「鮮度が落ちるから入れ替え」ベローチェ雇い止め訴訟が和解…元バイト女性に解決金




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-00004297-bengocom-soci


「鮮度が落ちるから入れ替え」
ベローチェ雇い止め訴訟が和解
…元バイト女性に解決金


弁護士ドットコム 2月16日(火)15時52分配信

喫茶店チェーン「カフェ・ベローチェ」千葉店で長期間、
アルバイトとして働いていた30代女性が、雇い止め
されたのは不当だとして、運営会社「シャノアール」
(東京都)に雇い止め撤回と慰謝料などを求めていた
訴訟は2月16日、東京高裁で和解が成立した。

和解成立後の16日午後、東京・霞ヶ関の厚生労働省
記者クラブで、元アルバイトの女性と代理人弁護士ら
による記者会見が開かれた。
代理人弁護士らは、和解内容について、女性が2013
年6月付けで合意退職したことを相互に確認する一方、
会社が女性に解決金を支払うものと説明した。
解決金の金額は明らかにしなかった。


●「尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだった」

女性は2003年から勤務。一時離職した後、2008年
7月からふたたび千葉店でアルバイトとして勤務して
いた。
3ヶ月ごとの更新を繰り返していたところ、2012年3月、
運営会社から突然、契約更新に上限を設けるという
通達を受けた。
女性は労働組合・首都圏青年ユニオンに加入し
「働き続けたい」と主張を続けたが、連続勤務が4年
11カ月となった2013年6月、雇い止めになった。

女性は2013年7月、雇い止めの撤回を求めて提訴。
雇い止めになる前、運営会社と組合の交渉の場で、
人事部長に

「従業員は定期的に入れ替わって若返ったほうがいい」、

「うちの会社ではこれを『鮮度』と呼んでいる」

などと言われ、人格を傷つけられたとして、200万円
の慰謝料もあわせて請求した。

しかし、一審の東京地裁は2015年7月、雇い止めは
有効であるなどとして、女性の請求をいずれも退け、
女性が控訴していた。

この日の会見で、女性の代理人の三浦佑哉弁護士は、

「弁護団としては、解決金を支払うということは当然、
会社側が雇い止めや鮮度発言への責任を認めた
のだと解釈している。
勝利和解と言っていい内容ではないかと考えている」

と述べた。

また、女性は記者会見で次のようにコメントした。

「『鮮度発言』をした会社に、裁判所がなぜ『おかしい』
と言ってくれないのか疑問に思って控訴した。
私の尊厳が回復されないまま諦めるのはいやだった
ので、楽ではなかったが頑張れた。
私としては勝利に近い和解だったと思っている」。

運営会社「シャノアール」は、弁護士ドットコムニュース
の取材に対し、

「円満に和解させていただいた。
和解内容については双方とも公言しないことになって
いるので、コメントは差し控えたい」

と述べた。

弁護士ドットコムニュース編集部



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https://www.bengo4.com/roudou/1103/n_3484/


「鮮度が落ちる」
と雇い止めされた
「カフェ女性店員」
不当と提訴するも認められず


弁護士ドットコム
2015年07月31日 19時42分

全国展開する喫茶店チェーン「カフェ・ベローチェ」の
千葉県の店舗で4年11カ月の間、アルバイトとして
働いてきた30代の女性が「雇い止め」を受けたのは
不当だとして、店舗の運営会社に雇い止めの撤回と
慰謝料を求めていた裁判で、東京地裁は7月31日、
請求を棄却する判決を下した。

判決後、東京・霞ヶ関の厚生労働省記者クラブで
開かれた記者会見で、女性は

「若くないからもういらない、という発言はひどいと
(裁判所が)言ってくれると思っていた。
今回の判決で、アルバイトは何の権利もなくて、
人間としても保護する意味がないんだということを
突きつけられた」

と涙ながらに語った。


●「正社員との同一性」を否定

女性は、2008年7月から2013年6月まで、
千葉市の店舗でアルバイトとして勤務していた。
アルバイトの契約更新に制限はなく、3カ月ごと
の更新を19回繰り返していたが、2012年3月、
同社から突然、契約更新の回数を上限15回と
して、通算4年の勤務で契約を満了するという
通達を受けた。

通達に納得できなかった女性は労働組合・首都
圏青年ユニオンに加入し、

「なぜ辞めなければならないのか」

「ここで働き続けたい」

と同社に主張し続けたが、納得できる理由が
示されないまま、2013年6月に雇い止めに
なった。

弁護団は、女性が「時間帯責任者」として正社員
の店長と同様の業務を行う中核的な役割を担って
きたことなどをあげ、

「正社員の解雇と同一視すべきだ」

と主張してきた。
しかし、東京地裁の吉田光寿裁判官は、女性が
店長の指揮命令下で「時間帯責任者」としての
職責を長期間果たしてきた事実を認めたものの、
正社員との同一性までは認めなかった。


●人事部長の「人格を傷つける意図」を認めず

また女性は、雇い止めとなる前の2013年1月、
同社と組合の交渉の場で、人事部長に

「従業員は定期的に入れ替わって若返ったほうが
いい」

「うちの会社ではこれを『鮮度』と呼んでいる」

などと言われ、人格を傷つけられたとして、200万円
の慰謝料を請求していた。

しかし東京地裁は、人事部長が「鮮度」に関する
発言をしたことは認定しつつ、

「原告の人格を傷つける意図があったことを
認めるに足りる証拠がない」

として、不法行為責任を否定し、慰謝料請求を
認めなかった。

代理人の笹山尚人弁護士は

「極めて不当な、多数の誤りを含む判決だ」

と厳しく批判し、

「控訴して、戦っていきたい」

と話した。

女性は

「裁判所は、正しいことを企業に対して言ってくれる
と思っていたが、そうではないと分かって、すごく
落胆している。
『鮮度が落ちた』という言葉には、納得いかない。
言ったことは認めているのに、それが悪いと認めない
のはおかしいと思っているので、できるだけのことを
やりたい」

と語った。

(弁護士ドットコムニュース)



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by bunbun6610 | 2016-02-16 21:02 | 人権、差別
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