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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

就労後の聴覚障害者問題G

2017年1月19日(木)
N主任が昨日説明した、「黄箱の再セットは看護師が行う」というやり方は、よく考えてみると、黄箱を触った時点で、看護師の手指が汚染されてしまうので、やはり良くない。黄箱のセットも、やはり洗浄担当者がやるのが一番安全で、良いと思う。
スコープ回収作業だけでも、工数が非常に多い、という問題点がある。
①回収時のチェック 収納方法は適切か? 部品は全て付いているか? 先端カバーは付いているか?
②洗い場に持って行ったら、すぐに手袋を外して、ボールペンでスコープ№などを記入する。
③手をアルコール消毒して、新しい手袋をはめる。
④新しい黄箱をすぐに検査室へ置きに行く。
⑤再び手袋を捨て、アルコール消毒をしてから、また新しい手袋をはめて、やっと次の作業に入る。


もし本当に、Kさんのやり方が正しいのならば、白シーツ(大)の敷き方が、みんな間違っている。
Kさんの敷き方は、足側に揃えている。










しかし、ほとんどの人は、足側を揃えていない。




Sさんは収納ケースに保管するスコープにも、「洗浄済み」ラベルに「②」を書かないで、しまっていた。やり方がみんなバラバラだ。


14:00過ぎから、オリンパスのS氏から、『内視鏡の構造・洗浄消毒方法』(実技編 ベッドサイド洗浄~本洗浄)、『内視鏡システム290系』の講習、実技練習を受けた。

鉗子(かんし)

(P4)
【先端部の構造】
スコープの先端部にはCCDが内蔵されている。CCDは人間で言えば「目」。スコープの最重要部分である。もし壊すと、修理に30~40万円かかる。さらにその間、使用できなくなる。CCDには、カバーを必ず装着する。

先端部は特に、丁寧に扱うこと。
先端部に金属、固いものを近づけない。水流による揺れで当たって、破損する恐れがある。だから、ファイバー洗浄機に入れる時の注意点でもある。


【スコープの扱い方】
コードを小さく丸め過ぎると、折れる恐れがある。φ12cm以下に丸めたらダメ。

『内視鏡システム290系』
【スコープの持ち方】
レジュメ参照。

【交差感染事故による損失】
患者減による収入減が最も多いが、その他にも裁判、和解金、新規感染対策費用にも追われるリスクがある。

(P8)
【洗浄の目的】
内視鏡はセミクリティカル(高水準消毒)
身体に害のある菌を殺すのが目的。滅菌とは違う。
「洗浄」=「消毒」ではない。

(P10)
【洗浄の重要性】
汚れに覆われた菌があると、その中の菌を完全に消毒、滅菌ができない。だから基本は洗浄。つば、胃液などを吸引しているので、内部も洗浄する。

ベッドサイド洗浄⇒漏水検査⇒本洗浄⇒洗浄消毒(器械洗浄)⇒管路内乾燥⇒保管

【セッティング(260系の場合)】
①重要なのは、常に電源が切れている状態で行うこと。(スコープを装着する時も外す時も)電源は2箇所あり、「CV」と「光源」。電源が入ったまま、着脱操作を行うと、スコープが壊れる原因になる。
②スコープをスコープハンガーに掛ける。しっかり安定しているか、確認をする。
③コネクター部を「光源」に差し込む。コネクター部の向きに注意する。
④電気系統のプラグをつなぐ。
⑤吸引チューブ(透明)をつなぐ。
⑥送水タンク(中に水が入っている透明タンク)をカートにセットする。そして、スコープにもつなぐ。
最下段にあるUCR(二酸化炭素を送る機械)に、チューブを送水タンクにつなぐ。これで、セッティングは完了。
⑦CVと光源の電源を入れる。


【セッティング(290系の場合)】
①重要なのは、常に電源が切れている状態で行うこと。(スコープを装着する時も外す時も)電源は2箇所あり、「CV」と「光源」。電源が入ったまま、着脱操作を行うと、スコープが壊れる原因になる。
②スコープをスコープハンガーに掛ける。しっかり安定しているか、確認をする。
コネクター部を「光源」に差し込む。コネクター部の向きに注意する。
(290系には、電気系統のプラグがない)
③吸引チューブ(透明)をつなぐ。
④送水タンク(中に水が入っている透明タンク)をカートにセットする。そして、スコープにもつなぐ。
最下段にあるUCR(二酸化炭素を送る機械)に、チューブを送水タンクにつなぐ。これで、セッティングは完了。
⑥CVと光源の電源を入れる。


