聖人とテロリスト

聖人とテロリスト

IS(イスラム国)に感化される若者が増えている。
でも、私は彼らの気持ちが理解できるように思う。
殺人をしてもよいとは思わないけれども、
それでも「テロを起こしたくなる気持ち」は、
私にはよくわかる。
それは恐らく、差別を受けている者にしか、
わからないものだろう。

罪を犯さぬ人など、この世にはいない。
逆に言えば、人生とは誰もが罪を犯すことに
よって始まっている、贖罪の旅なのだ。
アダムとイブの失楽園以来、人類はそうだったのだ。
その自覚のない人間は、生きている資格はあっても、
生きている意味などない。

この世に生きている者は皆等しく、
神によって生きていることを赦されている存在だ。
だが、それを生活の中で意識しているかどうかは、
人ぞれぞれであり、それに気づかぬ者こそ、
偽善者なのだ。
偽善者は、聖人から最も遠い人なのではないか。




【追記】(2017年6月19日)

差別や戦争は、ジハードしか生まない、という教訓


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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170614-00000081-reut-asia&pos=1


ロイター
『アングル:「カリフ」から転落、IS指導者の新たな逃亡人生』
〔6/14(水) 11:05配信〕

[バグダッド/アルビル(イラク) 12日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国(IS)」の指導者バグダディ容疑者は、自身の「カリフ国家」(預言者ムハンマドの後継者カリフが指導する国家)の主要2拠点を失う危機に直面している。

とはいえ、逃走中の同容疑者を拘束あるいは殺害するまでには、数年はかかるだろうと、当局者や専門家は指摘する。

ISが支配地域で「首都」と位置づける2都市、イラクのモスルとシリアのラッカは陥落間近とみられ、バグダディ容疑者は両都市にまたがる広大な砂漠地帯に身を潜めていると当局者は語る。

「最終的には、彼(バグダディ容疑者)は殺されるか拘束されるだろう。永久に隠れ続けることはできない」と語るのは、イラク北部のクルド人自治政府でテロ対策を指揮するラフール・タラバニー氏。

「だが、それでも(拘束あるいは殺害は)数年先のことだ」と同氏はロイターに語った。

バグダディ容疑者の主な懸念事項の1つは、米国が同容疑者に「裁き」を受けさせるため提供する報奨金2500万ドル(約27億5000万円)に魅せられた裏切り者を出さないようにすることだと、IS問題で中東各国の政府に助言するヒシャム・ハシミ氏は言う。

「公然と支配する土地もなく、彼はもはやカリフ国家の所有を主張できなくなった」と同氏。「逃亡中の身であり、支持者の数は支配地域を失うにつれ減少している」

イラク軍は、ISが2014年6月に支配した同国北部モスルの大半を奪還。バグダディ容疑者は同都市の支配後まもなくして、自身をカリフ、全イスラム教徒の指導者だと宣言した。

シリアでの首都と位置づけるラッカも、クルド人とアラブ人の合同部隊によって奪還作戦が進められている。

公開された最後のビデオ映像には、聖職者の黒いローブを身にまとったバグダディ容疑者が2014年、モスルにある中世に造られたモスクの説教壇からカリフ国家樹立を宣言している様子が映っている。

イブラヒム・サマッライとして生まれたバグダディ容疑者は46歳のイラク人。国際武装組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者が殺害されてから2年後の2013年、アルカイダから脱退した。

バグダディ容疑者は信仰の厚い家族のなかで育ち、イラク首都バグダッドのイスラム大学(現イラク大学)で学んだ。米国主導のイラク戦争が勃発した2003年、サラフィー・ジハード主義の活動に参加。米国によって拘束されたが、軍事的ターゲットというよりも市民とみなされ、約1年後に釈放された。

<報奨金>

バグダディ容疑者はシャイで控えめだとハシミ氏は話す。最近は、ドローンや不審者を見つけやすい人けのないイラクとシリアの国境地帯に潜んでいるとみられるという。

米国務省による対テロ報奨金プログラムはこれまで、ビンラディン容疑者やイラクのサダム・フセイン元大統領に対しても、バグダディ容疑者と同じ2500万ドルの報奨金をかけてきた。

