ビートたけしだけ日本語をしゃべる謎の真相 「ゴースト・イン・ザ・シェル」ネットに渦巻く「なぜ?」の声

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170422-00000533-san-movi


ビートたけしだけ日本語をしゃべる
謎の真相
 「ゴースト・イン・ザ・シェル」
ネットに渦巻く「なぜ?」の声


産経新聞 4/22(土) 14:04配信



公開2週目の週末の観客動員ランキングで5位
(15、16日興行通信社調べ)
と堅調な成績をキープする映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」
(ルパート・サンダース監督)だが、ネットなどで、
こんな声があがっている。

「ハリウッド作品だけに出演者全員が英語で会話する中、
ビートたけしがひとり日本語を話しているのはなぜ?」


■桃井かおりは英語なのに

 たけしが演じるのは、スカーレット・ヨハンソン演じる
少佐が所属する公安9課の指揮官、荒巻役。

 少佐が

「Someone is scanning data
 traffic
(何者かが交信情報をスキャンしています)」

と英語で語りかけると、荒巻は「送信元を探せ」と
日本語で応えるのに、なぜか会話は成立している。
同じ日本人キャストでも、桃井かおりは英語を話して
いるのにだ。

 なぜ、たけしだけが日本語を話すのか。


■是が非でもたけしを

 「下手な英語より、日本語でせりふを言いたい」

 実は出演に際し、たけし側から、そんな要望が
出されていたというのだ。

 サンダース監督は、

「製作側は猛反対だった。
でも、僕が粘りに粘って『大丈夫だから』と説得した」

 そもそも、たけしの起用は、サンダース監督の
悲願だった。

 「『戦場のメリークリスマス』(1983年)や監督、主演を
務めた『HANA-BI』(1998年)などを見て、
僕は、たけしさんをすごく尊敬している。
どうしても、この作品に出てほしかった」

 サンダース監督は撮影のため1週間のスケジュール
確保を希望したが、多忙を極めるたけし側が提示したのは
2日間だった。

 「この日程に、周囲からは、やはり強い反対意見が出た。
『たけしの起用はあきらめろ』とまで言われたが、屈しなかった。
僕はたけしさんのために、すごく闘った」


■拍手したいぐらい見事な演技

 サンダース監督が続ける。

 「スカーレットとは別々の言語で会話することになったが、
2人が“スピリチュアルに繋がった親子”のようにも見えて、
かえって良かった。
ブロックバスター(大作)映画だけど、ほかとは全然違う
作品になったと思う」

 ところで、それほど固執したたけしの起用。
結果はどうだったのか。

 「たけしさんは、雨の中、3人を相手にした銃撃戦を
演じているが、何度も念入りに練習する姿が印象的だった。
本番では素早く動き、実に見事な演技だった。
拍手したいくらいだった。
ユーモアいっぱいの人で、僕の演出をほめてくれた。
あれは、うれしかった」

 ご満悦だ。



 「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、士郎正宗の漫画を
アニメ化した「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
(1995年、押井守監督)がオリジナル。

 舞台は、人類が身体の機械化を進める近未来。
人間の脳までハッキングするテロ集団が出現し、
荒巻(たけし)率いる公安9課は、脳以外は全身が機械の
少佐(ヨハンソン)らを投入し、捜査にあたるが…という物語だ。

 サンダース監督は、

「(アニメ映画を)20年ほど前に初めて見て、哲学的なテーマ
やキャラクター、世界観、バイオレンス描写の美しさに打ちのめ
された」

と語るオリジナルの大ファンだ。

 実写化にあたっては、

「プレッシャーだったが、どうせ誰かがやるなら僕がやりたかった。
原作やテレビアニメなど、『攻殻機動隊』シリーズが世界にもっと
知られるためのいい機会とも思った」

と話していた。

(文化部 岡本耕治)



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もともとはたけしの台詞も英語の予定だったが、
たけしからの強い要望と監督の同意もあって、
ここだけ日本語になったようだ。

(もし、この変更がなければ、たけしは英語台詞で、
日本語字幕もついたと思われる)