【スコープの取り外し方】
①【重要】まず、CVと光源の電源を必ずOFFにする。
②CVからコネクター部を外す。
③防水キャップをつける。
④チューブを外す。
⑤送水タンクのチューブを外す。
⑥スコープをトランスから抜く。
⑦必ずベッドサイド洗浄をしてから、黄箱の中にスコープを回収する。コードの丸め方にも注意する。


『内視鏡の構造・洗浄消毒方法』(実技編 ベッドサイド洗浄~本洗浄)
万一、チューブに傷が見つかったら、すぐにN主任に報告する。
破損部から菌が侵入するので。

部品は青い洗浄液が入った容器に入れ、浸けておく。後でまとめ洗いする。

(P26)
260系は、最初に防水キャップを必ず付けてから。
最初にやったほうがいいところは、先端部。
先端部は特に、拭く(手洗い)方向に注意する。
逆方向にやってしまうと、糸くずやゴミが溜ってしまうので。
やり方は、軽く数回、同方向に繰り返し動かすだけでよい。

(P28~30)
他の洗浄作業に移る時、ブラッシング中は常に、先端部に防護カバーをつけることも忘れずに。
本洗浄は、酵素系洗浄液(青い液体)を使う。たんぱく質の汚れをすぐに落とすために使う。スコープに付着した唾液や胃液も洗い流す。
まずスコープに付いている赤ボタン、青ボタン、ゴム栓を全て外して、洗浄液をつけたガーゼで外側全体をよく拭く。

(P28 方向A、B)
それから、洗浄液をつけた小ブラシで、流水を入れながら洗う。ブラシを真っ直ぐに一方向に動かす。ブラシを先まで出したら、ブラシの汚れをよく洗って、ブラシを一気に抜く。そしてブラシをよく洗い、再びブラシを同様に入れ、またブラシを先端から出し、ブラシを流水で洗い、またブラシを入れる。これを繰り返して、ブラシに汚れが付かなくなるまで中をよく洗う。赤い孔のみやる。45°方向(方向A)と真っ直ぐ(方向B)の2方向を行う。

(P28 方向C)
次に、また赤の孔に、今度は大ブラシを半分の深さまで挿入し、1回転させて抜く。全部入れると、抜けなくなるので注意する。ブラシを抜いて、ブラシ付いた汚れを流水で落とす。そしてまた同様に繰り返し、ブラシが汚れなくなるまで繰り返す。
(青い孔には、ブラシを入れない。また、折れ曲がったブラシは絶対に使用しない。ブラシはスコープ1体限りに使用し、使い終わったらすぐ捨てる。)

(P28 方向D)
今度は大ブラシをゴム栓の孔に真っ直ぐに、完全に挿入して、1回転させる。ブラシを抜いてブラシに付いた汚れを洗い落として、また繰り返す。ブラシが汚れなくなってくるまで続ける。

小ブラシを使って、部品も洗浄する。

(赤)吸引ボタン
3箇所の穴にブラシを入れて、汚れを徹底除去する。ボタンの背側(赤い○印の中)、ピン側面の孔、ピン下部からの孔。溝となる、バネ部にもブラシを入れて、汚れを洗い流す。

(青)送気(空気)・送水(水)ボタン
ボタンの背側(青い○印の中)溝となる、バネ部にもブラシを入れて、汚れを洗い流す。

(ゴム栓)鉗子栓
両側(2箇所)の孔にブラシを通して、中までよく洗い流す。最後に、ゴム全体をもみ洗いする。

(白カード付きの青ボタン)AWチャンネル洗浄アダプター
青い洗浄液に浸けた後、水洗いしてから、洗浄機械へ。

ブラシの交換
ブラシは1回限りで捨てる。ブラシが途中で傷んできても、捨てる。(折れ曲がったものを使うと、スコープ内部を傷めてしまうのでNG)全てのスコープに、同じ型のブラシが使用出来る。上部用、下部用、鼻用スコープにも使用可。

ベッドサイド洗浄を省くことはできない。

【オリンパス製スコープ】
シリーズ240(旧型)
シリーズ260(旧型)
シリーズ290(最新型)

プッシュスプレーの効果について
「水が中に残っていると菌が増殖してしまうので、プッシュスプレーはやったほうがよい。洗ってすぐに吊るせば、水は落ちるが」
「トランスCV-290は、290シリーズだけでなく240シリーズ、260シリーズのスコープも使える。トランスCV-260は、240、260までしか使えない」
「Zは、ズームの意味。拡大することができる」
「『PCF』の「P」は「細い」の意」
「GIF-XP290N」の場合、「GIF」は「上部用スコープ」、「P」は「細い」、「X」は「とっても」、「N」は「ノーズ(鼻)」の意になっている。

