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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

カテゴリ:就労前の聴覚障害者問題A( 107 )

〔関連記事〕

『『障害者トライアル雇用』とは』
〔2015-04-21 18:30〕




【追記】(2015年4月25日)


特定求職者雇用開発助成金
(特定就職困難者雇用開発助成金)


以下、「特求助成金」と略す。



〔改正情報〕

『「特定求職者雇用開発助成金」 の支給要件を
変更する予定 ... - 厚生労働省
(Adobe PDF) - htmlで見る』





「平成27年5月1日から特求助成金の支給要件を
変更する予定です。」


「助成額の変更(中小企業事業主)
平成27年5月1日以降、対象労働者を雇入れる場合。

リーマンショック後の雇用情勢の悪化によって、
引き上げていた中小企業事業主に対する助成額を
当初の額に戻します。
また、障害者については、助成対象期間を延長します。

※ 中小企業以外の事業主に対する助成金の額や
助成対象期間は変更ありません。」



つまり、全体的に支給額が下がるのだ。

変更前と変わらないのは

「重度障害者等(重度障害者、45歳以上の障害者、
精神障害者)」

だけだ。

やはり、この辺りの障害者となると、初めから雇用
されにくかったり、使い捨てされてきたというハンディ
もあるため、就職困難者、常用雇用とされにくいこと
などが改善されていないからなのだろう、と思われる。

当ブログの『障害者雇用 - ●●株式会社』という
タイトルの記事に、実際の求人票と体験談を載せて
いるが、採用まで至らないケースが圧倒的に多いのも、
そのためだろう。

この対象者まで助成金額を下げたら、ますます難しくなる。
これには、障害者手帳2級以上のろう者も対象である。



今度の改正で気になる点もある。

障害者の雇用率は若干アップしてはいるものの、
1.6%台で伸び悩んでいることは間違いないと思う。
その間、法定雇用率が2.0%に引き上げられて、
雇用義務の対象企業も広がったのだから、
罰金総額は増えたはず。

それなのに、なぜ減額されるのだろうか?
増収分は、何に遣われるのだろうか?

助成金のうま味が減れば、以前と同じように

「障害者を雇うより罰金を払ったほうがマシ」

と考える企業がまた増えるかもしれない。
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by bunbun6610 | 2015-04-25 08:49 | 就労前の聴覚障害者問題A
『障害者トライアル雇用(制度)について』


(注;トライアル雇用をはじめ、障害者雇用助成金は、
働く障害者がもらうお金ではなく、企業がもらうお金です。
誤解なきようお願いします。)



障害者手帳を持っている障害者で、障害者枠求人票を
探したい場合は、ハローワークの専門援助第二部門
へ行く。

障害者枠のほとんどの求人票は「特定求職者雇用開発
助成金」(※1)
(以下、『特求助成金』と略す)の対象者を
募集する求人だ。


(※1)
厚生労働省
 『特定求職者雇用開発助成金
(特定就職困難者雇用開発助成金)』




ただし、ハローワーク職員の話によれば、なかには

「まだ助成金のことをよく知らない企業も少なくない」

と言う。
それで、その条件を満たせない求人票も存在するわけだ。

そうした会社の場合は、残念ながらほんの少しの差で、
大きな特求助成金がもらえないことになる。


求人票は、あくまでも参考資料だから、採用が決まったら、
その企業と入社前によく確認しておくとよい。
企業へ面倒をかけることになるが、『内定通知書』や『雇用
条件明示書』を出してもらう方法もある。

普通は

「雇用条件は、この求人票の通りでしょうか?」


と、口頭で確認すればよい。
しかし、後になって

「条件が違う」

となった場合もある。
その場合は、いつでも辞めて構わない。
ハローワークからも、そうアドバイスされているから、
これは本当の話だ。

ただし、自分から辞めたことになるので、残りの失業手当
(給付期間)があっても、もらえなくなるおそれがある。
結局は、企業だけでなく、労働者(求職者)も損するので
ある。
だから、入社前に確認して、こうならないようにしておいた
ほうが賢明である。


さて、トライアル雇用制度についてだが、正式には
『障害者トライアル雇用奨励金』(※2)と言うらしい。
これも長いので、以下は「(障)トライアル」と略して書く
ことにする。


(※2)
厚生労働省
『障害者トライアル雇用奨励金』

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/shougai_trial.html

http://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/dl/koyouantei_05.pdf


また

『障害者短時間トライアル雇用奨励金』


という短時間トライアル雇用の制度もあるが、
これは当ブログでは説明しない。
私も経験がないからだ。
短時間の場合は、月額最大2万円の助成金
(最長12カ月間)しか出ない。



(障)トライアルは、私も以前に利用したことがある。
現在のこの制度については、厚生労働省のホームページ
を見ていただきたい。
制度は古くなっていくにつれて、一部改正や廃止もある
ようなので、最新の情報は常にホームページで確認して
下さい。

私がこの制度を利用したのは、もう5年ぐらい前のこと
だった。
その時の話なのであるが、特徴や利用のしかたなどは、
次のようになっていた。


『障害者雇用助成金を飲み代に遣ってしまう会社』
〔2012-02-21 20:05〕



『作業系の仕事には脱水症状に注意を』
〔2013-08-02 18:00〕




なお、もしも過去に不正等があった企業の場合は、
受給できない。

『各雇用関係助成金に共通の要件等』



残念ながら、トライアル雇用助成金制度の主旨に
反した使い捨て雇用の事例も、なかにはある。


『障害者を使い捨て雇用する企業の特徴』
〔2012-02-21 20:25〕




【雇用(試用)期間が原則3カ月となっているので、
障害者に有利】


会社のなかには

「障害者雇用を試してみてもよいが、
(試すのは)1カ月か2ヵ月だけならば・・・」

というところもある。
しかし、これでは適応にもっと時間がかかる障害者は
結局、受け入れられないことになるケースもある。
だから、それを防ぐ効果が、この制度によって期待できる
可能性があるのだろう。
つまり、障害者に有利な条件となるのだ。

企業側にとっても、短期雇用であっても助成金が支払わ
れるのだから、一定の負担軽減にはなる。
このように、一応は双方を考慮しての制度だと言える。

しかし、障害者雇用だと、トライアル求人票はほとんどなく、
特求助成金を狙った求人票が圧倒的に多い。
これは特求助成金のほうが、助成金額が大きいからだと
思う。

しかし、特求助成金のデメリットは試用期間を条件設定でき
ても、もしその試用期間で障害者に辞めてもらうとなれば、
助成金は結局、一円ももらえない。
特求助成金の場合は5ヵ月後になって初めて、ハローワーク
(東京労働局)側が助成金支給のために動いてくる。
つまり、トライアルよりも、もっと時間がかかるのだ。