それでたけしの要望を認めたのはいいが、
今度は聴覚障害者だけに、わからなくなってしまった、
という流れのようだ。
しかしやっぱり、日本人聴覚障害者から観れば、

「日本にいる日本人なのに、自分だけ異邦人のように
扱われている孤独感になってしまう」

という気持ち、差別観は、理解されないのだろうか?
そしてそれは、その瞬間だけで終わるのではなく、
今後、映画を観るためにチョイスする時にも、
聴覚障害者だけにこの記憶がリンクし続けるという、
後引きの悪くなる気持ちを、
健聴者は理解できない。
頭が悪いと言えばよいのか、
それとも想像力が欠如していると言うのか・・・。
それに強い哀しみを覚える。


『映画『レインツリーの国』(有村浩/原作)』
〔2015-12 -12 00:22〕


を、もう忘れたのだろうか。
所詮、健聴者がもらい泣きする「感動ポルノ」作品
だったのだ。
映画制作会社は、それで効率良く儲けることしか、
頭の中にはない。

たった一人しかいない、たけしの要望は聞き入れるのに、
国内だけで何百万人もいる難聴者や聴覚障害者のことは、
無視するというのか。





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松森果林UD劇場~聞こえない世界に移住して~
『『ゴースト・イン・ザ・シェル』ビートたけしの字幕欠落!』
〔2017-04-12〕
http://d.hatena.ne.jp/karinmatasumori/20170412




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>「<日本語字幕版>だと思って安心して観に行ったら
まさかの<日本人キャストの字幕欠落>。
聴覚障害者にとっては、「字幕の欠落=ストーリーの欠落」です。」





>「<日本語字幕>の定義ってなんなのでしょう。
日本語セリフに字幕がつかないのならその旨案内して
ほしいと思います。
(だからいいってわけではないですが)」




そもそも私は、たけしがどんなアーティストなのかも
知らないのだから、この映画にも全く関心がなかったが。
情報が受けられずに育ってきたから、
仕方がないのだ。
逆に外国人や本でしか知りえないような、
歴史上の日本人(例えば、坂本龍馬とか)だと、
尊敬できる人が多い。

「自分は日本にいる日本人なのに、
まるで異邦人のように感じる」

とか言っていた聴覚障害者がいた、という。
それは、こういうことだ。
日本には、こうした間接差別がたくさんある。



>「映画が多様化しているこの時代、
日本の映画館も「言語への配慮」をしっかりと検討してほしいのです。

上記自分の体験をもとに、
<字幕上映>というならばすべての音声に字幕が必要な根拠を説明し
改めて検討していただきたい旨をメールで送りましたが
返信はいまだにありません。」




「障害者政策委員会委員」や、
「障害者差別解消支援地域協議会の設置等の
推進に向けた検討会」の対応だと、どうなるのだろうか。



内閣府
『障害者差別解消支援地域協議会の設置等の
推進に向けた検討会(第1回)議事次第』
平成29年1月5日(木)13:30~15:30
中央合同庁舎8号館4階 427会議室
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/secchi/k_1/index.html



内閣府 障がい者制度改革推進会議 差別禁止部会
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html#bukai


聴覚障害者団体は、例えば次の団体から委員が
選出されている。
是非、多くの方が団体に入会し、意見や要望を
伝えるようにしたい。


一般財団法人全日本ろうあ連盟
https://www.jfd.or.jp/


社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
http://www.zennancho.or.jp/





【追記】(2017年5月2日)
新情報

松森果林UD劇場~聞こえない世界に移住して~
『映画音響革命レポとクラフトビールと』
〔2017-04-25〕



>「ちなみに、くだんの

『ゴースト・イン・ザ・シェル』でまさかのビートたけしの
字幕欠落!

http://d.hatena.ne.jp/karinmatasumori/20170412


の件、

チネチッタでは<字幕上映>はすべて
<全台詞日本語字幕付き上映>でした!!」


何だと?!

字幕欠落していた映画館は

「本当はできることなのに、やらなかった」

ってことか?!
バカにしてるな!
もうそんな映画館には、二度と行かない!!


ちなみに、こちらも新情報だ。
小さいけど、障害者にも易しい映画館だ。

CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)
http://chupki.jpn.org/

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by bunbun6610 | 2017-04-24 00:28 | バリア&バリアフリー
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