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蒼穹 -そうきゅう-

コミュニケーションへの自信喪失

会社で、ろう者のAさんと私がエレベーターで
降りていたところに、
健聴者が両手で大きな荷物を持って
入ってきました。

ろう者はちょうど、ドア付近の押ボタンの前に
立っていたので、N.M.S.や非手指言語を
使って「何階へ行かれますか?」と、
健聴者に尋ねていました。

でも、健聴者は黙っていたようです。
(多分ですが、私も聞こえないので、
本当のところは、わからないです)

とりあえず、ろう者は地下1階のボタンを
押しておきました。
しかしその後、健聴者は1階のボタンを
自分で押しました。
ろう者は

「あれ?
荷物を持っていたから、
郵便の階に行くと思ったんだけどなぁ」

と手話で話しました。
そして手話でその健聴者に

「すいません。
私は耳が聞こえないので」

と手話で言って、謝っていました。
ろう者は、別に謝ることなんかないのに。
それに、謝ったところで多分、
この健聴者には何も通じていないかもしれない。

社会には、いろいろな障害者がいるのは
当たり前です。
いろいろなコミュニケーション方法が
あっても当たり前です。
その健聴者を責めるつもりはありませんが、
それでも、それをわかろうとしない健聴者
のほうが、問題だと思うのです。
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by bunbun6610 | 2016-11-25 19:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1