一方、トライアルの場合は、その終了後に申請でき、
受給できる。
しかも、このトライアル終了後に本採用するとなり、さらに
特求助成金対象者であれば、特求助成金ももらえることになる。
つまり、ダブル受給が可能である。
受給期間は3カ月プラス2年(最長)にも及ぶ。
そしてさらに、東京都の場合は、独自の障害者雇用助成金
制度もあったりする。(※3)



(※3)
『障害者雇用助成金の問題点』
〔2012-02-01 19:47〕
〔参考3〕
『東京都中小企業障害者雇用支援助成金』



東京都 TOKYOはたらくネット
『東京都中小企業障害者雇用支援助成金
~障害者の雇用継続を支援いたします~』



障害者雇用助成金はトライアルから始めれば、
受給総額は雪ダルマ式に増えていくことになる。


これはハローワークから確認済みの話だから、
障害者企業家も障害者を雇用する事業を始めたい
場合は、是非覚えておきたい労務知識
だ。

この最長受給システムを利用するには、最初はトライアル
を利用するのが手順だということぐらい、誰にでもわかる
だろう。
最初にトライアルを利用しなかったら、その分は取れなく
なってしまう。



【障害者の採用率が若干、高くなる】

トライアルと比べて特求助成金対象の雇用だと、最初は
1~6カ月間程度の試用期間があるのが普通である。
なかには「試用期間なし」の雇用契約(求人票)もあること
はあるが、選考が大変厳しく、採用になることはほとんど
ない場合も珍しくない。
だから、それに比べるとトライアルの方が若干だが、
採用率が高くなるようだ。



また、試用期間が3カ月つくと、「試用期間なし」より劣る条件
と思いがちだが、必ずしもそうとは限らない。

例えば、もしも1カ月では到底覚えられない、慣れないような、
全く初めての仕事内容だったら、やはり最大設定の3カ月間
になっていたほうがいいだろう。
また、企業にも、その障害者特有の障害特性を理解し、
その障害者の遣い方を固定できるようになるまで、時間が
かかると思う。
その分は助成金で、ある程度の保障をしてくれるというわけだ。
つまりこれは、障害者に有利な条件だと言える。

しかも、能力が認められれば、3カ月も経たぬうちに、
本採用に至る例もあるそうだ。
その場合は、トライアル雇用期間は、もっと短くできる。
「原則3カ月間」というのは、別に3カ月間が義務と
いうのではなく、早く特求助成金に移行してもよいわけだ。

ただし、3カ月未満で会社都合で辞めさせるようなことが
あると、トライアル助成金はもらえない可能性が高くなる。
だからこれも、障害者に有利に働くのである。

一方で、労働契約内容の途中変更にも自由度があることが、
トライアルの魅力だろう。
企業にとっては、まずは試用期間(トライアル)で
労働者の様子を見てから条件を固定できるので、
そのほうがいいと思うだろう。
これだけでも、障害者の職場定着への一歩として、
有難いことなのである。


トライアル制度によって、障害者に有利になるのはいいが、
企業にリスクや負担になるのはよくない。
そこでハローワークは、トライアルを利用する企業に対して、

 月額4万円 × 3カ月分 = 12万円

のトライアル雇用助成金を支給している。
これは最低賃金で週20時間の試用ならば、
労務費の約50%に相当する助成額になる。

ただし、これを貰うには他にも条件がある。
企業にとって大事な点であるから、まとめておこう。


 ・対象者が週20時間以上、その事業所で働いていること。

 ・対象者を3カ月間雇用したこと。



対象者の要件は次の通りである。

1 対象労働者
次の[1]と[2]の両方に該当する者であること
[1]継続雇用する労働者としての雇入れを希望している者
であって、障害者トライアル雇用制度を理解した上で、障害者
トライアル雇用による雇入れについても希望している者

[2] 障害者雇用促進法に規定する障害者のうち、次のア~エ
のいずれかに該当する者

 ア 紹介日において就労の経験のない職業に就くことを希望
する者

 イ 紹介日前2年以内に、離職が2回以上または転職が2回
以上ある者

 ウ 紹介日前において離職している期間が6カ月を超えている者

 エ 重度身体障害者、重度知的障害者、精神障害者



上の条件から、聴覚障害2級以上のろう者は対象者となる。

それと、トライアルで採用し、受給する場合は、障害者トライアル
雇用の求人票を出していなければ適用されない

これも企業は注意する必要がある。




「対象となる障害者を3カ月雇用した後は、どうなるのか?」

と思う方も多いと思う。
トライアルが終了した後は、勿論企業側も、そして障害者も
自由である。
企業がその障害者を本採用したいと思えば、その雇用契約
を結べばよい。
一方、障害者も、引き続き働きたいと思えば、そう申し出れば
よい。

ただ注意することがある。
トライアル雇用の求人票は、あくまでもその場合の雇用条件
である。
その後に結ぶ雇用契約がどうなのかは、自分でよく話し合って
確認しなければならない。
聴覚障害者ならば、この時ばかりは大事な話だから、場合に
よっては通訳がいたほうがいいかもしれない。
そこが障害になり、後で「言った」「言わなかった」の労使間
トラブルに発展してしまうことも、ありえる。

私の場合は最終的に、3カ月間のトライアル終了後に、
更新契約の拒否権を行使した。


こうなってしまう場合もある。
だから企業と障害者はフェアだと言える。

ただし、自分から辞めることになるので、失業給付受給期間中
にこれをやると、その後の失業給付はすぐにはもらえなくなる
可能性がある。

もし自分から契約更新を拒否したのではなく、会社が拒否した
場合は、その後の失業給付が残っている限り、再びもらえるので
心配しなくてもよい。
だから自分が本当にその仕事がしたいのならば、トライアルという
条件でも挑戦したほうが有利だということが、わかるだろう。
反対に、自分がやりたくもない仕事ならば、やらないほうが賢明だ。


『作業系の仕事には脱水症状に注意を』
〔2013-08-02 18:00〕



だから、せっかく仕事に慣れてもらったところなのに、
障害者のほうから辞めてしまった、ということもあるのだ。
企業にとって、このリスクを恐れるから、トライアルが不人気
なのではないか、と思われる。
しかし、実を言うと、障害者が辞めてしまうのは特求助成金
の雇用でも同じだ。
企業が単に、勘違いしているだけに過ぎない。



