『コトバの聞こえのしくみ』(京都大学医学部附属病院)


http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~ent/Topics/ci/ci1.html



京都大学医学部附属病院 / 京都大学大学院医学研究科
耳鼻咽喉科・頭頸部外科

『I. コトバの聞こえのしくみ』
〔最終更新: 2014年10月10日 11:35〕


「何十年という長い間、高度難聴で耳がきこえなくても、
人工内耳で音が入れば、ちゃんと脳が働いて、
耳がよく聞こえていた昔のようにコトバがわかるので
しょうか。
補聴器でうまく聞こえないときに比べて、人工内耳で
コトバがわかりやすくなったという時、それを脳の働き
として客観的に裏付けることができるのでしょうか。
先天性高度難聴の子どもが人工内耳でコトバを獲得
することができるのでしょうか。
ポジトロン断層法という現在の脳科学の先端的な方法
によっ て、これらの疑問にある程度の回答が得られて
きています。

聞こえとコトバについて詳しく知ろうとすると、どうしても
脳の働きについても考えざるを得ない状 況になって
きているのです。」



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わざわざ耳に音を人工的に入れなくても、
言葉の理解は

「例え不完全な聞こえ方であっても、ある程度までなら、
音の記憶で推測可能だし、それで脳内で正しい音を
イメージ化させることは出来る」

と思うが。
それが、脳の素晴らしい働きだと思うのだが。
また、音の記憶は視覚情報からでも、当然蘇らせる
ことが可能だ。
それが、音の記憶を持つ聴覚障害者の“潜在能力”だ。


詳細は

『『「耳の不調」が脳までダメにする』(中川雅文/著)』
〔2014-07-29 18:30〕

参照。


人間が何かの行動を起こす時に最も大事なのは、
このイメージ力であり、それは脳の働きがなす業
なのだろう。


私は「盲目のピアニスト」に驚嘆するが、
聞こえないのにしゃべれる人がいることに驚く
健聴者がいることも、それと似ていないだろうか。

脳に学習させれば、見えなくてもあそこまで弾ける。
言葉をしゃべる能力もおそらくは同じで、
音声言語を学習できたかどうかが大事だと思う。

ベートーベンが数々の名曲を生み出したのは
全聾になってからだと言われている。
その彼は、全聾になっても、おそらく言葉を、
ほぼ流暢に話せたはずだ。
そうでなかったら、“天才”と言わしめたほどの楽曲
を、全聾になってから生み出せるはずがなかった
と思う。
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by bunbun6610 | 2015-07-07 19:00 | 聴覚障害
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