聞こえる人と、聞こえない人との違い ――よくある例から

フランス大統領選の決戦投票が始まっている。
聴覚障害者も見るEテレ『手話ニュース』を見て、
「あれ?」とビックリ!

マリーヌ・ルペン候補の所属政党「フランス極右政党『国民戦線』」
のルビを見ると、「きょくう」とあった。

今まで私は「ごくう」と読み続けていた。
というのも、日本では「極道」を「ごくどう」と読んでいる
じゃないか。

「だから『極右」の読み方はは『ごくう』だろう」

と、ずっと思っていた。
でも、自分としてはよくあることだから、
恥ずかしいとも思わない。
健聴者なら、中学生でも知っているんだろうなぁ。

じゃあ、「極左」は「きょくさ」と読むのか。
調べてみたら、そうだった。
ごくさ」じゃなかったんだ。

多分、義務教育の中学生にもなれば、
社会科の授業で誰もが習っているだろう。
でも聴覚障害児は、普通学校へ行っても、
こうなってしまう可能性がある。
ノーマライゼーションだのインテグレーション教育
だのといっても、こういう問題点は完全には解消
しないかもしれない。
貧しい家庭で育つと、そうなる可能性が高くなりそうだ。
そこが、教育上の不安点だ。


近年は民放のニュース番組にも「字幕」が普及している。
テロップも多用されてきている。
しかし、それらにはルビがないのがほとんど。
そのため、健聴者と違って、新しい言葉や、
流行化した言葉の学習がで自然にできないのだ。
だからEテレ『手話ニュース』のような番組が、
これからも聴覚障害者には必要なのだ。

健聴者から見れば、ただの「ニーズの違い」かも
しれないが、それを理解するのとしないのとでは、
大違いの社会になるだろう。
今日はLGBTのイベントが行われた日だったが、
聴覚障害者についても非常に共通点が多くあり、
是非勉強して欲しいと思う。
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by bunbun6610 | 2017-05-07 20:23 | 情報保障(テレビ字幕)
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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