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蒼穹 -そうきゅう-

おしゃべりは仕事(職場)の潤滑油

■社での就労後問題(日記から)

20■■年■月■■日(■)

会社では健聴者は仕事中によく、おしゃべりをします。
管理職の人は、このおしゃべりは「必要ないもの」と
考えているでしょうか。
いいえ。
私の会社のM係長だって、おしゃべりは絶対ダメとは
言いません。
むしろ、おしゃべりを禁止すると集中力が
続かなくなるから、という理由で、
多少はやむを得ないと認めています。

おしゃべりが全然ないと、職場の雰囲気も窮屈に
なりますよね。
聞こえなくておしゃべりをしない私でさえ、
見ていてわかります。

ただ、あまりにおしゃべりをし過ぎていて、
仕事が進まなくなると、
一生懸命に仕事をやっている人までやる気をなくし、
サボり出します。
そうするとおしゃべりはマイナスになります。

要は適度なおしゃべりは必要だということで、
職場の潤滑油のような役割があるということでしょう。

最終的には汚れて捨てるが、機械の傷み、
磨耗防止やスピードを上げる潤滑剤として必要です。
決して無駄ではなく、役割を終えてから捨てられるのです。

そういうものは、聞こえない人だって、同じく必要です。
でも、皆のおしゃべりに加わることが難しいです。

つらいのは、健聴者だけおしゃべりし、
楽しそうにしていてばかりいると、
自分は対照的な立場に置かれて、
孤独感を味わってしまうことです。
これはおそらく、聞こえる人にはわからない感覚かも
しれません。

聞こえる人だって、周りがおしゃべりをしていても、
自分だけ一生懸命に仕事をやらなければならない
ときだってあるでしょう。
M係長にそう言われたことがありました。

でもそういう場合と、耳が聞こえない人の孤独感とは、
違うと思います。
集中していることと、孤独になることとは違うのです。
この違いを、なぜ健聴者はわからないのだろうか。

「自分は聞こえるのだから、聞こえない人の問題は
関係ない」

と考えていたら、いつまでたっても聞こえない人を
理解はしないのかもしれない。

それは、聞こえる人と聞こえない人の潤滑油には
ならない。
聞こえる人、聞こえない人の潤滑油も、
やはりコミュニケーションだろう。
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by bunbun6610 | 2017-03-18 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1