【ハローワークとQ&A】

Q;「トライアルと特求助成金を、ダブルで受給することも可能
ですか?」

A;「できますよ。
トライアルは、その求人票で採用されることが条件。
企業がハローワークへ、その求人票を出す必要がある」



Q;「従業員数が少ない個人事業でも、障害者を雇えば、
助成金はもらえますか?」

A;「一人でも雇えば、要件を満たせばもらえます」



Q;「従業員が50人以上の事業所から法定雇用率を守る
義務の対象になりましたが、それ以下の事業所でも、
障害者を一人でも雇えば本当にもらえるのですか?」

A;「勿論です」



Q;「トライアルの後、会社が本採用をハローワークにも
伝えれば、自動的に特求助成金へ移行するのですか?」

A;「①トライアルは終了後に、支給申請する必要がある。
②週30時間以上の所定労働時間で雇用する旨、
ハローワークで紹介した場合(求人票に明示する必要)

特求助成金は、この要件を満たしていれば、本採用開始日
から5カ月ぐらいすると、東京労働局より、支給申請の案内
が企業に郵送で届く。
本採用も、週30時間以上の所定労働時間が要件である。

注意したいのはココである。
トライアルの週所定労働時間数は20時間以上だが、
特求助成金は30時間以上である。
雇用契約を結ぶ場合には、不足しないようにしなければ
ならない。




Q;「特求助成金の場合、平成27年5月1日以前に雇入れた
場合は、旧制度のまま運用されるのでしょうか?」

A;「その通り。
ただし、トライアルは4月1日に変更されました。
最新情報は、厚生労働省ホームページで確認して下さい」



Q;「新しく設立する会社の場合、何に注意しなければ
なりませんか?」

A;「トライアルの開始から、雇用保険に加入していなければ
なりません。

雇用保険適用事業所設置届の手続きをして、トライアルで
雇った人を雇用保険に加入させます。
その為に、雇ったら ①労働基準監督署で手続きをする。
②ハローワークでも手続きをする。
これも忘れないようにして下さい」



Q;「助成金の申請や手続きって、面倒ではないのですか?」

A;「いいえ、全然簡単ですよ。
トライアル後、本採用にしたら、そのままでよい。
ハローワークには「本採用した」と伝えるだけで、後は特求助成金
も自動的に行われる。
(ただし、ハローワークから連絡が入る場合あり)」



Q;「それではなぜ、助成金制度を利用しない企業が
あるのですか?」

A;「一番の理由は、その企業が助成金制度の
ことを知らないからだと思います」




〔関連情報〕

『障害者雇用助成金のこと
 - 障害者を雇用して事業を行う方へ』
〔2015-02-24 18:30〕






以上、トライアルについて述べてきたが

「将来、聴覚障害者を中心に集めた会社を経営したい」

と思っている聴覚障害者もいることと思う。
「聴覚障害者版サムハル」も、その方法の一つだ。

それへの参考になるかと思う。

私は、サムハルは決して“使い捨て雇用”ではないと思う。
障害者を戦力化するために、育てる企業だからである。
日本のような、障害者を使い捨て雇用し、
ダメにしているのとは違うのである。
そこが、スウェーデンと日本との違いではないか。

トライアルは所定労働時間数が週20時間の要件を
満たしていればよいので、これはハッキリ言って、
求職者には魅力がない話だろう。
生活してゆくには明らかに収入不足だし、
社会保険にも入れない。
3カ月働いてもダメだったら、失業給付も難しい。

仮にもらえたとしても、失業給付の算定方法は、
退職前1年間の給与平均額をもとに計算するから、
トライアルをしたら、かなり下がってしまう。
それで、トライアルをやるくらいだったら、
働かないほうがマシだ、と思うのが当たり前だろう。

(しかし、このデメリットを解消する方法は、
ないことはない。
週30時間の所定労働時間で、トライアル雇用を
設定すればいいわけだ。
最低所定時間を満たしていれば、時間の制限はない。)


労働者側にもそうした不安材料があるので、
あくまでも、採用したら問題がない限り、
継続雇用する意志のある場合に限る。

もし、しっかりと働ける障害者ならば、労働者の
心情にも配慮して、なるべく早期に本採用の話し
合いをし、遅くとも3カ月後には移行することを
原則約束するようにしてほしい。
障害者の声も聞いて、その後の職場環境の整備に
ついても、話し合ってみてほしい。
そうしないと、折角優秀な障害者が入社しても、
トライアル期間だけで辞めてしまう場合もある。
その結果、ダメな障害者ばかり残ってしまうから、
ダメな職場内障害者授産施設になってしまうのだ。

あるいは、障害者は在職中に転職先を見つけて、
辞めていってしまうのがオチになるだろう。
優秀な障害者が流出してしまうのを防ぐためには、
トライアル期間中によく話し合うことが大切だ。

反対に、もしやる気のない障害者だったならば、
トライアル期間だけの“最初で最後のチャンス”
で十分ではないか。

日本のように、特求助成金目当てで2年もダラダラと
雇用しているから、甘えてダメになる障害者が増えて
しまうのである。
企業はもういい加減に、下のような『職場内障害者
授産施設』をやめるべきだ。



『ダブルカウント障害者を安易に雇うだけの企業』
〔2013-12-05 18:30〕





『職場内障害者授産施設 第二篇
 (29)遅刻癖が治らない精神障害者』
〔2015-02-06 22:05〕





『職場内障害者授産施設 第二篇
 (20)仕事の割当をじゃんけんで決める職場』
〔2014-12-19 18:30〕





『職場内障害者授産施設 第二篇
 (18)遅刻してもいい会社は、良い会社か?』
〔2014-12-08 18:30〕





『職場内障害者授産施設 第二篇
 (15)非常識な新人障害者』
〔2014-11-29 18:30〕





『職場内障害者授産施設 第二篇
 (14)度が過ぎた特別扱い』
〔2014-11-04 18:30〕





『職場内障害者授産施設 第二篇
 (8)すぐタバコへ逃避する精神障害者』
〔2014-10-03 18:30〕




『職場内障害者授産施設
 (4)過剰すぎる「特別扱い」』
〔2013-09-05 18:30〕




『職場内障害者授産施設
 (3)本当にうつ病障害者? 病前性格のワガママ障害者?』
〔2013-09-04 18:30〕







実際のトライアル雇用求人票の事例も、下に紹介したい。


==========================


求人票(フルタイム)(障)

紹介期限; 平成27年6月30日

求人番号; 11020-3467851


〔1.求人事業所名〕

事業所名; 株式会社ロフティー
 人材ソリューション事業部 熊谷営業所

所在地; 
〒360-0813
埼玉県熊谷市円光1-1-3

就業場所; 事業所所在地に同じ 転勤の可能性なし

JR高崎線・熊谷駅より太田行きバス「西箱田」下車
 徒歩1分


職種; (障)一般事務

〔2.仕事の内容等〕

仕事の内容; 
◎以下の事務業務となります。

 ・請求業務、請求書作成

 ・給与計算、給与明細発行

 ・契約書作成
 (決められたフォーマットに入力をする業務)

