聴覚障害者から見た、世界共通であるもの、でないもの

世界の果てまでイッテQ!
イモト・ワールド・ツアーinニュージーランド・サモア
http://www.ntv.co.jp/q/oa/20170423/01.html


お笑い芸人イモトの笑いは、本当に面白い。
逆に、昔見たビートたけしの笑いはつまらなかった。
漫才は話だけだから。

でも、その原因が今になってからわかったことだが、
同じ漫才でも、昔のテレビには字幕がなかったから、
面白い話をしていても全くわからないだけだった。
本当に、今のテレビには字幕がつくようになったから、
その面白さもわかるようになった。
それだけのことだった。
決して、たけしの話がつまらないわけではなかった
のだろうが、

「たけしなんか面白くない」

と平気で言って、周囲の人をシラケさせていた。
と言うよりも、当時から人気絶頂、国民的尊敬を
集めていたビートたけしを低評価していたのだから、
反感を買っていたかもしれない。


イモトは、字幕がなかったとしても、面白いと思う。
身体を張って笑わせるところがあるから。
世界共通の笑いにさせている、と思う。



ところで、世界共通というと、

言語は世界共通ではない
その通り。


手話は世界共通?
いや、手話も違う。
これは、手話が言語であることを証明している
のではないだろうか。
でも世界共通の単語も2つあると、
ろう者から聞いたことがある。


笑いも、世界共通ではない
字幕のない漫才や笑点はわからない。
でもイモトのようなパフォーマンス的笑いは
世界共通だと思う。


音楽に国境はない
これは、一部の聴覚障害者にも言える。


美味しいものに国境はない
聴覚障害者にも言えると思う。
よほど食文化が異なる食べ物でもない限り。


写真は世界共通である
そう思えたのは、ろう者写真家の井上孝治さんの
写真を思い出したから。
写真は言語とは違うけれども、
自分の持っている言語が通じない相手とでも
通じるコミュニケーション・ツールの一つだと、
よく理解した。
聴覚障害者にもストレートに分かるものだし、
ゆえにカメラが趣味の人が多いのだろう。

『東京ろう映画祭 井上孝治写真展』
〔2017-02 -20 19:13〕





『斎藤陽道(さいとう はるみち)/ろう者・写真家』
〔2014-05 -18 18:30〕

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by bunbun6610 | 2017-04-24 00:50 | 情報保障(テレビ字幕)

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610