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蒼穹 -そうきゅう-

健聴者が聴覚障害者職場問題の話し合いを避けたがる理由



■社での就労後問題(日記から)

20■■年■月■■日(■)

この会社の問題点は、聴覚障害者がいる職場
の人たちに問題があるのだが、
その人たちはなぜか、次のように言う。

「この問題は上(人事部)に任せている」

「障害者雇用は会社として取り組んでいる問題
だから、上が考え、決めること」

「上が何とかする問題」

「何か聞きたいことがあれば、上に聞いて
(自分は、何もわかりません)」

「困ったことがあるならば、上に言って」

つまり、自分たちにはわからないとか、
関係がないとか、
関わらざるべき聖域のような問題だという
考え方がある。

その原因が個々の人によるのか、
それとも会社組織にあるのかは、
私もわかりません。

しかし、いずれにしても、聴覚障害者の職場問題は、
周りの人が何とかすれば、すぐに解決する問題が
多いものです。
それなのになぜそうしないのか、できないのかが、
疑問です。

上司の硬直した考え方は、聴覚障害者への
職域差別をさらに正当化してしまいます。
それがこの問題を深刻にしてしまったのだと思う。

健聴者の聴覚障害者への言いにくさから、
コミュニケーション問題もあった。

例えば、

「障害者は健常者と別の仕事をやってもらうことに
している」

という事実があったとしよう。
それを健聴者が言いにくくて言わなければ、隠せば、
聴覚障害者は曖昧模糊にされたのだと怒るのも
無理はない。

かと言って、事実をハッキリと言ってしまえば、
それも聴覚障害者は差別だと怒るだろう。

したがって、どちらにもできないがゆえに、
健聴者は曖昧に答えるのが常になっている。
Y部長の言っていた

「障害者とコミュニケーションを取るのは難しい」

という言葉の真意も、おそらくそれを避けたいがため、
であろう。

しかし、それも結局は、事態を悪くしてしまう。
聴覚障害者には精神的に苦しいからである。

健常者は

「障害を持つ方に気持ちよく働いてもらうために」

と言うが、それは一体、どういう意味で言っている
のだろうか。
私にはさっぱり理解できない。

これから障害者と共生していくために、
「真の平等」の意味を、
健常者は今からでも、よく考えてほしい。
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by bunbun6610 | 2017-03-19 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1