 ・その他、入力、書類整理作業

◎障害者トライアル雇用


雇用形態; 正社員以外 フルタイムパート

雇用期間; 雇用期間の定めあり
3ヶ月
契約更新の可能性あり(原則更新)

学歴; 不問

必要な経験等; 不問

必要な免許・資格; 不問

年齢; 不問


〔3.労働条件等〕

賃金; 160000~184000円(月額換算)

賃金形態; 時間給 1000~1150円

通勤手当; 実費(上限あり) 毎月10000円まで

昇給; あり 
(ベースアップ込みの前年度実績
 月あたり 20~50円/月)

賞与; なし

加入保険等; 雇用 労災  健康 厚生

退職金制度; なし

就業時間; (1)9:00~18:00

就業時間に関する特記事項; 

時間外; なし

休憩時間; 60分

休日等; 土日祝 週休二日制 毎週

休日 その他の場合; 夏季休暇(3日) GW
年末年始(12/31~1/3)

6ヶ月経過後の年次有給休暇日数; 10日


求人条件特記事項;
・試用期間3ヶ月(時給900~1050円)
トライアル期間中(時給900~1050円)

・毎月の賃金は時給1000円~1050円×就業時間
8.0h × 月平均労働日数で算出してあります。



〔4.会社の情報〕
事業内容; 人材派遣業

会社の特徴; 会社創立以来、確実に業績を
伸ばしております。
多様化するお客様ニーズに対応すべく、
人材サービスの総業企業として、人と企業に関する
あらゆるコンサルティング事業に取り組んでおります。

定年制; あり 一律60歳  勤務延長; なし
再雇用; あり 

育児休業取得実績; あり

介護休業取得実績; なし

看護休暇取得実績; なし

年間休日数; 124日

就業規則; あり


〔5.選考等〕

採用人数; 通勤 2人

選考方法; 面接

応募書類; ①履歴書(写真貼付) ②職務経歴書
③ハローワーク紹介状  求人者の責任にて廃棄

選考結果; 7日後

結果の通知方法; 電話

試用期間; あり 3ヶ月
(労働条件変更あり 時給900円~1050円)


〔備考〕
・エレベーター; 無   ・建物内車椅子移動; 可
・階段手すり; 無   ・トイレ; 洋式
・出入口段差; 有(3cm)   ・事務所は平屋です


*ハローワーク熊谷から;
求人票は雇用契約書ではありません。
採用時には必ず労使で労働条件を確認し、
使用者は労働者に「労働条件通知書」を交付して下さい。 i1



==========================





【追記】(2015年4月25日)


『「平成27年5月1日から特定求職者雇用開発
助成金の支給要件を変更する予定です。」』
〔2015-04-25 08:49〕

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by bunbun6610 | 2015-04-21 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A
聴覚障害者対応の好事例
『ある会社面接での筆談対応』


聴覚障害者への面接には、
必ずしも手話・要約筆記通訳を用意しなければ
ならない、というわけではない。
特に、音声言語を話すことや、筆談には問題
がない聴覚障害者の場合は、通訳を用意する
代わりに、別の方法で面接を問題なく行っている
企業もあった。
だから、方法は筆談など、他にもいろいろある。



<事前にワードで作った質問用紙等を用意
しておく方法>


ある会社の筆談対応は、珍しい方法だった。
会社として必須説明するコミュニケーション
内容や質問等は、予めパソコンで文字情報
をつくっておき、プリントアウトする事前準備
をしていた。
それを面接本番で紙芝居のようにページを
めくりながら読み上げ説明していたので、
私も十分に理解できた。
イレギュラーな質問や説明をする時だけ、
筆談でやりとりをした。
だから問題はなかったし、時間もそれほど
かからなかった。
このような方法で面接した場合、実際に採用に
なることがよくあった。


「(能力のある求職者ならば)
聴覚障害者も雇用する意志がある」

ことを会社側も積極的に表しているわけだから、
当然だろう。


このような方法は警察署の障害者採用試験
でもあったのを覚えている。
筆記試験で通訳者同行は拒否されてしまう。
これは、不正を防ぐためでもあるので、
当然だ。
だから

「試験方法や注意事項など」を説明する時の
音声説明の代替手段として、
このような情報保障をしていた。
聴覚障害者雇用に前向きな事例だと思われる。


ヘレン=ケラーの場合は、大学入試の時、
この方法で指話法とタイプライター、
声などを用いたらしい。(※)


(※)
『『ヘレン=ケラー自伝』
(ヘレン=ケラー/著 今西祐行/訳)
(3/5)サリバン先生②』
〔2014-05-03 20:00〕
『大学受験』


を参照。







<パソコンの画面に文字を打って、デスクトップ
上に表示し、コミュニケーションをする方法>


これは、パソコンを使って、音声の代わりに、
文字を表示する方法だ。
当然、日本語が分かる聴覚障害者が対象となる。
受験者にとっては、パソコン通訳と同じ効果が
あるので、この方法を使えば通訳者は不要に
なるのだ。

デスクトップ上は、黒背景に白文字を出すように
設定すると、どの方向からも見やすくなる。
フォントサイズも36以上に設定すると、
複数の面接官がいても、誰にでも見やすくなる。




しかし、会社の人事部がどんなにこうした配慮を
実現し、そして聴覚障害者の採用に成功したと
しても、実際に配属される現場で、そこの人たち
が聴覚障害者に何も配慮しなかったら、聴覚障害者
はすぐに辞めてしまう場合もあるだろう。

私の経験を正直に話すと、そういうことが実際に、
山ほどあったのである。
勿論、現場の人たちは私に直接

「辞めないで欲しい」

と言っていた。
それは働く聴覚障害者の能力ではなくて、
むしろ健聴者のコミュニケーション方法が
問題だったといえる証拠だ。

だが、聴覚障害者にとってはその一番肝心なことを、
健聴者がわかっていなかったのである。
そういう行き違いが、これだけ進んだ社会
(本当は進んでいない?)でも、山ほどあるのである。

だから、こうした配慮方法を知っておくべきなのは、
何も人事部の人だけではない。
障害者と関わる可能性のある社員全員が、
理解しておく必要がある。
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by bunbun6610 | 2015-04-16 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A
『障害者雇用ビジネスは存在するか?』

『障害者雇用だけでも、ビジネスになる?』


いろいろな噂が流れているようだ。

生活保護受給の対象者を狙った『貧困ビジネス』
は、すでに存在しているらしい。(※)



(※)
『『正直者にやる気をなくさせる?!
 福祉依存のインモラル』(片山さつき/著)(2/4)』
〔2014-03-02 18:30〕




それなら、障害者雇用助成金の対象者を狙った、
“障害者雇用ビジネス”があっても、
おかしくはないだろう。


障害者雇用ビジネスの場合、その一つは、
某障害者団体が、所属する障害者などに
就職斡旋している、というものだ。

団体は企業との間に直接には関わらない、という。
団体は障害者を企業側に紹介するだけで、
後はハローワーク経由で、企業と求職者同士で直接、
雇用まで進めていくそうだ。
つまり、適当な障害者を紹介するところまでの役割を、
障害者団体が担っているらしいのだ。

私は

「これでは、ハローワークで仕事探しするのと
変わらないではないか」

と言ってみた。
ところが、この話をしてくれた障害者団体の人が

「この方法だと、採用率は違いますよ。
コネがあるからです」

と言ったのだ。

まさか?!
本当なのだろうか?

