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蒼穹 -そうきゅう-

当ブログで聴覚障害者問題を研究されている方へ

『当ブログで聴覚障害者問題を研究されている方へ』


当ブログの『就労後の聴覚障害者問題』に
書かれている内容は、事実を書いたものです。
被害者、加害者とも実在していますし、
会社の名前も推測可能です。
今まだ、その会社で働いている人もいます。

そのため、噂が広まると問題なので、
多くの記事は「常時公開」のままにしておくことは
できません。
それでも私がなぜ、こういった情報を漏らしているか、
話したいと思います。

やはり、こういう問題が、世の中にほとんど知られて
いないと考えています。
たとえ知っていたとしても、問題解決に取り組む人は
わずかしかいないと思います。
社会的にほとんど無関心で、放置されたままだと
言えると思います。

働く聴覚障害者の周囲に、関心を持つ人、
理解する人が、一人でもいればいいのですが、
いないことのほうが多いと思います。
特に、障害者の「一店舗一人雇用」を積極的に
推進している職場ほど、そうではないでしょうか?

そのため、本人が問題を一人で抱え込んで悩み、
挙句の果ては辞めてしまう、というパターン、
あるいはうつ病になったり、精神的な変調をきたす
ケースは多いと思います。
本人はほとんど能力発揮できていない、
と感じました。
これは、単に本人のメンタルが弱いこととは違う、
と思います。
社会的にも大きな損失ではないでしょうか。


少数の研究者が

「聴覚障害者への理解がないために、トラブルを
起こしてしまい、聴覚障害者が辞めてしまうケース
がある」

などという論文を出す例も見られます。
しかし、その内容には、具体性に欠けているように
思います。
例えば

「コミュニケーション方法を取り違えるという、
初歩的かつ、聴覚障害者にとっては致命的なミスが
原因で、聴覚障害者には不得手なコミュニケーション
方法を強いられてしまう。
それで問題がだんだん大きくなっていく」

と言いたいような内容があります。
確かに、それはその通りです。

では、それはどんな具体例があるのかというと、
その記述に関してはほとんど見たことがない。
聴覚障害者には「多分、アレのことだろう」と、
すぐに分かることなのですが、それが健聴者にも
分かる内容になっているでしょうか?
そこが疑問です。

例えば、ろう者問題なら

「手話通訳者が付いたといっても、その手話通訳は
日本語対応手話通訳に偏りがちな手話のため、
意味がよくわかりにくい」

といった指摘が、聞かれています。

日本語の達人であるはずの難聴者や中途失聴者
でも

「筆談してくれるといっても、それは内容が非常に
乏しかったり、読んでも一部しかわからない」

といった不満があることは、私の経験でも非常に
多くあります。

あるいは、問題が大きくなった時だけ、その時だけ、
ようやくまともに対応する、という悪い癖が、
健聴者にはかなりあります。
普段こそ大事だというのに、それを怠ってしまって
いるのです。

かなりのいい加減さが、無数にある、と思わざるを
えないでしょう。

そうしたことまで具体的に指摘すれば、必ず非難を
受けると思います。
実際、筆者は何人もの健聴者や聴覚障害者とも、
絶縁になっています。
こういった記事を書いて、ブログに公表してきたこと
が原因でしょう。

こういうブロガーからは、人は確実に離れてゆくもの
です。
しかし、それでもこの問題と正面から向き合うように
ならなければ、真の解決には結びつかないのだと、
私は思い知らされました。
膿を完全に出し切らないと、病気を完治させることは
できないのです。

同じ聴覚障害者から

「もう、そこまでにしないと、もっとひどい差別に遭うぞ」

と警告されたこともあります。
でも、止めても何も変わらないと思います。
というよりも、きっと逆戻りしてしまうでしょう。

よく考えてみると、聴覚障害者の就労後問題も結局は、
近年になって言われるようになってきた「パワハラ」
「セクハラ」問題と共通点があり、同様の背景がある
ことがわかります。
決して、聴覚障害者問題だけ、特別視されるべきでは
なかったのです。
例えば、セクハラに関しては

「男性が女性側の心理を理解していないために、
誤解していたり、無意識的行為に及んでしまっている」

ということもありますが、このようなことは、聴覚障害者
への間接差別でも、同様に考えられる事例はあります。
それを解決していく上で、コミュニケーションは非常に
大切だと言えます。
ただ、どんなコミュニケーションができるかで、差も出て
きてしまうので、そこは注意が必要です。
そういう意味では、先ほどのろう者の手話通訳の問題
や、難聴者・中途失聴者に対して普段行っている筆談
の問題も、よく出てくるのではないでしょうか。
しかし、それらを一つ一つ解決してゆけば、「理解の道」
は開けてくると思います。
今まではまだ、その「理解の道」へと進んでいなかった
のだと思います。
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by bunbun6610 | 2016-03-18 21:28 | 就労後の聴覚障害者問題B