と同じです。
休業手当として支払うのではない」

私;「それは、退社と言うことですか?」

Y部長;「それは、今は何とも言えません」

4-(2)について。
書面;「所定の就業時間中は当社と連絡の
とれる状態にすることとし、
当社から指示があった場合には、
速やかにこれに従うこと」

私;「4-(2)にある『速やかに』の正確な意味は?」

Y部長;「連絡手段は、ケータイ・メールで
通じればOKです。
一日中、ずっと家にいる必要はない。
翌日に来れるようにするとか。
不定期での来社はある。」
「今すぐに、会社からの貸与品は全て返却し、
私物も、持って帰ること。」
「労働組合からの回答のことは、
会社も対応しなければならないので、
改めて日時を設け、後で連絡する」
という。


その後、人事部M課長、直属上司M係長が
立会いの上で、
皆がまだ仕事をしている最中に、
自分だけ荷物の整理をさせられ、
自分がパソコンでつくった作業マニュアルも
全部、返却させられた。

これは懲戒解雇の場合と同じやり方であり
「事実上、退社」を意味する、と思う。

私;「作業マニュアルは自分でつくったものなのに、
どうして会社に返さなければならないのですか?
自分のメモ帳と同じです」

M係長:「企業秘密ですから」

会社は「預かる」とは言っていない。
「会社に返すこと」と言った。
通勤定期券も精算手続きに入った
(「本日分までを支給」の通知を受けている)、
ということは、もう私の職場復帰はないという
ことだろう。

もしかすると、昨年■月から長期休養をした末、
今年▲月▲▲日付けで自主退職したろう者Cさんも、
これと同じ目に遭っていたのかもしれない。
とすると今後、この仕事はさせないことを意味
しているだろう。
会社が障害者に自主退職を半強要する場合
に使う手段だと、私にはわかる。

解雇だと、ハローワークにそれを通知した場合、
障害者雇用助成金を凍結される可能性があるから、
会社はそれを避けたいと考えているのだろう。
これは会社にとって、非常に痛い話になるからだ。

会社は、障がい者者雇用を進めるよりも、
この利益を守ることに関心があるからではないか。

Y部長;「あなたが自宅待機中に考えること。
自分にとって、本当にこのまま、ここで働くことが
よいのか?
職場の人間関係を元に戻すのは、相当の協力
が必要です。
ストレスが重なり、さらに環境が悪くなったり、
最悪、あなたの心身の健康を害することは
好ましくない。
リフレッシュをして、ゆっくり、冷静に考える機会
にもなる」

私;「会社の配慮はわかるが、それは逆効果に
なると思います。
無期限の自宅待機では、いつまでこの状態が
続くのか不安になる。
それでは、リフレッシュにはならない」

Y部長;「一ヵ月後くらいに、考えたことを共有
する時間が取れると思う。
以上」

Y部長が言っていることは一応、会社としての
配慮にも見えるが、状況は懲戒解雇と同じだ。
復帰できる見込みはないだろう。
そう思った。

■■日(■)にY部長が

「しかし、ここの職場環境は、あなたには合わない。
人事がサポートすることも難しい。
それでも、ガマンし続けてやっていけるのか?」

というふうに言っていたことも思い出した。
やはり、会社の本音は辞めさせたいのだ。
私にはまず穏やかに言って、ブログ記事の削除を
成功させてから、このような強行手段を取って、
追放しようとする手口だったのだろう。

午前中で帰ることになったので、ハローワークに寄り、
事情を話してみた。

私;「突然、無期限の自宅待機命令を受けた。
会社からの貸与品は全部返し、私物は今日、
全部持ち帰ってきた。
自主退職を勧められているのかと」

ハローワーク;「いや、自分から辞める、と言わなくてよい。
今のうちに転職先を探して」

私;「そうですか…」

やっぱり、ハローワークでは労働紛争の相談は無理だ。

会社は決して「クビだ」と言わない。
しかし、健常者だったらこうはいかず、
もっと厳しい対応をされるのではないだろうか。

やはり会社は、障害者雇用助成金を確保したいから、
私に自主退職を望んでいるのだろう。
しかし、実質上はすでに解雇されている、というわけだ。
ハローワークもそれをわかっているから、こう言ったのだ。

会社は少なくとも

「今後も(私を)会社に置いておくことはリスクがある」

と見抜いている。

何で、障害者問題にはこんなにおかしな方法しかない
のだろうか。

やはり会社は、本当は私をすぐにクビにしたいのだ。
しかし、それでは助成金に響くし、
私の怒りを買って退職後にブログに恨みを書かれたり、
会社の悪い噂が広がることを恐れるから、
会社として温情を示す形で、
こういうわざとらしい配慮をやっているのだろう。