ハローワーク経由にする、ということは、
結局は助成金がらみだと思う。

「なぜ、企業の助成金狙いを助長させるような
ことを、障害者団体が行っているのだろうか?」

と、強く疑問に思った。
だから、この話の信憑性は疑問だ。

しかし、もしもこれが事実ならば、
それもあってもおかしくはない。
もう、社会や企業の倫理観なんて、
完全に麻痺しているのだろう。

障害者だって、収入がなければ生活が出来ない。
だから団体としても、そのための苦渋の選択だった
のかもしれない。
助成金がらみでないと、障害者は就職できない
ことぐらいは、もう誰もが知っている。
その流れは、もう誰にも止められない。


それだけではない。
収入がない障害者が増えれば、その障害者団体の
会員数も、収入も減少してしまう。
つまり、その団体の存続すら、危うくなって
しまうのだ。
つまり、障害者団体と企業はグルになっても
仕方がなくなる。

想像だが、そんな流れが、もしかしたら本当に
あるのかもしれない。


もし事実ならば、このコネとは一体何なのだろうか?
そして、どうしてそれがあれば採用率が高くなる
のだろうか?


似たようなことがある。
障害者の就職斡旋を行っている、某企業の存在である。
この企業から実際に話を聞いたところ、
少し驚くことがわかった。

「ハローワークは無料ですが、当社は企業様
からの有料ですので、採用率が高いのです」

どうして

「採用率が高い」
(ハローワークとは違う)


のだろうか?


これは、先ほどの障害者団体仲介による
斡旋の話と、酷似している。
なぜなのか?

その狙いはやはり、助成金だろう。

企業が国から助成金をもらうためには、
ハローワークを経由しなくてはならないからだ。
斡旋会社が自分でカネを出せるわけがないのだ。

障害者だって、これにすがる以外に就職できる方法
がないから、黙認するに決まっている。
つまり、日本中の企業全体で、国にぶら下がっている
可能性がある。

あくまでも推測でだが、結論を言うと、
これは某障害者団体(あるいは就職斡旋企業)を通した、
障害者と企業との密約ということになる。

まず障害者と企業が面接し、口頭で密約を交わした上で、
ハローワークにカラの求人票を出してもらう。
勿論、その時に他の応募者が来ても、採用する気はない。
だから何人応募しても、誰も採用にならないわけだ。

「適当な人が見つからなかった」

「応募者が能力不足だったから」

などという「不採用の理由」説明も、ウソだろう。

実際に、“万年障害者枠求人票”が、ハローワークには
売れ残りのようにたくさんある。
もしかしたら、密約が成立するずっと以前から、
その求人票を出しっぱなしにしているのかもしれない。
求職者がハローワークで幾ら一生懸命に就職活動
をしても、無駄だというわけだ。

密約を交わした障害者は、企業から指示された求人票で、
ハローワークに申込みする。
そうすると、ハローワーク経由になる。
そういう密約があっても、不思議ではないだろう。


ハローワークには『特定求職者雇用開発助成金のご案内』
というパンフレットが置いてある。
それによると、次のことが書いてある。


「〈受給するための要件〉
以下のいずれにも該当しないことが受給するための要件
となります。
①ハローワーク等の紹介以前に雇用の予約があった
対象労働者を雇い入れる場合。」


つまり、上述したような“密約”で助成金をもらう行為
は違反なのだ。
だから、本当にやっているとは誰も思わないだろう。
しかし、それ以外に考えられるだろうか。
こういう禁止条項がわざわざ書いてあるということは、
実際にやる企業があるからなのではないだろうか。



二つ目には、障害者の就職斡旋を行っている
民間企業である。
この数は今、一体どれぐらいあるのだろうか。
かなり増えていることは事実である。

私も幾つかの斡旋会社に登録して、利用したこと
がある。
いい結果は得られなかったが。

その中の一社から、紹介があった。
以前にも紹介を頼んだが、その時は

「紹介しても、時期というものがありますから」

と言われた。

成功率は高いそうだが、企業の募集時期と
折り合いがつかないと、タイミング良く採用
とまではいかないようだ。

つまり、どこかの会社から欠員募集が出ないと
採用に結びつかない、ということだろう。
企業は障害者法定雇用率2%を達成すれば、
もう障害者は要らないのであるから。
それが、“障害者雇用枠”という意味なのだ。

企業の障害者雇用は助成金がらみということもある。

私はその会社の紹介を断ったが、雇止めが決まったため、
自分の失業時期を明かしていた。
すると、その時期が来るとまたすぐに、
幾つかの企業を紹介してきた。
しかもそれは全て、だいぶ前に紹介してくれた会社だった。

「この紹介企業はどれも、だいぶ前から障害者募集
していたよな。
ハローワークでの合同面接会でも、名を連ねていた。
それが、まだ一人も決めていないの?
本当に障害者を採る気はあるのかな?」

と思った。
そして

「やはり障害者雇用は、助成金がらみのほうが
いいからか?」

と思った。
その斡旋会社に

「何で、貴社だと採用率が高いのですか?」

と聞いたら

「ハローワークは無料ですが、当方では企業様から
お金をいただいています」

という回答だった。
これだけでは、そのカラクリが全然理解できない。

障害者雇用助成金は、ハローワーク経由でなければ
もらえない。
だから

「斡旋企業が独自でやる紹介を利用しても、
助成金が出なければ(成功報酬を払う)企業が損する
だけじゃないか」

という疑問が生じる。
本当は、これも密かにハローワーク経由にしてしまい、
助成金を得ているのではないだろうか?
そうでなければ、紹介会社に“成功報酬”を出す予算は、
どこから、どうやって出せるのだろうか?
そこまでするメリットは?」

