聴覚障害者だけ、知らされない情報がたくさんあるということ



朝礼のとき、コンプライアンス冊子の
読み上げをやりました。

その後に回覧板が回ってきて、
さらにもう一度コンプライアンスの
復習をやる、という知らせがきました。

「冊子の方はどうなるのか?」

と周りの人に聞いてみたら、

「それは今日で終わりです」

と言われ、そのことを初めて知りました。

やはり、健聴者(このときも、Yさん)は
音声でしか情報を伝えていないことが
多過ぎるため、聴覚障害のある自分だけ、
知らずにいることがあまりにたくさんあるのだ、
と気がつきました。

健聴者にとって聴覚障害者とは、
『透明人間』のような存在なのだと思います。

そこに「いてもいなくてもよい」か、
「いないかのような」存在なのだと思います。

昼間には人事部のメンバーが全員会議を
しているのを見かけましたが、
一人だけのろう者はそこに居ず、
自分のパソコンの前で、
やる気なさそうにボーッとしていました。

人づてに聞いたのですが、彼はこの会社を
辞めるという。
これで、また一人のろう者が辞めていくのか。

別の「辞めたい」と言っていたろう者は、

「給料を上げるから辞めないで」

と引き止められ、辞めないことにした、という。

「引き止められた理由がわからない」

と彼は話していました。
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by bunbun6610 | 2015-06-29 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610