次の面談時には、私が何と答えようとも、会社は

「解雇予告料と、今月分給与を銀行振り込みするから、
もう来なくていい」

と言うだろう。

クビだとわかっているのなら、
もう今までのことはブログに公開してもいいのではないか、
と思われるかもしれないが、そうはいかない。

今はまだ、クビの皮一枚でつなげられている状況だ。
どのように料理するか、考えているところだろう。

会社の指示を守る限り、給与は支払われることに
なっている。
この配慮は一体、どう解釈したらよいのだろうか。

早合点はできない。
それに、これが突然なくなれば、私は生活に困る。

だから、このままガマンするか、
次の仕事を見つけるかしないといけないが、
どうすればいいかわからない。
このような苦しめ方もあるのだと、今知った。

会社の背後には、すでに顧問弁護士がついている
ことは間違いない。
弁護士でなければ、これほど法違反スレスレの対策を、
自信満々に出せるはずがないからだ。

会社はもう、今までのしどろもどろな、
ナンタカカンタラ言って逃げるだけの対応ではない。
会社だけで和解策を考えたのではなく、
弁護士の背中に逃げたのだ。

会社は、私を完全に抹殺してくるだろう。
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by bunbun6610 | 2016-12-02 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

自宅待機命令通知書




                                    20■■年■月■■日
■ 殿
                                  株式会社■■■■■■
                                       人事総務部長

                  自宅待機命令通知書

当社は、貴殿の発言等による会社の業務への支障を鑑み、当社は、
貴殿に対し、本日から、下記のとおり自宅待機を命じます。本期間中は、
当社への誠実義務に従い、自宅待機に応じた服務規律を遵守してください。
万一、貴殿において本自宅待機命令または下記3及び4に記載する遵守事項
に違反された場合には、業務命令違反として厳重に処分いたしますので、
十分にご注意ください。

                        記

1 自宅待機の期間
2 自宅待機中の待遇
(1)貴殿の職務権限は停止される。
(2)自宅待機中の給与は、貴殿が後記3及び4を遵守する限り、従前どおり
支給する。

3 貴殿に対する禁止事項
(1)名目の如何を問わず当社業務に関与し、または業務の妨げになる行為を
一切行ってはならない。
(2)理由の如何を問わず、当社、その他当社関連施設へ立ち入ってはならない。
また、当社の備品等を一切使用してはならない。
(3)当社の業務に関するか否かにかかわらず、文書、電話、FAX、電子メール
その他方法の如何を問わず、当社従業員、取引先、関連会社等と接触を持って
はならない。
ただし、当社からの書面または電子メールによる事前の承認がある場合は除く。

4 貴殿の義務
(1)貴殿が保管する当社からの貸与物を直ちに郵送又は持参して返還する
こと。
(2)自宅待機期間中は、就業規則に定める休日を除き、所定の就業時間中は
当社と連絡の取れる状態にすることとし、当社から指示があった場合には、
速やかにこれに従うこと。
                                            以上
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by bunbun6610 | 2016-11-29 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1
会社で、ろう者のAさんと私がエレベーターで
降りていたところに、
健聴者が両手で大きな荷物を持って
入ってきました。

ろう者はちょうど、ドア付近の押ボタンの前に
立っていたので、N.M.S.や非手指言語を
使って「何階へ行かれますか?」と、
健聴者に尋ねていました。

でも、健聴者は黙っていたようです。
(多分ですが、私も聞こえないので、
本当のところは、わからないです)

とりあえず、ろう者は地下1階のボタンを
押しておきました。
しかしその後、健聴者は1階のボタンを
自分で押しました。
ろう者は

「あれ?
荷物を持っていたから、
郵便の階に行くと思ったんだけどなぁ」

と手話で話しました。
そして手話でその健聴者に

「すいません。
私は耳が聞こえないので」

と手話で言って、謝っていました。
ろう者は、別に謝ることなんかないのに。
それに、謝ったところで多分、
この健聴者には何も通じていないかもしれない。

社会には、いろいろな障害者がいるのは
当たり前です。
いろいろなコミュニケーション方法が
あっても当たり前です。
その健聴者を責めるつもりはありませんが、
それでも、それをわかろうとしない健聴者
のほうが、問題だと思うのです。
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by bunbun6610 | 2016-11-25 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1


全く、会社の人の聴覚障害者への無理解ぶりには、
目に余るものがあります。
職場での聴覚障害者は孤独であるばかりではなく、
差別も無条件に受け入れなければなりません。

私はそのことで、M係長と口論になったとき

「あなたが私の悩み苦しみを理解しないのは、
経験したことがないからです。
これから両耳に耳栓をして、会社に来てみて下さい」

と言いました。
M係長はそれをあっさりと一蹴しました。

当たり前です。
私がもしも、M係長の立場だったならば、
M係長と同じ態度を取るでしょう。

M係長は自分のためだけでも、
私のために生きているのでもありません。
M係長はM係長として生きているし、
そうしなければならないのです。
この会社の、耳の聞こえる係長としているのです。