という疑問が生じる。


実は、ある障害者から、こんな話を聞いたのだ。


『障害者の就労と障害者雇用助成金
 - 入社日をずらすテクニック』
〔2015-02-25 21:46〕



これは噂ではなく、本当の話だ。
こうやって、双方にメリットが生まれるほうが、
双方の利益になるからだ。
障害者雇用の成功率は、助成金にかかっている、
と言ってもいい。

つまり、結局は企業も障害者も皆、障害者雇用
助成金を食いモノにしている、ということになる。

もともとの元凶は、企業なのであるが、
今では障害者も内定を隠して、
就職祝い金をもらったりしているのだろう。


『助成金が社会を腐らせる』
〔2015-03-01 18:30〕



さらに、もう一つ聞いた話がある。
障害者自立センターのようなところに、
よく就労訓練や仕事センターみたいなところがある。
そこで聞いた話だ。

東京労働局(飯田橋)の仕事センター
(あるいは「東京しごと財団」だったか?)とかいう
ところに行くと、仕事を紹介してもらえるらしい。

そこの場合は、ハローワークとは違って、
民間企業に委託している紹介事業だという。

受託者、つまり障害者へ就職斡旋している業者へ、
東京都がお金を払って、障害者の就労へ結び付けて
いるそうだ。
何のお金なのかは知らないが、報酬ということに
なると思う。

もしかしたら、受託企業は助成金からピンハネしている
のだろうか?
それが、東京都労働局と企業がグルなのだろうか?

やはり結局は、障害者雇用助成金は、

“障害者を雇用した企業へのご褒美”

なのだろう。
それ以外に、説明方法は考えられない。




『障害者雇用助成金は、雇用する企業へのご褒美?』
〔2011-08-20 23:54〕

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by bunbun6610 | 2015-04-11 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A

障害者の就職は縁



午後、ハローワーク専門援助第二部門に行ったら、
誰もいなかった。
仕事を検索しても、ろう者が応募できそうな
仕事は、もう新しく出てこなかった。

今日も、ヒマだ・・・。

そこへ、別の障害者が一人、やってきた。
彼は一生懸命にパソコンで仕事を検索している。

何の障害を持っている人なのかはわからないが、
私は筆談ボードを使って、彼に話しかけてみた。



「(専門援助第二部門は)ガラガラですね」

障害者
「・・・・」


「何で障害者がいないのでしょうね?
みんな、忙しいのかな?」

障害者
「・・・・」


「障害者って、働いている人が多いのかな?」

障害者
「パソコンの勉強とかしている人もいるよ」


「家で? 引きこもっちゃっているの?」

障害者
「障害者自立支援センターとかでだよ」


「でも、パソコンなんて簡単でしょ?
障害者枠の仕事も簡単だから。
ワード、エクセルが出来れば、
障害者の仕事は出来るよ」

障害者
「・・・・」


「でも、仕事が簡単でも、面接で通るのは
厳しいよね」

障害者
「そうだね」


「何で、仕事はあんなに簡単なのに、
面接はあんなに厳しいのかな?」

障害者
「・・・・」


「もう50社ぐらい落ちています。
聴覚障害者なので、応募できる仕事も
限られているのに」

障害者
「オレなんか、250社」


「えっ! 失業給付は切れているの?」

障害者
「とっくに。
今はアルバイトしながら、探している。
落ち込まないで。
障害者の就職は縁(えん)だから。
頑張って探せば、見つかるから」


「縁ですか?
縁がないとどうしようもないのなら、
障害者の就職は、たまたまの結果ですか?
僕も、そうなるかも・・・」

障害者
「・・・・」


「何だか、楽観的ですね。
でも、落ち込んだまま面接へ行っても、
受かるわけがないですよね」

障害者
「そうだよ。
社内郵便の仕事なんかどう?
例えば、これ」
(と言って、求人票データを見せてくれた)


「あ、それはもう、前に落ちています」

障害者
「ダメだったの?
あなたなら、できそうなのにね」


「だから、わからないんです。
これでは今後の面接対策も、
どうしたらよいのかも。
それで、困っています」

障害者
「それは困るね。
でも、そんなに落ち込まないで頑張って。
オレはこれで検索が終わったから、
紹介状をもらって帰る。
では、キミも頑張って」


「ありがとうございました。
僕も、頑張ってみます」




「縁」と言うと、炎のジョブコーチさんが言われて
いた言葉を思い出す。


『(就労支援)職場適応のメカニズム』
〔2015-01-07 18:30〕




個人的には、あまりにも割り切り過ぎた
考えのように思ってしまう。
だが、その程度にしないと、この長く辛い
就職活動を乗り切れないのかもしれない。
本当ならば、働きたくても働けない障害者が
たくさんいるはずなのに、なぜ彼と私を除いて、
誰も来ないのか。

そのことを考えると、そう思わずにいられない。
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by bunbun6610 | 2015-03-31 09:28 | 就労前の聴覚障害者問題A
聴覚障害者に向いている職業 (案3)俳優


『ろう者雇用促進案 ソフトバンク&トレインチャンネル』


『聴覚障害者に向いている職業
 (案3)トレインチャンネル俳優』


トレインチャンネル
http://www.jeki.co.jp/transit/signage/trainchannel/


トレインチャンネル用の動画製作 株式会社コスモテック
http://www.cosmo-t.net/eizou/




健聴者がトレインチャンネルを見た感想
http://syanaimonita.net/2014/08/07/%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%81%AFjr%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E7%B7%9A%E8%BB%8A%E5%86%85%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93/


>「電車のテレビモニター、音声は出ないんです。
CMなどは字幕や吹き出しなど使って、
見ている人にわかるようになっています。
初めて見た時はちょっと奇妙な感じでした。
同じCMでも家で見るのとトレインチャンネル
でみるのとでは、何か違うんです。
音なしのせいか、画面の切り替えが早い
せいか・・・?
何か奇妙に感じるので、ついつい見て
しまうのかもしれません。」




はぁ。
そういうものなんですか・・・。

何だか「ハッキリ言わない」のか、
それとも「言えない」のかも含めて、
よくわかりませんな。
こんな曖昧な伝え方って、健聴者には
多いよなぁ。


私とは、随分違う。
私はトレインチャンネルが登場した時は、
大嬉びしたものだ。
勿論、大歓迎。
欠点があるなんて思えない。
音声のみのCMこそ、大問題だ。


参考に紹介するが、音声言語をあえて
使わない芸をする、有名芸人もいる。
健常者だが。


『がーまるちょば(サイレントコメディー・デュオ〔日本〕)』
〔2013-09-21 09:11〕



これだと、日本語がわからない外国人にも、
わかるんだよね。




そう言うと、ソフトバンクには、
ずいぶんと憎たらしいCMがあるよなぁ。


『ソフトバンクの“白戸家”CMへの字幕要望』
〔2014-05-21 18:30〕



『ソフトバンクの“白戸家”CMへの字幕要望(2)』
〔2014-08-31 09:47〕



要望はしたが、やはり一度では変わらない。
ブログでじわじわと圧力をかけていくしか
ないだろう。

駅でソフトバンクCMの、新しいポスターを見た。

「白戸次郎(17歳)

樋口正子(17歳)」

お父さんとお母さんの、17歳の時の顔写真がある。
どちらも、人間だ。
ところが今の次郎は、白い犬の姿をしている。

何でなのか、さっぱりわからない。

何で犬になっているんだ?