最後の洗浄機械に入れる時は、洗浄機に入る大きさに丸めてから持ち、機械に入れる。


〔2017/01/19/19:17〕
■■様

平素より大変お世話になっております。
人事課のKです。

標記の件、昨日の件も含めて連絡が遅くなり申し訳ございません。
昨日のユニフォーム等の件については、看護部と私とでそれぞれの回答となり、内容に誤差が生じてしまい申し訳ございません。
今後については、混乱を防ぐため看護部を経由して回答をさせていただきます。
主に窓口となってくださるのは、看護部のT課長になるかと存じます。
宜しくお願い致します。

また、本日いただいたメールの内容についても、業務に関わることが多くあり現場のコミュニケーション等についても把握できていない状況でございます。
大変申し訳ございませんが、看護部経由のうえ連絡させていただきます。

なお、看護部へ空メールを送付いただき返信がない旨、承知いたしました。
念のためT課長へ■■さんのメールアドレスをお伝えしておきます。
宜しくお願い致します。




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学校法人 ジュンテンドウ
人事部人事課
K H
〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1
TEL:03-5802-1009
Mail:hkume@juntendo.ac.jp
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〔2017/01/19/22:51〕送信
件名;スコープのベッドサイド洗浄について

ジュンテンドウ医院
 看護部
 N主任へ



重要な案件です。

今日(1月19日〔木〕)の午前中のことです。
TAさんから、また怒られてしまいました。

「スコープに『AWチャンネル洗浄アダプター』が付いているか、
確認してから洗い場に持ってこい!
何度言ったらわかるのか!」

と言われました。

確かに以前から言われていることですので、もう何度もあることです。
覚えが悪いといえばそうなのですが、理由がわからなかったので、すぐ忘れてしまっていました。

しかし、今日の14時過ぎに、オリンパスの方からの講習を受けて、初めて理由がわかりました。
質疑応答のような形で、オリンパスのS氏と話した時のことです。

私;
「さっき、ベッドサイド洗浄は、絶対に省くことはできない洗浄工程だと言っていましたよね。
もし、それをしなかったら、どうなるのでしょうか?」

信太氏;
「レジュメP12のようになってしまい、故障する原因になります」

私;
「なるほど、洗浄室に運んでも、すぐに洗浄できるとは限らない。
そのタイムラグで、汚れが固まってきてしまい、それから本洗浄をしても落とせなくなるかもしれませんね。
ならば、ベッドサイド洗浄は、予防上、絶対に省くことはできませんね。
これを省いたら、後で幾ら本洗浄に力を入れても、汚れを落とせなくなるかもしれません。
検査後回収したスコープに、『AWチャンネル洗浄アダプター』を付いていなかったら、
このマニュアルの通りのベッドサイド洗浄はできないわけですから、やっていない証拠になりませんか?」

信太氏;
「(やっていない証拠に)なりますね」

私;
「私たちの仕事は、内視鏡があって成り立っている。
もし内視鏡が壊れたら、皆失業してしまうでしょう。
それは困る」

(修理費用が高額になれば、費用対効果の面で合わなくなり、病院は止めてもおかしくはない。
見て見ぬフリをするのではなくて、この問題を自分たちのこととして考える必要がある。
オリンパスもこうして、障害者職業教育にも力を入れているのは、オリンパスも病院と二人三脚で行うことによって、継続できうる事業だと認識しているからだと思う)

私;
「実は、今日も私は『AWチャンネル洗浄アダプター』が付いていないスコープを回収しています」

(TAさんに何度も言われているぐらいなので、これまでに割とあることはわかっていますが、まだ講習を受けていなかったので、重要性が全く理解できていませんでした。
今日も、たまたま付け間違えただけだったのではないかと。
でも、TAさんは非常に怒っていました。)

N主任にも、このことを話した時、「あり得ないことです」と言いつつも、
「もしも『AWチャンネル洗浄アダプター』が付いていなかったら、それは持ってこないで下さい」
と言っていました。
ですが、それで済む問題なのでしょうか?
それがそのまま放置されたら、もっと大変なことになるかもしれません。


というわけで、今日講習を受けた以上は、もう放置はできない問題だと思いました。
実態がどのようであるのかは、TAさんに聞けばわかると思います。
TAさんは手話を第一言語としているようですが、簡単な要約通訳程度ならば、私ができます。

それから、プッシュスプレーの使用効果についても、今日オリンパスさんに聞きました。
次のような回答でした。

「水が中に残っていると菌が増殖してしまうので、プッシュスプレーはやったほうがよい。
洗ってすぐに吊るせば、水は落ちるが」

以上


内視鏡室
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by bunbun6610 | 2017-01-19 21:00 | 就労後の聴覚障害者問題G