聴覚障害者が犯罪を犯す権利

『聴覚障害者が犯罪を犯す権利』
また誤解を招きそうな記事タイトルになって
しまっているが・・・・。
でも、私が今日、皆さんに話したいことは、
まさにコレなのだから仕方あるまい。

健聴者は言い回しが上手
(というより、私に言わせれば
「曖昧にしてしまうのが得意」)
だが、私はそういうのって、あまり得意じゃない。
真似していると、自分が何を言いたかったのか、
相手に何を求めていたのかが、
わからなくなってしまう。

本題の話に入るが、聴覚障害者だって犯罪を
犯す権利はある。
おかしな言い方かもしれない。
だが、テレビとかインターネットでよく、
障害者の聖人君子的イメージばかり話題に
なったりする。
8月のEテレ『バリバラ』で、故ステラ・ヤングさん
の『感動ポルノ』説が話題になったのも、
そのことに起因しているようだ。



『<NHK>「障害者を感動話に」方程式批判』
〔2016-08 -29 20:00〕




聴覚障害者に関しては、ボランティアや
社会福祉制度上の手話・要約筆記通訳
を利用した犯罪を犯す権利だってあるべき、
という極論まで、昔聞いたことがあった。
でもそれは、人間なら誰にだって犯罪を犯す、
犯してしまう可能性はあるのだから、
聴覚障害者だって当然、例外ではないはずだ。
特に近年のことで有名になったのは、
佐村河内氏事件だと思う。

『佐村河内氏問題
 - 手話通訳を悪用した犯罪の可能性』
〔2014-03 -18 21:26〕



しかし、手話通訳制度があることも知らなかった、
ろう者の犯罪事件もあった。
福岡で起きた窃盗事件である。


『障害年金制度と障害者支援制度を
見直しする必要性』
〔2013-10-21 18:30〕



あるいは、ろう者集団のギャングがいる、
という情報も聞いたことがある。
別に通訳などいなくても、犯罪は出来るのだ。
いや、やりたい放題にやるには、通訳も邪魔に
なるだけなのだろう。
犯罪こそ差別のない、自由な世界なのかもしれない。
と思うのは逸脱した想像だが、少なくとも、
その道を進むことに、障害のあるなしは関係ない。
やりたいことをやればいいわけだ。

無論、捕まった場合には、それなりの社会からの
制裁を受けなければならない。
警察官は障害者を捕まえた時、多少なりとも
温情的釈放をしてくれることもある。
しかし、福岡の裁判所判決では、検察側寄りとなり、
一般人と同等の裁きとあまり変わらないものと
なったようだ。
私も、それは間違っているとは思わない。

ただ一つ、注文をつけたいのは、

「社会はそれで終わりにするつもりなのか。
彼だけを責めて、社会には反省点を厳しく
指摘しないのはおかしいのではないか」

という点だ。
勿論、裁判所がその役目をする、というのは無理だ。
私は、受刑している聴覚障害者の無念を、
絶対に無駄にしたくはない。
傍観者にはなれない。

犯罪のない社会にしたいのなら、
差別のない社会にしなくてはならない。
それなのに最近、職場の上司には

「差別があるのは、どこでも当たり前。
どこの国にも、女性にもあるよ」

と言われ、ものすごく腹が立った。
今、世界中で貧しい国、そして豊かな国までも
テロの温床になるのは、やはり差別が原因なのだ。
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by bunbun6610 | 2016-11-15 23:00 | 聴覚障害
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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