ブログトップ

蒼穹 -そうきゅう-

労働基準監督署のアドバイス

■社での就労後問題(日記から)

20■■年■月■■日(■)

労働基準監督署へ、会社の無期限自宅待機命令に
関する相談に行った。

以下の書式は会話形式ですが、要点だけを、
できるだけ詳しく書いたつもりです。

相談内容は、

(1)会社に、(書面や言動について)違法性は見当たらないか?

(2)今後、どうしていけばいよいか。考えられる良い方法を教えてほしい。

まず、事件のきっかけとなった、
会社からの通知書2通を監督署に開示した。

監督署;「心当たりは?」「入社してどのくらい?」「仕事内容は?」
「仕事中に、自殺未遂の話をしたのが理由?」
「クビになってはいないが、給料は払うと?」「■月■■日から自宅待機?」

「■月■日に渡された、ブログ記事一部削除要請の通知書の記述は事実なの?」
「会社名を出して書いたの?」「差別とは、どんなこと?」

私;「このファイルにあります」(会社が作成した添付文書を見せる)

監督署;「労働組合はあるのね」

私;「労働組合はありますが、そこは会社とグルです」

監督署;「あなたのブログだと知っている会社の人ならば、
(内容がこの会社に関する記述だと)わかるでしょう。」

「これ(自宅待機命令)は、処分です。それには根拠がいる。
この理由の『発言等…』は、ブログのことを言っている。
自殺云々は、きっかけの一つ。就業規則に服務規律が載っている。
これに基づいて、服務規律に反したら、処分するとなっている。
違反が果たしてあったかどうか、ということであるが、
まだ解雇になってはないない。
メチャクチャな理由で待機命令させると、6割の賃金で給与を
支払う責任がある(「休業手当」の義務)。」

「ところが、全額とある。退職と言ってはダメです。
気持ちがないのならば。
しかし、給与を払うという条件で、
会社に連絡するな、とある。
この命令に反すると、払わないとある。
これがいつまでなのかは、
自分から聞けないことになっている。」

「すぐに法違反とは言えないが、有効か無効かはある。
処分権の乱用に当たるか、という問題が。
裁判例だと、無給のケースでだが、1~2週間が限度。
払い続けるのは会社も負担しきれなくなるはず。」

私;(似たような形で退職した、ろう者Cさんのケースを話した)

監督署;「Cさんのことは別にして考えて。
あなたが今後、どうしたらいいかということの話だが、
どうしたいの?」

私;「今の会社で働き続けたいと言いましたし、
今もそれは変わっていません。
ただ、給与をもらうままの自宅待機を続けていれば
『働いてもいないのに給料をもらい続けるのも不本意なこと。
自分も非は確かにあるのに会社に申し訳ない』
という気持ちが出てくる。
そうすると、辞めざるをえないのかな、と思ってしまうようになる」

監督署;「手段は2つある。
一つは『給料を払わない』と言われるのを覚悟で『働きたい』
と言いに行く。
もし拒否されたら個別労働紛争解決(※)という方法に入る。

(※)→http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/

労使間で、法律違反以外の紛争に関わるものの場合、
労働局長が互いの話を聞き、助言等をする。
あっせん委員会による、金銭解決もある。
この制度は、法律違反以外のことに限る。
だから、会社がこれに従わないと言えば、
それ以上の効力はない。」

私;「以前に、東京労働局に行ったとき、聞きました。
半分くらいの会社はこの呼びかけに来ないし、法的効力はないと」

監督署;「労働組合がある会社なら大きい会社なので、
相手は話し合いの場に来ると思う。」

「もう一つの方法は、軟化するまで待つ。
呼び出しがあったら、働きたい旨を伝え、命令解除を求める。
ただ、いつまで待つのかわからないことになる。
何も払わない自宅待機になったら、法違反の可能性が生じてくる。
あなたには屈辱的かもしれないが、会社はブログの件を問題にしている。」

「働きたいと、会社に言いに行く。
それでも、処分を解除せず給与を払わなくなれば、
休業手当の問題が生じる。
処分の有効性と、使用者の責めに帰すべき、という点で。」

私;「休業手当は確かに、法律で定められていますね」

監督署;「その通り。休業手当支払い義務が必ず出てくる。
休業手当は、労働基準法第26条に該当すると、
払わなければならないことになる。
会社の責任で休んでいる、という状況にすることが必要。
ある期間がたって『働きたい』と言ったとき、
休業手当の話になる可能性は高い。
処分や解除の後、個別労働の解決を申し出る。
それでも会社が応じなければ、休業手当の問題が出る。
ここから会社の事情を聞き、休業手当支払いを言うことはあり得る。
断定はできないが。
最初から裁判でもいいが、その前に監督署に相談する方法も。」

私;「監督署は強制力がないと、前に聞いたので。
それに、会社も言うことを聞かない、と思う。
だから、時間の無駄になるだけだと思う。」

監督署;「ブログを削除した、今後もしない、
と言ったのに、自宅待機命令を続けるならば、
休業手当を払ってほしい、と言う。
監督署に取り立てる権限はないが、
法違反があれば、それは指摘できる。」

「あるいは、会社の命令は「違法」というより
「無効」という主張をする。
会社に復帰させてもらう、という判決になれば…。
これは、労働弁護団の弁護士さんに聞いて。」

私;「命令に
『理由の如何を問わず、当社、その他当社関連施設へ
立ち入ってはならない。』
とある。
どうすればいいのか?」

監督署;「覚悟はいるが、内容証明郵便で通知すれば。
あるいは、いきなり無効とする裁判を起こす方法もある。
この処分自体の取り消しを求める。あなたは職場復帰。
これも、弁護士に聞いて。」

私;「一つだけの理由では弱い。
2つをセットにしてならば、
裁判は争えるかも。
こちらからアプローチして処分の無効と、
休業手当支払い義務を主張する。
これを弁護士に聞いてみます。」

監督署;「勝てるかどうかは、ここでは言えませんが、
理由を2つ(違法解雇、休業手当)あげて裁判という方法もある。」
[PR]
by bunbun6610 | 2016-12-16 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1