『(発達障害)「あまえ」「わがまま」「努力不足」の前に…』

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/34766885.html


炎のジョブコーチ
『(発達障害)「あまえ」「わがまま」「努力不足」の前に…』
〔2013/2/13(水) 午前 0:49〕



発達障害のある人の支援をしていると時々、

「あまえでは」

「非常識では」

「努力不足」

とありったけの自尊感情をゆさぶるような
言葉が周囲から聞こえることがあります。

ある方のお話ですが、その方、顎髭が伸びて
職場で注意されても剃ってきません。
何度注意されても剃らないので、
次第に職場から整容面での課題あり、
そしてだらしないと思われてしまいます。

職場からジョブコーチに連絡があり、
整容面の指導をしてほしいとのことで、
ジョブコーチが自宅で一緒に髭を剃ることに
なりました。

ジョブコーチが少し上を向いて下さいと伝え
顎の下をカミソリで剃ろうとすると、
小さなうなり声をだしながら、
ものすごい苦痛に満ちた表情で辛抱しています。

どうしたんですか?
と聞くと、カミソリの刃が怖い、刃の感覚が苦手、
とのことです。
あまりの辛そうなその表情に

「他の方法を考えましょう」

と思わず諦めました。

結局、先の丸い鼻毛カット用のハサミで切ることに
しました。

そこには、定型発達の人が想像するよりかなりの
苦痛が存在しています。
「あまえ」ではとか「本人の努力」とか簡単に言う
けれど、想像以上の苦痛が存在していたり、
感覚の違いが困難にしていることがあります。
その方の苦痛に満ちた表情を見て教えられました。

「あまえ」「わがまま」「努力不足」どれとも
違っていました。





==========================





整容面での指導が厳しくなる理由は何だろうか?
それが、ここではわからない。
もしも接客業だったら、だらしがなく見えてはダメだろう。

そういう業種でなくても、周囲から見て不快に思ったり、
同じようにマネをし出すスタッフも出てきたりしたら、
やはり悪影響だと思われるだろう。

そういったことはどうなのか、書かれていない。
ここでは、視点の違う一面が語られているに過ぎない。


でも、簡単には言い切れない実情があることは理解できる。

私も今、聴覚障害ゆえの副次障害に、とても苦しんでいる。
健常者だけでなく、他の障害を持った人にも理解されない。
そういうのがある、ということは分かる。

同じ障害を持つ友人が

障がい者の苦労は、当事者にしかわからないと思います」

と言っていたが、その通りなのだと思う。

もし自分に「あまえ」「わがまま」「努力不足」
という言葉を投げかけられたとしたら、どうだろうか?
やはり傷つく人もいるのではないだろうか。
それでは、仕事に悪影響になっても仕方がない。
そして負のスパイラルに乗って、
最悪になると欠勤を繰り返すようになったり、
自殺なんてことにもなりかねなくなる。

そこの想像力が欠如していることのほうが、問題だと思う。

「一体、本当の障害者はどっちなのか?」

と、私ならば考える。
これも、健常者とは別の視点で語っているに過ぎないが。
[PR]
by bunbun6610 | 2017-02-18 13:02 | 就労後の聴覚障害者問題B

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610