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蒼穹 -そうきゅう-

『定年まで働ける…、ことはない』

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/37220582.html


炎のジョブコーチ
『定年まで働ける…、ことはない』
〔2016/6/8(水) 午後 10:58〕

就労の希望でよくうかがう、「安定している会社で…」、
「定年まで働きたい…」、というお話ですが。
実現は、かなり難しいと思います。
このことをお伝えすると、がっかりされる方がとても
多いのですが。
ご家族の方で、がっかりされる方もいるかもしれません。

障害者雇用枠は一般社員よりは守られてるかも
しれませんが、働き方の変化やグローバル化という
大きな雇用の流れには逆らうことはできません。
むしろ、「安定」「定年まで」は前提としないほうが
よいかと思います。
厳しい時代の到来・・・との見方もありますが、
これから労働人口減少で、求人はかなりの長い期間は
売り手市場になると思います。
そして雇用の流動化が進むといわれています。
むしろ、転職やキャリアチェンジに耐えうる自分づくりや、
「仕事」と自分の新しい関係が大切です。
これには従来のアセスメントでなく、ナラティブや
キャリアカウンセリングの要素が必要になってくる
ように思います。
それにともない支援のスタイルも変化していくものと
思います。

これまで時代の変化は徐々にやってきました。
人が少しずつ適応していける変化だったように
思います。
現在の変化は目に見えるくらい早いスピードです。
3年後はもう想像できませんが、否応なく私たちは
この時代を生き抜いていくことになります。

今年も面接会の時期がやってきました。




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>「就労の希望でよくうかがう、「安定している会社で…」、
「定年まで働きたい…」、というお話ですが。
実現は、かなり難しいと思います。」


そうでしょうか?
確かに、まともな会社なら厳しいところも
出てきていると思います。
でも、みんなまともなわけではありません。

例えば、障害者でもコネ入社が出来る会社が
あるようです。
例えばパチンコ店です。

私の職場にも実際にいます。
コネ入社かと思われる障害者は、そんなには重く
ないと思われる知的障害なのですが、
仕事はなぜか出来ません。
もっと重い知的障害者を電車の中で見たことが
ありますが、それは親が付き添っていて、
それでもおかしなことをする知的障害者でした。

そういう障害者に比べ、職場にいる知的障害者は
自分で通勤ができるし、時間のルールも一応は
守れます。
単純な仕事も出来ます。
パソコンも、自分でマウス操作をして、
見たい情報を見ることが出来ます。
ただ、複雑化した仕事や、協働作業は苦手です。
苦手というよりは、嫌いだからやらなくなる、
という感じです。
だから、誰かと一緒に働くことは難しいとされて
います。

好き嫌いが激しく、汚れる仕事や体力を使う
仕事も嫌います。
だからやらせてもやらない、成果が出せない。
無理にやらせると、トラブルが起こる、という
わけです。
だからいつも一人で仕事をし、マイペースで、
そして本人が出来ても出来なくても、誰もそれに
ついては何も言わないことにしています。
あくまでも本人の自由です。
どんな仕事であっても、本人に完璧を求めない。
そういう自由な環境で長い間居たためなのか、
ずっとそのままでいます。
日々の成長がありません。
私が若い時に経験したような、切磋琢磨がない
のです。

そして、毎日7時間半にも及ぶ、その人にとっては
長過ぎる単純労働が終わるとなぜか、すぐには
帰らず、職場にボーッと立ったままでいます。
まるで、何かの抜け殻のようです。
魂が抜けてしまっている、それでもまだ動く肉体が
そこに立っているかのようです。
仕事内容はラクであっても、白髪が多くなった
その姿に、精神的なストレスが溜まっていることが
わかる。
周囲の健常者は皆、そんな知的障害者のことは
放って置くことにしています。
まるで透明人間のような存在です。
それでも、その人は本当に“一緒に働く仲間”なの
でしょうか?
それでも、その人は幸せなのでしょうか?

こんな人が民間企業に就職できたのは、コネが
あるからとしか、思えません。
コネでも民間企業に入れて、高い給料がもらえ、
しかも一生働かせてもらえるのだから、
親としては「この上ない幸せ」と思うかもしれません。
しかし、本人は本当に、それで幸せなのでしょうか?

その人の姿を見る度に、私は考え込んでしまうのです。





〔参考情報1〕

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/37228887.html


炎のジョブコーチ
『工賃の高い作業所を見学して』
〔2016/6/14(火) 午後 11:58〕

先日、さる工賃の高い作業所を見学して思った
ことです。
高い工賃の作業所は得てして、企業就労が
可能な人がエースとして活躍していたり、
職員さんやパートさんが稼ぎ出していたりが
あったりするのですが、見学したB型作業所は
ちょっと違っていました。

施設にお邪魔してわかる、部材、倉庫の整理
整頓、見える化された表示、お金をかけない
治具工具、いたるところにある工夫(こちらも
あるもでお金をかけない)、そして職員の方の
きびきびした動き、利用する方の真剣な表情
(自信)。
この条件で、ミス・ムダ・ムラのない付加価値の
高い仕事が受注されているようです。
決して最新の機器など見栄えのするものが
あるわけでもなく、見学コースでもないのに、
とても美しい職場です。

高年齢の障害のある方や重度の方の利用が
多いなかで、環境で出来ることはとことんやる!
というのが施設長のお考えらしい。
おかげで、審査の厳しい大手企業の下請け
作業の受注にこぎつけ、高い工賃の源泉と
なっているとのことです。

感想は、環境、そして環境を作り出す「人」なん
ですね。
福祉的な就労の方向が見えたような気がします。



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>「高い工賃の作業所は得てして、
企業就労が可能な人がエースとして
活躍していたり、・・・・」

決して、自惚れて言うわけではない。
私の職場では、障害者のエース格が
私なのだろう。
しかし、

『哀れみはいらない―全米障害者運動の軌跡』
(著者: ジョセフ・P. シャピロ /現代書館)
http://bunbun6610.exblog.jp/14402855/

や、

『障害者の経済学』(中島隆信/著)
http://bunbun6610.exblog.jp/12577080/

では、一人のスーパー障害者よりも、
障害者一人一人が社会参加や就労することの
重要性、社会での有益性を説いている。

本当は、障害者一人一人が輝ける職場こそ、
社会に必要なんだ、と思う。
今の福祉社会は安倍政権に騙されて作り
出された、フェイク(偽物)にすぎない。






〔参考情報2〕

炎のジョブコーチ
『合理的配慮・合意形成は日頃から』
〔2016-02-05 22:11〕

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by bunbun6610 | 2016-06-18 23:30 | 就労後の聴覚障害者問題F