健聴者は知っているのか?
知らないのは、聴覚障害者だけなのか?

もしそうだとすれば、これが情報格差なのだ。
ふざけているねぇ。(怒!!)


こんな問題が起きないのが、トレインチャンネル
が製作・提供しているCMだ。

無音放送でありながら、面白いものもできる。
私が好きなCMは、例えば『プロミス』だ。


トレインチャンネル専用のCMなら、
最初から無音・無声CMとして製作するから、
ろう者俳優を起用する機会も増えるのでは
ないだろうか。
ろう者のジェスチャーは面白いから、
いいCMがつくれそうな気がするのだが。

是非、期待してみたい。



逆に、

「あれはヘンだな」

と思ったのは、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』だ。


『NHK大河ドラマ『花燃ゆ』 ろう者・杉 敏三郎』
〔2015-01-05 21:09〕




「登場人物にろう者・杉 敏三郎がいるのに、
何であの役者が健聴者なのだろうか?」

と、疑問に思ったのは、私だけだろうか?
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by bunbun6610 | 2015-03-30 19:30 | 就労前の聴覚障害者問題A

『ろう者雇用促進案 ピッツェリア』


『聴覚障害者に向いている職業
 (案2)ろう者ピザ職人』





「ピザ職人なんかも、ろう者にはいいかもな」

立川にある、美味いピッツェリアを見て、
そう思った。




『カンテラ(PIZZERIA NAPOLETANA CANTERA)』
〔2015-02-10 22:58〕




職人の一人作業で、一枚ずつ焼いている。

オーダーは紙使用だが、職場で作った手話を
使えば簡単だ。
手話を覚えるのが面倒?
ならば、こうしてみてはどうか?


(1)マルゲリータ

(2)フォルマッジ

(3)マリナーラ

(4)ジェノベーゼ


上のように決めて、番号を指で知らせればいい。
枚数も手話でいい。

横表示の手話は左側から読む。
縦表示の手話は上方から読む。
左手でピザの名前を、右手で枚数を表示する。
手話はこようにして、複数の情報を同時に、
いっぺんに伝達できる特徴もあるのだ。
だから手話のほうが速いのだ。
また、混雑時でうるさくても、すぐに通じる。

これは、手話が音声言語よりも優れている点
の一つに過ぎない。

簡単だろ?

健聴者は何でこんな簡単なことが、
誰もできないんだ?
頭が悪いからだろうか?
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by bunbun6610 | 2015-03-30 19:00 | 就労前の聴覚障害者問題A

『ろう者雇用促進案 築地 銀だこ』


『聴覚障害者に向いている職業
 (案1)ろう者たこ焼き職人』


『築地 銀だこ』を覗いて見ると、
若いスタッフが、楽しそうにおしゃべりを
しながら、たこ焼きを焼いている。

楽しそうにやっているのは、
その商品を買うお客さんにとっても、
喜ばしいことだ。

だが、一つだけ気になることがあった!

たこ焼きに、ツバが飛んでいないだろうか?

見ていたら何か、買う気がしなくなってきた・・・。


もしも、ろう者たこ焼き職人だったら、
そんな心配はない。
彼らは、黙々とやるからだ。

コミュニケーションだって、口をパクパクやらない
手話だ。
これで『築地 銀だこ』さんの、衛生面はバッチリ
になる。

さらに、手話同然にババババッとやる、
彼らの手業を見ているお客さんは、
惚れ惚れとするに違いない。


株式会社ホットランドさん、
どうかろう者雇用を真剣に考えてみませんか?

ろう者スタッフだけのお店も、あったっていいと思う。



築地 銀だこ



株式会社ホットランド
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by bunbun6610 | 2015-03-30 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A
私の会社は、ある大きなビルに入っている。
そのようなビルだと、複数の会社が入っている。

ビルの管理会社も入っている。
だが、その会社の従業員がビル内の清掃も
やっているわけではない。

清掃業務は外部委託になっていた。
清掃業務の受託会社は多数の障害者も雇用
していた。(※)

彼らはおそらく、社会保険にも加入できない、
短時間アルバイトだろう。
この類の業種ではそんな求人票ばかりが、
障害者雇用枠には山ほどあるのだ。
私は、そこの会社の障害者が働く様子を、
毎日目にしている。

それで気づいたことがある。
様々な障害者がいるが、どの障害者もなぜか、
暗い表情で仕事をしている。
このことをよく考えてみた。

当たり前なのかもしれないが、彼らにしてみれば、
これしかやらせてもらえる仕事がないのである。
彼らもまた、自分のしたい仕事を選べない存在
なのだ。

「やらされている」

という感じなのだろう。

大きなビルの中の、共用部や事務所、休憩室など、
様々な部分を清掃する人が、
そんなふうに働いているのである。

中でも、私が特に気になったことは、
ビル内のゴミ捨て場だった。
そこは狭い通路があるのみで、2,3人の障害者が
一緒になって、ゴミの分別回収の作業をしていた。

そこを、顧客側の立場である私が

「すみません」

と声を掛けて通ろうとするのだが、彼らはいつも、
自分の仕事を黙々とするだけで、
一向に道を開けてくれない。

仕方なく半ば強制的に彼らの道具をどかし、
身体がぶつかってでも通って行く。
いつもこんな感じなのである。

おそらく、彼らは知的障害者なのであろう。
耳は聞こえるけれども、言葉の意味がわからないとか、
聴覚障害者とは違う意味でのコミュニケーション
障害があるとか、いわゆる「気が利く」ことをする
のが苦手だとか、こんな状況の時にはどうしたら
いいのかわからないのだと思う。

