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『聴覚障がいの方向け就職支援サービス いそひと』

『聴覚障がいの方向け就職支援サービス いそひと』
http://www.isohito.jp/


というのがあるという。
バックアップしてきたのが、聴覚障害者支援などを
してきたことで有名な企業経営者

シャムロック・レコード株式会社(UDトーク開発者)

聴覚障害者キャリアアップ研究会

柳匡裕氏(手話カフェ『Sign with Me』経営者)

株式会社UDジャパン

だというので、これは興味深い。

確かに、障害者という一括りにされて就労支援されても、
うまくいかないケースはよくある。

私もある障害者就職支援企業に登録していて、
最近よく紹介が来るようになっているのだが、

「本当に、私の聴覚障害を理解しているのか?」

と疑問になってくる紹介が、少なくなかった。

「障害者手帳を持っている障害者なら、
誰でもいいから」

という感じなのだった。

例えば電話が難しい障害だと伝えていたにもかかわらず、
「電話応対必須」と書いてある求人票を紹介されたり、
以前にハローワークで書類応募して落選している企業を
紹介された。
そこは大企業や、その関連会社といった有名企業なのだが、
仕事の内容はやはり

「パソコン入力」

といったものばかりだった。

「電話応対はできませんので、辞退します」

と伝えると、

「聴覚障害者には電話応対は不要でと、
企業の方へ伝えてあります。
そういった配慮がありますから、
安心して応募されて下さい」

とメールで返信があったのだが、私は

「そういうのを合理的配慮とは、言わないです」
(ストレートに言うなら「差別」と言う)

と突っぱねた。
そういうのはやっぱり、また必ず失敗するだろうから、
もう辞退し続けている。

なぜ、その紹介企業のやり方が「配慮」ではなく「差別」だと、
私は思ったのか?
下の情報が、その答えとなる。
私も同じ考えだからだ。

Style 21世紀×Deaf×INFP
『今の時代の「障がい者採用」の歪(いびつ)さ』
〔2016-04-06〕
http://www.style-yry.com/entry/2016/03/31/151734

障害者だけのことを考えるのが、配慮ではない。
障害者だけを考えるから、おかしくなるのだ。
会社役員がもし本当に、自社を画期的にしたい、と思うならば、
障害者だけでなく社員全員に、
この方程式を当てはめればいいのである。



『いそひと』の運営会社は、

株式会社ゼネラルパートナーズ
http://www.generalpartners.co.jp/

という企業だという。
ここは福祉ではなく

「社会問題をビジネスで解決する」

という理念で設立した、という。
この会社の場合は一体、どんな考え方なのだろうか。
by bunbun6610 | 2017-08-08 07:43 | 就職活動・離職

ある障害者から見た世界


by bunbun6610