聞こえなくなったら、会社からは無価値とされます。
逆に言うと、聞こえることも含めて、
M係長として存在しているのです。

私が「それを否定しろ」と言う権利はありません。

「自分で聴覚障害の人体実験をしてみろ」

なんて言えば、それこそM係長への人権侵害
となります。

たとえ体験学習でも、そんな人体実験のような
ことを本気でさせることは、倫理上、
許されないだろう。

だから「本気でそれをしてみろ」と言ったのでは
ありません。
聴覚障害とは何かということを、
自分でもちゃんと掘り下げて考えてみて
ほしかっただけです。
もし、自分も聞こえなくなった場合のことを、
よく想像してみてほしかったのです。

でも、健聴者にはやっぱり、
それすら難しいのかもしれません。

これでは「歩み寄り」だって、難しいと思う。

口先だけの歩み寄りなんて、私はもういらない。
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by bunbun6610 | 2016-11-18 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1


会社では、どうしてこうも、聴覚障害者のことは
忘れられるのだろうか。

『会社の朝礼でさせられる「聞いているフリ」の辛さ』
 〔2015-06 -26 18:30〕
参照。

『健聴者にとって、聴覚障害者は面倒くさい存在?』
 〔2015-11 -13 18:30〕
参照。

会社にとって、聴覚障害者障害者は、
透明人間か、それとも案山子(かかし)なのか。

『聴覚障害者者は『透明人間』なのか』
 〔2015-04 -23 18:30〕
参照。


いずれにしても、私はそこでは、
人間として存在していないかのようです。

OさんもYさんも、筆談ボードで内容を伝えることを、
すぐ忘れてしまっていた。

新しく配属された社員のMさんは、
最初はきちんと書いて伝えていてくれたので、
私は感心していました。
しかし今では、それも変わり果ててしまいました。

3ヶ月もすると、全く書かなくなってしまったのです。
私にとっては、喜びから悲しみに変わる瞬間だ。

やはり、会社が組織的に取り組んでいないと、
皆同じになってしまうのだ。

それを見ているM係長だって、もう何も言いません。
M係長は自分だけ続けています。

要するに、聴覚障害者への合理的配慮は
個人の道徳意識の問題だと、
M係長でさえ割り切っているのだろう。

会社であっても、道徳心は強制できることではない、
という方針なのだろう。

私だってもう、言うのもイヤになった。
だから、もう諦める。
こんなストレスの溜まることにいつまでも付きあうなんて、
疲れたのです。


『人間は、忘れる動物である』

この言葉は、真実だ。
この会社に入って、もう1年以上も過ぎている。
昨年の今頃には、

「朝礼、その他で、大事な話をした場合には、
職場に置かれているホワイトボートに、
話されたことの内容を書いて伝えて下さい」

と皆にきちんと伝えていました。
(人事部も介入しました)

しかし、現実には、そうした対応があるのは
最初だけです。
だんだんと、3ヶ月も過ぎれば、
忘れられていくのです。

Oさんはなかなかやらなかったが、
Mさんは、最初はしていました。
しかし3ヶ月も過ぎた今は、もう忘れてしまった
ようです。
こうしたことは皆、面倒くさくなるし、
忘れてしまうものです。
あれほど言い続けてきたことなのに。

だからプロの通訳者が必要だという理由は、
健聴者にはわからないものです。

それがわかるのは、被害者である聴覚障害者と、
支援の具体性を理解している通訳者だけなのです。

でも、もうこんなことは考えるのも疲れてきた。
忘れようか…。
自分が、皆と同じ人間だということも…。

いっそのこと、死ねばこんな悩みもなくなるだろうが…。
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by bunbun6610 | 2016-11-15 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

聴覚障害者への
【情報障害(人為的格差)】 とは

20■■年■月■■日(■)

『職場にある「作業マニュアル」を知らなかった』

職場で皆が、それぞれ個人的に先輩に聞いて、
個人のノートを取っているのを見て、
こう思いました。

「統一した手順、ルールがあるなら、
作業マニュアルをどうしてつくらないのですか?」

とYさんに聞きました。
すると

「マニュアルは以前に、皆がつくった。
前からある」

と言われました。

「Mさんの机にあるので、言えばマニュアルを
見せてくれる」

という。
しかも、そのことはもうずっと以前に、
他の人は朝礼のときに(マニュアルができたことを)
聞いていた、という。

なのに、自分だけそんなことも、
まるっきり知らされていなかった。
これは、おかしい。
朝礼の情報保障や通訳がないから、
こういうことになるのだ。

 →『何も聞こえない朝礼に我慢して』
〔2013-08 -19 18:30〕

  参照。

 →『朝礼でのトラブル』
  〔2015-02-02 18:30〕

  参照。

 →『会社の朝礼でさせられる「聞いているフリ」の辛さ』
  〔2015-06 -26 18:30〕

  参照。

 →『『人間は忘れる動物である』』
  〔2016-07 -25 19:30〕

  参照。


こうしたトラブルが継続しているということは、
社内、あるいはメンバーがわずか数人という
狭い範囲である部署内であっても、
一緒に働いている聴覚障害者を含めた
情報共有ができていない、
という証拠になるだろう。

これは、聴覚障害者への情報格差問題だけでなく、
コンプライアンス上からも、
非常にまずいのではないだろうか。
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by bunbun6610 | 2016-11-11 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1