職場の問題事例をコンプライアンス部に告発(1)



会社が聴覚障害者の労働問題を放置する
ならば、企業リスク管理上からも問題が発生
してしまうことは、以前にも述べています。

聴覚障害を理由に、ミスの原因を聴覚障害者
だけに転嫁したり、職域を狭めてしまうことも、
差別です。

以下は『職場の人に筆談させる方法』として、
私の企業リスク告発の実例です。
リスクを放置すれば、問題が起こった場合、
それは当然に企業責任となります。

勿論それだけでなく、これは聴覚障害者が
受けている職域差別の原因にもなって
います。

私は、これを本社のコンプライアンス部に
報告し、“筆談のない職場”の改善を訴えた
わけです。

勿論、その後は幾らか改善の兆しを見せた
ことは、言うまでもありません。
一筋縄にはいきませんが、
諦めずに言うしかありません。

これは、私の日記からの引用です。
当ブログの『聴覚障害』に関する投稿文は
日付順に紹介してはいませんが、
すべて、私が書いている日記や、
過去の記憶を元にして書いています。

なお、これは私がまだ、会社で補聴器を装用して、
一生懸命に聴き取ろうとしていた頃の記述です。
今は会社では補聴器を装用していませんが、
その理由は後に述べたいと思います。


☆20□□年△△月××日(◎)
以前から、悩むことがあった。
感音性難聴障害について、理解してくれないことだ。
Mさんという女性の声が高く、
喋り方も速くて聞き取れない。
それで「わかりません。書いて下さい」と頼んだが、
書いてくれない。
ずっと喋ることを繰り返すばかりだった。
これは問題だ。

もう一人、困った人が居る。
Nさんという女性だ。
この人の声の場合は、わりと聞き取れるのだが、
それでも完全というわけにはいかない。
聞き間違いか、聞き漏らし(どっちなのかは、
中途半端な聴こえの耳しか持っていない自分
には、わからない)が原因で指示通りに仕事が
できないと、その仕事を取り上げられてしまう。

そして、またひたすら数を数えるだけの
単純な仕事だけをやらされる。
しかも一日中、その仕事ばかり、
私だけがやらされている。

Nさんは困っていて仕方なく、
自分で取り仕切っているつもりなのかも
しれない。
あるいは、親切にも、聴こえない人には
難しい仕事を、自分がやってやっている
“つもり”なのかもしれない。
しかし、こちらの立場から言わせてもらうと、
これは差別であり、人権侵害ではないかと
思う。

問題は、健聴者のほうに、聴覚障害者との
コミュニケーションの取り方ができていない
ことにある。

会社がどうしても、ジョブブコーチ派遣を
受け入れないならば、コミュニケーション方法
がきちんとできるよう、周知徹底すべきである。
にもかかわらず、現場責任者のOさん、
それにYさんも、皆放置したままにしている。

自分の立場から思うには、これでは仕事を
覚えられず、ただの“奴隷”に等しいと感じる。
あれだけおしゃべりばかりしていて、
仕事をしない人たちが残業を認められていて、
障害者には残業をさせないということも、
差別的状況の説明になりうる、と思う。
これは、健常者と障害者との収入格差にも
つながっている。
それに、まるで

聴覚障害者=知的障害者=知的労働不能者

のように思われているみたいだ。
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by bunbun6610 | 2016-02-16 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610