「雲の上の人」=「故人」? 聴覚障害者の言語学習障害

「雲の上の人」って、
どういう意味だと覚えたのだろうか?




Webiro 類語辞書
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E9%9B%B2%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%81%AE%E4%BA%BA

『雲の上の人』
〔意義素〕
自分よりレベルが遥かに上の人を指す表現


〔類語〕
別世界の住人 ・ 別世界の人 ・ 別次元の人 ・
雲の上の人 ・ 別格の存在 ・ 殿上人 ・
別格 ・ 神のような人 ・ 神のような存在 ・
神様のような人 ・ 神様のような存在 ・
雲の上の存在 ・ 住む世界が違う人






YAHOO!知恵袋
『雲の上の人とは』
〔2009/5/1721:03:32〕
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1026286975




健聴者は多分皆、学校等で習うよりも先に、
耳で聞いて覚えているのだと思う。
言葉の読み方や、使い方は、
そうやって覚えたほうが早い。

私も多少は、言葉を耳で聞いたことはあったが、
意味までは正確には覚えていなかった。
なぜかというと、聴覚障害ゆえに、
音声情報に制限があるだろうし、
そもそも面倒くさい話までは全部聞き取れず、
それで自己解釈してしまいやすかったため
だろう。
よく「言う事を聞いていない子」と思われて
いたそうだったが、それは聴覚障害が原因
だった。

最初は

「雲の上にいる人だから、きっと『この世の人
でない人』」

だと思っていた。
つまり、故人のことだ。
だって「雲の上」って、天のことではないか。
それを頭の中で想像したら、そこにいる人って
言ったら、「天国にいる人」になるのではないか。
教えられるまでもない、簡単なことだ、と思って
いた。
頭の中で絵画にしてみたら、間違いなくそうなる。

ところが健聴者の言語文化とはおかしなもので、
これは今も生きている人を指して使う言葉だと、
後から知った。
例えば、巨人軍の終身名誉監督・長嶋茂雄氏も、
憧れの巨人軍に入団した選手から「雲の上の人」
のように思われていたそうだ。
それは意味がイラストになっていたので、
聴覚障害者にも分かりやすい説明だった。
そんなスポーツ新聞の記事を読んで、

「そういう意味だったのか」

とようやく理解した。

以上、子どもの頃から聴覚障害があると、
こんな学習障害も起こる、という実例話である。
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by bunbun6610 | 2016-05-11 07:58 | 難聴の記憶
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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