蒼穹 -そうきゅう- bunbun6610.exblog.jp

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

聴覚障害者が読み取れないコミュニケーション

2015年6月24日(水)

遅番の出勤前に、いつも何か食べている
人がいる。

Yさんという女性なのだが、Yさんは
前からオニギリを食べながら、私に話しかける
癖がある。

勿論、私が聴覚障害者だということは
知っている。
私が自分でつくった名札にも、「聴覚障害者」
であることを明記している。

それにもかかわらず、Yさんはよく、
オニギリを食べながら話しかけてくる。

私にしてみれば、口型が読みにくくなるばかり
ではなく、補聴器でも聞き取りづらくなる。
音声でも、ここまで崩れた言葉になると、
私の得意とする推測力でもってしても、
言葉を読み取るのが難しくなってしまう。
しかし、それでも健聴者は、言葉がわかるの
だろうか。

「健聴者の耳はやっぱり、すごいなぁ」

と感心してしまう。

しかし、反対に自分はやっぱり、劣等感を
感じてしまう。
そして、こんな障害者に生まれてきたことを
後悔する。

「聴覚障害者に向かって食べながら話すのは、
なるべくやめてほしい」

ものだと思う聴覚障害者は、私だけだろうか。





〔参考記事〕

『口話で聴覚障害者に伝える時の注意点』
〔2014-08-05 18:30〕

[PR]
by bunbun6610 | 2015-06-24 23:41 | コミュニケーション能力