彼らには指導員(あるいはジョブコーチなど)は
ついていないようだった。

彼らとしては

「毎日、嫌な仕事をさせられている」

という気持ちも、ひょっとしたら、
あるのかもしれない。
自己感情が、それに支配されてしまっている。

マナーを守る必要性も毎日あるというのに、
何の進歩も見られない彼らを見て、
私もそこを通る時は憂鬱な気分になって
しまっていた。

私にも、外見だけでは分かってもらえない障害
がある。
しかも、私は健聴者とは全くソリが合わない
聴覚障害者なのである。
そう思うと、さらに憂鬱な気分になる。

お互いに、他人同士ではあるけれども、
それでも健常者だったら挨拶ぐらいはするし、
狭い通路なのだからお互いに譲り合うものだ。

しかし、彼らには耳があっても、それもできない。
幾ら経験を積んでも、学習能力もないので無駄だ。
自分で学べなかったら、教育もできないかも
しれない。

それで一体、どうしてこの仕事に就くことが
できるのか。
どうして、共用部のある場所で働くことが
できるのか、不思議に思ったのだった。

その理由は、聴覚障害者特有の就労前の問題を
知る人ならば、分かるのではないだろうか。


『企業とハローワークの「裏情報」は、「差別」か「配慮」か?』
〔2015-01-05 18:30〕



上の記事を読んだ人ならば、聴覚障害者では
なくとも分かるかもしれない。

これを言えば、きっと不快に思われる方もいる
かもしれない。
だが、誤解しないで欲しい。

私が思ったのは

「耳が聞こえても、挨拶や社会マナーもできない
人が、その仕事に就けるというのに、
聴覚障害者だけはなぜダメだったのか?」

という疑問だった。

考えようによっては、聴覚障害者差別に当たる
事例なのかもしれない。
この事実を証拠採用できるとすれば、
おそらく聴覚障害者差別になるのだろう。

「マナーができないよりも、
危険な音が聞こえないと、
もっと困るから」

という反論が、健聴者側からは出されるかも
しれない。

しかし、それならばなぜ、聴覚障害者が公道で、
自動車を運転することが認められているのだろうか。

健聴者の考えには、まだまだ多くの矛盾がある。
まして、お客様が来るビルの中で通常、
そんな危険はないだろう。

行き過ぎた考えも甚だしい。
少なくとも私は、納得できないのである。



=============================


(※)〔関連情報〕
「特例会社」とは別種の「障害者大量雇用企業」


炎のジョブコーチ
『禁断の果実?障害者雇用代行・・・』
〔2012/1/21(土) 午後 9:10〕
http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/archive/2012/01/21

最近、時々聞く障害者雇用の代行。
これは、企業の障害者雇用を代行する会社が
サテライトオフィスを構え、代行する会社の社員
(サポートスタッフ)が採用から処遇いっさいを
行うというものです。

サテライトオフィス内でAさんとBさんは○○社、
CさんとDさんは△△社、ブースごとに別会社と
なります。
まさにコペルニクス的な発想です。

不利・不満・不安を解決するところにビジネスあり、
これは企業が障害者雇用に向き合うことなく
雇用率を手に入れる仕組みでもあります。

しかし何故か違和感を感じます。
障害のある人の人権、ノーマライゼーション、
社会参加、多様性、キャリアそんなことを考えると・・・
どうなんだろう。

以前、企業の方が冗談で

「いっそのこと福祉作業所をまるまる買い取りたい…」

なんて言っていたのを思い出します。
この仕組みは、まさに書類上の雇用関係と
言ってもいいでしょう。

気になっていることとして、この仕組みは実は
障害者雇用の大きな岐路を示しているように
感じます。
実際に一部の自治体などでこの事業を歓迎
しているところもあります
(たぶん行政関係者がその意味まで想像力が
及ばなかったのでしょう)。

行政は一旦是としたものは訂正することは
難しいですから、いくつかの自治体はリンゴ
を食べてしまったことになります。

この仕組みはこれから一気に広がるかも
しれません。

なぜなら、企業よし、代行業者よし、就労した
人よし、その他家族や教育関係者なども
形式的であれ「一般就労」の言葉は魅力
かもしれません。
もしかして違和感を感じているのは私のような
一部の関係者…だけかもしれません。

社会では得てして、多数を占めた方が
スタンダードになります。
そして、社会が大きなつけを払うことに
ならないか心配です。

次の動きとして社会福祉法人がこのビジネスに
乗り出すのではないでしょうか。
障害のある人のサポートのノウハウを生かし、
収益事業部門又は、会社組織を作って事業拡大
を考えるのは想像できます。

そうなるともうぐちゃぐちゃになってしまいますね。

障害者雇用の理念からこの代行業について、
労働局(厚労省)の意見を出しほしいところです。
現場のハローワークの方も戸惑っています。
リンゴを食べてしまう前に…



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by bunbun6610 | 2015-01-27 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A
炎のジョブコーチ
『(就労支援)相談に来なくなる人、来すぎる人』
〔2013/12/3(火) 午後 10:50〕

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/35473774.html


就労支援をしていると様々なタイプの方に
出会います。
例えば相談に来なくなる人、自分一人で
大丈夫だと思って活動を始める人ならよいのですが、
就職したいために窓口に来たのに思ったような情報
が得られなかったり、自分の思いに反して意見をされ
たりすると次回は来なくなります。

お話を聞くと「ちょっとちがうな」と思ったなどと
聞きます。
傾聴ばかりで、具体的な方策を打ち出せないと来なく
なるのはあたりまえです。

しかも福祉職の就労支援は、どこか目線が上で「障害」
にフォーカスされると「二度と行かない」になります。

また、話をちょっと聞いてもらいたかったのに直ぐに
就職活動、になるとあまりにアグレッシブ過ぎて引いて
しまう場合もあります。
とても繊細な方や様々な背景の方がいます。

一方で、来すぎるタイプの人もいます。
これは相談への依存傾向の場合があります。
支援者は注意をしないと相手を支配してしまうかも
しれません。
時に相手の依存性を引き出してしまい、今度は逆に
自立を後退させてしまいます。
又は、クライアントは支援者の期待に応えるための
就職活動をしてしまうこともあります。

このあたりが一番難しいところだと感じています。
傾聴とアグレッシブさとの微妙なバランスはまさに
キャリアカウンセリングの応用編のように思います。
そして、最後はその人にそっとお返しする…
その人の人生だから・・・



=============================




「依存傾向」には気をつけなくてはならない。

キャリア・カウンセラーからは、
いろいろなアドバイスがある。
それで迷ってしまうこともある。

でも選ぶのは、決定するのは自分だ。
「自己決定」と「自己責任」をきちんと持つことは大事だ。


書類選考に送る『職務経歴書』は、どんなスタイルで書くか。
何を、どのように書くか。

障害は「クローズ」にするか、「オープン」にするか。


会社面接に臨む時、

手話通訳を利用するか、それとも筆談を頼んでみるか。

障害の程度をどのように説明するか。

障害への配慮を聞かれたら、どのように答えるか。

前の会社を雇止めされたが、理由をどう話したらよいのか。


全ては、自分のために考えることだ。
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by bunbun6610 | 2015-01-15 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A