フセイン元大統領の場合もビンラディン容疑者の場合も裏切り者は現れなかったが、報奨金は彼らの移動やコミュニケーションを困難にさせた。

「報奨金は不安と緊張を生み、彼(同容疑者)の動きと護衛の数を制限させる」と、イラク首都バグダッドに拠点を置く、過激派組織の専門家ファドヘル・アブ・ラジーフ氏は指摘。「彼は72時間以上、同じ場所にはいない」と同氏は述べた。

バグダディ容疑者は「自身の移動に神経質になっており、とても慎重だ」と語るのは、IS対策に直接関与する任務に就く前述のタラバニー氏だ。「彼の信頼の輪は一段と小さくなっている」

録音されたバグダディ容疑者のスピーチが最後に公開されたのは昨年11月初め、モスル奪還作戦開始から2週間後のことだ。スピーチのなかで、同容疑者は支持者に対し「不信心者」と戦い、「彼らの血を川のように流す」ことを求めた。

米国とイラクの当局者は、バグダディ容疑者がモスルとラッカでの戦闘において、最期まで戦い抜く支持者とともに作戦司令官らを後に残し、自身の生き残りをはかっているとみている。

バグダディ容疑者の行方を確認するのは不可能だ。

バグダディ容疑者は電話を使用せず、側近2人との連絡には一握りの運び屋を使う。ハシミ氏によると、同容疑者は普通の乗用車か、農民が使う小型トラックのような車両でイラクとシリアの国境を挟んだ両側を移動する。同乗するのは、運転手とボディガード2人だけだという。

バグダディ容疑者に関する最後の公式報告は、イラク軍が2月13日に発表したものだ。同軍のF16戦闘機がシリアとの国境に近いイラク西部で、バグダディ容疑者が他の司令官らと会っていたと思われる家屋に空爆を実施したとしている。

IS戦闘員の数は現在、計8000人で、そのうち2000人はアラブ諸国や欧州、ロシアや中央アジア出身の外国人だと、アブ・ラジーフ氏は指摘。

「イラク・シリア両国で彼らと戦うべく配置された数万人の兵士に比べれば小さな数だが、失うものは何もない向こう見ずな戦闘員で構成され、市民に紛れ込み、仕掛け爆弾や地雷や爆発物を大量に使用する部隊はあなどれない」と同氏は語った。

米国政府はバグダディ容疑者を捕らえるため、特殊作戦部隊のほか中央情報局(CIA)や他の米情報機関で構成され、国家地理空間情報局(NGIA)のスパイ衛星を駆使した共同捜査本部を立ち上げている。

だがバグダディ容疑者の影響力を払拭(ふっしょく)するにはそれ以上の努力を要するとタラバニー氏は指摘。「彼は今なおISの指導者とみなされており、大勢が彼のために戦い続ける。それが急激に変わることはない」と述べた。

たとえ殺害されたり拘束されたりしても、「過激思想に取り組まなければ、彼とISの遺産はこれからも残る」と同氏は付け加えた。

(Michael Georgy記者、Maher Chmaytelli記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)



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最高指導者とされるバグダディ容疑者が先日、
ロシア軍の空爆で殺害された可能性が高い、
と報じられている。


『最高指導者バグダディ容疑者死亡か ラッカ空爆で』
〔毎日新聞2017年6月16日 21時45分
(最終更新 6月16日 21時55分)〕
https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00m/030/144000c




それでも、このジハードが敗北し、終わるということはない、
というメッセージだ。
私も、そう思う。
バグダディ容疑者が残した“ISの遺産”は、きっと残るだろう。
この世に差別や戦争がある限り、必ず残る。

バグダディ容疑者は、もともとは敬虔なイスラム教徒だったようだ。
それがなぜ、狂信的行動に変わったのか。

もし私がイスラムの地で生まれ育っていたならば、
私も生まれ故郷を捨てて外国へ出稼ぎに行くか、
それともISに身を投じるかの選択肢に迫られただろう。
国連・障害者権利条約が生まれた背景には、
障害者の貧困とテロ参加も関係している、
と聞いている。
それが、

「過激思想に取り組まなければ、真の解決にはならない」

という意味ではないか。
差別と貧困で苦しむ障害者も今どれほど、
ISにいることだろうか。
私にはIS問題が他人事とは、どうしても思えない。
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by bunbun6610 | 2017-06-12 09:37 | 雑談


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